●九州・福岡発のゲーム開発における可能性を探る!
レベルファイブやサイバーコネクトツー、ガンバリオンなど、九州・福岡の
ゲームメーカー9社により、2004年に設立されたGFF(GAME FACTORY'S
FRIENDSHIP/GATE FOR FUTURE)。2005年には九州大学と連携協定を
締結し、ゲーム産業振興を中心とした人材育成や各種共同事業の展開を
目指すなど、これまでにも九州・福岡のゲーム産業のさらなる発展を目指して、
さまざまな活動を行ってきたが、この度2007年2月26日から3月4日までの
1週間、"ふくおかゲームものづくりの現場"をテーマに、福岡市内にてGFF
Game for Future 2007と題するイベントが実施されることになった。
2007年2月9に福岡市内にて開催された記者発表会には、GFF会長である
日野晃博氏(レベルファイブ 代表取締役社長)や、GFF副会長の松山洋氏
(サイバーコネクトツー 代表取締役社長)、おなじくGFF副会長の山倉千賀子氏
(ガンバリオン 代表取締役)などが出席。GFF Game for Future 2007に
対する抱負を述べた。
「GFF Game for Future 2007は、製品のプロモーションを目的としたもの
ではなく、我々ゲームの開発メーカーが、"ゲームものづくり"の楽しさを
知ってもらうために開催するイベントです。そのため、ゲーム制作のプロセス
を紹介するといった趣向の出展も考えています。このイベントを通して、
新たなクリエーターが生まれてほしいと思っています。九州・福岡は人も
いいし、食べ物もおいしいし、ものづくりに適した街です。いま福岡には
たくさんのゲームメーカーが集まっていて、福岡をゲームのハリウッドに
していきたい、という思いがあります。今回のイベントは、そのための一歩
として企画したのですが、ぜひとも私たちの壮大な夢に付き合ってほしい
と思っています」(日野)
と、日野氏の意気込みも高いGFF Game for Future 2007。1週間に渡って
行われるイベントでは、ゲーム開発のプロセスを紹介してくれる展示イベントや
ゲームソフトの体験ができるコーナーなどが設置される。そして目玉となる
のが、3月4日に行われる"福岡ゲームクリエイターズ・サミット"。堀井雄二氏や
小島秀夫氏、桜井政博氏、名越稔洋氏、上田文人氏など現在のゲームシーンを
代表するそうそうたる開発者が参加して、未来のゲームものづくりに関する
トークセッションを行う予定だ。まさに「これだけのメンバーが揃うのは、
世界的に見ても前例がないこと。いまゲーム業界でいちばんホットな
クリエーターが揃ってくれました」(松山)という豪華さだ。GFF Game for
Future 2007への参加は基本無料だが、トークセッションのみ事前申し込みが
必要なので、ご注意を。
レベルファイブの日野氏をはじめとする、福岡のゲームメーカーの熱意が
結実したかのような豪華なイベント。ゲームファンならば、イベントに足を
運んでみる価値アリ!
ファミ通.com
http://www.famitsu.com/game/news/2007/02/08/103,1170938137,66874,0,0.html GFF
http://gff.jp/