MMD研究所(モバイルマーケティングデータ研究所)は、「携帯ゲームに
関する利用動向調査」と題した調査結果を発表した。
これは2007年1月19日(金)〜1月22日(月)の間に「00HPメイカー」「PREMA」
「ファンつく」といった携帯電話関連のサイトで行われたアンケートの結果を
集計したもの。
携帯ゲームの利用頻度に関して、1日1回以上利用するユーザーが約30%を
占め、利用時間は10分〜30分が40%となっている。どこで利用するかという
設問(複数回答可)では家にいる時が72.8%とトップ。次いで電車の中、待ち
合わせしている時、学校や仕事の休憩のといった解答が続く。ここから「携帯
ゲームはちょっとした空き時間に軽く楽しむ」というスタイルが多いことが分かる。
どういったゲームを遊ぶかという設問(複数回答可)では、キャリア公式の
無料ゲームが45%でトップ。ほぼ同率の42%でキャリア公式の有料ゲーム、
非公式サイトの無料ゲームが続く。非公式サイトの有料ゲームはわずか9%
となり、基本的にキャリア公式サイトからの情報提供がメインとなっている
模様。
退会までの利用期間で最も多かったのは2ヶ月以上で、全体の約40%。
今後充実して欲しいジャンルとしてはパズルゲーム、RPG、シミュレーション
ゲームなどが多くあがった。一つのゲームを気に入ると長い期間遊び続け、
反射神経は重視しないというユーザーが多い様だ。
このアンケート結果のみを見ると、キャリア公式サイトからの情報を受け、
じっくり型のゲームを1日10〜30分程度のゲームを長い期間遊び続ける……
というスタイルが浮かび上がってくる。特にキャリア公式からの情報であれば、
無料と有料がほぼ同率になっている辺りが興味深く、今後の携帯ゲームは
キャリア公式を利用した情報の発信力もキーとなりそうだ。
Slash Games
http://www.rbbtoday.com/news/20070129/38015.html