【PS3】プレイステーション3:スペックも順調にダウン

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1名前は開発中のものです:2006/09/26(火) 18:39:58 ID:OO+kpwWK
プレイステーション3の下位バージョンが49980円に値下げという嬉しいニュースがあったばかりですが、
価格だけでなく中身の方もスペックダウンしているようです。

PS3の魅力のひとつである高度なグラフィックはNVIDIA社の"RSX"と呼ばれるGPUによるもの。
RSXは同社のGeForce 7800 GTXをベースにしたものと伝えられてきました。
しかし「3Dゲームファンのための〜」シリーズでおなじみ西川善司氏の記事によれば、
RSXは当初の発表よりかなりスペックダウンしており、ベースとされてきた7800 GTXよりさらに
格下の能力に留まっているとのこと。

理由は7800 GTXと比較してメモリ帯域が半分しかないこと、シェーダの出力を書き込む"ROPユニット"も
16基→8基と半分であることに加えて、噂されていたクロック引き下げによるもの。
当初コア550MHz / メモリ700MHzと発表されつつ一転して「未公開」になっていましたが、
実際に発売されるモデルでは500MHz / 650MHzになったと「伝わってきている」ようです。

まあ「半分・半分」というのはあくまで7800 GTXと比較した場合の話であり、クロックの引き下げも
大幅なものではなく、Cellプロセッサを搭載するPLAYSTATION3が次世代機トップクラスの
グラフィック能力を誇ることに違いはありません。クロックダウン / スペックダウンの話だけが
一人歩きしてしまわないよう、久夛良木CEOにはぜひ「うちはパワーゲームはしていない」
「ユーザーにとって,動作周波数の数字には意味がありませんから。」と発言して
PSファンを安心させていただきたいものです。

……ただ、ゲームが出揃わない一年目の購入者のある程度を占めるであろう
ハイスペック好き・3D好きからすれば、結局GPUは現在でも2万円程度で購入可能・一年後には
完全に二束三文のローエンドになっているはずのカードと同等というのはちょっと残念な話
かもしれません。現行のPS3は「最低動作環境」ということにして、これからもっと豪華なオプションや
滑らかな画像で楽しめる上位コンフィグを10万円や15万円で発売していただけないでしょうか。

http://japanese.engadget.com/2006/09/26/playstation3-gpu-spec-down/