Xbox 360帝国の領土拡大を一貫して率いてきたのは、Microsoftのバイスプレジデント
Peter Moore氏だ。Microsoftは以前、何らかの形で10億人をこの帝国に結びつけたいと
発言したことがある。これは現実離れした目標かもしれないが、この目標を達成するために
Microsoftがあらゆる手を尽くすことは想像に難くない。
CNET News.comは先頃、Xboxの本拠地であるワシントン州レドモンドで、海外出張を控えた
Moore氏にインタビューを行った。
--なぜXbox 360をインドで発売するのですか。
インドは非常に魅力的な市場です。この国は成長しつつあり、中産階級も誕生しました。
インドの中産階級は、さまざまな事業展開が期待できるだけの規模を備えています。
--インドではXboxをいくらで販売する予定ですか。
当然、通貨はルピーとなりますが、米国とほぼ同等の価格になると思います。市場に合わせて
少々値下げをすることはありますが、Xboxが高価な商品であることに変わりはありません。
先ほど申し上げた通り、インドには中産階級が存在するため、当然、Xboxはこの層に
売り込んでいくつもりです。ゲーム機を買う消費者だけでなく、インターネットに接続できる
消費者にも働きかける予定です。インドではブロードバンドが急速に普及しつつありますからね。
また、Xboxのビジネスモデルはソフトウェアを売ることですから、ソフトウェアに関しては
多少市場を意識した値付けをする可能性があります。
--物価の違いを考えると、サンフランシスコとカンザス州トピーカでは
Xbox 360の価格は等価とは言えません。この事実にどう対処しますか。
物価を考えると、トピーカでの方が高いということになります。しかし、われわれはゲーム機の
コストだけを見ているわけではありません。重要なのはゲーム機を使って最高の経験を
するためにかかるコストです。われわれはこれを総所有コスト、すなわち
「TCO(total cost of ownership)」と呼んでいます。
ハードウェアのコストだけでなく、ソフトウェアのコスト、ゲームの登録料、周辺機器のコストも
考えなければなりません。当社やソニー、任天堂などの企業はTCOの最適値を探るために
多くの時間をかけています。
初期の段階では、ハードウェアの売り上げだけで利益をあげることはできません。
以下インタビュー全文はこちらで
■CNET Japan
http://japan.cnet.com/interview/tech/story/0,2000055961,20243887,00.htm ■このスレは依頼によって立てられました
http://news19.2ch.net/test/read.cgi/gamenews/1156795046/98