<サッカー不正疑惑>イタリア代表の名キーパーを事情聴取
2006年5月13日(土) 23時16分 毎日新聞
【ローマ海保真人】イタリアのプロサッカー界に広がっている不正疑惑で、
トリノの検察当局は13日、1部リーグ(セリエA)のユベントスに所属する
イタリア代表GKジャンルイジ・ブフォン選手(28)を事情聴取したことを明らかにした。
伊メディアによると、ブフォン選手は昨年、他の選手仲間とともにサッカー賭博に加わり、
自チームを含む試合に金を賭けた疑いが持たれている。
伊では選手がサッカーくじを含む賭けに加わることは禁じられている。
ブフォン選手は弁護士を伴い任意出頭し、2時間以上聴取を受けたという。
ブフォン選手は「世界最高のキーパー」とも言われ、ワールドカップ(W杯)ドイツ大会
での活躍が期待されている。
一方、イタリア・サッカー協会は13日、トップ級の審判員ながら不正疑惑が発覚した
主審のデサンティス氏のW杯ドイツ大会参加を辞退すると発表した。
同主審と組む予定だった副審2人の参加も取り消した。
http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060513&a=20060513-00000108-mai-spo