前日,Lifetime Achievement賞を受賞した,「ロード・ブリティッシュ」こと
Richard Garriott(リチャード・ギャリオット)氏が,現在NCsoftで開発中の
「Tabula Rasa」についての特別講演を行った。ギャリオット氏がGDCで
レクチャーするのは珍しいことだが,1か月ほど前にもラスベガスのD.I.C.E.
サミットで壇上に立っており,ここに来てようやく業界の表舞台に返り咲いた
ようだ。
「Ultima IX: Ascension」「Ultima Worlds Online: ORIGIN」(Ultima Online 2)
などの不幸なプロジェクトが続いていただけに,Tabula Rasa開発の先行きが
明るくなったことから,ギャリオット氏が話すように“第2の人生最大のチャンス”
(The Second Lifetime Opportunity)を,モノにしようと奮闘しているのかも
しれない。
しかし,Tabula Rasaが今の形になるまでは,やはり紆余曲折があったようだ。
講演のタイトル「Designing Tabula Rasa: Lessons from the world of MMOs」
(Tabula Rasaのデザイン:MMOゲームの世界から学ぶレッスン)が示すように,
業界でも最古参のギャリオット氏でさえ,まだまだ学ぶことが多いらしい。
今回は,まだ発売前にしてすでにポストモーテム(事後批評)のような形式となり,
新作の発売がなぜ5年もかかっているのかをギャリオット氏が述懐した。
以下、詳細は下記 URL で
4Gamer.net
http://www.4gamer.net/news/history/2006.03/20060324181850detail.html