【GDC2006】最近注目されるカジュアルゲーム

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 GDCの面白さは,その年ごとのゲームのトレンドが手に取るようにわかってくる
ことである。とくにここ数年は,MMORPGの勃興,大学機関の積極的なゲーム
業界への参加,そして浸透しつつある“シリアスゲーム”の概念など,まるで
部屋の窓を開いて新しい風を入れるような感じで取り上げている。そんなGDCで,
今年最も注目されているのが,オンライン配信を主流にして,女性から高齢者まで
着実に市場を広げつつある“カジュアルゲーム”であろう。

 カジュアルゲームの定義を明確にするのは難しい。カジュアルという言葉からは
“いつでも気軽に楽しめる”くらいの感じしか伝わってこないが,GDC2日目に一日
がかりで行われていたチュートリアル「Casual Game Summit」(カジュアルゲーム・
サミット)を聞く限り,低予算と少ないマンパワーで制作され,オンライン配信に
よって一般家庭に普及するゲームのことを意味しているように思われた。この場合,
たとえば「Xbox Live!」で配信されているJewelのようなゲームはカジュアルゲームと
なるが,予算とマンパワーを注いだNintendo DSの「Nintendog」のようなゲームは
該当しない。

 「ゲームが売れていない」ことに不安感を持っている業界の関心は,これまで
“金のなる木”だと思われていた既存のMMORPGよりもむしろ,カジュアルゲームへ
移行しているようだ。なんといっても,アメリカでは“サッカーマム”とも揶揄される
低年齢層の子供の育児に奔走する20代後半から40代あたりの女性が,カジュアル
ゲーマー層の半数以上を占めているという事実がある。
 つまり,これまでなかったゲーマー層が開拓され,市場が一気に広がったという
ことだ。今回の参加者の中にも「2008年までには100億円を超す市場規模になる」
と予想するものもいたほどである。もともとカジュアルゲームが予算も販売価格も
安いことを考えれば,いわゆるコアゲーム(本格的なゲーム)との比率でも,急激に
シェアを伸ばしている,いやパイの外枠を広げていると言って良いだろう。ブロード
バンドや携帯電話の普及によって女性ユーザー層が増大し,パイが急激な拡大を
続けているのである。

 GDCで,このようなカジュアルゲームが“一つの分野”として認められ,Casual
Game Summitとして取り上げられたのは初めてのこと。パネルディスカッションや
ゲームのデモなどが行われ,ゲーム制作からマーケティングにいたるまで多岐に
わたる議題が取り上げられていた。


詳細は、下記 URL で
4Gamer.net
http://www.4gamer.net/news/history/2006.03/20060322223146detail.html
2名前は開発中のものです:2006/03/23(木) 23:45:13 ID:RcSibmEC
よゆーの2
3名前は開発中のものです
ファミコンとか2000シリーズくらいは面白いの?iアプリ程度じゃないよね…。