【ビジネスと法制・法規】規制強化、ネット依存防止の措置も
国家新聞出版総局・音像電子およびオンライン出版管理司の寇暁偉・
副司長は19日、導入が検討されている「オンラインゲーム実名制」の内容が
6月までに公布される見通しであることを明らかにした。重慶晩報が伝えた。
寇・副司長によれば、「オンラインゲーム実名制」ではまず、ログインする前に
身分証明書の内容などの登録が必要になる。さらに、特定の人物がオンライン
ゲームで遊んでいる情況などを把握できるため、親が子供の遊び方などを
監視することが可能になるという。また、虚偽の内容でのユーザー登録が
発覚した場合にはそのユーザーのゲームに関する全てのデータが消去される。
これらの対策は詳細が公布された後、盛大網絡(SHANDA)、九城(ナイン
シティ)、金山軟件(キングソフト)、新浪網(SINA)など7社のオンラインゲーム
サービスでテストが行われる予定。同時にゲーム依存症防止のためのシステム
普及にも着手する計画だ。(編集担当:恩田有紀・齋藤浩一)
中国情報局
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0320&f=it_0320_001.shtml