業務用のゲームとしては、異例となる幼稚園、小学生の女の子を
ターゲットとして、大ブレイクしたカードゲーム『オシャレ魔女 ラブ and
ベリー』。2006年3月3日(金)より、全国の百貨店などに、アパレル、
ステーショナリー、雑貨などの商品展開を行う、オフィシャルショップを
展開することを、セガは2月27日(月)に実施した発表会で明らかにした。
『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』は、2004年10月に稼動を開始した
キッズ向けカードゲーム。登場キャラを、「オシャレまほうカード」を
使った着せ替えにより、オシャレを楽しみながら、ライバルのキャラと
ダンスを通して、どちらが目立つかを競う。稼動間もなく、女の子だけでなく、
その母親からも人気を集め、母娘が一緒に楽しめるゲームとして、
人気に火がつき、2006年1月末の時点で、累計1億400万台を出荷。
ゲーム機の設置数も、全国で6,800台を数える。
発表会で『ラブ and ベリー』を手がけたプロデューサー 植村 比呂志氏は
「私は男児向けのゲーム『甲虫王者 ムシキング』の開発も担当したのですが、
『ムシキング』をリリースした当時、列を作ってくれた子供たちの中に、
女の子もいました。最初は、物珍しいからかと思っていました。しかし3ヶ月
経った時、女の子が減る所か増えていまして、カードをコレクションしていく
ゲームが女の子にも受け入れられると考えまして、『ラブ and ベリー』の
開発に着手しました」と企画当初を振り返った。
また『ラブ and ベリー』の人気が集まった理由として、「ゲームの開発
コンセプトとして“母娘が一緒になって本気で遊べるゲーム”を目指しました。」
と話す。これは子供だけが楽しめるのではなく、その財布を握る親御さんに
認められなくてはならないとの思いで、「ゲームの中に親に伝えたいメッセージを
入れたんです」と語った。
このメッセージというのは、「外出する時には、髪を整える」「友達の
お誕生会には、スカートをはく」など、ちょっとした躾と、子供にはオシャレ
そのものの大事さを、遊びを通して伝えることを志したと植村氏は言う。
現に大型スーパーや、ゲームセンターなどでは、熱心にゲームに向き合う
母と娘の姿を見ることは珍しくなくなっている。
詳細は、下記 URL で
Gpara.com
http://www.gpara.com/news/06/02/news200602271346.htm ■関連
オシャレ魔女 ラブ and ベリー
http://osharemajo.com/