2006年2月23日(木)、東京・恵比寿にて「文化庁メディア芸術祭贈呈式」を
行い、先日発表された受賞作品を賞した。
文化庁メディア芸術祭は、最新テクノロジーを駆使したメディアアートから
アニメーション、マンガ、ゲームなど、国内外、プロ・アマ問わずに募集し
部門ごとに表彰を行なうというもの。第9回となる今回は、世界44ヶ国、
1,797点の応募の中から選ばれた24作品が受賞した。
また、部門はアート、エンターテイメント、アニメーション、マンガの4部門が
用意されており、ゲームはエンターテイメント部門に含まれる。
エンターテイメント部門で優秀賞を受賞した『ニンテンドッグス』への贈賞
理由として「じかに犬を触る感触と反応が解りやすく、新鮮な体験として
世界中の多くの人に受け入れられた。また、“すれちがい通信”という
アイディアがエレガントで秀逸」とされた。
今回、受賞した作品、推薦作品は2006年2月24日(金)から3月5日(日)まで、
東京写真美術館にて展示される。
ここで注目したいのが、エンターテイメント部門に推薦作品としてプレイヤブル
展示されるGC『大玉』だ。『シーマン』シリーズの生みの親 斉藤由多加氏の
最新作となっている。
ゲームの舞台となるのは戦国時代。プレイヤーは武将となり、コントローラーに
取り付けたマイクに向かって「すすめ」「突撃」など部下に声で指示を出し進行
させていく。また、指示を出すだけでなく、巨大な玉をピンボールのように
操作して、敵を蹴散らしていくのだ。ただしこの大玉は、敵はおろか、味方までも
巻き込んでしまうので注意が必要だ。
2006年4月13日(木)に発売が予定されており、今回が初めてのプレイアブル
出展となる。気になるユーザーは、会場に足を運ぶことをオススメするぞ。
詳細は下記 URL へ
Gpara.com
http://www.gpara.com/news/06/02/news200602231320.htm