残虐ゲーム規制:カリフォルニア州も敗訴、業界側が3連勝−ゲーム
米ゲーム業界が「カリフォルニア州の残虐ゲーム規制法は憲法違反」として、施行の
差し止めを求めていた裁判で、同州の連邦地裁は21日(現地時間)夜、業界の主張を
認めて仮差し止めを決定した。11月以降、ミシガン、イリノイ両州でも同様の法律が
差し止め、または仮差し止めを命じられており、規制派は考え方の見直しを迫られて
いる。
カリフォルニア州は10月、18歳未満への暴力的なゲームの販売、貸し出しを禁じる州
法を制定。アーノルド・シュワルツェネッガー知事も法案に署名し、06年1月から施
行予定だった。
しかし、判事は「言論の自由が制限される懸念がある」と指摘。子供の粗暴化とゲーム
の因果関係も十分に証明されていない、との判断を示した。施行日が迫っているため
暫定的に差し止められた形だが、州側がこれから逆転するは難しい情勢だ。
この結果、業界団体のエンターテインメント・ソフトウエア協会(ESA)は、過去5年間
で同様の訴訟6件で勝訴したことになり、規制側が勝ったことはないという。米国では
ヒラリー・クリントン上院議員が連邦レベルでも規制法の制定を目指しているが
暗雲が広がっている
ソース:
残虐ゲーム規制:カリフォルニア州も敗訴、業界側が3連勝−ゲーム:MSN毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/entertainment/game/gamenews/news/20051226org00m300088000c.html