◇改造版Xboxの販売で男性3人を起訴
米検察当局は、海賊版ゲームをプレイできる改造版Xboxを販売した
3人の男性を著作権侵害で起訴した。
12月19日にロサンゼルスの連邦裁判所に提出された起訴状では、
ACME Game Storeのオーナー、ジェイソン・ジョーンズ被告(34歳)、
ジョナサン・ブライアント被告(44歳)、ペイ・“パトリック”・カイ被告(32歳)が
被告として挙げられている。
起訴状によると、カイ被告は、ユーザーが借りたゲームをXbox上にコピーして
後で遊べるようにするチップとHDDでXboxを改造し、
ジョーンズ被告とブライアント被告がそれを販売していたという。
3人は、共謀して著作権を侵害し、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)に
違反した1件の重罪容疑で起訴された。共謀罪には最大で5年の懲役刑が科される。
被告らの弁護士にコメントを求めたが、連絡が付かなかった。
彼らは1月後半に、ロサンゼルスの連邦地裁に召喚される。
ジョーンズ被告とブライアント被告はメルローズ通りの店で改造版Xboxを展示していた。
改造版は、改造の度合いやHDDに格納されたゲームの数によって
225ドルから500ドル以上で売られていたと、検察の声明文や
Reutersが入手した供述書には記されている。
捜査の際に、米国移民帰化局(INS)のおとり捜査官が265ドルで改造チップ、
HDD、77本の海賊版ゲームが搭載されたXboxを購入したと起訴状にはある。
Microsoftは11月22日に北米で最新ゲーム機「Xbox 360」を発売した。
プレミアム版は400ドルで販売されており、多くの小売店で売り切れになっている。
初代Xboxは2001年後半に発売され、現在は150ドル程度で売られている。
同ゲーム機向けゲームソフトの価格は最高で1本50ドル。
ソース
http://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0512/21/news017.html