【ロサンゼルス19日宮城武文】ロサンゼルス・タイムズ紙電子版は19日、
ビデオゲームが「電子スポーツ」という新しいスポーツ分野として成長し、
プロスポーツの仲間入りをしつつあることを伝えた。
報道によると、若者に人気があるケーブルTVチャンネル、MTVは
20日から1週間にわたってビデオゲーム番組を放映し、ビデオゲームの
プロリーグであるサーバーアスリート・プロフェッショナル・リーグ(CPL)の
世界ツアー最終戦を初めて放映する。
MTVは12歳から24歳までの年齢層に最も人気があるチャンネルで、
「ビデオゲームは、音楽、ファッション、映画などと同じく若者の
ポップカルチャーの重要な一部になっている」とMTV幹部は指摘する。
CPLのツアー最終戦は、インターネットのオンラインやオンデマンドでも観賞できる。
こうしたビデオゲームのトッププレーヤーによる対抗戦は、
世界の若者の間に人気があり、トッププレーヤーはスターとして崇められ、
年収数十万ドルを稼ぐプレーヤーも多いという。
2002年からゲームトーナメントを開催しているグローバル・ゲーミング・リーグの幹部は
「ビデオゲームのツアーは06年には飛躍的な形でライフスタイルの主流に躍り出る」と
予想している。さまざまな企業もこの「電子スポーツ」に関心を示し始め、
盛んにスポンサー支援を行いつつある。
ビデオゲームで活躍するトッププレーヤーは10代から20代の若者がほとんどで、
1日4時間以上はビデオゲームを行い、夜中にコンピューターオンラインで
世界中のプレーヤーとゲームを行っているという。
http://www.worldtimes.co.jp/news/world/kiji/051120-205724.html