任天堂オブヨーロッパの柴田聡社長は昨夜開催したクリスマスラインナップの
発表会の席で、2005年末までに欧州で300万台、英国だけで100万台の
ニンテンドーDS販売を達成したいと話しました。また柴田氏は、欧州で
携帯ゲームビジネスは50%の成長を実現するだろうと述べました。
柴田氏はまず日本や世界中でニンテンドーDSが好調なセールスを続けていることを
謳い上げました。「私達は年末までにヨーロッパ全域で300万台、英国だけで100万台の
ニンテンドーDSを売りたいと考えています。GBASPやミクロの助力も得て、
英国での携帯ゲームビジネスは50%の成長を実現するでしょう」
英国任天堂のDavid Yarnton氏は続けます。「1月〜7月の任天堂の携帯ゲーム機の
売上は91%も上昇しました。小売店が悲観的な見通しをしていたにも関わらず。
これは前年の約2倍の規模です。英国で売れたハードの38パーセントは任天堂の
携帯機です。ファーストとサードをあわせたソフト売上は2億5000万ポンドにも達するでしょう」
来週にはPSPが欧州で発売されますが、それに関しては次のように話しています。
「私達は15年間に渡って携帯ゲーム機市場のオーナーでしたが、決してこれに
安住して今までの成功のみに甘んじるつもりはありません。私達は携帯型の
ゲームを生み出しました。まだ引越しをして明け渡す予定はありません」
2人ともホリデーシーズンに発売されるタイトルとして『Nintendogs』の重要性を語りました。
柴田氏は「日本での『Nintendogs』の発売はソフトとハードの両方でPSPに2〜3倍の
差を付けた決定打でした。また購入者の40%は女性で、私達が言っている市場を
拡大することの明瞭さを実感することができました。また人々のゲームに対する
鋭い感覚も知ることができました」
NINTENDO iNSIDE
http://www.nintendo-inside.jp/news/169/16926.html