国産ゲームソフト、国内シェア50%突破
上海市で21日、「第3回中国国際デジタル・インタラクティブ・アミューズメント製品技術
応用展覧会」が開幕した。会期は23日まで。同イベントは国家新聞出版総署、
国家版権局、科学技術部が共催するもので、米国の「エレクトロニック・エンターテインメント
・エキスポ」(E3)、日本の「東京ゲームショウ」に次いで、これまで世界3番目の規模。
新聞出版総署の責任者は同日行われた記者会見で、独自開発の国産ゲームソフトの
国内シェアが50%を超えたことを明らかにした。2年前の国産製品のシェアは2割に
満たなかったという。
同責任者によると、関連部門は現在、より多くの国内メーカーによるソフト自主開発を
推進するため、一連の政策を計画中だ。一方、海外メーカーの多くが、中国メーカーとの
協力を通じ、中国市場や中国文化の価値観に合わせた商品の共同開発を
模索しつつある。
関連部門はこのほか、国内のオンラインゲーム産業の健全な発展を保証し、ゲームへの
過度の熱中が招く青少年の健康被害を防ぐため、関連部門は国内の主要
オンラインゲーム会社と協議を進め、利用者の疲労を防ぐためのシステム開発を
目指している。同事業はすでにある程度の成果を上げており、テストで有効性が
確認されれば、市場に流通する全製品に同システムの強制導入を義務づける方針だ。
http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200506220257.html