関係者によりますと、杉並区はマイクロソフトが製造・販売している家庭用ゲーム機の提供を受け、
今月末からあわせて67ある杉並区立のすべての小学校と中学校に合わせて80台導入します。
ゲーム機は「ビデオチャット」と呼ばれるインターネットを使ったテレビ会議の機能を持っており、
杉並区では、このゲーム機を使って学校どうしを結び、限られた外国人の英語教師の授業を複数
の学校で中継するなどの利用方法を検討しています。
テレビゲーム機を使ったこのシステムでは、本格的なテレビ会議用の専用システムに比べ、コスト
を大幅に抑えることができるということです。
自治体が教育目的で家庭用ゲーム機を地域の学校に幅広く導入して活用するのは、全国でも珍
しいということで、杉並区では教師どうしの打ち合わせや生徒の交流などに役立てたいとしています。
NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/2005/06/16/d20050616000006.html