戦国BASARA 348代目

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299名無し曰く、
竹中半兵衛
安土桃山時代の戦国武将。戦国BASARAシリーズでは2に登場した。
諱は重治だが、通称の半兵衛の方が通りがいい。
史実では豊臣秀吉の軍師として有名であり、黒田官兵衛と共に「両兵衛」と称される。
元々は美濃の斎藤家の家臣であったが、斎藤家が滅んだ後は各地を転々とした末に織田家に参じた。
女性のような容貌を同僚たちに馬鹿にされたことから、稲葉山城をわずか17名で乗っ取ったこともある。
しかし病弱で、秀吉に従って中国地方を攻める軍陣の中わずか36歳の若さで病没した。
半兵衛が死んだとき、秀吉は「お先まっくら」 と言って泣き崩れたといわれている。
黒田家は、半兵衛に黒田官兵衛の一人息子である松寿丸(後の黒田長政)を匿ってもらった恩義もあって、
代々竹中家を大切にしたという。

戦国BASARA2では、では怪盗風の仮面をかぶった病弱な青年として描かれている。
他者を手駒として見る態度、非情な手段も厭わないなどの性格からは、史実の竹中半兵衛の要素はまるでない。
豊臣秀吉のことを親友として大切に思っているようだが、勿論史実の半兵衛と秀吉の関係に沿うものではない。
また、彼の得物である関節剣=蛇腹剣が、『戦国無双3』の新規参戦キャラの甲斐姫の得物「浪切」の元ネタだと、
B厨が声高に主張したことがあった。
実際には、関節剣自体が所謂「ガリアンブレード」であり、オリジナリティの欠片もない代物なのだが…
それどころかB半兵衛自体『ソウルシリーズ』の「アイヴィー」の模倣とされ、
アンチの間では以下の様な諸見解が出ている。

白と紫を基調とした西洋風の軍服 *8 に銀髪といった容姿、
武器は関節剣=蛇腹剣を使用する点から、単にアイヴィーの性別を反転させただけである。
目元を隠す仮面を被っていることや *9 、高飛車かつ自己陶酔の入った言動は、
同じく『ソウルシリーズ』に登場するキャラクターである「ラファエル・ソレル」を想起させる。
ゆえに、アイヴィーとラファエルの要素を継ぎ接ぎ状に盗用したのではないか。
アイヴィーの没デザイン案に、男性として描写した図や目元を仮面で覆っている図が存在する。
ゆえに、それらの没デザイン案を盗用したのではないか。

これ以外にもBにはソウルシリーズと共通項の多数見られるキャラが複数存在している。

付記
BASARAに竹中半兵衛が登場したのは2006年『戦国BASARA2』からであるが、
2009年の『戦国無双3』で無双シリーズに竹中半兵衛が初登場したことを受けて、
BASARAファンがこの無双半兵衛を「BASARA半兵衛のパクリ」と非難したことがあった。
だが、無双半兵衛がキャラクター作りの上でBASARA半兵衛を参考にしたと思われる要素はまったくなく *10 、
単に竹中半兵衛という人選がかぶってしまったというだけに過ぎない。
キャラクターのパクリというならBASARAが無双から流用されたものの方が遥かに数多く悪質であり、
まさしく「お前が言うな」という言葉がふさわしい、的外れの非難であった。