三國志リプレイスレ〜ワシ、韓玄だけど。その14

このエントリーをはてなブックマークに追加
681名無し曰く、:2012/08/12(日) 19:08:37.74 ID:kc4ejmT1
象に癒される黄権がカワイイ…
682黄権@象と生きる:2012/08/14(火) 22:19:02.74 ID:MIjfKfoT
◆〜199年7月〜
中原の情勢は、曹操が徐州、張楊が洛陽と河内、呂布がボク陽と陳留を治めている。
まずは潼関・函谷関・武関の攻略を開始して、10月には洛陽、12月には河内を陥落させる。

張楊「俺の出番はこれだけか」

そして、雪の降り積もる冬。
冷たい風が吹き込む洛陽の政庁に、孫策が召喚された。

黄権「孫将軍、周瑜らの旧臣を連れて交趾に行くように。
   南海を攻略して呉の地を目指されよ」
孫策「おうっ! 任せときな!」
周瑜「それでは、主公もお元気で」

孫策が交趾太守に任命され、元々彼の臣下だった者たちと共に越の地へと旅立ってゆく。
最初期から共に戦った臣が十人近くも抜けただけに、黄権の宮廷にも一抹の寂しさが漂った。
荒廃した洛陽の光景が、その寂静に拍車をかける。

荀攸「洛陽は董卓の遷都以来治安が悪く、後に統治した張楊の悪政で反乱も絶えません」
黄権「確かに洛陽は荒れ果てていて寂しい。
   人の数よりも、鴉の数が多いくらいだ。
   徴兵もままならない以上、この地を本拠にはできまいな」
荀攸「ですがっ、兵舎の大きいここなら十万頭の象を置く事が出来ますっ。
   せめて、象たちで荒れ果てた民衆の心に潤いを与えましょう!」

洛陽には巴蜀から10万頭の象が移され、同時に大勢の臣下が治安向上に励む。
民衆は廃屋のような家の中から、それを胡散臭げな目で見ていた。
張楊の元、洛陽は放置に近い状況に置かれており、民も容易には為政者を信じ切れないのだ。

民衆「どうせ、今度の太守様も同じさ」
民衆「いやいや違うぞ? 何やら奇妙な生き物を連れて来たようだ」
民衆「でけぇ! なんじゃありゃ?」
李厳「これは、南蛮から運んできた象と言う生き物だ」
呉懿「洛陽では、誰もが遠慮なく象と触れ合って良い」
厳顔「さあ、お前たちも餌を与えてみよ」
民衆「おお、草を食べたぞ……めんこいのう」

僅か一月で治安は98も上がり、洛陽の民にも笑顔が戻った。
683黄権@象と生きる:2012/08/14(火) 22:22:16.12 ID:MIjfKfoT
◆〜200年1月〜
虎牢関を越えて無人の許昌を統治都市とすると、黄権はすぐ北に陣取る呂布勢力との戦いに備える。
隣接する陳留では、太守張遼が黄権軍の北進を阻んだ。

黄権「しかし、張遼の他は見事に頭の悪そうな武将ばかりだな……」
関羽「それがしが参ろう。誰か、それがしに斬られるものはないか!」
スイ固「ここにいるぞ!」

あっという間に返り討ちに遭い、スイ固は驚愕に満ちた顔のままで倒れた。
続く於扶羅、曹性、魏続も関羽の前に散ってゆく。

張遼「さすがは関羽殿……此処は退き、ボク陽で決戦を挑まん!」

城内戦で政庁を破壊されると、さすがの張遼も撤退する。
黄権軍は陳留に入ると、呂布への戦略を練る事となった。

黄権「ボク陽には呂布以下、10万の兵がいるようだ。
   彼は世人に飛将と呼ばれ、絶大な武力を誇っている。
   一騎討ちを挑まれれば、断る事はあるまい。
   無用な犠牲を避けるにも、呂布は一騎討ちで仕留めたいのだが」

諸将が押し黙る。
確実に呂布を倒せる自信となると誰にも無い。
董卓がいた頃、虎牢関の戦いでは劉備・関羽・張飛の三将掛かりでも彼を討ち果たせなかったのだ。

賈ク「この策は如何ですか……かくかくしかじか」
黄権「うむ、ならば呂布は関羽に任せよう」

ボク陽の戦いが始まった。
大将たる呂布は突騎兵を率いて、張遼、高順、宋憲が弓兵、軍師たる劉嘩は歩兵。
翻る呂旗の元には10万の兵が集い、策も無く戦えば全滅してもおかしくはない。
まずは呂布を誘引で誘き寄せると、混乱で動きを止めて取り囲む。

賈ク「火計で負傷させれば、呂布とて恐れるに足りない」
荀攸「延焼すれば象を驚かせてしまいますので、無風の内に火を掛けましょう」
呂布「うおーっ!燃える!」
関羽「呂布よ、尋常に勝負!」
呂布「俺を火傷させてから一騎打ちだと! ええい、卑怯ものが! 懲らしめてやる!」

呂布は嚇嚇たる猛火に巻かれて負傷するも、赤兎馬を駆って関羽に迫る。
かくして両者の一騎討ちが始まったが、常なら雷の如く冴え渡る方天画戟も切れが悪い。

呂布「ちいっ、いつもと勝手が違う……ぐぬぬ」
関羽「呂布、討ち取ったり!」

呂布は大兵を率いながら、それを全く活用できずに滅亡した。
200年2月、自軍に死者を出さず呂布を倒した黄権軍に危機感を抱いたのか、曹操は樊能と同盟を結ぶ。
一方、黄権は新たなる象の飼育地として華北を視野に入れていた――――。
684黄権@象と生きる:2012/08/14(火) 22:23:01.58 ID:MIjfKfoT
【幕間】

>679
攻城戦を始めとして、自動にすると結果がおかしいのは10の仕様なのです…

>680
どのリプレイか興味がありますので、教えて頂けたら幸いです
685名無し曰く、:2012/08/14(火) 23:28:05.10 ID:hHSUEKMD
乙です

今残ってる人は、けっこう昔はリプレイ書く側だったりするのかな
686名無し曰く、:2012/08/15(水) 09:42:04.55 ID:n8ETtD1r
どこまでも象さんに拘る黄権の生き様に期待してしまう
687名無し曰く、:2012/08/15(水) 20:35:25.27 ID:VMIZFLMX
最後は象権に改名しる
688名無し曰く、:2012/08/15(水) 22:22:50.23 ID:hVlLqxTb
乙です

後継者は張象とか?w
689黄権@象と生きる:2012/08/17(金) 22:50:28.32 ID:b/aTf0xS
◆〜200年3月〜
木々の下に積もった残雪も解け、中原に春の息吹が吹き渡る頃。
徐州牧の曹操が、黄権の宮廷に使者を遣わす。

陳羣「黄大将軍、我が主君は貴殿と誼を通じたいとのこと。
   些少ではありますが、この金1000をお納めください」
黄権「本当に大した金額ではないが拒む理由も無いので、受け取っておくとしよう」

他国との友好度を上げる為に進呈する金は一律1000。後半では殆ど意味が無い金額である。
陳羣が去った後、華北を狙う黄権の象兵部隊5万は黄河を渡った。

沮授「いつかは北上するとは思ったが、最初にこのギョウへ攻め込むとは不敵な」
審配「獣の群れなど、雨のように火矢を射ち込めば追い返せる事でしょう」
袁紹「審配の指揮だけでは心配だ。我が指揮でも火矢の追撃を掛ける」
黄蓋「何ですと?」
袁紹「審配が心配だと言ったのだ」

かくして、袁紹軍7万と象兵5万の戦が始まった。
袁紹、黄蓋、審配の本隊が弓兵を率い、沮授と張コウが騎兵である。
関羽が城門前で奮戦するも、巨大都市の門扉は堅牢。
袁紹も積極的に審配の弓兵隊を指揮した為、門を破壊した頃には関羽の部隊は火矢の雨で壊滅寸前となった。

荀攸「関羽殿、後方に下がって下さい! 象が! 象がああっ!」
関羽「この兵力ではもはや戦力外か。後退も已むをえまいな」
沮授「我が騎馬隊が門に陣取って敵兵を阻む。審配殿はそのまま城壁の上から火矢を!」
黄権「むう、これでは沮授を攻撃して奥への道を切り開かねばならんな」
韓遂「(いかん……次は私が行かされそうだ) 待たれよ! 城壁上の審配隊は想像以上に厄介。
   このまま進むより、袁紹を誘い出して攻撃を掛けた方が損害が少ないと思われます!」

強硬に主張する韓遂の策を入れて、賈クが数日に渡る誘引で袁紹を城壁から降ろす。

黄権「今だ! 韓遂よ、袁紹に迎えっ」
韓遂「結局は前線に行かされるのか……ええい、こうなったら袁紹本隊に攻撃だ!」
袁紹「まだだ、まだ終わらんよ!」

弓兵隊を潰滅させられると、袁紹は支隊に陣を移した。
しかし、歩兵を本隊としてしまった事が彼に災いする。
猛進して来る象への恐懼は、歩卒の間に波紋の如く伝播。
たちまち全軍は壊走して、大将たる袁紹自身も捕らわれてしまう。

袁紹「くっ、象とはこれほどのものなのか」
黄権「そなたが生きていると、象たちに多大な犠牲が出るのだ……悪く思われるな」

軍師持ちの君主は生かしておくのが厄介と見做され、袁紹は刑場の露と消える。
袁一族が、黄権を不倶戴天の敵と定めた瞬間であった。

袁尚「私が父上の後を継ぐ! 一族の総力を上げて必ず黄権を討つのだ!」
袁煕「承知した」
袁潭「……なぜ後継者が弟なのだ? 納得がいかない」
高柔「それは袁潭殿の人望が薄いからですが、そのような些細な事は忘れて黄権を討つ為に力を合わせましょう」
高幹「おうよ、華北の地を南蛮の猛獣などに踏み荒らされてなるものか!」
690黄権@象と生きる:2012/08/17(金) 22:51:56.44 ID:b/aTf0xS
◆〜200年4月〜
冀州に拠を移した黄権の宮廷へ、同盟締結を求める曹操の使者が来訪した。

荀イク「黄大将軍、お初にお目に掛かります」
荀攸「おや、あれは文若ではないか?」

荀攸と荀イクは同族で、荀攸が年長の甥という複雑な関係にある。
そして、荀イクが持って来た同盟の提案に黄権の幕僚は喧々諤々の議論を始めた。

黄権「諸将の意見を聞きたい」
関羽「曹操殿は、同盟相手に相応しい器量の持ち主ではないかと」
賈ク「いや、これは偽りの同盟ですな。袁術を倒すまでの時間稼ぎがしたいのでしょう」
韓遂「我らに利がある同盟とは思えません」
荀攸「果たしてそうでしょうか? 東を気にしなくて良いのは大きいと思います」
朱治「ええ、悪戯に攻めるのみでは象たちも疲れましょう」
黄権「そうだな、我々は馴れぬ土地に移された象の事も考えねばならん」

象の疲労を鑑みて黄・曹同盟が結ばれた。
一方、交州の孫策は南海を陥落させて建安に進み、順調に支配地域を拡大してゆく。
代わって南海の地には呉懿を太守とする元劉璋の配下が置かれ、荊南の攻略を命じられる。
そして、ついに丞相に任じられた黄権は晋陽・上党・平原・南皮の諸都市への進軍を開始した。

黄権「ギョウは豊かだ……この土地ならば20万の象を養う事もできよう。
   皆、私が進軍する間に一匹でも多くの象たちを育てておくように」
荀攸「( ゚∀゚)o彡゜ぞうさんぞうさん!」
諸将「ぎょ、御意」

200年7月、南皮の戦いで勝利した黄権軍は袁煕を斬る。
仇敵を生かしておくと暗殺を謀って来るので、もはや袁家の血脈は絶やさねばならないのだ。

黄権「人は、象のように悠然とは生きられないものだな」
荀攸「主公……」
関羽「それはさて置き、先程から朝廷の使者が待っておりますが」
使者「この度、陛下は黄丞相が公へ即位する事を望まれ、九錫を下賜されました」
黄権「ほう、実に煌びやかな冠帯や宝物だ。
   しかし、私には象と触れ合う時間の方が温もりを感じられる……」
691黄権@象と生きる:2012/08/17(金) 22:52:35.71 ID:b/aTf0xS
◆〜200年8月〜
永昌の人口が5万を切ったとの報告が届く。

荀攸「平原・南皮の戦いで3万の兵士を捕らえましたので、永昌に送りました」
黄権「よし、では再び私が永昌に行って兵を解散しなければならん……のだが、華北からは遠いな」

翌日、宮廷に呂布が呼ばれた。

呂布「ご用ですか、主公?」
黄権「実は永昌に行かねばならんのだが、此処からはあまりに遠い。
   南蛮までの往復を円滑にする為、千里を駆けると言う赤兎馬を貸してもらいたい」
呂布「なんですと! いくら主公の命でもそれは承服し難い!」
黄権「まあ落ち着くが良い、赤兎馬は後でちゃんと返す。
   そうだ、この論語をやろうではないか!
   貴公がこれを読了する頃には、赤兎馬を返すと確約しよう」
呂布「良いのですか? 俺はかつて主簿を務めた事もありましてな。
   たかが一冊の書物を読破するなど、一ヵ月も掛かりませんぞ!」

赤兎馬を没収した黄権は、日差しに熱される夏風を感じながら一路南蛮へと疾駆。
永昌に着くと、元袁煕配下の兵士を解散して3万もの人口を増やした。

黄権「今日から、お前たちは永昌の民として生きよ」
弓兵「何の因果で華北生まれの俺達が南の果てへ移住する事に……」
歩兵「気を落とすな。象兵になれば華北に戻れるって話だぞ」
弓兵「ならば、頑張って象兵になるしかあるまいな」
歩兵「うむ、しっかし象も戦場では恐ろしく見えたが、こうして改めて見るとなかなか可愛いじゃないか!」

華北へ帰還した黄権は、袁尚が籠る薊へと進軍する。
呂布は途中で書物を読み解くのを止めてしまったようだった。
従って、赤兎馬も返さない。
692黄権@象と生きる:2012/08/17(金) 22:53:50.63 ID:b/aTf0xS
【幕間】
>685
そんな雰囲気もしますね

>686
象に拘ってたら九錫の栄を受けました

>687
改名できれば象帝が誕生したかも知れません

>688
張象では、ちょっと頼りないです…
693名無し曰く、:2012/08/18(土) 09:43:33.72 ID:4+cc4wGB
荀攸がノリノリでほほえましい
黄権は木鹿大王とは仲良くできそうな気がしてきた
694黄権@象と生きる:2012/08/20(月) 19:46:27.69 ID:GnDNa4R+
◆〜201年10月〜
5万の象兵が、白霜で凍りつく道を踏みながら薊を目指す。
冬の風は冷たく、心なしか象たちも体を震わせているようだった。
薊の袁尚軍には審配・田豊・沮授の袁家三大軍師が勢揃いして、勇将の張コウが城門守備に就いている。

黄権「まずは、いつもの誘引戦術で大将を城壁から降ろそう」
賈ク「袁尚など所詮は軟弱なる御曹司、すぐに父と同じ運命を辿るだろう!」
袁尚「何だと!」
審配「主公、落ち着かれよ」
袁尚「ぐ、ぐ、ぐ……うむ」

袁尚と沮授が弓兵な上に軍師が三人もいるので、迂闊に城壁へは近づけない。
しかし、挑発して総大将を誘き寄せようとしても、参謀たる審配は即座に鎮静を図る。

審配「主公、決して相手の挑発に乗ってはなりませんぞ」
袁尚「判っておる。私も餓鬼の戯事で嚇怒するほど愚かでは無い」
賈ク「まったく貝の如き有様……袁譚にも劣る器量よ」
袁尚「何ィ、俺が袁譚に劣るだと! ならば、その目で俺の用兵を見るが良い!」

幕僚連が制止する間も無く、袁尚は城壁を降りた。
4万頭の巨象は、それを即座に包囲して一斉攻撃を掛ける。
黄権軍は四方から肉食魚の群れのように猛襲して、敵兵の塊を思う存分に喰い千切った。
袁尚は自軍の潰滅する様を見て逃げ惑っていたが、最後には象兵の槍を受けて落馬する。

袁尚「此処までか……ぐふっ」

捕らえられた袁尚は斬られ、袁氏は北海の袁譚を新たな主とした。

袁譚「ついに私の時代が来たか」
郭図「主公、平原への進軍許可を! 黄権軍の主力は薊で戦闘中のはず。
   今、無人の平原に黄蓋将軍と高覧将軍を送れば確実に勝利できるでしょう。
   絶対です、確実です、敗北は万が一にもあり得ません!」

袁譚軍は敗北した。

郭図「馬鹿な……」

薊で勝利した黄権軍は、ギョウに帰還する前に袁譚率いる3万の兵を撃退したのだ。
一方、南東の楊州では孫策が会稽を制圧して、城の上から懐かしい呉の地を臨む。

孫策「呉を眺めるのは6年ぶりか……ようやく帰って来たぜ。
   劉ヨウは没しちまったが、今度は負ける気がしねぇな」
周瑜「ああ、こちらには5万頭もの象がいるのだからな」
695黄権@象と生きる:2012/08/20(月) 19:54:02.36 ID:GnDNa4R+
◆〜200年11月〜
ギョウに帰還して、袁潭への対処を議論する黄権軍に敵襲の報が届く。
報せて来たのは、薊で象を補充していたものたちであった。

劉備「大変です! 公孫サンが八万の大兵を率いて薊へ攻め込んできました!」
黄権「ついに北方の雄が牙を剥いたか」

すぐに黄権は出撃して野戦での迎撃を行う。
戦場となったのは、岩場と森で構成された複雑な地形だった。

公孫サン「我が白馬義従たちよ! 風の如く戦場を駆けろ!」
趙雲「敵は鈍重! 遠くから弓を射るのだ!」

黄権軍の北東に布陣するのは、突騎兵と騎兵が主力の軍勢。
周囲は森が多く、象はもしゃもしゃと草を食む為に進軍も遅い。

荀攸「さあ、お食べ」
黄権「こうしていると、うっかり戦場である事を忘れそうだな」
李恢「忘れないでください、主公! 此処は幸いにも木々が多いので伏兵が有効ではありませんか?」
関羽「残念ながら、それは無理だ」
賈ク「象を森に隠して奇襲しようなんて、どう見ても不可能でしょう」
象「パオーン! パオーン!」

象は巨体であり、伏兵で森に隠れる事は出来ない。
落石の計も使用できないので、弓兵とは違って兵力を減らさずに戦うのは至難の業である。

黄権「敵は大軍、如何したものか」
賈ク「公孫サンは、誘引しても一騎討ちには応じないでしょうな」
荀攸「それなら、火計と混乱を駆使して象への損害を抑えるべきです」

距離を取りながら火矢を放つ突騎兵に苦しめられながらも、関羽が一騎討ちで趙雲を撃破。
向かってくる公孫サンの支隊には黄権が囮となり、その間に別動隊は敵本隊を目指す。
敵兵を計略で混乱させた後は、三方から燃え盛る薪を投げて兵力を半数以下まで減らす。

関羽「今だ、一斉に攻撃して敵将を捕らえよ!」
公孫サン「ぬぅ、白馬義従が破れるとは……」
黄権「ここで汝を斬っても益は無い。戻られると良い」

捕らえた公孫サンと趙雲は放逐。
12月、ギョウに帰還しようとする黄権は兵舎の管理官に入城を止められた。

兵士「ギョウの部隊数が多すぎます。どれか解散して下さい」
黄権「む? そんな筈は無いと思うのだが……変だな」

仕方なく一番少ない象兵を解散した後、黄権は誤りに気付く。
兵舎には何食わぬ顔で突騎兵がいたのだ!
怒りの余り、黄権の顔は死人のように蒼ざめてゆく。

黄権「これは、どういうことだ……なぜ兵舎に突騎兵がいる!?」
董承「私が在野のトウ頓を登用しておいたからです!(ドヤ顔)」

諸将が取り成して、董承は処罰を免れた。
そして翌年、ついに北海にて袁氏との決戦が始まる――――。
696黄権@象と生きる:2012/08/20(月) 19:56:32.10 ID:GnDNa4R+
【幕間】

>693
そうですね。でも木鹿大王は216年登場なので、その前に統一しちゃいそうです
697名無し曰く、:2012/08/20(月) 22:53:51.41 ID:GdGKT5k1
乙です
騎兵がいただけで顔面蒼白とかw
698名無し曰く、:2012/08/20(月) 23:02:43.36 ID:ZX7UMkHn
>荀攸「さあ、お食べ」
和んでしまった…

>>696
過去に遼東を舞台に書いてた者なんですが、自分の書式を見ている錯覚に陥った
699名無し曰く、:2012/08/21(火) 22:46:12.41 ID:QqDYM1DO
黄権と荀攸以外は象のことをどう思っているのだろうか…
700名無し曰く、:2012/08/21(火) 23:20:38.41 ID:vjIrn0TW
犬公方に怯える臣民…みたいな?
701名無し曰く、:2012/08/22(水) 02:02:29.99 ID:JEvXeQVA
アフリカ象はアルプスを一応越えられたらしいが
インド象は河北とかだいじょうぶなんだろか
702名無し曰く、:2012/08/22(水) 05:41:19.92 ID:r0824UKt
久しぶりに来てみたら無茶苦茶面白いのが始まってるw
覗いてみて良かった
703黄権@象と生きる:2012/08/22(水) 23:03:55.07 ID:Z9SZpg0T
◆〜201年1月〜
黄河の岸辺には、幾つもの巨影が連なる。
時に立ち止まって鼻で水を掬い、時に嘶きを上げる灰色の獣は象であった。
今や、中華で最も有名な生き物を知らぬ者はいない。
河で魚取りに勤しむ漁師たちも、あれが象よと指差しながら北海に向かう軍の行進を眺めるのであった。

審配「黄権軍が来ましたぞ。先鋒は関羽です」
袁潭「来たか……顔良! 文醜! 張コウ! 奴らを迎え撃て!」
顔良「御意、すぐに関羽の首をお持ちいたそう!」
文醜「酒を温めて、勝利の報をお待ち頂きたい!」
張コウ「私は後詰めで宜しいか? 斬蛇の剣でもないと勝てる気がしない……」

青龍偃月刀を手にした関羽が単騎、戦場を駆けてゆく。
手始めに文醜の胴を一閃、次いで寸毫の傷も負わずに顔良を打ち倒し、張コウも余裕で撃破。
その鬼神の如き勇猛さに、袁潭は門が破壊される様を手を拱いて見ているしかなかった。

郭図「まだです! 城内に籠って防備を固めれば敵は自壊するでしょう!」
袁潭「本当か……信じて良いのか?」

城内には岩山があり、その近くに政庁と敵部隊が展開されている。
落石の計が使えれば簡単に敵を殲滅出来る地形なのだが、生憎ながら象兵は落石を使えない。
従って、賈クが混乱と火計を駆使して袁潭の騎兵を壊滅させた。
火計の威力は敵兵が多いほど増すので、兵数5000程度までなら火計も効率が良い。

袁潭「これほど早く袁家当主の座を降りるとは……ぐふっ」
黄権「徐州は曹操が制しているので、これで後顧の憂いなく華北制圧に専心できるな」

かくして、隆盛を誇った袁家は袁潭を最後の主として滅亡した。
704黄権@象と生きる:2012/08/22(水) 23:05:19.34 ID:Z9SZpg0T
◆〜201年2月〜
薊の野戦では敵に残存兵力が残らないように火計を連発したので、公孫サンも大敗の痛手を立て直せなかった。
僅か24000の軍勢しか備えていない自軍に、北平の将兵たちは不安に満ちた顔である。

公孫サン「戦に必要なキは三つある。勇気、将器、突騎! 全て備えた我が軍は決して負けぬ!」
北平の軍「お、おおー……」

兵力差を鑑みれば、公孫サンの軍とは正面から激突しても勝てる。
が、少しでも自軍の損害を抑えるため、黄権軍は敵軍を混乱させている間に城門を突破した。
城内戦では折良く戦場が濃霧に包まれ、周囲の弓兵が象を見失った隙に政庁を破壊。
襄平に逃れた公孫サンは、さらに少ない兵力で戦わねばならなかったが、もはや象の大軍に打つ手無し!
程なく、華北は完全に制圧された。

献帝「黄権、今まで天下の為によく尽くしてくれた。王の位で汝の功を賞する」
黄権「私が王か……これも象と多くの将士のおかげであろう。
   国の発展と天下統一の為、皆のさらなる活躍を期待する!」

201年4月、宮廷に万雷の歓呼が鳴り響く。
将兵の意気は燎原の火の如く広がり、天下を覆わんばかりであった。
即位の宴では象と人とで群舞が興じられ、黄権は諸将と共に目を細めた。

黄権「皆の労を酬いたい。存分に宴を楽しむが良い」
荀攸「( ゚∀゚)o彡゜ぞうさんぞうさ〜ん!」
関羽「……それがしは酒を頂こう」

盛大な宴は宵の空を麗月が彩るまで続き、夜と共に諸将の酔も深くなる。

張遼「各々方、今まで共に戦ってきた象をどう思われますかな?」
劉豹「象の力は、匈奴の騎馬にも勝る!」
韓遂「西域でも、象の威と愛らしさは鳴り響いておりますぞ」
賈ク「ええ、単なる戦いの道具とは思えませんな」
張松「しかし、中原から南蛮まで新設に行かさ」
黄権「……(じっ)」
張松「い、いえ……新設に行くのが楽しみで仕方ありません」

翌日、張松は永昌へと旅立った。
705黄権@象と生きる:2012/08/22(水) 23:07:54.59 ID:Z9SZpg0T
◆〜201年5月〜
黄権は宛を占拠して、ついに劉表領へと進出した。
同時に孫策も呉を制圧する。

黄権「孫策将軍は優秀だな。世の中には怠け者の太守も多いと聞くが……」

武将の内部データには勤務態度があるらしく、真面目に働く太守と、あまり働かない太守がいるのだ。

伝令「ご報告申し上げます。呉にて朱然殿が部隊新設を始めました。
   歩兵か騎兵か弓兵かは分かりませんが、象兵でない事だけは確かです」
黄権「何ッ! 急ぎ呉に上限いっぱいまで象兵を送れ! 一刻の猶予もならん!」
伝令「朱然殿の命令が解除されますが」
黄権「一向に構わん! その為に送るのだ!」

7月、宛と同じく太守を置いてない新野を落として、襄陽へと進軍する。
太守の任命条件は五品官以上なのだが、条件を満たす配下が少ないらしく、荊州には太守不在の都市が多い。
しかし、州都・襄陽には君主である劉表が鎮座して、黄権軍を待ち構えている。

黄権「まずは鼓舞で士気を上げてから近づこう」
張遼「それでは私は挑発でもしているか……効くとは思えぬが」

意外に切れやすい性格だったのだろうか?
暇な張遼が劉表に誘引を試したら、簡単に掛かってしまった。

張遼「八俊! 八俊! 江夏の八俊!」
劉表「ええい……若い頃の黒歴史を!」

怒りに任せて城壁を降りた所を叩かれ、劉表は支隊へと陣を移す。
そして、戦端が開かれてから四日目。
黄祖が新野を急襲しているとの報がもたらされた。

黄権「いかん、決着を急ぐぞ!」
関羽「承知! 張遼と共に攻撃を掛かるのだ!」
張遼「劉表、捕らえたり!」

劉表との戦いに勝利した黄権は、襄陽を本拠と定めて荊州制圧への足掛かりとする。
襄陽の新しい君主となった黄権は、最初に兵舎へと足を運んだ。

伝令「あの……新野が襲撃されてる最中なのですが、なぜ兵舎にいらしたので?
   新野の城壁は薄く、もはや一刻の猶予もなりませんが」
黄権「うむ、劉表軍の歩兵や弓兵を捕獲してしまったので解散しにな」

新野は黄権の援軍が来るまで、何とか持ち堪えた。

韓嵩「敵援軍は疾風迅雷。私も劉キ様の軍も壊滅……撤退させて頂きます」
黄祖「チッ、もう少しで新野を陥落させられたものを!」
楊奉「あんな軍には勝てん。黄祖殿、こうなったら共に投降しようではないか」

楊奉・黄祖が配下となった事で江夏は太守不在となり、汝南と共にあっさり落城。
王となり、90万を超える象を従えた黄権は、次に荊南を目指す――――。
706黄権@象と生きる:2012/08/22(水) 23:09:57.44 ID:Z9SZpg0T
【幕間】

>698
過去スレでしょうか。後日探してみますね

>699
頼りになる朋友…かな?

>700
いや、そんな事は無い…とも言い切れませんが

>701
確かに華北は寒いですよね…

>702
好みに合ったようで何よりです
707名無し曰く、:2012/08/22(水) 23:29:44.27 ID:NT346LhJ
張松は左遷なのか、はたまたすすんで赴いたのか、一考の余地がありそう
しかし、荀攸はもう立派な象さん信奉者に…
708名無し曰く、:2012/08/23(木) 23:42:34.63 ID:heE7qA6c
おつです

象兵90万とか、インド人もびっくりですな
709名無し曰く、:2012/08/24(金) 06:37:56.99 ID:nanSHjeG
というか、90万頭の象を確保・飼育できるのか?
710名無し曰く、:2012/08/26(日) 23:37:15.99 ID:HvAwZjMt
90万は兵士の人数だろうな……ひとり一頭で象の世話は無理だろうし
それでもすごいけど
711黄権@象と生きる:2012/08/28(火) 00:17:49.22 ID:dZx7A/YB
◆〜201年11月〜
上傭に進軍した黄権軍は、太守呉巨を混乱させている間に政庁を破壊。
制圧された上傭の民衆は、象兵たちを快く迎え入れる。
圧勝した黄権が凱旋すると、宮廷には朝廷からの使者が佇んでいた。
彼の表情は険しく、躊躇うかのように何度も口籠る。

使者「このたび……陛下は帝位を禅譲する決意をされました」
黄権「なんと!」
荀攸「主公、領内では数々の瑞祥が起こり、天も即位を祝福しております。
   東方では青竜、北方には玄武、南方には朱雀があらわれたとか。
   今は帝の決意をお受けなさるべきではありませんか?」
黄権「しかし、天意だけでは……」
荀攸「西方では白象も生まれております」
黄権「なにっ、今すぐ見に行ってもよいか!?」
使者「できれば、その前に参内して頂きたいのですが」
黄権「う、うむ、分かった分かった」

謁見した皇帝は退位の決意も固く、黄権は帝位に就く事となった。
陳琳が書記となり、禅譲の儀もつつがなく進んでゆく。

関羽「幾つかの候補を用意したので、この中から国号をお選び下され」
黄権「ぞう!」
陳琳「……(象なんて国号候補の中に無いし、宋の聞き間違いか?)そう、と」

漢に変わる新たな国号は"宋"と発布された。
712黄権@象と生きる:2012/08/28(火) 00:21:03.03 ID:dZx7A/YB
◆〜201年12月〜
黄権は劉表が守る江陵を回避して、守将のいない長沙を先に落とす。
そのまま桂陽に進軍しようとしたが、防衛の為に武将を配置されていたので攻撃目標は江陵に変更。

伝令「大変です! 黄権軍が歩兵隊を編成して城壁へ登り、我が隊の背後を脅かしております!」
張允「いかん! やはり象以外の部隊も持っていたのか!? 全軍攻撃!」
劉表「ば、馬鹿め! 誰を攻撃しておるのだ! わしだ!」

同士討ちの計略で劉表隊は壊滅した。

賈ク「我が主の象愛を見誤った事……それが貴様らの敗因ッ」
荀攸「そうです! 象兵以外の部隊など我が陣営には一兵たりともいません!」

その後、黄権軍は江陵から武陵、零陵、桂陽と快進撃を続ける。
慌てて守将を置いたような荊南の諸都市は充分に整備されておらず、歴戦の象兵を止めることはできなかった。
瞬く間に荊州も黄権の掌となり、劉表は天を仰いで嘆く。

劉表「これで漢も……劉氏の王朝も終わりか」

5月には江州の太守に任命した劉豹が永安を攻略。
孫策も紫桑の樊能を滅亡させ、黄権自身は廬江へと軍勢を進めた。
張勲程度では相手にもならず、黄権はあっさりと陥落させた廬江を拠とする。

孫策「曹操とは同盟を結んでるから、残るは寿春の袁術のみだな」
周瑜「象兵100万を以てすれば鎧袖一触。蟻を踏み潰すが如くでしょう」
趙雲「戦力差は圧倒的。降伏勧告をされては?」
関羽「いや……袁紹を斬って以来、袁術との折り合いは悪い」
黄忠「袁術と袁紹との仲は悪いと聞いていましたが、袁家一門の絆は切れていないようですな」
馬超「ならば、戦うしかあるまい!」
張飛「命じてくれ、陛下!」
黄権「うむ、せっかく五虎将も揃ったことだし、最後の戦いは戦役で決める!」

戦役は一地方を舞台として、数都市の軍勢で戦うのだが……。
大味でテンポが悪くて拘束時間も長い上、途中でセーブが出来ない。
メリットと言えば、特定の武将を同じ軍に編成する事で、クリティカル攻撃を見れる事くらいである。

陳留に関羽、張飛、趙雲、馬超、黄忠の五虎将。
紫桑には孫策軍。建業には馬騰や韓遂。北海には顔良・文醜などを配置。
かくして三国志10最大の失敗作と呼ばれ、世人の評判芳しからぬ戦役が発令される。
713黄権@象と生きる:2012/08/28(火) 00:24:36.70 ID:dZx7A/YB
◆〜202年9月〜

曹操「我が方は黄権との同盟を破棄。袁術に加勢する。
   漢土を……象どもの好きにさせてたまるか!
   黄権軍は象兵が125万だぞ! どうしてこうなった!」

守備側27万、発令側40万の軍勢は中原にて激突。
まずは意気盛んな関羽軍勢が小沛に向かい、陳宮軍と相対する。

関羽「我が名は関雲長! 五象将の力をとくと見るが良い!」
陳宮「いかに象とは言え……これほどの威力とは!」

五虎将によるクリティカルは通常の3倍の威力となっており、7万近い敵軍勢を一回の包囲攻撃で壊滅。
関羽軍に負けじと黄権・孫策も袁術軍10万を撃破して北上すると、曹操が籠る下ヒは四面楚歌の状況に陥った。

曹操「おお、なぜ天は戦役などというものを考えたのだ!
   呪われるが良い……戦役を起す者は、未来永劫呪われよ!!」

上天に向かって呪いの言葉を吐き、曹操は倚天の剣で虚空を切った。
斬られた大気はヒュッと音を鳴らして、秋風に吹き流されてゆく。

曹操「認めざるを得まい。先見の明は黄権の方にあったと」

曹操は瞼を閉じると、数十万頭の象が上げる大きな地鳴りを聞いた。
古い時代を押し流すかのような歴史の咆哮を。

黄権「……終わった、か」
荀攸「はい、今や全土に象の旗が翻っています」
陳琳「(国号は宋の筈なのに、みんな象と呼ぶ)」
714黄権@象と生きる:2012/08/28(火) 00:27:15.84 ID:dZx7A/YB
◆〜202年10月〜

ついに中華は統一された。
宋王朝では次第に馬が減らされ、代わって象が人に近しい生き物となった。
どの地方を見ても、もはや象のいない都市は無い。

荀攸「寒冷な地には温泉の近くに厩舎を作る事で、象が快適に暮らせるようにしました」
黄権「おお、それならば中華全土に象を置く事が出来る。
   これは蕭何にも匹敵する功績! 公達こそが象王朝の丞相に相応しい!
   よし、それでは政務は荀丞相に任せ、私は象で民を視察しなければ……」
荀攸「お待ちください! 象での視察なら私もお供しますっ!」

黄権は政務の合間に巡察の旅を続ける。
東西南北、どこの街や村でも民は顔を輝かせて仕事に勤しみ、象を隣人として暮らしていた。

民衆「皇帝陛下万歳! 象王朝に栄えあれ!」
黄権「乱世を終わらせて本当に良かった」
荀攸「はい……これで、もう象たちが血を流す事はありません」
黄権「時に謗られる事も有ったが、やはり私が象と生きる道を歩んだのは間違っていなかった」

皇帝は慰霊碑の前で感慨に耽る。
今まで共に戦って散った象たちを悼んで、
石の表面には、戦の犠牲となった無数の象の名前が刻まれているのだ。

文官「陛下、またこんな所に……民の陳情が溜まっておりますぞ! 宮廷にお戻り下され!」
黄権「また忙しない宮廷生活に逆戻りか。
   そろそろ子を儲けて、象とゆったり暮らす老後を考えねばならんな」
文官「はぁっ……そんなに象と暮らしたいなら、もう象を后に迎えてはどうですか!」

黄権「Σなるほど、その手があったか!」

臣下全員で止めた。

黄権「さて、それでは政務を執るか。新たに象を担当する大臣を置く件だが…」

皇帝は象と力を合わせ、国の為に尽力した。
そして、未曾有の繁栄を遂げた統一王朝に、遠方の国々も次々と恭順を誓う。
象の生息域と文化は、やがて王朝の名と共に大陸各地に広がっていった。
その後も象王朝は数百年の長きに渡って、世界の中心であり続けたと史書は記す――――。

【象と生きる・完】
715名無し曰く、:2012/08/28(火) 00:47:52.20 ID:geG9KvRw
見事なハッピーエンドですな

10って評判悪いんでしたか……
716黄権@象と生きる:2012/08/28(火) 00:50:23.19 ID:dZx7A/YB
【終幕】

( ゚∀゚)o彡゜ぞうさんぞうさん!

>707
魅力の低い武将は新設の際にあまり人口を減らさないので、全員永昌送りです

>708
最後は1979年のアフリカ大陸(推定130万)に匹敵する125万まで増えました

>709
一頭が一日に150kg食べるので、確かに飼育は困難ですね…むむむ

>710
そんな…125万の象が集まったと思いたいですっ
717名無し曰く、:2012/08/28(火) 00:54:46.14 ID:dZx7A/YB
>715
というより、戦役システムの評判が良くないんですよね
後はコンピュータのAIがもう少し賢ければ、神ゲーになり得ました(これは全てのシリーズに言える事ですが)
718名無し曰く、:2012/08/28(火) 20:08:07.92 ID:cQu74OKk
象帝陛下お疲れ様でした。
125万頭も象がいたら、大陸が埋まりそうな気もするwww
719名無し曰く、:2012/08/28(火) 23:22:58.84 ID:LL+D9QJC
乙です

公達がかわいい
かわいそうなぞうを朗読して泣かせたい
720名無し曰く、:2012/08/29(水) 08:22:59.00 ID:An7J2iwB
乙でした
現実をうけいれる人、疑問を感じながら勤める人、
それぞれ人間模様が面白い
たくさんの象さんに財政圧迫されて、国が破綻にならない
未来を祈りたい
721司馬攸が通る!:2012/09/01(土) 01:12:32.54 ID:Pj1MCA6a
【三国志10・シナリオ8/上級・攻撃の際はオート戦闘】

伝令A「た、大変です! 御子息の司馬攸様がギョウで反乱を起こしました!」
司馬昭「馬鹿な……我が息子は、まだ6才だぞ」
伝令B「続報! 司馬攸様は、3万の兵で瞬く間に平原と南皮も落とし、現在は集めた資金で技術開発を行っています」
司馬昭「いったい、なぜこんなことに……」

8才になった司馬攸は平原にて井闌と霹靂車を開発して、編成した10万の部隊全てに配備。
三国志10はオート戦闘にすると、攻撃側が圧倒的有利となる。
しかも、兵器完備の部隊なら、もう必勝と言っても良い。

司馬攸8才「しんげきー」

向かう所敵無しで、華北に駐留していた曹芳軍は敗走を余儀なく重ねる。
華北を制圧したのは、司馬攸9才の春であった。

司馬攸9才「おじさんたち、ぼくみたいな子どもにまけて、はずかしくないの?」

司馬攸軍は洛陽を征すると曹芳軍に攻撃を続け、寿春一国に押し込めると襄陽から漢中を目指す。

司馬攸12才「あーあ、きょういって人は強いって聞いてたのに、がっかりー」

兵器の圧倒的な攻撃力の前に、蜀は敗走を重ねて永昌にて滅亡。
襄陽に戻った司馬攸は、配下となった張翼やケ艾には別軍として荊州攻略を命じ、自身は楊州へ向かう。
呉に滅ぼさせようと思って残しておいた曹芳軍が生き残っていたので、進軍途中にこれも滅亡させる。

司馬攸13才「めんどくさいから、配下にならない奴は全員斬首!」

交趾に逃れた孫家の生き残りも、追撃を掛けられて全員が斬られた。
かくして、司馬攸14才は元服前に天下を獲る。

司馬攸14才「みんな頼りないから、もう僕が皇帝になるねっ!」

【司馬攸が通る! 完】

頑張れば、統一までに2〜3年は短縮出来るかも。
それにしても、今回はひどいやっつけリプレイだ。
722名無し曰く、:2012/09/01(土) 05:12:24.86 ID:dFozQHAN
もう何が何だかw
723劉封リプレイ:2012/10/01(月) 17:21:46.48 ID:DrIpj69T
PC版9PK
225年7月 南蛮王孟獲と諸葛亮の南征
武威新勢力スタート 上級 討死有り 抜躍有り

登[β]氏「どうもこんにちは、劉封の嫁でございます」
劉封「劉封です…なんか復活しました」
登[β]氏「旦那のあまりの不甲斐なさに発奮しまして、武威の太守の座とザオラルを獲得しますた」
劉封「ヒドス…あれは仕方ないっちゃ仕方ないでしょーが。そもそもは叔父上の身勝手が原因で…」
登[β]氏「だまらっしゃい!そんなだらしねぇアナタにワンモアチャンス!こうなったら自分で天下を取ってしまえー!と」
登[β]氏「ここまでお膳立てしたんだから、払った苦労とMPにふさわしい男になってちょうだいな」
劉封「…もちろんだとも、私はいい妻を持ったな」

目標:天下統一

登[β]氏「まずは現状の整理ね。お金やお米なんかは新勢力エディットのときに貰える分から調整してません」
登[β]氏「兵士はかき集めても2万くらい。隣の西平から集めてもいいんだけど…」
劉封「異民族が鬱陶しいな、そもそも私一人ではろくに戦うこともできん。」
登[β]氏「武官としては二線級だしね。ちなみにわたしは新武将として参加してます。三国志9の後半のシナリオで一人旅はムリゲーなので」
劉封「ひどいなぁ。ちなみに嫁の能力値は上から10・10・40・40の技能ナシ、いないよりマシなレベルですn痛い痛い痛いって」
登[β]氏「リロードは…もちろん縛りますが必要に応じて。だから人手がいるのはありがたいでしょ?」
劉封「抜躍武将はONにしてますが、あまり強過ぎるやつが出ないようにするつもりです。元々のヌルゲーが加速してはつまらないので」
登[β]氏「そうそう、開始前に旦那と二人でイメトレという名のロケハンをしてたんですけど、ぶっちゃけ『これなんてムリゲ?』状態でしたw」
劉封「天水・安定にいる相性が近い武将をハントしようとしましたが、楽勝で返り討ちにあいますた。相手がたとえ井蘭単騎でも正面から戦うとまず勝てないです」
登[β]氏「そこで考えたのは蜀を通り過ぎて南蛮に向かうこと、ただこれにも色々と問題があって…まあおいおい説明します」
劉封「戦略面ではリアルラックが相当試されるので、その分戦術面で手段は選ばんつもりです。滅亡ENDなど見たくない」
登[β]氏「説明はこんなとこね、それでは本編ドゾー」
724劉封リプレイ:2012/10/01(月) 17:26:53.16 ID:DrIpj69T
登[β]氏「…と言っても、やるのはひたすら徴兵と訓練なんだけど。そのうち放棄するつもりなので内政するつもりは無いです」
登[β]氏「やっぱり二人だと幾らか楽ね、8月には訓練でクリティカルも出たし」
劉封(嫁を徴兵に参加させたら私一人でやるより志願者が減っていた事には突っ込むまい)
登[β]氏「あと状況報告を詳細にしたらやかましくてかなわないんだけど」
劉封「ひたすら魏の倉庫が荒らされた報告ばかりされるからな、ちょっと面白かったけど簡易に設定するは」
 10月上旬 孟達が蜀に寝返り、西城が陥落
登[β]氏「ロケハンじゃ見られなかった光景ね、こんなことあるんだ」
劉封「諸葛亮が西城に入ったか、戦局はこれで荒れるかな。他にも李輔が孟達に同調したようだ」
登[β]氏「正直名前だけ出されてもよく分からないような人ね。能力値もパッとしないし」
劉封「…カワイソス(´・ω・`)」
 10月下旬  孟 達 逐 電
登[β]氏「根性無さ杉クッソワロタwwww」
劉封「 こ れ は ひ ど い …。あと嫁の兵法熟練が半端ない件について」
登[β]氏「騎兵とか600あるしね、旗揚げまでの苦労が垣間見えますなぁ」
劉封「ロケハンのときは気づかなかったが、どうやら兵法を持ってない新武将は全ての兵法熟練に500ほどおまけがつくようだ」
劉封「嫁を戦に出す気はさらさら無かったが、必要に応じて出撃させるか」
登[β]氏「こんなのチートとどう違うのよ、極力戦闘には参加しないからね。そうそう孟達だけど、今は天水に居るって。」
劉封「申し訳無いが孟達はNG。まあ武威まで来たら誘ってみるか、私とは内部設定で仇敵関係だから無理そうだけど」
 1月上旬
登[β]氏「あけましておめでとうございます、兵力2万、士気100達成しました」
劉封「他の勢力にも動きが見られるな。魏が漢中の陽平関へ侵攻、長安と天水の二方からだが迎撃が出たので多分負ける」
登[β]氏「それと呉が寿春に侵攻、合肥の隣の鳥江港を制圧したわ、こっちはどうなるか分からないわね」
劉封「孟達は魏に再就職しました、今彼がどんな顔して職場に居るのかを思うだけで笑いがこみ上げてきます」
登[β]氏「さあ、そろそろ私たちも行動を開始するころね」
 1月中旬 劉封軍が峨眉(成都の左下あたり)に建設部隊1万2千を派遣 劉禅軍が劉封軍に宣戦布告
劉封「到着まで113日もかかるぜヒャッハー」
725劉封リプレイ:2012/10/01(月) 17:29:40.15 ID:DrIpj69T
登[β]氏「さて、ここでこの戦略の説明を少しだけさせてもらいます」
劉封「『本拠地がら空きじゃねーか』と大体の方はお思いでしょうが、今回のこの段階では幾らか安全な状況になっているんです」
登[β]氏「武威に攻撃をかけて来るのは天水なんですが、その天水は今は陽平関に侵攻をかけており、都市の兵力は1万と少しです」
劉封「NPC勢力が攻撃軍を編成するためには兵2万(部隊に1万、留守番に1万が多分必要)が最低ラインです、なので今回のタイミングで遠征に行きます」
劉封「天水の軍が壊滅してしまえば帰還する負傷兵が減ってベストなんですが、今回は迎撃が馬超率いる鋒矢陣形なのでいい具合に殲滅してくれるハズです」
登[β]氏「一応保険として一万残るようにしましたけどね、こうすれば向こうから攻めてくるのはまず無いはずです。一応令居(武威の下あたり)に陣を建設してバリアーにもしときます」
劉封「陣が狙われれば撤去して煙に巻き、武威が狙われれば陣を占拠させて足止め。という寸法です」
登[β]氏「ロケハンでは2万で遠征したんですが、今回はちょっと状況が特殊なので1万で遠征します」
劉封「ヒントは『下から数えて最強の漢・劉禅が兵4万を従えて江州に居ること』ですね。ではまた次回によろしくお願いします」
726名無し曰く、:2012/10/01(月) 18:52:46.13 ID:BTP9Zlb7
おお、新しいのが始まった
続き楽しみですー
727劉封リプレイ:2012/10/07(日) 00:42:16.69 ID:28kjoyMt
2月上旬 バリヤー作成 陽平関の魏軍全滅
2月下旬 劉禅が健寧へ出陣 西城が魏軍と交戦
登氏「名前を見やすくした劉封の嫁です、まあ漢字の都合上この名前で登録してんですけど。探索以外することが無いので他勢力の状況を報告します」
登氏「健寧へ向かったのは劉禅率いる4万の井蘭編成です、健寧の兵は2万弱で普通なら決着は目に見えています。そう 普 通 なら」
登氏「部隊を率いているのは統率3の劉禅で、部隊の能力は全て2ケタというありえない数字になっています(井蘭なら対城攻撃力が3ケタないとおかしい)」
登氏「副将は張翼・王平など歴戦の兵ですが、なんとも心の底から哀れになります。迎撃が出ても出なくてもボコボコにされるのは目に見えています」
登氏「参考までに、呂布が井蘭を率いた場合は対城攻撃力は軽く500を超えます。劉禅…お前が(下から)ナンバー1だ」
登氏「一方西城では漢中のほぼ全ての兵を動員していながら敗色濃厚です。漢中が空くというのは蜀の北方戦線の崩壊を意味しますね」
登氏「もう一方の寿春では孫権軍の別働隊が合肥を制圧、鳥江港を狙う魏軍を挟み撃ちにして撃退しました。NPCの割りに頭使ってますね」

劉封「物見が戻ったか、どうだった?」
物見「はは!成都から出撃した迎撃部隊の指揮は、楊儀・李輔です。…しかし、なぜか同士討ちを始めた模様」
劉封「んん?同士討ちなんてコマンド\にあったっけか。…まさかな」

李輔(井蘭1万指揮)が魏に寝返り
登氏「ちょwwwおまwwwww腹遺体wwwww」バンバン

劉封「…二重の意味でおいしいなあ」
3月中旬 李輔隊壊滅
4月中旬 西城陥落 劉禅隊壊滅
登氏「まさか壊滅するなんて…弱すぎワロリッシュ。撤退する劉禅隊にとどめを刺して遠征軍の戦力を増強するつもりだったんですが、これはまずい」
登氏「成都と雲南から互いに攻城部隊が出撃していますが、これをあてにするしかないですね。マジ運ゲー」
5月中旬 峨眉陣完成
6月上旬
劉封「間髪入れずに撤退中の蜀軍を攻撃して、これを壊滅させました」
登氏「合流しました、相手は兵200とかマジごっつぁんw」
劉封「蜀軍はもう1部隊残っている、指揮は馬ショク、士気は30程だが兵数は4400。もしかしたら逃げられるかも知らん、鋒矢陣形で一気に叩くぞ」
登氏「ちなみに孟獲軍の城攻部隊は虚報によりマラソン中です、まだ城に張り付いてもいません、脳筋の弱さを感じました」
劉封「虚報にかかった部隊は攻撃が禁止されるから、蜀軍の城攻部隊にすらろくに攻撃できてないな」
登氏「蜀軍が帰りはほぼ素通りで済んだのには笑いましたwそのため雲南の兵力は1万を切って4千弱です」
6月下旬
劉封「敵将、出会え出会え!一騎討ちを所望する!」
馬ショク「『形勢が不利なら大将を討てばいいじゃない』って兵法書に書いてあった」
登氏「相手が文官なのでほぼイジメです。あんまり応援できないっす」
劉封「せっかく大勝したのに水を差してくれるなよ…」
728劉封リプレイ:2012/10/07(日) 00:43:48.75 ID:28kjoyMt
7月下旬
登氏「2部隊分の負傷兵を吸収しましたが、兵力は2万に達しませんでした。捕虜も生兵法だけです」
馬ショク「こういう時は…お願いでございます。命だけは、命だけはお助け下され」
劉封「心攻で削られてしまったか。かわりに抜躍武将を捕まえたぞ、陸昇という名で頭にタオル巻いた一般兵みたいな奴だ」
陸昇「初対面で『なぜ男なんだ』と言われた時、とても悲しかったです」
劉封「冗談に決まってるじゃないか(棒)、方針はもちろん親身でがんばるぞ、私が何か覚えるかも知れないからな」
8月下旬
陸昇「大変です!成都から趙雲率いる井蘭部隊です!数は2万!副将として諸葛亮もついています!」
劉封「いちいち『!』を付けるな、鬱陶しい。どうせ狙いは兵が1万も居ない雲南だ。士気を失い帰還中の城攻部隊が合流できれば2万で五分になるだろう」
登氏「どの道ここにも通りがかるから人事じゃないわよ、丁度良いから引っ越しちゃいましょ」
劉封「移動先は健寧の右上の朱提だ、本格的に都市を狙うぞ」
馬ショク「なんか開放された件。『動いたら負け』って本当だったは」
登氏「そうそう、陽平関が魏軍の手に渡ったわ、兵力はなんと7万。あんまりうかうかしてるとこれとぶつかることになるわね」
劉封「蜀オワタ。だが父上の遺志は潰えんぞ」
9月中旬 孫権軍が孟獲軍へ宣戦布告し健寧に出陣
劉封「指揮は呂岱で兵力20000の棋形陣形。これは本格的にうかうかできないな」
陸昇「道中士気0で壊滅した投石部隊がいたのですが…」
劉封「劉禅軍を撃破してからカウンターで出撃した孟獲隊だな、迎撃まで出たのに生き残ったのか」
陸昇「負傷兵が健寧に入ると我々と五分の兵力になります、これでは孫権軍に先んじることはできないのでは…」
劉封「よく考えてもみろ、そもそも井蘭も持たん我らが単独かつ短期で城を落とすことなどできるわけがないだろ」
登氏「孫権との関係が中立のままでよかったわね、ロケハンでは無かった展開だけど、なんとかなるわよ」
9月下旬 朱提陣完成
登氏「なんか孫権軍が虚報にかかってるんだけど、知力70あるのにだらしねぇ」
劉封「天は我に味方せり、いざ訓練ぞ!」
陸昇「士気が50くらいしか無かったのでありがたいですね」
10月中旬
劉封「天は我に味方せり、いざ出陣ぞ!」
陸昇「孫権軍は我々より2ターン遅れて健寧に接触します。あ、私は指導が間に合わなかったので参戦できないです…」
登氏「私たちは雁行陣形の兵17000、健寧は19000ほど。わたしも兵法防御のために従軍します」
劉封「本気で負けが許さないので解禁します、まあうまく行けばこれきりでしょう」
登氏「そうそう、趙雲隊は孟獲軍の迎撃7000の前に溶け去りました、奮迅×4は怖いですねー」
729劉封リプレイ:2012/10/07(日) 00:48:33.95 ID:28kjoyMt
11月上旬
劉封「城壁に取り付けい!小細工無用、正面から射ち合うぞ!」
孟獲「攻城兵器も持たずに…この健寧を舐めてくれるな!者共、連射だ!」
登氏「オフェンスはディフェンスから。都市の大将が弩兵熟練低いからチャンスね!」カキーン!
陸昇「こんな状況でも劉封様の指導は続いています。これってどんな状況なんすかねぇ」
劉封(何故コイツはこのタイミングで連射を覚えてんだ…)「敵将発見、覚悟!一斉射撃!」
孟獲「ぐぅっ…なんのこれしき!」
11月中旬
呂岱「劉封軍に先んじられたか…今からでも負けてはおれんぞ、梯子をかけい!」
孟獲「孫権の軍からも攻撃が!?ええい、このままでは…」
劉封「ここが正念場だ、孫権軍より多くの敵を射倒すのだ!」
ヨウ凱「ぐわっ!う、腕がぁ…」
孟獲「つぅ、二度も矢を受けることになるとは!」
登氏「ここまで全部狙撃とか…旦那が絶好調すぎてこわい。孟獲迂闊すぎてワロタ」カキーン!
陸昇「奥方様が兵法を防いでいるのも大きいですね、我らは兵法でほとんど損害を受けてません。あ、私は指導が終わったので朱提陣まで避難してますフヒヒ」
12月上旬 孫健軍が健寧を攻略
呂岱「我らの勝利ぞ!皆、勝どきをあげよー!」
劉封「水を差すようで申し訳無いが、健寧は最も多くの敵を討った我らのものになるぞ(ゲス顔)」
呂岱「なん…だと…?」
登氏「ホントどういう理屈でこれがまかり通るのか。なんにせよ地に足が着いた心地です」
劉封「いや、まだ首に縄がかかった状況だ。異民族をかわしつつ、人材を吸収しながら内地を制覇せねばならん」
登氏「俺達の戦いはこれからだ!ではまた次回によろしくお願いします」
730名無し曰く、
「ケ」の字は「とうしょうへい」でケ小平と変換できると思いますー。