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名無し曰く、:
「おれとフウ習」 (三国志7より)
劉備軍 永安太守だったおれの配下にフウ習という男がいた。
最初のうちは職務上しかたなく交流を深めていたのだが、
何故か気に入られてしまったようで頻繁におれの家にくるようになった。おれもそう悪い気はしない。
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. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| おおフウ習か
| .゙  ̄" |゙ ̄ " :::| なんだまた来たのかw
. | ` ' ::| 元気だよ おまいも元気か?
. | `-=ニ=- ' ::::::| 狩り?いいよ いこーぜ
\ `ニニ´ ::::/
/`ー‐--‐‐―´\
〇月×日
劉備軍が危うくなってきた。劉備軍と心中はゴメンだ。
おれは下野する事をきめ永安から出ようとすると、劉備たちがおれを引き止めに来た。
その中には彼もいた。そうフウ習だ。
彼は下野する決意の固いおれに「少ないが…」となけなしの路銀を手渡してくれた。
/\___/ヽ
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. | ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| フ…フウ習
| 、_(・)_,: _(・)_, :::| ありがとうよ
. | ::< .::| その気持ちだけでも嬉しいよ
\ / − ヽ ::/ おまいとはいろいろあったよな…
/`ー‐--‐‐―´\ 元気でやれよ
その呉軍に落ち着いたおれをあいかわらずフウ習は訪ねてきてくれた。
呉軍にこねえか?と話を持ちかけてもみたが「二君には仕えられない」と中々関心な事を言うw
そうして月日が過ぎていったある日…
「曹操軍が劉備軍の永安に攻め込みました!」
ついに攻め込まれたか…まあ勝ち目はあるまい。
フウ習が曹操に登用されたらこんどこそ呉軍に引き抜いてやろう。
チャチャチャーチャチャーチャーチャー♪「曹操軍勝利!」
「永安のフウ習が死亡しました。」
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| ・ 、 ・ 、.| え?
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, .:| ちょ なに?
| `-=ニ=- ' .:::::|
\ `ニニ´ .:::/ フ… フ…
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/\___/ヽ
/ノヽ ヽ、
/ ⌒''ヽ,,,)ii(,,,r'''''' :::ヘ
| ン(○),ン <、(○)<::| フウ習うううううううーーーーっ!!!
| `⌒,,ノ(、_, )ヽ⌒´ ::l
. ヽ ヽ il´トェェェイ`li r ;/
/ヽ !l |,r-r-| l! /ヽ
/ |^|ヽ、 `ニニ´一/|^|`,r