エンパに際して
>>48に改訂を加えてみた。
【趙正】(大剣)……趙雲と馬雲リョクの息子。趙統、趙広は異母兄。趙雲からセイコウの剣を受け継ぐ。母の仇敵死皇帝を討つため、死獄軍の暴れる各地を転戦する。
【劉憐】(細剣)……劉備と孫尚香の娘。呉の母の元で育つ。死獄軍が猛威を振るう戦場で趙正と出逢い惹かれるが、二つの故郷の間で揺れる。
【馬雲緑】(馬超)……馬超の妹で、趙雲の第二夫人。趙正の母。蜀漢の領地が死獄軍に襲撃を受けた際、幼い趙正を守るために死獄軍に挑むが敗れ、死皇帝の手に掛かり命を落とす。
【光超】(曹丕)……天上界の優秀な武人で、麒麟の化身。天の意志に命じられ、死皇帝の暴挙を止めるために地上に降臨した。復讐鬼だった趙正を導いていく存在。
【悟龍】(呂布)……曹魏の猛将。戦好き、お祭り好きの荒々しい性格で、魏軍の亡者狩り専門の特殊部隊を率いる、対死獄軍の専門家。
【旋騎】(周泰)……孫呉の宮廷武官。劉憐の幼なじみで、密かに想いを寄せる。劉憐の護衛を任務として付いて回るが、世話焼きな性格なため奔放な劉憐には何かと口うるさい。
【羅偉戦】(黄忠)……各地を渡り歩く傭兵団の長で、弓の名手。元々は猟師だったが戦乱の始まりにより一族共々村を焼き出され、乱世を生き抜くために傭兵団を結成した。常に大勢力に取り入る事で乱世を生き抜いてきたため、現在は勢いのある死獄軍に付き従っている。
【耶説艶】(星彩)……鬼族の姫。父、鬼王の地上進出の野心により、一族を率いて死獄軍に従軍する事になる。癇癪持ちで闘争を好むが、ものを見る目は鋭く思考に隙が無い。地上では鬼族の力は弱まってしまうので、鬼王の考えには異を唱えている。
【獄斗鬼王】(黄蓋)……地獄の亡者、鬼族の王。その剛腕の恐怖で地獄を支配してきた暴君。自尊心が異常に強く、他者に見下ろされることを酷く嫌う。そのため地上や天上界を敵視していて、それを蹂躙し滅ぼすことを至上の喜びとしている。
【凶帥】(諸葛亮)……死獄軍の軍師。元は人形兵。怨念を魂の糧としていて、世の乱れが力となっている。死皇帝の魂を取り込み、自身が死獄軍を統べる、という野望を密かにいだいている。
【覇斬】(ホウ徳)……死獄軍の将軍。地獄では猛者の亡者だったらしく、10000匹の鬼や亡者、魑魅魍魎を斬って名を上げてきた。
【死皇帝】(左慈)……冥界を統べ、現世に甦ってきた始皇帝。 始皇帝廟を本拠とし、妖術により活動させた人形兵や、地獄の亡者たちを率いて己の欲の全てを満たすために冥、地、天、全ての世界の支配を目論む。
トーン的にはチャイニーズゴーストストーリーに合戦シーンをくっつけたみたいなイメージ。