プレイモアは不具合だらけでユーザーも消失 ver.28
A:でもいいことも一つあります。「僕が今後KOFを描くことはない」という発言が!
K:あー、これはホッとしたわ、ほんと。毎年「奴が帰ってくる!」って恐怖心に怯えなくて済むのかしら。
A:そこで油断ならないのがプレイモアという会社な訳ですが……まあ考えないようにしましょう。他のインタビューはどうでした?
K:普通じゃない? ヒロアキさんの「森気楼チェック」が楽しかったな。
A:ああ、背後にいつの間にか立ってて「あー」とかツッコミ入れられたって奴ですね。
K:「どんなに描いても京と庵はなんか違う」とか、なんというかこう、爪のアカでも煎じて飲めよノナって感じが。
A:いやぁ、なんと言ってもノナ先生の責任じゃなくて開発スタッフの責任ですから。
K:そーねー。開発スタッフがみーんな悪いのよねー。
A:個人的にはヒロアキさん曰くの「武力ONEパート2が作りたい」という声に心打たれました。その日が来ることをアテナも心底祈っております。
K:……無理っぽいけどね。森気楼さんとFALCOONさんのインタビューは普通よね。
A:そうですねえ。他は野中さんと安井さんのインタビューが。
K:これはこれで面白かったなあ。安井さんの発言に「庵は殺人マシーンみたいな感じを開発が望んでると後から聞いた」ってお話が。
A:その後「でも逆に『結局は人間じゃないか』ってスタッフもいた」と。
K:つきつける→ノナ→安井さんの発言って感じで。
A:要するに開発スタッフのうち、この手の発言する人が2001の時はいなかったんでしょうね。
K:他にも「殺人マシーンでも斬られれば痛いし、花を見れば綺麗とは思わなくても紅いとは思うかも知れない」とか含蓄のあるお言葉がっ。
A:開発スタッフ一同正座して聞けって感じですねえ。声優さんの方がよほどキャラを愛してらっしゃいますよ。ゲーム会社としてはさておき、キャラクタービジネスを展開する立場として声優さんにそういわれちゃうのはどうなのよ、と言いたいです。
K:結局「プレイモアだしなぁ……」ってとこに落ち着くのよね。
A:SNKのころってそういうことありましたっけ?
K:ないわよ、多分……記憶が美化されてんのかも知れないけど。ああ、'97のオープニングがひどかったとかそれくらいかなあ。
A:ですねえ……。というわけで、色々な意味で遠く去ってしまったあの日あの時を思い出させるムックでした。