1 :
俺より強い名無しに会いにいく:
キャミィとチュンリー
終了。
3 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/08/09(日) 23:27:59 ID:SD0sZ9y/O
エレナ ストーム
キヌとトンコ
5 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/08/09(日) 23:56:42 ID:7SBy4ejnO
ウメハラ子とウメハラ美
ナコルルとレラ
同一人物だというのが惜しいんだよなあ
ユリアンとユリアン
同一人物だというのが惜しいんだよなぁ
8 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/08/10(月) 00:22:57 ID:aUHOwQ6kO
ヒューゴとザンギ
9 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/08/10(月) 01:16:58 ID:+cKou7KVO
腐れ外道とお茶まろ
ローズとレインボー・ミカ
不知火舞とユリ
春麗とキャミィ
青春麗と赤春麗
赤ローズと青ローズ
春麗と舞
さくらと俺
自分の事を俺って言う女の子ですねわかります
飛鳥とリリ
モリガンとリリス
レズとか糞ツマラン
モリガンと俺
>>19 だったらこのスレに来なきゃいいだけじゃね?頭の悪いウンコちゃんだねw
春麗とキャミィ
ガイルの嫁さんとダルシムの嫁さん
いろはとチャムチャム
ソフィーティアとアイヴィー
モリガンとモリガン。多分すっげーぜ
どっちもド淫乱な訳だからな。確かにすごそうだw
ニーナと飛鳥
女ジェダと女デミトリ
ティナと暗闇の雲か
ティナとセリスだろ
クーラに腕力でかなわず足腰が立たなくなるまで犯されるウィップ
どっちも華奢に見えるが、まだウィップのが力は強そうだな
バレッタとアニタの幼女レズ
>>31 腕力というか、強さでかなわない感じ。
姉貴分でありながらクーラの好奇心そのままに穴の中まで知り尽くされ、服従してしまうウィップ。
>>32 すまぬ。KOFあんまり知らないんだが、ウィップってクーラの姉貴分的な位置付けなの?
それなら萌える!キツそうな上司が、部下の美少女に無理矢理ヤられ…最高だ(笑)
34 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/08/27(木) 09:08:45 ID:rwYtgnc1O
>>33 そうだね。一時は対立したもののネスツ編が終わって仲良しになり、
一緒に暮らしていたんじゃなかったか。
姉妹みたいに2人でアイスクリーム食べながら街を歩いてるような一枚絵を昔見たような気がする。
自分が使ってるキャラだがドロンジョとモリガン
アテナと舞 ジャムとディズィーあたりが萌える
>>13 俺がいた
「全ての女たちは私の前に跪くのよ」は永遠の名台詞
>>34 おぉ〜ありがとう!あのふたりそんな関係だったんだ。
一緒に暮らしてたとか最高。ウィップ攻めクーラ受けの百合妄想もいけますな。どもども
38 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/08/29(土) 20:11:45 ID:IX/pnnnnO
クーラ「ねえセーラ(ウィップ)、どうしてセーラのまつげはそんなに長いの?」
ウィップ「そんなの…生まれつきじゃない。そんなに見つめないでよ。」
クーラ「クローンのもとになった人のまつげが長かったからかな?」
ウィップ「やだ、近い…」
クーラ「ふふっ。どうして私と目をあわさないの?」
ウィップ「クーラ…からかわないで頂戴。」
クーラ「やだよ。お願いする時はもっと可愛く言わなきゃ…」
ウィップ「…指先が冷たいわ。離して」
クーラ「やだもん。セーラは私に逆らえないんだから…」
ウィップ「あっ…。」
SC4より エイミたんとアイヴィー様
モリガンとイノ
>>38 ウィップの本名ってセーラって言うんですか!ありがとう!セーラとクーラか…ええのー
キングと神楽ちづる
ソフィーティアとタキ
金髪と黒髪が絡み合う!
モリガンと春麗
48 :
1/3:2009/09/04(金) 13:56:49 ID:uCbg9BADO
(ウィップとクーラのアジトにて。訪ねてきたマキシマがウィップと話し込んでいる)
マキシマ「…でだな。」
ウィップ「ええ、なるほど…あら、どうしたのクーラ?パジャマのままで。」
クーラ「ねぇセーラ…ご本を読んで。眠れないの。」
ウィップ「だ、だめ…!」
マキシマ「なんだ嬢ちゃん、それくらい付き合ってやればいいじゃないか。俺は待ってるから構わないぜ。」
ウィップ「だってクーラはもう、子供じゃないんだもの。」
ウィップ「そんなのダメよ!」
マキシマ(なんだ?取り乱したりして)
49 :
2/3:2009/09/04(金) 14:00:49 ID:uCbg9BADO
クーラ「ねぇセーラぁ…」
ウィップ「ちょっと抱きつかないで(あ、アイツが見てる…だめだってば)」
クーラ「(この前みたいなこと、今夜はしないからぁ…)」
ウィップ「(な、何を…!)」
マキシマ「オホン」
ウィップ(ぎくっ。)
マキシマ「あーなんだ、俺からの用件は済んだから。」
マキシマ「遅い時間に済まなかったな、今夜はは帰るんで嬢ちゃんたちは続けててくれ。」
ウィップ「そ、そう?じゃあお言葉に甘えて…そうさせていただくわ。」
ウィップ「(クーラ、どさくさに紛れて胸を触らないで)」
クーラ「うん、ばいばーい♪」
クーラ「(平気平気、きっとおじさんは気がついてないよ!)」
50 :
3/3:2009/09/04(金) 14:03:50 ID:uCbg9BADO
(K'とマキシマのアジト)
マキシマ「ただいま。」
K'「よーお帰り。女どもは相変わらずツンツンしてたか?」
マキシマ「『もう子供じゃない』か…確かにそのようだ。」
K'「は?何言ってんだオメー。」
K'「うわ、鼻からオイルたれてんぞ汚ねーな!」
セーラとクーラたまんねっす!かなり萌える!
マキシマって、サイボーグなの?鼻からオイルってw
52 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/05(土) 23:36:06 ID:CRgM4wxWO
>>51 ありがとうございます。
個人的な妄想垂れ流しですいません。
マキシマはサイボーグです、鼻血の代わりにオイル垂らしてみました(笑)
レイチェルとノエル
54 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/06(日) 00:16:48 ID:9CJjHWHmO
犬若あかねと犬若なずな
香澄「極限流!覚悟!」
ユリ「しつけーよ」
香澄「あっ」
>>52 とんでもないっ。素晴らしい文章でした。これからも暇がある時にでもカキコ宜しくです
マキシマはサイボーグだったのか…見た目しか知らなかったので、意外
にしてもセーラ×クーラ堪らんっw
>>55 香澄とユリは普通に仲良いぞ。
まあ、KOF設定なだけで原作は接点ないけど
香澄は藤堂竜白の娘だよね。ユリも龍虎出身だから、仲良いのか。
でもユリのキャラ変わりすぎて…(^^;)
リリ「あ、あら飛鳥さん…ごきげんよう。奇遇ですわねこんな所でお会いするなんて…。ちょうど今、近くのカフェで休憩をしようと思ってましたの。どう?わたくしとお茶をご一緒しませんこと?」
飛鳥「ん?あぁ、なんやリリかぁ。えらい久しぶりやなぁ。お茶?うちもそんな暇やないねんでー。今度にしよや。」
リリ「な、なんだとはなんですの!せっかくアナタとお茶をしたくて朝からずーっとこんな辺鄙な所で待ってましたのに…!」
飛鳥「な、なんやて?何ゆうとるんリリ?」
リリ「〜〜〜…っ!な、なんでもありませんわっ!」
飛鳥「ちょ、ちょお待てやリリ。?何を赤くなっとるやあいつ…?」
リリ(ああんっ!飛鳥さんともう少しでデート出来るチャンスだったのにっ!リリのいくじなしっ!)
60 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/08(火) 12:57:11 ID:9WQYRDhuO
>>59 おほぅ、新たにSSが
リリと飛鳥って作品なんだっけ
そのうちぼくもまた書きます
冴姫さんがアップを始めたようです
はぁとは誰でも選べる
>>60 飛鳥とリリは鉄拳のキャラっす。リリはお嬢様、飛鳥は浪花の格闘娘ですかね。実は俺もそんなに知らない(^^;)
リリが大会で飛鳥に負けて、追っかけ回してる関係だった様な…ストZEROのさくらとかりんみたいな。SS気長に待ってますよ!
>>61、62
冴姫って誰だったか…?
ナコルルとリムルル
ナコルルとナコルル
リムルルとリムルル
レラとレラ
>>63 さくらとかりん、
そういえばそんな妖しい2人もいましたな
>>68 さくらとかりんは、かなり百合百合してるかと。まあ、かりん一方通行→さくらだけど
もれ的には、さくらの友達の千歳ケイ×さくら
かりんお嬢様は、女子プロレスラーのレインボーミカと絡ませたい。こいつは、かりんお嬢様がプロデューサーとして金出しますと言ってた新米レスラーっす
リリ「あ…飛鳥さん、そんなトコじっくり見ないでください…。」
飛鳥「ふふっ、なに言っとるんやリリ?進んで脚開いたんあんたやで?見られてるだけでもうこんなんなるなんて、あんたホンマにエロい娘やなぁ。」
リリ「な、何言ってるんですの飛鳥さん!ふ、ふざけないでください…ですわ。」
飛鳥「せやな〜。それじゃ始めよか?リリ…」
リリ(あぁ…飛鳥さん…)
チュンチュン
リリ「ハッ…!ゆ、夢!?な、なんであんか良いところで目が覚めるんですの!?もう少しで飛鳥さんとエッチな事できましたのにぃ!」
いろはと色
ナミとカリファ
ニーナとシャオユウ
ティナとセリス
マチュアとバイスはなんだかんだでシェルミーの好きにされてるに違いない
シェルミーは目が隠れてる所がポイント高い
77 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/22(火) 09:01:27 ID:DR1qFKyW0
香澄とほたる
お子様同士でイチャイチャにゃんにゃん
相撲取りの女の子。雛子だっけ?あいつとレインボーミカを闘わせたい。土俵上でくんずほもれず
ローズとレインボーミカで女相撲
3のいぶきとまこと
春麗とキャミィで69マンナメ
春麗とキャミィで双頭バイブ攻め
83 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/28(月) 12:46:44 ID:cVGWFsIC0
KOFのメイリーとアンヘル
84 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/28(月) 19:20:41 ID:R8u+T5YY0
チャムチャム「バナナンバナナーン」
オリヴィア「ちょっとこれはバナナンじゃなくてあたしの・・・ああんいくぅ」
まこと(ランブル)「みてる私もああんだめええ」
ウリコ「チャムチャムのおさるさんのあそこおっきすぎ〜」
クララ「ウリコのおっぱいふわふわ〜っていつのまにか変身してる」
このは「皆様そんなに気持ちされてはいってしまいまする〜わふぅ」
パイ「あらもういくの?早いわね。そろそろ私も気持ちよくしてくれるかしら」
ユーニ「貴様ら〜シャドル~の秘密基地でなにやっとんじゃー!」
全員「ああああーーーらめぇバニャニャンバニャニャン
変身スーパーオーガニズムーーサイコオナニークンフー
いくぅぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
さくらとひなた
さくらとかりん
ガチレズが一回しか出てないのは公式が既にアレだからか
ソニアとアリス
87 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/28(月) 19:55:25 ID:R8u+T5YY0
チャムチャム「バニャニャン気持ちいいぞ〜もっとする〜」
タオカカ「バニャニャンはそんなにいいのかタオもするぞー」
アリス「ユーゴの人参みたいなものかしらバニャニャンて」
デヴィロット「おーほっほっほバニャニャンうまいのじゃー」
クリスティ「あっいやんそんなに腰激しくしたことなんて・・・」
フェリシア「くんくんくんええいいつも激しくしてるくせに−」
シャオロン「これはいにしえの禁じ手でありますお父さまあああああ」
ミンミン「もうみんな本当しょうがないんだから
ってあたしもまぜてもらおっと♪超クリトリ激−−!!!
ぶしゃあああああああああああああああああああああ」
88 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/28(月) 20:12:55 ID:COT+tkdC0
ユリアンとオロ
うほっ!今日は驚く程の書き込みが!皆様また宜しゅう頼みます!
春麗「もっとしっかりナメなさいよキャミィ!」
キャミィ(くっさ〜。でも癖になるにおい…)
春麗と春麗で69マンナメ
91 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/09/29(火) 00:44:23 ID:+CWALlLq0
メカヒスイ「これより淫乱を開始します」
あかり「あっそんな振動ありかいな〜うううっあひっ」
まこと(溝口)「どーれわしのごっついタイガーちんぽいくでえ」
アイリーン「ギャーあんたのちんぽこないでーいやじゃー」
イングリッド「そういいながらこんなに濡らしおって」
まこと(溝口)「いやならええんじゃパンダにでもいれてくる」
エレナ(DOA)「そのちんぽじゃ私には役不足ね」
ガーネット「そうよそこをはあああっいくっううあっやあっ」
ハニー「あーっクリちゃんらめえぇぇぇーーーーーーー!!」
しょぼいSSだな
かすみとあやね
レインボーミカとかりんお嬢様でどすこい女相撲
エレナとまこと
春麗の太ももにむしゃぶりつくキャミィ
97 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/02(金) 23:04:03 ID:z4eQzqqX0
ヴァンパイアのリリスとKOFのクーラ
精神年齢的に同類っぽい。
マチバイは見るからにレズ
チヅルとマキで姉妹レズ
マチュアに虐められる舞
101 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/05(月) 12:57:08 ID:eMyoW4S60
レオナ攻めなら誰でもいいや
任務遂行します…ズシャ!ってなフィストですよフィスト
レオナ×ウィップ
105 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/07(水) 00:38:18 ID:zcVS/kNl0
不知火舞×ブルーマリー
アンヘル×ウィップ
レオナ×レオナ
キング×シェルミー
イノ×ミリア
109 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/07(水) 13:31:38 ID:ZRXuLMQ00
雛子×いろは
「今日から雛子がいろはさんの旦那様ですぅ」
雛子ってあれでなかなか腹黒そう
いろはは良いのぅ!あの巨乳にメイドコスが堪らん。世が戦国ってのもワロス
いろは×高嶺響
112 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/08(木) 13:23:40 ID:7HCmrL9Y0
エイミ×タリム
「もっともっと舐めなさいタリムまだたりない」
>>111 残念、時は大江戸
真田オナヌ←見ながら雪オナヌ
↓
ばれSEX
↓
響乱入
↓
真田&雪×響
サムスピって江戸時代だっけ?柳生十兵衛とか居なかったっけ?いやそもそも柳生十兵衛は江戸時代なのか…
いろは×シャルロットかな
エレナとまこと
まことといぶきも
春麗にマンナメするのが大好きなキャミィ
118 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/13(火) 10:08:26 ID:w1YCRiNV0
色とミナ
ソフィーティアとワルキューレ
ミリアと女体化俺
女体化ならば許そう
マチュアのマン毛を剃ってパイパンをペロペロする舞
123 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/19(月) 17:57:04 ID:DB2+w+mA0
ももこ×いろは
いろは×いろは
雪×陰陽師の女の子!
ガイルの奥さん×ダルシムの奥さん
127 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/21(水) 12:16:45 ID:zGpS1yy90
>>124 それだ!攻めもいろは、受けもいろは、完璧にエロイ組み合わせ。
相互御奉仕ハァハァ
ムチムチの体で擦り合いか・・・ゴクリ。
130 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/22(木) 06:17:55 ID:/dLr+gXIO
シェルミーとアンヘル
ミリアとバイケン
131 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/22(木) 07:11:34 ID:2XerumNHO
ソフィーティアとカサンドラの近親相姦レズ
シェルミーを素っ裸にひんむいて両手を縛り上げ、尻をムチで打ちまくるウィップ
シェルミーはMに目覚めヨガりまくる
133 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/23(金) 14:37:55 ID:4Pz5JzR90
>>132 後半でシェルミーがオロチモードになって逆襲されるの?
ユリアンとギルの近親相姦ホモ
Mのシェルミーとか微妙
137 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/25(日) 13:18:39 ID:DnWQ3Yn2O
アルカナ・春日4姉妹の4P。
桃子×ヴァネッサ
胸を羨む桃子、若さを羨むヴァネッサ
( ̄ー ̄)ニヤリッ
140 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/26(月) 04:06:43 ID:WvuN2wbn0
141 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/26(月) 06:56:55 ID:Y1xbWBRJO
俺も揉むに見えたw
そのように発展する話なら楽しそうだな。
ヴァネッサの乳を鷲掴みにする桃子
桃子「おっぱいや〜ん!」
ヴァネッサ「母乳も出るわよ?」
145 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/10/28(水) 01:38:36 ID:Lc+262e5O
ヴァネッサの非力っぷりがまた格別!
あんなに頑張って繋げたのに全然減らねー☆
ヴァネッサってスレンダーな体型だけど巨乳。ありゃ堪らん。見た目がカッコいい系の女だから、女子モテもしそうだな
間の離れた年下×年上は堪らん
上が大人だと喧嘩にもならなそうだしね。下がスネても優しくなだめてあげそうだ
まあそんな事言って、春麗とキャミィの百合カポーは別格で好きだ…。さほど歳は離れてないが。六歳か
歳の差
アンジェラ・ベルデ×豪血寺お志摩
年の差カップリング
モリガン(400歳以上)×アニタ(10歳未満)
むなしい…
アルティミシア×ティナ
猫娘×雪女葵
ローズ×アプリーレ
シャルロット×ナコルル
156 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/05(木) 01:46:28 ID:fPY9t+aV0
飛鳥Xリリ
157 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/05(木) 14:29:55 ID:VQSNJCqkO
ローズ、ヴァイパー
158 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/05(木) 14:37:27 ID:ku2FhgbkO
ニーナアンナ
>>158 ベットの上で仲良くってのはまず無理だが
超ハードSMならありそうw
アスリリは堪らん(>.<)y-~
さくら×かりん
かりん(スポンサー)×レインボーミカ(売り出し中の新人女子プロレスラー)
ユーリ×ユーニ
いぶき×エレナ
さくら×キャミィ
イングリッド×マキ
レイレイ×リンリン
モリガン×リリス
バレッタ×Q-BEE
春麗×フェリシア
>>163 そこに
春麗×キャミィ
ローズ×アプリーレ
ルワンダ×ブレア
を追加で完璧
3rdの、竜胆まこと×エレナ
166 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/10(火) 12:00:09 ID:IAfEzWcE0
タキと色
167 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/10(火) 12:03:22 ID:9WGODivVO
ベガ×リュウ
ユリアン×ギル
垂れ乳ローズ×パンパン巨乳のレインボーミカ
そんなこと、ぶすレズりゅうちん
に聞いてみれば?
夜一×砕蜂
シェルミー×マチュア
173 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/13(金) 13:19:20 ID:fmo+WyX00
雛子×ほたる
174 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/13(金) 16:12:14 ID:ONqHVSCRO
ローズって垂れてる?
Rミカって張ってる?
175 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/13(金) 17:18:01 ID:LJeVcQUSO
マチュア×マリー
176 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/13(金) 17:47:06 ID:ONqHVSCRO
非力なマチュアの柔肌をマリーが壊していくのか?
177 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/13(金) 17:48:49 ID:TJp2qzp+0
ウメハラとヌキ
>>174 ローズは垂れ乳
Rミカはギリギリ張ってる
春麗×キャミィ
180 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/16(月) 09:21:16 ID:WPbM14Jd0
雛子とさくら
181 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/16(月) 10:19:40 ID:BJFLJo4mO
ウィップ&レオナ
ミカのフィギアのムチムチっぷりは異常
183 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/16(月) 18:40:58 ID:xySlof8OO
ローズとミカはみんなどうよ?
>>183 俺は好きよ?このスレでローズ×Rミカの女相撲とか書き込んでるの、全部俺だもん
爆乳同士でマワシだけつけて、汗だくになりながら相撲をとる二人…最高だ…
本田×ルーファス
ローズ「どすこーい!」
ミカ「かかってこいやぁ!」
ハァハァ言いながら飛び散る汗の中、ぶつかり合う4つの爆乳
レズカプじゃなくて女相撲フェチじゃね?
188 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/18(水) 10:41:33 ID:OH6FfUAf0
雛子とチャムチャムに女相撲をやらせたい
女相撲も立派なレズカプと成りうると思うぞ!
マーニャ×ミネア
きら様×美凰
あれ?キャシー?
192 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/21(土) 06:45:39 ID:NTIFKIvLO
キャミィ×レオナ
ユリアン×アベル
いいね
195 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/22(日) 02:56:52 ID:1uUpI7Z3O
ローズ×Rミカ
エロ女教師ローズに色々教わるかりんお嬢様
シャンファ×アイビー
>>195>>196 ローズ「というわけよ、わかった?」
Rミカ「ういっす!うらあ!もういっちょいきますかあ!」
かりん「はあ…だから品のない庶民との相席は嫌なんですわ…」
199 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/23(月) 04:45:35 ID:W1XXc2B90
雛子×かりん
桃子×ローズ
200 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/23(月) 09:48:14 ID:HsOilzH8O
桃子とローズ・・・。
タオ×ライチ×飛鳥×ぼぶ
202 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/23(月) 23:16:42 ID:HsOilzH8O
爆乳最高
203 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/24(火) 22:09:17 ID:aQOA39bu0
ユリアンとオロ
飛鳥×リリたん
205 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/11/25(水) 00:45:13 ID:GNn6OazcO
アリサ×レイレイ
ロールちゃん×シュマゴラス
69の体勢で相手の敏感な所を指や舌で攻め立て、先にイッた方が負け
の勝負を繰り返す春麗とキャミィ。途中からどっちが勝ちとか関係無くなり、互いのカラダを貪る様に
アベル×ユリアン
くちゅくちゅ…あふぅ…
レオナとクーラ
なんとなく
セーラとクーラ
まりんとユリ
まりんと雛子
いずれも途中で形勢逆転
マーニャ×ミネア
舞×ジェニー
女戦士×女賢者
ルイーダ×ロクサーヌ
イライザ×ジェシカ
女戦士の鎧をルカナンで剥ぎ取り、素っ裸の無防備状態になった所を襲い掛かる女賢者
貝合わせ
ジェニーと舞の爆乳レズ
キング×舞
ニノン×ミニョン
223 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/07(月) 10:24:38 ID:ucIOvs3F0
亮子(ワールドヒーローズ)×亮子(ファイターズヒストリー)
ストVの空手少女まこと×アフリカのカポエラ使いエレナ
メイリー×雛子
レズキス
>>223 出雲涼子×嘉納涼子、とちゃんと答えなさい。
69でお互いクンニ
ストーム×エレナ
キャミィに顔面騎乗し、ムリヤリ飲尿させる春麗
お返しとばかりに春麗のアナルやマンマンを舌で攻めまくるキャミィ
ずんどこべろんちょ
イングリッド×キャミィ
「弱点をさらしまくりじゃの。よいのか?突くぞ?ホレホレ」
234 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/17(木) 21:32:31 ID:f3yMY0910
雛子&アンへル
235 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/18(金) 01:59:35 ID:E6k2moXmO
梅と種。
236 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/19(土) 09:26:14 ID:d0yTNSMdO
メイリーとマチュアの爆乳カップル
237 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/19(土) 09:41:26 ID:s9FGGPXiO
リリ×ジュリア
このは×なづな
満子×漫子
いろは×シャルロット
舞と舞の爆乳レズ
舞ってそこまで爆乳でも無いんだが
見た目爆乳には見えるが、公式は87だっけ?春麗より小さいよな確か。でかく見えるのはカップの差か
春麗×キャミィ
244 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/23(水) 20:10:49 ID:lKXmLdrm0
黒ナコルル×色、ミナ、いろは
245 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/23(水) 20:16:49 ID:q2xZ306YO
ミリアは巨乳?
246 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/23(水) 20:22:46 ID:lKXmLdrm0
ギルティの女キャラはメイとアバ以外巨乳でしょ。
247 :
俺より強い名無しに会いにいく:2009/12/23(水) 23:17:29 ID:q2xZ306YO
カップ数ならメイもそれなりにありそうな件
マードック×巌竜
飛鳥×リリ
リリ「痛い痛い痛い痛い」
飛鳥「我慢しいやリリ」
ルワンダ×ブレア
舞×ユリ
舞の臭マンをナメるマチュア
マチュア×バイス
春麗×キャミィ
キャミィ「はぁ〜、年越しにかけて激しすぎだよ春麗〜。」
春麗「な、何よ。あなただって燃えてたじゃない。」
257 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/01/02(土) 05:05:52 ID:PKOE1VES0
いろはとディズィー
カラオケに行く舞と春麗
ローズ×アプリーレ
マリー×レオナ
ミリアと雌猫
ディズィとアバ
巻と鳥居
冴姫×はぁと以外のカプをあげてるやつはアバズレ
羽衣狐とゆら
ニーナと飛鳥
267 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/01/11(月) 08:58:25 ID:PemxHj490
あかりとほたる
いろは対いろは
シャルロットといろは
270 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/01/13(水) 14:28:43 ID:3ecS/FSb0
いろはとメイリー
271 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/01/13(水) 17:16:34 ID:8Tupi6dWO
りりとシャオ
ニーナとシャオ
アリサとニーナ
アリサとシャオユウ
ミリアとアバ
ミリアとそこらへんの女
私とアテナ
昔のビキニアテナと不知火舞
パイ×アイリーン
尼さん×シスター
シャロンとコーリン
アテナとバネッサ
霞と綾音
綾音と綾音
ユーリ→ユーニ
ユ→リ→ア→ン
雪→いろは
ローズ×ちづる
ミリアと快賊団の女性全員
290 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/01/27(水) 12:45:44 ID:3O5qY7GM0
高嶺響×雪
ディズィ×ばいけん
ギルとユリアン
ゼシカ×ゲルダ
さくらとキャミィで69
モリガンに攻められる春麗
春麗×キャミィ
ジュリア攻め×ニーナ受け
シャオ×飛鳥
ニーナばばあを犯すジュリア
イライザ×ジェシカ
ルシア×マリー
ルイーダ×ロクサーヌ
303 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/02/17(水) 03:27:00 ID:FTPencV20
雛子×ほたる
メイリー×ブリジット
梅喧×ジャム
マチュア×舞
ジャム×ジャム
ディズィ×アバ
雛子×まりん
バレッタ×アニタ
DJ×ホーク
エロシスター×エロ巫女さん
女教師×不良女子高生
ミリア×パンスト着用カラーミリア
315 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/02/25(木) 12:21:15 ID:+tyxrsYi0
オロ×リュウ
316 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/02/25(木) 13:38:35 ID:sghVqllm0
雛子×ディズィー
つぼみとえりか
ダッドリー×バイソン
ミリア×パンスト着用カラーミリア
太股擦り合い最高
貝合わせも堪らない
_アオマムコ×_アオマムコ
梅喧×ディズィ
リリ×飛鳥
ミニョン×ルイーゼ
パイ×アイリーン×梅小路葵
ミカ(ベビーフェイス)×ランブルローズの女キャラ(ヒール)
アンヘル×クーラ
私服ニーナ×眼鏡ジュリア
占い師ローズ×人妻ユリア
さくらとケイ
ミリアのあんよとミリアのあんよ
パトロンになってやるがその代わりレインボー・ミカに肉体関係を迫るかりんお嬢様
ミリア×パンスト着用カラーミリア
レナ×マキ
ポイズン×春麗
パンストミリア×パンストミリア
いぶき×まこと
まこと×エレナ
マキ×ルシア
シャオメイ×ホイメイ
飛鳥×リリ
343 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/03/19(金) 10:55:33 ID:6GADojq00
そういやここってふたなり好きな子っているの?
ふたなりはオイラはあんまり好きじゃないっす…。すみません。
て言うか、ほとんどオイラの書き込みですwたまに書き込んでくれる人がいるのでそれは嬉しいんですが。
わかった、自粛する。
エロいレズを考えるとどうしてもふたなり前提で考えちゃうから
和み系のレズを考えてみるわ。
雛子×ほたる
ふたなりは甘え
みつなりも甘え
つまんね
すまんね
>>345 いやいや、ただオイラが苦手ってだけで、何かネタがありましたら書いて頂いてもオイラは大丈夫っすよ。
和み系があるならそちらのが好みですけど
マチュア×バイス
リムルル×ほたる
裏ナコ×シャルロット
雛子×赤ナコルル
いろは×舞の爆乳レズ
モリガン×リリス
まんこ×まんこ
ミリア×パンスト着用カラーミリア
キャミィとさくら
リリスとクーラ
フェリシアとローズ姉さん
キングと舞
紗夢×ミリア
ブルーマリーと舞
舞総攻め
ブルーマリーあへあへ
ジェニーと舞
あかりとほたる
ニーナ&アンナ
シェルミーと舞
雛子とチャムチャム
メイリーと雛子
舞とキング
キングと百合
ももことほたる
Bジェニーといろは
さくらとローズ
女教師ローズ×さくら×かりん×ケイ
ももことリムルル
春麗×キャミィ
ミリア×パンスト着用カラーミリア
さくら×ケイ
体操着ローズ×体操着春麗
さくら×かりん
かりん×リリ×雛子×ローズ(KOF)
お嬢様レズ
響子先生×若葉ひなた
アニタ×バレッタ
モリガンとバレッタ
リリスとバレッタ
ここカプコン多いね
リムルルとほたる
Qビーとアニタ
ブルマリとぶるんぶるん舞
響子先生×ジャス学女キャラ全員&さくらとかりん
性教育レズ
さくらの親友のケイも混ぜてあげて
雛子とあかり
いろはとナコルル
モリガンとバレッタ
まことといぶき
400 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/06/05(土) 09:55:59 ID:ogeTjxVBO
春麗とジュリ
珍しくキャミィからお誘いの電話を受けた春麗。何の用事かと思い待ち合わせ場所に行ってみたら…。
春麗「ちょっとキャミィ!?ここ居酒屋じゃないの!アナタ確か17歳じゃなかった?ダメよ飲酒なんかしちゃ!」
キャミィ「な〜によ〜。カタい事言わないでよ春麗。いいじゃない別に。大抵の17歳は飲酒くらい経験済みだってば。たまにはさぁ、アタシの愚痴に付き合ってよ。ね?」
春麗「ああもう。何?デルタレッドの仕事に不満でもあんのアンタ?警察官のあたしを飲みに誘うなんていい度胸してるわねホント…。」
キャミィ「ふふふっ。そんで?一緒に飲んでくれるの?」
春麗「ふぅ…しょうがないわね…。今回だけ特別よ?」
キャミィ「やん。さすが春麗、話分かるじゃん!んじゃ早速注文しよっと。すいませ〜ん、カルーアミルクひとつ〜!春麗は何にするの?」
春麗「お願いだから飲み過ぎないでよキャミィ…。て言うかいきなりカルーアミルクって…。やっぱりまだまだお子様ねアンタ…」
2時間後…。酔い潰れて寝てしまったキャミィを肩に担いで居酒屋を出る春麗
キャミィ「う〜ん…」
春麗「あ〜もう。だから飲み過ぎないでって言ったのに…。」
キャミィ「…むにゃむにゃ…春麗…」
春麗「……。ふふっ、でもこうして見ると、いつも小生意気なこの子も結構可愛く見えるわね…。はぁしょうがないな。キャミィの家遠いし、今夜は我が家に泊めてあげますか…。」
>>401 ワッフルワッフル!
久々の投稿北アアああああああああああああああああ
春麗の住むマンション。フラフラになってるキャミィをなんとか部屋に運び入れ、ベッドに寝かしつける春麗。ミニスカートがめくれ上がり、パンツが丸見えになっていたので直してあげた。
ふぅ。と一息つき、春麗は残っている仕事を片付ける為デスクに向かいPCを開く。すぐ横のベッドでは、キャミィが静かな寝息を立てて眠っている。
穏やかな夜はゆっくりと更けていった。そして…
カタカタ… カタカタ…
キャミィ「……ん……」
春麗「…あ、ごめんキャミィ。起こしちゃった?」
キャミィ「………春麗…?…あの…ここ…どこ…?」
春麗「どこって、あたしの部屋よ。ふふ、寝ぼけてるのね。前にも来た事あるでしょ?」
キャミィ「ちゅ、春麗の部屋…?あ、あたし、居酒屋で春麗と飲んでて……それから…。」
まだ状況がよく飲み込めず、周りをキョロキョロと見渡すキャミィ。
キャミィ「あの。今何時?」
春麗「ん?ええと…もうすぐ午前1時になるわね。」
キャミィ「え?い、1時?夜中の!?」
春麗「そうよ。なに驚いてるの。あなた二時間くらい私の部屋で熟睡してたんだから。当たり前でしょ。」
キャミィ「に、二時間も…。じゃ、じゃあこのベッドって春麗の…?ご、ごめん。迷惑掛けちゃって。あたしもう、帰るね。」
慌てて立ち上がろうとするキャミィだが、まだお酒が抜けきれておらず、足がもつれて膝をついてしまった。
キャミィ「きゃん」
春麗「ちょっと。無理しなくていいわよキャミィ。あなたまだフラフラじゃない。今日はウチに泊まっていきなさいな。ベッドは貸してあげるから」
キャミィ「で、でも…。そんなの悪いよ…。まだギリギリ終電も残ってるだろうし…」
春麗「ダ〜メ〜よ。酔っ払った未成年の女の子をこんな時間に一人で帰らせる訳にはいかないわ。大人として。それに終電なんてとっくに無くなってるわよ。
いいから泊まっていきなさいってば。遠慮するなんてあなたらしくないわよキャミィ?」
キャミィ「………。う、うん。分かった…。なんかホントごめんね、迷惑掛けちゃって…」
春麗「いいってば。ま、アンタの飲みに付き合ったあたしにも責任はあるしね。さ、ほらほら、子供は寝る時間よ。」
キャミィ「こ、子供って…あたしもう17だし…」
子供扱いされて少しふくれるキャミィ。その様子を見て春麗は軽く笑みを浮かべた。
>>403 ワッフルワッフルわっふるうウウうううううううううううううううううう
キャミィが17歳ってことはストZERO(不明だがかなり幼い)とスト2(19歳)の間だろうか。
406 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/06/13(日) 17:52:16 ID:jDaYfBpP0
私はなかったけど高校んとき実際ありましたね>ビアン
気持ち悪いとしか思えないけど
トイレから戻ってきたキャミィ。春麗はデスクに向き直り仕事の続きをしている。ベッドに腰掛けたまま、なかなか寝ようとしないキャミィに春麗が気づく。
春麗「…?どうしたの。目、覚めちゃった?」
キャミィ「あ…うん…。あの…。春麗はまだ、眠らないの?」
春麗「ん?ん〜、そうね。この仕事を片付けたら一段落つくから、もう少しで寝るけど。」
キャミィ「…でも、あたしがベッドで寝ちゃったら、春麗が寝る所無いでしょ…」
春麗「ああ、そんな事別に気にしなくていいわよ。その辺のソファーででも寝るから。」
キャミィ「でも…。そんなの悪いし…」
力無く話すキャミィ。いつもとは明らかに様子がおかしい。
春麗「……。ね、どうかした?何かあったの?今日のあなた少し変よ。いつもお酒なんか飲まないのに、無理してあんなに飲んだりして…。今だって…なんか元気無いし」
キャミィ「………。」
うつむいたまま何も話そうとしないキャミィ。ただ事ではないその様子が気になり、仕事を止めてキャミィの隣に座る春麗。ベッドがギシッ、と軋んだ。
春麗「ねぇキャミィ、何があったのか話してくれない?私じゃ力になれないかもしれないけど、話すだけでも、楽になるわよ?」
キャミィ「…………別に…」
春麗「……。」
ずっとうつむいたままのキャミィ。ふぅ。とまた一つため息をつき、春麗が話す。
春麗「ま、話したくないなら無理して聞かないけど。あなたがそんなんじゃ、私も調子狂っちゃうわ。」
キャミィ「………。」
キャミィ「……あの…」
春麗「ん?」
キャミィ「…あたし……」
春麗「うん?」
キャミィ「…デルタレッド…クビになっちゃった…。」
春麗「えっ?クビって…どういう事?」
春麗「クビって…。ねぇキャミィ、詳しく話して。ウルフマン大佐やルワンダ中尉がそんな事言うとは思えないけど…」
キャミィ「それは…大佐もリタもギンズもマッコイもそんな事言わないけど…。今回のは多分「上」の決定…。どうしようもないから…。」
春麗「……。でも、どうしてあなたが?私達ICPOとあなた達デルタレッドの協力が有ったから、あのシャドルーを壊滅させる事が出来たのよ?
そんなあなたがどうして辞めなきゃいけないのか、全然納得がいかないわ!」
少し声を荒げて話す春麗。真剣に怒っているのが伝わってくる。
キャミィ「………。」
キャミィ「…春麗。春麗はさぁ、いつもあたしと口喧嘩してくれるよね。」
春麗「…?何よいきなり?口喧嘩って…まぁあなたがちょっと生意気な事言ったりするから…」
キャミィ「ふふっ。軍にはさぁ、あたしと口喧嘩してくれる人なんて誰もいないんだよね…。みんな凄く優しくしてくれるけど、なんて言うか、腫れ物に触るような感じ。
ちゃんとあたしとぶつかってくれる人なんて、誰もいない…。だからね、春麗と喧嘩してる時とか、あたしは結構楽しかったりするんだよね…えへへ」
春麗「……キャミィ…」
微笑みながらそう話すキャミィの横顔は凄く寂しそうだった。
悪の組織シャドルーに洗脳された工作員…。元々キャミィにはその疑惑がかかっていた。そんな彼女に向ける周囲の視線や対応は、やはり特別だったのだろう。
「用済みだからお払い箱」。これがイギリスの特殊部隊・デルタレッドの出した答えなら、私は絶対に許せない。彼女を、キャミィをまた暗闇の世界へ落とすのだけは、絶対に許せなかった。
レズクンニさせてくれ
春麗(こんな理不尽な話、絶対許せないわ。明日デルタレッドに乗り込んで直接文句言ってやる。キャミィの退役を阻止するのよ。
無理ならICPOで一緒に働くのもアリね。この子、生意気だけど結構優秀だし、私が上に話を通せば大丈夫なはずよ。ブツブツ…)
キャミィ「…それでね春麗、あたし、学校に行く事になっちゃったの。」
春麗「…そう、学校に……って、えっ?学校!?」
キャミィ「う、うん…なんか、まだ17なんだから学校に行った方がいいって、大佐もみんなも言うの。あたし、学校なんか行きたくないのに…」
春麗「が、学校か。そう…。まぁキャミィが高校生になるのはいまいちピンと来ないけど、私は賛成よ。確かにあなたはまだ17なんだし、高校を卒業しといても損は無いわ。」
キャミィ「うん…」
春麗「それに、デルタレッドの人達も、あなたが嫌いだから言ってるんじゃないと思うの。キャミィの事ちゃんと考えて決めたんじゃないかしら?」
キャミィ「でも…あたしが編入する高校、日本なんだよ…?」
春麗「………。えぇっ!?に、日本!?」
キャミィ「そう。なんかね、日本の女子校なんだって。あたしに何も相談しないで勝手に決めちゃうんだもん…行きたくないよ。日本になんか…」
春麗「に、日本か…。遠いわね…」
キャミィ「うん…。だから、春麗ともあんまり会えなくなっちゃうね…」
春麗「……えぇ、そうね…。」
キャミィはまた寂しそうに笑った。そして2週間後、キャミィは日本へ旅立った。
キャミィが通う事になった高校の名は「聖ストラトフェタス女学園」。
横浜みなとみらいから車で約30分。小高い丘の上に建ち、晴れた日には眼下に海を臨める。外観はとても美しく荘厳だが、全寮制で厳しい戒律のある厳格なお嬢様学校である。
キャミィが日本へ移り住んで既に3ヶ月が経っていたが、日本語が上手く話せず、周りがお嬢様ばかりで、学校生活に上手く馴染めずにいた。
更にキャミィは自分の頬の傷がコンプレックスになっていた。常に絆創膏を貼って頬の傷を隠し、なるべく人と関わろうとしないキャミィに友達など出来る筈もなかった。
キーンコーンカーンコーン…。朝の予鈴が園内に響く。
キャミィ(今日も堅苦しい授業が始まるのか。はぁ、つまんない。今日は仮病にしてこのまま帰ろうかな…)
席を立ち、廊下に出て職員室へ向かうと、黒いスーツ姿の女性が話し掛けてきた。下を向いたまま顔を見ようとしないキャミィ。この場所でスーツ姿と言ったら先生しかいないからだ。職員室に行く手間が省けた。
「どこに行くの?もうすぐ授業が始まるわよ?」
キャミィ「あの…今日は気分が悪いんで早退してもいいでしょうか?」
………?この人の声、どこかで聞いた事がある。
「ダメよ。あなた体調不良には見えないけど?ふふふっ、それにしてもあなたの制服姿、なかなか似合ってるわよキャミィ。」
キャミィ「!?えっ?ちゅ、春麗!?」
そう、目の前にいたスーツ姿の女性は紛れもなく春麗その人だった。
キャミィ「な、な、なんでアンタがここに居るのよ春麗!!ひ、冷やかしにでも来たの!?」
春麗「イヤね、アナタを冷やかす為にわざわざ日本に来ると思う?実はね私、教員免許持ってるのよ。ふふふふ、驚いた?と言う訳で、今日からこの学校に勤務する事になったから。宜しくね、キャミィ。」
キャミィ「きょ、教員免許ぉ!?な、何よそれ、そんなの持ってるからって簡単に教師になんかなれるワケないじゃんッ!?」
春麗「あら、あたしの人脈の多さをナメてもらっちゃ困るわ。ちょっとコネを使えばこのぐらいチョロいもんよ。」
キャミィ「〜〜〜ッ!!……で、なんでわざわざ教師になりに日本になんか来たのよ…?それに、警察の仕事はどうすんの?今はとても大事な時期じゃない…」
春麗「…そうね。確かに、シャドルーを叩き潰した今こそ、世界中の下部組織を殲滅するチャンスだわ。でも…」
キャミィ「…?」
春麗「でも、目の前で困ってるか弱い女の子も救えないようじゃ、刑事として、いいえ人として失格だわ。」
キャミィ「ハ、ハァ?何よそれアタシの事?変な勘違いしないでよね別にアタシ、困ってなんか、いないし…」
春麗「そう?余計なお世話だったかしら?ま、でも、前から教師っていう職業には憧れてたし、人に何かを伝えられるって素晴らしい事だと思うわ。取り敢えず、これからは私の事を「春麗先生」って呼ぶのよ、キャミィちゃん♪さ、教室に戻りましょ。」
キャミィ「!?バ、バッカじゃないのッ!!?そんなの呼ぶワケないじゃん!」
憎まれ口を叩きながらも、内心キャミィは少し嬉しかった。日本に来て3ヶ月…こんなに人と話をしたのは久しぶりだった
ホームルーム。春麗の自己紹介が終わり、一時限目の授業が始まる。何人かの生徒が春麗を見てヒソヒソと何か話していた。
春麗は現国と外国語を担当するらしい。フンッ…中国語でも教えようっての?そんなの覚える気無いしアタシ。ったく、何しに来たのよあいつ…。
午前の授業が終わり、お昼の時間。キャミィは一人、教室の隅でもくもくとお弁当を食べている。いつもの光景だ。周りは仲の良いグループで楽しく食事をしているが、学校に馴染めないキャミィは常に一人だった。
…フンッ、別にアタシ、友達なんて要らないし。だいたいめんどくさいじゃない、アタシの素性とか色々聞かれたら…。だからこのままでいいし…
さっさと食べ終えて教室から離れようと思っていたら、目の前にチャイナ柄の布に包まれたお弁当がドンと置かれた。
キャミィ「!?」
春麗「はぁ〜〜。なーにつまらなそうにご飯食べてんのよアンタ。全く、しょうがないわね。」
そう言うと春麗は私の目の前に座り、自分のお弁当を開け始めた。キャミィが慌てて小声で聞く。
キャミィ「な、何やってんのよアンタ!?」
春麗「何が?あなたがあまりにもつまらなそうだから一緒にお昼食べてあげようと思っただけよ。」
キャミィ「バ、バッカじゃないの!?うちの学校でそんな事する先生いないわよ。いいからほっといてよ!」
春麗「うるさいわねー。そんなの私の勝手でしょ。あら、そのお弁当あなたが作ったの?」
キャミィ「…え?そ、そりゃ、アタシ以外誰がお弁当作るっていうのよ…」
春麗「へぇ〜、なかなか美味しそうじゃない。じゃ、私のタコさんウィンナーとあなたの卵焼き、交換しましょう。」
キャミィ「えっ!?あっ、ちょっと春麗!か、勝手に食べないでよぉ!アタシそれ取っといたんだからぁ!」
春麗「ムフフー。うん、結構イケるわよこの卵焼き。意外ねぇキャミィが料理得意だなんて。」
キャミィ「バ、バカにしないでよね!このくらい普通だし…!」
スネながら春麗のタコさんウィンナーを口に入れるキャミィ。こんなに騒々しいお昼は久しぶりだ。春麗の作ったタコさんウィンナーもなかなか美味しかった。
わっふるわっふる
わっふるわっふる
春麗が聖ストラトフェタス女学園に来て一週間が経った。相変わらずアタシと一緒にお昼食べるのを続けている。ほっといてって言ってるのに…
休み時間。教室に居たくなかったので廊下に出ると、数人の女生徒に囲まれて楽しそうに話す春麗が前から歩いてきた。
ハッ、なんだか知らないけど人気者になったものね。ま、勝手に上手くやんなさいよ。アタシには関係無いし。
春麗「!キャミィ、アナタを探してたのよ。ねぇ、今日の放課後体育館に来て。大事な用事があるのよ。」
キャミィ「?何よ用事って…」
春麗「いいから、ちゃんと来なさいよ。じゃ、また後でね。」
キャミィ「…別に…いいけど…。」
めんどくさい。あたしは別にアンタに用事なんて無いんだけどさ。ホント、めんどくさい。
放課後になり、しぶしぶ体育館に行くキャミィ。ダムッ、ダムッ。扉の奥からボールの弾む音が聞こえてくる。扉を開けると、春麗が運動着に着替え、バスケ部員の女の子達と試合をしていた。
現役のバスケ部員達をアッサリと抜き去り、リングに向かって華麗にダンクをする春麗。女の子達はまるで歯が立たない。
当たり前だった。春麗は今まで幾度もの修羅場をくぐり抜けてきた歴戦の戦士だ。共にシャドルーを壊滅させた時も、その勇姿は何度も見ている。こんなバスケの試合なんか軽くこなせて当然だ。
でもわたしは。
当たり前であるその姿に、何故か一瞬目を奪われてしまった。シャドルー戦線の時にはそんな事一度も無かったのに…。春麗の姿に少しだけ見とれてしまった。
「春麗先生って本当に運動神経抜群ですよね!」
「あたしもビックリしちゃった。」
バスケ部の女子達が春麗に駆け寄る。最近の春麗の女生徒人気はこれが原因だった。運動神経抜群な上、170cmと女性の中では比較的高身長、更に凛とした美しさもある。サバサバしたその性格も人気の一つだろう。
春麗「…!キャミィ!来てくれたのね!」
キャミィに気付き、声をかける春麗。ボーッと見ていたキャミィがハッと我に還る。
キャミィの所に駆け寄る春麗のカラダからは汗がほとばしり、キラキラと輝いていた。その健康的な色気を前に、一瞬ドキッとしてしまうキャミィ。何故だか分からない。
キャミィ「な、何やってんのアンタ…」
春麗「何って、バスケットよ。見れば分かるでしょ。」
キャミィ「そんなの…そりゃ分かるけど…。で、用事って何?」
春麗「ん。そうね。なんて言うか、あなたも私達と一緒にバスケやらない?あんたなら飲み込みも早いから、結構強くなるんじゃないかな〜って思って。
それに、部活を通じて色んな人と交流すれば、周りの女の子達とも楽しくやっていけるんじゃないかしら?」
……なるほどね。そういう事か。アタシを学校に馴染ませる為に、みんなとコミュニケーション取らせようとしてる訳ね。はぁ〜あ。ホントおせっかい焼きだよね春麗って…
キャミィ「…悪いけど、あたしバスケとかに興味無いから。じゃあね、春麗。」
春麗「あ!ちょ、ちょっと待ちなさいよキャミィ!…あ〜、もうっ!」
悔しそうに悪態をつく春麗を尻目に体育館を後にするキャミィ。
余計な事ばっかりして…。ま、でも、そこがアナタの良い所かもね。少しは嬉しかったよ、春麗…
春麗がうちの学校に着任して一ヶ月が経っていた。相変わらず、毎日毎日、私とお昼ご飯を食べている。
春麗「…それで、その人なんて言ったと思う?『塩よりも豚骨の方が似合うわよ。』ですって!全く、失礼しちゃうわ。」
キャミィ「ぷっ…!…な、何よそれ…!キャハハハ…」
春麗「…あら?」
キャミィ「?…な、何よ…?」
春麗「フフッ、あなたが笑ったの久しぶりに見たな〜、と思って。」
キャミィ「…!ちゅ、春麗が変な事言うからじゃん…」
春麗「ふふふふ、そうね。アンタって、笑った顔は結構可愛いんだから、もっと沢山笑いなさいな。」
キャミィ「か、可愛いって…!な、なに言ってんのよ春麗…!」
口ではほっといてと言いながらも、春麗と一緒にお昼を食べるのが密かな楽しみとなっていたキャミィ。
しかし、楽しそうに食事をする二人の様子を、恨めしそうにジッと見ている数人の女生徒達の視線に、春麗もキャミィも気づいていなかった。
そして翌朝、学校に登校すると事件は起きていた。
キャミィ(今日もくだらない事言うんだろな春麗は。はぁ〜、別にアタシに構わないでもいいのにさ。ふふふっ…ん?)
自分の机に向かうと、机にマジックペンで『レズ女』『キモイ』『氏ね』等の落書きが書かれていた。
キャミィ「えっ…!?な…何よコレ…!?」
慌てて教室を見回すキャミィ。しかし、登校している生徒の誰もキャミィの方を見ようとはしない。知らないふりをしている。
えっ…?な、なにコレ?い、いじめ?なんでアタシが…。あっ、も、もしかして春麗とアタシが仲良くしてるから…?最近、学校内で春麗の人気は物凄いし…。でもレズって…
と、とにかく。春麗が来る前に消さなきゃ。こんなの見たら、春麗も責任感じてきっとアタシとお昼食べてくれなくなっちゃう。お昼ご飯前には消さないと…
………………。
なんでこんなに必死になってるんだろ、アタシ…。いつもほっといてって言ってるのに。別にいいじゃない…春麗とお昼食べれなくなったって…
それから毎日、キャミィの机には落書きがされる様になった。嫉妬にかられた女の子達の陰湿な嫌がらせは凄まじく、日に日にエスカレートしていった。
しかし、キャミィはなんとか春麗に悟られないよう、お昼前には落書きを消し、何事も無かったかの様に振る舞った。消せない部分はお弁当で隠した。
でもこの日は…隠しきれなかった。お弁当やハンカチで隠しても、落書きは見えてしまっていた。不自然なその様子に春麗が気づく。
春麗「…?何?これ?」
キャミィ「え?あ、な、なんでもないよ。いいからご飯食べようよ春麗。」
春麗「……。ねぇ、お弁当をどけて。キャミィ。」
キャミィ「………。」
春麗「早くして。」
お弁当をどかす。春麗の目の色が変わった。自分がイジメを受けている事が春麗にバレた。もう、終わりだ。きっと春麗は、アタシから離れていく。春麗が…
春麗「…誰なの?」
立ち上がり、教室でご飯を食べているクラスメートに向かって話し始める春麗。教室中がどよめく。
春麗「こんな事…。どんな事情があるのか分からないけど、最低の行為だわ。」
春麗、やめて。春麗は気づいてないと思うけど、あなたと仲良くしてるアタシへの嫉妬心が原因なんだから。だからもう、何も言わないで。そっとしといてよ…
春麗「確かに…キャミィは人付き合いがあまり上手くないし、少し生意気な所も有るかもしれない。でも、この子があなた達に何をしたって言うの?どうしてこんな事をするの?
…いいえ、犯人はあなた達じゃ無いかも知れないわね。でも、このクラスでイジメが起きてる事実を、黙って見て見ぬふりをしていた子が居たのは間違いないでしょう。
私は…イジメをした子も、それを傍観していた子も、同罪だと思うわ。絶対に許せない。お願いだから、こんな馬鹿な事はもうしないで…。」
強く厳しい口調で春麗がみんなに言う。春麗。春麗は強い人だね。嫌われるのが怖くないの?アタシは…怖い。みんなにじゃなくて、春麗に嫌われるのが、凄く怖い。
いつも一人で過ごしてきたのに。それを辛いと思った事なんか無かったのに。アタシ、いつからこんなに弱い人間になっちゃったんだろう。ねぇ、春麗…
わっふるわっふる
あの日以来、わたしへのイジメはパッタリと止んだ。わたしは以前と変わらない生活を取り戻し、春麗は生徒から嫌われる事も無く、むしろ前以上に慕われている様だった。
春麗の強さと優しさが、イジメをしていた女の子達の心を変えたんだ。素直に凄いと思う。わたしは、春麗を尊敬している。
………だけど、一つだけ、困った事がある。
春麗「キャミィ!」
ドキッ
キャミィ「あ…ちゅ…春麗…」
ドキドキ…
春麗「おはよっ、キャミィ。」
キャミィ「お…おはよう…」
ドクン…ドクン…
春麗「…?どうしたの?元気無いわね?」
キャミィ「べ、別にっ。ふ、普通…だけど…?」
ドクンドクン…ドクンドクン
春麗「……。ねぇキャミィ。また何か嫌がらせをされたら、いつでも私に言いなさいね。私だけは、何が有ってもアナタの味方だから。ね?」
キャミィ「だ、大丈夫だよ。なんにも…無いから」
ドクンドクンドクンドクン
春麗「…そう?じゃ、いいんだけど。ふふっ」
春麗がわたしに優しく微笑みかける。とっさに目を逸らした。春麗の顔をマトモに見れない。身体中が熱くなってるのが分かる。
なにこれ?春麗が近くにいるだけで、胸がドキドキする。いつもの様に会話が出来ない。なんか…よく分かんないけど…何?これ?
今までこんな事一度も無かったのに。なんなんだろう…?
春麗の授業が待ち遠しい。春麗は日本語も英語も中国語も話せるし、何より教え方が凄い上手。教鞭を取っている春麗は凛々しくてスゴくカッコいいし…ふふふっ。
………………。
何考えてんのよアタシ!?そ、そりゃ、春麗のおかげで最近のアタシの日本語力はメキメキと上達してきてるけど!
別にだからと言って春麗がカッコいいとか素敵とかそんな風に思っちゃうのって変じゃない!?そうよ絶対変よ!変だし!
春麗「…え〜と、じゃあこの問題。そうね、キャミィ。訳してみて。」
キャミィ「……へっ?あっ、は、はい…!」ドキッ
春麗「コラ。何ボーッとしてるの。」
キャミィ「あ、ごめ……。す、すみません。」ドキドキ
春麗「ん。じゃあ答えを言ってみて。」
キャミィ「え、ええと…『豚骨醤油をベースにしながら、しかし普通の豚骨醤油とは違う。誰も食べた事の無い驚愕の味だった。』…ですか?」
春麗「うん、上出来。日本語、上手に話せる様になってきたわね、キャミィ。」
キャミィ「あ、ありがとうございます…」ドキドキドキ
もう。なんでアタシが春麗に敬語なんて使わなきゃいけないのよ。
まぁ、春麗は先生だから、別にしょうがないけどさ…。授業も…楽しいし。
ガチレズ
感動した
春麗
427 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/08/11(水) 17:22:33 ID:EgmIAcSwO
完結したのか?
428 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/08/11(水) 18:04:01 ID:fwl8fRg6O
舞といろは
429 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/08/11(水) 19:22:18 ID:s+pJ6La0O
おっぱいでかいくせに紙装甲なマチュアとバイス
>>427 申し訳ない。7月25日くらいからアク禁食らってました。近々また書きます
431 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/08/16(月) 05:54:06 ID:7To6hLZuO
ほたるとジェニー。
ほたるが一日中弄くられる。
432 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/08/17(火) 05:07:10 ID:8L5n5S/CO
おっぱいでかいくせに紙装甲なマチュアと
おっぱいでかいくせに打撃技の判定が弱いシェルミーの絡み合うシーンを想像
ハカンとダラン
BB→マコト×ツバキ×ノエル
GG→紗夢×ディズィー
ジャス学→ひなた×委員長
アルカナ→たくさんありすぎるので割愛
キーンコーンカーンコーン。校内にお昼の予鈴が響く。
ふふふふふっ。今日は春麗の為にお弁当作ってきたんだー。春麗の好きなモノいっぱい入れてきたし、きっと喜んでくれるよね!早く来ないかなぁ春麗…。あ…来た…!
キャミィ「ちゅ、春…。…え?」
春麗が教室に入ってきたのを確認し、声をかけようとするキャミィよりも先に、数人の女生徒達が春麗に話しかけてきた。
女生徒「春麗先生ー。今日は私達とお昼一緒に食べませんか?」
春麗「え?お昼?…あぁ…そうね。でも…」
女生徒「いいじゃないですかぁ。たまには私達と食べましょうよー。」
春麗「……。えぇ、それじゃあ今日はアナタ達と食べようかしら。」
女生徒達に囲まれてお昼を食べはじめる春麗。その様子を見て、キャミィは寂しそうに教室を出ていった。
屋上。
何よ春麗のヤツ。毎日アタシとお昼食べてくれる約束だったのに。なんであんな女達と仲良くお昼食べてんのよ。
だいたい、アタシをイジメてたヤツがあいつらの中にいるかもしれないのに、行動が軽薄なのよ!
…バカみたい。こんなお弁当なんか作ってさぁ…。
キャミィは、屋上の片隅で一人もくもくとご飯を食べていた。
春麗「やっと見つけたわ。ここに居たのねキャミィ。」
ふいに後ろから声を掛けられ、ビクッ、とするキャミィ。
キャミィ「え?あ、春麗!?な、何してんのこんな所で?」
春麗「何って、あんたとお昼食べる約束してたでしょ。急にどこかに行っちゃうんだもの。探したわよ?」
キャミィ「だ、だって…。春麗他のコとお昼食べてたじゃん…。」
春麗「ん、そうね。ごめんなさい。でもちゃんとあなたともお昼食べようと思ってたのよ?約束を破る訳にいかないしね。」
キャミィ「う…うん……」
うつむくキャミィ。春麗が話しかける。
春麗「ねぇキャミィ。あなた最近成績が落ちてきてるわよ。何かあった?悩みがあるなら私に相談して。その為に私はいるんだから。ね、キャミィ。」
そっとキャミィの手を取り、優しく微笑みながら春麗が言う。
キャミィ「べ、別になんでもないよ…。大丈夫だから…。勉強も…頑張るから…」
春麗「…そう?じゃ、お昼食べよっか。あら、この玉子焼き美味しそうね。」
キャミィ「あ…。い、いいよ、食べても。」
春麗「ホント?じゃ、遠慮なく頂きます。……うん、美味しいわ。はい、じゃあお返しに私のエビフライをあげる。」
キャミィ「あ、ありがと。」
春麗に美味しいと言ってもらい頬を赤らめるキャミィ。自然と笑みがこぼれた。
苦しい。胸が張り裂けそう。春麗の事を考えるだけで、ドキドキして夜も眠れない。
春麗が他の女の子と楽しそうにおしゃべりしてるのを見ると、イライラして心が押し潰されそうになる。
何も手につかない。もうヤダ…こんなの…。春麗…。苦しいよ春麗…。
春麗「はい、じゃあ授業を始めます。みんな教科書の38ページ目を開いて」
授業中。春麗がキャミィの席に目をやる。誰もいない。ここ2日、キャミィは体調不良で学校を休んでいた。
春麗(あのコ……大丈夫かしら?)
夜。一人職員室で残業をしていた春麗のケータイに、キャミィから一通のメールが届いた。一言だけ、「苦しい」と書かれたメールが。
春麗(…!?何?どうかしたのかしらあのコ!)
ただ事ではないと察知し、あわててキャミィの元へ急ぐ春麗。生徒達が寝泊まりする寄宿舎は校舎のすぐ隣にある。他の生徒に気づかれぬよう、キャミィの部屋の前へと向かう。
春麗「キャミィ?大丈夫?ねぇ、居るのキャミィ?」
返事は無い。しかしドアに鍵はかかっていなかった。
春麗(キャミィ…鍵も掛けずに…。無用心過ぎるわ。そんなに良くないのかしら?)
春麗「キャミィ。入るわよ。ねぇ、居るんでしょキャミィ?」
キャミィの部屋に入る春麗。薄暗い部屋。ベッドの上にキャミィがうなだれて座っていた。
春麗「キャミィ…ッ!どうしたの明かりもつけないで。大丈夫?カラダ、良くないの?」
部屋の電気をつけ、キャミィの横に座る春麗。キャミィの肩にそっと手をやる。ぼーっとしていたキャミィが、春麗に気づく。
キャミィ「春麗…。春麗…来てくれたんだぁ…。嬉しい…。」
春麗「…え?キャッ!?」
突然、春麗に抱きつくキャミィ。春麗の胸に顔を埋め、スリスリしている。
春麗「アン…。ちょ、ちょっとキャミィ…?大丈夫あなた?どこか痛いの?ねぇ…?」
困惑した表情でキャミィを見つめる春麗。キャミィは無言のまま、春麗に抱きついている。
春麗「(ふぅ…困ったわね…。)ねぇキャミィ?お医者さん呼ぼうか?どこか、痛いんでしょ?」
キャミィ「……うん。春麗…。すごく、苦しいの…。アタシ、春麗の事を考えるだけで…すごく、苦しい…。」
春麗「……え?」
キャミィ「春麗…。春麗ってさぁ、なんでこんなにアタシに優しくしてくれるの…?春麗って…アタシの事………。どう思ってる…?」
今にも泣きだしそうな潤んだ瞳で春麗を見つめ、問い掛けるキャミィ。春麗は何がなんだかよくわからずに戸惑っていた。
春麗(キャミィ……あなた……)
キャミィ「春麗…アタシの事…嫌いだよね…?アタシ、生意気だし…いっつも春麗と喧嘩してるし…。それに、ほっぺに傷がある女の子なんか…嫌いだよね…?」
こんなに弱弱々しいキャミィを見るのは初めてだった。キャミィの表情や言動を見て、ニブい春麗もこの状況を把握し始めていた。
春麗(キャミィ、このコ…。もしかして私の事……。で、でもダメよ。私とあなたは教師と生徒なんだし…。いや、それ以前に女同士な訳で…。こんな事…)
春麗「あの、あのねキャミィ。そりゃ、確かに私とあなたはよく喧嘩してるけど、別にあなたの事を本気で嫌ってる訳じゃないのよ。ホントに嫌いだったら、こんな風に心配したりしないでしょ?」
キャミィ「本当…?じゃあ………ア、アタシの事………す、好き?」
春麗「…え?あぁ、それはその……。えっと…」
どう答えていいのか分からない。キャミィを傷つけたくはない。嫌いな訳でもない。でも、春麗には大人としての理性がある。
キャミィ「アタシ…アタシ…。誰かの事を、こんな風に思った事って一度も無いの…。だから、よく分からないんだもん。なんで春麗の事を思うと、こんなに苦しいのか…。よく分からないよ…春麗…」
春麗「キャミィ…!」
そうだ。いつも強がってはいるけれど、キャミィの人生はある組織によってメチャクチャにされていた。
多感な少女時代を、マインドコントロールと言う狂気の方法で押さえ込まれ、その組織に都合のいい生ける戦闘兵器として扱われてきたのだ。
今、彼女が感じているモノは、このコの中に初めて芽生えた「愛」と言う感情なのかもしれない。
私も…同じだわ。あの組織を壊滅させる為に、全てをなげうって生きてきた。私と貴女は…形は違うけれど、同じなのかもしれない。
自分と同じく、一つの組織によって人生を狂わされてきたキャミィ。そう思うと、急にキャミィを愛おしく感じた。ギュッ、と強く抱き締めたくなった。
キャミィ。
わっふるわっふる
これは素晴らしい
何をしようとしているの、私…
私にしがみつくキャミィのカラダは少し震えていた。まだ17歳のキャミィ。あどけなさの残る幼い顔つき…
少し近づけば、お互いの唇がふれ合ってしまいそうなほどの距離。首筋に、かすかにキャミィの吐息を感じる…。
ダメよ。何を…。何をしようとしているの。私は
春麗「キャミィ。」
私の問いかけに、キャミィが顔を上げる。
春麗「大丈夫…。あなたは一人じゃないわ。私が、そばに居てあげるから…。ね…大丈夫だから…。」
キャミィ…私が…守ってあげる。
しがみつくキャミィをギュッ、と抱きよせ、吸い込まれるように、春麗はキャミィの唇にキスをした。
そして、時間が止まった。
なんて事。何故あんな事をしてしまったのかしら。
キャミィとキスをした後、一言だけ「明日は学校に来て。」と言い残し、私はキャミィの部屋を去った。
キャミィは無表情のまま、ただ茫然としていた。
キャミィにキスするなんて…。明日、どんな顔してあのコに会えばいいのかしら?いえ…それよりも、あのコちゃんと学校に来てくれるかしら…。
自分の感情がよく分からないまま、キャミィにキスしてしまった事を悔やみ、春麗は自己嫌悪に陥っていた。
そして、翌朝。
学校に来た春麗は真っ先にキャミィの席に目をやる。キャミィが席にいた。登校していた事に安堵すると同時に、昨夜の事をどう説明しようか悩む春麗。
しかし、説明しようにも自分で自分の感情の整理がついていない…。
春麗(…あぁ…声を掛けづらいわ…。そもそもなんて声を掛ければいいか分からない…。でもおはようくらいは言わなきゃいけないわね…)
おそるおそる、キャミィにおはようと声を掛ける春麗。キャミィは春麗と目を合わせようとせず、無表情のまま、感情のこもらない声で「おはようございます。」と返した。
春麗(…う…。や、やっぱり、急にあんな事されて怒ってるのかしらキャミィ…)
春麗「あの……キャミィ。今日の放課後、時間あるかしら?少し話たい事があるんだけど…。夕方6時頃、この教室で。どう?」
キャミィは、また無表情のまま、「分かりました。」と一言だけ答えた。
春麗(なんとかしなきゃ…。あんな状況だったけれど、キスをしてしまったのは私の責任だし…。はぁ…)
その日の夕方。2−Bの教室へ向かう春麗。誰も居なくなった教室に、キャミィが一人だけポツンと座っていた。
春麗(…うぅ…近寄りにくい…。なんか空気が重いわ。でも…なんとか誤解を解かなくちゃ…)
春麗「キャミィ。」
一人待っていたキャミィに声を掛ける春麗。キャミィに反応は無い。キャミィの向かいの席に座り、ぎこちなく話し始める。
春麗「あ、あの…キャミィ。話って言うのはその……昨日の事なんだけど……」
キャミィ「………。」
春麗「その…私…」
ダメだわ。説明しようにも、何を話していいか分からないもの…。
キャミィ「………春麗……大丈夫だよ…」
春麗「…えっ?」
キャミィがようやく口を開いた。
キャミィ「アタシ…分かってるから……ウフフ」
春麗「わ、分かってるって…えっ?な、何が?」
キャミィ「え〜…?何が…って、そんなの…決まってるでしょ…?ちゅ、春麗…ア、アタシに…こ、告白しようとしてたんでしょ……?大丈夫だよ…アタシ、分かってるから……」
春麗「…………………えっ?」
頬をピンク色に染め、モジモジしながら話すキャミィ。
………………えっ?ちょっとコレ、どういう事?ま、まずい。まずいわ。キャミィったら、おもいっきり勘違いしてないかしら?
春麗「あの、あのねキャミィ!告白って…!」
キャミィ「ウフフ……だ、大丈夫だよ春麗…?ふ、普通は告白して付き合ってから、チュ、チューとかするモノだと思うけど…。べ、別にアタシそういうの気にしてないし…ウフフフフ。」
春麗「…!?ちち、違うのよキャミィ!昨日のアレは…ッ!あのっ」
キャミィ「……?や、やっぱりちゃんと告白しとく…?い、いいよ?告白しても…。アタシの返事は…決まってるけど……ウフフフフフフフフフフ」
目をキラキラと輝かせ妖しい微笑みを浮かべながら春麗にスリ寄ってくるキャミィ…。
春麗「ちょ、ちょ!?待ってキャミィ!ちょっとダメよ!?」
い、い、言えるわけないわっ!!!このコの目、完全に恋する乙女の瞳になってるじゃないッ!!今更、「あのキスはなんかよく分からないけど勢いでやりました。」なんて言えるわけないじゃないのよっ!!
春麗の胸に顔を埋めゴロニャンしているキャミィ。困惑し頭を抱える春麗。
前途多難の予感である…
春麗「…と、取り敢えずいったん離れましょキャミィ?ねっ?」
キャミィ「…え〜、なんでぇ…?だってアタシと春麗はお互い好き同士なんだしぃ…。こういう風に抱き合ってても普通でしょ…?
アタシ…春麗もアタシの事が好きだったなんて、全然知らなかったんだよ…。だって、嫌いだったらチューなんてしないもんね……春麗…」
春麗「…えっ。あっ。うん。そうね、まぁ、好き…かな。多分…」
キャミィ「………………。なにそれ?「多分」って何?」
春麗「…えっ?」
キャミィ「やだぁ!ふざけないでよ春麗!あたし、ファーストキスだったんだからね!?「多分好き」なんて曖昧なこと言っちゃヤダぁ!!!」
春麗「ファ……ファーストキス……」
その言葉に、更に頭を抱える春麗。キャミィの今までの人生を考えれば当然と言えば当然だが。しかしそれは春麗も同じだった。悪の組織を壊滅させる為、今まで世界中を奔走してきた春麗に、恋愛をする暇など無かったのだから。
春麗「あの…キャミィ。も、もちろんあなたの事はその…嫌いじゃないわ。え〜と、そうね。好き…かな?でもホラ、ここは教室なんだし。誰かが来てこんな場面見られたら困っちゃうでしょ?ね?」
キャミィ「……うん。分かった…」
ようやく春麗から離れるキャミィ。ふぅ。とため息をつく春麗。
キャミィ「…あ、そうだ春麗。今度の土日にね、全校生徒泊まりがけで林間学校って行事があるんだって。エヘヘ、も、もちろん春麗も来るんでしょ…?楽しみだね…春麗…」
春麗「…………り、林間学校!?」
そうだ。忘れてたわ!この学校、夏の行事で林間学校ってのが有るんだったわ!私も引率で参加しなきゃいけないし…。ど、どうしましょ。変な行動とらなきゃいいけど……キャミィ…
一抹の不安を覚える春麗。そして林間学校の日がやってきた。
これはわっふる!
ガチレズ春麗×キャミィ
続けたまえ
わっふる
キャミィ→春麗の構図は燃える
聖ストラトフェリス女学園には、夏の行事として土日の休日を利用した全校生徒強制参加の林間学校がある。
しかし、戒律が厳しい学園内では外出できる機会など殆ど無いので、強制参加と言っても久しぶりに俗世間に出られる事を喜ぶ生徒の方が多い。
神奈川県の横浜みなとみらいから、国内便で島根県出雲へとやって来た引率の教師と生徒達。宿泊する海の家からは、徒歩15分ほどで日本海を臨める。
午前中は、キリスト教系の学校にも関わらず出雲大社への参拝があり、その後周囲の農家で農業について学んだりする。そして、午後は生徒全員待望の水泳の実習である。
授業という名目ではあるが、実質遊びと変わらない内容なので、貸し切り状態となった海を女生徒達は思い思いに楽しんでいた。そして…「彼女」もまた違った楽しみ方をしていた。
キャミィ(はぅぁ…すっごいドキドキする…。春麗、アタシの水着姿見てどう思うかな…。か…可愛いわよキャミィ。チュッ。とかされちゃったらどうしよう。キャー。
あ、でも、春麗って腹筋割れてる女の子ってどうなんだろ?嫌いかなぁ…。アタシ、腹筋超割れてるしなぁ…。
いや、ダメダメ、そんなネガティブ思考じゃダメだよキャミィ!今回の林間学校中に、頑張って春麗をアタシのモノにするんだからね!ファイッ!)
少し離れた所で、春麗が背筋にゾクッと異様な悪寒を感じていた…。
春麗「(…?なんだったのかしら今の悪寒は…。ん、まぁいいわ。切り替え切り替え。)
みんなー、楽しむのはいいけど事故には充分気をつけるのよー。」
春麗の呼び掛けに女生徒達は気の無い返事を返す。海での開放感に夢中のようだ。ふぅ、忙しくなりそう。と思っていた所で、声をかけてきた生徒がいた。言わずもがな、それは…
キャミィ「ちゅ〜んり♪」
春麗「ん?あ、キャ、キャミィ…!ど、どうしたの?あなたは泳がないの?」
キャミィ「ンフフ〜。だってぇ、泳ぐのも楽しそうだけどぉ、春麗と一緒に居た方がもっと楽しそうなんだもん♪」
春麗「そ、そう…。まぁ、いいけど…」
キャミィ「わぁ〜。春麗ってプロポーション抜群だねぇ。フフフ、似合ってるよその水着…」
引率の教師も、咄嗟の事態に備え水着姿で待機しなければならない。シックな黒の水着姿の春麗に軽くくっつき、スリスリするキャミィ。
慌てて「みんなの目が有るから…」とたしなめ、止めさせる春麗。少しブーたれるキャミィ。
いや、それよりも、さっきから春麗が一言も自分の水着姿に言及しない事にちょっと腹が立っていた。自分では結構イケてると思ってるだけに、尚更だ。しょうがないので自分で訊く事にした。
キャミィ「ね、ねぇ春麗?アタシの水着姿は…どう?か、可愛い…?」
春麗「え…?いや、どうって…」
「2−B キャミィ」と書かれたスクール水着姿のキャミィ。頭には赤い色の水泳帽をかぶりゴーグルを付けている。
春麗「………いや、どうって言われても…あんたデルタレッド時代も同じ様な格好してたじゃない。」
その春麗の言葉にはさすがにキャミィもキレた。バカッ!と一言言い放ち、怒りながらその場を去ってしまった。
春麗(…???な、何か悪い事言ったかしら私…)
454 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/09/21(火) 19:44:38 ID:nBDM0Tr5O
わっふるage
楽しい海の授業も終わり、夜となった。生徒や教師は夕食も済ませ、温泉に入り一日の汗を流したり、談笑したり、外で線香花火を楽しんだりと、好きな時間を過ごしていた。
そんな中、昼間の出来事でいまだに怒りがおさまらないのがキャミィ。更に、今回の林間学校中に春麗との距離を縮めようと意気込んでいたのに、全く正反対の状況になっていた事も彼女のイライラを増長させていた。
誰も入ってない時間帯を見計らい、一人で温泉に浸かって物思いに耽る…。
キャミィ(バカ春麗…。大っ嫌い…。)
温泉から上がり、パジャマ姿で一人、民宿の廊下を歩いていると、前から春麗が歩いてきた。
キャミィ(…!春麗…)
さっきまで怒りでイライラしていた感情も、本人を目の前にするとドキドキに変わってしまう。春麗もキャミィに気付き、声を掛けてきた。
春麗「…!あ…キャミィ。あの…昼間はその、悪かったわ。ごめんなさい。なんだか分からないけど、あなたを怒らせちゃったみたいで…」
キャミィ「べ…別に。気にしてないから…もういいよ…。」
その言葉を聞いて少し安堵の表情を浮かべる春麗。そのやわらいだ表情を見てキャミィは思う。…綺麗。春麗ってやっぱり素敵…可愛いし…
キャミィ「あの。あのさ…春麗…」
春麗「ん?何?」
キャミィ「あの…昼間…遊んでた海の家の近くに、休憩できる小屋があったじゃん。」
春麗「あぁ…有ったわね。どうかしたの?」
キャミィ「いや、あの…アタシそこに忘れ物しちゃったみたいで…。その…一緒に取りに行くの付き合ってくれない?」
春麗「えぇ?忘れ物?な、なに忘れたの?明日じゃダメ?」
キャミィ「いや…たいしたモノじゃないけど…今日中に取ってきときたいから…。だって外暗いし…一人じゃ怖いし…」
ハァ…とため息を一つつく春麗。
春麗「…そうね。こんな時間だし、あなたを一人で出歩かせるワケにもいかないわね。仕方ないな。いいわよ、じゃあ昼間のお詫びじゃないけど一緒に行ってあげる。」
キャミィ「ホ、ホント?あ、ありがと…春麗…」
春麗「フフッ、でも暗がりが怖いなんて、キャミィにもそんな一面があるのね?」
キャミィ「だって…」
本当は別に怖くは無い。忘れ物も実はしていない。でも、どうしても二人っきりになれる時間が欲しかった。
後で怒られてもいいから、少しでも春麗と二人っきりで居られる時間が欲しかった。
海までは歩いて15分。昼間の喧騒が嘘のように、波の音だけが静かに聞こえてくる。暗い海……誰もいない海岸。
岩場の近くに建てられた休憩所。中には雑魚寝が出来るような布団が敷いてあり、夏の間だけの開放だが利用者は多い。薄暗い部屋に入り、明かりをつける。
春麗「あら、中は結構綺麗なのね。ねぇキャミィ。なに忘れたの?一緒に探してあげるから」
キャミィ「えっと…あの。う、腕時計…」
春麗「そう。どこかしらね?」
キャミィに背を向け、辺りを探し始める春麗。見つかる筈はない。だって忘れ物など初めからしてないのだから。
春麗…
二人っきりになれた事で、キャミィの心のタガが外れようとしていた。抱きつきたい。春麗に、ギュッ、と抱き締めてもらいたい…。
キャミィ「春麗…」
春麗「ん?キャッ!」
突然抱きついてきたキャミィに驚く春麗。
春麗「ちょ、ちょっとキャミィ!何してるの!ビックリするじゃない!ほら、そんなくっついてないで早く探しましょ?ね?」
キャミィ「やだ…ずっと我慢してたんだから…アタシ…。ねぇ春麗…。キス…して…?この間みたいに…」
春麗「な、何言ってるのよキャミィ…そんな事…!早く見つけて宿に戻らないと……!」
どうして嫌がるの?前に、アタシの部屋で二人っきりの時、キスをしてきたのは春麗からなのに。最近の春麗は自分を避けているように感じる。アタシにはそれが納得いかない。
じゃあどうして…あの時アタシにキスをしたの?煮え切らない春麗の態度にやっぱりイライラする。
アタシは春麗ともっと仲良くなりたい。でも…本当は春麗が、自分の事をどう思ってるのか…確かめたい…。強行手段を取ってでも。
キャミィ「……わぁ、春麗のおっぱいって、柔らかくて大きいね…。フフッ」
春麗「!!?ちょ、ちょっとキャミィ!何おっぱい触ってるのよ!?」
キャミィ「フフフ…別にいいでしょ…?春麗は、アタシの事好きなんだからさ…。あ、もしかして恥ずかしい…?いいよ…キャミィのおっぱいも…触ってみて…」
春麗の手を取り、自分の胸に持っていくキャミィ。春麗は動揺し、されるがままの状態だった。何故か、春麗の心臓の鼓動はドクドクと高鳴る…
キャミィ「フフフ…春麗…凄いドキドキしてるね…?アタシも…同じ…。凄くドキドキしてる…。ねぇ…気持ちいい…?春麗……?」
春麗「ちょっと…!キャミィ…!」
春麗の首筋に軽く唇を這わせキスをし、胸を優しく揉むキャミィ…。一瞬、その愛撫にカラダがビクッと反応し、力が抜ける春麗。しかし…
春麗「ふ………!ふざけないでキャミィ!!!いい加減にしなさい!!!早く離れて!!!」
突然大声でキャミィを怒鳴りつける春麗。ビクッ!と硬直し、驚いた表情で春麗を見上げるキャミィ。
春麗「こんな…こんな事して…!あなた…何を考えているのキャミィ…!ふざけないで…早く離れなさい…!」
ワナワナと震えながら強い口調でキャミィに怒りをぶつける春麗。
春麗のその様子を見て……大きく見開かれたキャミィの瞳からボロボロと大粒の涙がこぼれ落ちてきた…。
春麗「……!キャミィ…!」
キャミィ「…だったらなんで……」
春麗「……え?」
キャミィ「…拒むなら…なんでキスなんてしたの…春麗……?アタシのこと嫌いなのに…どうしてあの時…キスなんてしたの……春麗………」
涙と嗚咽にまみれ、今にも消えいりそうな震える声で、春麗に問いただすキャミィ…。春麗にすがりつき、その場で泣き崩れてしまった。
キャミィの全てを受け止められないなら…。何故私は…この子に希望を与えるような事をしてしまったの…?キャミィ…私はあなたを…傷つけただけなのかしら…?
春麗「……………。」
春麗は、何も言えなかった。
ロレントとバーディー
わっふるわっふる
>>457 ちょっとヤンデレっぽいキャミィが堪らんです。わっふるわっふるぅ!
わっふるわっふる
463 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/09/25(土) 07:45:44 ID:1HdcGnSuO
ミカとローズ
張りパイと垂れ乳コンビ
デュラルと12
こうして…夏の林間学校は終わり、私達は横浜へと戻ってきた。でも…
あの日…。あの夜の出来事以来、キャミィは私を避けるようになった。廊下ですれ違っても、私と目を合わせようともせず、ただ素通りするだけ…。ここ数日、あの子と一言も会話をしていない。
お昼ご飯も、一人で食べるようになった。あの子は昔のように、自分の殻に閉じ籠もるようになってしまった。
……キャミィ。あなたは何も悪くないのよ。
女の子が女の子を好きになる。あり得ない事じゃない。ましてやここは閉鎖的な女子校。恋愛の対象は、自然と女性へと向けられてしまうものなのかもしれない。
だから、あなたは悪くない。
悪いのは私…。私はあなたの気持ちに気づいていながら、あなたを受け入れる覚悟も無いまま中途半端な優しさであなたにキスをして、そして結果的にあなたを傷つけてしまった。
……キャミィ。
ごめんなさいキャミィ。あなたに掛ける言葉が見つからないの。
あなたの力になりたくて教師になったのに…。私は教師としても、人間としても失格ね…。
あの日以来、アタシは春麗と口をきかないようにしてる。廊下ですれ違っても、顔を合わせないようにしている。
お昼もそう。今まではお昼の時間が来るのが楽しみでしょうがなかったけど、でも今は、春麗を避けるように一人でご飯を食べるようにしてる。
でも別に、それは春麗が悪い訳じゃない。だって、春麗は悪くないもん。
アタシが勝手に春麗の事を好きになって、春麗もアタシの事が好きなんだって勝手に勘違いして、春麗に抱きついて、春麗を怒らせちゃっただけ。
春麗はアタシの事が嫌いなのに、アタシが勝手に勘違いしちゃっただけ。
あの夜、弱ってたアタシにキスをしたのも、多分アタシに気遣って、「間違って」キスしちゃっただけ。春麗はすごく優しいから、優しいから間違っちゃっただけ。
だから別に、春麗が悪い訳じゃない。
でももう春麗とは口をきかない。お昼も一緒に食べない。前みたいに学校を休んだりもしない。春麗が心配しちゃうから。
アタシの事なんか嫌いなのに、春麗は優しいから、アタシの心配しちゃうから。だから学校は休まない。
あと一年とちょっとだけ。あと一年とちょっと我慢していれば、アタシは学校を卒業して、春麗ともそれっきり。
だから早く卒業したい。
早く…早く春麗の事を忘れたい。
苦しいのは、もうイヤ。
春麗とキャミィがお互いを避けるようになって、一ヶ月が過ぎようとしていた。
いつも一緒にお昼を食べていた春麗とキャミィが、林間学校が終わった翌日から一緒に食事しなくなったのを見て、
最初のうちは色んな生徒がヒソヒソとあらぬ噂話を立てていたが、やがてそれも治まり、かつての静かで平凡な日々が戻りつつあった。
日常はめまぐるしく過ぎてゆく。季節は、夏から秋に変わろうとしていた。
女生徒「今度の学園祭楽しみだよね。」
女生徒「ホントホント。今年はD組には負けないようにしなくちゃねー。」
各クラス中が、近々開催される学園祭の話題で持ちきりだった。
学園祭と言っても、色々な催し物の他にクラス対抗の競技などもあるらしく、各クラスで火花を散らしていた。体育祭兼、学園祭と言った所だろうか。
キャミィ(……フン。くだらない。そんなもの所詮女学生のお遊戯じゃない。アタシが出ればそのチームは優勝間違いなしってレベルだろうし。まぁ、どうせ参加しないけどね、アタシ。)
女生徒「あの、キャミィさん。」
珍しく一人の生徒が声を掛けてきた。
キャミィ「……何?」
女生徒「いえ、今度の学園祭の準備で、私達これから買い出しに行かなきゃならないの。人手が多い方が助かるし、キャミィさんも時間があれば来てほしいなって思って。」
キャミィ「別に…構わないですけど…。」
女生徒「そう。助かるわ。じゃ、行きましょう。」
正直すごくめんどくさかったが、息苦しい学校から少しの間でも解放されるならなんでもよかった。
この間の林間学校以来、久々の外出とあって、買い出し班の女生徒達はおおはしゃぎだ。そのノリについていけずに、キャミィはグループの後ろでポツンと孤立していた。
みなとみらいのモールで買い出しを終え、全員で荷物を抱えて帰路についていると、グループのリーダー格の女生徒が話しはじめた。
リーダー女生徒「ねぇねぇみんな知ってる?この辺にさぁ、凄くよく当たる占いのお店があるんだって。」
女生徒「あー聞いた事ある。超綺麗な外人の女の占い師が経営してるんだよね?」
リーダー女生徒「そそそ。女性客にすっごい人気らしくてさぁ。ね、これからそこに行ってみない?」
女生徒「えー?マズイよー。バレたら超怒られると思うけど?」
リーダー女生徒「平気だって。すぐ済むしさ。ほら、行こ。キャミィさんも、いいよね?」
キャミィ「…別に、少しぐらいなら大丈夫だと思うけど…」
リーダー女生徒「よーし、決まり!んじゃ出発!」
くだらない。どうしてそんな占いとか曖昧なモノに興味が持てるんだろ。バカみたい。ま、学校に帰るのが遅くなるならなんでもいいけど。
その占いのお店にはすぐに着いた。お店の名前は「パラッツォ・ミステーロ」。リーダー格の子が言っていたが、イタリア語で「神秘の館」と言う意味らしい。ふ〜ん、イタリア人が経営してるの?まぁなんでもいいけど。
中に入ると薄暗く、店内の至るところに妖しい置物が置いてあり、お香の匂いが立ち込めていた。
しかし、人気店という割にはお客が全くいない。それにその女占い師の姿もどこにもない。あれ?もしかして今日、休みなんじゃないの?
リーダー女生徒「すいませーん。誰か居ませんかー?」
リーダー格の子が店の奥に向かって声を掛ける。返事は無い。仕方がない。全員諦めて帰ろうと思った時、妙な違和感を感じた。少し目眩がした。他の女の子達も同じみたいだった。
頭がクラクラする。なにこれ?このお香のせい?そう思っていると、ふいに頭のモヤモヤが消え、そしていつの間にか、その女はアタシ達の前に現れていた。
ローズ「フフフ、いらっしゃいませ。ようこそ神秘の館・日本支店へ。」
……!何こいつ…?なんかただ者じゃない気配がするんだけど…。こいつがその女占い師?今の感覚はなんだったんだろう?何かの演出?
アタシが身構える中、他のクラスメート達は占い師に逢えた事と今の不思議な体験でまたはしゃぎ始めていた。
……………。まぁ、なんでもいい。この女が何者だろうと、アタシには関係無いしね。占いなんてさっさと済ませてほしいだけ。アタシ、全然興味無いし。
早速、クラスメート達はその女占い師に占ってもらい始めた。
ふ〜ん。確かに皆が言うようにかなりの美人ねコイツ。……まぁ春麗の美しさには到底敵わないけどね。フフフンだ。
……………………。
うっさいうっさい!アタシはもう春麗の事は忘れるって決めたの!どうだっていいの!だから今の無し!アタシはなんにも考えてない!あぁぁ。
皆が占いに夢中になってる中、一人後ろの待ち合い席の椅子でウネウネしているキャミィ。30分ほど経っただろうか。皆の占いが終わったようだ。
キャミィ(ハァ。ようやく終わり?でも結構早かったかな。さて、帰ろ帰ろ。)
ローズ「ねぇ、貴女。」
キャミィ「…え?アタシ?」
ローズ「ええ。貴女は占っていかないの?」
キャミィ「あ…悪いけどアタシ、別に占いとかに興味無いですから。」
ローズ「あらそう?すぐに終わるし、お代は頂かないけれど?」
キャミィ「…え?タダなんですか?」
ローズ「ええ。未成年の子からは頂かないようにしてるのわたし。もちろん、他の子達もみんな無料でいいわ。」
その言葉を聞いて更におおはしゃぎする女生徒達。ふ〜ん、タダ・ね。まぁ暇潰しに占ってもらってもいいかな。どうせタダなんだし…。
キャミィ「じゃあ、アタシもお願いします。」
ローズ「えぇ、もちろんよ。どうぞ、そこに腰かけて。」
水晶玉の置かれた台の前に座るキャミィ。その時、間近でキャミィの顔を見たローズが少し驚いた表情をした。
ローズ「…?貴女…どこかでお逢いしたかしら…?」
キャミィ「……え?なんですか?」
キャミィ「あの…?どうかしましたか?」
この子は…。そうだわ、間違いない。あの組織で昔、戦闘員として使われていた少女だわ。わたしが引き取って育てている親衛隊の子と同じ境遇の…。
確か、任務中に事故に遭い、イギリスの特殊部隊に救われたけど、その時のショックで記憶を失っているんだと前に春麗ちゃんから聞いたわね…。それならわたしの事は覚えてないのも当然ね。
名前は…確かキャミィちゃん…だったかしら…。そう、今は日本の学校に通ってるのね…。フフ、でも元気そうで良かったわ。
ローズ「いいえ、なんでもないわ。変なこと訊いてごめんなさい。じゃあ占いを始めるわね。ええと、何を占ってほしいのかしら?」
キャミィ「え?あぁ…えっと…………。」
あぁそうか。なに占ってほしいかなんてなんにも決まってないやアタシ。別になんにも無いなぁ…占ってほしい事なんて…。
…………………。
………………………。
キャミィ「あの……」
ローズ「ん?決まったかしら?」
キャミィ「あの……相性占いとかは…出来るんですか…?」
ローズ「相性占い?ええ。もちろん出来るわ。それでいい?」
キャミィ「う、うん……」
わっふるわっふる
ローズ「わかったわ。じゃあ貴女のお名前と生年月日、それにお相手の方のプロフィールも分かる範囲でいいから教えてもらえるかしら?」
キャミィ「あぁ、はい…。えっと、アタシの名前はキャミィ。1974年の1月6日生まれで17歳です。好きなモノは猫で、嫌いなモノは不機嫌な時に目につくモノ全てです。あと、アタシ自身よく猫っぽいって言われます。
……あっ、別に猫っぽいって言っても、そういう意味のネコじゃないからね!?変な誤解しないでよね!」
ローズ「……??ちょっと言ってる意味がよく分からないけれど、まぁいいわ。…ん、キャミィちゃんね。フフ。それじゃ、次はお相手の方もお願いします。知ってる範囲でいいから。」
キャミィ「あ…はい…。えっと…名前はその…ここじゃ言えないです…。」
ローズ「ん?フフフ、そうね。お友達もいらっしゃるものね。フフ、じゃあ他のプロフィールでいいわよ?」
キャミィ「…はい、あの…生年月日は…1968年の3月1日生まれで…23歳です…。好きなモノはクレープとかフルーツ類で、嫌いなモノは悪い事とか犯罪とか…。とにかくその…正義感が強くてカッコいいんです、その人。」
ローズ「うんうん、なるほど。」
キャミィ「それに実力もあるし強くて逞しくてカッコよくて凄く綺麗で颯爽としてて更に逞しくて清潔感もあってあとカラダのボディラインとかも完璧でぇ、それでいて内面から滲み出る優しさって言うの?
そういう所が有るからアタシその人の事を毎日思うだけで胸が苦しくなっちゃうんです。この前だってアタシが宿題忘れた時もそんなに叱らなかったし、あとねあとね…」
ローズ「ちょ、ちょっと待ってキャミィちゃん。もういいわ。お相手の方のプロフィールはもう結構よ、キャミィちゃん。」
キャミィ「あっ…そ、そうですか…?」
少し赤面してうつむくキャミィ。ローズは思った。
……て言うかこれ、春麗ちゃんのプロフィールじゃないかしら?以前にあの子が、シャドルーを壊滅させる為にわたしのお店に助言をもらいに来た事があったけど、その時に聞いたプロフィールとバッチリ合致しちゃうのだけど…?
ローズ「あの…ちょっといいかしらキャミィちゃん?」
キャミィ「……?な、なんですか?」
ローズ「その…この方は男性?それとも女性かしら?」
キャミィ「…!えっ、あ、あの……。お、女の…人…ですけど…」
他のクラスメートに聞こえないように小声でボソッと話すキャミィ。
ローズ「…そう。ごめんなさいわたし、早とちりしててっきり男性の方だと思っていたわ。えっと…じゃあこの女性の方との相性を占ってほしいのね?」
赤面していたキャミィの顔が更に赤くなった。
キャミィ「べべべ、別に変な勘違いしないでよね!?ア、ア、アタシ女同士でどーのこーのとかそういうイヤラシイ意味でこういう事聞いてる訳じゃないし!!た、た、単純にその人との相性が良いかどうか聞いてるだけで…!」
ローズ「あ…ええ、大丈夫よ。そんな風に思っていないわ。だからそんなに大声を出さないで…お友達もビックリしてしまうわ。」
キャミィ「あ…!」
確かに、キャミィと一緒に来ていたクラスメート達も、急にキャミィが大声を上げたのでかなり驚いていた。しかし、話の内容までは分かっていない様子だった。
そしてローズは思った。
……う〜ん、なんて言うか、もう完璧に春麗ちゃんの事よねこれは。春麗ちゃんも日本に来ているのかしら?
それにこの子のこの感じ…キャミィちゃんは、春麗ちゃんの事を…。
まぁ、人が人を好きになる事は全然悪い事ではないわ。むしろ誇れる事よ。わたしだって…親衛隊のあの子と…アレなアレだし…。あぁアプリーレ…。仕事を終わらせて早くあの子に逢いたいわ…。
…んんっ、今は別にわたしの事はどうでもいいわね。失礼。そう、キャミィちゃんは春麗ちゃんを…ウフフフ。
でもこの感じじゃあまだたいした進展は無さそうね。フフッ、いいわ。わたしが少し背中を押してあげましょう。
ローズ「お待たせしましたわキャミィちゃん。占いの結果が出たわよ。」
キャミィ「!!…あ、あの…ど、どんな感じですか…?あ、あんまり…相性良くないとか…?」
ローズ「いいえ、大丈夫よ安心して。貴女とお相手の女性、凄く相性がいいと出ましたわ。貴女がお相手の方を大事してあげれば、きっとこの先もっと親しい間柄になれるハズよ。」
キャミィ「ホ、ホント!?」
ローズ「ええ、本当よ。わたしの占いはよく当たる事で有名なの。フフフ。だから自信を持っていいわよキャミィちゃん。あ、それともう一つ。お聞きたいのだけど、貴女とお相手の方の血液型は何かしら?」
キャミィ「え?血液型?あ…えっと、アタシはB型で…その人はA型です…。」
ローズ「うんうん。キャミィちゃんがB型で…春…んんっ、なんでもないわ。その相手の方はA型ね。いい?よく聞いてキャミィちゃん。
B型の女性の特徴は、わがままで少し生意気で自由奔放。まさに猫っぽい人って感じよ。でも思い込んだら一途な面もあるわね。
A型の女性は几帳面で芯がしっかりしてるのが特徴ね。凄く優しくて面倒見がいいのもその人の良い所よ。でもB型の子の自由さに少し頭を抱える事もあるみたい。
でもそれでいいの。貴女達はそのままの関係がとても素晴らしいと占いに出ているわ。だから今までどおり、キャミィちゃんは生意気なままで、お相手の女性を悩ませてあげて。それできっと上手くいくわ。」
キャミィ「ええっ!?だってそんな事したら嫌われるんじゃ…?」
ローズ「だ〜い丈夫よ。たまに喧嘩もするかもしれないけど、でもお相手の人は貴女のそういう所を好きになるハズだから。ね?」
キャミィ「す…好きに…って…。だ、だから別にアタシ、そういう意味で言ってる訳じゃないってば…。」
ローズ「ンフフフ、そうだったわね。ごめんなさい。とにかく、今までどおり仲良くしていればいいわ。頑張ってね、キャミィちゃん。フフッ」
キャミィ「は、はぁ…」
占いの館を後にし、帰路につく生徒達。なんか全てを見透かされているようで、あんまりいい気分がしなかったキャミィ。
でも春麗との相性はバッチリだと言われ、それはかなり嬉しかった。帰り道では自然とニヤニヤしてしまい、クラスメート達が少しヒキ気味だった。
ローズは思った。
あの子達が着てた制服、確か丘の上の女子校のモノよね…。あの子の話だと多分春麗ちゃんもそこで教師として働いてるのね。う〜ん、面白そうだし、そのうち顔でも出してみようかしら?フフフ。
頑張ってね、キャミィちゃん。
キャミィがめっちゃ可愛い。わっふるわっふる!
占い師の女に会ってから数日後。学園祭が間近に迫り、朝から少し慌ただしい様子の園内。登校してきたキャミィは、教室の席で一人、物思いに耽っていた。
キャミィ(…あの女占い師は、アタシと春麗の相性はバッチリとか言ってたけど、結局アタシは春麗に嫌われたまんまだし…。
はぁ〜あ、なんにも代わり映えしないな…。まぁ、別にアタシ、占いとか全然信用してないけどさ…。)
何も変化の無い日常風景。いや、一つだけ、変わった事がある。
「おはよう、キャミィちゃん。もう来てたんだ。今日早いね。」
キャミィ「…あ…。おはよう。ハルちゃん。」
この子は菊地春乃。この間の学園祭の買い出しの時に、一番最初に声を掛けてくれた女の子。通称ハルちゃん。
一緒に買い出しに行った事がキッカケで、ちょくちょく話すようになった。席もアタシの隣りだし。
見た目は黒髪セミロングのおしとやか系。ちょっぴり大人びた雰囲気を醸し出してるけど、意外とドジでおっちょこちょいな面もある。
ハル「ねぇキャミィちゃん。今日のお昼、私達と一緒に食べない?」
キャミィ「え?お昼?…あ、でも、アタシあんまり大勢で食事するのとか苦手だから…。」
「いいじゃんかよ別にさぁー。ったく何を遠慮してんだよキャミ子わぁ。」
ハル「あ、おはよう、スーちゃん。」
スー「うぃーっす。おっはよー、ハル。」
この子は大塚蓮美。皆からはスーちゃんって呼ばれてる。ハルちゃん達のグループのリーダー格の女の子。ハスミちゃん→スミちゃん→スーちゃんらしい。
見た目は…こういうのを「ギャル系」って言うのかな?色黒で、銀色に染めた長い髪を頭の上で纏めてる。なんて言うか、ちょっと軽いイメージ。お嬢様学校には不釣り合いな感じ。
時々、「こいつ本当は男なんじゃないの?」って思っちゃうくらいガサツでデリカシーが無い発言をするけど、明るくて面倒見がいいからみんなから慕われてる。あと、アタシの事を「キャミ子」と呼ぶ。
変わった事と言えば、この二人とよく話すようになった事くらいかな。
キャミィ「おはよう、スーさん。」
スー「おはようキャミ子ー。って、ちょっと待てや!あたしを「スーさん」って呼ぶなって何度も言ってんだろ!釣りバカみてーじゃん!wwwヤベェ超ウケるwww」
キャミィ「……釣りバカ?」
スー「あーナニ?釣りバカ知らねーの?まぁそうだよねぇキャミ子はイギリス生まれイギリス育ちだしー。
つかさぁ、アタシの事は「スー姐さん」もしくは「スー様」って呼びなよ。って前に言ったじゃん?ンン?」
キャミィ「ふ〜ん。じゃあアタシの事もちゃんと「キャミィ様」って呼んでくれない?」
スー「あんだとー!?へぇ〜アンタもなかなか言うようになったじゃんキャミ子コラ!」
ハル「まあまあ…。」
アタシとハルちゃん、スーさんの会話はだいたいこんな感じで始まる。二人とも悪い人じゃない。
スー「まぁいいや。んで、キャミ子は大人数でご飯食べるのとか嫌いなワケか。んじゃ、取り敢えずあたしとハルとキャミ子の3人でメシ食べよーぜ。そんならいいだろ?」
ハル「あ、わたしもそれ賛成ー」
キャミィ「まぁ…それならいいけど…」
スー「ん、よっしゃ決まり決まりっと。あー早く昼メシの時間になんねーかなー。」
ハル「早すぎるよスーちゃん。まだホームルームも始まってないのに。」
……ほんのちょっと前までは春麗とお昼ご飯食べてたんだけどな…。
お昼の時間になった。アタシの机とハルちゃんの机をくっつけて、3人でお弁当を広げた。春麗以外の人とお昼を食べるのは初めてだ。
スー「はー、やっと昼飯だわー。あーでも午後もかったりぃなー。このままメシ食い終わったら午後の授業とか超フケたいぜー。」
キャミィ「午後の授業を老ける?何ソレどういう使い方??スーさんの見た目が午後になると老けるとかそういう意味?」
スー「…うるっせーなキャミ子は。疲れるっつーのそういうボケは。」
キャミィ「???」
ハル「ダメだよスーちゃん。キャミィちゃんは日本語凄い上達したけど、まだ分からない言葉とかいっぱい有るんだから。ちゃんと教えてあげなきゃ。
キャミィちゃん、フケるって言うのは、「逃げる」とか「サボりたい」とかそんな意味で使うんだよ。まぁ私達の世代の子はまず使わないけどね。スーちゃんが特別なだけで(笑)。」
スー「うるさい黙れハル。」
キャミィ「ふ〜ん、フケるって、逃げるって意味なんだ。」
スー「でもホント、キャミ子がこんなに日本語上手くてよく喋るヤツだなんて、全然知らなかったよあたしら。」
ハル「うん、キャミィちゃんって、凄い無口な印象が強かったからね。」
キャミィ「あ、うん……。」
スー「あ、でも、春麗先生と話してる時はスッゲーハキハキと喋ってたよなキャミ子ってさ?」
キャミィ「うっ…!(ギクッ)」
ハル「あ、そう言えばそうかな。」
キャミィ「いや…アレは…あの…ゴニョゴニョ」
スー「……。」
スー「なぁキャミ子。こないだの占いのお店でさ、あんたナニ占ってもらったんだよ?」
キャミィ「…え!?う、占い!?い、いや。別に何も……ゴニョゴニョ。」
スー「なんだよー。いーじゃん教えろよキャミ子ー。」
キャミィ「いや…あの…ゴニョゴニョ。」
ハル「ちょっとスーちゃん。キャミィちゃん嫌がってるじゃない。別になんでもいいでしょそんなの?」
スー「なんだよー!はー!つまんねー!まぁいいや、それじゃアタシ当ててやろうか?ずばり、相性占いだろ?どーよキャミ子?」
キャミィ「!??」
危うく飲んでいたお味噌汁を噴き出す所だったキャミィ。スーさんはたまに物凄く勘が働く時がある。
スー「おっ、その反応、図星じゃね?ん?コラ?キャミ子コラ?」
キャミィ「べ、別にそんな事ないけど……ふぅ。(ドキドキ)」
スー「ほほぅ。あくまでもシラを切るつもりかいこの下手人めが。んじゃあグウの音も出ないよーにしてやんよ。その相性占いの相手は、ズバリ春麗先生だろーッ!?どうだキャミ子ー!!神妙にお縄につけいッ!」
キャミィ「!!?Å??〆」
今度は盛大に飲んでいたお味噌汁を噴き出してしまったキャミィ。机の上が味噌汁だらけになってしまった。
スー「ギャハー!大当たりじゃね!?て言うかあたしの制服に味噌汁ちょっとかかったっつーの!www」
いやいやいや!ちょっと待ってオカシイって!勘が働くどころじゃないじゃん!当たり過ぎだし!何コイツ本当はエスパーかなんかじゃないの!?
キャミィ「んなななな!んなワケ無いじゃん!ななな、なんでアタシが春麗と……いや春麗先生と相性占いなんか…!」
スー「動揺してる動揺してるwww隠してもムダだっつーの!あんたのいつもの態度見てればバレバレだし!」
キャミィ「う……!」
スー「なぁハル?あんたも知ってただろ?」
ハル「…え!?あ、うん…。」
スーと違い、驚いた表情でキャミィを見ていたハル。
スー「うぇ…マジかよハル。あんたまさか全然気づいてなかったの?」
ハル「ええ?だ、だってそんなの考えた事も無かったし…」
スー「はー!隣の席に居ながらなんだよオイ。あんたってどこかボーッとしてるよね、ハル。」
ハル「うっ…申し訳ない…。」
スー「や、別にいいけどさ。ん?」
キャミィはうつむいて黙りこくってしまった。
スー「………ちょっとキャミ子ぉ、何いきなりしんみりしてんのよアンタ。」
キャミィ「……いや…あの…」
以前から友達なんか要らないと豪語していたキャミィ。しかし、自分のような人付き合いの下手な人間にも、普通に接してくれる友達が出来たと少し安堵していた。
でも、その矢先に、自分が女好きの女だとバレた事で、また気味悪がられて一人ぼっちになってしまうのだと思った。しんみりしてしまうのも無理はない。
でも、それは違った。
わっふるわっふる
スー「オーイ、何黙りこくっちゃってんだよキャミ子。なぁ?」
キャミィ「だって…。別にアタシ…春麗先生の事なんか全然、す、好きでもなんでもないのに…。ス、スーさんがいきなり変な事言うから…。だから…ビックリしちゃっただけ。」
スー「……ふ〜〜ん?ま、いいけどさぁ。はっきり言いたくないならそれはそれで。
あんたと春麗先生さぁ、林間学校の翌日から一緒に昼メシ食わなくなったじゃん?喧嘩でもしたんじゃないかな〜って気になってたんだよ、あたし。」
キャミィ「(ギクゥッ!)…い、いや、そんな事無いってば…。ただ、一緒にお昼ご飯食べるのを止めただけだし…。だから別に…。」
スー「……ふ〜〜〜〜ん?あの占いの館で相性を占ってもらったのも、春麗先生との仲を元に戻したいって思ったからじゃねーの?」
キャミィ「(ギクギクッッ!)い、い、いやだから別にアアアタシはそんな事ぜぜ全然思ってないってば!!」
スー「…ふ〜〜〜〜〜〜ん?」
ハル「ねえキャミィちゃん。うち学校って女子校だから、そういうタイプの女の子結構多いし、わたし達別に気にしてないよ?さっきはちょっとビックリしちゃったけど、そういうのに慣れちゃってるし。」
スー「だよなぁ?まぁあたしらにはソッチ系の趣味は無いけどな。ギャハハ。」
キャミィ「え?あ、そ、そうなんだ…?へ、へぇ〜…。まぁ、アタシもそんな趣味ないし、アタシにも関係無い話だけどね。うんうん。」
スー「無理しちゃって。」
また偏見の目で見られるのでは?と内心ビクビクしていたキャミィだが、二人の言葉を聞いて少しだけ安心した。
それに、園内には自分と同じような女の子好きの女の子も結構居るんだと知り、自分だけが特別なんじゃないと分かり少しだけホッとした。
……………ん?
自分と同じような「女の子好きの女の子」………?
女の子好きの女の子がこの学校には沢山居る…?
そ、それって結構ヤバいんじゃないの!?春麗って学園内じゃメチャクチャ人気有るし、アタシと春麗は最近離ればなれだし、この隙にアタシ以外の誰かが春麗に猛烈アタックを仕掛ける可能性も出てくる訳で!
それでもしも……。もしもだけど春麗がその女の事を好きになっちゃったらどうすんのよぉぉぉ!?うぁぁ…。そ、そんな事になったらアタシ発狂しそう…
キャミィがそんな不安で頭がいっぱいになっているのも知らず、スーちゃんとハルちゃんは話を続けた。
スー「んで話は変わるけどさ、今度の学園祭、何やる?あんたらなんか良いアイデアねーの?」
ハル「あーそうだよねー。もう少しで学園祭だし、そろそろ何やるか決めないとマズイよね?」
キャミィ「が、学園祭?え?何か出し物でもやるの?」
スー「あー、転校生なんだからキャミ子は知らないか。うちらの学園祭ってさ、各クラスが必ず何かやらなきゃいけないんだよ。教室や視聴覚室、どこ使ってもいいから、各クラスの担当グループで出し物やらなきゃいけねーのよ。
それがまためんどくせーったらありゃしないんだけどな。どうせ学園祭っつっても、外からの一般客は入場禁止だし、実際には生徒同士の馴れ合いなんだぜ?やってらんねーよ。」
ハル「去年は一年生の教室で茶道教室みたいなの開いたよね?あんまりお客入らなかったけど(笑)。」
キャミィ「ふ、ふぅん?そ、そうなんだ?へぇ〜…」
キャミィは思った。これはチャンスだと。今の、自分と春麗の悪化した関係を改善させる一番早い解決方法は、この学園祭の出し物にあると。
キャミィ(あの女占い師…確かアタシがわがままで生意気な事をすればするほど、春麗はアタシを好きになってくれるとかなんとか言ってたわよね…?ホ、ホントなのそれ?
あ、でも、優しくしてあげないとダメって事も言ってたような気がする…。な、なんなのそれ?意味わかんないんだけど?ええとつまり…。ど、どういう事よ???)
占いなんて信じないと豪語していたキャミィだが、頭の中はあの占いの結果でいっぱいだった。相性は良いと言われたのだ。あとはなんとか春麗との関係を元に戻したい。それが全てだった。
晴天に恵まれたこの日、聖ストラトフェリス女学園の学園祭が始まった。
広大な敷地内では、各クラスの担当者が用意したお祭り用の屋台やお化け屋敷などが軒を連ね、大いに賑わっていた。
生徒の大半は、屋台で焼きソバやわた飴を食べたり、各班の催し物を見たりして楽しめているのだが、運悪く学園祭の出し物担当になってしまった生徒は悲惨である。
一日中ずっと自分達の開いているお店から動けず、学園祭を満喫している生徒達を見続けなければいけないのだ。一般のお客が来ない事も彼女らのモチベーションの低下に繋がっていた。
一般客が入場禁止な学園祭と言うのも結構珍しいが、日頃外の世界と隔絶された生活を送っている女生徒達への、学校からの配慮だった。
各クラスが色々な場所で催し物を披露している中、キャミィのクラスである「2−B」は校内の家庭科実習室を利用して出し物を行っていた。そしてそこに向かう一人の女性。それは…
春麗「ふぅ…この廊下を曲がれば家庭科実習室ね…。」
そう、春麗だった。学園祭の前日、一ヶ月もの間一言も口をきかなかったキャミィから、一通のメールが届いたのだ。
『明日の学園祭、家庭科実習室でお店を開くから必ず来て』と書かれたメール。おそらくは仲直りをしたいのであろう。
春麗としても、このままキャミィとギクシャクした関係を続けていてもしょうがないと思っていたので、仲直りの口実を見つけるにはちょうど良い機会だった。
それにキャミィが参加しているというお店がどういったモノなのか、少し楽しみでもあった。
そして、廊下の角を曲がり、家庭科実習室へ到着した春麗が見た光景は…
女生徒A「お帰りなさいませ、お嬢様。」
女生徒B「お帰りなさいませ、お嬢様。」
春麗「!??」
家庭科実習室の前には、黒いメイド服姿の女生徒達が数人並んで立っていた。
春麗(…ええぇ!?な、なにこれ??あ…も、もしかして…ええとなんだったかしら…。そうだわ、確かメイド喫茶ってヤツよね、コレって…?)
そう、キャミィ達のクラスが開いていたお店は、メイド喫茶だった。以前、ある事件の捜査の為に日本の秋葉原に行った時に、春麗はこういう格好の女の子を見た事があった。
春麗(…え!?じゃあ何?キャミィが開いてるお店ってこれなの!?)
ちょっとヒキ気味になっている春麗。その背後から声を掛けてきた生徒がいた。それは、勿論…
キャミィ「お、お、お帰りなさいませ……。ちゅ、春麗お姉様…。」
振り向いた春麗が見たモノ。それは黒いメイド服に身を包み、白のフリフリが付いたエプロン姿のキャミィだった。
スカートの部分は、何故か他の女生徒達よりも丈が短くなっていて、キャミィの太ももが惜し気もなく露になっていた。
頬を赤く染め恥ずかしそうにモジモジしているキャミィ。その姿に絶句し、目がテンになってしまう春麗。
春麗「………。」
キャミィ「ちょ、ちょっと!な、なに黙りこくってんのよ春麗!!お帰りなさいませって言ってんじゃん!?なんとか言いなさいよね!?」
春麗「…え!?あ…そうね…ええと…ただいま、キャミィ。」
キャミィ「フ、フンだ。」
「ただいま」と言われ、照れながらそっぽを向くキャミィ。いきなりキャミィがキレたので少したじろぐ春麗。キャミィが考えた春麗との仲直り作戦とは果たして…?
女生徒A「ちょ、ちょっと。ダメだよキャミィさん、お客様にそんな風に怒鳴ったりしたら。」
キャミィ「だ、だって…。ご、ごめんなさいアタシちょっと恥ずかしくて…緊張しちゃって…」
女生徒B「もう。だいたいこの企画ってキャミィさんが無理矢理推し進めたモノでしょ?あたし達だってこんな格好するの恥ずかしいんだからね?キャミィさんが言い出しっぺなんだからもっとしっかりしてよ。」
キャミィ「ななな!何言ってるのよアタシは別にこんなお店開きたいなんて言ってないし…!!」
女生徒A「はぁ?ちょっといい加減にしてよキャミィさん。みんな全然ヤル気が無いのに、あなただけ率先してこのメイド喫茶の企画を推してたじゃない。いつも無口なあなたがモノ凄い張り切ってたから、あの時はビックリしちゃったけど。」
キャミィ「はわわわ…ご、ごめんなさいホントに…。だからもうそれ以上言わないで…」
怒り出した女生徒の口を慌てて手で塞ぐキャミィ。その様子を見て春麗は思った。
はぁ…なるほど。じゃあこのお店ってキャミィが自分で企画したモノなの?ふ〜ん…。よくメイド喫茶なんて知ってたわねキャミィ。どこで調べたのかしら?
でも、多分だけど私と仲直りする為にこの子なりに一生懸命考えた結果よねコレは。ちょっとズレてるけど、まぁ乗ってあげようかしら?この企画に…
春麗「あ…私なら大丈夫よ?それよりも早く中が見てみたいわ。ここってその…喫茶店なのよね?何か飲み物とかあるんでしょう?喉が渇いてきたから何か飲みたいわ、私。」
キャミィと女生徒の口論を諌めながら言う春麗。
キャミィ「!…あ、そ、そうね。じゃ、じゃあアタシについてきなさいよね春麗お姉様!ほ、ほら!早く来なさいよ!」
春麗「…?え、ええ…?」
キャミィに腕を引っ張られて中に入る春麗。
メイド喫茶って言うのは分かったんだけど、なんでさっきからちょっと怒ってるのかしらキャミィ…?仲直りしたいんじゃないのこの子???
キャミィに案内され、家庭科実習室へ入る春麗。室内は女の子らしく綺麗に飾り付けられている。ソファーやテーブルは、学園の物置小屋に置いてあった物を即席で用意しているようだが、意外と本格的な作りになっていた。
しかし、室内はカーテンが閉められている上に明かりが落とされ、照明は天井に備え付けられたピンク色の蛍光灯一つだけ。かなり薄暗い。
しかも、ソファーとテーブルは一つ一つがパーテーションで区切られ、中が見えづらくなっている。ちょっとした個室状態だった。
なんと言うか、喫茶店と言うよりは少しいかがわしいキャバクラなイメージに近い。
春麗(こ、この内装もキャミィのアイデアかしら?はぁ…結構手の込んだ事するのねあの子…。でもわざわざパーテーションで区切る必要あるかしらね?)
そんな春麗の考えなどおかまいなしに、キャミィは春麗の手を引きながらズンズンと奥へと進んでいく。そして、一番隅の一画まで来ると、そこのソファーに春麗を無理矢理座らせた。
キャミィ「ほ、ほら着いたわよ春麗お姉様!アンタ何か飲みたいんでしょ!?これがうちのメニューだからねっ!?さっさと注文しなさいよねお姉様っ!ほらぁ!」
春麗「…??ん、ええそうね…?えーと…それじゃあこの…え、ええと?「甘酸っぱい恋のレモンティー」?…を頂けるかしら?」
キャミィ「フ、フンだ!アンタがレモンティー飲みたいだなんて生意気なのよ!で、でもしょうがないから淹れてきてあげるわ!アタシに感謝しなさいよね!春麗お姉様!」
春麗「???え、ええ…ありがとう、キャミィ…。??」
レモンティーを淹れる為に席を立つキャミィ。ここは元々家庭科実習室なので、一通りの調理器具は揃っている。簡単な料理なども作れそうだ。
なんかわかんないけど…なんであの子さっきからあんなに怒ってるのよ?いや、怒ってるって言うか高圧的な態度って言うか…。う〜ん、イマイチよく分からないわキャミィが何考えてるのか…。
仲直りしたいワケじゃないのかしらね?それとも、この間の林間学校の事まだ怒ってるのかしら?でもアレは…私の胸を無理矢理触ってきたキャミィも悪いわけだし…。まぁ、怒鳴ったりした私もいけないんだけど…
…て言うか、「春麗お姉様」って何?どういうキャラクターなのアレは???
5分くらいしてキャミィがレモンティーを持って戻ってきた。それを無作法に春麗の目の前に置く。
キャミィ「ほ、ほら淹れてきてあげたわよ!どうぞお飲みなさい春麗お姉様ッ!」
春麗「は、はぁ?頂きます…。」
『甘酸っぱい恋のレモンティー』と言う大層なネーミングだが、味は普通だった。
キャミィ「ど、どうなのよ!?美味しいの!?ねぇ美味しいって言いなさいよぉ!」
春麗「え、ええ美味しいわキャミィ…。あの…ところでちょっと訊きたいんだけど、さっきからキャミィなんか怒ってない?その…この間の林間学校の事が原因なら…私も悪かったけれど…。でもアレはあなただって…」
キャミィ「ハ、ハァ!?な、何がよ!?べべ別にアタシ全然怒ってないけど!?な、何言ってんのよアンタ!」
春麗「いや…物凄く怒ってるように見えるんだけれど…。気のせいかしら…?」
キャミィ「き、気のせいよ!そんな事より早く次の注文しなさいよね!あ、分かったアレでしょ、卵焼きよね!?春麗お姉様って卵焼き大好きだもんね?じゃあアタシ卵焼き作ってきてあげるから、早く注文しなさいよぉ!」
春麗「な、何よその強引な注文の取り方は…!?いや、私今そんなにお腹空いてないのよ…。卵焼きは好きだけど、今はちょっと…」
キャミィ「う、う、うっさいわね春麗!ア、アタシが作った卵焼きが食べれないって言うの!?いいから注文すんの!ほらぁ!」
なんかちょっと泣きそうになっているキャミィを見て、仕方なく『相思相愛になる卵焼き』を注文した。なんでこんなに必死なのよこの子…。て言うか、このネーミングはどうなの?
キャミィ「フ、フンだ!アンタがどうしても食べたいって言うから、仕方なく作るんだからね?特別なんだらね!?」
そう言い残すと、キャミィは奥の厨房の方へと駆け足で消えていった。いや、別に私どうしても食べたいだなんて一言も言ってないわよ。と春麗はツッコミたくなった。
キャミィのあのキャラクターはワケが分からないけれど、結局私の好物の卵焼きを作って、それで仲直りしたいのかしら?
かれこれ30分は経つ。卵焼き一つ作るのに何故こんなに時間が掛かるのか。と春麗が思っていると、ようやくキャミィが戻ってきた。
キャミィ「お、お待たせして悪かったわね!ほ、ほら、待望の卵焼きよ春麗お姉様!たーんと召し上がれっ!」
春麗の目の前に置かれたキャミィお手製の卵焼き。そこには、ケチャップを使った赤い文字で『この前はゴメンナサイ。春麗大娘き』と書かれていた…。
春麗「……………(-_-;)」
キャミィ「な、な、何よーその顔はぁッ!?な、なんか不満でもあんの!?ねぇ春麗!?」
顔を真っ赤にし、照れながら春麗に詰め寄るキャミィ。
はぁ……。なるほど。これを書いていたから30分も時間が掛かったのね…。しかも『春麗大娘き』って…。『春麗大好き』の間違いでしょうに…。『娘』と『好』なら『好』の方が簡単じゃない。なんで間違えるのよ。
でも……まだ日本語覚えて間もないキャミィが、こんなに一生懸命、漢字まで使って書いてくれたんだし、それは素直に嬉しいわ。
フフッ、やっぱりちょっと可愛い所あるわね、キャミィって…。
キャミィ「ね、ねぇちょっと春麗…?な、何?食べたくないの…?ねぇ…?」
また少し泣きそうになるキャミィ。春麗が優しく微笑みながら言う。
春麗「ん…?フフ、そんな事ないわよキャミィ。美味しそうだわ、あなたが頑張って作ってくれたこの卵焼き。」
キャミィ「…!あ、そ、そうなんだ…。だ、だったら…別にいいんだけどさぁ…!」
キャミィがまた頬を赤くする。
春麗「じゃ、遠慮なく頂くわね、キャミィ。」
早速食べようとする春麗に、キャミィから待ったがかかった。
キャミィ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ春麗!!な、なに勝手に食べようとしてんのよアンタぁ!」
春麗「!?え、ええ?だって、あなた今「どうぞ召し上がれ」って言ったじゃないキャミィ!?」
キャミィ「い、言ったけどダメなのー!ア、アタシが食べさせてあげるんだから!だから春麗が勝手に食べちゃダメェ!」
春麗「!?た、食べさせてあげるって…!?い、いいわよ別に!私自分で食べれるから!」
キャミィ「う、うっさいうっさい!いいからそのスプーン貸しなさいよ!ほらぁ!」
春麗が持っているスプーンを無理矢理奪い取るキャミィ。
春麗「ちょ、ちょっと!」
キャミィ「ほ、ほら春麗…早く『あーん』して?アタシ、春麗のお口に卵焼き運んであげるから?ね?ほら早く『あーん』すんの!ねぇ春麗ぃ!」
春麗「な、なんでそんな事しなきゃいけないのよ!?だいたい『あーん』って…イヤよそんなの…!子供みたいで恥ずかしいし…!」
キャミィ「ダメ…早くお口開けて春麗…アタシが食べさせてあげるんだから…ね、早くしてよ…春麗…」
どうしてもとせがむキャミィ。ワケが分からないけど仕方なくキャミィの言われるままに口を開く春麗。
春麗の口の中にキャミィの作った卵焼きの味が広がる。うん、やっぱりキャミィの作った卵焼きは結構美味しい。と春麗が思った時、奥歯にゴリッと固いモノが当たった。
春麗(…?な、なにこれ?)
口の中からその固いモノを取り出すと、それは指輪だった。青い宝石(恐らくは偽物だろうけど)が嵌め込まれた指輪。
春麗「…………(-_-;)」
キャミィ「ふ、ふふふっ…。そ、それ…アタシからのお詫びのしるしだから…。ア、アタシも、形がお揃いの緑色の指輪買ったんだよ春麗…?だ、だから、毎日ちゃんと薬指に嵌めなさいよね…?分かった?春麗…?」
顔全体を真っ赤に染め恥ずかしそうにモジモジしながらキャミィが言う。
春麗「あ、ありがとう…キャミィ。嬉しいわ…」
正直ちょっと微妙だったけれど、こんな演出まで色々と考えて自分と仲直りしようとしたキャミィは、素直に健気で可愛いと思った。でも一つ、やっぱりちょっと分からない事がある。
春麗「それで…まぁこの指輪は仲直りのしるしとしてありがたく受け取るけれど…やっぱりちょっと分からないのよ。キャミィ。」
キャミィ「…?な、何が?は、はっきり言いなさいよね?春麗お姉様?」
春麗「…いや、それよそれ。あなた今まで私の事をそんな風に呼んだ事一度も無いでしょ?それになんなの?その性格は?
無理して凄いワガママぶってるって言うか、生意気そうにしてるって言うか、ずっとそんな調子だったじゃない。一体なんなのよそのキャラクターは?」
キャミィ「だ、だって…。アタシが生意気な性格の方が、春麗は嬉しいんでしょ?あ、でも、たまには優しい所も有ったじゃん?つまり…アレよ。『ツンデレ』ってヤツよ。し、知らないの?ツンデレ…。」
春麗「は、はい?あなたが生意気な方が私は嬉しいって…なんでそうなるのよ?まぁいいけれど…。ツンデレ?はぁ…ツンデレ…ねぇ。」
そう、キャミィが、占い師ローズから聞いた占いの結果から色々と試行錯誤し、やっと導き出した答えは、『ツンデレ』というキャラクターだった。今回のメイド喫茶やツンデレという情報も、友達から色々聞いて調べまくって手に入れたモノだった。
『生意気にしつつも、たまには優しくしてあげる。』というキャラクターを演じてきたキャミィ。果たしてそれが上手くいっていたかは甚だ疑問だが、結果的には春麗と仲直り出来たので、大成功と言えよう。
『春麗の事は忘れる』という考えは、もうどこかに消えていた。今はただ、昔のように春麗と普通にお喋り出来る事が、嬉しくてしょうがなかった。
わっふるわっふる!
495 :
俺より強い名無しに会いにいく:2010/10/07(木) 01:51:41 ID:9STtEBH60
マン臭いのでage
さげ