「マゾいから」
これが格ゲー衰退の理由。
複雑な操作のマスター、暗記量の多さなどは昔は面白さの革新、今では必須の努力。
自分から苦労を求めなければ面白さを感じられるようにならないとは、なんというマゾさ。
MIAとか見てると、今でも格ゲーはマゾくなり続けている。
それを勉強、通勤、人付き合いなどの日常のマゾ的な努力以外にやれ、求めよ、と言っている。
それどころか自ら進んでそれを求めてくれる、と例えばファルコンらは考えているのだろう。
MIを複雑化したMI2の売り上げがショックだったようだから。
しかし、今はそういった「コア」の反対である「ライト」なゲームが主流だ。
これはかつてのマゾ的な悦びは嫌だと言っているのと同じ。
浅くはなったが、同時に健康的にもなったわけだ。
廃人というのは、このマゾさをそう思えない性格のこと。
で、ますますマゾ向けにチューニングされて発売される格ゲー。
現在の格ゲーは競争を戦ったが敗れて衰退しているというより、ベッドの上で点滴うたれながら一人で勝手に衰弱しているという感じだ。