【SFIII】ストIIIサードスレ168th【3rd】

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499俺より強い名無しに会いにいく
>>497
そこから先はゲーセンが早いかもね。ロン毛のギルがリザーブしたゲーセンで、懇ろにまぐわいまして候。
寝物語に語らうに、やっぱりギルは職人さん。
雨で仕事がない日は大抵、大宝でストリートファイター漁りをするそうな。
男臭い横顔が、実に優しげでありんす。
唐突に「一発抜くと小腹が空かないか?」と、件のギル。
言われてみればと、頷くユリアン。
「ゆで卵喰うか?」とギル。
おもむろに立ち上がり、何かの物真似を始めるギル。
それを只唖然と見詰めるユリアン。
どうやらギルは鶏の真似をする「江戸や猫八」の真似をしているようで御座候。
笑うに笑えず、一部始終を見詰めるユリアン・・・
やがて両の腕をバタ付かせ、一際高く「コケコッコー!」と雄叫びを上げるギル。
遂にユリアンは見ては往けないモノを見てしまいまして御座います。
それは、惚れ惚れするほど男臭い良い男のギルが、
雄叫びと共に肛門から純白の卵を二つ産み落として御座います。
言葉を失くすユリアンに、ゆで卵を一つ差し出すギル。
「遠慮はいらない、喰え愚弟よ」
残りの卵の殻を割り、旨そうにほうばるギル。
「ところで兄者、卵は何時から腸の中に収納してたのか?」
やっとの思いで切り出すユリアン。
「ここに来る時は、何時も家から入れて来るのだよ」爽やかに答えるギル。
人は見かけによらぬ物。ハッテンバのバケモノはホンに奥が深う御座います。
思いがけず愉快な妖怪さんに翻弄されたユリアンで御座いました。

その時のゆで卵で御座いますか?
覚悟を決めて美味しく頂戴致しましたよ、ホホ・・
実に、味わい深いゆで卵でごんしたよ・・・