もう一つのバーチャファイター

いつも仕事帰りによる店に、強いジャッキー使いがいた。
そのたび、数回対戦するのだが殆ど勝つことが出来ない。
年齢は30前後、髪も服装もこぎれいにまとめられ感じのいい奴だ。
そういったわけで私は彼のことを覚えていたわけだが、
つい先日、意外なところで顔をあわせることになった。
私が会社の社員食堂で食事をしていると、その彼を見かけたのだ。
しかも、彼の着る服には下請け会社の名前がプリントされていて、
その事に私は軽い衝撃を受けたのを今でも覚えている。
一種の優越感を感じなかったわけではないが、それ以上に
私は心の中で、彼にエールを送った。
男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

次回
夕焼けと10連コ

お楽しみに

いつも仕事帰りによる店に、強いジャッキー使いがいた。
そのたび、数回対戦するのだが殆ど勝つことが出来ない。
年齢は30前後、髪も服装もこぎれいにまとめられ感じのいい奴だ。
そういったわけで私は彼のことを覚えていたわけだが、
つい先日、意外なところで顔をあわせることになった。
私が会社のトイレで放尿をしていると、その彼を見かけたのだ。
しかも、彼の着る服には下請け会社の名前がプリントされていて、
その事に私は軽い衝撃を受けたのを今でも覚えている。
一種の優越感を感じなかったわけではないが、それ以上に
私は心の中で、彼にエールを送った。
男にはもう一つのバーチャがある。
包茎という名のバーチャが。

次回
医務室とＶネックとイデ


お楽しみに

先日、ようやく一件の契約にこぎつけた。
「ようやく１勝か…」
バーチャでいうと1勝50敗勝率1.96％といったところか。

男にはもう一つのバーチャがある。
仕事というなのバーチャが。

次回
俺とバーチャとゼロディバイド

お楽しみに

しかし契約はまとまらなかった。
クソッ！ バーチャで例えるなら３タテされて幻級まで奪われた気分だ！
社に帰ると早速待ってましたとばかりに部長の説教が始まる。
クソッ！ 俺よりワンランク上の大学に出てるからって！
クソッ！ 同期とはいえこっちの方が年齢は２ヶ月先輩なんだぞ！
チクチクチクチク小言がうっとおしいんだよ！ お前はリオンかっつーんだ！
バーチャなら…　バーチャならこんな奴簡単に倒せるのに…

男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

このスレ
ﾏｼﾞﾜﾛｽwwwwww

次回
しゃがパン黄金世代

お楽しみに

いつも仕事帰りによるゲーセン。いつも軽く手をあげて挨拶をする常連。
常連たちの中でVF2の頃から一緒に殴り合ってきた常連の姿を見つける。
いつものように軽く手をあげると、珍しくそいつはよってきて俺に声をかけた。
「今度、結婚するんよ」
そう照れくさそうに言うと、対戦台の２P側に回り込んでいった。
俺は釣られるように無言で１P側に座り、カードを差し込む。
画面に移しだされる俺の晶とあいつのウルフ。
思えばキャラクターたちはカクカクした面から随分進化したな。
気付いたら３タテを食らって負けていた。
「投げ抜けぐらいしろよぉー」
対戦台の向こうであいつがそう言った。
無言のまま、俺は１００円玉を筐体に流し込む。
今度はこっちが３タテを食らわせた。
するとあいつはこちら側にやってきて、俺の隣に座った。
「まだまだだな」
「おまえもな」
それから適当に今の試合を振り返りながらバーチャ談義をしていると、
あいつが不意にウルフのカードを俺の前に投げてよこした。
「楽しかったよ。またどっかでな」
そう言ってあいつはゲーセンから去って行った。
なんとなく、もうあいつがバーチャをやらないような気がした。
あいつもこれから色々忙しくなるんだろう。不意にそう思った。
俺には俺のバーチャがあるように、あいつにもあいつのバーチャがある。
結婚と言う名のバーチャが。
俺はウルフのカードを財布に押し込み、画面の中で次の対戦相手を待つ晶を
動かし続けた。

次回
残された老雄たち

お楽しみに

いつも仕事帰りによるゲーセン。その日も俺はそこにいた。
俺の五級の瞬帝はカード無しを一人狩り、二人狩りと順調に勝ち抜き
気付いたら画面に昇級試験のド派手な文字が現れていた。
三人目のカード無しとの対戦が始まった。
俺のカードは確かにまだ５級だが、
VF4では地元のゲーセンの中だけだが
なんとか九段をキープできていた。
だから、画面の中で暴れまくる
ガードボタンを押してないとしか思えない
ジャッキーには負ける気がしなかった。
どこか弱い者イジメをしているような嫌な気分だったが、
対戦は対戦なので３タテを奪って俺は４級に昇格した。
別に勝ち誇った気分では無いが、なんとなく俺はタバコに火をつけた。
その時、対戦台の向こうから現れた高校生と思われる一団が
俺の後ろを通り過ぎながら言った。
「ぷっ、リーマン必死ｗ」
「素人狩りすんなよな」
「バーチャなんてもうだれもやんねーよ」
その声は俺に向けられたものではないかと思うぐらい小さな声だった。
しかし、彼らの意思は俺に向けられていたような気がした。
別にだからどうしたと言う訳ではない。
彼らの声もこのゲーセンの騒音だと思った。
暫くすると、３台隣の対戦台で彼らの声が大きくあがった。
鉄拳を対戦しているらしい。彼らの声は楽しそうだった。
俺はダラダラと次の対戦相手を待ちながら瞬帝を動かした。
その間ずっと、ゲーセンの騒音にまぎれて
楽しそうにはしゃぐ高校生たちの声が周りに響いていた。
その声がふと、EVOあたりで最高潮に盛り上がっていた
このゲーセンのVFプレイヤーたちの声とかぶった。
あの日、確かに俺はいた・・・
確かにあの盛り上がりの中に俺は・・・
気付くと俺はCPUの動きなど無視して、いや、画面など見ずに、
ただただP+K＋Gを連打して酒を飲み続けた。
気付いたら俺の瞬帝はサラに足蹴にされていた。
いま、あの日一緒に戦いに明け暮れた仲間たちはいない。
いつのまにかこのゲーセンでバーチャをやっているのは
俺一人になっていた。新作の５が出たと言うのに・・・
だからと言っていまさら鉄拳など出来ない。
いや、鉄拳だけでは無く別のゲームなど無理だ。
このゲーセンでただ一人残されたバーチャプレイヤー
それがこのゲーセンでの俺への認識だと、感じた。
不意に携帯が鳴った。顧客からの呼び出しだった。
俺は携帯に頭を下げながら、瞬帝のカードを胸ポケットにいれた。
足早にゲーセンから出て、駅へと急ぐ。

不意に思った。意味など無かった。ただ、そう思った。

もう一つのバーチャ。仕事と言う名のバーチャを、
がんばろう・・・と、ただそれだけ思った。







駄文垂れ流しｽﾏｿ。

(；∀;)ｲｲﾊﾅｼﾀﾞﾅｰ

なげええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

実際こんな話みたいな状況もあったりするだろう…この板ｲｲね♪

社会人なんて友達もいなくて、いつも一人なんだ。
しんどいぜ・・・

次回
会社に捨てゲーご用心

お楽しみに

今日も仕事帰りにバーチャをプレイする。
閉店間際、そこには常連がいて、眠そうな店員がいて、
よどんだ空気の不思議な空間が広がっている。
そして、バーチャの対戦の途中ふと思うのだ。
俺は戦えているのか？戦っているのか？と、
今日はひどく疲れているのかもしれない。
明日もまたバーチャが始まる。
　
男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

次回
転がり落ちるレバーの玉

お楽しみに

仕事という名のバーチャ(仮想)ってことはあれか。廃人バーチャ信者は現実世界と仮想現実を混同しちゃってるわけか

>>20
国分｢良い流れだったのに、空気読めないレスしてどんな気分？｣

良いネタスレの予感…

つまんねー

またジャッキーかよっ！俺は心の中で思わず毒づいた。
倒しても倒してもキリが無い、
画面には、どう読むのか分からないような漢字を羅列したリングネームが
次々とおどり、そのワンパターンな攻撃に俺はイライラしていた。
しかも、とうとう俺は負けてしまったのだ。
一旦、席を離れ自販機で缶コーヒーを買いタバコをくゆらせる。
その間も心中穏やかではなかったが、物事には手順やタイムングが重要なのだ。
これからのことを考えトイレにも行っておく。
そして、おもむろにコインを入れた。
「今日は残業だな…」
まったく気の乗らない処理ではあったが、やらない訳にはいかなかった。
　
男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

次回
ブンブン丸暗躍

お楽しみに

いつも仕事帰りによる店に、強いジャッキー使いがいた。
そのたび、数回対戦するのだが殆ど勝つことが出来ない。
年齢は30前後、髪も服装もこぎれいにまとめられ感じのいい奴だ。
そういったわけで私は彼のことを覚えていたわけだが、
つい先日、意外なところで顔をあわせることになった。
私がｎｙでエロ動画を集めていると、その彼のファイルを見かけたのだ。
しかも、彼のファイルには借金の催促状（６００万）が保存されていて、
その事に私は軽い衝撃を受けたのを今でも覚えている。
一種の優越感を感じなかったわけではないが、それ以上に
私は心の中で、彼にエールを送った。
男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

ちょ、これは名スレw

季節が秋に変わろうとしていた。
俺ゲーセンで働いているのだが、仕事前に毎日の様にバーチャをしていた。
５から始めた俺は、毎日通う事で次第に常連の顔を覚えていった。
しかし上級プレイヤーにはほぼ勝てない…これが現実だった。

ある日、仕事も終わり帰ろうとしていたら店の前に何人かの人がいた。
バーチャの常連だ。
「おつでーす」
俺はそう声をかけると気が付けば、その人達に混ざって話をしていた。
バーチャで繋がった人間関係は間違いなくバーチャではなかった。
同時に男たちにはもうひとつのバーチャがある事を知った。
仕事というバーチャを。

自分に酔ってる厨房みたいで痛すぎる

いつも仕事帰りによる店に、強いジャッキー使いがいた。
その店の常連が何度も乱入するのだが、殆ど勝つことが出来ない。
年齢は30前後、髪も服装もこぎれいにまとめられ感じのいい奴だ。
しかし、戦い方が荒く少し暴れるきらいがあった。
作業という訳ではないが、決まった強い技を振り回す。
そこに、彼個人の輝きを見出すのは難しかった。
そして、私はついに彼に話しかけた。
「バーチャ面白いか？」
すると彼はひと呼吸おいて当然のように答えた
「仕事は、面白いか？」
その答えに私は軽い衝撃を受けたのを今でも覚えている。
(面白くしてやるよ）
必ず勝てるかどうかは分からない、私は筐体にコインを入れた。

男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

これは近代まれに見る良スレ

いつも仕事帰りによる店に、強いジャッキー使いがいた。
その店の常連が何度も乱入するのだが、殆ど勝つことが出来ない。
年齢は30前後、髪も服装もこぎれいにまとめられ感じのいい奴だ。
そして今日も二桁負け越し。

帰りの電車の中でジャッキー攻略を考え込む。

自宅に着くと愚妻のグチに頭を抱え込む。

翌日、職場で仕事中２ｃｈでバーチャ情報を集めているところを上司に見つかる。
ストレスでお腹を抱え込む。

男にはもう一つのバーチャがある。
現実という名のバーチャが。

まじ笑い死ぬｗｗｗｗｗ

同じ世代だけに哀愁を感じるな・・良スレ保守

今日も仕事帰りにバーチャをプレイする。
カップル達がプリクラやメダルゲームで賑わうゲーセンの一階を少し早足で通り過ぎバーチャのある二階へと急ぐ。
見慣れた顔見知りの連中の他に、そこには女を隣に座らた男がノーカードのジャッキーでプレイしていて画面には「12連勝中！」とある。どうやら連中が軒並みやられたようだった。
私はこのゲーセンでは名の知れた存在である。連中に目配せすると私は反対側に回り込みジャッキーのプレイを観察する。
「なるほど。」
そう呟きながらアイリーンのメインカードを差し込みコインを入れた。

>>35
それ普通のバーチャじゃんｗｗ

ﾋﾟｯ！私の二段のアイリーンが表示され対戦開始。
思った通りこのジャッキーはBDと肘で固めてニーストライクを狙ってくる。
「甘いな。」
私は冷静に46Kで肘を捌いて三タテ勝利。私は連中の羨望の眼差しを感じながら少し照れ臭さそうに
「たいしたことないよ。」
と笑う。
可愛くカスタマイズしたアイリーンが勝利ポーズを決める中、カップルは腕を組みながらその場を立ち去っていく。
「なんだ、もう帰るのか。」
私は少し拍子ぬけしつつ次のCPUステージへと進み、いつもの連中の乱入を待つ。

痛すぎるってマジで

じゃあ見んなよ

しかしいっこうに連中は乱入してくる気配は無い。
「あれ、やらないの？」
「いや、これから合コンで待ち合わせなんスよ〜」
「あ、そうなんだ」
そしていつしか連中は一人、二人と姿を消していき残った私はCPU戦を続ける。
「合コンか、彼女、欲しいな」
次ステージへ画面が暗転し、そこへ映りこんだ頭頂の禿げあがった頭を撫でながら呟く。
236KKKの練習をしながら時計を見、このデュラル戦が終わったら帰るかと思っていると
ﾁｬﾘｰﾝ！と突然甲高い響きがある。どうやら隣の向こう側で一人プレイを始めた者がいるようだ。

ゴメンナサイ(;´д｀)

落ちに期待

次回、
「なぜお前がここに！？」
お楽しみに。

挟まれ

次回、

「あの…駅前のゲーセンでバーチャやってる方ですよね？いや…違いますけど…え？でも閉店間際何度も俺と対戦しましたよね？いや…すいません違います。…えーおかしいなぁなんで隠すんだろー……あの！すいません！え？」


お楽しみに。

デュラル戦を終えカードが排出されるのを待つ間、隣の画面を眺めているとそのプレイヤーはアイリーンを選択。
お、と思いつつ反対側へ回り込むとそこには20才ぐらいの可愛い女の子がプレイしていた。
全く無関係であるのに何故か胸の鼓動は高まってしまい私は少し距離をとって眺める。
どうやら投げを使いたいらしいのだが首をかしげている。
アイリーンは前や2、8にレバーを入れながら投げコマンドを入力すると側面や背面をとるだけでダメージを与えることができない。

私は小刻みに震える手をよそに近づき声をかけた。
「ぁ、ｱﾉｫ」

バーチャ男ｗ

やばいwww 壷だ

「はい！？」
急に話し掛けられてびっくりするその子が私の方を振り返る。
正面から見るとさらに可愛いくドンピシャリ私の好みだった。
「えｧ」
だめだ、緊張して声が上手く出せない
しかしその子は決して怪訝な表情をすることなく時折笑顔を振り撒きながら私の言葉に耳を傾けてくれる。一通りアイリーンのコンボを教え、6P+K+Gなどの猿歩きで
「あはっ、可愛い〜♪」
と屈託なく笑う彼女にいつしか私は恋をしてしまっていた
(キミの方が可愛いよ)
喉元まで出かかったこの言葉を飲み込んで二人きりのバーチャを小１時間ほど楽しんでいく

えァｗ

期待

>>49おまえ

おもしろい！

いや〜こいつはフィクションとかノンフィクションとか関係なく楽しみなんだが…

ネタで終わらすなよ

カップルだと思われてるかな、参ったな、と近くでガンダムや三国志大戦をやってる男達を時折チラ見して優越感に浸る。
「やった！勝った〜！」
「だいぶ上手くなったね」
CPUのウルフ戦に勝利し喜ぶ彼女に私もだいぶ慣れてきて"お兄さん"的な優しい眼差しと口調で話しかける。
(よし)
ふと私は無言で席を立ちトイレへと向かう。
前にSPA！の特集で、突然女の子を一人にして一時的に席を立つとそれまで優しかったのになんで！？的な感覚に陥り
女の子は寂しさを感じ、より自分に引き付けることが出来るのだ。
トイレの鏡の前に立つ私

ドキドキして来た…

バチャ男！早く(・∀・)

私はもはや薄い頭頂部を気にすることなく、鏡の前で頬をピシャっと叩いて気合いをいれ彼女の元へ向かう。
彼女を少し驚かせようとそっと反対側に回り込んで乱入する
突然乱入されて困惑しているだろう彼女にヒョコッと顔を覗かせて
「大丈夫、僕だよ」
と声をかけるとびっくりしたように私を指差して微笑む
当然手加減し負けた私は舌を出しながら両手をあげて
「ははっ強いね、負けちゃったよ」
と笑いながら彼女の隣の椅子に座る
(このポジションはもう僕のものだね)
そう喉元まで出かかった言葉を飲み込んだ。
もう11時を過ぎている…

ﾊﾞｰﾁｬﾌｧｲﾀｰそのものより
このｽﾚのが万倍も楽しいww

アキラ戦に苦戦する彼女に私は思い切ってこう言った。
「えっと、もし良かったらこのあと軽く飲みでもいかないかい？」
すると彼女から笑顔が消え
「ぁ…ゴメンナサイこれから友達の家に…」
「そっかそっか！ごめんね変なこと言って！あーごめん！はは」
何故か謝ってしまう私。おそらくこのアキラ戦で負けて彼女は帰ってしまうだろう。私はこう畳み掛けた。
「じゃあ、連絡先だけでも？」
するとなんと笑顔でOKを！
タイミングよくアキラで負けた彼女は立ち上がり私は名刺を財布から取り出しいそいそと携帯のアドレスを書き込んでいく。

＞「そっかそっか！ごめんね変なこと言って！あーごめん！はは」

泣いた

(待てよ？携帯アドレスだけじゃ芸がないな…)
と私は名刺の裏にひそかに"キミにまた会いたいよ"と書き込んだ。
いざその名刺を渡そうとする刹那、スーツ姿のパリっとした若い男が小走りに近付いてくる。
「あっ遅いしー」
「ごめんごめん、残業がきつくてね」
と彼女の頭をクシャクシャに撫でまわす。そして男は私と彼女を交互に見やりながら(ところでこの人は誰？)という目配せをし。

ぶちあげるしかねぇ！

私は二人の関係を悟り、彼女が手に持った名刺を慌てて取り上げてしまった。
余程動揺していたのかその反動で手に持った財布を落とし床にぶちまかれるバーチャカード数枚。
「大丈夫ですか？」
男がカードを拾おうとするのを身振りで制止し

床に這いつくばってカードを拾う私。
「うぐ〜」
声にならない鳴咽を漏らしながら震える手でアイリーンのカードを拾う私。
彼女や男、ガンダムや三国志大戦をやってる奴らの視線が突き刺さる。


男にはもう一つのバーチャがある。
現実という名のバーチャが。

ありがとうございました(;´д｀)

バチャ男カワイソス

ｲ�`

>>64
乙
なんか久しぶりにワクワクしたよ

これからこのスレはバチャ男を励ますスレに変わりました

次回

復讐のバーチャ男
「へへ、やってやる、やってやるぜ」

お楽しみに。

ダメだ笑い死ぬｗｗｗｗ

泣けた

69 楽しみにしとくぞ！ガンガレ！

すべてのプレイヤーがバチャ男の証人となる。

バーチャにはもう一つのバーチャがあるわけか。
ジャッキーがすごい悪者になっているのと、哀愁漂う結末ばかりなので、
たまには明るいストーリーもとい実話を希望。

バーチャ5リリースから3ヶ月、バーチャはさらなる進化を遂げ、バーチャ6のステージが今幕を開ける。

　　　　VirtuaFighter6
　-- The Sound Novel --

今秋リリース決定。

新システム「活字」がバーチャファイターの世界を変える。
すべてのバーチャプレーヤーよ。時代の証人となれ。

　VirtuaFighter6 （ｃ） SEGA Corporation 2006

みなさんほんとにありがとうございます、携帯からでつたないですがもう一話いかせてください(;´д｀)

その日は定時より早く仕事を終え、いつものゲーセンへと足を運ぶ。
こんな時間じゃまだ常連はいないかな、そう思いながら二階へあがっていくとスウェット姿でサンダルの男が一人プレイをしている。
いかにも昼間から居ました的な風貌を醸し出す男を横目で見ながら反対側へ歩こうとした私は足を止めた。
どこかで見た顔だ…

！！高校で同じクラス、成績トップだった斉藤だ！

「斉藤じゃないか！久しぶりだな！」
「あ…バチャ男…」

ボサついた頭に剃り残しの目立つヒゲの斉藤を見ながら私は言う。
「卒業式以来だな！まさかこんなとこでお前と会うなんてな」
「そうだな…。お前もバーチャを？」
「あぁ、けっこう上手いんだ俺。対戦しようぜ」
そういいながら私は反対側に回り込んでコインを投入する
高校時からバーチャに時間を費やしていた私と受験勉強に費やしていた斉藤ではやはりレベルが違う
手加減しながら最終ラウンドまで引き延ばし私のアイリーンが斉藤のブラッドに勝利する
「強いんだな、お前」
「はは、それよりこのあと飯でもどうだ？つもる話もあるし」

俺達は近くの喫茶店へと移動した
「あ、ブレンド二つね。ホットで。で…斉藤は今何やってるんだ？」
「あぁ…プータローさ（笑）」
あの優秀な斉藤が…
私は軽い衝撃を禁じえずに笑うことすら出来なかった。
「プータローって…おいおい、笑ってる場合じゃないだろう。俺達もう20代終盤だぞ」
「……そうだよな」
このような説教事は幾度となく言われてる、わかっている。そんな心の内を斉藤の表情は物語っていた。
「とにかく、バーチャなんてもうやってる場合じゃないぞ。金も無いだろう。」

もう一つのバーチャファイター
新着レス 2006/09/08(金) 20:04
1 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/07(木) 08:47:57 ID:7lB7B4sI
いつも仕事帰りによる店に、強いジャッキー使いがいた。
そのたび、数回対戦するのだが殆ど勝つことが出来ない。
年齢は30前後、髪も服装もこぎれいにまとめられ感じのいい奴だ。
そういったわけで私は彼のことを覚えていたわけだが、
つい先日、意外なところで顔をあわせることになった。

俺達は喫茶店を出て履歴書や面接のガイドブックやらを購入しまわった。
「バチャ男…俺そんなに金ないんだ」
「いいんだ、俺が払うよ。出世払いでうまい飯でもおごってくれよ？」
「バチャ男……あ、ありがとう！」
その日から毎晩斉藤から電話がくるようになった。
やれ今日はバーチャを三回しかやらずにすんだ、やれバーチャを一回しかやらずにすんだ、と。
ある日
「バチャ男、俺明日面接決まったんだ」
「！！良かったな、頑張れよ！」
あれから一週間、斉藤からの電話はパッタリとなくなり、私からかけることも無い。

わろーす

バチャ男いい奴だ

おいらも隻腕ファイターんはなしあるけどしてもいい？

そしてそれからさらに一週間がたち、昼間に仕事の合間にゲーセンに立ち寄ると私は愕然とした。
前に会ったときと同じ格好で、より一層生気の抜けた表情で取り付かれたかのようにバーチャをプレイしている斉藤がいたのだった。
私は声をかけようとしたが思い止まった。
そうか、それがお前の選んだ道なんだな、斉藤。
次に会うときは身分なんて関係ない、お互いいちバーチャ"ファイター"だ。
もっと強くなれ…今度は手加減しないからな、全力でお前を倒す！


男にはもう一つのバーチャがある。
本当の戦いという名のバーチャが。

斉藤ｗｗｗｗｗ

いちバーチャファイターってwwwwwwwwwwwwww
次回作に期待

バチャ男…いい奴じゃん(T^T)

このアホらしさがたまらんな

良スレ

名スレの予感

なんかCMでありそう。

PS3バーチャ5のCMに決定

バカすぎて笑えるw

良スレ！！

VF5よりこのスレのほうが面白い不具合

職人キボン

ハァハァ(;´д｀)

バチャ男のレベルが高すぎて次に誰もかけんがな。
しかし、上司から
「お前それでもバーチャファイターか！」って怒鳴られたら
素直に謝ります。

男にはもう一つの仕事がある。
バーチャいという名の仕事が。

あれからいつものゲーセンで私と斉藤はちょくちょく対戦するようになっていた。
私は四段のアイリーン、斉藤は三段のゴウ。
「くっ！やるな！」
「速い！？」
小さいゲーセンだったが私はNo.1、斉藤はNo.2として君臨していた。
「どうしたｧ！全然効かないぞ雑魚がｧ！」(へへっやるじゃねぇか)
「うるせぇ！まだ本気じゃねぇぞ！」(本当に強い…！)
お互いを認め合い尊敬し合うライバル同士だ。

ふぅ…3-2で辛勝を納めるものの、本来優秀な斉藤だ、フレームや足位置まで覚え始めている。

このままでは段が追い付かれてしまう…。

次回


「バチャ男、自作を決意〜バーチャに潜む悪魔〜」



お楽しみに(;´д｀)

81 名前： 朝比奈【o´ω`】m9ﾌﾟｷﾞｬｰ ◆mX0wRWF/A2 投稿日： 2006/09/08(金) 20:30:54 ID:adxNWd9V
わろーす
82 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/08(金) 20:36:42 ID:0dWJptVV
バチャ男いい奴だ
83 名前： 朝比奈【o´ω`】m9ﾌﾟｷﾞｬｰ ◆mX0wRWF/A2 投稿日： 2006/09/08(金) 20:42:44 ID:adxNWd9V
おいらも隻腕ファイターんはなしあるけどしてもいい？
新着レス 2006/09/08(金) 20:49
84 名前： バチャ男 [sage] 投稿日： 2006/09/08(金) 20:43:26 ID:hYy8idWL
そしてそれからさらに一週間がたち、昼間に仕事の合間にゲーセンに立ち寄ると私は愕然とした。
前に会ったときと同じ格好で、より一層生気の抜けた表情で取り付かれたかのようにバーチャをプレイしている斉藤がいたのだった。
私は声をかけようとしたが思い止まった。

バイト先の社員さんと一緒にゲーセンに行った時、
メインのレイフェイでＣＰＵ戦をしてたら、サラに乱入された、しかも相手は五段で同段戦だ、緊張が走る

対戦は勝ったり負けたりのシーソーゲーム、相手にそれほど強さは感じないのだが、レイフェイでサラ相手は少しやりにくく、ところどころでドラスマの餌食になっていた、

負けてしまい、とうとう両替しておいたお金が尽きた「くそっ、なかなか勝てないです」と一緒にきてた社員さんに話かけると、
社員さんが「反対側見てみな」というので、恐る恐るわざわざ反対側から回り込んで見てみると、そこには若い女性の姿があった、
「えっ、女の人！」

↑なんか中途半端

斉藤のクオリティに脱帽

そこから夜のバトルに続くわけだな
続きﾏﾀﾞ-

バチャ男で素直に終わっとけ

いや〜笑った!
クオリティ高杉！

先に断わるがこの話はバーチャの比率は少ないぞ

1年前の3月…俺の環境は荒れていた 家族で交通事故に合い母親が入院 当時高校2年だった俺は現実から目を背けるためにゲーセン通いの生活をしていた
その時はたしかメルティが稼働したばかり…原作を読んでいた俺はメルティに金を注ぎ込む不毛なオタ生活を送っていた
ある時隣に設置してあったバーチャ4に一人の女が座っていた 年は自分と同じか少し上のようにみえた 彼女は煙草を灰皿に置き持ちキャラのパイに集中する その時はその女は単なるゲーセンの景色だった…その時は

ある日俺はいつもどおりメルティをプレイし帰ろうとしていた 隣のバーチャをチラリと見る…
(流石に毎日はいないか)
そう思いながら始めたばかりのドラムマニアに足を運ぶ するとドラムには先客がいた 先日バーチャをプレイしていた女である…俺は初めてその女の顔をじっくりと見た…
化粧はしているものの第一印象とは違い俺よりも年下に見えた 少女はオートバスをつけていたが実力はそこそこ…
だが俺はその少女のプレーに…いや少女にみいっていた

とりあえず終わったら声をかけてみようと思った…
淡い気持ちの第一歩を踏み出そうとしたその時
長身の男性が少女のもとに歩いてきたのだ
長身の男性は少女と親しげに話している
(あー…彼氏なんだな)そう思った俺はドラムを後にし帰路についた

男にはもうひとつのバーチャがある 現実と言う名のバーチャが…

半年後俺はその少女と友達になった 少女はやはり年下で長身の男性は彼氏だといった
そして俺は少女の愚痴を聞いてあげるお兄さん的な存在になっていた 一度抱いた淡い想い…しかしその想いは叶わぬ願い ならば彼女を見守ろう…愚痴を聞いてあげるいい人として…


駄文＆スレ違いスマソ

次回
恋のバトルはリアルファイト

お楽しみに

次回
ブンブン丸の彼女

お楽しみに

次回ソープ嬢の息子
おたのしみに

次回
恋と詐欺は紙一重

お楽しみに

ちょｗｗｗこのスレワロスｗｗｗｗ

日曜日は憂鬱だ
なぜなら…
いつも独りぼっちだから…

飯を食うのも独り
映画を観るのも独り
買い物するのも独り

そして…

ゲーセン行くのも独り…

バーチャやるのも…

やっかいな日曜日

暇を潰すべく
いつものゲーセンへ…

するとそこには
CPU戦に勤しんでいる若いｼﾞｬｯｷｰ使い
そしてその傍らには彼女と思われる女性が…

息をのむ程に…可愛い…

実に楽しそうに彼女と会話をしながらバーチャ

独り寂しくバーチャ

なんなんだ…この違いは
同じ人間として生まれながら…


そんなことをかんじた…

と、同時に！
俺の中の魔物が叫んだ！

｢あいつを倒せ！｣
と…

狩ってやる！

静かに闘志を燃やしながら2P側へ

やはりな…
肘バカジャッキーか
俺のジェフで天に召されよ！

結果…圧勝！
やつらは去った
太鼓の達人方面へ


俺は勝った！…はずだ

なのになぜ…
あいつらはまだ楽しそうに
あんなに笑顔で…

そして俺は…
なんなんだ！この敗北感…


男にはもうひとつのバーチャがある
孤独というバーチャが…

次回
恋人はバーチャル

お楽しみに

休日、起きたらもう昼過ぎだった。
ゲーセンに顔でも出して常連とバーチャでもしようかと考えていると。
ケータイから会社の呼び出し。
ちょっと会社に出て来いだってさ、
ちょっとですんだためしは無い。

男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

ブンブン丸
苦行苦闘を乗り越えて 修得せしジャイアントスイングの極意!!

キャサ夫
動乱の影で暗躍する鬼才の忍

池袋サラ
悠にして剛 功ありて誇らぬ猛者!!

新宿ジャッキー
・・・・金玉感染ｗｗｗｗ

次回
バーチャ人生いろいろ

お楽しみに

期待age

今日は休みだ。
特に行く所もなく、約束もない。
吸い寄せられるようにいつものゲーセンに足を運んでしまう俺。
｢今日はあんまり金使いたくないな…｣
上級プレイヤーがいない事を密かに祈りつつ
ゆっくりと黒いゲーム機に歩いて行く。
上級プレイヤーどころか誰もいないバーチャ。
時計は午後１時だった。
無言のまま100を入れカードを差す。
俺のアイリーンは降格寸前の初段だ。

ひたすら6P+KP236KKKの練習をしていた。
｢ピロリーン｣向こう側で誰かが100円を入れた様子だ。
｢はぁ…｣何故か軽くため息をついてしまった俺はレバーから手を放し、
キャラ選択画面をながめた。
対戦相手は初段のリオン。
そして大きく画面に映し出される
[段位認定戦]
ついに俺も初段とｵｻﾗﾊﾞの時が来た。

俺の読み通り降格したアイリーン。
対戦の読み合いには負けたが、勝敗の行方の読みは正しかったようだ。
(俺は読み合いができるレベルではないが。)

初めて見る相手でいい勝負はしたが、
何故か連コする気にはならなかった。
それよりも相手がどんな奴か気になるため、
ジュースを買いに行くふりをして反対側の台を見に行く事にした。
あからさまに見に行ってバレると気まずいので、少し遠回りをする。

遠くから2P側でプレイしている男を眺める俺。
どこかで見たことあるような顔だが、全く思い出せない。
男が俺の視線に気が付いたようだ。
俺はヤバいと思い、視線をそらせたが男が笑顔で手を振ってくる。
｢ﾔﾍﾞｴ…誰だっけな…｣
そう思いつつもこちらも軽く手をあげ作り笑いをした。
そして誰かも解らないまま俺は男に歩み寄る。
男が口を開いた。
｢このゲーム面白いよ！難しいけど！｣
俺はとりあえず少しテンション高めで
｢マジッスか！｣
と言った。
相手はさっきの対戦相手が俺とは気が付いてないらしい。

wktk

うほっ！な展開に期待

CPUのジャッキーに負けた男。
俺と大体同じ所で負けている。
カード排出を待ちながら男が話す。
｢最近ゆきことはどうなんや？｣
俺は彼女の名前を出されてドキッとした。
そして思い出した。男は彼女のお兄さんだと。
｢まあ仲はいいです…｣
一気に緊張してテンションの落ちる俺。そして手に持っていた財布を落とす。落ちた２折りの財布からはバーチャのカードが見える。
｢お前もバーチャを？｣

｢はい｣
と緊張した俺は一言。
お兄さんが無言でまたバーチャのプレイをしはじめた。
何も言わなくても解った俺は反対側から乱入をした。
俺達は勝ったり負けたりを繰り返し、熱い戦いを繰り広げた。
戦いの合間にお互い一切会話はなく顔も見なかった。
それほど熱かったのだ。
対戦を一時間ほどした後俺の財布の中身は尽き、残り20円しかなかった。
その日はお兄さんに挨拶をし帰る事にした。
お兄さんと少し仲良くなれた気がした。

またある休日の日だった。
前の休日と同じようにゲーセンへ行き、同じようにバーチャをプレイしはじめた俺。
すると乱入者が現れた。お兄さんだった。
無言で対戦を繰り広げる二人。しかしその日は相手が先に帰ってしまったのだ。
何も言わずに。
｢怒らせるような事したかな？｣
と少し不安にはなったがどこか俺には達成感があった。

一週間後、仕事終わりに彼女にプリクラを取ろうとゲーセンに誘われた。
するとゲーセンでばったり彼女のお兄さんと出くわしたのだ。お兄さんは彼女に
｢コイツちょっとかりていいか？｣
と言った。俺はお兄さんにボコボコにされるのかと思ったが、
言う通りにし付いていった。彼女も付いてきた。


着いた場所はバーチャの場所だった
そしておもむろにプレイしはじめた。
俺達も反対側に回り込みカードを差した。

よく落ちるカードだなｗｗｗｗｗｗ

俺は無惨にも３タテ。
熱くなりまた乱入する。

しかし俺の行動はすべてお見通しかの如く２回エクセレント。
ギリギリで一本はとるが。結局負ける。
｢クソー｣と呟きながら
俺はひたすら連コインした。しかし負けつづける。



結局一回も勝てず二人で席をたった。
｢プリクラ取りにいこうか？｣
笑顔で彼女に言う俺。しかし
｢いや、今日はもういいや…｣
彼女の顔が暗い。
｢え!?｣

ゲーセンから出た俺に彼女が一言
｢キモい｣

そう言って彼女は一人で歩き出した。




男にはもうひとつのバーチャがある。
失恋と言う名のバーチャが。






ｳﾎｯじゃなくてｺﾞﾒﾝﾅｻｲ

乙

ゲーセン店員「おつかれっしたｗｗｗ」

誰かバチャ男チーム作って

「ひどいよアスカ……キモいだなんて……」
「キモいからキモいって言ってんのよ！　離しなさいよ」

（´-`）.｡oO（そろそろ飽きてきた）

名スレの予感

「・・・バチャらないか？」

それが恋の始まりだった。ＳＥＸよりもバチャるのが優先だった。
ふたりはむさぼるようにバチャった。タクシーを呼んだ。

「バーチャまで行ってくれ。」

「へい！」

タクシーが動き出した。ふたりのバーチャに向かって・・・。


＜つづく＞

俺の営業課には凄い男が居る・・・・。
笹錦。
今月の契約件数もヤツがトップだ。

笹錦はいつも言う。
「男は仕事が全てだ。だから時間は全て仕事のために費やす。
それが出来ない者は無能だ。」

俺は笹錦に勝ちたい気持ちはあったが、
そこまで仕事に徹する事はできない自分も知っていたので
嫉妬する気持ちもあった。

ある日、俺は笹錦と仕事のことで意見が食い違い、口論となった。
ヤツの「自分の出来ることは他人も出来て当然」という考えに
常々腹が立っていた事もあり、ついに爆発してしまった。
勢いよく笹錦の胸を突くとヤツは倒れこみ、
なにやら１枚のカードを落とした。
「！・・・バーチャファイターのカード？」
「み・・・・見るなあ！！」
笹錦はかばう様にカードを隠したが
すでに遅かった・・・・。

男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

>>143
や　ら　な　い　か　の予感！

そうか、それがお前の選んだ道なんだな、斉藤。
次に会うときは身分なんて関係ない、お互いいちバーチャ"ファイター"だ。
もっと強くなれ…今度は手加減しないからな、全力でお前を倒す！


男にはもう一つのバーチャがある。
本当の戦いという名のバーチャが。
85 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/08(金) 20:45:48 ID:D+dvbFKY
斉藤ｗｗｗｗｗ
新着レス 2006/09/09(土) 20:35
86 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/08(金) 22:16:32 ID:KdFsw0VR
いちバーチャファイターってwwwwwwwwwwwwww
次回作に期待
87 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/08(金) 22:55:52 ID:xj5nQ1KV
バチャ男…いい奴じゃん(T^T)

次回

お前の彼女にテツザンコウ！！

お楽しみに

次回は｢股間にビルジー｣お楽しみ

新着レス 2006/09/08(金) 20:49
84 名前： バチャ男 [sage] 投稿日： 2006/09/08(金) 20:43:26 ID:hYy8idWL
そしてそれからさらに一週間がたち、昼間に仕事の合間にゲーセンに立ち寄ると私は愕然とした。
前に会ったときと同じ格好で、より一層生気の抜けた表情で取り付かれたかのようにバーチャをプレイしている斉藤がいたのだった。
私は声をかけようとしたが思い止まった。
新着レス 2006/09/13(水) 22:09
101 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/10(日) 01:12:35 ID:W6oi+OXB
バイト先の社員さんと一緒にゲーセンに行った時、
メインのレイフェイでＣＰＵ戦をしてたら、サラに乱入された、しかも相手は五段で同段戦だ、緊張が走る

対戦は勝ったり負けたりのシーソーゲーム、相手にそれほど強さは感じないのだが、レイフェイでサラ相手は少しやりにくく、ところどころでドラスマの餌食になっていた、

甘いよ！

｢股間にビルジー｣が
死ぬ程気になる‥。

次回…
俺の股間が独立式
乞う、ご期待！

次回予告だけで笑えるわｗ

誰か新作書いてくれ…このスレの真骨頂はバチャ男なんだ

私は葵使いなのだが５から始めたこともあって、稼動し始めた当時はろくに動けない初心者だった。
それでも、わざわざ一番目立たない小さいゲーセンに連日通っていると、ある男が声をかけてきたのだ。
「にいちゃん弱いなあ、キャラ変えた方がいいんとちゃう？」
その男は作業着を着た３０前後、ロンゲの茶髪でその場を仕切るのが好きそうなタイプに見えた。
適当に愛想笑いを返していたのだが、なんと乱入をしてきたのだ。
しかも、ジャッキーNO-CARDで、
案の定ストレートで負けた。それからその男の仲間連中が来て身内プレイが始まった。
私は、初心者狩りや身内連コの台占領にも否定的ではない。
しかし、勘違いをされてるようなのでカードをさし乱入した。
アキラ九段で、まあ、相手は少し戸惑っただろう。
だが誰もアキラも５から始めたとは言ってはいない。
軽く３タテとると、諦めたのか去っていった。
何故、わざわざ私が小さいゲーセンで遊んでいるのかって？
バーチャやるならリンドバーグを数台置いてある大型店の方が
対戦相手も豊富でいいに決まっている。
しかし、私はバーチャで遊んではいなかった。

男にはもう一つのバーチャがある。
ラブandベリーという名のバーチャが。
そっとしといてください…。

何か書きたいがバーチャしたことない俺には無理だ

次回

｢恋のサディスティックハンギングニー｣

乞う御期待。

次回
ﾊﾞｰﾁｬﾌｧｨﾀｧｧｱｱｧ!!!(北斗の拳風に)
｢君に前空翻!｣
おたのしみにぃぃい！

結構おもしろい。

舞台は北海道。

札幌駅前のゲーセンパロでの話。

仕事が終わり、俺はいつもの様にゲーセンに寄る。

いつもの面子がバーチャの台を囲んでいたが、１Ｐの台に見慣れない長髪の女性が座っていた。

アイリーン使いのその女はCPUのアイリーンとはまるで別キャラの様に、鮮やかに相手にダメージを与えている。

防御と攻撃をタイミングよく繰り出す。

俺は相手の顔を見ずに２Ｐの後に並ぶ。

チャレンジャーの２Ｐラウは負け、あっという間に画面がCPU戦に変わる。画面右上には【２連勝中】の文字が点滅している。

俺は百円玉を入れ、持ちキャラであるリオンのカードを差し込んだ。

強さは五分五分というところだった。

ラウンド５は途中まで俺が優勢だった。アイリーンのHPゲージが半分を切ったあたりで、俺は勝利を確信した。

しかし、アイリーンは急に攻撃的になり、コンボを２つ決められる。

お互いあと一発でも食らえばダウンといったところだ。

俺は防御をしながらジワジワとアイリーンに近付く。

刹那。

アイリーンの下パンチ。

うまくタイミングを合わせられなかったリオンは、呆気なく倒れた。

俺は溜息をつき、カードを抜きとり席を立った。

台の向こうの女と目が合う。

女は俺を見て、目をアイリーンの様に丸くして、俺を見た。

最悪だった。

大学の頃付き合っていた彼女だった。

彼女は顔を下げ、またCPU戦を始める。

すぐにチャレンジャーが入る。このゲーセンで１位２位を争う影使いだった。

女は１勝したものの敗れた。

カードを持って女が俺の横に立った。

「久し振りね」

女は俺の顔も見ずに、そう言った。

「あぁ」

「あぁ、って何？随分無愛想になっちゃったのね」

女はニヤニヤしながら俺を見る。

畜生。めちゃかわいい。

「何か飲まない？」

俺はまた「あぁ」とだけ言い、店の隅の休憩スペースに行く。一緒に歩くのは何年振りだろうか。一瞬懐かしい思いに浸るが、すぐに正気になる。馬鹿馬鹿しい。

２人だけの思い出に触れる事なく、共通の友人の話なんかしながら、俺はコーヒーを飲む。女はジュース。

そういえば俺がコーヒーを飲む様になったのはこの女と付き合ってからだった。彼女と一緒にジュースなんて恥ずかしくて、無理してコーヒーを飲んでいた。

彼女の髪が長くなった事と、俺がコーヒーを好んで飲むようになった事以外、二人は何も変わっていなかった。

「あんた、彼女いないでしょ？」

女の質問に俺は焦る。恋愛の話は勘弁して欲しかった。

「いないよ」

そっちは？の一言が俺はどうしても出て来ない。

「やっぱりなぁ」

「何だよ、やっぱりって？忙しくて恋愛どころじゃないんだよ」

「まだあんな戦い方してる様じゃ、彼女なんていないだろうと思った」

「はぁ？」

「リ・オ・ン」

彼女は自分の時計に目をやり、ジュースを飲んだ。そして俺の目をじっと見て言う。

「最後の最後の大事なところではいつも防御」

「あぁ」

「そんなんじゃ、彼女ができても振られちゃうんだろうなって」

俺は彼女から目をそらしてコーヒーを飲んだ。

「それより、お前何であんなバーチャ強いんだよ、前は格ゲー全然駄目だったろ？」

「また攻撃をそらして防御かしら？」

彼女はまたニヤニヤする。

「もうそういう話はやめよう、なっ？振られた女にバーチャで負けたってだけで、俺もういっぱいいっぱいなんだから」

「私は３回目に振った男が３勝目の男になったって事で妙な気分なのよ？」

俺はすぐに付き合っていた頃、彼女が言った事を思い出す。

「えっ？お前、俺が人生で２人目の彼氏だって言ってただろ？嘘だったのかよ」

彼女は目を細めて俺を見る。

「そぉいう事は覚えてんの？」

そして少しはにかんで、笑顔を見せた。

俺は何も言えなくなる。

「ねぇ？もう一戦やらない？」

彼女は挑戦的な目で俺を見つめた。

「いいけど、次は本気出すぜ？」

「じゃあ、私はサブのアイリーンはやめて、本気モードの葵にしようかしら」

「望むところだよ」

俺と彼女は二人、笑いながらバーチャの台に向かって一緒に歩く。

いっそのこと、Ｇボタンは使わないでやろうか。そんな事考えながら、俺はニヤニヤする。

どっちが勝つかはわからないが、きっと凄くいい試合になる。動画保存しようかな、なんて考えてみる。

男にはもう一つのバーチャがある。
過去との戦いという名のバーチャが。



(´・ω・｀)

最後まで読んでくれてありがとう。

こんな駄文を男独りで、札駅前のパロで書いてた。



男にはもう一つのバーチャがある。
孤独との戦いという名のバーチャが。

泣いた

守護かｗｗ

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　　 ＼／ 　 ..└────┘　　　＼／　　　　　 　 　 　 　 　 └┘

小説家の素質あるかもよ
小説家でないならめざせば？

>>167>>169
ありがとうｗ

>>168
守護？

>>170
ありがとう、素直に喜んでみる。


こういうスレが好きでたまらない

実際、女の子がバーチャやってるの見たことがほぼ無いので彼女ネタにあまり入り込めない。
いたとしても、彼氏の自演相手を訳も分からずやらされていたり鉄拳５だったりと、
バーチャからイメージしにくいものだ。

>>171
泣いた。
パロで見かけたけど、リオン使ってる人のRN。
俺もその人かと思ったｗ
今度見たら、>>171の肩たたいたげるよｗ

さよなら　さよなら　さよなら　もう君に会うことはないよ
僕は君を卒業するよ　切ない気持ちとともに

あぁあ〜バーチャファイターよ
僕は今でも引きずっています〜君の避けぬけ　下パン　0フレ投げ
楽しかった夏の夜〜



あぁあバーチャファイターよ
君と向き合ってした同段戦の僕の　勝て昇は
消えてはいなーい〜

>>1は面白いが鳥までつけてる厨が糞杉

村上春樹テイストだと感じる
ちゃねらーには春樹好きが多いとか

バーチャやる女が彼女だなんて絶対イヤだ

次回
連コイン、選択中ボタン連打、あれっ？キャラアイリーン？
お楽しみに〜

>>180
不覚にもﾜﾛﾀｗｗ

なにこの良スレ

次回
｢店員は見た!秋葉原CLUB SEGAニースト厨連続殺人事件｣に御期待下さい。

バーチャやるかやらないなんてどうでもいい。彼女が欲しいｗｗｗ

>>171こο○о○？なら意外

俺は昔から負け犬だった。
学校のテストでは中の下。
スポーツもちょっと出来ない子。
顔も若い頃の甲本ヒロトを少し丸くした中途半端な顔
勿論女の子からもモテやしない。
と言うか女の子は俺の存在を忘れていた気がする。
登校時に立ち寄ったコンビニに中学からの知り合いが居たから声をかけたら無表情で舌打ちされる始末。
まぁそんな俺が唯一輝ける場所。
それがゲーセンだった。
学校の友達なんかほんとに少なかったからさ、放課後毎日ゲーセンでバーチャをしてたんだ。
そんなある日さ、後ろから声をかけられた
「間島くん？」
振り返るとクラスで一番可愛い（と思ってた。）Ａさんが居た。
「間島くん毎日来てるよね？」
聞けばＡさんも最近暇を潰すためゲーセンに来てたと言う。
それから時に常連に皮肉られながら一時間くらい話してた。
その次の日ちょっと良い気分になりながら学校に行ったら数少ない友達のＭが「ＡさんってＫと付き合ってるらしいぜ」とイラン事を報告してきた。
空気読め屑
と俺ははじめて感じた。
それから俺は２流大学に行って２流企業に就職して毎日ゲーセンに通う生活を継続してる。
最近はバーチャとKOFとハパ�Uを楽しんでる。
男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

次回

VF黙示録カイジ　狩り続けられる初心者
お楽しみに〜
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamefight/1158163136/1-100

85 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/08(金) 20:45:48 ID:D+dvbFKY
斉藤ｗｗｗｗｗ
新着レス 2006/09/09(土) 20:35
86 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/08(金) 22:16:32 ID:KdFsw0VR
いちバーチャファイターってwwwwwwwwwwwwww
次回作に期待
87 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/08(金) 22:55:52 ID:xj5nQ1KV
バチャ男…いい奴じゃん(T^T)
新着レス 2006/09/14(木) 23:01
146 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/13(水) 22:49:09 ID:wNcnJ/Yg
次回

お前の彼女にテツザンコウ！！

お楽しみに

朝比奈ってやつは何がしたいんだ？

と、言われたいからやってる。

次回

仕事と女の二択


お楽しみに

>>189
単なる栞の希ガス

このスレいいな

>>190

トリップ付きの狙い過ぎネタくさいのいらん。

>186
自分の事みたいで泣きそうになった。

>>177=>>195
乙

>>160->>166

ありがとな(・ω・)/いいもん見させてもろた。

>>159-書いた者だけど
感想ありがと
あと、俺はリオン使いじゃないんでｗｗｗｗ
一応リオン使いの方に迷惑にならないように言っておく。

私は声をかけようとしたが思い止まった。
新着レス 2006/09/13(水) 22:09
101 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/10(日) 01:12:35 ID:W6oi+OXB
バイト先の社員さんと一緒にゲーセンに行った時、
メインのレイフェイでＣＰＵ戦をしてたら、サラに乱入された、しかも相手は五段で同段戦だ、緊張が走る

対戦は勝ったり負けたりのシーソーゲーム、相手にそれほど強さは感じないのだが、レイフェイでサラ相手は少しやりにくく、ところどころでドラスマの餌食になっていた、

新着レス 2006/09/19(火) 00:31
149 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/15(金) 03:35:00 ID:iV1PbPrx
甘いよ！

>>200
やってる事の意味がわからないのだが。説明してくれないか？

コピペ覚えたての小学生なんだろ

>>190

俺は中学生の頃影丸のコエンラクに魅了されバーチャファイターを始めた。当時は
学校の友達と放課後には必ず近くのゲーセンに行くようにして友達と楽しみをわか
ちあった。
「お前Ｐ投げばっかでセコイよぉ」
「よっしゃ！初めて三段でた！！」
「影お手軽で強すぎじゃねぇ！！」
そんな楽しい日々をすごしながら俺は仲間とともに腕を上げ高段位に何連勝もしたりして
影丸８段にまでいった。
　ところがＦＴも末期状態になりそれから半年くらいバーチャを辞めた。そして
５がリリースされ当然俺は稼働開始してから影丸を使い新学期が始まる頃には
５段までいき地元で実力をメキメキあげていた。
そして新学期が始まって久しぶりに友達に言った
「おう！今からバーチャやりにいかねぇ？」
「え？？」
戸惑う友達・・・
「お前まだやってんの？１PLAY１００円だぜ？しかももう高2だよ？勉強しなきゃ」
俺はショックだった。確かにもう高２だ。勉強もしなければならない。
自分で言うのもなんだが俺は勉強とゲームにはちゃんとケジメをつけててそこまで
成績はそこまで悪くなく模試でトップクラスになったこともある。だが俺の周りの奴は
バーチャを辞めた。
　そして俺は思った。
「俺は何なんだ！高２でまだやってて、これじゃあ昼間からゲーセンに入り浸ってる人と同じに
なっちまう！俺には次のバーチャが待ってるんだ！！！」
そうして俺は８段の影丸カードを真っ二つに折り夕日に向かって決意した
学生にはもうひとつのバーチャがある
受験戦争というバーチャが

これはまとめてもいいと思える作品

次回作に期待
87 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/08(金) 22:55:52 ID:xj5nQ1KV
バチャ男…いい奴じゃん(T^T)
新着レス 2006/09/14(木) 23:01
146 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/13(水) 22:49:09 ID:wNcnJ/Yg
次回

お前の彼女にテツザンコウ！！

お楽しみに
新着レス 2006/09/21(木) 15:15
189 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/19(火) 01:30:04 ID:dZRTQKbA
朝比奈ってやつは何がしたいんだ？
190 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [ぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽ] 投稿日： 2006/09/19(火) 01:45:32 ID:ZHkJLE5w
と、言われたいからやってる。

>>195を読んで反省したつもりが、ネタくささいっぱい、狙い過ぎな駄文をまた書いてしまったorz
投下

あいつと初めて会ったのも、やっぱりこのゲーセン。

金曜の夜。あいつはいつもバーチャをやっていた。

俺はサラを、あいつはジャッキーを使う。

強いのに、ユニホームは初期設定。乱入することなく、いつも台が空くのを待ち、CPU戦を楽しんでいる、気さくな奴だった。

あいつと初めて話をしたのはバーチャ４の時代。

CPUと戦っていたあいつに、俺が乱入した。

その日、バーチャやってたのは俺とあいつの２人だけだった。

お互い淡々と百円玉を機械に流し込み、サラとジャッキーを闘わせていた。

強さは互角といったところだった。

当時同レベルの奴がいなかった俺にとって、あいつは絶好の相手になった。

気がつくと、名前も歳も知らないあいつと毎週金曜日の夜、バーチャをするのが習慣になっていた。

毎週毎週会う度に、お互いが強くなるのが実感できた。それがとても楽しかった。

ある日、いつもより少しゲーセンに行くのが遅れた俺は、暇そうにしてたあいつに話しかけた。いつも相手してくれてありがとうございます、と。

ジャッキーとサラを通さずに向かいあったのは初めてだったが、あいつは笑顔で、あっ、こちらこそいつもありがとうございます、と笑顔で返事をしてくれた。

正直費やした金の量を考えると少し鬱になるが、あいつとバーチャをやって、その後世間話や愚痴を話すのが楽しくて、金曜日のゲーセン通いが辞められなくなった。あいつもきっとそうだったんだろう。

でも、ジャッキーとサラの戦いは、ある日唐突に終わりをつげた。

あの日、先にゲーセンに着いたのは俺だった。

バーチャの台に空席はなく、ギャラリーも３人程いた。

俺は黙ってVF.NETをぼんやりと眺めていた。

不意に声をかけられた。

「こんにちは」

声の方に目をやるとそこにはあいつがいた。

心なしか寂しそうな声だった。

少し世間話をした後、あいつは言った。

「しばらくの間、もうここに来れなくなっちまった」

余りに唐突すぎた言葉に、正直実感が沸かなかった俺は、いつ戻って来れるんですか、寂しくなりますねぇ、なんてへらへらしてた。

理由はいくら聞いても答えてくれなかった。

二人の間の空気が沈んだ。

俺もあいつも何も言わなかった。

閉店前のラストプレイ。まるで俺達の最終試合の為の様に、タイミング良く台が一つ空いた。

「最後の兄弟対決だな」

あいつはそう言うと台の向こう側にまわった。

ジャッキーが乱入してくる。

最後の試合にしては余りに呆気ない試合だった。

ラウンド４が終わった時点でサラは兄を倒し、勝利の決め台詞を言い放った。

当然俺はあいつが再び乱入するのを待った。

しかし、サラが２ステージ目をクリアしても、ジャッキーは現れなかった。

不意に俺の台のスタートボタン横に、一枚のカードが置かれた。

「これ、よかったら使ってくれ」

あいつは言った。

俺は、えっ？と一言だけ言ったが、他に何も言えなかった。

気がついたらもうあいつはいなかった。

それから金曜日にゲーセンに行く度に、俺の中の寂しさはどんどん増殖していった。

終いにはバーチャの台を見ただけで泣きたくなった。そしてあんな別れ方をした自分に後悔をした。ちゃんとしたお別れを言いたかった。

もう一度あいつとバーチャをやりたくて仕方なかった。あいつの声が聞きたかった。

でもあいつがゲーセンに来る事はなかった。

あれからもう半年が過ぎた。

ある日俺は間違ってあいつのジャッキーのカードを入れてしまった。

ボタンを連打していた俺はジャッキーでプレイをすることになってしまった。

画面下に表示されたわずか２行のメッセージに、俺の目頭は熱くなった。

今までずっとありがとう
またいつかの金曜日にな

勝敗記録の最後の四角には×印が残っていた。

半年振りに動いたあいつのジャッキーは、乱入した相手が妹ではないことに戸惑っただろう。ジャッキーはまともにガードも出来ずにチャレンジャーに惨敗してしまった。

金曜日の夜になると、あいつがバーチャをやっている様な気がして、今だに俺は金曜日の夜、ゲーセンに行っている。

初期コスチュームのジャッキーが乱入してくるとドキッとしてしまう俺に気付く奴は誰もいない。

画面の中のサラが寂しそうに見えるのは俺だけなんだろうな。

あいつがいつか帰ってくると信じて俺は今日もゲーセンへ行く。

男にはもう一つのバーチャがある。
別れという名のバーチャが。

　　　完

(´・ω・｀)読んでくれた人ありがとう。しばらくROM専に戻ります。ばいばい。

面白かったよ

確かにネタくさい…

でもいいじゃない…ここはそういうスレだから…

>>214 乙

>>214
ちょっと面白かった

＞今までずっとありがとう
またいつかの金曜日にな


泣いた

ええ話や…

このスレ見たらバーチャがやりたくなっちゃったじゃないか

>>214再び乙。またいいもん見させてもろた(ノ_・。)

みっ見えないよっ…！
ぼやけてわかんない！
拭いても拭いても止まんないよっ…！

「俺、ジャッキー始めようと思うんだ」
突然、友人は語った。
私は一瞬、自分の耳を疑った。なぜなら彼ほどVFを愛した男はいなかったからだ。
技と力を尽くして勝負するスタイルの彼は、いつもお手軽ジャッキーを見て嘆いていた。
その彼がなぜ…。俺は彼に尋ねた。なぜジャッキーなのかと。
「ジャ、ジャッキー対策にさ、それだけさ」
最初はみんなそう言う…。ジャッキー対策にジャッキーを使うと、
しかし気付けば量産型のジャッキー使いに成り下がってしまうのだ。
私の知る限り、戻ってきた奴はいない。
一度、おいしい思いをしたら止められないものだ。
しかし、彼の気持ちも分かった。弱キャラを使って通ぶっても勝てないことに
嫌気がさしたのだろう。だが、気付いて欲しい。ジャッキーを使えばそこで終わり。
VFの世界は広がらず、今後のバージョンアップで弱体化が行われればVFを止めることになる。
私は、彼を対戦に誘った。
安易な勝利に手をだしたらそこで終わり、ただそう信じて。

男にはもう一つのバーチャがある。
信念という名のバーチャが。

>>214
GJ!!
VF5盛り上がって欲しいなあ

｢バーチャ三四郎(REVISION A)｣

　バーチャの道に魂込めた
　一人の漢が今日も行く
　
　真面目にバチャらぬ奴らには
　体で 覚えさせるぞ

☆バーチャ三四郎 バーチャ三四郎
　バーチャファイター、シロ!

　しゃがパン P投げ 6PK ニースト
　ほかににする事 あるだろうが

　邪鬼らにゃバチャれぬ奴らには
　ブラで乱入するぞ

☆バーチャ三四郎 バーチャ三四郎
　バーチャファイター、シロ!

語り｢おっさんよ、真剣に取り組んでいる
　　 ものがあるか!?
　　 命懸けで打ち込んでいる
　　 ものがあるか!?

　　 バーチャファイター、シロ!
　　 指が折れるまで! 指が折れるまで!!｣

　刹那の勝利を 追い続けても
　ホームに相手が 居なくなるだけ

　とことん待ちする奴らには
　リアルで バーチャするぞ

☆バーチャ三四郎 バーチャ三四郎
　バーチャファイター、シロ!

　青い浮き雲 白いモク煙
　真っ赤にたぎる バーチャの血

　ニーストで投げ出す奴らには
　影で乱入するぞ

☆バーチャ三四郎 バーチャ三四郎
　バーチャファイター、シロ!

☆バーチャ三四郎 バーチャ三四郎
　バーチャファイター、シロ!



　

>>213
不覚にも泣いた
おまいの文好きだ
また書いて欲しい

VF1から13年。ずっとやってきたプレイヤーなら、似たような経験あるんじゃ
ないかな？
唯一交わした会話が「今まで対戦ありがとう」とかさ。

1からバーチャもりってたゲーセンで未だにやってるけど、当時の常連はもう
おれ一人。

なんか、色々な思い出がよぎって、不覚にも目頭熱くなったよ。
ありがとう＞214

本当に終わりのない世界ですよね
強くなればもっと強くなりたい
ここまででいい…とか これでもう終わりとか…そんなラインがひけない
果てしのないドロ沼 永遠に出口の見えないトンネル
ゲームにハマッてVFにハマッて やってよかった…という奴は一人もいない
最後にはみんなボロボロになっておりてゆく
そうゆうのはゴメンだと ずっと思ってましたヨ
でも…本当にヤッてきた者にしか──わからないものが 必ずある
その時いっしょに プレイした者だけが───見るコトができた 世界がある
もう二度と 見るコトはないだろう
モニターの中で輝く お前のその姿

>>227
昔常連していた店に久し振りに行ってみようかなと思った。
誰かいるといいな・・・

前略
３０まえのウルフ使い
中略
会社のエレベーターでばったり
後略

>>228
それなんて言う湾岸ミッドナイト？

路線ドリフト…！！

>>228
元ネタがわからぬがおもろいな

まぁコピペなんですけどね
なんか気に入ってな

俺の家の近くに小さなゲーセンがある。
ほとんど客がいなく、ゆっくりバーチャ（FTだけど）ができるので、
ちょくちょくいってた、ある時100円いれたらなぜか２クレジット追加されたので
疑問に思った、が気にしないでそのまま続けた。

ある時また１００円を入れたら今度は３クレジット追加された、
なんなんだと思いながらそのままプレイしていると、なにやら対戦者がきた。
と思いきや、いきなりこっちにつっかかってきた

「お前今１００円いれた後スタートせんかったか」

どうやらこのDQNは１００円３クレジットの一つを俺に取られたとおもったようだ、

「いや　最初からしていましたけど」といい放ったら

文句垂れながら戻った、そしたら向こうで人を呼び始めたようだ、
もう一人のDQNにこいつをコテンパンにしてやってくれとたのんでいるようだ。

だがDQNの使っているジャッキーはこの小さなゲーセンのレベルではつよいほうだったが、新宿SEGAで毎日対戦している俺からしてみれば全然相手じゃなかった。
受身取らなかったので追い討ちいれたらなぜか向こうから
「てんめえ　コラ」と罵声がとんだ。

もちろん１ラウンドも取られずに３連勝くらいした。

そうすると何やら店員を呼び始めた、何やら文句つけ初めているようだ、
最初はレバーかなんかかと思ったが、何も修理せずにクレジットを追加させやがった。
どうやらこの店員はＤＱＮにいいように使われているんだなと思い。

あ　もしや　ここ１００円クレジットって・・　と思い、誰かの仕業かわかってしまった。

ＤＱＮは結局５連敗したあと、こっちに来て

すれ違いざまに「おまえめちゃくちゃつえーなー」と吐き、
どっかにいった、最初のＤＱＮとは違ってこのＤＱＮはまだ悪いやつじゃないっぽい。

俺はその後チャレンジモードをすべてこなし、ゲーセンを後にした・・・


一週間後またバーチャをやりにいったらＣＰＵ戦が５本先取になっててﾜﾛﾀ
おいＤＱＮお前らいったい何したんだよ・・・


定員にはもう一つのバーチャがある。
支配という名のバーチャが。

>>235
そこのゲーセンめちゃ行きてぇｗｗｗｗｗ

良スレあげ

ここ面白いな！

このスレの動きが気になって直でお気に入りに入れているのは漏れだけじゃないハズ

>>239 お前は俺かwww

覇王…
当時十段から3ｹ月、小覇から上にあがれない俺がいた。
いろんな遠征、大会。ﾎｰﾑから動くことはなかったが、俺の家の都合で今日でこの場所に来れなくなる。
夕方から対戦台4台は埋まり、俺はいつものように、一番左の席で連勝を続けていた。
今日は、最後なのを知ったかのように対戦がきれなかった。
何十人という相手が入れ代わり76連勝を越え、いつのまにか覇王戦へ、
（実話ですが続きみたい？）

>>241

そんなことよりサメの話しようぜ。

>>242

ジンベイサメって凄くね？

>>243

サメだけど可愛いよね。誰かの名前が由来かと思ってたけど、
甚兵衛羽織（じんべえばおり）の模様に似てるからそういう
名前なんだって。

>>242-244
良スレが部分壊死ｗｗｗｗ

>>241
ここからが面白くなりそうな部分だから見たいです

>>239-240おいおい、オレを忘れるなんてヒドいじゃないかwwwww
>>246と同感。>>241続きよろ。

場の雰囲気は76連勝と小覇戦で異様な熱気に包まれていた。
きずけば俺の台以外すべてが空席と化し、皆、食い入るように俺の試合を見ていた。
小覇王を持って俺に奪われたアキラ使い。
関西では5本の指に入る実力者だ。
そして、この時点でこのアキラ使い、他にジャッキー使い、ウルフ、ジェフリー、どこから聞き付けたか、小覇のあるところには、十段が集まってくる…

はさまれ

俺が使うｷｬﾗはｱｷﾗだ。
小覇で9連勝…そこで何人かが脱落し、俺の連勝は止まる。
この同段はｱｷﾗ三人での戦いとなった。全員が勝率70を越え4ケタの勝ち数をほこる猛者だった。
緊迫に包まれた中俺のｱｷﾗが8連勝する。
ここで一人のｱｷﾗが9段に降格、
…負けられない。
そして、昇格戦。

勝てば昇格…
相手は負ければ降格…
試合がはじまり、2本先に奪われてしまう。
緊張で手が動かない。
俺は一瞬、目を閉じた。
3秒ほど閉じて考えた。
…この試合が最後。
落ち着きを決して取り戻したわけでもない。
相手がミスしたわけでもない。
まわりに何十人というギャラリーが囲む中…俺は…
覇王になった。
そして、僕のこのｶｰﾄﾞを彼から預かる。
覇王として、彼は戦うことはなかった。
しかし、彼は最後に伝説を残し大阪を離れていった。

文で伝えるの難しいですね。俺は後にウルフで覇王になりましたが彼に勝てたのは2度だけです。
この時いたアキラ使い3人は全国や関西でも名の知れるアキラ使いでした。

何書いてるの？意味わからんｗ

>>252
それ普通のバーチャファイターやんｗｗ
スレタイ嫁

もう一つのバーチャを書いてほしいな

>>225の優しさがこの良スレの象徴

>>255だった…

>>256
水吹いたｗｗｗｗｗｗ

マジ意味ﾜｶﾝﾈ
誰が覇王なんだよ

仕事が早く終わった日は帰りにゲーセンに行く。

九時過ぎには着ける。閉店まで二時間遊べるな…
そんなコトを考えながら夜道に車を走らせる。
ここ数年は月に三度あるかないかのチャンス。
残業続きの身にとって、ささやかな夜の楽しみなのだ。

都会ではないが田舎でもない地元の、大きくはないが
夜は若者が賑わう、いつものゲーセン。中に入ると
お目当てのバーチャには…見慣れた顔触れ。

･･･ふぅ。ため息をついた自分に気付き、ここに来る
までの気持ちが少し冷めたことに淋しさを覚えた。

常連達とは反対側に廻って順番を待つ。
前でプレイしているリオンがパイに敗れ、席が空く。
軽く会釈を交わしながら席を交代する。
コインを入れカードを差すと、画面にサラが現われる。
シリーズ通しての相棒だ。

エディットもしてないマイキャラは通算218勝400敗。
待ち時間に見ていた相手の動きを思い出す。
強気に技を出していくスタイルはやや暴れ気味…
ここは投げを控え目に、カウンター狙いでいこう。
頭が心地いい緊張感で満たされていく。「round1ー…

遅らせ気味の膝が動きかけたパイにカウンターヒット。
そのままコンボを決め、端の窮地から辛くも逆転勝利！
はぁ〜っと息をはくと、少し緊張が解れた。
勝ちの喜びと共に今の最終ラウンドを振り返る。
前のラウンドで喰らってしまった連携への割り込み、
うまく相手の癖に合わせられた…などと考えていると

「またあのキモイ奴きてんぞ」
台の向こうから敗けたパイ使いの声が店に響く。
声の主は常連のひとり。大声は私に聞かせる為だ。
常連グループの彼らにとって、私は“キモイ”奴らしい。
そう言われるようになったのはあるきっかけがあった。

その晩、私は常連グループのひとりと対戦していた。
一進一退の連戦、五回ほど連続で最終ラウンドにもつれたが
お互いあと一撃というところで悉く敗けてしまった。
連敗したが楽しかった私は、帰り際に彼に言った。
「ありがとう、楽しかった。またお願いします」

次に訪れたとき、常連の彼らにとって、私は“キモイ”
奴になっていた。それはまともな勝負をしてもらえない
対戦ですぐ気付き、大声の罵声で判らされた。
放っておいてくれればいいのに、私が来ると彼らは台の反対側
を占有した。ノーカードでつまらない試合をするために。

バーチャは２からずっとやってきた。だが仕事に就き、
家庭を持つ身になった４以降はやりこんだとは言えない。
反応も手先も平凡な自分の武器は読みしかない。
敗けながら一つ一つ試合を反芻し、考え、また挑戦する。
その過程がたまらなく面白い。

何回勝つかよりも、対戦する事自体が楽しみで来ているのだ。
敗けてもいい勝負ができれば楽しい。常連の若者たちにとって、
そんな男がよほど異質な存在なのだろうか。

284勝467敗。自分のカードが刻んできた過去を振り返る。
この467敗にはかつてゲーセンを賑わせていた友人たちや、
偶然見かけた大覇王なんてビッグネームとの試合もある。
試合が終わるたび、強豪だった友人はアドバイスをくれた。
敗けの中にこそ成長を感じる楽しみがあったのだ。

友人たちも皆仕事に就き、今ではもう誰も来なくなった。
他の店は、仕事帰りに寄るにはちょっと遠すぎる。
私も来月課長になる。29歳の私では、経験不足で激務に追われ
ここに来る時間などますます無くなるだろう。

468敗目の試合が終わった。最後ぐらい楽しく闘(や)りたかったな。
このカードが更新されることはもうないだろう。
明日からまた、昇進という名の昇段戦が始まる。
「さらば」私は誰に言うでもなく、ポツリとつぶやき店を出た。

男にはもう一つのバーチャがある。
仕事という名のバーチャが。

260-262
4EVOのころの話です。
残業続きで、会社のデスクから投稿です。
久しぶりに２ちゃん見たらアーケードが
細分化して格ゲー板になってるんで驚きました(笑)
いいスレがあがってたんでつい触発されて。
駄文失礼。

　　　　　　　　　。・ ゜。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。゜。
　　　　　　　。・　　　　゜。　　　　　　　　　　　　　　　。゜　　　・。
　　　　　。・　　　　　　　 ゜。　　　　　　　　　　　　。゜　　　　　　・。

　　　。・　　　　　　　　　　　 ゜。　　　　　　　　。゜　　　　　　　　　・。

　。・　　　　 　　　　　　　　　　 ゜。　 　　　。゜　　　　　　　　　　　　　・。
　・。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。・
∴　　　　　　　　　　　　　　　　　 ・(ノД`)・　　　　　　　　　　　　　　　　　∴

>>263
GJ!!
面白かったです、課長!!!!
頑張って下さいm(_ _)m

あれはまだ4evoの頃
常連に混り対戦を満喫していた頃に彼に出会った。
俺はリオン、彼はアキラを使い、毎週金曜の夜に熱い対戦を繰り広げていた。
アキラ使いの彼と知り合ってしばらくした頃、ふいに話掛けられた。
『君はリオンよりもアキラの方が向いてるんじゃない？よかったら使い方教えるからやってみない？』
いきなりの発言に拒否する事ができず、俺は彼にアキラを教えてもらう事になった。

彼の教え方が良かったのか、俺は一月過ぎる頃には持ちキャラだったリオンの勝率を超え、ホームでそこそこのアキラ使いになり、彼とも五分の対戦をする程になった。
思えばあの頃は楽しかった。
強い常連や遠征組、さらに気の合う仲間でありライバルでもある彼…これ以上望む事は無い環境だった。
が、そんな時も長くは続かない。

あれはバーチャ5が新台として出回る少し前、突然彼から対戦を挑まれた。
しばらくアキラの同キャラ対戦をこなしていた。すると台の向うから『ラスト〜』との声。気合を入れて望んだその試合はあっけなく終わった。
すると彼がやってきて『強くなったなぁ…これで俺も心置きなく引退できるよ』
俺は引退の言葉に動揺し、何故引退なのかと聞返した。
すると『俺結婚するんだよね。家庭を持ったらここには来れないだろうし…まぁお前に出会えて良かったよ』


ほどなくしてバーチャ5が入荷した

もうあいつは来ないだろうが、俺はアキラを動かしながらあいつを待つ。

男にはもう一つのバーチャがある。
確かな友情というバーチャが


駄文失礼しました

ここ超ｲｲ！

あいつは突然俺の前から姿を消した…
忘れもしないあの秋の事。あいつはいつもの様に一人でｹﾞｰｾﾝに駆け込んで来た。
俺はｱﾙｶのOM攻略ﾍﾟｰｼﾞを見ていたが
あいつを目の端に捉えると本をﾊﾟﾀと閉じ
陽気にいつもの挨拶をする。
「ジャンボ（おはよう）！」
するとあいつは
「アフリカか！」と微笑みながら返す。
これが俺とあいつの挨拶だ。

俺は仕事帰りの疲れたあいつを休ませる間も無く切り出す。
「ﾊﾞｰﾁｬﾛﾝ？」

これは俺とあいつの間では『ﾊﾞｰﾁｬﾙﾌｧｲﾀｰｵﾝ（ﾊﾞｰﾁｬする？）』
の略称として
既に浸透している。
疲れているハズなのにあいつはちょっと苦笑いをしただけで
「OK！ﾊﾞｰﾁｬﾛﾝだ」
と快く承諾する。

互いに100円を入れると
俺はｱｲﾘｰﾝ、あいつはｼﾞｪﾌﾘｰのｶｰﾄﾞを挿した。
勝負は数分でケリが着いた。始めて一週間の転がり回るだけの猿娘が、五段の膝と投げしかしない悪漢に勝てるワケが無い。

俺は反対側に行き、あいつのﾌﾟﾚｲを観戦する事にした

五分程経った頃あいつに乱入者が現れた。

画面を見ていた俺とあいつは、相手が挿した10段ラウにｶﾞｸﾌﾞﾙした。乱入者の腕前はスグに見せつけられる。
「ｱｲｴｰ、ｱｲｴｰｱ!」ラウがｸﾙｸﾙ回ったかと思うとあいつの使う悪漢は脆い糸人形の様に地面に崩れ去った。

「（膝と投げだけじゃなぁ）」と俺は心の中で呟いたが
あいつは何故か泣きじゃくっていた。

「ﾃﾞｨｵｰｴﾇｴﾑｱｲ！（※ﾄﾞﾝﾄﾏｲﾝﾄﾞの略のﾄﾞﾝﾏｲ =donmiをﾛｰﾏ字で一々言うのも俺達の決まりだ）」と俺は懸命に励ます

しかしその甲斐も無くあいつから信じられない言葉が！
「meﾊﾞｰﾁｬやめちゃうぜYO」

当然俺は必死になって止めようとしたが
寒い時期なのでそれより大切な事があるだろうと思い
「寒気がするからそのﾏﾌﾗｰ貸して」
と本音を言ってしまった。
あいつは怒り狂ったかと思うと次の瞬間には江頭2:50の様な動きでｹﾞｰｾﾝを飛び出した

周りからしてみれば意味不明の痛い奴だと思うだろうが
小さい頃からこのスレでは語り尽くせない程あいつとの思い出がある俺にしてみれば
意味不明だった。

ともかく俺はあいつがVFを辞めると言った事を心の中で寂しく思いながらその日は帰宅した。

そして次の日。
俺はニートなので朝っぱらからｹﾞｰｾﾝに行ってみる。

「さすがに9時はｶﾞﾗｶﾞﾗだな」と思いつつ
絶好の猿娘練習ﾀｲﾑを満喫する…

二分ぐらい経っただろうか…何故か乱入者が現れた。
しかも五段のｼﾞｪﾌﾘｰだ
俺は胸が熱くなるのを感じた。対戦は膝と投げしかしないｼﾞｪﾌﾘｰの勝利に終わった。

俺は反対側を覗き見る…やはりあいつだ！

あいつも俺に気付く。俺はあいつに背を向け運良く持っていた目薬を注す。

あいつが俺の肩を叩く「よう…え？お前なに泣いてんだよ」
あいつが言った
「お、お前辞めるつったじゃん(涙目)」
俺がそう言うとあいつは「俺流のｻﾌﾟﾗｲｽﾞや俺からVF取ったら何が残る？」とかなんとか「何もねぇクズだなｗ」と俺が皮肉を言う。

そう忘れもしないあの秋の事。
つーかぶっちゃけ一昨日の話。

男にはもう一つのﾊﾞｰﾁｬがある。
ﾊﾞｰﾁｬ（忘れようとしても）と言う名のﾊﾞｰﾁｬ（忘れられない）が

>>270-275
を書いていて気付いたんだが、
携帯からでも500文字ぐらい打てるのな。
一々200ぐらいで区切ってたよ。
長い&ウザい&一々レス番取り過ぎでごめん。
面白く無いだろうけど一応ほとんど実話と
俺の精一杯のギャグで書いたつもり。

どうしても書きたかったから許して下さい

>>275
どうしても書きたいなら自分の掲示板にでも書いてくれorz
>>260-263
みたいな感動の流れがブッタ切りじゃないか(ノД`)
課長！昇段戦ガンガレ！

>>276
本当にごめん。
この2chって所も友達に最近初めて聞いて
来たばかりだから
全然ルールとか分からないけど楽しそうだったから書きました。
自分の掲示板？そんなの持って無いんですがどうやったら作れますか？
迷惑をかけた事は反省しているので次からそこに書こうと思うのですが…

>>277
十年早いんだよ！

>>278
なぁ〜んちゃってっ!!

>>263乙。仕事大変だろうけど頑張れ！！

>>277たまにはこういうのもいいんじゃないか？オレは>>273のが意外にウケたwww

>>277
応援してるよ。
また書き込んでね。

>>277
見所あると思う｡
バチャ男クラスの書き手を目指せ！

もう一つのじゃなくて普通のバーチャ読み物スレになってるな
好きだからいいけど。
>>277
迷惑なんてしてないと思うぞ
感想なんて人それぞれだから>>276みたいな意見の人もいるし、面白いと感じる人もいるってことで。

書きたい時に書きたいように書きまくれ！

ここがもう一つのバーチャになってる奴もいるみたいだな
嬉しいような、ちょっと寂しいような…

>>280-284
ありがとう。
だけど>>276や>>278の様に不快に感じる方も居るようなので
しばらくはこのスレを見ているだけにしようと思います。
自分はまだ工房で、文才も未熟ですので
バチャ男さんの様な文才になってから書こうと思います。
なれるかは分かりませんが…

俺的には

金曜日のバーチャ＝昔の彼女≧バーチャ男≧バーチャ課長＞斎藤編＞兄さんとバーチャ

な感じ

>>287おまｗｗｗバーチャ課長ってｗｗｗ確かにその通りだが、なんか吹いたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

バーチャ課長ｗｗｗ響きがサマーソルトバロスｗｗｗ

>>286
作品を発表する事を恐れるな。
反応を見れば反省にもなるだろ？
意見が出れば参考にできるだろ？

書きたい時に書きたいように書きまくれ！

今日も俺は早々に大学の講義を抜け出してゲーセンに来ていた。
「こんな時間に誰もいるわけないか…練習でもするかな…」
そう思い、コインと作りたての影のカードを筐体に流し込んだ。
「出ないなぁ…」
朱雀飛翔脚の練習してもう彼此何時間経つだろうか、一向に出る気配がなく、俺の影はただ宙を飛び跳ねているだけだった。
学校帰りの高校生の姿も見えはじめ何となく気まずくなった。
指も痛くなってきて諦めて半ばヤケクソにCPU戦をこなしていた。
するとでかいスポーツバッグを持った大男が俺に話し掛けてきた…。

「お前何してんだよ」
男の顔を見上げると同じ大学のＡだ。
ラグビー部の部活の帰りなのか首からクタクタになったタオルを下げている。
こう見えてもこのゲーセンでは名うての影使いだ。
「朱雀出ねぇよ…向いてないよな」
俺はそう告げなんとなくバツが悪くなりCPU戦の途中で席を立とうとした。
するとＡは鼻で俺を笑い腕をギュッと掴んで俺を再び座らせた。
そして習字の先生のように後ろから俺の両手首を掴み影を動かし始めた。

「おっ…、お、おい…」
俺は声にならない声をだし、もはやされるがままだった。
Ａは「こうやるだよ!!」と言わんばかりに朱雀を見事に決めていく…何回も何回も…。
Ａもだんだんノッてきたのか荒々しい鼻息が幾度となく俺の耳元をかすめた。
厚くて熱い胸板を背中に感じ、汗の乾いた男の、否、獣の刺すような匂いで頭がクラクラしてきた…
俺の全身の血液が下半身の一部に集まってるのを感じた。

「おい、コツ掴めただろ？今度は一人でやってみろよ…ん？なんだか様子が変だぜ？」
Ａにそう言われたが心臓の動悸を止めることができなかった…。
俺は何か悶々としたものを押さえる事ができず、
「ま、また頼むよ…」
そう言い残してそそくさとゲーセンを飛び出した…

男にはもう一つのバーチャファイターがある。
男という名のバーチャが。

これはいいウホッですね

>>293
アッー！

>>293
>>295

アッ―！！www

次回
俺の影とやらないか？
お楽しみに

「ちょっとゲーセン寄っていい？」

彼は私にそう尋ねる。

その質問に嫌だと答えたことはない。嫌だと言ってもどうせ無意味なんだろうと思う。私は「うん」と答えて、彼と一緒にゲーセンに入る。

格ゲーやるのに彼女ゲーセンに連れてこないでよ、と一度でいいから言ってみたい。でも私の長い買い物に嫌な顔一つせずに付き合ってくれる彼にそんなこと言えやしない。

彼はいつもの様に財布から妙なカードを取り出し、機械に差し込む。

バーチャファイター５と名がつくそのゲームは、折角のデ−トの時間を大きく削る。

現実に存在するかの様なリアルな人間達が、現実にはなかなかありえない様な動きをしながら画面の中で戦うゲーム。

それだけ。

でっかい剣とか拳銃とかビーム出せる人は出て来ない。彼に言わせれば、そういうこと言う奴は何もわかってないらしい。

くねくね動くちっこい爺さんを躊躇なく蹴り飛ばす外人の女。高齢化の時代によく問題にならないものだ。

私は後ろから彼が動かしてるサラとかいう女を見る。

私なんかよりずっと美人で、背が高くて、細くて、手足も長くて、胸だっておっきくて、どう考えても100円じゃ安過ぎる。

たった100円で彼の目をキラキラ輝かせて、夢中にさせて、100円ずつ貢がせる女。

正直うらやましい。

私は無料なのに。たった100円の差でこんなにも女は違うものか。

爺さんが負けると、次は中腰の美青年との戦い。カマキリみたいな変な構え方。足と腰の負担を考えただけでウズウズする。

その美青年をも躊躇なく蹴り飛ばすサラ。あんな中腰だからキックが届かないのは誰が見たって明らかなのに、美青年は背筋を伸ばさない。

サラは見事に美青年に勝利して、いつもの決め台詞を吐く。

Know your limits next time.

私に言ってるみたいでむかつく。

どうやら彼は昇段したらしい。

彼は振り返り私に笑顔をみせる。

っていうか段とか級とか、どの数字を持ってるのが強いのかいまだにわからない。

ニューチャレンジャーの文字が画面いっぱいに広がって、見ず知らずのファイター達にまたデ−トの時間を削られる。

今度は仮面を被った男と戦い始める。この男は何だか背が低く見える。

私は彼から離れて自動販売機でジュースとコーラを買いにいく。

画面の中の女に100円貢ぐよりも、20円足してジュースを飲むの方がどう考えてもお徳に感じてしまうのは私だけなんだろうか。

戻ってくるとサラは忍者と戦っている。忍者は人前に出て来ちゃ駄目じゃない？サラは忍者にありえない位高く投げられ、落下中に殴られて倒れた。

「はい、昇段祝い」

コーラを渡すと彼は照れくさそうにお礼を言った。

結局彼は更にサラに500円を貢いだ(駄洒落？)。

最後に彼とプリクラを撮って帰る。始めの頃は嫌がったけど最近はそうでもない。私を放ったらかしにしていて悪いと思ってるから？

少し不機嫌な私に彼は気付きやしない。

駅まで送ってもらって、私は帰路につく。

煙草臭いゲーセン臭が染み込んだ服を洗濯機に放り込む。煙草の匂いは大嫌いだったのに。彼と一緒の空間にいたいが為に最近はもう完全に慣れてしまった。

熱いシャワーを浴びる。

パジャマ姿でまったりしてたけど、ふと思い出して私は髪を縛りポニーテールにしてみる。

スクッと立上がり、電気の紐を揺らす。

一本足で立って、もう片方の足で宙を舞う紐の先の玉を蹴ろうとする。

でも脚は上がらす膝から先もサラの様に速くは動かない。
私はふて腐れてベットに飛び込む。

手帳からさっき撮ったばかりのプリクラを取り出してボッーと眺める。そこには笑顔いっぱいの２人がいる。２人だけの世界。

ここで私は今日初めてサラに勝った気分になる。

私もマーシャルなんとかを習ってみようかなぁと思うが、それこそ無駄な時間。実際に存在するかもわからない。

そんなんこと考えながら一人クスッと笑ってみる。

私には私の戦い方がきっとあるハズ。サラよりいい女になってやる。

I'm no pushover,sweetie.

女にももう一つのバーチャがある。
嫉妬という名のバーチャが。

話はまだ終わらない。

この物語の主人公は、実は彼の方、つまり男なのだ。

男はしばらくロムるなんていいながら、なんとまたこつこつと駄文をしたためていたのだ。

そしてまた、金曜日の夜に２ch投下する自己満足を、男は味わう。

俺の妄想は止まらない。

男にはもう一つのバーチャがある。
脳内彼女という名のバーチャが。

デート日記ですか？

騙された…

>>302
面白い試みだとは思うし、実際に笑ってしまった。
が、女の立場で書いたという照れからきた蛇足だと思う。
夢落ちというモノがいい印象を与えないのと同様に必要がない付け足しに感じた。
肝心の物語部分はいい出来具合だと思う。
だから恥ずかしがる必要はないよ。堂々としていればよし！

脳内彼女ﾜﾛｽwww

ふつーに読めるし笑えたｗ

>>302
オチで泣いた

高齢化だの足腰の負担だの、小技が利いてていいなｗ

面白いモノを作る人はそれだけで褒められる価値がある


まぁ、要は面白かったｗｗｗってことよー

俺は鉄拳ばっかでﾊﾞｰﾁｬやったことないんだけど、ここの住人のﾊﾞｰﾁｬに対する思いが伝わってくる。ﾊﾞ-ﾁｬってスゲーいいゲームなんだな。まあ、なんだ、とにかくﾊﾞｰﾁｬとおまいらに乾杯ってことだ！

>>302
よくぞ帰ってきたwww

今日も仕事が終わった
部屋に帰り青い作業服を脱ぎ捨てると上はロンティー下はＧパンに手早く着替え財布の中身を確認する

1000円札5枚 これから遊びにいって十分に不足しない量である

(最近バーチャ始めたしヴェネッサの練習でもしようかな)

そう考えながらチャリを漕ぎ環境のいいゲーセンへ…

ゲーセンに着いた俺は誰もプレーしていないバーチャにまっすぐ向かう 100円を一枚入れノーカードでベネッサを選択する
今日の課題は技のリーチの把握 DMからの攻めの組み立て…とはいってもCPU相手に得られるものはとても少ない
いつものごとくデュラルを見ることもなくゲームオーバーになる

特に収穫もなくゲーセンを後にし家に帰る

その帰り道会社の先輩とすれ違った 俺は先輩に声を掛ける

「お疲れ様っす！」

「おお！またゲーセンか？」

「そうっすよ！いやぁ調子悪かったですねぇ」

俺がそこまで言うと先輩は少し顔を曇らせた
「お前さ…もううちに入って半年じゃん でもさ仕事はあんまり覚えれてないよな」

先輩の突然の言葉に俺は少々面食らっていた 確かに就職して半年俺は今の仕事の内容をはっきりとは理解してなかった 俺が黙っていると先輩が口を開いた

「ゲーセンも良いけどさ…そろそろ(これからのこと)考えた方がいいんじゃない？」

「え？」

「バーチャも鉄拳もビーマニも良いけどさ…仕事覚えろよ！ お前が仕事出来ないと俺達まで怒られんだよ！」

「…すいません」

先輩は俺の言葉を聞くと俺の肩に手を置いた「まぁ明日も仕事だしゆっくり寝ろよ」

「お疲れ様っす」

言葉を交わし先輩とすれ違う

先輩は俺の言葉を聞くと俺の肩に手を置いた「まぁ明日も仕事だしゆっくり寝ろよ」

「お疲れ様っす」

言葉を交わし先輩とすれ違う

部屋に戻り布団に仰向けになる 今日使わなかったベネッサのカードを蛍光灯にかざすと先程言葉を交わした先輩の顔が浮かぶ

(明日も仕事か…)

そう思いながらベネッサのカードを財布にしまう

(悔しいなぁ)そう思いながら睡魔に身を任せる

男にはもう一つのバーチャがある 仕事と言う名のバーチャが

>>298-302
面白すぎる。彼女視線の部分ですごく引き込まれて最後で盛大に笑いながら泣いたｗ

>>316
GJ!!実話？
何故にカードを挿さない？ｗ

>>303-312
読＆レスありがとー
>>303にﾜﾛﾀｗ
>>305
どうしても最後は、男には…で終わらせたかったのさｗｗｗ

>>317もさんくす。

今度こそはしばらくROM専に戻るっ!!ｗｗｗｗｗｗ
(･ω・｀)ﾉｼ ≡3

うふふっ。今度のは我ながらいいセンス。
　リングネーム「かげまる子ちゃん」、チーム名「パンチラクオン」……。
　プッ。
　ＣＰＵ戦をしている間にも、ついつい自分の面白すぎるリングネームに目が行ってしまう。
だってあーた、キャラクターはアキラなのに「かげまる子ちゃん」っすよ？　
「おまwwwwちょ、キャラ違う上にﾊｹﾞﾜﾛｽなﾈﾀ振りですねwwwww」
　ってｳﾌﾟﾌﾟ笑いと共に突っ込まざるを得ないでしょこれはwwww。
このゲーセンの常連になって５年目で、初めて誰かに話しかけられるかもしれない予感に私の胸は高鳴った。
　もちろんチーム名の方も大丈夫だ。突っ込まれても大丈夫なように、
「あっやべっ、パンクラチオンって入れたはずなのに！　別にＢタイプコスのサラにダウン後、
頭付近をダッシュニー裏周りされたからってわけじゃないんすよ？」という、爆笑ものの言い訳まで用意してある。
　これで他の常連グループのバーチャトークに私も加われるに違いない。そして、その中の１人の妹かなんかと知り合ってだなあ…
バーチャ強いんですねカッコイイ的な流れになって…ｳﾌﾟﾌﾟｯ笑いが止まりませんなあ……。

　などと約束された幸せな未来に浸っていると、いつの間に乱入されていたのだろうか、
常連のジャッキーに私のアキラが無抵抗でボコられている最中だった。既に２本取られている。
「ちょwwww、おいおいwwww」
　今日は初めてゲーセンで知り合いが出来る日だ。気が大きくなっていた私は、
思わず、親友をたしなめるような半笑いの独り言を楽しげにつぶやいてしまう。
　捨てゲーと勘違いしていたのであろう。明らかに動揺しているジャッキーを攻め立て、
私のアキラはあっさりと逆三タテを決めてしまった。
　モニターの向こう側で人の立つ気配がした。
おっ、来るぞ来るぞ〜。歩み寄る常連に、私はこぼれんばかりの笑顔を向けた。
そして私の横に立った常連が

「寒いリングネームで人生は捨ててもゲームは捨てないってか？」

　…………。

　男にはバーチャがある。
　孤独という名のバーチャが。

>>320
RNとチーム名見て普通に吹いてしまったｗ
なんかくやしいｗ

>>318 悪ぃおそくなった…316だが乱入されなかったからって答えでおkかな？

>>323
┏(<●>皿<●>)┓ﾜｶﾗﾈｪ.ﾊﾞﾁｬ初心者？

>>324 かなり初心者…1週間くらい前に始めたよ

>>325
┏(<●>口<●>)┓カードは100円入れてキャラ選択画面で挿入。乱入されてから入れても遅いよ。

235ですが　よかったら感想を聞かせてください

ある金曜日、午後6時前ぐらいの出来事だった。
バッティングセンターに併設された大き目のゲームセンターには
リンドバーグが5組も設置され、休日には結構な賑わいを見せる。
しかし、この時間は人もまばらで筐体にも空きが多かった。
そんな中、小学生ぐらいの子がようやくカードを作ったのか
10級NO-NAMEのジャッキーでCPU戦にいそしんでいた。
周りには常連がちらほらいたが誰も彼に乱入することは無かった。
そのジャッキーの動きを少し見るだけで本当の初心者だと分かったし、
今の時期、新規でバーチャを始めた彼にみんな懐かしさや
感慨めいたもの感じていたからだと思う。
しかし突然、乱入者が現れた。作業着姿に頭にはタオルを巻き全身には
ペンキやらの汚れがひどかった。
その男は6段のジャッキーで名前も自己PRも期待を裏切らずアレだったし、
戦い方もアレだったのを覚えている。
いうまでも無く対戦の結果は作業着の男の勝ちに終わった。
対戦後も小学生は少しの間、台に座っていたがよく分からないという表情で
台を離れた。その後、直ぐに常連の一人が作業着の男に乱入した。
10段のアキラで試合回数も多い。あっという間に3タテで作業着の男を倒してしまった。
その後、作業着の男は連コインをしたが、完全に封じ込められ１セットも取ることは出来なかった。
その様子を小学生も常連のアキラ使いの直ぐ後ろで見ていた。
アキラ使いは、振り返って他の常連と話をしたりしていたので、小学生と目があうこともあった。
その目は、「仇は取ったがその以外は何もしてやれない」と語っていたように思う。
アキラ使いがどれだけ強かろうが、小学生のジャッキーは弱いままなのだ。
暫く小学生は、アキラ使いの対戦を見ていたが、
アキラを見ていたのかアキラ使いを見ていたのかは分からない。

後日、彼はアキラを使い始めた。
カード代は小学生にとって決して安いものではないだろう。

男にはもう一つのバーチャがある。
あこがれという名のバーチャが。

↑何こいつ

│
│　　>>329ｶﾞﾅｾﾞｵｺｯﾃﾙｶ
(・∀・)　　ﾜｶﾗﾝｶﾗ
⊂　　)　　　ﾔｼﾞﾙｼﾆ
⊂＿／　　　ﾌﾞﾗｻｶﾞｯﾀﾖ
│
│

http://e.pic.to/u81k

>>328
いい文章だと思うがな。
読んでて最後グッときた。
ホントにここは泣き笑いの良スレでつ。

なのにせっかく書いた文にケチつけんなよ！

>>330
ｶﾜﾕｽ

>>328
ｼﾞｰﾝときた　

レイ・フェイ聴きながらこのスレ読んだらかなり悦に入った、ﾊｽﾞｶｼｽorz

>>335
あの坊主は歌も歌うのかっ!!!?

デビューシングル「雑魚が」

一応まじ話です。

4の時代、
俺は毎日仕事が定時に終わるといつものゲーセンに向かいバーチャをやるのが日課になっていた。

腕はまあ中の下くらいで3段と2段をいったりきたりのｺﾞｳ使いだったが、常連たちとの対戦がたまらなく面白かった。

しかし中には反りが合わない常連もいて、同じ福○県なのに宮○県のバーチャ仲間と仲がいい奴がいた。
そいつはジャッキーを使っていたが、正直腕はそんなに上手いレベルではなかった。

俺は4からバーチャを始めて、周りの常連たちのアドバイスもあり、メキメキと実力をつけそいつと互角に戦えるまで成長した俺を奴は気に入らなかったんだろう。

ゲーセンの常連たちも奴と話はするが、そこまで相手にしていないという感じだった。

あれは忘れもしない。ある日いつもの様にゲーセンにいくと奴が一人でCPU相手に練習をしていた。
俺はしばらく見ていたが対戦相手がいなかったのと、奴が負けそうだったので乱入した。
チャリ〜ン…

カードを読み込み名前が出た。
多分俺だと分かったに違いない。

結果は3試合戦い俺は負け越してしまった。
仲良くしたかった俺は自分でも感じなかったが奴に引け目を感じて手を抜いていたのかもしれない。

俺はカードを抜くと1P側に回り込んだ。

「お疲れ様です」
俺は頭を下げた。
しかし奴は無視した。
一瞬戸惑ったが続ける。
「いやぁ、あそこであの技が来るとは思いませんでしたよ…」

しかし奴は無視。
と思うとこちらを一瞬見て呟いた、いや、吐き捨てたのかもしれなかったがこう言った。
「まだ攻撃パターンが同じ」

奴はそう言った。

ああ、なるほど。
それを言われた俺はバーチャの壁を一つ超えれる気がして続けた。
「だから○○さんは…」
そういいかけたとこで奴は

「うざい！邪魔なんだよ。ちっと周りにチヤホヤされるからって調子にのんなよ」

そこで会話は終わり、俺は隣りの台でCPU戦をやっている間にやつはいなくなっていた。

その出来事以来、お互いに避ける生活が続いた。

ゲーセンに先にいるのをみかけたらお互い別のゲーセンへ行く、
そんな日々が続いていた。

その間に俺は8段に昇格したが奴は5段にしかなっていなかった。

俺が上達したのだろうか？
しかしあの日以来、対戦することはもうなかった。

そして忘れもしない五月の晴れた日の出来事だった。

俺はいつものように仕事を終えるといつものゲーセンには行かず福○市内に遠征に向かっていた。

有料道路を運転していた時、常連仲間から電話がかかってきた。

「もしもし？」
「あ、俺。今どこにいるの？」

「今は有料道路を走ってるよ。遠征に向かってる。」

「あ、そうなんだ。てことはまだあの話知らないみたいだな。」

「え？何？女ネタ？」
「いや、実はさ…○○が今日事故で亡くなったんだよ。」

「えっ！？」
一瞬理解できなかった。
「またまたぁ、いつもの冗談やろ？」

「いやいや、まじだって。だから今日今からお通夜だからさ、お前も来いよ。」

俺は急いでUターンすると家に急いだ。

嘘だ？
本当に死んだ？
何故？

頭の中をいくつもの感情が回っていた。

確かに死ねばいいのになんて不謹慎な事を思った事もある、しかしそれが現実になるなんて…。

俺は家に着くと礼服に着替えて仲間の待つゲーセンへ向かった。

長文はメモ帳で推敲・編集してからコピペするといいよ

到着するとまだ一人しか来ていなかった。

俺は軽く頭を下げると常連の横に座った。

そして○○は仕事中不慮の事故で生き埋めになり、掘り出されたときは…。

そうか、だから奴は宮○県の人とも中が良かったのか。
仕事があるからだったんだと初めて理解した。

次第に仲間が集まりはじめたが、まだ時間があったのでちょっとした大会みたいな対戦になっていた。
県内の有名な人、宮○のバーチャ知人など軽く30人は来ていた。

なんだか奴への弔いみたいに皆感じていたのだろう、勝っても負けても皆表情は暗かった。

そして時間が来たのでみんなで奴がいる場所に向かった。

中は重い空気で誰一人言葉を発せる状況ではなかった。

一人一人焼香をすませて奴の顔を皆覗きこんでいた。

みんな長い間見ることはできなさそうだった。
そして俺の番、おそるおそる覗きこむと

すごく綺麗な顔をしていた…。
所々泥がついていたが時間がなかったのだろう。

ふと妙な感情に襲われ奴への憎しみの感情が涙とともに洗い流されていくように感じた。
皆泣いていた。

あれほど無視だの嫌いだの言っていたのに。
しかし同じゲームを、同じ時間を、同じ苦しみや楽しさを経験した仲間だった。

その時初めて気付いた

お通夜も終わり、常連の一人がこう言った。
「俺、○○のカード貰ったよ。あいつの意思は俺が受け継ぐ。みんなも使い終わったカードをあいつに送ろうぜ」
そう言うとみんな使い捨てたカードを奴の遺影前に置きにいった。
しかし俺は自分の8段のメインカードを奴の遺影前に置いた。

みんな後から聞いてびっくりしていたが俺はその日以来引退した。
どうしてもバーチャをやってると奴の言葉が頭に浮かぶからだ。






「同じパターンだな」



5が出てからまだ一度もやっていない。
今でももう一度奴と対戦したいと思う時がある。
たまにゲーセンに行くとあの日の奴と同じようなプレイヤ〜たちをみかける。

しかしみんな仲間であることに変わりはない
奴が死んでもう三年。きっと奴は5もやっていただろう。
そんな事を考えながら俺は遠くから固体を眺めている。

男にはもう一つのバーチャがある。

哀愁という名のバーチャが…

>>247
ついでにお前も死ねば良かったのにな･･･

　よし。
　奴の癖は細部に至るまで全て頭に叩き込んでいる。
　――失敗する要素はない。俺は深呼吸をし、満を持して乱入した。

　あくまでも慎重を期するため、まずは一本捨てて様子見をする。
奴のジャッキーが俺のアキラを猛烈なラッシュで攻め立てる。
きっと俺が防戦一方だったように見えたことだろう。結果、完封された。
　二本目は俺のアキラが、蓄積していた奴のデータを一本目の結果で微調整し、
的確な試合運びで巻き返す。
　三、四本目は僅差で星を分け合った。
　地道な観察の甲斐あって、俺は実戦でも奴の行動パターンを完全に見切れていた。
困った時の下パン連打、受身起き攻め時の馬鹿の一つ覚えのミドルスピンキック、
フィニッシュを魅せ技で決めたがる寒い癖、学級崩壊クラスの児童のような、
やたらと頻繁なスライドシャッフル……。
　そしてついに最終ラウンド。

駄文読んでいただきありがとうございます。
なんか5やってみたくなりました。

相変わらずのワンパターン攻撃を繰り返すジャッキー。俺は狙いが成功するのを確信した。
じわりじわりと体力が減り、見事な立ち回りで流れを支配する。自分でいうのも何だが本当に
いい試合だ。最後に大技が綺麗に決まり、エクセレント。勝負あった。
　

「いやーッ、さっすが課長！　強い！　やっぱり１からやってる人は違うなあ。
最終ラウンドまで行きましたけど、俺のアキラじゃ課長のジャッキーには、全然かないませんよォ」

　モニターでは、サマーソルトキックのリプレイが三度繰り返された後、
ジャッキーが勝利のポーズを誇らし気に決めていた。

　
　男にはもう一つのバーチャがある。
　接待バーチャという名のバーチャが。

235です　　よかったら感想を聞かせてください！

投稿作品の中に
・>1のような渋い哀愁タイプ
・バチャ男タイプ
・お笑いタイプ
・次回予告
・その他
に分かれますね。
哀愁タイプにもメッセージがこめられた物にはグッっとくるものがあります。
でもバチャ男のレベルが段違いで凄すぎです。

男にはもう一つのバーチャがある。
「もう一つのバーチャ」という名のバーチャが。

たかがゲーセン仲間が通夜に行くのか？
・・・と、思った。

断っとくけど批判じゃないよ。

いやー行くよ普通
学校の友達が死んだら行くのと同じ

病んでるとしか思えない>>348(しかも安価ミスｗｗｗｗｗ)みたいなレスと朝比奈ってコピペ野郎を除いてまとめサイトにしたいな

>>356
朝比奈は透明あぼんしてて見えないｗ
まとめサイトは言い出しっぺが作る。これ法則。
ｗｋｔｋして待ってる。

>>355
焼香でカード燃やすんだよな？

>>357
残念なことに漏れは携帯厨。ISDNに繋がった超低ｽﾍﾟｯｸPCが家にあるにはあるが、10月中に回線解約予定らしいし。むりぽ。

俺は5からの新規ﾌﾟﾚｲﾔｰで始めたのは夏休みの最後の方だった
湾岸ﾐ(ryに飽きてきたので三国志大戦は高いのでVFを始めた

軽いｷｬﾗを好んだ私はｱｲﾘｰﾝを使い始めた｡
負けていたものの楽しいのでそれでよかった

1週間後に圧倒的に強い葵使いと対戦した
1ｾｯﾄも取れず更にその強さに惚れた私は翌日葵を作ろうとした

ｶｰﾄﾞを買った
同じ柄だった
友達に言った
要らないらしい

今…少年にはﾊﾞｰﾁｬがある
間違えというﾊﾞｰﾁｬが

>>360
俺のマジック貸してやっから。ホレ つ／
これでアイリーンとアオイってかいとけ。

>>361
　　 /＼＿＿／ヽ
　 ／　　　　　 ＼
　｜　　　　　　 ｜
　｜ """　 """　 ｜
　｜(●)　 (●)､ ｜
　 ＼_ﾉ(､_,)ヽ､ ／
　　／`ーﾆ=-"-ヘｷｭｯ
　_/((‖))＿＿i｜ｷｭｯ
／/ヽ_⌒)￣￣(_ﾉ＼
`/＿＿＿＿＿＿＿ヽ＼
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

　　 /＼＿＿／ヽ ＋
+　／"""　 """　＼
　｜(●),　 (●)､｜
　｜　_ﾉ(､_,)ヽ_ ｜
　｜　 `-=ﾆ=-′　｜+
　 ＼　 `ﾆﾆ´　 ／
　 ／ヽ､ ﾆ__ーノ＼
　|￣￣￣￣￣￣￣|ﾄﾝ
（_)葵　／##＼(_)
／|　　ヽ('A`)ﾉ　|＼
　|＿＿＿＿＿＿＿|

>>362
ガチで吹いたｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

俺はｱｲﾘｰﾝのｶｰﾄﾞを作った後にVFNETの存在を知らないのでﾀｰﾐﾅﾙでﾈｰﾑを決めた

2P側なので2Pでやってた人が見てきた


PRにﾌﾞ-ﾝを書いていた時だった





少年にはﾊﾞｰﾁｬがある
VIPPERというﾊﾞｰﾁｬが






おまけPRにて
それでは参りますなるほど
ｻﾞ ﾜｰﾙﾄﾞ!
で相手笑わせようとしたorz

>>361
書いていい場所と悪い場所ってあるかい？
同じ絵柄のカード2枚あってマジ困ってるんだが・・・

>>365
コンパスの針で表面削って名前書く
カードの側面に印

責任は持てない
ってか２枚ならカードの番号覚えればよくね？

（　＾ω＾）>>364元気だせお

4の頃は同じ柄ばかりだったお
５もキャラ二人使用で二枚とも同じ柄だお
種類ないと思ってたらたくさんあるんだの（　＾ω＾）

FTのカードなんてひどかったよ

>>367-369
参考になりましたありがとうございます

101 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/10(日) 01:12:35 ID:W6oi+OXB
バイト先の社員さんと一緒にゲーセンに行った時、
メインのレイフェイでＣＰＵ戦をしてたら、サラに乱入された、しかも相手は五段で同段戦だ、緊張が走る

対戦は勝ったり負けたりのシーソーゲーム、相手にそれほど強さは感じないのだが、レイフェイでサラ相手は少しやりにくく、ところどころでドラスマの餌食になっていた、

新着レス 2006/09/19(火) 00:31
149 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/15(金) 03:35:00 ID:iV1PbPrx
甘いよ！
新着レス 2006/09/22(金) 22:47
201 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/09/21(木) 22:48:18 ID:eH46jvO5
>>200
やってる事の意味がわからないのだが。説明してくれないか？
202 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/22(金) 03:

>>371
そんなにコピペがすきならまとめサイトつくってよ

かなり前、もうVF2の熱狂も過ぎ去った頃。
待ちに待ったVF3が地元のゲーセンに登場した。
アンジュレーション、リングアウトのない砂漠、
新キャラ葵、鷹嵐…。
俺は興奮した。それは進化したVFの登場ともに
はじめてあったライバルにより加速した。

最初の印象はDQN。
長髪で目つきの悪い、同年代らしきチンピラ。

対戦してみると初見のイメージから違和感を感じた。
戦い方がクリーンだ。俺は死体蹴りや今や死語となった
チキンなんてのも容認する派だったが、ソイツの
戦い方は違った。同じくらいの実力の人間とやると
VFは限りなく面白い。

やがて俺とソイツは少しずつ話し始め、やがて顔見知りと
なった。
ｔｂが出た時は必死になって変更点を研究しあった。

やがて俺の熱は冷めていき、次第にゲーセンにも行かなくなった。

そしてVF4稼動。
学校の近くのゲーセンでそれを見たとき、
正直あまり感動はなかった。
が、ふと思い立った。

地元に行けば、またアイツとやれるかも…。

俺は数年ぶりにゲーセンに向かった。



パチンコ屋だった。
個人商店だった小さなゲーセンは
3階建ての大きなパチンコ屋に変わっていた。
もちろん、アイツとはそれ以来会っていない。



日本にはもうひとつのバーチャがある。
総連というバーチャが。

…いや、コレはバーチャじゃないか。

　仕事で大きなミスをして、上司にこっぴどく叱責された夜。
　しこたま飲んで酩酊した男は、フラフラとゲーセンに入り込んだ。
「おっ、これがバーチャの最新作か…」
　２の頃の懐かしい思い出が蘇る。
　当時は狂ったようにやり込んだものだった。明けても暮れてもバーチャバーチャ。
　彼女よりもバーチャ、大学よりもバーチャ、就職よりもバーチャ。
　他人から何と言われようとも、男にとっては掛け替えのない充実した熱い日々だった。
　だが、流石に自分のやばさに気付き、ゲーセン断ちをして早八年…。
　懐かしさに駆られ、コインを投入し、スティックを握る。
　八年振りに再会したサラは、男の知っている彼女とは別人だった。
　ダブルジョイントパットで浮かない、コンボサマーソルトが繋がらない。
　ネックブリーガーの自動二択がない……。
「何だこりゃ」
　あまりの変貌ぶりに、思わず苦笑する。バーチャの登場人物も
　続編を重ねて、水戸黄門のように中の人が変わってしまったのだろう。
　そして、下パンチを主体とした２のスタイルでしか闘えない彼のサラは、
　乱入してきた新キャラの美少女にあっさり瞬殺された。
　――そうか、そうだよな…。
　男は悟った。もうとっくにバーチャを引退してたんだった、俺は。
　負けても悔しくない。技を知ろうとする気が起こらない。
　八年の歳月は、男をバーチャ狂から単なるおっさんリーマンへと変えてしまった。
　昔なら目の色を変えて、勝つまでやり続けたところだ。
　だが、男はあっさりとゲーセンを立ち去った。――立ち去れてしまった。
　今日のミスをどう挽回しよう。
　何もかも変わってしまったバーチャに対する寂しさを紛らわすように、
　男は明日の仕事について考えることに没頭するのだった。

　
　男にはもう一つのバーチャがある。
　思い出という名のバーチャが。

連れもおんなじこと言ってたな。
「DJBとネックの自動二択無いの？」って

朝比奈ってやつは何がしたいんだ？
190 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [ぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽぬるぽ] 投稿日： 2006/09/19(火) 01:45:32 ID:ZHkJLE5w
と、言われたいからやってる。
新着レス 2006/10/03(火) 23:00
207 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/22(金) 23:31:03 ID:pieD7699
>>195を読んで反省したつもりが、ネタくささいっぱい、狙い過ぎな駄文をまた書いてしまったorz
投下
208 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/22(金) 23:31:45 ID:pieD7699
あいつと初めて会ったのも、やっぱりこのゲーセン。

金曜の夜。あいつはいつもバーチャをやっていた。

良すれｱｹﾞ

とりあえずぬるぽ

一応ｶﾞｯ

>>1


いまだに下請けをバカにしているバカって存在するのか・・・・

>>380

バカにしてるんじゃないだろ
気の毒なだけ

オレもﾊｹｰﾝだが、会社の食堂でｹﾞｾﾝで知った顔をみる
ヤツは社員
嫌なもんだな

バーチャで越えられない壁のある対戦相手みたいなもの
オレは一生低段位の低賃金
金もなく結婚もできず、将来の見通しも立たない三十路越え


しかしふとたまに、何気なく上を見てみる、するとそこには青い空が・・・
忘れてたものを思い出すような感覚を一瞬だけ・・感じる

だからあきらめず、常に今より上を狙っていく

男にはもう一つのバーチャがある
人生というバーチャが

それバーチャじゃなくてリアル

リアルという名のバーチャファイターが

>380
1の解説をするとだな。
彼は強いジャッキー使いに純粋な憧れを抱いていたんだな。
強キャラとか暴れ云々は関係なかった。
ただ、会社で偶然ジャッキー使いを見かけたとき、一瞬バーチャの世界と倒錯してしまったんだ。
それに困惑しながらも、彼は自問した。
ジャッキー使いと共に高みを目指してバーチャで戦っていた俺は、
現実では戦っているのか？戦えているのか？と、
そして、ジャッキー使いにエールを送った。
「バーチャファイターたれ」と、
もちろん自分にも。

下請けとか社員とか派遣とか関係ないよ。
男にはもう一つのバーチャがある。

男にはもう一つのバーチャがある…


階級落差というバーチャが…

男にはもう一つのバーチャがある…


ダメな奴は何をやってもダメというバーチャが…

次回予告

バネッサ使いのニューハーフ、ジャッキー使いの男にクリムゾンランサー

お楽しみに

>>195を読んで反省したつもりが、ネタくささいっぱい、狙い過ぎな駄文をまた書いてしまったorz
投下
208 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/09/22(金) 23:31:45 ID:pieD7699
あいつと初めて会ったのも、やっぱりこのゲーセン。

金曜の夜。あいつはいつもバーチャをやっていた。
新着レス 2006/10/05(木) 17:30
377 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [age] 投稿日： 2006/10/05(木) 13:20:30 ID:poUNUwdE
良すれｱｹﾞ

>>384
生活安定してるとボケーとしてても毎日過ぎていく

人間死ぬかもしれない状況に追いやられると、当たり前に防衛本能が働く

そう、ﾊｹｰﾝのオレはもしかしたらそれほど遠くない将来に死ぬかもしれない
だからあの手この手を使いがむしゃらにやる

誰かを引きずり落としてでも這い上がる

絶対にあきらめない

男にはもう一つのバーチャがある
野望というバーチャが

追伸
労働者派遣法で定められた雇用の上限期間は1年だ
これを越える場合、社員として正式に雇用しなければならない

また、一年間派遣を使ったら、一定期間その職場で派遣社員は使えなくなる。勿論派遣社員を別の人に変えることも出来ないわけだ

会社も知らない（知らないふりをしてる）場合がほとんど

どうすればいいか

ヒント：連合or起業

かえって派遣にきびしくなってないか？

何がきびしいの？

職人キボン！

保守

毎週決まってこの時間、オレのウルフに
挑んでくるジャッキーがいる。
今日も２０試合近く戦っていた。
いつも７割ぐらいは俺が勝ち越している。

「やっぱ強いなァ」

悔しそうに言いながらこっちへ来る。
四連敗してひと息いれたくなったのか、
自分を負かしたオレの隣に座ってきた。

「いや、オレなんか大したことないって」

別に上級者とは言えない腕前には
過分な賛辞は恥ずかしい。

「だって最後の投げも抜けられて、
　何でもお見通しって感じ？」

ちょっとスネた目で見上げてくる。

「ニーストライク？あれはまっすぐ
　狙いすぎなんだよｗ」

笑いながら、ゆっくり画面に向き直る。
オレのあせりがバレないように。

「ウソは苦手な性分やねん。キミが
　誘うのがうまいねんもん」

オレが誘うのがうまい？ハハ…皮肉だな。
今までモテたこともないオレが。
今隣にいる娘に「メシでもいこーぜ」
の一言が言えないこのオレが。

「いや、オレはそんなうまくないって。
　ほら、そこでやってるアキラは強いで！
　そいつ結構丁寧に教えてくれるし」

そう。この娘にとってはゲーセンの顔見知り。
たまたま丁度いい練習相手なんだよオレは。

「アタシにとってはキミで充分。いっつも
　ゆうてるやん？キミのウルフ好きやねんて」

笑いながらそう言い、オレの肩をポンと叩くと
彼女は席を立ち、出口に向かって去ってゆく。

もう帰るの？
…その一言が出てこない。

「ほんならまた来るわ。キミと対戦するの楽しみ
　やから、来週も絶対来ててや」

帰り際、彼女は手を振りそう言うと、
ふわりと身を返し店を出ていく。

あ、今日はスカートなんだね。
…引き止める言葉は浮かばない。

「おう。じゃあな」

オレは画面を見たまま、右手だけ上げた。
彼女がもう一度振り向いたような気がした。
いや、妄想だな。過分な期待はするもんじゃない。


夜は更けていく。彼女は家に着いただろうか。
また来週、来てくれるかな。

男にはもうひとつのバーチャがある。
恋という名のバーチャが。

今回は２部構成。
続き投下

これから語るのは高校の頃の話。

「おーい早くしろや」

同じ高校に通う友人が寝坊した俺をせきたてる。

「終わったらバーチャだぜ？」

俺達はいつも一緒に学校へ行き、学校が終わるといつも同じゲーセンにいっていた。

「おいまた来てるぞ」

友人が俺に言った。
視線の先には女子高生。
その娘は、いつも格ゲーを見ているだけで、自分でプレイする事はなかった。
いつしか俺達の間では

「ギャラリーねぇちゃん」

と呼ばれるようになっていた。
違う高校だし、話しをした事もない。
ただ、女子高生が一人で、格ゲーをひたすら見つめている姿はかなり異質だった。

毎週決まってこの時間、アタシのジャッキーが
挑むウルフがいる。
今日も２０試合近く戦っていた。
いつも７割ぐらいアタシが負け越している。

「やっぱ強いなァ」

そう言いながら彼の方へ歩いていく。最後に
四タテくらって、もう集中が切れてしまった。
自分を負かした彼の隣に座る。
ちょっとずうずうしいかな…？

「いや、オレなんか大したことないって」

謙虚な彼はいつもそう言った。
その辺のヤツには負けないのに。

「だって最後の投げも抜けられて、
　何でもお見通しって感じ？」

負けたアタシを馬鹿にされた気がして
ちょっとスネて睨んでしまった。

「ニーストライク？あれはまっすぐ
　狙いすぎなんだよｗ」

笑いながら、彼は画面に向き直る。
ステージデモなんて見なくてもいいじゃない。

「ウソは苦手な性分やねん。キミが
　誘うのがうまいねんもん」

スキがありそうで、すぐはぐらかす。
人が気になる仕草を心得てるね、まったく。
…まさか、気付いてるから冷たいの？

「いや、オレはそんなうまくないって。
　ほら、そこでやってるアキラは強いで！
　そいつ結構丁寧に教えてくれるし」

また。アタシはアキラに興味はない。
練習だけなら近所のゲーセンで充分。
わざわざ遠いココまで来るかっつーの。

「アタシにとってはキミで充分。いっつも
　ゆうてるやん？キミのウルフ好きやねんて」

このヤロウ、の言葉を笑って隠す。
席を立つ時にっくき男の肩を叩いてやった。
せめてこれぐらいはいいよね。

“キミのウルフ”？どうして“キミがすkix@z
…その一言が出てこない。

「ほんならまた来るわ。キミと対戦するの楽しみ
　やから、来週も絶対来ててや」

彼に手を振りそう言うと、未練がましくゆっくり
身を返し出口に向かって歩いてく。

いつもジーパンなんだけど、
今日はスカートなんだよね。

「おう。じゃあな」

アタシは彼の返事にもう一度振り向く。
お気に入りのスカートが動いて目立つように。
…彼は画面を見たままだった。


夜は更けていく。彼はまだあの店にいるのかな。
また来週、来てくれるかな。

乙女にはもうひとつのバーチャがある。
恋という名のバーチャが。

>>397さんごめんなさい！
連続投下してたもんで気付きませんでした。
>>394-396
>>398-399までなので
400からもう一度どうぞm(__)m

確認しないで書き込んでしまた…邪魔してすみません(__)

>>400乙。互いの視点からってのはまた新鮮な感じですなwww

>>401も乙。まだ途中だよね？続きよろ。

最近このスレ停滞気味だったからどうなる事かと心配してたwww

「あ〜いるな…なんかメロンパン食ってるぞ？つーか、とりあえずバーチャでしょ」

異質な存在ではあったが、俺達のギャラリーねぇちゃんに対する興味は、
「店にいる、いない。」
だけで、まぁど〜でもよかったし、ゲーセン以外で話題になる事も無かった。

そんなある日、帰宅途中に友人が俺に言った。

「明日休みだし、たまには駅前のゲーセンいかね？」

「そうだな」

その時の俺達にはまだ、その店でなにが待っているかなんて知る由もなく、つーか別になにも考えてなかった。

sageすぎ

>>400乙 好き合ってるのに気付きあえない二人…いや空想でもこの二人には幸せになって欲しいよ


バチャ男もそろそろ新作を書いてほしい所

あいつと初めて会ったのも、やっぱりこのゲーセン。

金曜の夜。あいつはいつもバーチャをやっていた。
新着レス 2006/10/05(木) 17:30
377 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [age] 投稿日： 2006/10/05(木) 13:20:30 ID:poUNUwdE
良すれｱｹﾞ
新着レス 2006/10/07(土) 22:57
389 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/10/07(土) 00:50:14 ID:6P9R2GbU
>>384
生活安定してるとボケーとしてても毎日過ぎていく

人間死ぬかもしれない状況に追いやられると、当たり前に防衛本能が働く

そう、ﾊｹｰﾝのオレはもしかしたらそれほど遠くない将来に死ぬかもしれない
だからあの手この手を使いがむしゃらにやる

>>400 お前が良ければその続きを書きたいんだが…

おkなら返事レス頼む

>>407
オケー。楽しみに待ってまつ。

毎週決まってこの時間に俺のウルフに挑んでくるジャッキーがいる
今日も20戦近く戦っていた

「やっぱ君強いって」

いつもの如く悔しそうに言いながらこちら側の席に座る
俺への連勝が3で途切れたことで集中が切れたのだろうか

「ジャイスイぐらい抜けなよw」

少々からかいながら俺は画面に向き直る
内心どきどきしてるのを笑顔でかくして

「もー…悔しいなぁ」

少女は言って俺のウルフの動きをめで追いかける
俺がデュラルを倒しカードを取ると少女は立ち上がった

「アタシ帰るわ！また来週来ててな」

ほなと手をあげると出口に向かって去っていく
今日はいつも通りのデニム…それを指摘したらキモがられるだけか
「おう、また来週」
俺は画面を上げたまま右手を上げた

隣のバーチャは対戦者待ちのようだ
俺は対面に回りこみ対戦台に座ろうとした

そのときちらりと先程の少女の姿が見えた

誰かと話しているようだが彼女は明らかにその相手に嫌悪感を持っているようだった

何か嫌な予感がする その直感が俺の足を出口ふと進ませた

「最近の若いのはぶつかって謝ることもできひんのか！」

男の怒号が聞こえてくる その声は明らかに酒気を帯びたときに発せられるものであった

少女はおしだまりうつむいていた 酔っ払い相手にあまり長時間絡ませるのはよろしくない

少女が俺に気付いたようだ 俺を確認するとほっとしたような表情を見せる

行くしかない…

少女は俺を慕っているからあんな顔をしたのだ ここは少女を酔っ払いから引き剥がす それだけだ

「行くぞ！」

言って少女の手を引きゲーセンに入る 少女は少し面食らっていたがかまわない 助けているのだから多少の強引さは目を瞑って貰おう

「どこか隠れてたほうがええんとちゃう？」

少女は少し震えた声で俺に言う 俺は頷くと手近なプリクラに入った

「大丈夫だよ」

少女を安心させるために笑顔で話しかける
少女は落ち着きを取り戻したのか俺の顔を見るとにっこりと笑った
「ありがとう」

少女は言うとクスクスと笑い始めた

「ん？どうしたん？」

「いや…君ホントに誘うのが上手やね」

「意味分かんねえよ」

苦笑しながら俺はプリクラの筺体を見る

(ちょっと誘ってみようかな)

プリクラくらいならどうって事はない

「なぁ…プ…プリクラ一緒に取ろうぜ」

声が上擦った
少女じょはそれを見て笑った
「そんなどもらんでもいいやんw」

少女は言って200円を入れた
俺はあぁと言って200円を入れる

そこが俺と彼女のスタートになった

男にはもうひとつのバーチャがある小さな勇気と言う名のバーチャが

既存の話に被せるって難しいな…

駄文スマソ

ソニックの格ゲー有ったよね、バーチャみたいな奴。

どうすればいいか

ヒント：連合or起業

新着レス 2006/10/12(木) 21:41
390 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/10/09(月) 07:13:25 ID:7X0hyXZI
かえって派遣にきびしくなってないか？
391 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/10/09(月) 11:02:17 ID:659d7fIY
何がきびしいの？

天空に輝く八つの星、力だけではない、真の強さを知る者のみが見えるという
その星を求め旅立った彼、人は彼を"バーチャファイター"と呼ぶ！

期待ｱｹﾞ

酔っ払いってのが残念だったな。
オリジナルがアキラ使いを出してるから彼をライバルにすべきだったと思う。
もちろん軽いナンパではなく純愛の方向で。

>>412乙。久しぶりの作品投稿感謝w

>>415普通は７つしか見えない星でその年の内に死が訪れる者にはその７つの星に寄り添うもう一つの星が(ry

>>417こういう指摘や感想をくれる人は貴重。これからもよろしく。

>>417 412だが適切なアドバイスサンクス

当初晶使いは店員で斉藤ってネームプレートつけて登場予定だったんだが…そこまで捻れなかった

人間死ぬかもしれない状況に追いやられると、当たり前に防衛本能が働く

そう、ﾊｹｰﾝのオレはもしかしたらそれほど遠くない将来に死ぬかもしれない
だからあの手この手を使いがむしゃらにやる
新着レス 2006/10/15(日) 18:28
407 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/10/13(金) 23:12:53 ID:rab8QySa
>>400 お前が良ければその続きを書きたいんだが…

おkなら返事レス頼む

うんこ食った

保守

一応保守

保守

保守
職人キボン

バーチャとはまったく関係ないけどうんこした
俺は確信した、ケツ拭かなくてもいいくらいのキレだ
もう何も迷うことはない
誇らしげに目指すべき場所へ向かった


男にはもうひとつのバーチャがある洗濯と言う名のバーチャが

>>426
これはひどい

続きﾏﾀﾞｰ？

「謝れよ。」
帰りがけの背中にかけられた言葉。
「謝れよ。今のプレー、おにーさんでしょ？」
さほど強くない自分がたまたま連勝、必要に続く連コイン。悪い予感が的中した。
「このままじゃ俺帰れないんだけどさ、謝ってくれない？」
俺「これはゲームだろ、あたまを冷やせよ。謝るってな、が！！」
日常から非日常に変わる瞬間。すっと近寄る彼と、直後の鈍痛。
口の中いっぱいに鉄の味が広がる。客たちの視線が集中する。店員が駆け寄る。
雑踏が遠く聞こえる.........

男にはもうひとつのバーチャがあるリアルファイトと言う名のバーチャが

(´･ω･)都会怖い

>>429
そんな店にはもう行くなよ

それと被害届を提出しなさい

馬鹿は警察につき出すのが一番☆

おいらはお尻をつき出すのが一番☆

>>433が>>432の言ってることに該当しますが……
>>435の人、どうしますか？

>>433
汚い穴だなあ

見た目はアレだが絞まりはなかなかだった、俺が保証する

>>436
お前のも最高だったぞ

こんなんじゃ、納期にまにあわねぇ！やり直せ！
課長の指示どおりに組み立てた生産管理書を、部長が俺に突き返す。
ちらりと課長に目をやると、他人事のように欠伸をしている。
今夜は10時にはタイムカードを押して、その足でゲーセンに向かうつもりだった。
実戦で試したい連携をいくつか考えていたからだ。
PCに向かい生産計画を練り直し終えた頃にはゲーセンも閉店の時間だった。
明日こそは対戦しよう、そう思いながら家路に着いた。

男にはもうひとつのバーチャがある、毎日鬼残業＆休日出勤というバーチャが…orz

仮想じゃねーじゃんｗ

>>438に全俺が泣いた！

｢いやぁ、上手いっすねぇ参りましたよ~｣
…２連勝程した所で俺はワザと負けた。
｢なに？もうやめんの、もっとやろうよ｣
それから数回接待バーチャ。
｢ちょっとそろそろ帰りますｗありがとうございました｣ここらで一番年齢が低い俺は毎日こんな調子だ。
人一倍強くなりたくてたくさん勉強もした、しかし相手にきをつかってしまう、気がつけば勝率は３０%…
田舎の身内はみんな仲がいい、毎日同じメンバーと家族よりも顔を合わせてる時間が長いからだ。
俺みたいな奴が抜きん出て勝ちを重ねれば仲を保てなんかしない…
ある日、出張でこっちに来ていると言う称号持ちのプレイヤーに出逢った
｢つえぇっ！勝てねーや｣
身内がさんざんやられている
｢お、俺もやってみていいっスカ？｣
胸が高鳴った、下ｐのヒット確認・投げ抜けの精度・攻守の組み立て方、どれをとっても俺がパソコンの中でしか出逢えなかった上級者だ。
｢え？やってみｗ｣
チャリーン
…勝率３０%のレイが画面に写し出される
本気で、やる！！


続く…

　 ∧＿∧
　（ ,,・∀・）
　（　∪ ∪　　　　
　と＿_）__）

　 ∧＿∧
　（ ,,゜∀゜）
　（　∪ ∪　　　　
　と＿_）名）

帰り道、真っ赤な夕日を浴びながら運転する車の中で今日の出来事を振り返っていた。
…本気で、やる！！
身内に初めて見せる、遠慮なしのバーチャ、手が震えた。
相手は称号持ち勝率７５%超えのベネッサ、普段ムダに踊りを披露する俺の相棒レイの動きがピタりと止まる、、パソコンの中で覚えて来た各構えからの適切な動き・コンボ・立ち回り、全てをぶつけた…結果、、１Ｒも取る事無く負けた。
｢な？無理無理、先帰るわ｣
身内は早々と帰って行ってしまった。
残された俺は何度連コインしただろうか…悔しいからじゃない、楽しくて仕方がなかった。
こちらの動きに相づちを打ってくれているかの様な相手の動き、初めて味わうバーチャのキャッチボール。
最後に称号持ちベネの方に俺は深々と頭を下げた｢ありがとうございました！｣
いつもとは違う、本当の感謝の気持ちを込めた言葉だった
｢君、うまいなぁ機会があったら俺の地元にも遊びきなよ。ほれ、来る時電話して｣
そういって彼は携帯番号を教えてくれた
…帰り道、真っ赤な夕日を浴びながら運転する車の中、もっともっと強くなる！そう固い決心をした。
ふと助手席に目をやるとスッカラカンになった自分の財布が満足気にちょこんと

座っていた…
男にはもうひとつのバーチャがある
夢に向かうというバーチャが…


長々と失礼しました
実話です

まじか。無駄に踊るとかリアリティあった。

>>445
清々しくて良かったよ

>>445
面白かった

>>445
最高。・ω・)ｂ

>>445 久々に実のある読み物を見れた…

GJ

相手の動きが変わったときって、負けてても楽しいよな　GJ!!

>>445
その相手の地元へ通ったら？

本当のキミの居場所はそっちだと思うぞ。

452が良いこと言った

とおもったけどそうでもなかった

＼(・∀・)人(・∀・)ﾉ

久しぶりにこのスレ覗いたけど、やっぱりいいね。
ありがとう。ライター達。

>>456
>>1さん？

ちゃいまんデュー。
オイラはただの読者なのさ。
ちなみに激しくどうでもいい話だけど、>>106も>>456なのさ。

んーこのスレも流れが止まってきたな…

もう2作投下した俺には新作を書く体力が無いし…

職人キボン

今日も対戦相手の段位を吸った。

…なんだ？相手がこっちに向かってくる、リアルか？

「いつもいるね、俺も相手がいないから対戦できて嬉しいよ。」

…そう、これが始まり。
その後は毎日のように会う仲になった。
そしてお互いの得意キャラを生かして気に入らない相手を狩り優越感に浸る。

男にはもうひとつのバーチャがある。
ちっぽけなプライドというバーチャが。



…全然上手く行かないな。誰かよろしく。

うんこ食った
422 名前： 俺より強い名無しに会いにいく 投稿日： 2006/10/20(金) 20:40:19 ID:WNnAN6Xn
保守
新着レス 2006/10/24(火) 19:31
423 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/10/23(月) 01:34:16 ID:28Gu7kHp
一応保守

>>759
気分転換に
つhttp://same.u.la/test/r.so/sakura03.bbspink.com/eroparo/1156867452/l10n

俺は他の客がいないから身内対戦ばかり。
争奪戦が出ても交代で取っていくというヌル対戦・・・。
ドラマティックな出来事がちっともねぇ。

>>463どうせならその思いを書いてみたらどうかな？

いつも行く地元のゲーセンそこには小学生の時から同じ学校のあいつがいる、学校では話した事はなかったが、このゲーセンの２Ｄ格ゲーで対戦するようになってから本当の友達へと変わっていった…

その日も２Ｄで対戦していたオレとヤツは、いつものゲーセンに入った新しいゲームに目を奪われていた…

画面の中では忍者が画面狭しと動いていた、
ちょっとしてから忍者を動かしていた人がこっちに来て、画面を見つめている俺らに気が付いたのか「面白いからやってみな」と言ってきた…

二人は速攻で席に着き百円を入れオレはジャッキーヤツはサラを選び対戦した
その時は対戦なんてレベルではなくただボタンを叩いていただけだったのかもしれないが、ものすごく面白かったのを覚えている…

おっ 挟まれすまぬ
新ネタ期待age

そして何年か過ぎて、俺らも就職し、バーチャも４になったが前と変わらずにあのゲーセンでバーチャをやっている俺らがいた…


しかし、バーチャ４がエボになった頃あいつがゲーセンに来なくなった、さらに仕事も辞めたとの噂まで聞いた、どうしたのかと思いヤツの携帯に電話したが、金を払っていないのか繋がらない

しょうがなく実家に電話してみてビックリしたが、ラグナロクオンラインにハマってしまいニート生活をしていると言っていた…オレは言葉が出なくなってしまい電話を切ってしまった…

その頃からオレもゲーセンに行かなくなってしまいました…

それから二年ぐらいたった頃に、どこからかバーチャ５がでると聞き久しぶりにあのゲーセンに行くと・・・

バーチャを始めるキッカケをくれた人がカゲを動かしていた、その人がデュラルをコエンラクでリングアウトさせた時にオレの存在に気がつき
「久しぶりだなー！どうしてたん？」と言ってきたのでオレは…「いや〜ＦＦオンラインにハマっちゃってニート生活なんですよ〜ｗｗ」と答え家に帰ってＦＦの世界に戻った




男にはもう一つのバーチャがある。

ニートという名のバーチャがある。

なにも考えないで書いてしまいました

読みにくくてゴメンナサイ

>>465-472
乙…。

男にはもう一つのバーチャがある。
着せ替えという名のバーチャが。

着せ替えメインである私の肩身は狭い。
発売当初からプレイしているお蔭で段位は3段だが、
ゲーセンでは狩りの対象になり易いのだ。
毎月発表される新アイテムを買うために、
地道にプレーしマネーをためているのだが、
高段位やそのサブキャラに易々と狩られてしまうのだ。
その対策として、メインコスをデフォルト設定にしている。
こうすることで、「着せ替え派」であることを隠せば、
あからさまな狩りには遭いにくい。
しかし、こだわりのコスチュームで遊ぶことが出来ないのが難点だ。
だから、サブコスにそれを設定しておき、
人が少ないときにサブコスで遊ぶのだ。

そんな事情でメインコスで遊んでいるとき、対戦者が現れた。
2段の葵、メインコスは殆どデフォルトだが些細なコーディネイトがされている。
もしや…。
対戦で何とか私が勝つことができた。
着せ替え派とはいえ3段なので、ヒット確認・投げ抜け・屈伸などは一通りできるので
この結果は、妥当なところだった。
心配なのは、相手の葵が高段者のサブキャラなのか、もしくは…。
すぐに、相手は再度乱入してきた。
選んだのは、葵のサブコスだった。
画面に登場した葵のコーディネイトは素晴らしいものだった。
金髪で派手だったがよくまとまっていて違和感が無い。
下半身が袴しか選べないキャラなのにこの完成度はすごいものだった。
対戦の結果はわたしのストレート負け。
今度は私がすぐにサブコスで乱入し返した。
着せ替え派は連コインを好まないが、こういった時は例外だ。
多分、争奪戦がでるまで続くだろうと予感しながら
私は対戦し続けた。

男にはもう一つのバーチャがある。
たしなみという名のバーチャが。

ある意味燃えた。

＞多分、争奪戦がでるまで続くだろうと予感しながら
＞私は対戦し続けた。
少しジーンなったw

426 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/10/24(火) 11:37:45 ID:pM1n1Zml
バーチャとはまったく関係ないけどうんこした
俺は確信した、ケツ拭かなくてもいいくらいのキレだ
もう何も迷うことはない
誇らしげに目指すべき場所へ向かった


男にはもうひとつのバーチャがある洗濯と言う名のバーチャが
新着レス 2006/11/06(月) 01:34
427 名前： 俺より強い名無しに会いにいく [sage] 投稿日： 2006/10/24(火) 22:25:05 ID:PpJvsSdK
>>426
これはひどい

男にはもう一つのバーチャがある。
着せ替えという名のバーチャが。

着せ替えメインの俺はいつも肩身の狭い思いでプレイしている。
着せ替え派だとバレると直ぐに狩られてしまうので、
メインコスは、ほぼデフォルト設定にして遊んでいる。
こすることでちょっとこのキャラでも使ってみようかな？
という雰囲気をわざと演出し、あからさまな狩りを避ける。
まあ、効果は少ないが、やらないよりはまっしだろう。
あとは、ちゃんとサブコスにこだわりの設定を入れておくのを忘れない。

ある休日、買い物帰りに俺は知らないゲーセンに寄ってみた。
そこには、3段のサラがCPU戦にいそしんでいた。
俺は直ぐに違和感を覚えた。3段なのにメインコスがAタイプで
コーディネイトも簡素なものだったからだ。
もしや…。
俺は、乱入したが結局負けてしまった。
しかし、その戦い方に感じるものがあった。
強引さやガッついたところが無い綺麗な戦い方だった。
相手は多分…着せ替え派。
俺は再度乱入した。もちろんサブコスで。
結果は俺のストレート勝ち、
勝因は連続対戦で相手の攻撃が捌き易かっただけではなかった。
今度は、相手が直ぐに乱入し返してきた。
選んだのは、サラのサブコスチューム。
サラのことは詳しくないが、正直すこし戸惑った。
そのコーディネイトはいかがなものか…。
多分、争奪戦がでるまで続くだろうと予感しながら
俺は対戦し続けた。

男にはもう一つのバーチャがある。
感性という名のバーチャが。

３０点

>>478
乙
偉そうに感想述べます

状況はわかるが臨場感がない
全体に概略説明みたいになっていて物足りないかも
コスの詳しい説明があるだけでもだいぶ良くなると思う

保守

次回
〜争奪戦〜
彼女にＣＨ。君が投げ抜け!?
をお楽しみに

抜けない！だれが救急車を呼ぶんだ!?

うーん。まずは様子を見たのかもしれません。
このあと気を抜かずに相手の出方をうかがってもいいでしょうね。

あげ

今日は給料日、月に一度のお楽しみの日なのだ、ようやく『彼女』会える。
待ち合わせ場所は、渋谷。金曜夜の眠らない街はこれからだった。

駅に流れる人並みをすり抜け、いつもの待合い場所で『彼女』を待つ。
かなり早めに待ち合わせ場所に来てしまった男は、これからのことを想像し臨戦態勢だった。

すると、突然のメールが入った。「ごめんなさぁい、少し遅れるから〜」。
売れっ子の『彼女』だ、『残業』が重なっているのだろう。男は『彼女の都合』がいいように想像し、
「大丈夫だよ渋谷に着いたら連絡してね〜」とメールを打つと、自分は暇つぶす為に、道玄坂に向かった。

「確か前、ホテルの途中でゲーセン見たよな・・・」自分は道玄坂の途中のゲーセンに入った。
一階はUFOキャッチャーやプリクラでカップルばかりの居づらいフロアを上がり、
ビデオゲームのあるフロアに行くと、ネットゲームの世界。ガンダムや対戦麻雀。
男は、その隅にVF5を見つけた。「もう、Ver.5になっていたのか、久しぶりだな・・・」
「俺のようなオヤジは、ついて行けない対戦だ、暇つぶしだし1P練習台で遊んでやるか。」
「パイだな、昔は結構やったからな」
GAMEで使うお金など、これから費やすお金に比べたら微々たるモノなのに夢中になりかけていた。
「パイが上手く使えないな・・・前は扱いやすいと思ったのに・・・」
携帯の振動で我に戻った男は本来の目的を忘れるほど夢中にさせたパイを途中で放り出し、メールを開けた。
「生理になっちゃったからごめんネ」『彼女』からだった。

考えが止まったのは一瞬だけだった。男は素早く、ゲーセンを出て、道玄坂のホテル街へ消えていった・・・
男の手にする携帯の画面にはメールのレスもなく、VF.NETもなかった、
あるのはFU-TOWNの文字と黄色いtopページ、そして電話番号だった。
男は「女の子お願いします。巨乳の子、そう、でかパイちゃん！」と注文すると電話を切りこうつぶやいた、
「パイは駄目でもこっちはでかパイでな・・・」

男にはもう一つのバーチャがある。
性風俗という名のバーチャが。

次回

そんな彼女が、バックダッシュ避け投げぬけ。

お楽しみに！

次回
〜バチャ男〜
上司の嫌味に腹崩れ
をお楽しみに

久々にゲーセンに足んだときのことだった。
バーチャの筐体を数人が取り囲んで連コインを繰り返している。
盛り上がってるなあと思い対戦の機会をうかがっていたのだが、難しいようだ。
彼らは100円を入れてはバッタのようにバックジャンプでリングアウトを繰り返し
段位を上げることしか興味が無い人たちだったからだ。
すぐに2000円3000円と飛んで行くがまったく気にしないらしい。
争奪戦確率アップ期間でもないのに、自作がここまで蔓延するとは…
その馬鹿げた行為に少しの眩暈を覚えた。
自作の彼らを観察すると顔を知っている常連も数人おりカードを貸し借りして
効率よく？段位をあげているらしい。
高段位の常連も幻球や一つ上の段位を約束されているのか了承しているようだった。
あと、段位認定戦で降格と昇格がかぶった時の彼らのあわて様が印象的だった。
そろそろ金が尽きたのか普通の対戦がちらほらと始まる。
画面には高段位でアイテムに凝ったキャラが動いているが動きは二流。
それは一種の異様な光景だった。
彼らは段位を追い求めた結果、強さを見失っていた。
しかし、それすらも彼らには分からない。
多分、他のゲーセンや公式大会に出ることも無く終わっていくのだろう。
自作乙…そして、いただきます。
そう思いながら俺はコインを入れた。

男にはもう一つのバーチャがある。
便乗昇格という名のバーチャが。
（自分も段位に翻弄され反省）

次回

〜楽しい自演は蜜の味〜

お楽しみに

しかし勝負は、このあと思いもよらなかった展開をみせる！

いったいこの試合、ど〜なるの!?

　　　　　_,,,-ーーー-,,,,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,,-ーーーー-,,,,_
　　 _,,-/　　　　　　　ｌ:::::~＼　　　　　　　　　　　　　　　　　 _,-'~/　　　　　　　)::::::~＼
　 ./::::::＼　　　　　／:::::::::::::＞ー,_ ,-'~~~＼ _,-'''''-,,_　　 .／::::::::＼＿＿＿,,-''::::::::::::::::＼
./::::::::::::::::￣￣￣:::::::_,,,_:::/　 _,,,,,,)-ーーー---,,,,__　l,--<::::::::::::'l~~＼:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'l
.l::::::::::::::::::::::::::i'''-,,_:::/　 _,>-''~　　＿,,,,,,,,,,,,,,,,,＿　　~'''-,,,_　'l＿__|l＼　l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'l
|,,,,,,,＿::::::::::::::|::::::::~''-,<＿_(￣''''~::::::::::::::::::::::::ヽ:~''''ー,,,_　~＼　＼ヽ|,/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
.|:::::::::::￣''-,,,_:＼::::::::＿,,,,＞`-,,＿＿,,,-',_:::::::::::ヾ::::::::::::::~''-,_ ＼　l'_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
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age

「こればっかりだ〜！」
「しつこいというか、くどいですねー」

男にはもう一つのバーチャがある。
解説と言う名のバーチャが

あげ

ある日曜の朝、いつものように競馬新聞をひろげながら珈琲をすする。台所では、忙しそうにあと片付けをする嫁。
5才になる娘はテレビに夢中。平凡な日曜だった。だがその日だけは、ちがっていた。
娘が俺の膝に乗り、娘「お父さん！むしきんぐ知ってるぅ？」俺「むしきんぐ？虫の王様か？」娘「ちがうよ！ｹﾞｰﾑ！すごくおもしろいんだってわたしもやってみたぁい！」
駄々をこねる娘に困り果て渋々出掛けることにした。
嫁は買い物に行き、娘と近くのｹﾞｰﾑｾﾝﾀｰに入った。そういえばかれこれ10年はｹﾞｰｾﾝにきてないなぁと懐かしむ。
昔のｹﾞｰｾﾝは、不良の溜り場で殺伐とした雰囲気だったが、今となってその変わり様に驚いた。
随分と健全になったもんだと少し虚しさを覚えた。そんな俺をよそに娘はお目当てのむしきんぐを見つけはしゃぐ
ふーんじゃんけんゲームか兜虫やら鍬形やらが画面の中でたたかっていた。周りも俺と同じくらいの大人と娘と同じくらいの子供がたくさんいた。
すごいもりあがりだ。
娘が夢中になっている中、珈琲とｼﾞｭｰｽを買いに行くとビデオゲームコーナーがあった。懐かしい、、、
昔はよく対戦格闘やらｼｭｰﾃｨﾝｸﾞをやりこんだもんだ。とｼｭｰﾃｨﾝｸﾞを一通り見回したが知っているものは当然ない。
当たり前だ。10年もｹﾞｰｾﾝを離れるともはや浦島太郎状態で目新しいものしかない。そんな中、対戦格闘コーナーから懐かしい声に耳を疑った。

その懐かしい声に耳をうたがった。
「はどーけん！」「はどーけん！」「しょーりゅーけん！」
まだスト２があるのか！？もう10年いやそれ以上前の代物だぞ！
その神々しいデモ画面をみて無意識に財布から100円玉を取出し勢い良く入れスタートボタンを押していた。
しかし次の瞬間、ふと気が付いた。なんだこれは何かが違う。と違和感を感じ上をみるとﾊｲﾊﾟｰｽﾄﾘｰﾄﾌｧｲﾀｰ2というポスターが
画面にはﾊｲﾊﾟｰｽｰﾊﾟｰﾀﾞｯｼｭ・・・どうやら歴代のキャラを使えるようだ。ふーんまぁいい。俺は一番やりこんだXの使用を選んだ。
キャラの選択、もちろん当時メインにしていた春麗を選ぶ。懐かしい顔だ。画面に映った彼女の顔は、35のオヤジには、眩しすぎて思わず胸が高鳴った。
CPU戦をこなし当時の感覚を取り戻そうとしたが、まるで昔の彼女と再開したかのようなぎこちなさがあった。
ﾌﾟﾚ-がちょうど中盤にさしかかったころ画面に乱入者の文字が！
その瞬間、背筋に緊張がはしる。空気が一瞬にして凍りつき、重くなる。
対戦者がキャラを選択している間、自然と手に汗がにじみこむ。
相手はガイル。当時、俺はちょっとした有名ﾌﾟﾚｲﾔｰとして地元で名を覇せ、自称ガイルキラーの異名を持ち待ちガイルを好物としていた。
彼女も自信満々の表情で見つめてくれている。大丈夫俺の牙は折れちゃいない。戦いの火蓋は切って落とされた。

開幕早々、ｿﾆｯｸと気功拳の壮絶なる打ち合いのなかお互い様子を見る。
この対戦は、打ち負けたほうが負ける。いかに相手にプレッシャーをかけるかがポイントになる。
意地の張り合い。
飛んだほうが負けるという厳しさ
絶対に負けられないというプライド
男と男の真剣勝負。
溜め完成ぎりぎりで発射させる気功拳。
緊張がピークに達した瞬間パンチをからぶりしてしまった！！
しまった！！
そのスキをガイルはみのがさなかった。そのまま投げと巧みな飛び込みでおしきられてしまう。こっちも地上戦で押し返そうとするがやはり10年という歳月は長すぎた。
そのあとはもはや一方的な展開になり大敗をしてしまった。
ちきしょう。まだだ次こそはと思いコインを入れようとした瞬間、画面みてハッとした。
顔を腫らした春麗のよこでガイルが俺に言い放つ。
「故郷へ帰れおまえにも家族がいるだろう」


男には戦わなければならない時がある。
そして守らなくてはならないものがある。
俺は決してｽﾄﾘｰﾄﾌｧｲﾀｰになれないかもしれない。
しかし俺を支えてくれる人がいる。
俺は俺を支えてくれる人のためにﾌｧｲﾀｰになる。

END
ﾊﾞｰﾁｬじゃなくてごめんなさい。

GJ

おまえの　かぞくも　がいるだろう・・・

　ガイルだろう……

どやって話をバーチャにするのかwktkしてたが…ｗ
でも面白かった。
GJ!!

ありがとう。こねｽﾚ読んでてﾊﾞｰﾁｬやったことなかったけど懐かしさを思い出し書きました。
ﾊﾞﾁｬ男さんの新作をきたいしてます。

それは丁度去年の今頃だった

地元の今は亡きホームのゲーセンで俺はいつものように鉄拳とビーマニをはしごプレーしていた その時は丁度ホームのゲーセンの閉店が決まり名残を惜しむかの様に地元では有名なゲーマーが集まり思い出話に華をさかせていた


画面では鉄拳での持ちキャラであるクリスティが2連勝をあげ これから迫る4段への昇格戦に向け動きにも気合が入っていた

NEW CHALENGER 画面の男の声と共に俺に緊張が走る そして相手のキャラとリングネームを確認する

瞬間 終わった…と思った

何故なら相手は俺の鉄拳の師匠だったからだ
師匠のサブカードのロジャーがセットされる ここまでの対ロジャー戦績 全敗…

結果は言わずもがな俺はあっと言う間にカンガルーアタックとジャイスイの餌食になってしまった

瞬く間に初段まで叩き落とされ金も尽きた俺は師匠の席に回りこむ

「ジャイスイくらい抜けなきゃ…」

「ディフェンス性能のない俺に無茶言わんでくださいよ〜(笑)」

いつもの会話…しかし師匠の表情がいつもと違った

「どうかしたんすか？」

俺が聞くと師匠は苦笑しながら言った

「ぼちぼち引退しようかなぁって」

「え？」

「ウチの嫁に止められてさ…俺ももう28だしホームのここも潰れるしいい機会かなってね」

師匠の言葉に俺は絶句していた 俺に鉄拳のいろはを教えてくれたのはこの人だったからだ

師匠のロジャーが仁八を倒し師匠が席を立つ

「これ…受け継いでくれるか？」

師匠に筺体から出てきたばかりのロジャーのカードを渡される

「TTB用のカードだけどもうTTBもやんないだろうからさ」

師匠は言ってじゃあなと去ろうとする

「ラスト一回やりましょう…引退記念に」

俺は言って丁度空いた筺体を指差す 幸い財布には非常用の100円が一枚ある ジュースを我慢すれば何のことはない

俺は2P側に座り 師匠を1P側に座るよう促した 師匠は笑いながら「マジで行くからな」と言い1P側にコインを投入した 師匠のキャラはエディ そのキャラ選択に驚きはない

俺にカポエラを教えたのは師匠であり師匠は県下トップのカポエラ使いだからだ 俺はクリスティのカードを迷わず入れる 技術のない俺のマードックのタックルやフェンのお手軽キャラ性能など彼には関係無い 小細工無しの真っ向勝負で行く

1ラウンド目 お互いにバクステから入り慎重な立ち回りを見せる ↓RKの打ち合いになる地味な試合展開 互いの体力ゲージが半分になったところで師匠が動いた コンビナソ・マゥンで崩されたかと思うと反撃にでようと浮足だった俺にビリバがヒット
ベンリン・ヘランパゴへのおなじみのコンボでラウンドをとられてしまう

2ラウンド目も取られ状況が厳しいなかでの3ラウンド目…博打で出した開幕ビリバがヒット そのまま削り続けなんとか残る

師匠の引退試合を簡単に終わらせられない

4ラウンド目に入った
俺は集中の極みに入っていた 開幕はバクステから入りルピエルナをばらまきながら 徐々にエディの体力を削る 師匠も少し焦りだしたのか動きに精彩が欠けてくる
そして師匠のビリバをバクステバルセロスで切ったとき流れは完全に俺の物になった

ファイナルラウンド 開幕からカベインリャを狙うと言う常人では考えられない攻めの組み立てが的中し そこからのコンボで5割持って行く
RKをばらまき牽制しあと投げ一回で勝利の場面 クリスティの投げ性能を利用したロングレンジをねらおうと前ステから投げを選択したがこれを読んでかしゃがみに以降される

やられた…ここからルピエルナを入れられ空コンで俺は終わる

諦めて席を立とうとしたその時 俺のクリスティがエディの上に乗っかっていた

諦めた瞬間レバーが下に入り下段投げが入ったのだ

出した俺が唖然とした状況で師匠が笑いながら歩み寄る

「ロジャー返せ」

「え？」

師匠は先程渡したロジャーのカードを奪うと代わりにエディのカードを俺に渡した

「俺のリングネーム受け継いでくれ」

師匠は笑いながらそれだけ言うと出口へと姿を消して行った

ほどなくしてホームのゲーセンは閉店 鉄拳やビーマニの面子はちりじりになった…

師匠からの初めての勝利の余韻…しかし師匠にはもう会えないだろう…そんな予感がした

師匠から受け継いだカードは鉄拳6が出ればただの磁気入りのプラスチック板になる

だがこれは俺にとって一生の宝になるだろう

周りは笑うかもしれない 大切なものが古びたゲームのカードなのだから

だが俺にとっては大切な師匠との思い出の品なのだ

男にはもうひとつの鉄拳がある…別れと思い出と言う名の鉄拳が



鉄拳話でごめんなさい(´・ω・｀)

面白かったよ。
でもこれが、もしパンダだったら微妙だった。

VFスレでカポエイラの技名は混乱をきたすｗｗｗ

ここはもう一つのバーチャだろ。
スト�Uや鉄拳とかイラン。
バーチャ話に戻せ。

見てて楽しいんだから別にいいやん

２Ｄや鉄拳はあまりやらないけど、>>497と>>505はなかなかおもしろかったよ。
バーチャの話だけだと限界あるし、たまにはいいんじゃね。

（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ

（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ

（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ

（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ（ ＾ω＾）おっ

鉄拳とかスト�Uならまだしも、もう一つのメルブラがある…、とか書かれたら泣く

380 名前：俺より強い名無しに会いにいく[sage] 投稿日：2006/12/06(水) 16:04:07 ID:PoyAc5ja
キモすぎなんだけどマジ！誰今月のアルカディアの表紙アルカナにした奴は！
誰だよこいつを表紙にした奴は出てこいよ！恥ずかしくて買いにくいじゃねえか俺が！
きめーな まじオタゲーとか言ってまじで！ムラムラしてきたじゃねえか！表紙にぶっかけてやるからこれ！


382 名前：俺より強い名無しに会いにいく[sage] 投稿日：2006/12/06(水) 18:24:34 ID:Y531VbO0
アルカナの絵には萌えねえからこれ！


383 名前：俺より強い名無しに会いにいく[sage] 投稿日：2006/12/06(水) 18:32:29 ID:ytDnCke8
かわいーな きら様きら様とかいってまじで


387 名前：俺より強い名無しに会いにいく[sage] 投稿日：2006/12/07(木) 10:06:38 ID:H/OjZPhn
やばすぎなんだけどマジ！
誰全員女キャラにしたの！
誰だよアルカナのキャラ作ったやつ出てこいよ！感謝状書いてやるよ俺が！
えーろいなー まじスクミズにランドセルとか言ってまじで！なんで勝っても服破けねーんだよ！ＫＯＦじゃねーのかこれ！

>>520 おまいのせいで流れとまっちゃったじゃんwww

俺はバーチャでリアルをみた
デブなヲタが調子乗って連勝してた死体蹴って遊んでたが１０連勝後くらいに相手が諦めヤンキー兄ちゃん３人が乱入！
気付かず倒して死体蹴るヲタ！
１６連勝あたりで片組まれて外に連れてかれて行ったが負けてムカついてた自分は独占されてないバーチャを３ゲームくら楽しんで帰ろうとしたら駐車場と壁の影でまだ殴られてた。
その日以来どんなムカつく対戦相手でも死体蹴るの止めた。

ヲタもアレだが、ヤンキーDQN杉ｗ

>>522
いい話だ。ヤンキー乙。

天空に輝く八つの星。力だけではない、真の強さを知る者のみが見えると言う。
その星を求め旅立った彼。人は彼をバーチャファイターと呼ぶ。

｢う〜いしょっと｣
俺は店じまいの為シャッターの支柱を立てる、今日も無事お勤め終了だ
｢冬場は日が短くて１日が早く感じるよ｣
そういってバイトにシャッターをおろす棒を渡す
｢そっスね〜さみぃっスもんね｣
バイトがさむそーにシャッターをおろしている
その時、俺の携帯が鳴った
｢ん、電話だ、わりぃ後たのむわ｣
電話の相手はバーチャ仲間の人だった
｢もしもーし…えっ今日ですか？｣
どうやら少しホームから離れたセガワールドで今日公式大会が行われるらしい、それに出ないかとの事だ
｢ちょっとまだ仕事中なんですぐかけ直します｣
そういって電話を切るとすぐにVF.NETを開いた
｢まじだ…大体土日だから諦めてたんだよなぁ｣
俺は土日が忙しい仕事をしていたので大会関係は諦めていた
｢しかも夜９時からなんて…十分間に合うじゃん！｣
最初で最後かもしれないチャンスに胸が高鳴る

↑大会がんばれ！なんか結果報告求む！

早々に残った片付けを終わらせる
｢どうしたんスか？｣
バイトが慌てて片付けをする俺に言った
｢え？あぁ…日が短いから帰りは真っ暗になるからな、早めに帰るぞ！｣
バイトはポカンとしていた…


バーチャ仲間のひとりが迎えに来てくれて、大会へと向かう
他の身内はほとんど先に行ってるみたいだった
｢どう？レイはなんか新ネタあんの？｣
少し前じゃ考えられなかった、身内の人が俺にそんな質問するなんて…

｢まぁ、ぼちぼちですかねｗ｣
うちの地元の身内はほとんど30代、ここらじゃ俺が一番年下だ
｢なんだぼちぼちって、あのベネの奴に色々教えてもらってんだろ？｣
以前ぼっちらぼっちらと身内バーチャをしていたうちのホームに、称号持ちのベネ使いが来てから俺のバーチャスタイルは大きく変わっていた
｢それが最近会ってないんですよねー、今日来たりしてｗ｣

｢あんなの来たらシャレんなんねーよ…ほら着くぞ｣
会場に着くと、大会に全く出た事が無い俺には刺激が強すぎるくらいのバーチャプレイヤーが居た
｢うわ、何人いるんだこれ｣
身内を何人か見つけると野試合を観戦し始めた
｢今回、遠征組も結構いるなぁ｣
身内のひとりがつぶやく

俺は緊張していた…
野試合を観戦していても何段と何段が試合しているかぐらいしか頭に入ってこない
｢少し落ち着こう…｣
みんなから離れ、ジュースを買いにいく
｢誰と当たるかわかんないから今のうちにその人のクセを見とけよー｣
誰かが話しかけて来た
｢あっ！来てたんですか｣
ベネの人だ
｢ロケテでver.B触っちゃってさ、ここらじゃ出来なかったんだよねｗ｣
なるほど、どうりで見なかった訳だ
｢…って事は今日の大会は？まだBじゃないですよ｣

｢そうなんだよなぁ、だから今日はサブのレイでｗ｣
げっ…なんだよサブなんて軽く言いやがって、めちゃくちゃ強いんだよなぁ
｢…当たらないように祈ってます｣
レイ使いで上手い奴いたよーなんて誰かに言ってもらえるように頑張るつもりが…とほほ
｢おっあいつ見てみ｣
ベネ使いの人が指差す方を見ると猛者のラウが野試合をしていた
その頃には緊張も大分ほぐれ、試合内容をしっかり見ていた
下P潰しと避け潰しを主体にガンガンと押している、恐ろしいラウだ
｢あいつツレなんだよね、もし当たったら対策教えるからさ、そう固くなるなってｗ｣
だめだ…帰りたくなって来た
今回は32人上限の所、50人近く集まったらしく予選が行われるらしい

以前実話を書かせて頂いたものです
今回も実話です、ただ初大会で感じた事がたくさんありましてどうも長くなってしまいます…
続きを書きたいのですが、今宵はバーチャをやりに行きますので一旦身をひかせて頂きます
良かったらまた後日読んで下さい
失礼しました

>>530
楽しみに待ってます

>>530
良いところできるなぁ〜。
早く続き読みて〜。
期待して待ってるよ〜。

｢一回勝てば通過か｣
ベネ使いの人がつぶやく
｢そ、そうですね｣
せめてチケットだけでも貰えるようがんばらなくちゃな…
店舗側で対戦相手を決める抽選が始まった
………３６番
３５番が対戦相手か、、
｢何番だった？｣
｢３６です｣


｢…ははっキタぞコレｗ｣
ベネ使いの人が苦笑いしながら抽選の紙を俺に見せた
｢さん…じゅうご｣
…３５番だ、何故また…
｢ありえなくないですか？｣
ありえなくはない…
｢まさか初戦とはなｗ｣
俺は呆然としていた、しかし逆に考えるとチャンスかもしれない、1度も対戦した事の無い相手より何度も対戦した事のある相手の方が読み合いをしやすいかも…めちゃくちゃ強いけどね
｢…まぁガチでやろうなｗ｣
順々に試合が進み、ついに３５、３６の番号が読み上げられた
｢この緊張感なつかしいです｣
初めてベネ使いの人に本気で挑んだ時の事を思い出した
あの時は完敗したが、俺も十分強くなった、ホームではあれから身内に認められ、色々と質問されるようにまでなった
｢なっつかしぃなｗまた勝たせてもらうぞ｣
お互いに肩を軽くぶつけ合い試合が始まった


｢それでは始めて下さい！！｣
店員がマイクで叫んだ
俺は画面に写った相棒に全てを託した

まだかな〜

そうか今回は同キャラ戦か、しかも相手はサブ、ますます負けるわけにはいかない！
しかし、周りは人だらけ…緊張と固さはやはり簡単にはとれない
開幕、相手の66Pを避けで交わした俺は、何を思ったか単調にダッシュ投げを狙う
屈伸で投げをすかされ、慌てて避け投げ抜けを入れた俺にキレイに遅らせ9K+Gが入る…コンボを決められ横転受け身を取るともう相手のペース…押し切られた
いつのまにか俺の後ろには身内の人達がいた
｢まだイケるイケる！｣
励ましの声をかけてくれた
なんかこのまま負けるのは悔しい、せっかく大会に来れたんだ楽しまないと！
2R開幕、BD敗式Kで相手のPPを浮かせコンポを決める、受け身を取らないと読んだ俺は追い討ちでは無く6P~裏ココへ構える、相手の下段起き蹴りを裏ココKで潰し尻餅よろけを奪う
｢やるっ！｣
身内の人達から歓声が沸く
ここで俺は考えた、ベネ使いの人は大抵よろけると尋常じゃない早さで回復し下Ｐをさしてくる
投げはダメだ下Ｐを逆手にとらなくては、ダッシュで近づき最速の66Pでカウンターを取ろう


……66Pが当たらない！？回復を全くしていないではないか！距離の詰め方が甘かったのか見事にスカしてしまった
｢マズイっ…｣

慌ててもう一発66Pを打つが避けられる、ぼっ立ちでガードする俺にファジーからの投げが入った
三段投げだ…痛いのはもちろんだが精神的にやられた気分になった、そのまま2R目も落とす
｢おし！気持ち切り替えてこう｣
先程の猛者ラウさんから声がかかった
気がつくとほとんどの人が俺側についていた、後で聞いた話しによるとベネ使いの人はここらへんではもちろん、他県でも名前が知れた人らしくそこらじゅうに遠征に行ったりしてはバーチャ仲間を増やしているそうだ
今回の大会もほとんどの人達がベネ使いの人の知り合いなのだろう
…なんかすごいや、バーチャってこんなに仲間が出来るゲームなんだ

｢やっつけろやっつけろ！ｗ｣
周りの人達もふざけ半分で俺を応援してくれていた、みんなから見るとライオンがウサギを狩ってるような光景だったのだろうか
簡単にやられてたまるか一死報いてやる！

3R目、相手の構えを43P+Kで早めに潰しつつ回転系の技でじわりじわりと削る
｢よしよし、イケる！｣
みんなが盛り上がる
互いに体力は半分を切っていた、相手がBDで距離を取る…俺が少し気を抜いた次の瞬間！

レイ特有の溜めモーション、この技は……セン…


｢センシッポだ！！独立独立！｣
周りが騒いだ時にはもう遅かった、なぜ中途半端に避けなんか入れたのだろう、タイミングがズレて喰らってしまった…
｢ははっ大会には魔物が潜んでるからな、びびっただろｗ｣
試合後ベネ使いの人がそう言いながら周りこんできた
｢ほんとですよ…もう｣
しょんぼりしながら俺が言う
｢まぁまだチャンスあるからさっｗ｣
その後、初戦に敗れた人達の中をなんとか勝ち抜き32人の中に入る事ができた



本戦でも初戦で負けて俺の初大会は終わったけど、身内同士応援しあったり励ましあったりとても楽しい時間が過ごせた
他県の知り合いもたくさんでき、互いに遊びに行く約束もした


帰りの車の中、もう暗くて前回みたいに夕日に照らされてはいなかったけど、車の中で楽しげに今日の出来事を話し合うバーチャプレイヤーが二人いた。


男にはもうひとつのバーチャがある
友情と言う名のバーチャが

長々と失礼しました…
ほんとは本戦の事やその後みんなで飯食べ行った事なども書きたかったのですが、なんか日記みたいでスレ汚しな空気出てたので切り上げました

ほんとすいません、読んでくださったかたたちに感謝です
ありがとうございました

(´・ω・｀)GJ!!
面白かった!!
もうさっぱり勝てないからやめようと思ってたけど…
やめるのやめます

GJ！

金星って言うフィクションじゃなく一回戦負けって言う俺達の立場に近いノンフィクションの話が共感とは違うがいい感じだった

>>538
いや〜、面白かった。
いいもん読ませて貰ったよ。
次回作も期待してるよ。

GJ!!

ジーンときたよ。

何か、このスレで話を一つ読む度にヴァーチャやりたくなる俺がいる
今日は定時ダッシュでゲーセンだな・・・。

>>538

読んで良かった。
やっぱバーチャ楽しいよな！
よし、今日はゲーセンに行こう

やっぱりさぁ……


格ゲーの大会ってどのタイトルでも面白いよな。
ID:Ms+WDTpWOの人、ＧＪ！

定時ダッシュで行ったが、対戦なんてしてねーよｗｗｗ
なんかね・・・一人は寂しいね・・・書くネタもねーよ

>>546 それはリアルと言うバーチャさ

ネタがなかったら創作すればいいじゃない！

>>546
小学校で「作文はな、文を作ると書くんだ。無いことでも書いていいんだ！」と、教師に言われました。
男にはもう一つのバーチャがある。良心の呵責というバーt(ry

>>547見て泣いた

このｽﾚ昔ｱﾙｶﾃﾞｨｱで連載してたｱﾚのにおいがする


確か健太'sﾊﾞｰﾁｬﾌﾙﾗｲﾌだっけ?

また読み返すかな・・・

バーチャファイターリラックス

ヒゲ

鈴木裕を出せ

いやだ。

>>555
リラッス読んでないんだね

だってバーチャ初心者が鈴木裕の名前を知っている理由はナゼなんだぜ。

600台まで落ちてやがる

>>557
考えるんじゃない、感じるんだ

もう、この良スレは打ち止めかい？
惜しいなー

職人が消えたな…

保守

仕事というﾊﾞｰﾁｬはver.BなのかAなのかという問題について

２，１

　　　　　 ＿　　 　＿
　　　　ζヽ.´ ￣ ヽノζ
　　　　ζ　i`'`'``'i　i ζ
　　　　ζ　(＾-＾ （b　ζ ←葵
　　　　　Ｏ^ｿ⌒とヽ
　　　　　（_（＿ﾉ､_ソ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


　　　　＿　　 　＿ ヽ　　 r´ﾆヽ
　　　ζヽ.´ ￣ ヽノ,.´ ￣ ヽ/| ｉ
　　　ζ i　i`'`'``'i　(　ﾉﾘ人 )ﾉ'
　　 　ζ　c）＾-＾ﾉ）（＾ー＾ bﾊ　＜東洋人の武道家に手を出したらダメだからね
　　　　　Ｏ^ｿ⌒とＯ^ｿ⌒とヽﾉ
　　　　　（_（＿ﾉ､_（_（＿ﾉ､_ソ ←パイ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


　　 　 　,⌒|＼.／) ＿　　 　＿ ヽ　　 r´ﾆヽ
　　　　, 　　ゝ_M_ヽヽ.´ ￣ ヽノ.´ ￣ ヽ/| ｉ
　　 //　 ii　ﾉヽヽヾi i`'`'``'i　i(　ﾉﾘ人 )ﾉ'
　　　　　　cﾘ＾ー＾ﾉ|（；ω； （b（＾ー＾ bﾊ
　　　　　Ｏ^ｿ⌒とＯ^ｿ⌒とＯ^ｿ⌒とヽﾉ　＜蹴りが得意な白人男性にも色目使っちゃダメよっ
　　　　　（_（＿ﾉ､_（_（＿ﾉ､_（_（＿ﾉ､_ソ　
　　　　　　　↑
　　　　　　　サラ　


女にはもう一つのバーチャがある。　

女の友情と肉欲の両立という名のバーチャが……

保守

なんだこのすれ

EVOの頃の話し。
俺は1の頃からｻﾗｵﾝﾘｰ、不器用なせいもあるが広く浅くってﾀｲﾌﾟじゃないし一途だと思う。
だが最近思う様にﾊﾞｰﾁｬ出来ねぇ…自分的に限界に近い。
大概の人はそうだろうけど時間を全て自由に使えないのが原因だ。
色々な悩みでいっぱいいっぱいだ。人に話そうかなと思っても
(所詮は自分事だし言っても仕方ないし他人は信じれねぇわ…)
こんな自分がいる。
こんな時こそﾊﾞｰﾁｬという名の現実逃避をせねば!!俺は入社以来初めての有休を2日取り半年振りのﾊﾞｰﾁｬにﾜｸﾜｸしながら眠りについた。
そして翌日、店内は平日という事もあり閑散としていた。対戦相手がいないのは淋しいがｻﾗを使えれば問題ない!!
現実とﾊﾞｰﾁｬの境が曖昧な感になるこの至福の時間。やっぱﾊﾞｰﾁｬ、信じるのは自分とｻﾗのみ!!と思いつつCPU戦をこなしてる最中、乱入してきやがった!しかもｻﾗ!!
(同ｷｬﾗで負けたくねぇ!)
…はぃ…瞬殺されました…ｽﾄﾚｰﾄです。可能性を感じませんでした。教えを乞わねば!!相手側に行くと
(お・女!?しかも半端なく綺麗だ!)
一瞬時が止まったがﾌﾘｰｽﾞしたまんまだと怪しいだけなので自分で自分を励まして話しかけた!頑張れ俺!!

「すいません!もし時間あるなら色々教えて貰えませんか!?」
いいやっほうわぇぇ!ﾊﾞｰﾁｬって言うの忘れたぁ!これじゃ只のﾅﾝﾊﾟじゃんよぉ…
「教えてって何をですか?」
CPU戦をｸﾘｱした彼女はｸｽｸｽ笑いながらこっちを向いてくれた。
「ﾊﾞ・ﾊﾞｰﾁｬです」
10代でもないのに異様に緊張してる自分が凄く恥ずかしくもどかしかった。
「少しなら良いですよ」
万歳!!!!やったYO!!
時間にしたら短かかったのだろうが彼女と話した時間は凄く落ち着いた心地の良い物だった。
お礼を兼ねて飲み物を奢ったのだが冷静に見てもやっぱり綺麗で黒髪ｼｮｰﾄ、透明感のある涼しげな顔、七分袖のﾌﾞﾗｳｽに、ｼﾞｰﾝｽﾞ、ｼﾝﾌﾟﾙだけど全てが印象的だった。
「もう帰らなきゃ」
そう言う彼女に俺は
「今日はありがとう」
しか言えなかった。彼女が帰った後にしばらく放心状態だった俺に誰か話し掛けてきた。
「おぉ久しぶり〜疲れてる感出してるねぇ」
地元の連れだった。
「中々時間取れなくてさ、そういや…彼女……!…?」
と言いかけた所で彼女の名前等を全く聞いていない事に気付く。
「はぁ、もぅ帰るわ」
そう言い残してｹﾞｰｾﾝを後にした。

彼女と話せた喜びより間抜けな自分に苛立ちながらその日は眠りについた。
翌日、けだるい感じで昼頃までｺﾞﾛｺﾞﾛしてた。有休も最後の日だ。問題は1つだけ…
(彼女に今日会えるか)
多分今日を境に又しばらくはｹﾞｰｾﾝには行けないだろう、なら行くしかない!!あれだけ綺麗なら会えなくても連れ達が知ってるかもしれないしとにかく行こう。
そしてｹﾞｰｾﾝに着いた。はやる気持ちを抑え祈りながら店内に入る。
(いたあぁ!!)
「昨日はどうも」
軽く会釈をする。
「あ…いえ」
何故かﾓﾆﾀｰを見つめる横顔が儚げに見える。聞きたい事が色々あるのに言葉が出てこない。
・・・・・・・・
「あの!ちょっと外に出ませんか?」
とにかくこの張り詰めた空気から逃げたかった。彼女は頷いて付いてきてくれた。外の風にあたったからか緊張がほぐれてきた。
「幾つか聞きたい事があるんだけどいいですか?」
頷ずく彼女。
「俺は、沢木ﾍﾟﾛ、25才、ｻﾗﾘｰﾏﾝです。昨日今日は有休だったのでここに来れたんですけど…お姉さんの名前・年齢・職業・どうして昨日今日と1人でｹﾞｰｾﾝにいるのかを話せる範囲で教えて下さい!」

図々しいとは思ったが色んな焦りもありとにかく本音をぶつけてみた。彼女は少し驚いた様子だったが
「昨日今日と1人でいるのは知り合いが落とした大事な物を探してるからです…」
「その知り合いって…」
俺の言葉を遮る様に
「これ以上はﾊﾞｰﾁｬの試合で決めませんか?3本先取の5ｾｯﾄで1ｾｯﾄでも私が負けたら全て話す。駄目ですか?」
この発言にｲﾗｯとした俺は無言で頷き2人は対戦台へ。正直勝てる要素は全くないが何処かに隙があるはず!なぁ相棒…ｻﾗの顔が悲しげに見えた。そして
・・・・・・ぃ「おい!!」
いきなり連れに声を掛けられる。
「お前本当大丈夫かよ!疲れてるからっていつまでﾌﾞﾂﾌﾞﾂ言いながら1人でやってるんだよ!周り見てみろ!!」
そこには明らかに怪訝そうな目で俺を見る連中がいた。
「…!?…ｻﾗ使ってる彼女は?知り合いが落とした大事な物を探してるって…」
周りの奴らから返事はなかった。
…?
その時台に俺のじゃないﾊﾞｰﾁｬｶｰﾄﾞがあるのに気付いたんだ。ｶｰﾄﾞの裏には
『想いをありがとう。探し物は見つかったよ、大丈夫!誰かを信じるのを怖がらないで…』
(まさか…)
ざわめくｷﾞｬﾗﾘｰ。
「あんなﾃﾞﾓ画面あったか?」
誰かが呟く。

そこには黒髪ｼｮｰﾄ、七分袖のﾌﾞﾗｳｽにｼﾞｰﾝｽﾞ姿のｻﾗがいた。そしてﾌﾗﾐﾝｺﾞからの
「Go back home」
男にはもう1つのﾊﾞｰﾁｬがある。
信じる心という名のﾊﾞｰﾁｬが。

面白かったよｗ

久々の名作

誰か名作アンカ作って！
携帯からなんで見ずらいお(；д；)

期待あげ

妄想系はいらんですよ

>>568だけど読んでくれた人�d
誰かの新作を期待しつつ以下投稿

※これから書く話はﾊﾞｰﾁｬ課長さんの続きを書いた100%のﾌｨｸｼｮﾝです。
Vol.1を実際に書いたﾊﾞｰﾁｬ課長さんが見て気分を害する表現の仕方があった場合、並びにﾊﾞｰﾁｬ課長さん本人に許可なくﾌｨｸｼｮﾝとはいえ続編を書き込む事をお詫び申し上げます。
【ﾊﾞｰﾁｬ課長Vol.2】
「ふぅ」
大きな溜め息をつく。
「又溜め息?課長になってから帰り遅くなったもんね…けど話せる事は何でも話してね、あまり役に立たないけど」
妻のﾜｶの言葉が胸に染みる。ﾜｶは課長になって増えたｽﾄﾚｽから溜め息をついたと思っている。事実私もそう思い込んでいた。
「ほら!今日は久しぶりの休日なんだしﾃﾞｰﾄ楽しまないとｱｵを預かってくれたお義母さんにも悪いわよ?」
今日はﾜｶと新しく出来た映画館に映画を見に行く予定だ。
「疲れてるだろうし私が運転するね。何より映画館の場所知らないだろうし」
そう無邪気に笑うﾜｶの助手席に乗り家を出た。他愛もない話をしながら走る車。その風景は懐かしささえ感じた。
(この通りはもしかして…)
「あぁ、そういえばここのｹﾞｰｾﾝに来てたんだよね?ｹﾞｰｾﾝの道路挟んだ対面が映画館だし少し時間あるからﾌﾟﾘｸﾗでも撮る?」
少し躊躇ったがたまにはﾌﾟﾘｸﾗもいいかと2人でｹﾞｰｾﾝに入り1階のﾌﾟﾘｸﾗｺｰﾅｰへ行く。
すぐに違和感に気付いた。2Fが妙に騒がしい…
(何だ?)
妙な高揚感を感じ2Fへ歩を進める。

「え?ち、ちょっと待ってよぉ」
ﾜｶも私の後を追う。2Fに着いた私は目を疑った。ﾊﾞｰﾁｬｺｰﾅｰが人で溢れかえっている。そこには何度対戦しても勝てなかったあの大覇王がいた!!だが常連ｸﾞﾙｰﾌﾟもいる…心臓が高鳴る。
…!!
その時ﾊｯｷﾘ確信した。課長になってから増えた溜め息、それは…
(468敗めの試合…)
区切りをつけたつもりだったが確実に傷として心に残っていたんだと…
だが今更何が出来る!?隣にいるﾜｶが私の顔を心配そうに覗き込む。
(帰ろう、所詮ｹﾞｰﾑ、いつかは忘れるさ)
そう考えていた時
「あれ?ﾊﾞｰﾁｬ課長さんだよね!?」
何と大覇さんが覚えていてくれて話し掛けてきた!
「いやぁ、対戦のたびに俺の癖とかの隙を巧みについてきたから印象深かったんですよ!久しぶりにやります!?」
大して強くもない自分を覚えててくれた事に嬉しさを感じたのも束の間、常連ｸﾞﾙｰﾌﾟが何やら大覇さんに小声で話し始めた。
「…負け…俺らを…ｷﾓ…」
静かな店内に時折聞こえる言葉は好意を持ってない事は誰の目から見ても明らかで、私にとって何より最悪だったのはﾜｶがいた事だった。
(ﾜｶ、嫌な思いさせてｺﾞﾒﾝ)
その場の雰囲気に耐えれなくなりﾜｶの腕をつかみ帰ろうとしたその時

「ばっか野郎!!」
大覇さんの怒声が店内に響き渡り辺りが更に静まり返った。
「何回か対戦してりゃ相手がどれくらい真剣にでﾌﾟﾚｲしてるかわかるだろ!負けたのに挨拶してきたのが苛ついた!?んなもん価値観は人それぞれなんだよ!大勢で群れてつまらないﾌﾟﾚｲするお前らの姿を客観的に見てみろ!!」
誰もが下を向き静寂な時間が流れていた。そんな中、常連ｸﾞﾙｰﾌﾟの1人が
「あの…ｽｲﾏｾﾝでした。俺ら貴方が1人で来てるﾘｰﾏﾝだって事で調子にのってました。負けたのに挨拶するなんて手抜きしたのかと誤解してました。本当ｽｲﾏｾﾝ。」
…!?
(そうか…負けたのに挨拶するというのはそういう捉え方をする人もいるんだ…)
大覇さんは暗に自分にも…
「いや俺の方こそ悪かった。ｺﾞﾒﾝ…ｺﾞﾒ…ﾝ…」
涙が溢れてきた。何だろう、誤解が解けて良かった。勿論その嬉しさもある。だがこの涙はそう…
今度こそ本当にﾊﾞｰﾁｬをちゃんと卒業するんだなという悲しみに違いなかった。
(ﾊﾞｰﾁｬﾌﾟﾚｰﾔよ、先入観や思い込みに縛られないでくれ!)
口に出せない気持ちを胸にしまい皆に頭を下げﾜｶと2人で店内を後にする。

「…ﾌﾟﾘｸﾗ…撮りそびれちゃったね!」そう言いながら笑うﾜｶの笑顔がたまらなく愛おしく感じた。
男にはもう1つのﾊﾞｰﾁｬがある。
卒業という名のﾊﾞｰﾁｬが。

※これから書く話はﾊﾞｰﾁｬ男さんの続きを書いた100%のﾌｨｸｼｮﾝです。
Vol.1恋愛編を実際に書いたﾊﾞｰﾁｬ男さんが見て気分を害する表現の仕方があった場合、並びにﾊﾞｰﾁｬ男さん本人に許可なくﾌｨｸｼｮﾝとはいえ続編を書き込む事をお詫び申し上げます。
【ﾊﾞｰﾁｬ男-恋愛編-Vol.2】
(床に這いつくばって落ちたｶｰﾄﾞを震える手で拾う)
ｱｲﾘｰﾝ使いのｱｲちゃんと顔を合わせたらと思う気持ちもあり、ここしばらくはｹﾞｰｾﾝから足が遠のいていた。他にも理由はある。
「ｺﾞﾒﾝね、待った?」
私にも彼女が出来た。しかも彼女から告白された。彼女のﾊﾙいわく鬱屈な感じの私が気になったとの事だったが時期的に考えても、その鬱屈さのきっかけになったのがｱｲちゃんとの出来事だとは皮肉な物だと感じざるを得なかった。
「来たばっかりだよ」
一緒に食事をし他愛もない会話が私達の定番。まだ身体の関係はない。お互いの距離はかなり近くなったと思う。だが何だろう…踏ん切りが未だにつかない自分と自問自答しながらﾊﾙと別れ家へ帰る。
数日後の休日は彼女とのﾃﾞｰﾄだった。かなり早めに待ち合わせの場所についた。ふいに携帯がなる。
「もしもし、うん大丈夫、わかった」
電話はﾊﾙからで急用の為に待ち合わせの時間を数時間変更したいとの事だった。
(誰か、他に…)
いやいらぬ詮索はよそう。自分が嫌になる。
(さてどうするか)
何故か私の足はｹﾞｰｾﾝへ向かっていた。ﾊﾞｰﾁｬｶｰﾄﾞを持ってない事もあり少し迷ったがﾌﾟﾚｲする事にした。時の流れとは残酷な物で以前の様にはｱｲﾘｰﾝを動かせず目の前のCPUにさえ負けようとしていた。
「はは…もう駄目だな」
自嘲気味に笑うと私は席を立ち上がろうとした。その時誰かが乱入してきた。

(ｱｲﾘｰﾝ6段…勘弁してくれ)
CPU戦でも苦戦する私にはなすすべがなくｱｯｻﾘ3ﾀﾃで負けた。
(やっぱ来なけりゃ良かったな)
そう思っていた私に対戦者が顔をﾋｮｺｯと覗かせる。
「へへ、少しは強くなったでしょ?」
…!?
「ｱｲ…ちゃん?」
顔を見た瞬間蘇る色々な記憶、手が汗ばんできたのがﾊｯｷﾘわかる。
心情的には逃げたかったが実際に走って逃げれるわけもなく私達はﾌﾞｰｽの一角で少し話す事にした。
ｹﾞｰｾﾝへ来なくなった私を気にかけてくれていた事、彼氏と最近別れた等、今更ながらの言葉にﾄﾞｷﾄﾞｷしていた。
(私はひょっとしてまだｱｲちゃんに気持ちがあるのだろうか…だからﾊﾙを抱く事を…)
SPA!の特集が頭をよぎる。
(別れたばかりの女はﾁｬﾝｽだ)
どうしよう、どうするべきなんだ!?
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…私の携帯が鳴った。ﾊﾙの携帯番号と笑ってる写ﾒが目に映る…
「もしもし、うんわかった、すぐ行く」
たったそれだけの会話だったが私はﾊﾙの声を聞き確信した。私は立ち上がり
「ｱｲちゃん!あの日少ししか話せなかったｱｲちゃんの事好きだったんだ!格好悪いけどｱｲちゃんの彼氏を見た時、自分が惨めに思えてきたせいもあってｹﾞｰｾﾝへ来なかったんだ…心配したならｺﾞﾒﾝ」
言った!ｱｲちゃんはかなり驚いていたが
「私の方こそ気付けなくてｺﾞﾒﾝね」
とだけ言ってくれた。
「気にしないで!今は俺大事な彼女がいるんだ、もう待ち合わせの時間だから行かないと」
照れながら言った。
「そっか…又いつかね」
そういうｱｲちゃんと握手をし待ち合わせの場所へ足早に向かう。
ﾊﾙの声で気付けて良かった。私は
(何も伝えきれないまま終わった後悔という名の想い)
を引きずっていたのだ。
「ﾊﾞｻﾊﾞｻｯ!!」
ふいに目の前が真っ暗になり心地良い香りが立ちこめる。

「誕生日おめでとう!」
どうやら私は身近にあった大事な物を手放さずにすんだらしい。花束を持ったﾊﾙの表情がそれを物語っている。
「いつも一緒だからﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ用意する暇なくて今日用意したんだ、急用で遅れるって嘘ついてごめんね?」
泣きそうだった…
「うぐ〜」
あの時は震える手で冷たい床を撫でていたに等しい。だが今は彼女の暖かい頭を撫でる事が出来る。
「ち・ちょっと何!?うぐ〜って何よ!!」
彼女は驚いているが私は満面の笑みで頭を撫で続ける。その内
「もう…うぐ〜」
「うぐ〜」
2人でお互いの頭を撫で撫でする。
端から見たらかなり異様な光景だろう。だが私は気付いた。これこそが求めていた安らぎだったのだと…
撫でられている頭頂部がﾎﾟｶﾎﾟｶする、毛根達も祝福してくれてるのか?今日は忘れられない1日になるのは間違いない…
男にはもう1つのﾊﾞｰﾁｬがある。
安らぎという名のﾊﾞｰﾁｬが。

小学生の僕には色々な制限もあるし毎日が退屈な日々だった。
「ただいま」
両親共働きで1人っ子の自分を迎えてくれるのは猫のﾐｰｺだけ…
(早く明日にならないかなぁ)
明日の日曜日は爺ちゃんが家に来るらしい。頭の堅い両親とは違い何でも話しあえる僕の爺ちゃん。親には内緒だけどｹﾞｰｾﾝにも連れて行ってくれる。そんな爺ちゃんが大好きだ。
(早く明日になります様に)
1人でご飯を済ませ早々と今日は眠りにつく・・・
翌朝、賑やかな声で目が覚める。
(爺ちゃんが来てる!!)
慌てて階段を駆け下り爺ちゃんに決めのﾎﾟｰｽﾞ!
「ﾊｰ!!」
爺ちゃんも同時に叫ぶ。
「もう、ﾋﾛは毎回毎回ﾄﾞﾗｺﾞﾝﾎﾞｰﾙか何だかのﾎﾟｰｽﾞは止めなさい…お義父さんも…」
母親が少し呆れ気味に言う。だが敢えて言わない。僕と爺ちゃんだけが知っている。
(ｱｷﾗの立ち白虎…)
そう、僕と爺ちゃんはVF2のｱｷﾗ使い。周りの友達に聞いても普通の爺ちゃんはｹﾞｰﾑとかしない、というか出来ないらしい…良かった!僕の爺ちゃんｹﾞｰﾑ出来て!爺ちゃんと目配せし外出の準備をする。
・・・・
「あまり遅くならない様にお願いしますよ、それから…」
「まぁたまにしか親父も来ないからいいじゃないか」
両親のやり取りを小耳にしながら爺ちゃんと家を出た。
「爺ちゃん早く早く!」
急ぐ僕に
「焦るな焦るな、急いては事を仕損じる…」
よく爺ちゃんは難しい言葉を使う。そしていつもｹﾞｰｾﾝに行く前にお決まりの公園に行く。
「ねぇ、爺ちゃん何でいつも公園で話してからｹﾞｰｾﾝに行くのさぁ…時間が勿体無いよ」
確かに爺ちゃんと話すのは好きだったが他愛もない話しをして嬉しそうにする爺ちゃんが不思議に思えた。
「話すとは言うのは凄く大事な事なんだぞ…」
そして締めはいつもこの言葉。ようやくｹﾞｰｾﾝに向かって僕達は歩き出した。

「あ!ﾋﾛと爺ちゃんだ!」
僕の友達も数人来てた。VF2は大人気で対戦台に列が出来てる。僕達は小学生だからかたまに割り込まれるけどそんな時は爺ちゃんが竹刀片手に注意してくれる。
昔、剣道してたらしく町内の(僕の町内じゃないけど)防犯委員長だった頃の癖が抜けないのかいつも竹刀持参だ。
たまに警察の人に話しかけられると気まずそうに何かを話していたけど
(警察にもたくさん友達いるんだ!爺ちゃんｽｹﾞｰ!!)
位にしか思ってなかった。
そうこうしてる内に俺と爺ちゃんが対戦する番がきた。
爺ちゃんとの攻防は楽しく周りから時折聞こえる
「…半端ない…ｽｰﾊﾟｰ爺…」
等の声も何か嬉しかった。
楽しい時間はあっという間に過ぎ夕方には友達とも別れ爺ちゃんと家に帰った。
そんな日々を送っていたある日の夕食後、僕は母親と口論になった。成績が少し下がったから塾に行かせると言い出したのだ。
勉強ばかりの生活を想像する…
話しても適当に流して意見を押し付ける母親、そして何も言わない父親…
僕は突発的に家を飛び出した。
行くあてもなく歩いていたがすぐには帰りたくなかった。
僕は少し心細かったが1人でｹﾞｰｾﾝに行く事にした。お金は400円…
(大丈夫!これだけあれば充分時間は潰せる)
400円を握り締めｹﾞｰｾﾝに入った。爺ちゃんがいない事もあったせいか見慣れた店内は違った雰囲気に感じ少し不安がこみ上げてきた。
だがﾊﾞｰﾁｬは活気があり列に並んで待っている間はいつもの高揚感で気が紛れた。
僕の番が来た。爺ちゃんと練り上げたｱｷﾗはA･Sばかりに頼るだけでなく魅せｺﾝﾎﾞも織り交ぜ危なげなく連勝していった。
そして締めに立ち白虎!!
(よし!)
小さくｶﾞｯﾂﾎﾟｰｽﾞをした時
「ｺﾞﾝ!」
自分が座ってる椅子が動いた…?振り返っても誰も何も言わない。ただ学生服のお兄さん達ばかりだったのが怖く感じた。

(滑ったのかな…)
気を取り直して次の対戦者とﾌﾟﾚｲしてると…
「ｺﾞﾝ!ｺﾞﾝ!ｺﾞﾝ!」
ﾊｯｷﾘわかった。椅子を蹴られてる…振り返ると凄い形相でお兄さん達が睨んでいた。
とっさにﾓﾆﾀｰの方を向いた。訳がわからず対戦どころではなかった。蹴られる度に少し浮く僕の身体…
そして僕は対戦相手に負けた…
せめて蹴られた理由をと思いお兄さん達に話しかけ様としたが怖さで言葉が出て来ない。口を開いたら同時に涙が出そうだった…
「泣〜け!泣〜け!」
楽しそうに合唱するお兄さん達。歯を食いしばりｼﾞｯと耐えていたその時
「ﾊﾞﾝ!!」
息を切らせた爺ちゃんが駆け込んで来た!
爺ちゃんは見た事もない顔で何やらお兄さん達に言っていたが僕は涙を堪えるので精一杯だった。
僕は爺ちゃんに連れられ外に出た。気付くとそこはいつもの公園だった。
「誰も見とらん、爺ちゃんの前では泣いていいぞ」
その言葉を聞いた時ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ涙が溢れてきた。
「確かに話してもわかりあえん人はおる、だが家族やぞ?逃げずにぶつかれ。これから出会う人全てにとは言わん、本当に大事な人達にお前の気持ちを注げ」
溢れる涙をｺﾞｼｺﾞｼ拭きながら爺ちゃんの言葉を聞いていた。
…!?
「じ・爺ちゃん今日は竹刀じゃなくてﾓｯﾌﾟなんだね…」
「ま、まぁ人間なんだしたまには間違う!」
恥ずかしそうに笑う爺ちゃんに僕は
「爺ちゃん、ありがとう」
そう言った後2人で家に帰った。

・・・・・・・・
あれから月日が流れた。
ある日の休日、とある場所へ向かう。
俺を守ってくれた爺ちゃんも今はもういない。もう昔みたいにｹﾞｰｾﾝに通う事もないだろう…
-ﾋﾛｼﾞの墓-
(爺ちゃん、一緒に酒でも飲みたかったね。俺結婚したい彼女が今いるんだ。もし結婚出来て子供も出来たら爺ちゃんから受け継いだ大切な想いを託したいと思ってる)
決して楽な生活じゃない。これからも色々な出来事があるだろう。だが俺は爺ちゃんに教えて貰った
『大事な人達への思いやり』
を柱にしてこれからも歩いて行こうと思う。
(さらば、色々なきっかけを与えてくれたﾊﾞｰﾁｬﾌｧｲﾀｰｼﾘｰｽﾞ)
男にはもう1つのﾊﾞｰﾁｬがある。
思いやりという名のﾊﾞｰﾁｬが。

凄く良かったです。

もしや携帯からですか？ど根性ですね。面白かった。

一作でたら過疎るな…
このスレ

1993年
餓狼SP稼働開始。
当時小学生だった彼は小銭をポケットに入れ、煙草のにおいに包まれた男達に紛れて順番を待っていた。
テリー・ボガードに憧れ、冬以外は広島カープの帽子をかぶり、対戦に明け暮れていた。
勿論小学生なので勝てること無く観戦してばかり。
たまに勝つとヤジられたり帽子を飛ばされたり、いろいろやられた。
ライン逃げや徹底した待ち、台を揺らす、灰皿を投げられる…あの頃は本当にひどかったな。
それでも彼がこの店に通い続けたのは、それだけ餓狼SPに魅せられたのだろう。
彼は観戦する時、いつも腕を組んで首を傾け、あごにシワをよせていた。
そして休憩所のテーブルにメモ帳を取り出し、何か書き込んでいた。
後で見せてもらったが、１０歳の少年が書いたと思えないほど緻密で繊細な攻略。
今では甘さが残る内容だが、ここまでやるとはさすがに俺も驚いた。

そんな彼が、ついに伝説を作り上げた。
大会参加者は１６名。彼は最年少。
RN『ｵﾏﾘｰ』は確か店でトップに強かった記憶がある。
負けたところを見た覚えがない。
彼とｵﾏﾘｰが初めて手合わせしたのはこの大会だった。
それは準決勝のできごと。
テリー対ジョー。
ジョーが倒れていた。
ギャラリーの歓声、うなだれるｵﾏﾘｰ、驚嘆する参加者、俺。
決勝はテリー対舞。
舞の悲鳴が筐体を見つめる人間達の耳を過ぎていく。
第１回餓狼SP大会優勝者は、１０歳のあの少年だった。

伝説を作り上げた彼は、その日を境に姿を消した。

2003年
ここに働き続けて長くなる俺は、店長になってしまった。
客層もすっかり変わり、マナーも良く、トラブルも昔に比べて減った。
店長に昇格した俺は当然業務内容も変わり、フロアに出ることも少なくなった。
昔に比べて、いろいろなものが変わってしまった。
世代交代も感じとり、格ゲーの活気は当時とは異質。
年を重ねたせいか、なんとなくモチベーションも低い日々を過ごしていた。

休憩中にクリアファイルを取り出し、今日まで行われた大会資料をペラペラめくる。
懐かしい顔触れ、RN、大会。
今は稼働していないゲームもあり、新作以外、店には餓狼SPとポケファイとエリプレだけ。
やはり鮮明に甦る記憶は第１回餓狼SP大会。
あれだけ強い印象を与えた大会は、今まで開いた大会には無かった。

俺は待ち続けていた。
伝説を作り上げた少年を。

その日はバイトが一人休んだせいで俺がフロアに出ることになった。面倒だ。
夕方頃から降り続ける雨と久々のフロア業務に加えて、若干混んでいる。
格ゲーはメルブラ、アルカナ、鉄拳、バーチャに人が集まっている。

そんな中、赤いキャップにネイビーのダウンベストが目立つ男性がいた。
腕を組み、あごにシワをよせて見つめるその瞳は、昔と変わらなかった。

彼が乱入したバーチャ。
次々と敗れていく常連。
そういえばバーチャの大会は来週が１回目だったな。

伝説は終わっていなかった。
俺はこの時すでに感じていた。
新たな伝説の始まりを。

バーチャという伝説を。

そうきたかwww
GJ！

>>595
�d。
本当はバーチャじゃなくてMOWにしようと思ったが
スレ違いに気付き、無理やりバーチャにした。

フィクションかノンフィクションかは想像に任せる

ファンタジーつーかロマンを感じたｗ
乙です

>>596

大丈夫 このスレは格ゲー短編作品なら成立するから

面白かったよ

そうあれは俺が高3の頃の話。
受験を控えた秋ぐらいだったと思う。
バーチャは3tbをプレイしていた。
その頃よく行っていたゲーセンでの一コマ。
ある日のこと、友人Ｔ（晶使い）、友人Ｆ（ジャッキー使い）と俺との三人でバーチャのモニターを見つめていた。
ちなみにＦは俺とＴが通っている高校とは別の高校に通っている。
Ｆは中学の時のクラスメイト。このゲーセンでたまたま再会し、Ｔに紹介した。
まぁいらない情報だと今書いてて気付いた…スマソ

モニターには反対側にいるサラリーマンらしき人のCPU戦が映し出されていた。

当たり前だが3tbというのは三人キャラが選べる。K○Fからパクったと思われるこのシステムの唯一違う所は、
同キャラを二人、もしくは三人とも同キャラにできることぐらいであろう。
ただ当時、二キャラ分はともかく三キャラ分とも同キャラにすると、
他にも何か使えよ〜インチキじゃん、
的な空気が流れていたかのように思える
（俺のとこだけかもしれない…
よって俺とＴはサブキャラをやむを得なく、
開発したのだが、いかんせんぱっとしない。

Ｆにいたっては3tbをやってる姿を見たことがない。
彼曰く、サブとかできない、とのもっともな理由だった。

数年後、10th記念のDVDの中で池袋サラさんが、
苦笑いしながら
「僕、サラ、サラ、サラなんですよ」というのを聞いて
やっぱサブ使えよ、みたいな風潮が少しはあったのだろうと思った。


ごめん、こんな時間に友達きた…
また明日続き書きます、
大した内容じゃないけど(汗)

(´・ω・｀)

そんな中、俺は思いついた。

お互いのメインで組んだら、Ｆも遠慮せずに
ジャッキーで遊べるんじゃないかと。

おもむろに「1ｸﾚを三人でやらない？」
と言ってみた。

余談ではあるが、俺達は都会のことなんぞ
知らなかったからビートラ杯（アテナ杯？）
みたいなチームバトル文化なんてものの存在を当時知らなかった。

幸いにもＦとＴは単純に
「お〜面白そうだな！」と同意してくれた。

さっそく乱入前の作戦というか、
順番を決める俺達。
俺は舜がメインのため、飲酒量の関係により
俺は先鋒から外された。
ここで緊張に弱いＴは自分から
「先鋒でいきたい、プレッシャーに弱いから」
との自己申告により先鋒へ。
「俺も最後はイヤだな」とＦが言うので
結局Ｆが中堅、俺が大将ということで落ち着いた。

整理すると、Ｔ（晶）、Ｆ（ジャキ）、俺（舜）となった。

標的は今CPUをプレイ中のサラリーマン。
確かジャッキー、影、ウルフだった。

よし行くぜと、まずはＴが座る。
彼は自分でプレッシャーに弱い
とは言うものの、それ意外は問題ないので
正直安心して俺は見ていた。
まぁジャッキーには負けるまいと。

予想通りジャキを普通に倒す。
そして影の体力をあと少しというところまで
削った所でＦの出番となった。

ここで思いもよらない事態が起きた。
ﾗｳﾝﾄﾞとﾗｳﾝﾄﾞの間に人と人が入れ替るのだから、
早くしないと次の番のやつが
椅子に着く前に始まってしまう。
俺達はそれを予想していなかった。

Ｔ「ごめん、負けたわ…」
俺「次はＦだからさっさと立て！」
Ｆ「ちょ次始まるwww」
俺「笑ってないで、さっさと座れ！」

筐体の向こうのサラリーマンは
まさかこんなドタバタが反対側で
繰り広げられてるとは思いもしなかっであろう。

落ち着く暇もなく、Ｆvs影。
Ｔがかなり削ったおかげで、少しダメージは
もらったもののＦのジャキは勝利。

そして大将ウルフ登場。

Ｔ＆俺「いいよ〜！そのまま倒そう！」

俺はそうは言ったものの、
これは準備しとかないとなと思っていた。

いざ始まるとやはりＦは押されている。
Ｆの残り体力は、ウルフの投げの脅威を
計算に入れるとないも同然だった。
実はＦは投げ抜けができなかったのだ。
それゆえ何か投げがくれば100％食らう。

Ｆの残り体力が三分の一を切る。
頼む、投げよ来るなと祈った。

「フヌォォォ〜」
祈り空しく、ジャッキーが高々と
ウルフの掛け声と共に抱えあげられる。

スタイナーズか…終わったな、俺の出番か。

その瞬間、
「イェェェ！」
ジャッキーの声がこだまする。
Ｔ＆俺「！！！！！」そう、Ｆは抜けたのだ。
しかも斜め方向であるスタイナーズを。
颯爽とジャッキーはウルフの肩から降りる。
シャコッっと言う歯切れのいい音と共に
サマーがウルフの背後に決まる。
画面にはＫ．Ｏ！の文字。

俺もＴもそして抜けたＦも興奮していた。
すげぇ！ありえない！等の言葉がＦに浴びせられた。

結局、俺の出番はまわってこなかったんだが
そんなことはどうでもよかった。
何とも言いしれぬ一体感に俺達は包まれた。

その後、乱入されたのだが俺達は調子にのり
「そりゃ三キャラとも別人だったら無敵だよな！」
などとほざいていた。
実際、俺達は最初の100円だけで
相手がいなくなるまでもった。

それ以来、三人でプレイすることは
なかったが、あの日の思い出は今もまだ胸の中に。

男にはもう一つのバーチャがある。
青春という名のバーチャが。

思ったより長くなってすいません(>_<)
しかも大したことじゃない…

携帯からだったので読みにくい部分もあったかと思います。

ちなみに実話なんだけど、
ところどころ記憶が曖昧になってます。
変だなと思ったら大目に見てくださいw

｢ｲｪｪｪ!｣
ｲｲﾖｲｲﾖｰ(･∀･)

昔、昔の物語

当時、二十歳そこそそこの俺は、格ゲーには興味が無く（スト2昇竜拳出せない）
シューティング中心、だった俺が、たまたまゲーセンに、おもむくと、今までに見たことが無い
ゲームがあった。それがＶＦ1だった。　

1プレイ200円と法外な料金設定、プレイしたら、ガードが仕方がわからない。
インスト見ても、少々の技しか表示されておらず、手探りでゲームを始めた。
特に熱狂的にハマることなく、たまに楽しむゲームであった。
また、対戦も大型筐体なので、さかんではなく。一人で黙々とプレイする日々が
続いた。そうこうして一年が過ぎた。

本屋でゲーメストを立ち読みすると、ＶＦの新作がでるという。
渋谷？（記憶曖昧）か、どこかでロケテの噂を聞いたので直行する。
ＶＦ2を見た衝撃・・・・・・・・・・度肝も抜かれた。
これは、やりこむべ。と一人心に誓うのであった。また100万だして
筐体買うぞと考えたが、部屋に入らないので挫折。そして数ヵ月後ＶＦ稼動

仕事終了、ゲーセン、飯、ゲーセンの毎日。週末は、渋谷、新宿に遠征の日々
当時は地域格差が凄まじく、情報やネタを仕入れるには現場（ゲーセン）か
ニフのゲームＢＢＳぐらいしかなかった。地元では猛者気取りの俺も
渋谷や新宿だとスコスコに負けた。また渋谷はストロングスタイル
新宿は、なんでもありありな雰囲気があった。サラ使いの俺は2までは
機関車ラウ、押し出しアキラ、こえんらく影に苦戦をしつつもＰＫ、大ダウン
と下Ｐカウンターのコンボサマー、ダブルジョイントで何とか対抗できた。

ハメ？が発見され修正の為に2.1稼動。スポット21に通う日々が続いた。
さて有名人って、どんぐらい強いのよ？とチャレンジャーな毎日。
新宿さん、まあ普通。池袋さん、とにかくサマー、キャサ夫さん、よくわかんね。
明大前さん、鬼つか勝てる気がしない。柏さん、鬼つか勝てる気がしねえ
ブンブンさん、とにかくジャイアントスイング、ちび太（アキラ）鬼つか勝てる気が・・

特に友達でもなんでもないんだが、よく顔をあわせるから、軽く挨拶する程度の間柄
大会に出場するも、店舗（地元）で三回戦が精一杯でした。2.1になりＰＫダウンが
無いものだから、台湾ステップを駆使するアキラ、ラウ、には、もう勝てない状態
チキンと言われるも、スカして戦う。これしか手段がなかった。

そうこうして楽しい時間が経過しＶＦ3時代に突入。

あれ？なんかモッサリしてるなぁ。ボタンの反応悪いなぁと感じつつも
プレイ。サラとリオンを共用してプレイ開始。単純に二択すれば勝てた。
正直、余り魅力を感じなかった。それでも最初の全国大会まではプレイした。
キャサ夫さんが運良く、投げて優勝。その後、矢永さんに食われたけど
ジャッキーが非常に多い大会であった。

この頃から、たまにしかプレイしなくなった俺がいた。次の全国大会
3ＴＢ、韓国ステップなど一応、噂だけは聞いていたが、あまりピンと
こなかった。　そうして数年後過ぎた。

ＶＦ4稼動。
このスピード感、これこれ、これを待っていたのよ。
3末期までしたプレイヤーとの差は絶望的な差だったが
大人（金）のパワーで、数ヶ月で追いついた。サラに魅力を感じなくなって
しまった俺は、すっかり、リオン使いになっていた。基礎は抑えつつも
動かしていて楽しいリオンは、暴れと言われつつも、ファンタジーをかますのが
楽しかった。段位の方は5段が限界でしたね。ＥＶＯ導入、さらに家庭用発売

この頃、我が家では、週末に10数人で、機材持ち込んで朝までプレイ
彼女は、呆れてましたけどね。ＦＴの頃には、結婚イベント、仕事、引越し
などで引退。　

ＶＦ5稼動。　ＶＦ4とあまり変わらない印象。たまに動画みたり
2ちゃんのスレみるぐらいの毎日。ＰＳ3で発売するって聞いたから
どれ、やってみようかなと思い。軽く新宿で対戦してみた。

結果　6勝24敗　そうだよね。俺、30過ぎているんだよね。
もう、あの頃の情熱、若さ、反応、は出来ないんだよね。

家庭用がでたら買おう。そして、もう勝てない自分が居るのは承知している。
でも、俺のバーチャファイターは、再び始まる。　

おっと昼休みが終わりだ（笑）でわ　ゲーセンでお会いしましょう。

最後に、新宿行く前に、地元のゲーセン（駅向こう）に行ったら
潰れていた。これも時の流れなのか、動画とかみて、現在強い人の動画
みると強いのは、納得するんだけど、魅力を感じないなぁ

まあ雑魚の呟きですね。　でわ

ふう　休憩。　全盛時には、たまーにバーチャの神様が降りて来て
見てからガード、開幕投げとか、指が勝手に動いてくれたけど

もう、俺には神様が降りてくることは無いな。今の若いプレイヤーの元に
きっと神様が光臨してるんだろうなぁ　

バーチャの神様は大人になったら見えなくなるだけで、実際はお前さんのそばにいるんだよ

>616と>617に不思議と同時に納得してしまう。

人にはもう一つのバーチャ・ハイがある。○と○○○によるバーチャ・ハイが。

もとふゆき

せとあさか

もう十年以上昔の話です。

〜大型連休前日の休憩室にて〜
「タケ先輩」
そう言いながら斉藤がニヤニヤした顔で近付いてくる。
「何だオマエ」「良い事でもあったのか」俺はいぶかしげに応えた。
斉藤はジラシを効かせた言い方で「バーチャの裏技入手したっす」と話した。
俺は斉藤の話かたに内心いらついた「良かったね」とそっけなく返事を返す。
斉藤はバーチャの話に俺が食い付かなかったことに動揺したのか、急に低姿勢になり声のトーンを変えて話しはじめた。「今日、仕事終わったらゲーセン行きましょー、絶対凄いですよコノ裏技は」

斉藤は何処のゲーセンに行く気だ。仕事が終るのは０時、近くのゲーセンは閉まる時間だ。それに斉藤は仕事明けに帰省すると聞いていたのは俺の気のせいか？
場所は駅前のゲーセンにしましょう。金土曜日は朝方までやってますから、但し客が居ないと閉めますけどね。帰省は東名阪使えば２時間で行けるからゲーセンの後に行っても楽勝っす。

強引に約束させられた感はあるが、俺もバーチャ好きだし誘いに乗ることにした。



次回予告:
ゲーセンに行こう。

仕事が終わりシャワーを浴びながら、斉藤の裏技につて考えた。どんな裏技も子供の頃に見たインベーダーゲームの名古屋打ちほどの衝撃は生涯無いだろう。斉藤のネタに期待するのは酷だ感動した振りぐらいはしてやるさ。

濡れた髪にヘルメッは気持ち悪いが、ここは我慢だ。自慢の愛車VF1000飛ばして行こう。自分でも気が付かなかったが既にテンションは上がっていたようだ。
俺がゲーセンに着く頃には斉藤は既にCPU相手にプレイしていた。斉藤は直ぐに俺に気付き「タケ先輩少し待ってください。チョトで終りますから」と画面を見ながら話し掛けてきた。
俺は待ってる合間に、缶コーヒーを２本買い１本をバーチャの台においた。斉藤は頭をコクリとさせる。
斉藤はバーチャが一区切りついたところで財布からメモを取り出し怪しいレバー操作をした。
…あら不思議デュエル登場。


次回予告:
動けデュエル

デュラルモンスター

動けデュエル

デュエル登場には俺も流石に驚いた。
「コマンド知ってるか」そう言って俺は斉藤に視線を送った。
斉藤は手を広げI do not knowとでも言いたげゼスチャーで応えた。
取り合えず何が出来るかやってみようぜ。

斉藤と交互にプレイをしコマンドや連携をチェックした。デュエルは色々な意味で卑怯だな調べるのが楽しくてしょうがない。
そんな至福な時間はアッという間に過ぎるもので、外は明るくなりかけている。俺らはなかばゲーセンから追い出される形で店をでた。

デュエルの必勝パターンについて語り合いながらバイクの所まで歩いてきた。
俺は斉藤のバイクに付けられたツーリングバックを触りなが「お前コレから帰省か」と訪ねた。
「そーっすよ」と当たり前の様に斉藤は答えた。
無茶だろ。俺は仮眠して帰るように注意する。
斉藤はそんな説教聞きたく無いって感じで顔が曇った。
嫌なムードになったので話題を替えて、デュエルの呼び出し方法を教えるよう頼んだ。

「タダでですか、それは無いでしょう」と言い斉藤はかぶりを振る。

分かった。条件だすよ帰省土産に地酒買って来るからそれで交換な。

「絶対ですよタケ先輩」交渉が上手くいって機嫌が治ったようだ。タケ先輩は何時帰省するんですか？
俺は藤飯と飲みに行く約束が有るから、その後になるな。
藤飯先輩と飲みに行くと風俗がセットになってますよね。
確にそうだ。仕方ないよアイツの生き甲斐だ。なんせ愛読書がナイタイって言い切るからな。ある意味羨ましいよ。

俺は斉藤の帰省が心配で、さりげなく話題をバイクにした。
お前にはCBR400RRは速すぎだろう。これだとアクセル開けた分だけトルク出るから気つけろよ。原チャリ気分で乗るなよな。

任せて下さいよ。タケ先輩のバイクに比べればトルクなんて極細ですよ。

俺は無駄にアクセルを開けない。だからこうして生きてる。お前も知ってるだろ。飛ばしやが集まる峠は何処行っても花束が供えてある。無茶すんなよ。

「うぃ〜す」

一人前に生返事しやがってムカツク、とにかく事故るなよ。

「じゃーな」

[連休明け]
「おはようございます」
休憩室の机は大量の土産で何も置けない状態だ。自分の土産をどう置くか少し迷っていた。其のとき強くドアを開ける音がし、振り向くと係長が厳しい顔で「緊急朝礼康生棟B会議室」兎に角早く行けと手を振り休憩室から皆を追い出す。
会議室では既に他の係りの人は来ていて席についていた。自分達が座るのを確認し課長がマイクを持って話し始める。
「残念な事ですが連休中に死亡交通災害がありました」
死亡交通災害は24以下のバイク乗りが圧倒的に多い。
俺はパニクった。何人かの顔が頭に浮かぶ、特に斉藤が気掛かりだ。
聞きたく無い、聞きたく無い、聞きたく無い。
そう心で呟く、しかし現実は変える事はできない。
課長は斉藤の名を告げ冥福を祈って黙祷を始めた。
この悲しさを表現出来る言葉は10年以上たった今でも見付からない。
後日バイク仲間数人と斉藤の実家へ行き線香をあげた。
約束だった地酒と「デュエル楽しかったな」の言葉と供に…



男にはもう一つのバーチャがある
約束という名のバーチャが…


長文、蛇文失礼しました。又、ワガママな書き方で御迷惑をおかけ為たことをお詫びします。

お力落としの無いように。

何だよそれ・・・・・・・・
黙祷。

コメントを下さった方に感謝です。

爆死ネタでROMに戻ります。


妻の乳首でファジーのイメージトレーニング調子に乗ってジャイヤントスイング…

マジ切れされました。

男にはもう一つのバーチャがある
ひたすら謝るという名のバーチャが

バーチャ４が出た当時、僕はバーチャに狂っていた。当時付き合っていた彼女とのデートもゲーセンばかり。僕がプレイしている間彼女は僕の後ろに立ち、ただ僕の背中を眺めているだけのデートだった。

当然彼女は、普通のデートがしたい、と僕に何度も言った。僕はそんな彼女に、今はバーチャが１番楽しいんだ、嫌なら付いて来るな、と冷たく言っていた。バーチャで強くなることが僕の全てだった。

ある日、いつもの様に普通のデートをせがむ彼女の事が心底鬱陶しくなり、オレの楽しみを奪う様な女とはこれ以上付き合えない、と別れを告げた。彼女は泣きながら何度も謝ったが、僕は許さなかった。明日から気兼なくバーチャに専念出来る。そう思うと嬉しかった。

その次の週、行きつけのゲーセンに足を運ぶと、バーチャの対戦台に女が座ってプレイしていた。女性ゲーマーが来るようなゲーセンでは無い。そこには元彼女が座っていた。何の嫌がらせだ、と僕は気味が悪くなって、彼女に気付かれない様に店を出た。

僕はそれ以来そのゲーセンには行かなくなり、一駅離れた別のゲーセンをホームにした。

月日は流れ２年が過ぎた。僕は半年前に就職して忙しくなり、ゲーセンに行く事も無くなっていた。

そんなある日、外回り中に偶然、昔よく通ったあのゲーセンの近くを通り、何気なしに中を覗いてみた。久し振りに見るバーチャはまたバージョンが変わったらしく、デモ画面が変わっていた。

突然声を掛けられ振り向くと、そこには店長が立っていた。懐かしさで、しばらくゲームの話や近況の話をした後、そういえば君とよく来てた女の子居たよね、と店長が彼女の事を話だした。

三ヶ月くらい前かなぁ、カード忘れて帰っちゃったんだけど、それから店に来ないんだよ、と店長が言った。僕は久し振りに彼女の事を思い出した。

彼女がカードまで作ってやり込むなんて…。

ちょっと見せて貰っていいですか、僕は店長にカードを借り、機体に差し込んだ。

ＲＮは、「好きな人のゲーム」、勝率6.4％初段、10000敗越えのジャッキーカード。僕もジャッキー使いだった。

。僕は店長にカードを返すと、挨拶もせずに店を出た。レバーを握ったことも無かった彼女、一体どんな思いでバーチャを続けていたのだろうか。

歩いているうちに胸が締め付けられ苦しくなる。
ジャンキー共のカモにされ、笑われながらプレイしている彼女が目に浮かんできた。彼女はずっと僕を待っていたのだろう。僕とバーチャデートをするために。

僕は歩き続ける事が出来なくなり、通りの角にしゃがみ込んだ。

バーチャは素晴らしいゲームだ。この先あれ程のめり込む趣味を持つ事はないだろう。その素晴らしいゲームで最低の後悔を残した、この愚かな僕の思いでです

たまにケンカしているカップルを見ることがあっただけに、胸が苦　し　い……

彼女とやりなおすんだ

ＲＮは、「好きな人のゲーム」、勝率6.4％初段、10000敗越えのジャッキーカード
泣けるじゃね〜かよ！

なんつーか健気だよなぁ・・・

男の子のアホな浪費とは違う、女の子の一途な百万円...

おまああああああああああああああ

今すぐ、彼女の家直行して土下座してこいよおおおおおおお

ちょっと感動した・・・

50円の店でも50万円だよなぁ…

いくらなんでもこれは…

｡･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･｡

気味の悪い話だなオイ

むしろ君が悪い話だな

ゲーセンに彼女連れてくるヤツは空気を嫁！
女の子は別に気にしてないよって言うけど
あれかなり暇なんだよ！気付けバカ！
人によっちゃかなり引く娘もいるっての！
…飲みサーの場で女子達がそんな話題を出してました
俺はゲーセンに入り浸るタイプには見られず
そんな話題を振られましたが冷や汗ものでした…
皆も彼女をゲーセンに連れていくのはやめといたほうがよかとです

普通連れていかないよ。
こっちが買い物に長々つき合わされるのと同じ。
ゲーセンの場合は空気も雰囲気も悪いのでなおさらです。

男にはもう一つのバーチャがある
例えるなら空をかける一筋の流れ星〜ぃ

女心はわからん！

バーチャ２が出た当時、僕は中学１年生だった。友達は皆バーチャにハマっていて、僕達はいつもゲーセンで遊んでいた。

僕の友達は裕福な家庭の子ばかりで、毎日の様にゲーセン通い、何時間もプレイした。ろくに小遣いを貰えない僕に50円のプレイ料金は厳しかった。お金が無いことを友達に知られるのは嫌だったし、何より皆とバーチャで遊びたかった。

僕の父親は飲んだくれの駄目親父で、会社をリストラされて２年経っても次の職場が決まらなかった。

そんな父に代わって母は人一倍働いた。平日の昼は工場のパート、さらに週に３日間夜勤の交通警備のバイトに入った。

僕はそんな母の苦労も知らず、母の財布からたびたびゲーム代を盗んだ。小銭ではなく、万札を盗んだ。そうすれば、母は僕を疑わず父を疑うからだ。僕はそのお金で毎日ゲーセンに行き、バーチャで遊んだ。

ある日、母が倒れた。病院の先生には過労と説明された。病院のベッドで寝ている母を改めて眺めると、驚く程痩せた体に気がついた。こんな事になってごめんね、母さんすぐに元気になるからね、母はそう言って僕の手を握り締めた。

その日から僕は学校帰りにゲーセンに行くことが出来なくなり、代わりに母さんの見舞に行くようになった。

毎日来なくてもいいんだからね、遊びに行っっていいんだからね。母はそう言ってくれたが、お金の無い僕はゲーセンに行くことが出来なかった。僕は病室でいつも不機嫌だった。早くバーチャで遊びたかった。

母は良くなる気配が無く、日に日に弱っていく様だった。それでも僕が顔を見せると、笑顔で僕を迎えてくれた。

ある日授業中に父から電話が入り、病院に呼び出された。病院に行くと、冷たくなった母の顔に白い布がかけられていた。

母が死んだ。父は僕に、母がすでに５級の胃癌であることを隠していた。働きもせずに酒ばかり飲んでいた父。お前のせいだ、と僕は思った。お前が代わりに癌になればよかったんだ。

葬式が終わり、病室から引き上げてきた母の荷物を整理している時、母が読んでいた本に挟まっていた手紙を見つけた。それは生前、母が僕と父宛てに書いたものだった。

豊へ、お父さんを恨んではいけませんよ。お母さんはお父さんと結婚してとても幸せでした。強く優しい大人になってください。
お父さんへ、どうか豊を大学に行かせてあげて下さい。お父さんなら出来ると信じています。今までありがとうございました。

僕は手紙を読み、声を上げて泣いた。

大嫌いだった父、その父の仕業に見せかけて母の財布からお金を盗んでいた僕は、最低の卑怯者だ。母を死ぬまで働かせたのは、父ではなくこの僕だ。母が倒れてからも、僕は母に優しくしてあげなかった。僕が母を殺したのだ。

僕は父に全てを話した。そうか、母さんに謝らないとな。父さんもいっぱい謝らないといけない事があるんだよ…。静かに話しを聞いていた父はそう言い、顔を伏せ、哀しさを堪える様に目を閉じていた。

あれから10年、父は一切酒を飲まなくなり、しばらく日雇いの仕事を続けた後、運送会社に就職が決まり、今もそこで働いている。

僕は地元の大学を卒業し、今は証券会社に勤めている。

実は最近、10年ぶりにバーチャをプレイした。昔とはあまりに違うゲーム内容とグラフィック。わけもわからないうちにＫＯされてしまったけども、当時の興奮を思い出し、何だか少し恥ずかしい気持ちになった。

･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

(ﾉД`)

GJ！ 久々の良作だよ！

(ﾉA`｡)泣けた

ネタでもマジでも最高だ！このスレも最高！

･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ･

このスレは神だ（´Д｀）

エエハナシヤ…

感動スタート

実話をひとつ。

バーチャ３が出た当時僕は高１だった。
１をテレビで見て驚き、２のためにサターンを買い、やりこんだ。
そして待ちに待ったバーチャ３。

友人たちとゲーセンに行くと、そこには連勝中のウルフが。
戦法は至ってシンプル。下段Ｋカウンターからのジャイアントスイング。
だがわかっていても中々抜けられない対戦者たち。
ついに僕が乱入するときが来た。
キャラはジャッキー。ジャケットに書く自分の名前のスペルを
間違えちゃったお茶目さんである。

カゲのステージ。
１戦目。やはりウルフはカウンターからの投げ狙い。しかし抜けれず。
あっさり敗北。

２戦目。
ディレイを駆使しつつ相手の下段Ｋを警戒する戦い。
だが下段Ｋをカウンターで喰らってしまった。
しかしそのとき僕に神が舞い降りた！
ウルフ「ふぬぅ〜〜〜〜！」
ジャッキー「いぇあーーー！！」

ゴロンゴロンゴロン。投げぬけに終に成功したのだ！
どっと周りもざわめいた。

しかしそのとき悪夢は待っていた。


ごろんごろんごろんごろんごｒ…

ジャッキー「あぁーぅ！」

リングアウト！

試合に負けて勝負に勝った！
そう自分に言い聞かせ僕の対戦は終わった。

男にはもう一つのバーチャがある。
悲しみという名のバーチャが。

駄文ですんません。

次回予告
ウホッ！かれに夢中。

時は流れ高校３年。受験生である。

バーチャはtbとなった。乱入してくる相手もいなくなり、
友人はＫＯＦや上海に夢中になる中、僕は相変わらずバーチャを続けていた。

対人戦も殆んどしなかったため、僕は、
色々なキャラを使いながら楽しんでいた。

この頃特に使っていたのはリオン、ジャッキー、ジェフリー、葵だった。

リオンはどのキャラもtb稼動以前から使用していたが、中でもリオンの
あの声「いーーーーん！」最高である。

当たらなくても出してしまう箭疾歩。とにかくがむしゃらに箭疾歩。

受験勉強で頭がおかしくなったわけではないが、リオンのような格闘スタイル
なら僕も実践でできる。そう思ったくらいだ。

いつものように学校が終わり、受験生であるにもかかわらずゲーセンへ行き、
そして帰る。そんな日々が続いていた。

しかし、ついに事件は起こったのである。

その日、帰宅すると家族は夕飯を食べ終え自室へと戻っていた。
台所の電気をつけるために、僕はやってのけた。

「いーーーーん！」

ぷちっ。そう、箭疾歩で電気をつけたのだ。もちろん声を出しながら。

しかし悪夢は待っていたのである。

妹「おかえり・・・」


男にはもう一つのバーチャがある。
夢と現実の狭間という名のバーチャが。

実話を素に書きましたが、文才なくてこの程度しかかけませんorz
まだ続きはありますのでこの程度の文章でよければ書かせていただきます。

このスレはカキコ少ないから
上手下手は関係ない
書きたきゃぜひ書いてくれ
おもろいよ

保守ついでと思って気軽に逝こーぜ

>>671さん
>>672さん
明日時間があれば書かせていただきます。全て実話なのでオチが微妙で…

次回予告。
明日への扉：再会

大学受験前日までバーチャをやり、合格直後にＤＣを買った。
ついにtbを家でもできる。僕は嬉しかった。しかしそれも長くは続かず、
部活バイトに忙しい日々を送るようになり、僕はバーチャから離れていった。
ごめんね、湯川元専務。

時は流れ2007年。
僕はＰＳ２も買わなかったため、バーチャ４もやらず、
ゲームもオンラインゲームしかやらなくなっていた。
そんななか、僕は体調を崩し会社を休んだ。鬱病だった。
いつ治るのかもわからない不安の中、現在も通院している。
そんな中、ある日バーチャの夢を見た。
なぜかアキラを使い連勝している夢の中の僕。
バーチャ３の光景が広がっていた。バーチャの事なんて忘れていたのに。
目が覚めた僕はバーチャが無性にやってみたくなった。

人が多いところに行くと頭痛を起こしてしまうので
不安はあったのだが、勇気を出して久々にゲーセンへ。
そこにはバーチャファイター５があった。
「久しぶりだな」心のなかでそうつぶやいた。

あの頃のバーチャとは違う。ジャッキーが肘じゃない技出してる。
とても新鮮だった。ジェフリー、ジャッキー、リオン、葵。
色々使ってみたものの、技や連携が全くわからなかった。
でも楽しかった。
不思議なことに、その日は家に帰っても頭痛は起こらなかったんだ。

きっといつか頭痛も起こらずどこでも出れるようになれる気がした。
だから復帰することにしたんだ。バーチャへ。


男にはもう一つのバーチャがある。
社会復帰のためのという名のバーチャが。




駄文連発失礼しました。
これからも頑張ります。色々と。。。。

色々と頑張るのだ。

>>674
よく書いてくれた

>>675さん
とにかく仕事に復帰できるよう焦らずじっくり治して行こうと思います。
完全スレ違いですね。。。今リオン１級です。どこかで会えたら
是非手合わせ願います。

>>676さん
レスありがとうございます。
リアルな話なのでちょっと重いな〜。と思って書くのためらってたんですが、
そういうレスをいただけるとすごく安心します。
４、５とで新キャラが出てきた上に新技が多く、バウンドコンボも多彩なので
まだ感覚は掴めていませんが攻略本は読まずに昔のように楽しんで行こうと
思ってます。

明日も体調がよければ地元のゲーセン行こうと思います。
昼間からゲーセンだなんて
ちゃんと働いている方にはすごく申し訳ないですが、
僕にとってはリハビリにもなるんです。
社会不安障害も克服して、再び働けるように頑張ります。

スレのみなさん、バーチャプレイヤーの皆さん、ありがとう。
みんな大好きです。

甘えんなボケ。

バーチャが暇つぶしの人もいれば精神安定剤的な人もいる

それでええじゃあないか。

バーチャファイター１・・・
それはそれはインパクトのある画面
俺は毎日駅前のセガへ足を運び、一目見て衝撃を受けたジャッキーに
心奪われた・・・

が、当時お金もあまりなくいつもサラリーマンのウルフ（なぜかウルフがおおかった）に
連敗していた。
でもジャッキーが好きで好きで負けても満足していた

…で？

>>674
俺も鬱病だった事があるけど何かをやりたいと思える事はいいよね
楽しんでバーチャやってね

>>683さん
ありがとうございます。

今日ようやく初段になれました。
乱入されたんですけど、対人戦慣れもしてないし
やっぱり４、５からのキャラとの対戦
は苦手です＾＾；
体調整えながら、バーチャもリアルも頑張っていきます。

他人の俺が681の続き書くわｗ

何故、ウルフに人気があった理由は、ジャイアントスイングだった。
当時は、ジャイアントスイングを出せるってだけで、「すげー」な時代だった。
特にスト2のザンギ使いが、ウルフを使用する傾向があった。

僕のジャッキーは、→ＰＫ、困ったらサマーなど正直、へぼかった。
バーチャには色々な、バーチャがある。オチの無いバーチャな物語もｗ

私にはゲーム好きの兄がいます。兄は体が弱くアトピーが有り、運動が苦手です。
兄はとても優しく、私は兄が大好きでした。兄は中学に上がってから、よく制服に足形をたくさん付けて帰ってくる様になりました。
兄は、友達とふざけて蹴り合ったりしてるんだよ、と言いましたが、私は兄の教科書の表紙に、ブツブツ気持ち悪い死ね、等の悪口が書かれているのを見付けたりして、学校でいじめに合っている事を知っていたので、とても心配でした。

ある日兄は、誕生日プレゼントに家庭用のバーチャを買って貰い、バーチャに熱中する様になりました。
兄は私にもバーチャを教えてくれました。兄がいない時でも一人でバーチャを練習する私を見て、兄はお年玉を使い、私にバーチャスティックを買ってくれました。
兄と対戦する様になってさらに私は上達し、兄よりも強くなってしまいました。
兄はそんな私を見て、とても喜んでくれました。

ました。タエはすごいな、ゲーセンで知らない人と対戦

タエはすごいな、ゲーセンで知らない人と対戦しても勝てるかもしれないぞ。
来月お小遣いを貰ったら、ゲーセンに連れて行ってやるよ、と兄が言いました。
私は兄としか対戦をした事が無かったので、その日がとても楽しみでした。
お小遣いを貰える前の日は、胸がドキドキしてなかなか眠れませんでした。

ついにゲーセンに行く日が来ました。兄は二人分のお小遣いを財布に入れ私の手を引いてゲーセンに向かいました。
兄も私も興奮のあまり早足になってしまい、その事に気付いて二人で笑いました。

ゲーセンに着くと、バーチャの周りにはたくさんの人が居ました。
私は緊張してきましたが、兄に手を引かれ、機体の側まで近付きました。
その時、あれ？ あいつブツブツじゃねえか、と店の角で声がしました。

声の方を向くと、４人の男が笑いながらこちらを見ていました。
おい、ブツブツ、ちょっとこっち来いよ！
彼等は兄の同級生達でした。同級生達に呼ばれた兄は、私を機体の陰に連れて行き、少しだけここで待ってるんだよ、心配要らないからね、と言いました。
私は怖くて誰かに助けを求める事も出来ず、ただ機体の陰に立ち尽くしていました。

しばらくすると、兄は戻ってきました。帰ろうタエ、兄はそう言うと、私の手を引いて店の外に出ました。

兄は黙ったまま歩き続けていましたが、突然立ち止まり、ごめんな、タエ、と呟くと、手で顔を覆い泣き出しました。
兄が同級生達にお金を取られた事はすぐにわかりました。
私が泣くと、兄はもっと辛くなる、と思いましたが、兄が連れて行かれた時に何も出来なかった自分に対する悔しさで、私も泣いてしまいました。
兄と二人、泣きながら家路を歩きました。

あれから８年が過ぎました。兄は弁護士になり、今年の春に可愛い彼女と結婚します。
兄は未だにゲーム好きですが、彼女は全くゲームに興味が無く、相手をして貰えないとボヤいていました。

でも兄の彼女は絶対幸せになると思います。とても優しい兄ですから。

私はその後もゲーセンに行く事は無く、結局バーチャは兄としか対戦しませんでした。
仕事も忙しく、これから先、もうゲームをする事は無いでしょうけど、兄に買って貰ったバーチャスティックは、机の１番下の引き出しに今も入っています。

携帯で書いているためわからなかったのですが、以前書いた２作はＰＣから見にくくてすいません。

今作はこまめに改行したのですが、またしくじった箇所があり無念です。

>>695
もう一つのバーチャがある・・・のオチまで書いてしめてくれ。

だが泣いた（;´Д⊂）
兄さんと婚約者、そしてお前さんの幸せを祈るよ

同じく（;´Д⊂）
兄の優しさがなんとなく伝わった…

携帯でｽﾏﾝが俺にも書かしてくれ。
仕事が忙しく、週末の日曜でしかゲーセンに行くことができないがそれでもバーチャはやめれなかった。
友人達はとっくに結婚し、未だにゲーセン通ってるなんぞ俺くらいだ。
それでも俺はゲーセンのあの独特の雰囲気から逃れられなかったんだ。
そんなある日、

挟まれてみる(・∀・)

ひとり黙々とバーチャをしているホスト風の兄ちゃんに出会った。
彼の操るジャッキーはすでに「強者」となっており、並み居る対戦相手をねじ伏せていた。
こんな夕方に場違いなスーツ姿でよくやるよな。と女にモテずバーチャも弱い俺は嫉妬まがいの悪態をつき、彼の反対側の対戦台の席に座った。

せめて一矢でも報いてみせる！と意気込んだが、あっけなく俺は負けた。
そのあとも何十回か対戦したが、全く勝てなかった。悔しくて悲しくてホストの兄ちゃんをついヒト睨みしてしまった。
彼と目が合った時、お互いが「あっ」いう顔になり驚いた。

バーチャ2の時に色々と手ほどきしてくれた俺のバーチャの師匠だった。にしても俺より一つ年下だが。
今は地元でホストをしていて、仕事に行く前に気合い入れるためにバーチャで対戦していると言った。
「こんなん負けたら凹んで気合いなんか入らないんじゃないのか？」と聞いたら、「次こそ負けるか！って気合い入れるんだよ、さっきの誰かみたいにね。」と笑いながら言い放ち、お互い頑張ろうぜと肩を叩かれた俺はさっきまでの自分を恥じていた。

後輩にＮＯ−ＮＡＭＥで乱入したけど即効でばれたことをふと思い出した。
同じゲーム（４）での乱入だったけど半年ぶりだったんだよなあ。
ぜんぜん動きとかに進歩がなかったということか。

ホストという仕事も酒飲みすぎて何回か入院したり、先輩からのイジメがあったり給料がまばらだったりと大変らしい。ストレス解消の為にバーチャを再び始めたが、ハマってしまったのもあったんだよ。と照れ笑いしてた。


男にはもうひとつのバーチャがある。
仕事というバーチャが。

買おうと思ってるんだけどデッドオアアライブとこのゲームで迷ってる。
このゲームにデッドオアアライブみたいな攻撃したときの爽快感とか、キャラで可愛い女性キャラいる？

買おうと思ってるんだけどデッドオアアライブと４エボリューションで迷ってる。
４エボリューションにデッドオアアライブみたいな攻撃したときの爽快感とか、キャラで可愛い女性キャラいる？

>>705いい人じゃないかホストの人・・・

買おうと思ってるんだけどデッドオアアライブと４エボリューションで迷ってる。
４エボリューションにデッドオアアライブみたいな攻撃したときの爽快感とか、キャラで可愛い女性キャラいる？

質問なのかスクリプト爆撃なのかはっきりしろよ・・・

すみません！質問です。
買おうと思ってるんだけどデッドオアアライブと４エボリューションで迷ってる。
４エボリューションにデッドオアアライブみたいな攻撃したときの爽快感とか、キャラで可愛い女性キャラいる？

>>711
スレ違いなので購入スレへどうぞ

>>711
リオンきゅんが可愛いですよ、この糞野郎

>>711
いますぐデドアラを買いに行くんだ！さあ早く！！

またスレ違いですみません。
今日会社に行った帰りにバーチャを
やったのですが、人が多くなり
急に息苦しくなりプレイできなくなってしまいました。
今も呼吸が乱れてます。
心の支えだったのに…仕事したいのに…

男にはもう一つのバーチャがあるはずだった。
自分を取り戻すためのバーチャが…

>>715
メンヘル板で相談するよろし

保守

いつも仕事帰りによる白木屋に、石ﾅﾝﾄｶ君がいた。
そのたび、遠巻きに観察するのだけれど声をかけることが出来ない。
年齢は40前後、髪も服装もこぎれいにまとめられ感じのいい中年だ。
そういったわけで私は彼のことを覚えていたわけだが、
つい先日、意外なところで顔をあわせることになった。
私が昼休みにやよい軒で食事をしていると、その彼を見かけたのだ。
しかも、彼の着る服にはおまなつのロゴがでかでかとプリントされていて、
その事に私は軽い衝撃を受けたのを今でも覚えている。
一種の優越感を感じなかったわけではないが、それ以上に
私は心の中で、彼にエールを送った。
男にはもう一つの世界がある。
仕事という名の世界が。

http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1174189491/l50

中川翔子本人がきました！画像までうｐしてますよ！

もうリアルになるまで熱入れている人も少なくなったんじゃない？

このスレ……終わり？

最近次回予告ないですね

近日中、久し振りに書きます

うおぉ！待ってました！

いつも新橋でバーチャをしていたあの頃。俺はまだ新入社員だった。
飲み会で趣味を聞かれ、何の抵抗もなく「ゲーセンでバーチャ」と答えたところ
女子社員には引かれ、上司には苦笑された。唯一話がつうじた先輩が
「じゃぁ帰りにやろうぜ」と誘ってくれた。嬉しかった。

次の日。ものすごく雰囲気が悪くなった俺と先輩がいた。

男にはもう一つのバーチャがある。
仕事上の付き合いというバーチャが。

教訓：「俺、ものすごく強いんだぜ」は信用してはいけない。

経験あるだけに笑えない…

お前らいーな、ウチにはリアルＤＱＮしか居ないから、
あり得Ｎｅｅｅぜ。

>>725 に似た話は俺もあったから笑えん。

家庭用ばかりやっている俺は200試合４段にもなるゲーセンでは、未だに毎試合緊張してしまう。
段位認定や争奪戦なんて、もはや心臓止まるんじゃないかって程だ。
勝率も低い為、ついつい自分より弱そうな相手に入る。
ある日ノーカードのウルフに乱入。
明らかに初心者だ。
俺は3ﾀﾃの形になった。
連ｺしてくれないかな〜と思ってた所に、反対側のウルフ使いが来て俺の頭につばを吐いていった。
気弱な俺は何が起きたかわからない事とビビりで、おそらく年下であろう相手に何もできなかった。

俺はローカルな地方掲示板でそれをぶちまけた。
反応もありがたいレスがついた。
だが何もできなかった自分がなさけなくて、より惨めになった。

それ以来尚更対人戦恐怖症になっている。

だが仕事というバーチャで、プレゼンなどで緊張しーな俺は、緊張を克服する意味でも苦手なバーチャ対人戦をいまでもやりつづけている。
まとまりない文だな

>>729
なんかわかるぞ。
ヘタレでもいいじゃねーか。
頑張ってプレイしていけよ！

勝率低いから弱そうな奴に乱入って……

>>729勝率が低いから、自分より弱い奴に乱入……。よくある光景ですね。 笑えんよ……。

明らかな初心者はやめとけよ(´･ω･`)

>>729
勝率上げるために初心者狩りなんて最低だね
>>730
＞なんかわかるぞ
わかるおまえも最低

このスレ好きだったのに…

>>729
強い奴に挑まないから、いつまで経ってもうじうじした自分を変えられないんだよ
段位認定？　落ちたからなんなの？　失うものなんて無いんだから強い奴に乱入しろ
負けて命とられるわけでもあるまいと思えば、緊張なんてしないだろ

大事なプレゼンをしなくてはいけない時
大事な人に告白をしなくてはいけない時
大事な決断を迫られた時

男にはもう一つのバーチャがある
その時のためにも逃げ癖は直しておくのが男のたしなみ