■倍速モニターってのがあるけど120Hzとは違うの?
ネイティブ120Hzモニターはその名前の通り120Hzと言う高速の信号を直接受け渡します。
一方倍速モニターと呼ばれるものは60Hzの信号からその間の情報を自動生成して補間する機能です。
解像度関連で例えるなら倍速は低解像度の映像をアプコンで拡大したようなもの。
120Hzと倍速の関係は生のブルーレイの映像とPS3で綺麗に見せたDVDの映像の関係に近いと言えます。
したがって動画が滑らかにはなりますが見せかけの補間情報が乗っただけの60Hzであり
さらには自動挿入される画像生成にかかる時間のせいでタイムラグは大きくなります。
つまりPCゲームに有利になるどころかむしろ不利になりスレ違いです。
AAで示すと
60Hz 120Hz 倍速
━('A`)━━━━━━━ ━('A`)━━━━━━━ ━('A`)━━━━━━━ 1フレーム目
━('A`)━━━━━━━ ━━━━(゚∀゚)━━━━ ━━━━('A`)━━━━ 1.5フレーム目
(120Hzでは2フレーム目)
━━━━━━━('A`)━ ━━━━━━━('A`)━ ━━━━━━━('A`)━ 2フレーム目
(120Hzでは3フレーム目)
のように倍速補間では1.5フレーム目(120Hzでは2フレーム目)において120Hzであれば見えていたはずの(゚∀゚)が
1フレーム目と2フレーム目から自動生成された('A`)に置き換わってしまい本来の情報が得られません。
さらにここに自動生成による遅延が加わるわけでこれならノーマルな60Hzの方がまだマシかも知れませんね。