>>83 いえ、ゲームのネタについて語りたいのではありません。
コスティキャンのゲーム論のような、より概念的な内容について語りたいのです。
この板では各種ゲームジャンル毎のスレッドが立てられてはいても、
既存のゲーム(商品としての)見た目や形(自分の中の常識)に
捕われ過ぎ、実際にそれは“どんなゲームであるか”といったことが
おざなりにされています。(そいうでないスレもあるのかもしれませんが、
見た限りにおいてはそんな内容ばかりでした)
誰かが「RPGを作ろう」と言えば、何の疑念もなく「RPG」という言葉だけが先行し、
仕様面の議論無しにいきなり作成段階まで一気に話が飛躍していることも多いのです。
例えば、ゲームを自作する際に作業量を最低限に抑えようと考えたとします。
その時『どれだけの作業量なら現実的な期間で作業可能だろうか?』とか
『時間の余裕から考えて、このくらいの作業量まで許容範囲だな』といったことは考えても、
『本来そのシステムにおいて表現しようという面白さを表現するには、
最低どれだけの要素(敵の種類、アイテム数など)を用意すべきなのか』
というような事を考える人がいかに少ないことか。
ゲームとして成立するために必要な要素であるとか、根本的な部分について
考えが及んでいないことが多いのです。
私は面白いゲームシステムを作るにはどういったことを考えるべきなのか、
ゲームを作る上で基礎となるものの考え方について議論したいのです。