MMORPGのゲームバランスを考える 3

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371Az
あーようやく休みになった。

それでは、いきなり本題、
MMORPGの本質って、いったい何なんでしょうね?

ゲーム理論のスレを読んで考えたんですけど、実はMMORPGの本質って、
『環境』であること、なんじゃないでしょうか。

昔の子供たちは放課後になると、野山や原っぱなんかで遊んでましたよね。
MMORPGもそれと同様、私たちに『遊び場=環境』を提供してくれる、
そういうものなんじゃないかと、私には思えます。

野山や原っぱという『環境』で、ある子供たちは「おままごと」をし、
またある子供たちは「お店屋さんごっこ」をし、はたまたある子供たちは
「チャンバラごっこ」をする。そして、個々の『遊び=ゲーム』が、
お互いに関連しあって発展していく・・・。
(個人的には、お医者さんごっこが楽しいと思います。って、オイ>自分)

上記のような情景は、そのままMMORPGに重ね合わせることができます。
つまり『遊び場=環境』の中で行われる『遊び=ゲーム』というのが、
MMORPGの本質なのだと、私は考えるわけです。

MMORPG=MMOSLGというのは、ある意味で正しいでしょう。
なぜなら、遊び場である『環境』(SL)をしっかり構築してもらえなければ、
私たちは目的である遊び『ゲーム』(RP)を楽しむことができないからです。

そこで、問題は次の段階に進みます。
私たちは、MMORPGという『環境』の中で、
いったい、どのような『ゲーム』を行いたいのか?

例えば、
「チャンバラごっこ」をしている男の子たちが「おままごと」をしている
女の子たちにちょっかいを出すことを許すのか?
(「PKうざい」「嫌ならやめな」というゲームの行き違いを容認するのか?)

放課後から日が暮れるまで空き地を占領しているガキ大将一派に、
習い事をしてからようやく遊べる子供たちは、どうしても勝てないのか?
(いわゆる「廃人」なプレイヤーは、絶対的に有利なままで良いのか?)

お母さんからおつかいを頼まれているのに、友達との約束があるので、
どうしても家に帰れない子供がいてもしょうがないのか?
(プレイヤーを義務に拘束してしまうような仕組みで良いのか?)

とまあ、
整理して考えてみると、MMORPGというのは実はそれほど複雑ではなく、
ようするに、各種の『遊び』を考え出して、その上で『遊び場』を決める、
そういうものであるような気がします。
(さもなくば、あらゆる『ゲーム』が可能な万能の『環境』を用意するか)

とまあ、そう考えてみますと、
このスレの題である『MMORPGのゲームバランス』というのは、
『一つの環境で行われる個々のゲーム、そして各種ゲーム間のバランス』
という意味で解釈できるようなわけでして・・・違う?

あいや、
どうも話が長くなってしまったようです。閉めますね。
でわ。