【最後まで】如月千早80【あきらめにゃい】

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929SSかなぁ
0番で頭に浮かんだので書いてみました


都市伝説…
あちこちでささやかれる噂や憶測……
アイドル達のファンの間でも例外では無かった

ファンA「なあ、知ってるか? ファンクラブの都市伝説」
ファンB「会員番号0番が存在するってヤツか…」
ファンC「ああ、0番ね…」
知ってるよ、と言いたげな二人。
A「まあ聞けって、普通は事務所の社長が持ってるとか、親兄弟とか、噂は噂でも具体的な人物が話題に上るだろ?」
B「確かに」
A「だがこの『0番』に関しては存在が噂されるだけで、持ち主に対する話題がまったく無い。何故だ?」
B「うーん、分からんなあ」
C「……」
A「それは、『0番』を持つ人間がすでにこの世の者ではないからだよ!」
B「な、なんだってーーー?!」
思わず大声を出してしまったB
C「『0番の呪い』だな」
B「知っているのか、C?」
C「ああ、あるアイドルの『0番』は突然車に撥ねられ死亡、
  また別のアイドルの『0番』は厳しい女上司の下、精神的に追い詰められ過労死したらしい」
A「俺が聞いたのは、女王様に痛めつけられて衰弱死したとか、その筋の人に、落とし前として東京湾に沈められた者とか」
B「マジか…」

AとCから次々と都市伝説が語られてゆく
猛獣に襲われた者、月夜にUFOにさらわれて行方不明になった者、双子の悪魔に取り憑かれて発狂したとか
異次元に飛ばされて永遠に彷徨う事になった者などのトンデモ話も飛び出した

A「真夏の街中で凍死した『0番』がいるって話だぜ」
C「そして『0番』を持つものは一人もいなくなったと」
A「そのために、業界関係者の間では、この話題はタブーとなり、現在に至るってわけ」
C「まあ、都市伝説だから何処まで本当か分からないけどな」
B「そ、そうだよな」

930SSかなぁ:2010/06/15(火) 21:38:54 ID:fXLM1vY6P
その頃・・・・・・
律子「プロデューサー、また数字が間違ってますよ!こことここ、今日中に修正して提出してくださいね!」
P「わ、わかったよ」
亜美「兄ちゃーん、書類なんてほっといて、亜美たちとお昼食べようよ!」
真美「もちろん兄ちゃんのおごりで」
P「頼むから、静かに……フ、フェックショイ!!」
千早「プロデューサー、風邪ですか? 熱いコーヒーでも入れましょう」
P「ありがとう千早」
千早「いえ、どういたしまして」
真美「あー、千早おねーちゃんずるーい。自分だけいい子になってー」
亜美「さすが千早おねーちゃん、千早おねーちゃんきたない」
千早「ふーん、ふたりの分もお茶受けのケーキ、買ったあったのになあ」
亜美「千早おねーちゃん最高!」
真美「神様仏様千早様」
千早「ふふっ、じゃあ二人には紅茶をいれるわね」

「あの・・・」
P「おお、貴音じゃないか。どうした?」
貴音「はい、ファンクラブの会員証ができましたので・・・」
P「おお!!そうか、出来たか!!」
貴音「で、ですのでこれをあなた様に・・・」
P「なになに、名誉会員証・・・・・・会員番号0番か」
貴音「本当は1番を差し上げたかったのですが、ファンの皆さんのこともありますし・・・」
P「いや、ありがとう。その気遣いだけで十分だよ」

『0番』の男は実在した・・・・・・12枚目の『0番』を持って



駄文ですみません
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