【アマガミ】森島はるか part5【そうでさぁねぇ】
森島「・・・こんなすごい写真見せられたら、もう何もいえないわ」
上崎「先輩・・・」
森島「あはは、これからは勘違いされないように橘君には近づかないようにしないと」
上崎「ご、ごめんなさい・・・あたしもどうしていいのかわからなくて・・・」
森島「い、いいのよ!橘君に迷惑かけたら悪いしね・・・教えてくれてありがとう。じゃ、私は・・・」
???「ちょっと待った!」
上崎「えっ?」
森島「あ、ひびき・・・」
塚原「話は聞かせてもらったわ・・・ちょっとその写真いい?」
上崎「えっ・・・あっ!」
塚原「・・・やっぱりね・・・まったく、こんな手にあっさりひっかかるんだから・・・」
森島「えっ?・・・どういうこと?」
塚原「よく出来ているけどこれ、合成写真よ・・・そうでしょ(ギロッ)」
上崎「うぅっ・・・」
森島「え〜と・・・ごうせいしゃしんってなに?」
塚原「えぇ!・・・う〜ん、平たく言えば偽者ということよ」
森島「なぁ〜んだ偽者なら偽者って初めから・・・って、えぇ〜〜〜偽者!!!・・・でも、でもこんなにはっきりと・・・」
塚原「よく見なさい、橘君とこの子では解像度が違うでしょ」
森島「かいぞうど?」
塚原「あ〜ごめん、はるかはこの手の事は苦手だったわね・・・まぁとにかくこの写真は偽者よ、私が保証するわ」
森島「そ、それじゃあ・・・」
塚原「そういうことよ」
森島「ふふふ、そっか・・・そうなんだ・・・ま、まぁ私は最初からわかっていたけどね〜ふふん」
塚原「まったく、調子のいい・・・・で、そこのあなた!」
上崎「ひっ!」
塚原「あなた、いつも橘君の事を物陰から見ている子よね」
森島「えっ、そうなの?」
塚原「ええ、橘君と話しているといつも物陰から様子を伺っていたから気にはなっていたんだけど・・・
こんな事をするんじゃ放っておけないわね、いったいどういうつもりなのか詳しく話を聞かせてもらいましょうか?」
上崎「・・・うぅ」 たったったったっ
塚原「あっ!こら、待ちなさい!」
森島「・・・ははは・・・逃げちゃったね・・・」
塚原「まったく、今度見つけたらきっちり話をつけさせてもらうわ」
森島「・・・ありがとうひびき・・・でももういいの・・・だって橘君の事をちゃんと信じてあげなかった私も悪いんだもの・・・だから、ね・・・」
塚原「ふふ、はるからしいわね・・・でもそうね、はるかも悪いわね
だいたい、あんなに一生懸命で健気な子を二度もふっといてそれでもなおあんなに慕ってくれてると言うのに
たかがあんな写真一枚でろくに確認もせずに一方的に避けよとするなんて
そんな事をされたら橘君がどんだけ悲しむと思ってんの
まったく、はるかは人を思いやる心が足りないわ、そもそも・・・・」
森島「わ、わるかったわよ〜なによ〜もう、ひびきのおこりんぼう!」
塚原「はぁ〜まったくこの子は・・・で、はるかは橘君の事どう思ってんの・・・好き・・・なんでしょ」
森島「えっ!・・・いや・・・その・・・・・・・うん・・・」
塚原「だったらあなたの方からさっさと告白しちゃいなさい、橘君意外とモテるみたいだからぼやぼやしてると他の子にとられちゃうわよ」
森島「えっ、そうなの?・・・むむむ、でっでも橘君に呆れられないようなカッコイイ告白ってどうやってやればいいの?」
塚原「知らないわよ、そんなの自分で考えなさいよ」
森島「え〜教えてくれたって良いじゃない〜けちんぼ〜」
上崎(はぁはぁはぁ・・・ううっ・・こ、怖かった〜まさかあんな怖い人が出てくるとは・・・
で、でもこのままじゃ橘君は森島先輩と・・・そんなの絶対駄目!
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう)