ゆっくりに正論をぶつけてみた。
「おにいさんはゆっくりできるひと?」
『俺の主観としては十分ゆっくりした人生だと思うよ』
「それじゃあれいむたちにおかしをちょうだいね!」
『何で俺がお前にお菓子をあげないといけないんだ?開口一番にその要求、図々しいにも程がある』
「はやくしてね!いいかげんにしないとれいむおこるよ!ぷんぷん!」
『お前は何故自分が施しを受けるのが当然だと思っているんだ?何の権利があって俺に食料を要求してるんだ?』
「むずかしいことばをつかわないでね!さっさとあまあまよこせじじい!」
『それが人に物を頼む態度か?そんな汚い言葉言っちゃダメだろ?言われた相手がどんな気持ちになるか考えた事あるか?』
「うるさいよ!あまあまよこさないじじいはしね!」ぼいんっ
『すぐに暴力に訴える。短絡的で愚かな行動だよ。そもそも饅頭が体当たりした程度で人間が倒せるとでも思ってるのか?』
「きいてるよ!あとすこしでじじいをたおせるよ!じじいをやっつけてあまあまをうばいとるよ!」
『相手をやっつけて目的の物を奪い取る、それでは強盗だな。ならば俺も正当防衛として迎撃させてもらうぞ?』ゲシッ!!
「ゆげぇっ!い、いだいよおぉぉぉぉ!!!どぼぢでごんなごどずるのおぉぉぉぉぉぉぉ!?」
『どうして?先に手を出したのはお前の方だろう。己の実力も弁えず強者に喧嘩を売った結果だろう?』
「どすうぅぅぅぅぅだずげでえぇぇぇぇ!ばがなじじいにいじめられるよおおぉぉぉぉぉ!!」
『ついには他力本願か?自分から喧嘩を吹っかけておいてその尻拭いを他人に任せるのか?汚いさすがゆっくり汚い』
このれいむは賢いドスによって制裁されましたとさ。
物語的にはKYすぎるけど普段から思ってた事を言わせてもらった。