TOA六神将総合スレ

需要あるのか知らんが立てた

>>1乙
よくやった!

≫1乙
前の落ちたし、これ２スレ目？

まとめサイト見ると７スレ目まで行ってた

>>1乙
アリエッタは俺の嫁

>>1
乙！
じゃあリグレットは俺の嫁

>>1乙！

シンクは俺の嫁

>>1乙！
アッシュは俺の嫁

>>1乙
ラルゴは俺の嫁

>>5-6
阻止に値する
>>7-8-9
驚嘆に値する

>>10
エェェ(´Д｀)ェェエ

正直メイン6人より彼らの方が好きです

このゲームが出てから色んなトコロで「劇薬」という言葉が使われだしたよなｗ

ｱﾆﾒ&ｹﾞｰﾑ 線結び 正解率2％
（このスレの住人は99％）
PS2用ゲームTOAに登場する６神将の二つ名と名前を正しく線で結びなさい
A黒獅子･　･1ディスト
B死神　･　･2リグレット
C鮮血の･　･3アリエッタ
D魔弾の･　･4ラルゴ
E烈風の･　･5シンク
F妖獣の･　･6アッシュ

黒獅子ラルゴ
死神ディスト
鮮血のアッシュ
魔弾のリグレット
烈風のシンク
妖獣のアリエッタ

>>14
薔薇ですよ！薔薇！！

ディストはたくさん二つ名あって羨ましいなーー！！！！！！！！！

>>15
鼻水垂れてるよ

>>17
それでも好きです。

ムキーッ垂れてませんよ！！

拭いてあげるからこっちへおいで、ディスト

まとめサイトが見つからないんだが、まさか消えたりしてないよな？

>>21
つhttp://powerfulmedicine.web.fc2.com/

>>22
ありがとう、マジでありがとう

水着シンクを見た者に問う。
胸の模様とネジみたいな金属は付いてた？

うお、久しぶりに復活したのか！
ちなみにまとめサイト途中で更新されなくなったけど、９か１０スレ目まであったよ

>24
どっちもなかった

ちくびはあった

三角筋もあった

久しぶりに劇薬にどっぷりつかりたくなってきた
TAMAGODON！

ヴァン総長！劇薬分が足りません！

>>26-27-28�d

あれは取り外せるただのピップエレキバンだったんだな。

つまり、シンクは疲れているのか？
よし、肩揉んでくる

http://free-bbs.selfip.net/kp/cgi/src/up2169.jpg_7hBkFxbwOOz1jJaF4voc/up2169.jpg

こんなのを描いちまったのは全部ヴァン師匠のせいだ！俺は悪くねえ！

>>32が間違って教官のロケットを揉んでしまいました。

>>33
ディストｗ

>>33
何故DBｗｗｗ

>>33
デコわろたｗｗｗｗ

>>34
何という死亡フラグ・・・

組長・グランツ
拳銃のリグレット
幼女のアリエッタ
唯一神ディスト
流し台のシンク
黒獅子ゴリラ
吐血のアッシュ

ゴリラｗｗ

懐かしいスレを見つけたので、復活記念即席SS投下します。
そして >>1乙

　もう帰る場所などないと思っていた。
　オレの居場所はレプリカに取って代わられたから。
　この先ずっと、帰る場所などないと考えていた。
　戦いの場に身をおき、心休まる場所などないのだと思うしかなかったから。
　だが今は――
　目の前にある扉。それをあけるのが妙に照れくさくて。不思議な感覚で。
　覚悟を決めて手を伸ばし……

「邪魔だよ」
　ドアの前にたたずんでいた赤髪を一喝する。
　赤髪は期限悪そうな顔で、僕の方を見るが、気にする気はない。
　邪魔なものを邪魔だといったまでだ。
　何よりも数日かかった任務が終わったばかりだ。
　早く部屋へと帰って、体を休めたい。
　……そういえば、いつの間にか外より本部の方が心地よいと感じるようになったのか。
　――はっ、馬鹿馬鹿しい。そんな感覚はきっと気のせいだ。
　後ろでなにやら言っている声すらも懐かしく感じる。だが、それも気のせいだ。
　うるさい赤髪を無視し、ぼくはドアをあけ、本部へと戻って……

　――ドアを開けるとともに何かの衝撃――

「あー、もう、どこの馬鹿ですか!!　そんなドアの前に突っ立ってるんじゃないですよ!!」
　華麗な椅子にぶつかったのは、どこぞの生意気なお子様。
　その後ろにはあっけに取られた熱血家もいる。
　私はバランスも完璧な椅子のおかげで、どうとはなっていないですけれど、生意気なお子様は後ろにつんのめってしまったようですね。
「ああ、もう帰ってきてしまったのですね。うるさくなくてよかったのに」
　ため息を一つ。これでまたにぎやかになってしまう。
　しかし……あのなぜかこの二人が任務中、仕事がはかどらなかったのは不思議なことですね。
　きっと、うるさい環境に私がなれてしまっただけ……なのでしょう。
　こみ上げる不思議な感覚を嘲笑へと変換し、しりもちをついているお子様と、熱血家へと声をかける。
「そんなところにいられると邪魔ですよ。早く入ってきたらいかかですか」


　何かにぎやかな声が聞こえると思えば、あいつらか……
　声が聞こえる方へといってみれば、予想通り、シンクとアッシュ、それにディストが何やらひと悶着を起こしていた。　
　相変わらず、相性悪いというか、喧嘩っ早いというか。
　まあ、喧嘩するほど仲がいいともいうしな。
　そう、数ヶ月前までは、喧嘩どころか口すら聞かぬ状態であった。
　それがいつこのようにかわったのか……
　変わったといえば、俺もずいぶんと変わったな。
　最初はスコアへの疑念、怒り、苦しみだけだったが、いつの間にかこうして若人を穏やかに眺めることができる。
　そう、にぎやかに喧嘩を続けるもの達を……と、いかんいかん。そろそろとめてやらんといけないだろう。
　あまり長引くと3人とも風邪を引いてしまうかもしれない。
　大きく息を吸い、喧嘩を続ける三人に声をかけようとした時だ。その小さな足音が近づいてきたのは。
　うむ、あれならば三人を止めることができるかもしれないな。
　俺は出しかけた声を飲み込み、穏やかなまなざしで見守ることにしたのだった。


「アーーーーっしゅーーしんくぅぅぅっ!!」
　アリエッタはアッシュに抱きついたです。だって久しぶりだったから。
「わっ、ア、アリエッタ。離れろ」
「そうだよ。アリエッタ。こんな奴に抱きついていると熱血馬鹿が移るよ」
　アッシュをにらみつけるシンク。うん、きっとシンクも寂しかったんです。
　だから、シンクにも抱きつきました。シンクは驚いた顔でアリエッタをみましたです。
「お子様同士は仲が良いですねぇ。やはりお子様はお子様と遊んでいるのがお似合いって事でしょう」
　きらりと光るめがねを指で直し、ディストが言う。ちょっと寂しそうです。
　でもディストには抱きつかないです。だって届かないから。
　しばらくシンクに抱きついた後、アリエッタは満面の笑みでシンクとアッシュの手をとりました。
「ね、アッシュ、シンク、早く中にはいる……ですっ!」
　何かい言いたげな3人だったけれど、小さく息をはいてアリエッタについてきてくれましたです。
　やっぱり3人とも優しいから、大好きです。

　さすがはアリエッタだな。あの問題3人をあっさりとやり込めるとは。
　最初のころは三人ともとっつきにくいイメージがあったが……いつの間にか仲の良い喧嘩仲間となっている。
　本人たちは気がついていないがな。ふふっ。
　近づいてきたアリエッ他の頭をなでてやり、わたしはいつものように支持を出す。
「ご苦労だった。アッシュ、シンク。報告は聞いている。
　この後、しばらくはまだ予定は入っていない。体を休めろとの閣下のお言葉だ」
　わたしの言葉に小さく舌打ちをするふたり。それも同時にだ。よほど気があうらしい。
　そして次につむごうとしている言葉の反応も、手に取るようにわかってしまう。
　きっと二人は大きなため息をつくだろう。そして同じ言葉をつぶやくのだろう。
「喜べ。褒美に閣下がたまご丼を用意してくれた。感謝して食すがいい。無論、みなの分ある」
　――思ったとおり、聞こえるため息。そして小さなつぶやき。
『またか……』
　毎回の光景。それが幸せだと思えるのは不思議な感覚だ。
　昔には味わえなかったもう一つの幸せをゆっくりとかみ締める。
　そして……
「ではいくぞ」
　幸せとともに、閣下の手作りたまご丼も静かにかみ締めることにしよう。


　部屋の外から聞こえるにぎやかな声。時間より少々早く帰還したらしい。
　アッシュとシンクの長期任務。その間はどこかオラクルが沈んでいたようにも感じていた。
　しかし、二人が帰ると共に一気に内部の空気が変わった。
　アリエッタはもちろん、あのディストですら、二人が帰る日には落ち着きがないようにも見えた。
　徐々に変わっていった者たち。一番変化ないのは私だけか。
　毎日つけている日誌を閉じ、私は席を立つ。帰ってきた者たちを迎えるために。
　最初に会ったら何を伝えるべきか。数々の言葉が浮かんで消える。
　しかし、一番にかける言葉は決まっている。そうそれは……

　執務室を出ると、ちょうど六神将たちに出くわした。
　不機嫌だが、イヤそうではないアッシュ。表情は見えないはずだが、どこか嬉しそうなシンク。
　二人の手をにぎり、幸せそうな笑みを浮かべるアリエッタ。馬鹿にしているような笑みを浮かべ、軽口をたたいているディスト。
　先頭に立ち、皆を導くように歩くリグレット。皆を見守るかのよう、後ろをついていっているラルゴ。
　ああ、皆元気なようだな。
　アンドのため息を悟られぬよう吐き出すと、しっかりと皆の顔を見つめ、一番にかけたかった言葉を吐き出した。

「――おかえり――」

　　

>>39-42
GJGJ！

>>39-42
ﾃﾗGJ!

>>37
吐血のアッシュに吹いたwww

>>39-42
超GJ！！
最初切り替わってることに気付かなくてちょっと首傾げたのは内緒だ
リグレットとヴァンの当たりは思わず涙が出そうになったぜ・・・

ほのぼのした話を読むとああこいつらもうこんなふうに仲良くすること出来ないんだよな…って悲しくなる

でもGJ

アリエッタ「なんでアリエッタたちはおでこが出てるの？」
アッシュ「俺は好きでこの髪型にしている。お前は違うのか？」
アリエッタ「うん。だって生まれた時からこうだったもん」
アッシュ「それはマジで言ってやがるのか？」

今日の晩ご飯、たまご丼






になりそうだったけど結局ちがうものになった。劇薬…！

このスレ復活してたのか・・・。きづかなかったわ。
このゲーキャラ板の過疎が進んでるのか、それともＴＯＡ関連スレの過疎が進んでるのか・・・。

アッシュ「太陽拳！」

もっと盛り上がるといいんだけどSSとか絵とか投下できるスキルがないぜ・・・

>>51
スキルはなくとも、話題を提供していけば、職人さんが光臨してくれるかもしれないさ。

秋ということで、
ホットミルクを飲むアリエッタ。その横で紅茶を注ぐリグレット
枯葉を見て乙女ちっくに『ナタリア』とつぶやくアッシュ。
エプロンつけてクッキーを焼くラルゴ、
高笑いをしているディストに熱い紅茶を頭に注ぐシンク。
それらを和やかに眺めるヴァン
・・を想像してしまったら、ちょっと心が安らいだ。

ラルゴって料理できるんだっけ？
あのナタリアの父親だから酷い物作りそうな気がしてしまう

ごついオヤジだからこそ、妙に繊細な料理が得意という法則があるからな。
それにナタリアの料理下手は血筋じゃなく、
世間知らずのせいに感じる。
米を洗剤で洗ってみたり、塩一杯を塩いっぱいと勘違いしてどばどばいれてそう

>>53
どうも声のせいか、料理上手に思えてしかたない

あとディストの料理だったら、やたら盛り付け凄いのに、味はイマイチそう

ラルゴはあれですごく手先が器用で家事全般得意そうなイメージがあるｗｗｗ

ディストはフランス料理とか得意そう
でも全部バラ風味

たしか世界を放浪してたんだっけ
ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙな兵士に料理とか作ってあげたんだろうなｗ
味は高級レストラン並とかだったら和む

和む・・・あれでラルゴはお母さん的立ち位置のような気がしてならん

自分もラルゴは料理上手だと思うが、他はどうなんだろう？
とりあえずアリエッタのごちそうは魔物の肉のかたまりのような気がするが…


ｱﾘ「今日は、アリエッタがごはん当番だから…ごちそう、みんな食べて…です」

全員「………」

シンクは無難な料理の腕だろうな。シンプルな料理そう。
ディストはバラ関係の料理専門。普通の料理は自作調理ロボットまかせ。
でも、実は結構つくれたり。
リグレットは意外に下手そう。つか、味はいいが、不器用そう。
アッシュは男の料理。
ヴァンはいわずとすれたたまご丼オンリー。
ただ、きちんと料理はできます。

自分のイメージはこんなだな。

アリエッタは師匠直伝のたまご丼だろう。
フェレス島で会った後にイオンと一緒にいろいろ教えてついでにたまご丼もと。

洗脳？

たとえ下手糞でもアリエッタの作った料理なら残さず食べたい(*´д｀*)

ディストは料理薔薇ばっかりってワロスw
35独身男としてはちょっと生きていかれないな…

家事はロボがやってくれるよきっと
でもそれを組み込むために本人も料理できると思う

そういやヴァン師匠スレってだいぶ前に落ちたけどその後復活した？

六神将個人スレって、残っているのリグレットとアッシュ、なぜかディストか。



それはそれとして、ここの過去スレあさっていると、面白くて時間がどんどん過ぎていくな。

過疎ってるのであげます

作った料理をシンクに食べさせてボロクソ文句言われたい

皆のたまご丼に豚肉入れて他人丼にする係もらった

うわぁ…懐かし過ぎて涙出そう
本当に六神将スレは良スレだったな
泣ける話もあれば笑える話もあり、クオリティ高い替え歌もあったなｗ
俺の中では未だにタマゴ丼＝劇薬です
まぁ、アビスが発売されてからかなり経ったから
かつてのような盛り上がりは望めないだろうが
俺も暇あれば保守しにくるよ

もっと早くこのスレと出会いたかった…
すげえ面白いよ

最近このスレを見つけて昔、母の日(うろ覚えだけど確か)の話を見たことを思い出した。
ディストが子供達にお菓子の作り方とかを親切に指導してた等の話。覚えてる人います？

ディストスレと記憶混じってるかもしれんが
バレンタインとかホワイトデーとかのＳＳも神だった。
六神将の掛け合いが和む

>>73
それはホワイトデーの話のかな？
バレンタインのお返しにこどもたちにプレゼント用意する話。
密かにディストスレのSSとリンクしてたやつか。

バレンタインが六神将スレでホワイトデーがディストスレだったかと
あのバレンタインの話また見たいんだけど保存してないんだよなぁ・・・

>>75->>76
確かそうでしたね。すみません。何かごちゃごちゃ混ざってしまいました。

過去ログ探してみた
総合スレ5
ttp://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/gamechara/game10.2ch.net/gamechara/kako/1140/11405/1140527071.dat

総合スレ6
ttp://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/gamechara/game10.2ch.net/gamechara/kako/1141/11418/1141827837.dat

総合スレ7
http://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/gamechara/game10.2ch.net/gamechara/kako/1143/11437/1143731892.dat

総合スレ8
ttp://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/gamechara/game10.2ch.net/gamechara/kako/1143/11437/1143731892.dat

総合スレ9は見つからなかったが、バレンタインのSS
ttp://hissi.dyndns.ws/read.php/gamechara/20070214/a1dzSnE2QVo.html

ホワイトデーSS
http://hissi.dyndns.ws/read.php/gamechara/20070314/c25sbUxYUGI.html

おっと間違えた。
総合スレ8はこれだ。
http://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl?http://mimizun.com:81/log/2ch/gamechara/game10.2ch.net/gamechara/kako/1149/11490/1149066244.dat

>>78-79
感謝に値する

リグレットスレに神SS職人が来たっぽい。

正直、このスレにこなければ、どこのスレにSS職人がいようと関係ない。
SS書きたいが、全くネタがない。
もう一度アビスやるかな。

ネタが無いから、六神将とその上司について思ったこと。

アッシュ→俺が…刺した…？じゃなくて刺された。油断大敵。
リグレット→髭のオッサンに全てを捧げた教官。あれは髭への愛だったのか。
ラルゴ→ネジが飛んでる計画に荷担したパパは自分の娘に倒される。多分一番可哀想。
シンク→空っぽは結局空っぽだった…と思ったらけっこう金持ちだった。愚かなイオンレプリカ。
アリエッタ→自分にシャープネス使ったりビックバン中に倒されたり。総長ぉ…。
ディスト→恐らく惑星譜術でも死なないゴキブリ。カイザーディストはメテオスォームで瞬殺出来たりする。
ヴァン→髭。強い強い言ってるならアンチフォンスロット使えばいいじゃん。髭。

結論
アリエッタは別に殺さなくてもよかったんじゃないか？と思った。

改めて見ると六神将ってアッシュはポジション的に当然だとしても
ディスト以外全滅なんだな…

未だにネビリムイベントやってなくてディスト死んでると思い込んでる奴たまに居るけどなｗｗｗ

だからこそ六神将の幸せな風景を妄想するんだな。
ディストは芸人的な意味で。

>>84
いや、俺はむしろアッシュこそ生き残ってよかったと思うが
ディストはどんなに頑張っても死ななそうだから生きてて当然っちゃー当然

アリエッタを死ぬまで痛めつける理由が無いよな

まぁでもディストはどんなに生き残ろうと幸せになれそうもないけどな
あいつは日常の価値を知らないタイプだ

アリエッタとアニスの決闘の前に一日だけ恨みを忘れて、二人で一緒に街にでも行って来い。
との提案でしぶしぶ街に行き、買い物等をなんだかんだで楽しんだ後にアニスがアリエッタに話す。
「イオンの事は謝っても謝りきれない。けれどもし決闘をして死んでしまったらどちらも今日のように楽しむ事はもう出来ない。」
という内容の話で、決闘をやめるようにアリエッタを説得した。
アリエッタは泣きながら「死にたくない」と言い、アニスと和解。そして決闘を止める事にした…。

という内容の夢を何故か見た。先月辺りに。何故見たのかは不明。

シンクとアリエッタってゲーム内で一緒にいるシーンあったっけ？
サイト見てるとやたらシンアリのCPを見かける
このCPってシンクにもアリエッタにも失礼な気がする

他人の趣味に口出しするのはナンセンスだが
想像するに設定的においしいからとかじゃないのか？
あれだけ人気なのを見るとそれなりに理由はあると思う

>>89は妄想と言われてもいい。叩いてくれてもけっこう。だが俺は、こういう事になって欲しかったんだ。
>>90->>91
ただ単に絡ませたいからか、被験者イオンの元導師守護役のアリエッタと、そのレプリカであるシンクをくっつけたかったか。
どちらも無理矢理なのは変わらないけど別に変な組み合わせではないので良しとする。

あとお子様同士だしな

公式カプがあるわけでもなし失礼ってことはないと思うが

オリジナルイオン×アリエッタ＞公式カプ

イオンのために、仲間にも反抗しちゃうアリエッタが好きなんだ。一途で純粋な少女であるアリエッタが好きなんだ。シンクのことを選んでしまったら、もうそれはアリエッタという少女ではなくアリエッタという女なんじゃないかと思う

セントビナーでの六神将集合時（これは無理矢理かｗ)
コーラル城でのシンクの台詞
フェレス島でのアリエッタの台詞（これも無理矢理かｗ）
携帯待ち受けサイトのシンク＆アリエッタの待ち受け
共演シーンと共通点は一応ある
あとは見た目と性格が正反対だからくっつくのが想像できない面白さがあるんじゃないのかな
つまりどれを公式と思うかは人それぞれってこった
俺×アリエッタもあれば俺×モースも有りかと

>>95
俺×モース吹いたｗ

>>55
セントビナーにはアリエッタ居なかった筈。
ビナーや雪山やモース変身後のエルドラントかどっか等の比較的六神将が集合してるどのシーンでも二人が共演しない辺り、如何にシンクがアリエッタと関わらないようにしてるかが窺えて好き。
バレるのを恐れてアリエッタに挨拶されても完全無視、アリエッタが来たら即立ち去るぐらいの避けっぷりなんじゃないかと思ってる。
コーラル城で「アリエッタ」じゃなく「アリエッタの奴」って呼んでたよそよそしさとかさ。

>>97
そんなに嫌いなら自分の日記帳なりブログなりで叩きましょうや
好きな人も嫌いな人もカップリングの話を自重すればいいだけ
ここは六神将スレなんだから

作品投下する人は一言カプ注意って書けばいい
好きじゃない人は見なければいい
それだけのこと

>>98
嫌ってないから叩いたつもりもないんだが…。矛盾ありまくりアビスの中でちゃんと「シンクとアリは関わってないからイオンレプリカだとバレてない」というのが成立してて好感触って事。

何にせよチラ裏話で気分悪くさせてごめんね。

劇薬が足りないのが残念だぜ・・・

このスレが初めてなんだけど、前まではどんな話題で盛り上がってたの？

過去スレ見てもらえればわかるが、あえて言うならば
・くだらない会議を開いて暴走する総長。
・とりあえず総長命なリグレット
・LOVE定額(ルークとの便利通話)で暴走気味のアッシュ
・ナタリアのことになると暴走するが、基本的に良いおとーさんのラルゴ。
・ほのぼのロリことアリエッタ
・冷静に呆れてるシンク
・はぶられつつも結構愛されてるディスト

ってとこか。


ギャグはもちろん、ほのぼのも結構あって過去スレは読み応えあるかも。
あ、前スレ発見したからはっておく。

ttp://mimizun.com/log/2ch/gamechara/game10.2ch.net/gamechara/dat/1161354270.dat

>>103
おっと、ミス。このアドを
http://mimizun.com/search/perl/dattohtml.pl

のみみずんさーばーで変換すれば見れるはず……

ＧＪ

>>103に追加して
アッシュはナタリア命
総長＝たまご丼＝劇薬

初めての人にそれじゃ分からんだろ。

上にあるようなキャラ付けにした六神将を題材にした同人小説を投下するスレだったんだよ。

戦国BASARAやってたら六神将操作したくなった
前にもそんな話題があったけど、六神将が主人公のゲーム出てくれないかな

>>106
そっか、ありがとう
じゃあ自分は保守要員で…

答えてくれた人ありがとうございます

肉弾戦キャラが好きな自分はシンクを操作したいな。でもリグレットの銃も魅力的だ

>>108
保守要員と言わず、妄想を垂れ流しておくと、その発言でSSがうまれる場合もあるぞ。

もうすぐクリスマス。プレゼントはディストが譜業を使って配るんだろうか？

六神将とクリスマスパーティしたい

色々大変そうだｗ
楽しそうだけど

七面鳥を焼くラルゴ
たまご丼の用意をするヴァン
そんなヴァンを（冷めた目で）見つめるシンク


が頭に浮かんだ

アッシュが無理矢理サンタ衣装を着せられて
不満そうな顔でプレゼント配ってる姿が浮かんだ

リグレットとアリエッタで部屋の飾り付けかな

クリスマスといえば、なんかそんな感じのSS過去にあったような希ガス。

単独以外はほとんど監視に映る
目的は無論シンクです
だからすっかりデコやメガネや銃の存在
すっかり忘れてた
色んな奴とのフラグが
シンクフラグなら嬉しいけど
アニスフラグって一体なんだよ
友情しろってか？
赤毛組とフラグ立たない
ああもうどうでもＩ☆Ｉ☆ＫＡ☆
ノーマルカプのどこが悪いの？
ホモやレズよりマシじゃない
シンクの素顔見てるとなんだか
お嫁にしたくなっちゃう
だけどいつか一緒になるために
私、ライガとフレスベルグを従える

スマン　誤爆したorz

クリスマスなのにたまご丼を作り出して六神将達にKYと言われるヴァン

総長はたまご丼の他に全員にちゃんとプレゼント用意してそう

アリエッタ「にゃんにゃにゃにゃんにゃ〜ん、にゃんにゃにゃにゃんにゃ、にゃんにゃにゃにゃんにゃ」
アッシュ「はあ、これで本当に梶原家の姉に気持ちが通じるのかよ･･･」
リグレット「アリエッタはインターナショナルだ。世界にはまだ知らない神秘が隠されているのだ。」
総長「梶原家の姉よ、我等に賞味期限の切れてない餌を与えよ！」

ヴァン「ダアト☆エロス☆タイム」
リグレット「閣下☆自重」
シンク「カメンノキワミ、アッー！」
アッシュ「あぁん？」
アリエッタ「支点を板に吊るしてギリギリ太るカレーセットです」
ラルゴ「ノ、ノーパンスタイリスト！」
ディスト「フル☆チン　サーセンｗｗｗｗ」
ラルゴ「あぁん？」
ディスト「めけーも！」
ヴァン「ローレライスタイル、オトリヨセー！」
リグレット「閣下☆自重（大事なことなので二度言いました）」

綺麗に飾り付けされた部屋のテーブルの上には美味しそうな料理(と、たまご丼)が並んでます。六神将の皆でパーティーを
始めようと、総長が話を始めようとしたその時、アリエッタのママが入って来て料理を一瞬で食べて行ったです…。

>>120-121
こんな六神将嫌だｗｗｗ

>>122
アリエッタﾀﾝ・・・(´･ω･｀)
つクリスマスチキン＆シャンパン＆ケーキ

他の六神将とパーティーキャラにもあげよう
つ沢山のクリスマスチキン＆シャンパン＆ケーキ

テイルズオブイノセンスの特典DVDのアッシュのテンションがヤバいｗ

>>124
あれはやばかった
このスレのアッシュなんじゃないかってくらいに

>>125
ていうかテイルズの開発チームは２ｃｈ見てるとしか思えん
イノセンスには２ｃｈネタがあるしな

ｋｗｓｋ

確実にみてるだろ。
ヴァンの好きな物がたまご丼と正式に発表されたぐらいだし。

勝手に妄想してる分には楽しいんだけど
公式でやられると萎えるのは俺だけじゃないはず
出番があるのは嬉しいんだけどね・・・

>>127
ｱｰｱｰｱｰ ｷｺｴﾅｰｲって台詞をヒロインが発した
他にも結構あったが忘れた
ちなみに特典DVDではアッシュが「｛屑がッ!!｝は俺の専売特許だッ!!」と
六神将スレ御用達な発言

>>130
きこえなーいは２ｃｈでもなくないか？
他は知らんけども
アッシュはすごかった

おぉ！このスレ復活したのか！懐かしいな……

ここは良いスレだったな……

特典DVDではカイウスの説明に変身後の姿が「狼だか犬だか熊だかわからない」と書いてあったな。
熊は完全に2ちゃんネタだろ。
スレ違いだが。

閑話休題。
六神将を動物にたとえるとしたら
ヴァン……鷹(なんとなく)
リグレット……ユニコーン(主と認めた者以外には心ゆるさなそう)
アッシュ……赤毛の狼(一匹狼)
シンク……黒猫(しなやかで誰にも身を許すことなさそう)
ラルゴ……ライオン(そのまま)
アリエッタ……ライガ……じゃなく、三毛猫(慣れれば人懐っこい)
ディスト……狐(誰かをだまそうとして逆にだまされそうなちょっとぬけた狐)

狼・犬はわかるが熊は２ちゃんネタだなｗ

自分はリグレットが狐だと思う
ディストはタヌキだな。タヌキって執念深いんだぜ
あとアッシュはヒヨちゃん

リグレットは確かに狐っぽいな、つり目で金髪だし
アッシュはニワトリで
ディストはなんだろう・・・

なんかシベリアンハスキーって気がしてきた
雪国の犬だし、頭良さそうに見えて頭悪い

>>136
何かわかるｗｗｗｗｗ
頭悪い犬っぽいけど、ご主人様への懐き具合とか

雪国幼馴染ーズが犬ぞり引いているのを想像した

保守

誰もいないようなのでアリエッタはもらっていきますね

阻止

ディストはメガネザル
ごめんみたまんま

１０ヶ月ぶりに見たらスレが立ってて泣いた

１０ヶ月ぶりに見たらディスト立ってて泣いた

さて、クリスマスイヴなので作品投下。
現存している六神将のスレを見るともっと楽しめる(かもしれない)作品にして見ました。

「ローレライの使者ってアリエッタのところにも来てくれる……ですか?」
　アリエッタの無垢で真剣な眼差しに、一同の動きが止まった。
　ローレライの使者といえば、子供へ聞かせる有名な御伽噺の一つだ。
　使者は聖夜に良い子のところにこっそりと現れて、ささやかなプレゼントを置いていくという。
　一般には子供をしつけるために聞かせる親が多いが、大きくなるとそんな使者がいないことに気がつくのが大抵だ。
　さすがにオラクル内にそんな御伽噺を信じている者はいないと思っていたのだが……
「バカじゃない?　そんな御伽噺なんて……うぐっ」
　真実を伝えようとしたシンクの口を手早くラルゴがふさぎ、他の者にも目配せをした。余計なことを言わせないためにも。
　ヴァンはリグレットと顔を見合わせる。リグレットは一つせき払いをすると、アリエッタの前にしゃがみこんだ。
「あ、ああ。いる……と思う。アリエッタのところにも来てくれるのではないか?」
「本当……です?　じゃあ、アリエッタもう寝るです! 毎日早く寝るです!」
　目を輝かせ、自室へ慌てて戻る彼女を見送りながら、ヴァンは難しい顔をする。
「……ローレライの使者をまだ信じているとは……」
「まだまだお子様って所ですね。やれやれ」
　それだけ呟くと、バカにしたような口調でさっさと自室へと戻っていくディスト。
「純粋な思いは壊したくないな」
「……っ!　ぷふぁ!!　たく、いつかはわかることなんだから、さっさと教えればいいのに」
　開放された途端、愚痴をこぼすシンクに、ラルゴは一瞬だけ寂しそうな瞳を向け、なんと無しに頭をなでる。
　うっとおしそうにその大きな手を払いのけ、不機嫌なまま、シンクも自室へと戻っていく。
「ローレライの使者……か」
　意味ありげに呟くアッシュ。その瞳はいつもの冷めた瞳ではなく、どこか温かい瞳だったのをヴァンは見逃さなかった。
　しかし、その事について今は何も問うつもりはない。
「……仕事に戻るぞ。リグレット。お前達も適当に寝るがいい」
「了解です。閣下」
　足早に執務室へと戻るヴァン。それに続くリグレット。
　……そして、その話は終わったはずだったのだが……

　クリスマスの朝、ヴァンは少し困ったような顔をしていた。
　クリスマスということでパーティを行おうと前々から考えていたのだが……
　本日オラクルにいるであろう者たちの書類に目を通す。
　兵士はそれなりにオラクルにいるのだが、重要な六神将が今日に限って少ない。
　ディストはピオニー王により、さらわれた……いや、こちらからすすんで彼を提供したのだが。
　あの計画を聞かせされては断ることもできなかった。
　リグレットもどこか暗い表情で自ら遠い地の任務に出かけてしまったし、アッシュもこっそり抜け出してどこかへ消えてしまった。大体は予想がついているが。
　結局残ったのは六神将の半分。
　その中でシンクはこのようなイベントは興味ないかのように自室にこもってしまったし、実質は二人というべきか。
「しょうがないか……」
　ため息を一つ。気持ちを切り替えるかのように軽く頭を横に振ると、パーティを実行するため彼は立ち上がったのだった。

　うかない表情の少女が一人。
　オラクル全体で行ったパーティはつつがなく終わったのだが……
　やはりリグレットやアッシュ、ついでにディストがいなかったので寂しかったのだろう。
　励ましたいところだったが、どうも直接励ますのはヴァンには難しかった。
　だからこそ、間接的に励まそうと支度を淡々と行っていた。

　――夜も更けたころ、一人の男が窓の外にいた。
　手には大きな包みを持って。
　これをそっと枕元に置けば、きっと彼女は喜ぶだろう。
　ローレライの使者の話を信じている彼女に大きな「夢」を与えることができるだろう。
　そっとそっと窓辺によっていく。彼女の「お友達」に気づかれないよう、足音を殺して。
　後もう少しと言うところまで来た時だった。
「妹だけじゃ物足りず、幼女まで夜這いかい?」
　背後から聞こえてきたのはさめた少年の声。振り向かなくても声の持ち主はわかる。
　一応は振り向いてみると、不機嫌そうなシンクがいた。
「……お前こそ何のようだ?」
「いや、別に。夜の散歩していたら、ひげの不審者を見つけただけだよ」
「そうすると、この後ろに持っているかわいらしい袋はシンクの私物か?」
　新たに一人現れた。優しい声で、シンクにつっこみを入れると、ヴァンに一礼する。
「すみません。帰りが遅くなりました。無事帰還いたしました」
　手には小さなアクセサリーケース。やっぱり彼女もそういうことらしい。
　見られては困るものを見つけられてしまったシンクは、バツが悪そうになにやらぶつぶつ言っているが、
リグレットは特に気にすることはなかった。ひねくれ者なのだから、ここで追求してもひねくれるだけなのだから。
　不意にシンクの表情が固まる。木の陰を凝視すると、一言ぽつりとつぶやいた。
「そんなところに隠れてないで、出てきたらどうだい」
「ちっ……」
　小さく舌打ちをする音。一瞬の間を置いて、赤い影が出てきた。やはり手になにやら包みを持って。
「なんでこんなにいるんだ?　ちっ、屑が!」
「それはお前も同じ考えなのだろう」
　後ろからゆったりと現れたのはおおきな影。これですでに５人そろってしまったわけだ。
　――皆、同じ理由で。
「ふっ、考えることは皆同じというわけか」
　あまりにも似た考えをしていて、思わず笑いがこみ上げあてくる。
　しかし、ここで笑っていては任務に支障が出てしまう。少女に「夢」を与えるという大きな任務が。

　そっと窓から部屋の中を覗き込む。
　すでに寝ているのか、部屋の中はかすかな明かりのみだ。
　ベッドにもぐりこんで、安らかに寝息を立てる少女と……最大の難関、彼女の「お友達」が寄り添って眠っていた。
　さすがに身軽なシンクが忍び込んでも、魔物たちをごまかすことは難しいだろう。
「さて、どうするかな……」
「簡単です。睡眠波を出す譜業を作ってきましたよ。これで忍び込むのは容易い事です」
　この場にはいないはずの者の声。どう考えてもあの距離では今日中に帰ってこれるはずはない。
　横を見れば、いつの間にかそこにいたのか、自信にあふれた者の姿。なぜか赤い服をきて、やけにぼろぼろだが。
『ディス……!!』
　誰もが大声を出しかけ、あわてて口をふさぐ。
「騒がしいですね。アリエッタが起きてしまいますよ。落ち着きのない方々は困りますね」
　駆る愚痴はたたきながらも、手際よく譜業を用意する。手には小さな自鳴琴。
「はい、眠りたくなければどうぞ」
　差し出してきたのは耳栓に似た譜業。５人が譜業を耳につけた。どうやら普通の耳栓とは違って、周りの音は聞こえるらしい。
「さ、やりますよ」
　自鳴琴を開くと、やわらかい音楽があたりに響き渡った。
　それは優しく暖かく、全ての者を祝福するかのように流れ始める。
「さ、これでそっとやそっとでは起きなくな……ふぁ……ぁ……しまった……耳栓、私の分わすれ……ぐぅ……」
　自らが耳栓を付け忘れた事に気がついた時にはすでに遅し。抵抗する間もなく、地面に倒れこんだ。
「お約束をきちんと守る奴だね。ん、これは……」
　倒れこんだディストのポケットから顔をのぞかせたのは、小さな袋。多分これがディストのクリスマスプレゼントだったのだろう。
「ディストにしてはかわいらしい袋を選んだな。ん、これはマルクト帝国にある高級アクセサリー店の袋……」
「なんでお前が知ってんだ?」
「そりゃ、メシュティアリカたんにプレゼントを買う際にいろいろ調べて……こほん、そんな事はどうでも良い」
　緩みかけた顔をどうにか戻し、小さく、しかし４人にはっきりと聞こえる声でつぶやいた。
「では、ミッション開始だ」
『了解』





　寝静まった街に聖者が舞い降りる。
　幼き者の「夢」を壊さぬよう、慎重に。そして優しく。
　安らかに眠る者の枕元に６つの「夢」を置いて。
　今宵だけでも良い夢を見られるよう。
　６人が６つの夢を込めた夜は……
　静かに過ぎ去っていった。


　――聖なる夜、彼は夢を見た。
　懐かしい夢を。暖かい夢を。
　どんな夢だったかは忘れてしまったが、起きた時、熱いものが頬を伝った。
　悲しい涙ではない。暖かい涙だ。
　胸が熱い。でも心地よい。
　彼にとって久しぶりに目覚めの良い朝となった。

「閣下、おはようございます」
　朝一番に声をかけてきたのは副官であるリグレット。
　いつものクールな笑みではなく、とても暖かい笑みが浮かんでいた。
　何気なく、その理由について聞いてみた。
　少し照れながら『良い夢を見た』のだと語ってくれた。何かを思い出すかのような遠い瞳で。
　それは些細な事。そう思っていたのだが、実際は違っていたのだ。
　アッシュもラルゴもディストも、いつもはむっつりしているシンクですら、幸せそうな笑みを浮かべていた。
　誰もが口々に言う。『良い夢を見た』と。
　一瞬、ローレライの使者を思い出したが、すぐに否定する。
　あれは御伽噺なのであると。
　個々が思い思いに過ごす朝。穏やかな空気が流れる中、一人の少女が起きてきた。
　――いつもとは違う服を着て。
　普段着ているクロが基調の服とは違い、女の子らしく白が基準となった明るい感じの服だ。
　照れた笑みがさらに女の子らしさを強調させた。
　言葉を失っている一同の前まで来ると、くるっと回ってみせる。
「どう……ですか?　アリエッタ着替えてみた……です」
　アリエッタの言葉により、一同が我に帰った。頬を赤らめる者もいれば、父の瞳で眺めているものもいる。
「ああ、似合っているぞ。それは……ローレライの使者の贈り物か?」
　ヴァンはできる限り自然に。できる限り驚いた声で尋ねてみた。
　――実際に驚いていたのだが。自分が選んだとはいえ、ここまで似合うものとは想像できていなかったのだ。
　彼女はぬいぐるみに顔をうずめると、首を横に振る。
「ううん。総長、ありがとう……です。それにみんなもありがとう……ですっ」
「な、何を!　私はなーんもくれてやってませんよ。はーっははは」
　慌てて否定するディストだが、不自然極まりない行動にジト目で一同に見られてしまい、口をつぐんだ。
「ううん、わかる……です。ディストはこの指輪」
　指元で光っていたものを差し出す。派手でもなくシンプルでもなく、しかし見るものが見ればよい品だとわかる指輪。
「それで……リグレットがこの……イヤリング」
　髪をかき上げ、耳元を出す。耳には翡翠色の小さな花をあしらえたイヤリング。
「アッシュは……ペンダント」
　胸元にあるのはかわいらしいペンダント。簡単なアミュレットになっているようだ。
「この髪飾りは……シンク」
　髪の先を纏め上げているのは白い髪留め。二つの白い飾りが風に揺れる。
「帽子は……ラルゴ」
　白い帽子を深くかぶり、頬を赤らめ微笑む。
「そして、総長。お洋服ありがとう……です」
　教団の服を基礎としたものだが、ピンクとクロと白という色がうまく重なって、優しい雰囲気を出している。
　――皆がばらばらに買ってきたものだったが、なぜだろう。一つ一つがお互いを引き立たせ、アリエッタを飾っている。

「……なんでわかったんだ?」
「――!!　ラルゴ!!」
「もう隠したってだめらしい。さすがはアリエッタというところか」
　静止するシンクに首を横に振ると、しゃがみこんでアリエッタの目線にあわせ、問う。
「だって……ローレライの使者からプレゼントはもらった……から。ここにしっかりもらった……です」
　胸に両手を置き、目をつぶる。その行動に誰もが思い出した。
　――暖かい夢の事を――
　しかし口には出さない。口に出せばそれはただの夢になってしまう気がして。
「似合ってるな。かわいいぞ。アリエッタ」
「ありがとう‥‥です。このお花とてもきれい‥‥です」
「前の服もまあまあだったけど」
「ああ、アリエッタはどの服を着ても似合うもんだ」
「ま、私に言わせればまだまだですけれどね」
「……こいつの事は気にしなくてもいいぞ」

　穏やかな空気。不意に窓の外をみれば、優しい雪が静かに降り積もる。
　形のない贈り物を誰もが胸にしまい……
　そして、にぎやかな日々は過ぎていく。
　――それこそが、本当の聖者の贈り物だったのかもしれない――

>>145-151
クリスマスイヴにサンタさんからのプレゼントｷﾀ･｡:*ﾟ(ﾟ∀ﾟ)ﾟ*:｡･!!
職人さんGJ！文章が上手くて暖かい世界観に浸ってしまったよ。
みんな個性的で賑やかで良いなあ。

神アゲ

今個人スレがあるのはアッシュ、ヴァン、ディスト、リグレットかな？
全部読んだけどどれもすごく良かった！超GJ！
素敵なクリスマスプレゼントありがとう！

なんという神SS…GJすぎるぜ！

各キャラとリンクさせて総合SSも書き上げるとは何と言うGJ
これは間違いなく盛り上がるフラグ

白亜の柱の間から見る西の空は、燃えているかのように赤かった。

懐かしいホドで見た空と、その色は変わらない。それでもその美しさが色あせているように見えるのは、
見る場所よりも何よりも彼自身の心がひび割れてしまっているからだ。夕の赤も昼の青も、今の己は一緒くたに
血と炎の赤に放り込もうとしているのだから。

振り仰げば、天にアーチをかける譜石帯がはっきりと見える。　
思えばあの日あの時が過ぎてから、日々を平穏に過ごす世の人々にとっては空を彩るただの飾りに過ぎない譜石帯は
彼にとってその意味を変えた。今彼の目に映るそれは、オールドラントの手足を縛り付ける無骨な鎖そのものである。

いまも、ふとした瞬間に幾重にも巻かれた縛鎖から逃れようとするオールドラントのもがきが聞こえてくる。
手足に食い込み滅亡へと引きずっていくくびきから離れようと、手足に血を滲ませて必死で暴れる世界の姿がみえるのだ。
そしてその世界に住むものでありながら、その鎖の端を握るのが当のユリアであることにも気づかずに、
彼女に助力を請う無力で滑稽で唾棄すべき哀れな人々の姿と。

「ヴァン」

不躾な呼び声に、ヴァン・グランツは無表情のままで振り向いた。
オラクルナイツの総長という立場の人間に対して、こんな無礼な振る舞いをする人間はほとんどいない。
動物同然のあの少女でさえ、立場上目上の人間に対しては敬意というものを払うのだが。
じろりと視線を動かせば、横柄ではあるがどこか卑屈な矛盾した印象の目線が、浮遊椅子の上からヴァンを見下ろしていた。

「なんだディスト、報告は部下から先に受けているが」
「報告でなければ話しかけてはならないのですか。私はそんな奴隷契約を結んだ覚えはありませんがね」
「……」

一応部下という扱いになっているにもかかわらず、この銀髪の科学者はヴァンに対して敬意のひとつも払おうとはしない。

彼が何の特技も持たない一介の兵なら当に組織から排除しているところなのだが、
あいにくとヴァンにはこの男を特例扱いせざるを得ない理由があった。
極端な話他の同士たちであれば、戦力という価値の上ではレプリカで取り替えが利くのだ。
だがこの男の場合その頭の中身が問題である以上そうはいかない。

そしてなおたちの悪いことに、これはいつかは切り捨てねばならない駒だった。
利害の一致という形で手を組んではいるものの、彼の最終目的と己の目的が相容れないものである以上、
最後まで良き協力関係が保たれることはありえない。
だからこそヴァンは、自ずからこの扱いにくい男の手綱を取っている。ぎりぎりのところまで共同戦線を張るために。

「では何用だ？まさか世間話でもしに来たわけでもあるまいに」
「ただれた俗世間に興味などありませんよ、あなたと同じでね」
あきれたとでも言いたげな目を半開きにして、ディストはヴァンを睨む。
「……」
ヴァンが眉一つも動かさないのを馬鹿にしたとでもとったのか、ディストは大げさに手振りをして薄い胸を張った。
「同じ、と言ってもひたすら破滅的思考に陥っているあなたとは違って
私は高尚な目的に向かっているが故の世間との乖離ですからね。そこを同じにしてもらっては困りますよ？」
「…………」
ヴァンの感情が小さく動いた。だが決して表情には出さない。
ディストの横柄な態度の裏には第七音素研究の一人者としての自負心やら、
同じ研究者であるジェイド・カーティスに対する劣等感やらがあるのかもしれないが、そんなことはヴァンの知ったことではない。
それでも、破滅的思考に陥っているというディストの侮蔑の言葉は、少なからずヴァンの壊れた心の欠片を突いた。

「破滅的思考、か」
細身の剣の柄に、自然と手が行っていた。昔も今も、迷いを断ち切ってきたホドの剣。
「それ以外の何があります。あなたの後ろ向き振りにはあのアッシュも真っ青ですよ」
「……」
沈黙にかすかな怒気が混じったが、結局鞘から白刃が滑り出すことは無く、
代わりに両者の間の空間を走ったのは全く別のものだった。

「死んだ人間を代用品で埋めあわせようとする行為が後ろ向きで無い、とでも？」

センチメンタリズムに浸っていたところを逆撫でされて、ヴァンは少々むきになっていたのかもしれない。
冷笑か嘲笑か……そう相手の出方を予測していたディストは、真正面から想定外の反撃を受けることになり、
引きつった笑みで唖然としかけた表情を無理やり塗りつぶした。

「壊すだけ壊して先のことを見ていないあなたよりはいくらかでもましと思いますよ。ええ、そうですとも」
「……」
「レプリカで構成された新世界が何ですか、予言から開放された星がなんですか。
　私の理想はそんなところにはない。ですがあなたの理想はどうです。本当にあなたの目的はそこなのですか！」

元から甲高く耳障りな声が、さらに上ずって裏返る。ディストはひび割れた声を咳払いしてごまかすと、ヴァンの顔を覗き込んだ。

仮面のような無表情は変わらない。

「わが理想を疑うか？」
「……疑ってほしくないなら、疑いを喚起するような行動をとってほしくないものですね」
「ほう？何がお前を疑わせた？」
「っ！」

いきなりヴァンの長身を覆う殺気が濃くなった。
ヴァンの威圧を正面から受けることに、ディストは慣れているわけではない。
もともと強者に対して正面から張り合えるようなメンタリティの持ち主ではないのだ。

「……」

汗の滲んだ手をもみあわせたり、きょときょとと左右を見回したり俯いたり、
挙動不審の見本市のような行動をたっぷり数分並べ立てた後に、ディストは沈む夕日を見たまま珍しく低い声を発した。

「……今の状態で、本当にやる気ですか」

何をだ、と目で問うヴァンに、ディストは畳み掛ける。
「フォミクリー技術はまだ未完成です」
「未完成、だと」
今のところフォミクリー技術の不足でヴァンの計画に支障が生じたことはない。
レプリカ情報を抜くことでオリジナルが死ぬことはヴァンの計画上問題にはならない。
レプリカの乖離しやすさは、ローレライを消滅させればそれで済む話だ。

だがそれでも、ディストはフォミクリー技術は未完成だという。

「研究は、ネビリム先生の復活に失敗したときから本質的なところではなんら進んでいません。
　進歩したのは汎用性と、規模の大きさだけです」

工程の全てを譜業化することで、少し譜業の知識があるものなら誰にでもフォミクリーを簡単に行えるようになった。
さらに譜業の出力を上げることで、巨大な物のレプリカも作れるようになった。だが、それでも。

「全く同じ物を完全に作り出すことは、まだできないのですよ。新たな世界が安定して存続しうるかどうかなど未知数にもほどがある。
　それでもあなたはまだやる気なのですか」

そんな見切り発車で世界の変革などといった大事をやれるのか、そもそも、そんな気などなかったのではないか。
そう言おうとしたディストだったが、その目的を果たすことは適わなかった。


「だから同じものを作り出せる完全なレプリカ技術を開発するまで待て、というのか」
「ひっ」

地の底から響くような低い声でヴァンは一歩詰め寄った。ディストが椅子ごと一歩分下がる。

「お前は私に技術を提供すればよい。計画の途中でその完全なフォミクリー技術とやらが完成すればそれもよかろう。だが」

もう一歩分歩み寄れば、ぴったり同じ距離だけディストは後退する。

「計画は予定通り実行する。預言は、待ってはくれぬのだからな」

ディストを壁際に追い詰めたヴァンは、不意にそこで表情を緩めた。

「お前の目的を果たしたいのならば、せいぜい研究に邁進することだ。時間は、あまりないぞ？」
「いいいい、言われなくても、分かっていますよ！あなたもせいぜい、私に研究の場を提供することですねっ！」

既に逃げ腰になっている――というより逃げかけている浮遊椅子に、ヴァンは獰猛な笑みを投げかけた。
夕日の赤が顔にさして、血塗れた肉食獣のような一種凄絶な様相を見せている。

「善処はしよう。よい働きを期待している」

※


ディストを乗せた浮遊椅子が消えた後、またヴァンは西の空に目を戻した。
赤かった空は次第に暗さを増している。赤が次第に輝きを失い黒へと移っていくさまは、計画の要となるあの少年の髪の色に似ていた。

ディストのことはもはや念頭にない。記憶に残すまでもない、ばかばかしい話だった。

ディストにしてみれば、未完成のレプリカ技術で世界のすりかえを図るのは愚行なのだろうが、
ヴァンに言わせて見ればそれ自体が愚行そのものだ。レプリカ技術が本当になくしたものを復活させ得るのなら、
ヴァンはこんな大きな計画を行うこともなく、破壊されたホド島とその住人たちの復活に身命を注いだだろう。

だが、そんなことはありえない。
いくら完全に同じ複製品を作り得たところで、それはあくまで代用品でありもともとの人や物が蘇ったわけではない。
あの理論に凝り固まった科学者は、そんなことも理解できていないのだ。
復活がならない以上、世界は壊されなければならない。そして壊した世界の上に、旧世界の残滓を残してはならない。


もっと言うならば、レプリカ世界を作る必要すらないのかもしれない。


「―――――？」

ヴァンはふと己の思考にほんの僅かに首をかしげた。自分はレプリカ世界によって世界を救うために戦ってきたはずだ。
御伽噺の魔王のように、世界の破滅を願って事を起こしたわけではない。断じて。

鎖に繋がれた星があがく、耳障りな金属音が聞こえる。

今救ってやるぞと彼は胸の内でつぶやいた。その救いには痛みも伴うが、救済のためにはもはや行動を迷っている暇はない。
二千年の長きにわたって星を縛るユリアの鎖を切ってやるためには、それこそ大地を断つほどのアルバートの剣が必要だ。
それほど大きな力を振るう以上、助けるべき世界が多少傷つくのもやむを得まい。
オリジナルたちが死ぬのは、世界再生に伴う避けえぬ痛みだ。決して無駄な犠牲ではない。

新たな世界は間近にある。預言に縛られない新世界の誕生を見届けて、自分は愛する妹と敬愛する主君とともに死の淵に身を投げよう。
それこそが今のヴァンの唯一の望みであり、生きる意味だった。


手足に食い込む鎖から逃れようと、泣き叫んであがく少年の叫びが聞こえる。
終焉に向かって引きずられていく子供の悲痛な嘆きが彼を突き動かす。



　己が本当に救いたかったのが世界などではなかったことに、堕ちた『ヴァンデスデルカ』は最後の最後まで気づかない。

復活してたんですねこのスレ。
まだまだ色んな職人様の光臨が見たいので以前落とし損ねてたSSでちょいと保守をば。

ディストとヴァンだ！ＧＪ！！
ヴァンかなり怖いわ。

>>157-160
GJ！
まだ人が少ないみたいだが職人が増えると嬉しい

上のSSとは対局的な感じなんだな。だか実際の六神将はこんな感じなんだろうな。
とにかく乙。

職人さん年越し前と年明け時にＳＳ希望ですの。

希望するだけじゃダメだ。

ただ待ってるだけもダメだ。
妄想を垂れ流ししないと。
大晦日ってあまりSSになりそうなネタないんだよなぁ

紅白見て本気で熱くなってるヴァンとアッシュ
それを呆れて眺めてるシンク
大きい手で小さいみかんを綺麗に剥いて黙々食べるラルゴ
年越しそばの用意をするリグレットとお手伝いアリエッタ
こたつに入りたいけど椅子から降りないディスト

そんな姿が浮かんだ

こたつに入りたいのならあの椅子用の空飛ぶミニこたつ作りそうだ

それだと布を袋状にしないとだな

ディストだったらこたつに入るよりもザレッホ火山行って溶岩の中に入ったほうが早い。

一人で年越したまご丼を用意して皆に呆れられるヴァン。
一年を振り返りながら蜜柑を綺麗に剥いて食べるリグレット。
その蜜柑の皮で笑いながら目潰しするシンク。
目潰しされて苦しむムスカ………じゃなくてディスト。
年を越す前にすっかり熟睡するアリエッタ。
Ｋ-１見て熱くなり騒ぎ疲れるアッシュ。
少し離れてそばを一人で食べるラルゴ。

を想像した。

>>170
年越し10分前にぶつくさ言いながらアリエッタ起こそうとして寝ぼけたアリエッタに抱き付かれるシンクの電波が。

そんな俺は前の六神将スレでシンアリ5本くらい書いてた奴。

>>171
あなたは某エロパロスレでシンアリ書いた38氏でしょうか？
シンアリ含むアリエッタ物好きなのでバンバン書いてくれると有難いです。
まぁ違うのなら気にしないで忘れて下さい。

　――年終わりの儀。

　年の最後の日に行われる儀式であり、年末で一番忙しい日ともいわれている。
　いつもならば、その騒がしい日常の中に身をおき、年の流れを感じていたはずなのだが。

　残念なことに、今年は風情を感じることはできそうにない。
　冷たい風の中、彼は夜空を見上げた。
　どうしてもはずせない任務。誰にも託す事はできず、自ら出てきたのだ。
　本部ではリグレットが長生きの象徴である東洋の麺をゆで、アリエッタがそのお手伝いをし、アッシュは端っこでそれを眺め、シンクが黙ってそれを待ち、ラルゴが食器の準備をし、ディストが……いつもの通り高笑いをする。
　その場にいなくても、想像はできる。
　だが、その場にいられないことに寂しさを覚えた。
　――いつの間にそんなに弱くなったのか。
　湧き上がった理解不可能な感情に苦笑すると、前を見据える。
　ここはオラクルから離れた地。
　何が起こるかわからぬ地。身を引き締めていかないといけない。
　精神を研ぎ澄まし、その任務を再開した。
　単純な作業なのだが、妙に時間がかかってしまう。だからこそ……皆を新年を一人で過ごさせないため、自らこの地へと来たのだ。
　

　遠くから風にのって聞こえてくる鐘の音。
　それは今年が終わる合図。
「ああ、今年は……一人か」
　気を緩めるとあふれそうになるため息をどうにかのみこみ、満天の星空を見上げる。
　寂しいのは慣れている。いや、慣れていた。だからこそ……
「一人は寂しいものだ……」
　――そして、今年最後の鐘の音が全世界に響き渡り……

>>173

「寂しそうですね。閣下」
　不意にかけられた声。それは本部にいるはずの者。
「総長も一緒がいい……です」
　振り返らなくても、声の主は理解できる。
「人数は多いほうが早く片付くだろ」
　なぜ。彼らは暖かい光の中、穏やかに年を越しているはずでは。
「本当寒いね。しかたないから、とっとと片付けるよ」
　こんな所にいるはずはない。
「ちっ、無理やりつれてこられたと思ったら、ひげのところか!　屑が!」
　振り向いたら消えてしまうのではないか。
「はーっはっはっ、こんな簡単な仕事にてこずるなんて、年ですか。総長」
　夢ではない。この6つの声は。
　戸惑いながら、ゆっくりと振り返る。そこには想像していた者たちの姿があって。
「なんでお前たち……」
「アリエッタが『総長一人では寂しい』っていいまして。お邪魔になると思いましたが、来てしまいました」
「ま、ついでに仕事も一緒に片付けようとおもってな」
「リグレットにお蕎麦つくってもらった……です。一緒に先に食べる……です」
　アリエッタが差し出したのは小さな器にはいった蕎麦。なぜかさめずに湯気がたっている。
「こういうときは役に立つね。ディストの発明もさ」
「私の発明はいつでも役に立ってますよ。ほら、バラの紅茶も持ってきましたよ。皆の分もあるから、感謝して飲みなさい」
　次々に差し出されるコップの中には、湯気を立てる紅茶。バラの香りが心地よい。
「紅茶と蕎麦はあわねえぞ。もう少し考えろ!」
　いつもと同じく繰り広げられる口げんか。
　年が変わっても、この雰囲気は変わらない事が幸せで。

「まあ、さめる前にお蕎麦いただきましょう。本当は昨年食べるべきでしたが」
「そうだね。アリエッタももう眠そうだし」
　見てみれば、アリエッタの瞳はもううつろで、必死に寝まいと頑張っていた。
　優しくなでるラルゴの大きな手に目を細め、おきたばかりの子猫のように大きくあくびをする。
「では、とりあえず皆でいただくとしよう。……とその前に」
　六神将、一人一人の顔をじっくりとみて、ゆっくりと口を開こうとした瞬間。
　六神将が顔を見合わせ、ひとつ頷くと、彼よりも先に言葉を綴る。
『あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします』
　彼の者は不機嫌そうに。彼の者は笑顔で。彼の者は眠そうに。
　それぞれの表情でそれぞれの言葉をつづる。
「できれば今年はこんな奴らからおさらばしたいとこだけど」
「同感ですね。こんな低レベルの奴らに付き合っているのは疲れますし」
「低レベルだと!!　屑が!!」
「……ふみ……アッシュ、うるさい……です」
　先ほどの寂しさとはうってかわって、にぎやかになった自分の周り。
　一人でいるはずだった年明け。なのに彼らは自分の元にきてくれた。
　今後、つらい未来が待っているはずなのに。だから一人で慣れなければいけないのに。
　……だが……
「ああ、今年もよろしくな。皆」
　できれば未来永劫。このままでいたい。このまま、にぎやかなままで時が過ぎてくれれば。
　だが、そんなこともいってられない。まずは目の前の問題を片付けなければならない。
「では蕎麦を食べ終えたら、少々手伝ってもらうとしよう。よろしくな。皆」
「はい、閣下」
「了解だ」
「気は乗らないけれど……命令ならばそうするよ」
「……ふみゅ……」
「ガキはいいから寝てろ」
「そうですね、アッシュがアリエッタの分までやってくれるみたいですしね」
「く……」
　再び勃発する口げんか。微笑ましく見守る者もいれば、すでに眠りに落ちているものもいる。
　そんな日常を見つめながら、彼は静かに祈りをささげた。

　――現在という宝をくれたユリアという存在に――

ＧＪ！！！
「ふみゅ」に萌えたｗアリエッタ可愛すぐるｗｗ

忘れてた、あけましておめでとう。今年もよろしく。

激しくGJ！

あけましておめでとう
今年も六神将スレがまったり盛り上がりますように

>>173-175
GGGGJJJ！アリエッタに萌えた

六神将たちと一緒にこたつに入ってみかんを食べたい。
そして料理は一切しない、ナタリア級の腕前の俺がお雑煮を作ってあげて６人の反応を伺いたい。

>>172
何で分かるんだｗ

……うーん、今は完全にネタが某魔砲少女の方に偏ってますから厳しいかも……。

……とか言ってる矢先に『魔法少女リリカルアリエッタ』って電波を受信したｗ
誰だ送信した奴はｗ

>>173->>175
アリエッタがテラカワイスでテラコレットｗ

>>179の方へライガママが凄い勢いで向かって行きましたが>>179以外には無害です。

>>173-175
ＧＪです。アッシュ頑張れｗｗｗ

>>180
同じ事が書かれてれば誰でもわかりますよ。

>>181
……スマン、今頭が働いてないんだorz
貫徹なんかする物じゃないねｗ

先にいっておくが、コテハンは荒れる原因となるぞ。
名無し推奨。

このスレ復活してたのか！
SS投下しようと思うんだが、良いだろうか
まだ未熟だけど勘弁してくれな
じゃあ書いてくる

悪い、sage忘れ
教官に撃たれてくるorz

>>185
期待してるｗ

保守

>>182
>>183の言う通りだよ、リグレットスレでもコテ入れた職人が荒らしに叩かれて消えた。
俺は良作品が投下されれば良いから残念だった。
作りかけで消えられるのもなあ…

保守

オラクルも正月ボケしつつお仕事が始まったのかな

ttp://mu.skr.jp/1200027312-yonjin.jpg
保守代わりに古い落書き詰め合わせ
全員じゃなくてごめんね

せめてペン入れくらいはしてくれ

シンクが女だったら男３人、女３人でバランスいいとか思ってた時期が、私にもありました

>>191
とりあえず乙。なかなかだぞ。

小説進まない保守

>>195
がんばれ。待ってはいるが、気長に待っているから。

小説って気がのらないと中々進まないんだよね。

小説は書こうと思ったときに書くのが一番
保守しながら待ってるよ

>>196
>>197
ありがとう、ちまちま頑張る｡

ほしゅ

話題が無いな

そろそろ節分とバレンタインデーな訳なんだが、リグレットの料理の腕は上がったと思うか？

たまご丼はきっと星三つ



ところで気になったんだけどさ↓↓
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ここの人間英雄好き多いのか？

セフィロスｗ
俺はケフカが好きだけどな


アリエッタの作った料理が食べてみたい

>>201
下手であったとか設定あったっけ？

>>201
下手だと予想。やっぱ教官だからな

御前のおかげで小説が進みそうだ、ありがとう

>>205
どうも、俺も物書きだから気持は分かるよ。
進まない時ってなんかきっかけが欲しい、応援であれ、締切設定されるとかねww

のんびり応援してる

イベントネタは締め切りがあるから、書きやすいっちゃ書きやすいといえるな。
ま、期間イベントネタじゃなければ、のんびり書くがよいです。
慌てて仕上げると誤字が多いからね。












……と、一応物書きだが、前に書きたいネタは書いちゃったのでそろそろネタ切れな自分が応援してみたりする。

>>207
ｻﾝｸｽ！
うん、着々と進んでる。やっぱ書きたい時に書くのが一番進むな…
頑張るぜ

保守

リグレットスレが落ちたじゃないかあああああああああああああ

マジか！！残念だ…
でもアリエッタスレ立ってるぞ

シンクスレなんてとうの昔に落ちてるんだぜ

シンクはイオンスレと一緒って感じ

アッシュとディスト頑張れ
え、何？ ラルゴ？

イオンスレっていつ見てもカオスだよなwwなんでだw

誰が始めたんだろうな、あの流れｗ

それは誰にも分からない、永遠の謎…

今イオンスレ見てきた。

なんぞここ？wwというしかwww

リグレットスレがないからここに、自分でもキモイと思ってるが結構深刻なんで相談に。

最近友人に薦められた某ゲームで、恋愛を経て出産まで至るという感動的な話を見た。
だがそれから暫くたって、気まぐれにアビスやっててリグレット戦。

もちろん倒した、そこまではいい。
リグレットの最期の言葉を聞いているうちに何故か切なくなった‥。
とりあえず書きかけだったリグレットのSSでも書こうと、あれこれとお得意の妄想…アレ？悲恋？？

ずっとやっても悲恋にしかならないから、寝ることに。
寝るとき不意に、リグレットにも幸せな未来があって、想い人と結ばれて結婚して、子供を授かって、子供に振り回されながらも子育てして…なんて夢や未来があったんだろうか。
なんて考えが浮かんできて、余りに悲しくて胸が苦しくなって寝れなかった。

今日もバイト中にそんな事が浮かんで鬱みたいに落ち込んだ。

言い訳じゃないが俺は普通に恋も、スポーツも、遊びもしてきた。
イケメンではないけどそれなりに服装にも気を付けてるし、まあキモイけどな。
ちょっとRPGゲームが好きな人だと思ってた。

これはなんなの？鬱か？自分が分からなくなった。
真面目に回答してくれたら嬉しい、友達には言えないからな。

>>219
リグレットが大好きなだけだ、教官に感情移入してるんだろ
俺もシンクきゅんとちゅっちゅしたいから気にするな

>>219
誰かの幸せを願えるのは幸せな事。
誰かの悲しみに感応できるのは、人間としてすばらしい事。
それが2次元であれ、3次元であれ。
変なことではないから、気にするな。

せっかくだから、ここだけでもリグレットが幸せなSSを書いてみたらどうだ。
ちょっと気が晴れるかもしれないぞ。

>>219
鬱だとかおかしいとかそういうことは全く無いから気にすんな
良い物語に出会えて、良いキャラクターに出会えて幸せだと思っとけ
上の人も言ってるけど、そういう感情が芽生えるのはお前が良い奴だって証拠だよ

みんなありがとう、てっきりきめえって叩かれて終わるのを覚悟してた。
書きかけのものが完成したら是非ここに貼るね。

書きかけが二つあるんだけど…１つは恋愛じゃなくてリグレットのシェリダンへの贖罪の話なんだ。
村人に対する口調とか態度とか、ミントみたいで後半のめちゃくちゃキャラ壊しだけど…。
やっぱりキャラ壊しって不快に思うのでしょうか？

どんと来い！

>>223
俺は別にいいと思う、やりすぎなければ＞キャラ壊し

>>223
どういう話かわからんが、リグレットじゃなく、『ジゼルとして』だったら、ミント風でも似合うかもな。

いやミント風って言ってしまったが、単に罪悪感からの態度の変化ってことです。

例えば家族を亡くした人、想い人を失った人から見れば憎い仇なわけで…
償いをさせてくれって言われても受け入れられない。

やっぱりそういう被害者と面と向かって話す時は、口調もですます口調の様に丁寧になるし、態度もかなり控え目になるかなと。
もちろん、ティアとか被害者である町人以外の時は普通の口調だけれども。

という意味です。んー無謀な気がしてきた…。

>>227
そういう理由ならば全然おっけい。
嫌なキャラ壊しはリグレットにメイド服着せて、照れもなしに満面の笑顔で
『いらっしゃいませ、ご主人様』といわせるもの。
「これは命令だ」と言い聞かせて、引きつった笑顔か、または無表情で言うならばリグレットらしいけど。


つまり、キャラが理由も無くやらなそうな事をやらせることだと思う。
キャラの暴走とキャラ壊しの境目は難しいが。

とにかく、いいたいことは当たって砕けて立ち上がれってことさ。
自分は大歓迎だ。

>>228
ものすごく分かりやすかったwwww

＞「これは命令だ」と言い聞かせて、引きつった笑顔か、または無表情で言うならばリグレットらしいけど

真面目に見てみたい。

まあ贖罪の話は話は決まってるけど、文章として起こしてないから時間かかると思う。
だから忘れた頃にポイっと貼る。

もう一個は書きかけで投下してて、色々自分のせいでスレが荒れて、迷惑掛けたから止めたけど。
だからすぐできると思います。

気になるなら最初にキャラ違うかもとか一言注意書いたらOKさ！

>>229
それならば言っておく。
コテ化するのは避けておきな。同一人物だとあからさまに匂わせることもね。
モノカキは自己主張せず、こっそり傍観するものです。

>>231
分かりました。

書きかけのものを貼ったら、スレで不快な思いをした方が見た場合の反応がちょっと怖いです。
では、失礼しました。

＞リグレットにメイド服着せて、照れもなしに満面の笑顔で
＞『いらっしゃいませ、ご主人様』といわせるもの。

※

　どんなに不幸な人間であっても、どれだけ景気の悪い人間であっても、時にはふってわいた幸運という
ものに出くわす事がある。

「いらっしゃいませ、ご主人様♪」
「な、ななななな」

　今日もまた独り寂しく食事を取ろうとしたディストを出迎えたのは、そんな嬉しい――健全な精神を持
つ男性であれば嬉しいであろう――ハプニングだった。けだし、ディストにそれを即座に幸運として受け
止める器量があったかどうかはまた別の話である。

「何かご注文の品はありますか？ご主人様のためでしたらなんでも用意いたしますわ」

　たっぷりのレースで飾られたシルクのメイド服に身を包み、食堂の入り口で彼を出迎えた金髪のグラマ
ラスな美女は、身を捩ってうろたえるディストの様子を笑うでもなく蔑むでもなく、ただ満面の笑みをた
たえて頭を垂れている。
　二丁拳銃の代わりに銀の盆を携えた姿が、何とも倒錯的で艶かしい。

「あの、リグレット？」
「はい？」
「それは何の真似ですか」
「何の真似と申されましても……」

　ガーターベルトのはまった白い足を内股気味に、彼女は全身で困惑を示した。伏目がちな長いまつげが
影を落とす。冗談を言ってからかっている様子でもない。そもそも彼女に自分をからかって遊ぶような高
尚な趣味はなかった筈だが。
　
「……そういえば」

　良く考えてみれば、ディストには思い当たる節がひとつあった。
　リグレットは近々、有力なキムラスカ貴族の一つ、Ａ家の屋敷への潜入任務を控えている。そこで召使
に扮する必要性が出てきたのかもしれない。荒事とは縁遠い潜入任務は久々故、不本意ながらこのような
形でリハビリをすることになったのだろう。

「あの、ご主人様。私ではご期待に添えないのでしょうか」

　顔立ちや体格には何の変化もないはずなのだが、こうなるといつもの勇ましい女戦士の面影はどこにも
ない。

「では」

　任務上のことなら、リグレットはヴァンの意に添う働きが出来るよう常に全力を尽くす。今自分が好き
勝手な言動をとっても、それは練習上超えねばならない障害として認識されるはずだ。
　たまにはいつも偉そうな彼女に対して屈辱を与える機会を自分が得ても良いだろう。
　微妙にゆがんだ形ではあるが、彼の中で幸運を幸運として受け入れる準備がようやくの事で整った。

「それでは今日は思う存分私のために尽くしていただきましょうかねぇリグレット！はーははははははっ！」


※

「ヴァン総長」
「何だラルゴ」
　ラルゴがそのいかつい顔に隠しようもない困惑の表情を貼り付けてヴァンの前に現れたのは、それより
しばらく前の事になる。
　ヴァンの執務室には既に先客としてアリエッタも居て、借りてきた猫のような様子でヴァンの前に立ち
尽くしていた。

「リグレットの様子がおかしいのだが」
「……リグレットがなんだか変、です」

　どうやら用向きは同じだったらしい。

「おかしいとはどのようにだ」

　あくまで冷静なヴァンに、ラルゴとアリエッタはどう報告したものかと一旦顔を見合わせた。見てきた
ものがどんな言い方をしても真っ当な報告とはかけ離れたものになってしまうのも、お互い同じらしい。
　二人して暫く迷った後、ラルゴがようやくのことで重い口をこじ開けた。

「……エプロン姿のまま姿見の前で一時間ほど立ち尽くしていた」
「変な笑い方してた、です。にこにこーって。かわいいーって」

　鏡の前でデートの約束にでも漕ぎ出す少女のような様子で緩んだ笑顔を見せるリグレット。どう考えて
も異常事態でしかない。もっともヴァンはそのことは見越していた様子で、二人から珍妙な報告を受けて
も顔色一つ変えなかった。
「ああ、そのことなら心配はいらん」

　ヴァンはリグレットに潜入任務を任せるのを予定している事を二人に告げ、彼女がそれに備えて準備を
している事を伝えると、さらに一つ付け足した。

「……とはいえ、羞恥を忍ぶ克己心にも限界があったようでな。当面は自己暗示に頼る事にしたらしい」
「じこあんじ？」
「あれはあれで、可愛いもの好きだろう。あの自分の姿を可愛いと思い込む事で、普段は許せないような
己の醜態を是としているようだ。あやつらしい解決法だと思わんか」
　くつくつと愉快そうに笑う総長を前にして、ラルゴが浮かない顔をした。
「だがそれでは、あの姿を蔑むような言動を前にしてしまえば終わりではないのか？」
　要するにあの姿を『かわいくない』と断ずるような無神経な言動に出会えば、『かわいさ』を基盤とし
た自己暗示はほころびてしまうのではないかという事だ。
　ラルゴの心配を、ヴァンは杞憂だと笑い飛ばした。
「まだ初期段階の馴らしだからな。そのまま任務に放り出すわけでもないから心配は要らん」
「……大丈夫、オラクルでリグレットに酷いことを言うような人は、きっと、居ないです」
　アリエッタが安心した風で、片手に下げていたぬいぐるみを抱きなおした。
「まあ、それもそうか。女だというだけで苦労する事だな、リグレットも………


ﾋﾟﾁｭｰﾝﾋﾟﾁｭｰﾝ
　ｷﾞﾆｬｰ
　　ﾃｨｳﾝｨｳﾝﾃｨｳﾝ　


「「「…………」」」


「……潜入任務は別のものに任せるとしようか」
「同感、だ」


※


こうですか？わかりません！

ﾋﾟﾁｭｰﾝﾋﾟﾁｭｰﾝ
　ｷﾞﾆｬｰ
　　ﾃｨｳﾝｨｳﾝﾃｨｳﾝ　

吹いたｗｗｗｗｗｗｗ
「かわいくない」言ったのはアッシュか？

ﾃｨｳﾝﾃｨｳﾝｗｗｗ

ディストｗｗｗ

>>233
保存した、生まれて初めて萌え死んだぜ。

今のおれなら何でもできるうううううううう！！！

ディスト＼(^o^)／ｵﾜﾀ

>>220
俺が風邪でダウンしている間になんてことを。シンクは渡さん

もうすぐバレンタインデーだな
やっぱりリグレットはヴァンに渡すんだろうか
俺にもくれ

>>241
四苦八苦しながらも、形は崩れていても、
想いの籠ったチョコ作りそうじゃない？

「リグレット、なんですかこれは」

　暖房をがんがんに利かせた研究所にこもる事数時間。気がつけばからからになっていたのどを潤そうと厨房に
入ったディストを、潤いとはある種対極の甘ったるい香りが出迎えた。
　コーンスターチ、ブランデーにカカオマス、カカオバター、ついでに乳脂肪成分。それら全部の一緒くたにな
った濃い芳香の中央に居るのは冷徹非情で名高い女教官その人である。
「お前には関係のない話だ、さっさと失せろ」
　金髪ポニーテールの後姿は相変わらずのそっけなさだが、その質がいつもとは違う。ディストに言わせれば微
妙に焦りと羞恥の成分を含んでいるというところか。ヴァンならば女の面を　見せたとでも言うのかもしれない。
「ははあ、そういえばそろそろ下賎な民達が色恋ごとに絡めて菓子をやり取りする祭りですか。丁度チョコレー
トには興奮作用もありますしねえ」
　ディストの軽口に、顔だけ半分振り向いたリグレットが大げさに眉をしかめた。
「……一応は正式な聖人の祭りだぞ。もう少し慎みというものを持ってみてはどうだ」
「……ふ」
　非効率なことを嫌う軍人の性からは縁遠いリグレットの言である。だが、それを取っては彼女は彼女ではなく
なってしまうのも、付き合いの長い彼には周知の事実だ。
　嘲笑とも呆れ笑いともつかない笑いが薄い唇の端に浮かんだ。彼女に混ざる不純物が好ましいとも思わないが、
それがさっぱりなくなってしまうというのもやはり好ましい事とは思えない。
「で、作成は全うに進んでいるのですかね」
「お、お前の知った事ではない！」
「ちょっと失礼。……ははあ、これは酷い。ヴァンどころかヴァンの犬でもこんなものは食いませんよ」
　鍋の傍らに取り分けられていた試作品と思しき塊を覗き込んで、ディストは大げさにため息をついた。あまり
にも予想通りな結果だった。
「お前、菓子のことがわかるのか」
「なにをおっしゃるのやら、菓子作りも化学も同じですよ。フラスコの中で薬品を反応させるか、鍋の中で食材を反応させるかの違いではないですか」
「それも、そうか」
「まあ私は手ずから菓子を作る事などありませんが」
「それでもいい。……では、何処が間違ったか、分かるか？」
　怒る気配がないところを見ると、失敗作であることは自覚しているようだ。
「どうやらヴァンのために相当高級なものを調達したようですがね」
ディストは結構な惨状になっているキッチンをぐるりと見渡すと、黒く変色したチョコレートが内壁一面にこび
りついた鍋をお玉で叩いた。
「高級なチョコレートというものは多量の乳脂肪分を含むものなのです。動物の脂肪というものはよほど気をつ
けないと脂肪分のみで凝固してしまう。だからそれをカカオマス中に均質に分布させる作業が必要なわけでして、
これは緩慢な温度の上下によって行います。貴方のように直に加熱するなど愚の骨頂ですよ」
　リグレットが珍しく（本当に珍しく！）へりくだった事に気を良くしたディストは、それこそ水を得た魚のよ
うに話し出した。
　彼女も神妙に頷きながらメモを取っている。……取っていたのだが、途中からその顔が小さく引きつりだした。
「どうしました？」

「いや」
「出来そうにありませんか」
「…………」
　心の中を占拠していた言葉をずばりと言い当てられ、ペンを持っていた白い手が力なくうなだれた。
「この辺りは科学者の領分ですからね、無理もない」
　いつも銃しかとらないこの手に、調理器具は荷が重すぎたようだ。確かに根気の要る作業には、一瞬で命のや
り取りをする銃士よりは科学者のほうが適任だろう。
「その……テンパリングといったか？お前の研究所にある機械で何とでもならんのか」
　目の前に立ちふさがる大きすぎる壁に弱音を吐きかけた彼女を、冷淡な声が呼ばわった。
「リグレット」
　彼女が顔を上げてみると、いつもは歪んだ笑みか卑屈なびくつきかの二択しかないディストの顔が、びっくり
するほど揺らぎのない目でこっちを見ている。まるで見知らぬ別人に見られているようで、リグレットは少なか
らずうろたえた。
「いや、無理なら無理でかまわない」
「無理などとんでもない、偉大な私に不可能はありません。……が、貴方はそれでは満足し得ない」
　蜘蛛のような骨ばった指先の、女のように塗られた爪がリグレットの額を指差した。
「悔しいですがね、私の機械が作ったチョコレートなど、ヴァンの犬どころかただの犬でも食いませんよ」
「…………」
「せいぜい崩れた不味いチョコレートでも持っていって、思い切り嘲笑われてでもみることです。それが貴方に
はお似合いだ」
「…………」
「考え込むのも良いですが、色欲にかまけて戦場で銃殺されないよう気をつけることですね」
　牛乳を測っていた計量カップに乱暴に注いだ水道水を一気に呷って、彼はまだ気を抜かれたようになっている
リグレットに背を向けた。甘みに縁のない新鮮な空気を吸おうとドアを開ける。
　と、一息深呼吸して出て行こうとしたその銀色の髪を、リグレットの声が引っ張った。
「おい、待て」
「なんですか、まだ何か――」
「……ゴミが出た」
「は？」
「ゴミが出たんだ。丁度良いからお前が処理しておけ」
　彼が抗議しようとする間もなく、そこらに放置してあった製菓用チョコやら何やらの包装紙の塊が乱暴に投げ
つけられた。

※

「まったく、なんですかあの女は。恩をあだで返すにも程がある」

　リグレットは後二日の間に無事にチョコレートを作り終える事が出来るのだろうか。そしてヴァンと己の心を
満足させる事が出来るのだろうか。
　教えられる事は一応教えたが、その先のことはディストにも分からない。教えたディストにしても、紙上のデ
ータがどんな風に形になるのか、その現場に携わった事などない。
　いや、「なかった」。

「こんなゴミをよこすなんて」

　データの刻まれた書類を手繰る彼の手の内には、析出した脂肪分を雪のようにかぶった「ゴミ」の塊があった。
　客観的に見ればゴミに相違なくとも、其の内に込められた苦労と心はいかほどのものか。ディストにはちょっ
と想像がつかない。

「……まあ、当座の糖分摂取ぐらいにはなりますか」

　薄暗い研究室の中で齧りついたチョコレートは、少しほろ苦い味がした。

>>243-244
GJ！！
不器用に格闘する様がリグレットらしくていい！
ディストが珍しくかっこいいなｗｗ

>>243
この間のディスリグ書いた人かな、何にせよ超GJでした。

ヤバイ…最近リグレットに萌え死ぬって、マジで…。リグレットが出てるならと、マ王のコミックを買い集めてしまったw

>>243
ディストに惚れた

亀だが>>219
＞これはなんなの？鬱か？自分が分からなくなった。

「鬱」じゃなくて「恋」だと思われ。

>>248
そうっすか…。…ん？恋？？
待て待て、流石にゲームのキャラにガチ恋はあり得んと…。

まあ自分でもよく分かんないから、恋じゃないとは言えんが…。

仮に恋だとしよう、…激しくキモイな俺orz
てか恋だとしたら絶対報われないじゃんwww

＞「無理などとんでもない、偉大な私に不可能はありません。……が、貴方はそれでは満足し得ない」
＞　蜘蛛のような骨ばった指先の、女のように塗られた爪がリグレットの額を指差した。
＞「悔しいですがね、私の機械が作ったチョコレートなど、ヴァンの犬どころかただの犬でも食いませんよ」
＞「…………」
＞「せいぜい崩れた不味いチョコレートでも持っていって、思い切り嘲笑われてでもみることです。それが貴方に
＞はお似合いだ」


やべぇ、このシーンのディスト格好良すぎる
普段のアホキャラっぷりが１ミクロンも無いじゃねーか

こんなときくらい かっこよくたっていいじゃないか
かがくしゃだもの
でぃすと

これってたまに見るけどリグレット？
以前リグスレでも貼られてた。
　　　　　　Y＾´　　 　 　 ∨／／ ／,∠ ,. ' ／l／／／ ／, ' , '／ !　｜ ｌ }´　　　　 〈
　　　　　　 〉 　　 変　　〈/ , ' ／／￣｀>< ／／／ ／／／ _,.=‐|'"´l　ｌ〈　　変　　/
　 　 　 　 〈　　　 態.　　 ∨, '／l| 　 ,.'-‐､｀/／｀7/　 ／''"´__　｜　ﾊ l丿　 態 　 {
　　　　　人）　　　! !　　　（／! 　|ヽ〈_　・.ﾉ〃 　〃 ／　 '／⌒ヾ.!　,'　!く　　 ! !　　（_
　ト､__／ 　 ヽ､_,.イ　 　 ／ｌ　ｌ　｜:::::::｀｀`/:::::／...´.. 　 //´｡ヽ　}! ,'　 !! )　　　　　／
ト'　　 　た　　　,ｲ⌒ヽ/ 　 !l l !　l　し　　　Ｊ ::::::::::::::::::::｀`‐-<／ /　 ,'、｀Y´Τ｀Y
l　 　 　 い　　 （ﾊ ヽ　ｌ i 　 ! l ',　!　　 , -―-､_　　　′::::::::::::: //!　Λ ヽ、ヽl
ヽ　　　　　 　 　 〉,＼　! i 　 ',.ｌ `、'､／_,. ―- ､_｀`ヽ､　 ι　 〃,'／!　ヽ、＼ ヽ、
　! 　 　 ぞ　　 // ,' ｌヽ! ii　　',l 　∨＼'⌒ヽー-､ ｀ヽ､!　　 ／　ハ ﾉヽ._人_从_,. ＼
　|　　　 ｌ 　 ｛　/ ,' ' ,! ｌl　　l`、 { ヽ'　＼　　 　 ヽ　 ' 　'´ 　 Λ ',}　　　　　 （ ＼
.丿　　 　 　 　 ∨ // ,',! l l　　l ヽ`、 ＼　 ＼　　　∨ 　 し ／!　∨　　変　　 ,ゝ､
∧ 　 　 / /　　 ヾノ //ｌ l　l　　l､_ヽ＼　＼ 　 ヽ　, '　　 ,.イ　｜ノ　 　 態 　 （ヽ
/ﾉ__　　ﾟ　ﾟ　　(⌒｀〃'j | l　 l 　 l　｀ヽ ｀ヽ､.ヽ _,.}'′ ,.イｌ　{　　| ヽ　　　! !　　 ,ゝ＼
/　/｀Y⌒ヽ/⌒　〃　ﾉ | l 　 l 　 l 　 } ヽ､._　}　ﾉ,.イ l　| !　!　　|　 ）_

似てるけど違うキャラのじゃない？
前髪的にティアにも見える

>>253
そっか、つかチアにも見えるな。流石師弟。

ああ…こんな顔をするリグレットが見たかったもんだ。

リグレット、無事チョコを作り終えられたんだろうか。

久々に見に来たらリグレットスレはねーし、代わりにここがリグレットの話ばっかで吹いたw


確かに悲しい人だよね、もしかしたら一番悲劇に振り回された人かもね。
アビス２が出たら復活して幸せになってほしいが…
腐に媚まくってる現状から、はてさてリグレットの復活は…。

今更バレンタインネタですまんけど、チョコの数がヴァン＞ラルゴ＞ディスト＞アッシュ
っていうネタがまとめサイトにあったと思うんだが。アッシュが悲惨すぎて結構印象に残ってるｗ

ヒゲのチョコの数はリグレットの工作じゃね？
人を使ったか、こっそり自演したか…。

さらにリグレット＞ヴァンだと思うのは俺だけじゃないはずだ

なんだ？リグレットの方がチョコの数が多いと？ww

女が惚れる女か…クラナドの藤林杏みたいなw。

保守

もはやリグレットスレじゃねーかwwww

正確にはリグレット・シンク・ディスト・ラルゴの代用スレか。

ディストは個別スレあるよ
シンクはイオン萌えスレで時々出てくる

ディストに負けた教官ｶﾜｲｿｽ(´･ω･｀)

…大丈夫、スレは油断して落としてしまったが、いつか俺がナムコに入って再登場させるから。
受かればの話だが。

その為だけにナムコ受ける俺キモス。

ドラマCD、調べたらリグレットとの戦闘に重点が置かれてるらしい、ってマジか？
それなら即買いなんだが…。

>>264
むしろアニメ化で原作レイプで生存か復活させればいいじゃまいか。
毎日765に要望送ってれば可能性は少しはあがるんでね。
タイーホされるかアニメ化が先かw

でもドラマＣＤでの戦闘だからぁ

というかリグレットスレじゃないから教官だけの話するならそろそろ誰かスレ立てたらどうか

需要があるかは分からないが一応立ててみた。
http://game13.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1203394645/l50

ほしゅ

六神将サイドのドラマCDでないかな。
ゲームはあきらめたからさ。

リグレットスレ立ったら急に過疎ったなww

リグレット難民戻ってこい。

職人さんがくるまで雑談しようにも、できそうなキャラはみんなスレがあるんだもんな

時期的にも何もイベント事がないし

三月に入れば雛祭りとホワイトデーがあるけどね

ほ

三月になったな。きっとひな祭りはアリエッタが主役なんだろうな。でもあられとかには興味を示さないんだろう。

…男衆が主役になるイベントは無いのか！

つホワイトデー

シンク（こどもの日、5/5）
ラルゴ（父の日、6/15）
まだまだ先だのう…

ヴァン「アリエッタ、アリエッタはどこか」
リグ「どうなされました？」
ヴァン「いや、ひなあられを大量にもらってな…。そうだリグレット、お前にもやろう」
リグ「…！あ、ありがとうございます！感激です…！」
ヴァン「気にすることはない。今日の主役はお前たちだ」
リグ「閣下…！」

シン「…もう女の子って年じゃないだろ」
リグ「……貴様ぁぁぁ!!」

ラル「騒がしいな。何事だ」
アリ「どうした…です」
ヴァン「おお、アリエッタ。そこにいたか。これをお前にやろう」
アリ「総長…ありがとうございます。…でも…アリエッタ、お肉のほうが好き…」
ヴァン「……」

>>278
わろたｗｗｗｗｗｗ
ＧＪ！

>>278
シンクのリグレットの扱いにバロスwww

保守

ﾃｲﾉﾚｽﾞ総合雑談スレ＠同人者専用30
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/nanmin/1204007335/

ほしゅ

ヴァン「オイヨイヨ」

ほ

六神将スレが復活してる…！！！
マジで嬉しい。六神将好きはまだまだこんなにもいるんだなぁ…

六神将の外伝CDドラマとかでないかなぁ

>>287
アビスのドラマCDでも買えば？
声の出演見たら、毎回六神将全員出てるっぽいぞ。

>>288
シンクの声だけ違うんだっけ

シンク、イオン、フローリアンが
大谷から釘宮になっています。

それって違和感ない？演技力に不満があるわけじゃないけれど、大谷さんが
自分の中では凄くはまり役なのでそれが怖くて変えなかったんだけど…
大丈夫そうならちょっと聞いてみたい

ところでドラマCDは全巻リグレット出てるの？

パッケージには全巻書いてあるけど…。
リグレットが出てくる巻を買おうと思うんだ。

ついでにあげ。

>>291
今四巻聞いてるが、イオン好きには…。
より女の子なイオンだよ。

ま、ガイ、ジェイド、リグレットが聞けたから良いけどー。
六神将の動きとかストーリーの裏側の展開が楽しめて最高や。

アッスとリグレットが
アッス「ヤツ(ヒゲ)は死んだ、レプリカに倒されてな」
リグレット「嘘だ、嘘だ、嘘だ！！」

に…ひぐらしと被って吹いた。

六神将が活躍してるのは嬉しいんだけど、やっぱり本編に沿うとどうしたって
ふるぼっこ＆死亡確定だから、ドラマCDとか怖くて聞けないー。

いっそほのぼのな六神将の日常編ドラマCDとかだしてくれないかな、765。

そんなあなたにアンソロですよ

>>295
アンソロも怖くて買っていなかったけれど、アンソロだと六神将も元気なの？
それだったら買ってみようかな。情報ありがとうです。

アンソロの4コマ漫画系はギャグばかり。
自分は普通に気に入ってる。

そして聞かなくてもディストはおいしい位置にいる事が多い。

外伝で六神将全員分の話やって欲しいなぁ〜

電撃大王の公式外伝、アニスとディスト主役だった。

……だが、それよりも何よりも2コマだけ出て来た「イオンさまイオンさまイオｎ（ry」なアリエッタと変にやさぐれてたシンクに吹いたｗ

ふと昔撮ったビデオを観ていたら六神将でファンタＣＭネタが浮かんだがちょっと無理がある事にすぐ気が付く

アニメ糸行ったら、六神将オフィシャルアンソロジーが出てて狂喜乱舞した。






という夢を見た…orz
実現しないかな……。

ちょ…夢かよ……

アンソロのアリエッタのために着ぐるみ着る話が良かった

>>303
kwsk

ティアがルーク一行にいるのは可愛い物で釣られてるからじゃないかと思う教官
↓
可愛い着ぐるみ着て行けば戻せるんじゃないかと考案
↓
シンクとかが反対
↓
アリエッタが見たいと言う
↓
やべぇやらない事にしたら泣く
↓
ディストに着ぐるみ作らせる
↓
着用


こんな流れだった気がする
うろ覚えだから間違ってたらスマソ

ラルゴがすごいことになってなかったっけか

初投下

ラルゴ｢俺達は……六神将だから。忌み嫌われ、迫害されるだろう。｣
レオン｢……｣
シンク｢世界によって僕らの存在もなかったことにされるかもしれない。｣
レオン｢しかた……ないんだ。人間は…レプリカは…弱いから。｣
アリエッタ｢判っているよ。こういう悪役になったのも。ルーク、君が悪いわけじゃないよ。｣
ルーク｢俺は、無力なんだ……！｣
アッシュ｢俺達は地獄に生きる。終わりの時までだ。レプリカ、さっさと逃げろ。｣
レオン｢……すまない｣
ディスト｢なに、もうすぐ私たちは消えるわけですよ。こんな役でも、天国の扉は開いているはずですから。｣
ルーク｢だめだ！やっぱり俺はここに残っt｣
リグレット｢さあ！おしゃべりの時間は終わりだ。早くここから脱出しろ、ルーク！｣


ルーク｢六神将ーー！！｣
六神将｢｢俺（私、僕）たちの分まで、生きてくれよ……！｣｣


………………そして彼らは消滅、死亡し、彼等の存在は歴史の闇に埋葬された。

訂正
ラルゴ｢俺達は……六神将だから。忌み嫌われ、迫害されるだろう。｣
ルーク｢……｣
シンク｢世界によって僕らの存在もなかったことにされるかもしれない。｣
ルーク｢しかた……ないんだ。人間は…レプリカは…弱いから。｣
アリエッタ｢判っているよ。こういう悪役になったのも。ルーク、君が悪いわけじゃないよ。｣
ルーク｢俺は、無力なんだ……！｣
アッシュ｢俺達は地獄に生きる。終わりの時までだ。レプリカ、さっさと逃げろ。｣
ルーク｢……すまない｣
ディスト｢なに、もうすぐ私たちは消えるわけですよ。こんな役でも、天国の扉は開いているはずですから。｣
ルーク｢だめだ！やっぱり俺はここに残っt｣
リグレット｢さあ！おしゃべりの時間は終わりだ。早くここから脱出しろ、ルーク！｣


ルーク｢六神将ーー！！｣
六神将｢｢俺（私、僕）たちの分まで、生きてくれよ……！｣｣


………………そして彼らは消滅、死亡し、彼等の存在は歴史の闇に埋葬された。

なんかのパロ？

dage

たまご丼を食べたら久しぶりにアビスやりたくなった

ＧＷか…
六神将は何してるんだろな

ヴァン…休み無し
リグレット…ヴァンが休まないので自分も休まない
エッタ…兄弟と遊んでる
シンク…エッタ見てる
アッシュ…本でも読んでんじゃねーの
ディスト…研究

こんなイメージがある

あげ

>>313
あれ・・・いつもと変わらなくね・・・？

保守

保守

誰も居ないのかな･･･(･ω･`)

誰もいないよ

いないこともないよ

「ふう、次のでかい休暇は、夏までお預け、か…。」
「なに、とにかく仕事をこなしていけば、あっという間にやってくる。」
「そうだぞ、アッシュ。あっ、総長、ところで…」
男同士の他愛のない会話の間に、割って入ってきた女性はリグレットという。
これといった用もないので、赤髪の青年、アッシュはぶらり外へと出掛けていく。
途中、同僚である大男、ラルゴに会い、共に外を遊歩することになった。
「ヴァンと夏の休暇について話していた。まったく、うんざりする。」
「それはなんとも気の早いことだ。ゴールデンウィークを過ごしたばかりだというのに。
　で、どうするつもりなんだ?」
本人は微笑みながらのつもりだろうが、少々豪快に笑いながら話しかけた。
「ナタリアに会いに行こうと思う。あんたもそうするつもりなんだろう。」
アッシュの幼馴染、ラルゴの実の娘、ナタリア。
ついこの間会ったばかりだが、非常に恋しい。
「そうだな。シルヴィアの墓参りにも行かねばならないし。お、あいつは…。」
ラルゴの目線の先にいるのは、同じく同僚のシンク。
彼らの所属している組織、六神将で最年少の人物だ。
「なにしてるんだ、ひとりで買い物か。」
「アリエッタも一緒さ。ひとりじゃおっつかないからって、頼んできたんだよ。
　あ、噂をすれば。来たよ。」
小柄な少女がこちらに向かってやって来る。
「あ、アッシュ、ラルゴ、なにしてるですか?２人して。」
「散歩だよ。アッシュとは途中でばったり会って、一緒にな。」
「ナタリア王女の話にでも華を咲かせてたのかい?まあいいや。
　僕らは教団に戻るけど、あんたたちは?」
２人は一瞬、目を合わせてから頷いた。
「おれたちも戻ることにする。もう日も暮れてきたしな。」
「そうかい!じゃあ荷物を持つのを手伝ってくれよ。」
「お願いします…です。」
１人は苦笑しながら、もう１人は強張らせながら、４人は共に教団への帰路についた。

ヴァンとリグレットが話し終えた頃に、１人の男が入ってきた。
「おや、あなたたちだけですか。他の人たちはどうしたのですか?」
男は、同じく六神将のディスト。結構な腕前の科学者だ。
「みんな外へ出かけて行ったよ。シンクとアリエッタは、２人で買い物に行っている。
　おまえは何をしていたんだ?」
「いえね、ちょっと部屋で、何か新発明でもと思って。
　あの憎きジェイドに一泡吹かせてやるような発明をね…。」
ジェイドとは彼の親友であり、好敵手。とは、向こうは思っていないようだが。
「相変わらずだな、おまえは。」
「あの凶獣人めにこけにされてばかりはいられないのですよ!」
語気を強め、鼻水を垂らしながら、そう主張するディスト。なんと滑稽な光景か。
「間抜けな面をしてるぞ、鼻をかめ。」
「うう、ジェイドめ!絶対に許せません!」
「日が暮れてきたな。そろそろ帰ってきてもいい頃なのだが…。
　これでは話ができんな。」
「うん?話とはなんです。大事なことで?」
「大事な上に、喜ばしいことだ。」
「おや?総長、来ました。丁度、４人揃っています。」
ドアが開き、４人は入ってくる。
「やっと来たか。これでみんな揃ったな。」
「総長、なにか大事な話でもあるのか?」
「そうだ。とりあえず、自由に席に着いてくれ。」
アリエッタが、荷物を部屋に持っていきたいというので、その後で話し合いは始まった。

「さて、それでは、話し合いを始める。
　話というのは、アッシュ。」
アッシュが一瞬、動揺するも、すぐさま問い質した。
「俺がなにかしたのか?この話し合いは俺のことなのか?」
「外へ行く前に、夏の休みがどうこう言っていただろう。
　そのことで上の連中と掛け合った。」
皆が一斉にヴァンを見る。ここまでくれば、大きな期待を抱かざるを得まい。
「未処理の仕事やら、これからの仕事やらを処理したならば、
　休みを取ってもよいか、とな。」
「で、どうだったのさ?」
「ほとんどの者が怪訝な表情を浮かべていたよ。当り前だろうな。
　そんな中、導師だけが賛同してくれたのだ。」
「イオンさまが…?ありがとうです、イオンさま。」
「しかし、休みを得たいがために、処理の方法とかが
　疎かになってしまうのではないか、とも言ってたな。」
一同は黙りこくってしまった。
失礼なことを言うものだと思いつつも、確かに疎かになってしまいそうだからだ。
「そこで、やり方についてこういう指示をだしてきた。
　誰かに手伝ってもらいながらでもいいので、自らが主体的に働くことだそうだ。」
今度は皆、一気にかっと目を見開いた。
「誰でもいいのかい?」
「うむ、そう仰っていた。導師自らも、仕事に加わり、執り行うそうだ。」
皆、お互いに目配せしていた。
考えが一致したのか、いや話を聞いた時点で既に決まっていたのか、同時に頷いた。
「あいつらって、今どこにいるのかな?」
「俺に任せろ。直接聞いてやる。」
「あまり気が進まないです、…でも。」
「うむ、組んだ方が効率が良かろう。」
「私の足を引っ張ったりしさえしなければ良いのですがね。」
めでたい席だ、それはお前だ、などと野暮な突っ込みを入れるのは無粋だ、
と思ったのか、誰も何も言わなかった。
ヴァンの言う通り、とにかく仕事をこなしていけば、あっという間だ。
それも、猫の手どころか、熊の手を借りて仕事を執り行うことをしてもいいと、
上からの直々のお達しなのだ。
幸福を側に置いて、笑みを浮かばせながら、彼らは飛び立った。

「どうしましたの、ルーク?」
「いや、アッシュからなんだけど、今どこにいるんだって…。」
「ナタリアに会いに来てくれるんじゃないのぉ〜?
　『お前に会えなかったのが耐えられずに来ちまったぜ』
　な〜んてさ?」
ナタリアが、それにつられてティアまでもが、
幼さの割にませた少女、アニスのからかいに顔を赤らめてしまった。
「あいつが直接聞いてまで来るかなあ?
　あのつんけん坊ちゃんは。」
「まあ、自力で探し当てて、『奇遇だな』とでも言いながら、
　会いに来るんじゃないんですかね〜?」
「ふう、まあ、来るのを待ってればいいんじゃねえの?
　の〜んびりとさ。」
彼らは今、マルクト帝国の首都グランコクマのスパで安穏に浸かっていた。

続きｗｋｔｋ

続きが気になる・・・！

>>325
やっとレスがついた…
では、遅れましたが、続きを。

彼らが、ルーク達が、スパからあがり広間で寛いでいた頃に、六神将の一行がやって来た。
あがって間もないのか、顔が赤く火照っていた。
「すまないな、いきなり来てしまって。」
「いえ、アッシュが呼んだので、来るだろうということは、分かっていました。」
「そうか。しかし、久しぶりだな、みんな。」
などと語らいをおこなっていたところに、瓜二つな容姿の、２人の少年がやって来た。
「すみません、遅れてしまって。みなさん、揃っていますか?」
内１人の少年、イオンはそう彼らに訊ねた。
そして、もう１人の少年、フローリアンはというと、やって来るやいなや、
彼らと、主にアニスやシンクと、談笑を始めた。
双子と思われんばかりの２人が、こうも違うものとは。
「ええと、僕とフローリアンを入れて、全員で１５人ですね。隊一つに３〜４人ですかね。」
「隊に分けるのですね?」
「ふむ、ならばこのような編成ではどうでしょうか?」
ヴァン、ジェイドの２人が、そう言ってイオンの案に助言した。
それから他の者たちも話に加わっていった。
話し合いの結果、以下の編成に決まった。

Ａ隊　ルーク・ガイ・シンク
Ｂ隊　ヴァン・ティア・リグレット
Ｃ隊　イオン・アニス・アリエッタ・フローリアン
Ｄ隊　アッシュ・ナタリア・ラルゴ
Ｅ隊　ジェイド(・ディスト)

その際、シンクが、Ａ隊の人数が合わないと申し立て、加わった。
そのことで、アリエッタやフローリアンが残念そうにしていた。
Ｅ隊に関しては、ジェイドが１人で充分と言ったにも関わらず、ディストがしつこく、
Ｅ隊を希望したので、これに決まった。
その時のジェイドの顔に、修羅を見たような気がした。
思えば、無理矢理にでも外しておくべきだったか。
「中々、良い編成じゃあないか?」
「そうですね。まあ、縁の深い人同士をくっつけたものですからね。
　さて、では仕事の内容について話しましょう。」
そう言うと、鞄から書類らしきものを取り出した。
「うん?なんだ、あまり大した量じゃあないんだね。」
「量より質だろう。きっと内容は過酷なものだ。どれどれ…。」
ラルゴが書類を手に取り、読み上げる。
「ロニール雪山の洞窟にある氷塊の運搬。
　ザレッホ火山・深部の火山岩・深成岩を、全種類、各５０kg確保。
　カルト団体『ネオ・ユリア』の壊滅。
　世界遺産『バベルの壁』の周辺に存在する脅威を排除。…」

>>326
おお、また新たにレスが…!

みな、黙りこくってしまった。
思った以上に過酷な内容の仕事に、絶句してしまったのだ。
いや、フローリアンだけは、何のことか分からず、周囲を見回していた。
「量より質、か。…ふふ、ははは。」
「す、すいません。僕が無理を言ってしまったようで…。」
ばつが悪そうに、イオンはしゅんとしてしまった。
「いや、久々の長旅だ。なに、今までだって、
　これくらいの困難にぶち当たったことがあっただろう?」
ルークが、そう言って、イオンを慰めた。
その言葉にイオンは、嬉しさから笑みをこぼした。
ルークの言葉に周りも賛同する中、シンクだけは、今だ愚痴をこぼしていた。
そのことをアリエッタやアニスに窘められ、渋々、賛同した。
しかし、それでもイオンはばつの悪そうな顔をしていた。
「なんだよ?気にしなくったていいんだぜ。やってやるさ、俺たちは。」
その言葉に、みなが頷く。
そんな彼らに、イオンは上目遣いで、チラとだけ目をやり、今一度、鞄に手をやった。
そして、鞄の中からどさどさと、大量の書類が出てきた。
中には発狂してしまう者までいた。
どんな慰めの言葉をかけても、窘めようとしても、どうにもならないほどに。
悲哀の視線をイオンに向ける一同の意を察してか、泣きそうになるイオンだった。

前述の内容に加えて、新たな仕事の内容とは、
キムラスカ−マルクト間の鉄道の開通式に参加し、不穏分子からの護衛を行なう、
秘宝『天使の卵』の発掘隊の護衛及び運搬作業に助力する、
高峰『マザー・マウンテン』に現存する希獣の保護、等々…。
最早、一個大隊を率いてでもなければ、おっつかないようなものだ。
彼らの間に、気まずい、不穏な空気が漂っていた。
そんな雰囲気にイオンは、かつてルークがアクゼリュスを消滅させてしまった際の、
ルークの立場如何を改めて理解した。
―ここまで厳しいものだとは聞いていなかった…。これは詠師トリトハイムに
　訊ねてみなくては!
「…これって、今すぐやらきゃあ、駄目なの?」
「準備などをまだしていないのだから、それはないだろう。」
「こんな仕事だとは思わなかったからな…。」
「まったくだよ。良い汗がかけそうだね。」
嘲笑しながら、シンクは意地悪く言いまくった。
「アッシュ!シンクも、もうよろしいではありませんか。」
「そもそもナタリア達は、こちらから無理矢理手伝わせてしまうことになったんだ。
　謝るのはこちらだ、すまない。」
「お父様…。いいえ、本当によろしいのですわ。
　それに、久々に会えて嬉しかったですし。」
「分かったぞ、ナタリア。俺はもう愚痴をこぼさん。
　おい分かったな、シンク?」
ナタリアには弱いアッシュは、あっさりと裏切ってしまった。
「そうだね、じゃあ、豆鉄砲喰らった鳩やディストみたいな間抜け面を
　晒さないようににしてよね。
　実際のところ、あんたに比べりゃあ、まだ見れる方なんだから、比べるのは失礼かな。」
シンクの暴言に、アッシュの怒りは心頭に発した。
「烈風のシンクの中身は狂犬だったとはなあ!
　おい、アリエッタ!いっちょこいつを手懐けてみないか?
　可愛げなんか、まったくないがな!」
尚も２人は言い合っている。
ナタリアとラルゴはそんな２人を窘めようと尽力しているが、
周囲の人間は、そんな２人を、呆れながら、ただ見ているだけだった。
いったい何時間が経ったのだろうか?
ヴァンやジェイドが支度をしようと提案を出してきたところ、
イオンが声を上げた。
皆は驚き、何事か訊ねた。
「実は、今回の仕事の件について、詠師トリトハイムの問い合わせてみたのです。
　それが、この仕事を見繕ったのは、モース達だったみたいです…。」
イオンの聞いたところによると、
モースが、ヴァンやイオン達への恨み辛みから、
このような無理な仕事を押し付けてきたというのだ。
後に知って、相当驚いていたそうだ。
過労死させるつもりなではないかと。実際のところ、そのつもりなのだろう。
それを聞いたシンクとアッシュは、いや全員(イオン、フローリアンを除き)が、
モースに、憤怒の火を熾したことは確かだろう。
―仕事終わった暁には…。

ようやく落ち着きを取り戻しだした彼ら。
しかし、仕事が楽になった訳ではない。
どうしようか悩んでいたところに、イオンがある提案を出した。
「どうでしょう?『庭師』の方々に頼むというのは。」
「『庭師』ですか?ふむ、成程…。」
「『庭師』?なんだそりゃあ。」
「地球規模のボランティア活動を行なっているっていう、
　少数精鋭の環境保護団体だよ。…合ってるよな?」
「そうです。彼らにかかれば、ケセドニアの砂漠を森林に変えるのに、
　１月もかからないとか…。」
「まじで!凄いんだなあ、庭師って。」
―まあ、彼らの凄さを表すための、形容詞みたいなものですけどね…。
「導師。その庭師が何処にいるのか、御存じなので?」
「詠師からの情報では、チーグルの森にいるとのことです。
　つい昨日、見かけたとのことですから、まだいるかも。」
「チーグルの森か…。ここから東だな。
　よし、行くか。」
高々と声を上げるルークだったが、一緒に声を上げたのは、
フローリアンとイオンとアリエッタとナタリアだけだった。
(イオンは少し恥ずかしそうにし、アッシュは、ナタリアが声を上げるやいなや、自身も声を上げた。)

ほどなくして、彼らはチーグルの森に着いた。
「懐かしいですね。ここで、僕はルーク達と一緒になったんですよね。」
「ああ。あの頃の俺は、本当に馬鹿な奴だったな…。」
「そんことはありませんよ。ルークは昔から優しかったです。
　あなたに会えて、本当に良かったと、今でも思っています。」
「ミュウもご主人様やイオンさんと会えて、良かったと思ってますの!」
２人と１匹は、和やかな雰囲気に浸った。
―私のこと、忘れてないよね…?
そんな彼らに、一抹の不安を感じずにはいられないティアだった。
「いったい、庭師は何処にいるんだろうな。」
「では、ここで、さっき決めた隊に分かれて、探しませんか?」
イオンの提案にのり、５つに分かれた。
フローリアンは大はしゃぎでどんどん先へ行ってしまう。
それを、慌てて追いかけていく、イオンのＣ隊。
残りの４隊も、お互いを心配しながら、先へと進んでいく。

ディストが耳障りな高笑いをしながら、ジェイドに話しかける。
「ジェイド、私の足を引っ張らないようにお願いしますよ。」
「分かっていますよ。…おや、あそこで今なにか動いたような。」
「なんですって?どこです!」
「あそこです!くっ、私ではとても追いつけそうにありません。
　ディスト。ここはあなたがお願いします。」
ジェイドのそんな言葉に、ディストは満面の笑みを浮かべ、またも耳障りな高笑いをした。
「いいでしょう!ジェイド、あなたはそこで指をくわえて、大人しく待っていなさい。」
そう言うが早いか、ディストは早々に、ジェイドの指示した方へと進んでいった。
「頼みましたよー。」
そして、ジェイドは早々に、森の奥へと進んでいった。

「そのチーグル…ミュウっていったけか?お陰で迷わずに済みそうだよ。」
「俺は一度、この森に来たことがあるんだぜ?ミュウがいなくたって大丈夫さ。」
「信用できないね。」
「なにをー!」
―すまん、ルーク。俺も不安だ。
「まあ、道標を残しながら進んでるんだから、大丈夫といえば大丈夫だな。」
ルークとガイとはあまり付き合いのない、シンクと、こんな会話を繰り広げながら
森の中を進んでいた。
前方をルーク、真中をシンク、後方をガイの順で進行している。
そして、後方のガイがある異変に気付いた。
それは、ガイにとって、いや彼ら３人にとって、恐るべきことだった。
「２人とも…俺は確かに、ちゃんと、木に目印をつけた。
　それも、俺が通った後の木に…。
　なのに…信じられない。何時の間に、つけたんだ!」
そこには、そこかしこにキズつけられた木があった。
「ガイが間違ってキズつけたんじゃあねえの?」
そう言うルークの言葉を否定するような、シンクの言葉が聞こえた。
「僕も念のため、何か目印にと思って、キズのついた大きい葉っぱをつけたりしたんだ。」
そして、シンクの指差した先には、無数の葉っぱがつけられた木があった。
しかし、ルークは、それとは別の何かを見とった。
それが何かが分かり、思わず息をのんだ。
それは、聖獣チーグルの死体であった!
その死体に縋り寄るミュウ。
「ひどいですの!誰がこんなことをしたですの…!」
今度は、ルークは死体の先にある小屋を見つけた。
その小屋の中から、誰かが出てくる。
その誰かが、こちらに向かって、頭を下げた。
「初めまして。以後、お見知り置きを…。」

３人は、その男に得体のしれない凶気を感じ取った。
―恐ろしい、そして、強い…。
３人とも、ほぼ同時だった。
その感じ取った凶気が、ある存在を浮かび上がらせた。
「お前さん、誰だい?こんなところで何してるんだ。」
そう言うと、男は、呆れたように、しかし、面白そうに笑っていた。
「探していたんだろう?ユリア様を信奉する頭のいかれた集団を。」
彼らは確信を得た。この男は、『ネオ・ユリア』のメンバーだ!
単なる下っ端だろうか?いや、それはない。雰囲気が只者ではないのだ。
幹部か、それとも、教祖だろうか…。
まるで質問に答えるように男は言った。
「私こそが教祖だ。よかったな、手間が省けたんじゃあない?」
３人は一斉に身構えた。いや、ミュウまでもが攻撃の態勢をとっている。
普段、大人しい上に、すっとぼけた感じの、あのミュウが怒っているのだ。
緊迫した空気が張り詰める中、ルークがいち早く、斬りかかっていった。
それと同時に、あとの２人と１匹も、ルークの後に続いた。
刹那、３人に激痛が走った。
何が起こったか分からないルークを尻目に、
ガイとシンクは飛び道具による攻撃と認識した。
しかし、ナタリアの弓矢とは違う、これは明らか。
ならば、リグレットのような、銃による攻撃だという考えに辿りついた。
男が、銃を抜いて、撃ったような感じはしない。ただ、突っ立ているだけなのだ。
そもそも音がしなかった。いや、わずかながら、空を切るような音がした。
もしや、空気を弾にして撃ちだす銃なのではないか?
またも男は、質問に答えるように、言った。
「中々鋭いね。君達２人は。」
これで決まった!
この男の武器は、強力な空気銃と驚異的な早撃ちなのだ。
容易には近づけないが、懐に入れば、こちらの勝ちだ。
しかし、２丁拳銃だとして、同時に３人に当てることができるほどの腕前だ、
その上、心を読み取るかのような力まで持っているのだから、今この時に、
動き出してしまえば、鉄分入りの蜂蜜しか出ない、出来損ないの蜂の巣にされてしまうのではないか?
そんな時、シンクが行動に出た。いや、既に行動は終わっていたというべきか。
ダアト式譜術、アカシック・トーメントだ!
が、寸でのところで避けられた。しかし、相手の銃を破壊することができた。
３人は一気に攻めていく。
これで、こっちの勝ちだ!
そう思った矢先、男は早々と小屋に戻り、巨大な筒を持って出てきた。
３人は驚愕した。
―なんだあれ?まるで、小型の大砲みたいだ…。
男が引き金を引き、それと同時に、轟音が森中に響き渡った。

我がままに書き連ねているけど、どうなんだろうか?
一応、終りまで書くようにしよう。

「アニス。私、さっき青いタヌキをみたの。すごいでしょ?」
「なにそれ?そんなのいるわけないじゃん。
　ていうか、そんな得体の知れないものより、
　朝も夜も常に真っ暗になってるていう、珍しい生き物ならあたし見たことあるよ。
　その生き物の名前がねえ、アリエッタって言うのよ。」
「アニスのバカ!イ…イオンさまは、信じてくれますよね?」
「え…あの、ええと…。」
「どこどこ、どこで見たの?僕も見たいよお、その青いタヌキ!」
仲の良い者同士で、こんな会話を繰り広げていた。
皆固まって動いていた。(フローリアンが勝手に進んだりしないように)
何事もなく進んでいたところに、彼らの前に、人影が出てきた。
瞬時に身構えるアニスとアリエッタだが、すぐに警戒を解いた。
満面の笑みを浮かべたジェイドだった。
「やあ、奇遇ですね。」
「大佐ぁ、１人で何してるんですか?
　ていうか、ディストは?」
「はぐれてしまったようです。」
満面の笑みを浮かべながら答えるのを見た３人は、はぐれさせたということが分かった。
フローリアンだけが、ディストのことを心から心配しているようだ。
「むう。アリエッタぁ、青い狸ってぇ、大佐と間違えたんじゃあないの?
　ほら、大佐も服って青いしぃ。」
「違うもん!アリエッタが見たタヌキはこんなに大きくなかったよ。」
「アニスぅ、私のことを狸呼ばわりしていたんですかぁ?
　ひどいですねぇ、私とアニスの仲だというのにぃ…。」
「ふぇ!ち、違いますよぉ!アリエッタが青い狸を見たっていうから、
　それって、大佐と見間違えたんじゃあないかってことでえ…。」
泣き真似をしながらアニスをからかうジェイドと、
そんなジェイドの誤解を解こうと必死に解こうとするアニス。
ざまあみろと言わんばかりに、にこにことした笑いを浮かべるアリエッタ。
そんな２人を笑顔で眺めるフローリアンと、苦笑いで眺めるイオン。
その時、とてつもない轟音が５人の許に響き渡った。
ジェイドの顔から、余計な感情などが消えた。
そして、一目散に轟音の起きた方へと駆けて行った。
４人もジェイドに付いて行った。

「メシュティアリカ、ルークのことをどう思っている?」
「え?いきなり何を言うの、兄さん。」
「ティア。お前は軍人だ。だが、女だ。だからな…。」
「教官まで…。もう、２人して何ですか!」
なんだか肩身の狭い感じがしながらも、ティアは、
ヴァンとリグレット、２人の先輩に囲まれながら進んでいた。
―アッシュとナタリアみたいに、両想いの仲だったら、こんな風に、
　苦しい気持ちにならなくて済むのかな?
　…て、何を考えてるのよ、私は!
　そもそも教官だって、兄さんのことを…。
それ以上のことは考えないようにした。
それよりも、他の人たちは無事だろうか、庭師は見つかったのだろうか、
ということを考えて、気を紛らわそうとした。
「しかし、あの仕事が終わって、休暇に入ったら何をしようか…。
　どこか良い所はないだろうか?なあ、ティア。」
「え?あ、はい、何でしょうか?」
ヴァンとリグレットは、顔を見合せ、笑いだした。
ティアはというと、何が何だか分からず、からかわれたと思い込み、脹れてしまった。
そして、今度は彼らの許に轟音が響き渡った。

アッシュとナタリアは、お互いに幼少の頃の思い出を語っていた。
ラルゴは、その思い出を横で聞き、悦に浸りながらも、悲しみに暮れていた。
そんなラルゴの気持ちを察してか、アッシュは声をかけた。
「ラルゴが、ナタリアの父親か…。似ないもんだな。」
「ほうっておけ。お前こそ、あいつとは、ルークとはまるで違うじゃあないか。」
「あんな野郎と一緒にするな!まったく。」
そんな会話を、ナタリアは微笑みながら聞いていた。
「お前がナタリアと結婚して、子どもができるようなら、父親に似ないように祈るよ。
　やっぱり子どもっていうのは可愛くなくてはな。」
その言葉が、ナタリアから笑顔を消し、顔を真っ赤に染めた。
アッシュも顔を赤らめた。
「おい、ふざけたことをぬかすな!俺は…。」
「お前は性根のねじ曲がった男だが、ナタリアに対する愛やら優しさやらは、
　十二分に信用できる。
　父親の俺が言うんだ、間違いない。
　だから、ふざけたことなんか言っちゃあいないさ。」
アッシュとナタリアは、お互い気まずそうに見つめ合い、それから微笑んだ。
そしたアッシュは改めて思った、こいつを、ナタリアを守ろう、と。
そして、彼らの許にも轟音が…。

男の放った攻撃により、周りの木々は薙ぎ倒されており、跡形もなく吹き飛んでしまったものもあった。
しかし、何故助かったのだ?その疑問は、すぐに解けた。
シンクだ。シンクがルークやガイ、ミュウを庇ってくれたのだ。
相当な力を使ったにも拘らずか、大きな傷を受けていた。
「ちぇっ、僕も甘いね。なんで、お前たちなんかのためにこんなことしてんだ…。」
「そんだけ減らず口たたけりゃあ、心配は無用だな。」
シンクの、自分と他人を嘲るような口調に、ガイは安心感を得た。
「あれは、バズーカか?実際見るのは初めてだ…。」
殊、あれほどの威力を持ったものは。
「仕留めそこなった上に、夏の虫どもが集まってきちまったじゃないか…!」
男は吐き捨てるように言った。
瞬間、男は横に飛びのいた。男がいた場所に槍が刺さっていた。ジェイドだ。
今度は銃弾が飛んできた。矢も飛んできた。
「大丈夫ですか?」女性のように、優しく語りかける、柔らかい声。イオンだ。
「シンクを…。こいつ、俺たちを庇って。」
そう言うと、シンクが舌打ちしたのを聴き、イオンとガイは微笑んだ。
「ティア!来てください。シンクを。」
ティアがやって来て、シンクの傷を癒す。
「これで大丈夫です…。」
瞬間、まばゆい光が周囲を包み、視力を奪った。
男は何処にも見当たらない。

「逃げられてしまいました…。すいません。不意をつかれて、あのようなことを。」
「いや、いいんだよ。俺なんか、文字通り、手も足も出せなかったんだから…。」
そう言いながら、シンクの方を見やった。
「大佐。あたし見てた限りですけど、あいつ強すぎませんかぁ?」
「というより、危なくて近づけないんだ。どんな攻撃がくるか分からん。」
ということは、隙をついて懐に飛び込んでいたら、とんでもない目に遭ってたかもしれんのか…?
思わず身震いをするガイだった。
「何者なんだろう、あいつ?」
「おそらく、元ローレライ教団の人間です。」
「元ローレライ教団の?今は辞めた…というより、追放されたのですか?」
「追放される前に辞めたと言うべきか…。
　あの男は、ローレライ教団の中でも、かなり危険な思想の持ち主でした。
　初めは、そんな事には気づかずに、あの男を採用してしまって…。
　殊、預言(スコア)に関しては、かなり保守的な人でした。」
「ああ!思い出した。そいつって、イオン様のことを侮辱した奴でしたよね?」
アニスのその言葉に、アリエッタがすかさず反応した。
「…ええ、まあ。で、そのことで、詠師トリトハイムやその一派が、
　彼を処罰するように申し立てたのです。
　しかし、彼の師であった、モースとその一派が免責を申し立ててきたのです。」
「イオン様は、自分への非礼のみななら許しますが、か弱い人々への暴力を行なった以上、
　見過ごせません。なあんて、言ったのよ。
　もう!イオン様ってば、人良すぎ。まあ、そこがいいんだけどね。」
「ありがとう、アニス。
　そして、今、アニスが言った通り、彼を辞任することが決定した時に…。」
「自分から辞めた。」
「そうです。」
皆、黙りこくってしまった。それほどまでに危険な人物だったのだ。
「つまり、『ネオ・ユリア』っていうのは、預言に関する極右思想の人間が集まった
　連中ってことか?」
イオンが頷きながら、付け加えた。
「というか…支離滅裂な団体ですね。
　預言のためなら、平和も正義もいらないという、本末転倒な規律を標榜してますから。」
シンクが舌打ちをして、その後、また沈黙が続いた。
「でも、さっきの人、なんかかっこ悪いって感じがするなあ。」
沈黙を破ったのは、フローリアンだ。
「近づこうとしただけでも、怒られちゃうような、そんな感じ。」
思わぬ意見に、一同はきょとんとしている。
ガイは上げ足を取られたというか、『コロンブスの卵』的な、
どこかもどかしい感覚があった。
そんなフローリアンの言葉に、シンクは口元をゆがめ、にやりと笑った。

あの男は逃げていた。
できるだけ遠くまで逃げていた。
途中、何人かの通行人とすれ違ったが、男は気にする余裕もなく、ただ、走り去って行った。
一方、その内１人の通行人は、男をじっと見つめてから、森の中に入って行った。

イオンとティア、そしてミュウは、チーグルの亡骸を葬ってやった。
泣いているミュウを、ルークは精一杯慰めてやった。
あの小屋は、あの男の質素な隠れ家、すなわち『ネオ・ユリア』の本部だったらしい。
ジェイド曰く、軍でも持ち合わせられないほどの贅沢な武器が沢山あったそうだ。
「フローリアンの言う通り、あの男が臆病な人間だったならば、これほどの武器を
　揃えるのは無理ではないでしょうか?」
「バズーカ、機関銃、ダイナマイト１ｔ、…これだけあれば。」
「ええ。間違いなく死罪ですね。」
「なんだかこんがらがってきたぞ。」
あの時感じた凶気は、確かに本物だ。
しかしフローリアンは臆病者だと言う…。
「壊滅させるのが仕事ですからね。逃がしたのはまずかったか。」
六神将たちは、忘れてしまっていたのか、口をあんぐりと開けてから、大きな溜息を吐いた。
「あれ?ディストはどこ行った?」
シンクがやっと気づいたことで、他の連中も、周囲を見まわし始めた。
「まったく、こんな肝心な時に…。すいません、私が付いていながら…くっ。」
イオンやアニスだけが、ディストのことを憐れんでいた。
そんな時、ひょっこりとディストが現れた。何者かと一緒に。
「お、ディスト。どこに行ってたんだい?
　で、その人は?」
「ええ…この方たちは。」
「やっと見つけましたよ。初めまして。『庭師』です。」

ずっと探し続けていた庭師を、とうとう見つけることができた。
「ディストさんから事情は聞きました。手伝ってほしいとか。」
「はい、そうです。お願いできますか?」
「その手伝って欲しいことというのは?」
イオンは書類差し出した。
「…分かりました。手伝いましょう。」
その言葉を聞いて、喜びがわっと湧き上がる。
「というよりも、この自然環境保護の仕事に関しては、
　全面的に、我々に任せてくれませんか?」
「何故です?」
「我々の直轄なんですよ。他の人には任せたくなくって。」
「なるほど。そうですか。分かりました。では、どうかよろしくお願いします。」
そう言うと、ルーク達は森の外へと向かった。
外に出てから、庭師に別れを告げて、ダアトへと帰っていく。
しかし、フローリアンとシンクだけは、彼らを見つめていた。
「どうかしたのかい?」
何もしゃべろうとしない２人。
「フローリアン、シンク。行きますよ。」
イオンの言葉に返事をして、立ち去ろうとする。
「フローリアン。シンク。…いい名前だね。」
その言葉に、２人は思わず振り返ったが、すぐに踵を返し、イオン達の許へ向かった。
「さようなら…。」
そう小声で呟いた。無論、聞こえるはずもない。
「元気そうで、何よりだね。」
仲間の一人が、そう話しかけてきた。
「うん、何よりだ。」
その時、彼らの顔がちらりとだけ、見ることができた。
彼らの顔は、イオンやシンク、フローリアンとそっくりな顔をしていた。
間違いない。彼らはレプリカイオンだ。

「だいぶ、やるべき仕事が減ったんじゃあないか?」
「だな。なになに、『ネオ・ユリア』の討伐に、あとは…。」

えらく仲良しだが設定がよくわからん。
あと
＞夏の虫どもが集まってきちまったじゃないか…

とか、誤字脱字の範囲じゃない意味不明な使い回しが多い気がする。

せっかく書いてくれたのにすまん。

ちょっとわかりづらいけど、ルーク達や六神将が仲良しなのは好きだから良いや。

書いてくれてありがとう！

いやいや、とんでもない。
遠慮なく指摘していいよ。
自分も書いてる途中で分からなくなって、やってしまったと思ってる。

>>341
＞夏の虫どもが集まってきちまったじゃないか…

＞とか、誤字脱字の範囲じゃない意味不明な使い回しが多い気がする。
夏の虫の前の、"飛んで火に入る"の部分は、省略して使ったんだけど、
やっぱりおかしかったかな?
(バズーカの轟音＝火ってことで)
かっこつけた使い方をしようとして、失敗した。

>>342
パラレルワールドみたいなものかな。
(そういうの駄目だっけか?)

まあ、どんなに駄目だしされても、
このスレに人が戻ってきてくれればいいよ。
…それでもダメ?

ちなみに「庭師」っていうのは、平沢進っていう人の歌を聴いてて、
なんかアビスを連想したんで、使っただけ。
単なる自己満足だった。
「ネオ・ユリア」とか言うのも、ネオ・ナチみたいな感じで。
過疎スレを利用して、勝手なものを書いてしまったようで、
本当に申し訳ない。

>>343
「飛んで火に入る夏の虫」ってのは自分が優位な立場の場合に使う言葉なんで、その場面にはあってない、と思う。
「多勢に無勢か」とか「くそっ、仲間連れかよ」とかでいいと思う。
ごめん、何か自分もわからなくなってきた。

でも楽しく読ませてもらったよ。ありがとう。

>>345
ふん、とんだ甘ちゃんだね…あんたも。


グスン…ありがとう。

それと、なんかもやっとするんで、きりのいい所まで書かせてもらうよ。
余計なことかもしんないけど。
無理して長編をかいたのが間違いだった…。

「なんだか今日は疲れました…。
　もう寝た方がいいですね。」
そう言って、イオンは寝床に入った。
もうすぐ寝付くというところに奇妙な声が響いてきた。
『イオーン。イオーン。』
「うん?誰でしょう。」
「僕だよ。」
自分に似た顔が現れ、唖然とする。
「これは夢ですか?そうでしょう。」
『夢じゃあないよ。だったら頬でも抓ったら?』
そう言われて、頬を抓ってみるイオン。
「痛いです。じゃあ何であなたはこんなところに?」
『今日シンクに会って、ちょっと挨拶したんだよ。』
―シンクに会った?ならそのことを言うはずでは。(言うような性格ではなさそうだが)
　それに大して変わったところもなかった…。
『気づく筈はないよ。人の体を借りたから。』
―人の体?
その言葉でようやく気付いた。オリジナルイオンが何時シンクに会ったのか。
「あの男性は、何処に行ったのです?」
『キノコロードかエンゲーブじゃあないの?
　そう遠くへは行けないだろうし。』
「チーグルを殺したのは…。」
『あいつだよ。あいつはレプリカの研究者だったからね。』
その言葉にイオンは驚きを隠せなかった。
そんなこと一言も聞かなかったのだから。
「あのチーグルはレプリカだったんですか?」
『うん。死なせてしまったんだから、殺したようなもんだ。』
―イオン様ってば独り言が激しいなぁ…。
オリジナルイオンはイオンにしか認知されていないので、周りからは、滑稽に見てしまう。
それをアニスに見られてしまった。
―まあ、グランコクマの時に一番激しく発狂したのはイオン様だったからなぁ…。
　「ピ、ピカチュー」なんてことしちゃったくらいだし。
そして、静かにその場を立ち去って行った。
「私やシンク、フローリアンを造ったのも、彼なのですか?」
『その一人だ。なんか人見知りの激しい、
　かなり臆病な感じが気に入らなくって、
　音素をつかって乗っ取っちゃった。』
―ガイやシンクの言っていた、男性の力というのも、全てこれが原因か。
『フローリアンは以前、あいつと会ったことがってね。
　その時にどんな奴か知ったんだろうね。』
「あいつが教祖だというのは?」
『僕が乗り移っている時だけだよ。あの小屋偶然見つけただけだよ。』
謎が判明したはいいが、ひどくさもしい気分だ。何故だろう?
『じゃあそろそろ僕は帰るよ。仕事ならモースとその取り巻き共に任せればいいんだよ。
　そうすれば君も休めるし、あいつらへの仕返しにもなるじゃない。
　おっと、それじゃ休みを取って、ぐっすりとお休み。』
そう言って、霧の如く消えていった。
「…あ。」
鳥のさえずりが聴こえてくる。もう朝を迎えてしまっていた。

>>346
投下するのはいいけど、sageてね

「…導師のお力添えで、ようやく全ての仕事を終わらせることができた。」
「やっと終わったか!」
「くたくただよ…。」
「早く休みたい…。」
「腰が…腕が…。ああ……。」
「私は自作の機械にやらせましたから、それほど…。」
全員がディストを睨みつけたので、慌てて俯き、黙りこくってしまった。
そんな中、ヴァンが入って来た。
「みんな御苦労。休みの許可が出た。」
全員が部屋を出て行こうとしたところ、ヴァンが慌てて制止した。
「実は言わねばならないことがある…。」
それを聞くと、怒りを露わにするかと思いきや意外にも、大人しく席に着いた。
「お。…よし、では。実は、他の兵士たちはまだ仕事があって、休みがまだ先なのだ。」
誰もしゃべらず、ただ漠然と聞き及んでいる。
しかし、彼らの目を見て、やっと気がついた。
皆、目に光がない!まるで血の匂いを嗅いだ鮫のよう!
応えに窮すれば死ぬやもしれない。
それは、導師イオンにまで及ぶだろう!
ヴァンは落ち着き払って話そうとする。
「そこで、我々だけが休んでしまっては、他の兵士達の士気を低下させる
　やもしれないということで、正式に休暇期間に入る、７月まで、このダアトで
　過ごして欲しいとのことだ。」
「まだ仕事しろってことか?」
「いや、ただ来るだけでいいんだ。」
「必死に働いている兵士の側で、ゆったりくつろいでいろということか?
　余計に士気が下がるのではないか。」
「うん。理屈がよく分からないね。どうしてもダアトに縛り付けておきたいみたいだけどね…。」
「アリエッタはここ以外にあまり行くところないし…。
　(アニスとかイオン様がいないと寂しいし…。)
　でも、仕事はちゃんと終わらさせたよ。」
「実は、来月、ダアトで鎮魂祭があるのだ。」
それを聞くと、ぎょっとした顔つきのまま、しばらく固まってしまった。
「すっかり忘れてしまっていたのだ。導師も。
　仕事の方がてんやわんやで…。」
「ああ…それを手伝えってことか。…畜生。」
「ふう、しょうがないね。ああ、クソッタレ!」
「やれやれ…ふけるな!」
「チッ…。」
リグレットは何も語らず、ただ、愛銃を自身のこめかみに押し付けたりしていた。
ディストは、笑みなどを微塵も見せず、ただただ深刻な顔をしていた。
「…鎮魂祭開催期間終了日までは、ここにいてくれ。すまないが、頼むぞ。」
「なんか買いに行くとかいう時は、他の町へ行ってもいいの?」
「ああ。頼まれたりしたらな。」
そう言い終えると、ヴァンは部屋を後にした。

その場にいた全員が、同じことを考えていた。
―何をしようか…。

〜アッシュとラルゴの場合〜
「鎮魂祭にはナタリアも来るのかな?」
「来るのではないか。」
「そうか。なら、まだいいな。」
「何らかの催し物もあるようだしな。
　もし来たら、２人で楽しめ。」
「２人だけでか?つまらん。
　その時はお前も付き合え。」
豪快な笑いと傲岸な笑いが、重なって聞こえた。

〜アリエッタの場合〜
「アニス。鎮魂祭の日、なにするの?」
「フローリアンと出店巡りよ。こういうの初めてだろうし。」
「ア…アリエッタも…一緒に…。」
「そうね、あんたも付き合いなさい。人数は多い方が楽しいから。」
アリエッタの顔がパアッと明るくなった。
「金魚掬いとか水風船で、勝負よ!」
「望むところ!」
楽しそうな笑いが聞こえた。

〜シンクの場合〜
「イオンって、鎮魂祭の日、どうするの?」
「僕は、導師として挨拶とかを行なって…まあ、そんなところです。」
欠伸などをしながら、答えた。
「フローリアンは?」
「アニス達と遊ぶの!シンクは?」
どうしようかと悩んでいるところへ、イオンが声を挟んだ。
「そういえば、その日は自由に行動していい時間がありました。
　詠師の計らいですよ。だから、その時になら、一緒に。」
「本当に?やった!」
「ふうん。じゃあ、僕もそうしようかな…?」
それを聞いて大喜びをするフローリアン。
それを見ていた自分自身も思わず笑みをこぼしていた。

〜ヴァンとリグレッとの場合〜
「すまんな、休暇の件は…。」
「いえ。しょうがありませんよ。鎮魂祭ならば…。」
「それが終われば、今度こそ休みが始まるな。」
「のんびりと待ちましょうよ。」
そう言って、お互いにグラスを鳴らして、乾杯した。
静かな笑いがかすかに聞こえた。

〜ディストの場合〜
「ジェイド達も来るのでしょうか…?」
「もし来るのならば、私の発明したマシンで、あっと驚かせてやりますよ!」
「…さて。鎮魂祭までだいぶありますし、
　マシンを作るのにそんなに時間はかかりませんから、
　何をしようか考えましょうかね…。」
静かなものだと思いきや、いきなり耳障りな高笑いが聞こえた。


やっと終われる。付き合わさせてしまってすいませんでした。
そして、ありがとうございました。
そして、saga。

なんだか可愛い

sageってのはメール欄にsageって入れるとスレが上がらなくなること。

逆にageや何も入れないとスレが上がるよ。
スレが上がるとファン以外にも目につくから人が集まる反面、荒らしも来るかも…。

とりあえずお疲れ様！

>>350
う〜む、勉強になったよ。ありがとう。
本当に世話焼かしてばっかりで申し訳ない。
しかし、当分は懲り懲りだよ。(なんか恥ずかしい)
もう調子に乗ったりしないよ。

そして、sage。

>>351
名
メ

ってなってるじゃん？
で貴方が第○○話って入れていたところが「名前欄」
それ以外に枠があるでしょう？それが「メール欄」

メール欄にsageっていれないと下がりませんよ。
こんな風に文中にsageを入れても意味ないのです(偉そうですみません;;)

これからも作品期待してますよ〜。

>>352
メール欄てメールアドレス欄のことだったのね…。
勘違いしていました。
何度も、ありがとうございます。

今度こそなるかな…。

>>353
大丈夫です、ちゃんとなっていますよ。

>>354
確かに成功したみたい…。ほっ。

では改めて。
ありがとうございました。
またいつかﾉｼ

>>355 お疲れ様

一言いわせてもらうと、書きためてから投下した方がいいよ。
書きながら投下すると、矛盾がでてきたとき、苦労するし。
ついでに誤字脱字もある程度直せるし。
だが、活性化に一役かってくれた貴公に敬礼！

口直しになんか書こうっと…(こんな直ぐに)

「この休暇を使って、旅行にでも行くか?」
それは、ヴァンからの唐突な提案だった。
「いいですね。喜んでお供させてもらいますよ、閣下。」
「で、何処に行こうというんだ?」
「ある島国だ。
　図書室で、導師から、る○ぶやじ。らんというのを渡されたので、読んでみたのだ。
　それで中々良さそうな国だと思ってな。」
そう言うと机の上にその雑誌を置いた。
それから、それらを手に取り、内容を見る。
「どれどれ。…悪くはなさそうだね。
　落ち着けそうな所かも。」
「綺麗な所がいっぱいありそう。
　行ってみたいです、総長。」
「まあ、他に行く所もないしな。」
「私も行ってみたいですね。では、交通手段は私にお任せを。」
「気が早い気もするが、そうだな。頼む。」
ヴァンがそう言い終えると、ディストは早々に部屋を出て行った。
「準備が必要だな。俺達もこれで失礼させてもらうぞ。」
ラルゴの言葉に他の者達も従い、部屋を出て行った。
「あ、総長。私達が休みの間、イオン様って何してるんですか?」
「うむ、やはり仕事だろう。導師は常に大忙しだ。
　やれやれ、あの性格で重労働というのは、不釣り合いで可哀そうだがな。」
「なんたって導師様だからね、仕方がないよ。」
シンクが、意地の悪い言い方で、口を挟んだ。
アリエッタの方は、顔を不安そうな表情のままに俯いていた。
「…誰かにやらせりゃあいいんだよ。」
「誰かって…?」
「あいつか?」
そう聞かれてシンクは、こくりと頷いた。

「旅行、ですか?でも僕には仕事が…。」
「モースが変わってくれるみたい…です。
　だ…だから、一緒に。」
顎を手で支えながら、少々悩み黙りこくっていた。
「分かりました。では、フローリアンも誘っていいですか?」
アリエッタは嬉しさから、顔をぱあっと明るくした。
「出発は３日後です。それまでに準備とかしていてください。」
そう言って、大はしゃぎでイオンの部屋を後にした。
その姿を見て、イオンは微笑んでいた。
「…久しぶりにゆっくりできますねぇ。」

「全員揃ったか?では行くぞ。」
ヴァンがそう言って、部下たち一行を率いて行った。
六神将たちは普段は見られないような服装をしていた。
セーターやジーンズ、カッターシャツなんぞを着ていた。
シンクにいたっては、仮面がないと落ち着かないのか、代わりに帽子をかぶっていた。
「中々格好いいですよ、シンク。」
「…なんか嫌味っぽいね。」
「そんなことないよ。似合ってると思う…です。」
イオンは、タートルネックの黒いセーターにクリームのジーンズ、
アリエッタは、ボーダーの上着にデニムのスカート、
シンクは、全身が黒一色の服装だった。
そんな事を言っている内に一行は、グランコクマの港に着いていた。
「目的地まで丸一日だ。のんびりするとしよう。」
ヴァンがそう言うよりも早く、ほとんどの者が自分勝手に過ごしていた。
海を大はしゃぎで眺める者、誰かと言い合いをしている者、思い出話に花を咲かせている者など、
多種多様だった。
そうこうしている内に、疲れてしまったのか、寝てしまうものもいた。

「とうとう着いたな。ふむ、成程。ここがそうか…。」
目的地に着いて早速の感想が、『醤油のような匂いがする。』
というものだった。

アドバイスの直後に｢口直し｣?
つまり、アドバイスは｢口直し｣が必要な異物か。
アドバイスした事が無駄になったかな。

>>360
いや。
自分にとっても他人にとっても、内容のおかしいネタを書いてしまって、
それを最後に、このスレを去るのはなんだか落ち着かないなあって意味で
書いたんだけど、言葉が足りなかったばかりに、
勘違いさせてしまったようで、申し訳ない。
>>360のレスを見たのと、過去スレを見てて、
短いのを書きたくなったっていうのもあるかな。

「ところでアニス。ルーク達もこちらに?」
「はい。あ、早速発見。」
視線の先には、ルーク達一行がたむろしていた。
「おお、お前たちも来ていたか。だが、誰か足りんな…。」
「ナタリアがいないぞ!?」
「あれ。ジェイドはどうしたんです?」
「仕事があって、遅れてくるとさ。
　多分、２人一緒に来るんじゃないか?」
それを聞いてほっと息をつく２人。
「で、お前達は、何時頃こっちへ?」
「朝方には着いてたな。そっちは今着いたばかりかい?」
「ああ。」
「それなら、ジェイドとナタリアは、今日の夜頃か、明日の朝には、
　こちらに来るということでしょうかね。
　泊まる宿は教えているのですか?」
「勿論さ。」
「じゃあ、我々の方は先に楽しんでいましょうか。」
「そろそろ昼だぜ。飯にしようよ?」
そして、何処かいい飯処はないか、辺りを探すことにした。

「さて、何を頼もうかな…。」
「総長は卵料理を頼むですよね?」
「え?」
「この国ならではの卵料理ってなんだろうな?」
（別に卵料理ではなくっても…。）

「いかがでしょうか?」
「ええ、おいしいですよ。」
「ああ。この店にしてよかったよ。」
「ほんとうですね。フローリアンはどう?おいしいでしょう。」
「…この料理は出来損ないだ。食えたもんじゃあないよ。」
「!!?」
―あれ?こんな奴だったか、フローリアンって…。

「…うまうま。まあまあだね。」
「おや、シンク。独りで寂しそうですね?
　それならば、この私と一緒に…ちょっと、どうして席を移動するのですか?」

「ここが俺たちの泊る所か。なんかいかにも趣がありそうな感じの場所だな。」
「グランコクマのスパとはどう違うのかな?
　俺はまず風呂に入りたいな。」
「私もですね。どのようなものなのでしょうかね。」
その声のする方に、彼らは一斉に振り返った。
「遅れました。特急の船を出してもらったので、結構早くに着けましたよ。」
「皆様。遅れてしまって、すみませんでしたわ。」
「お持ちしていましたよ。さ、中に入りましょう。」

「では荷物を部屋に置いてきたら、風呂場に来てくれ。」
そう言うと、それぞれの部屋へ入って行った。

「どうやら僕たちが一番乗りみたいですね。」
「待つ義理なんてないんだから、先に入っちまおうよ。
　ほら、フローリアンなんて、もう入って行っちゃったよ。」
「イオン様、私たちはここで待ってるんで、先にどうぞ。」
「そうですか。ではお言葉に甘えて。」
そう言うと、シンクはイオンを引っ張りながら、風呂場へ入って行った。

他の者たちも集まって来て、アニス達もようやく風呂場に入った。
「この国の風呂って、水着とか着ないんだな。」
「着てはいけない訳ではないのでしょうが、基本は裸みたいですね。
　そのためでしょうか、男女別なんですね。」
「とりあえず、入ってみようぜ。
　あれ、ここ男湯だよな…?」
「あ、ルーク。こっちです。」
「なんだイオンか。驚いたぜ…。(一瞬、女かと思った…。)」
「おや。おかしいな、ここは男湯のはずだが…?
　なんと、導師だったか。」
―先生も間違えてら♪
「おい、イオン。シンクはどうした?」
「外ですよ。露天風呂とかいうやつで…。」
「露天風呂!?そっちに行ってみようっと♪」
「僕も行きます。」
「じゃあ俺も。」
向かった先には、湯で髪をおろしたシンクがいた。やはりイオンとそっくりだ。
「うぎゃー、お前達も来たのかよ…。ゆっくり入りたかったのに。」
「いいじゃねえか。おお、ここからの景色、すげえなあ!」
「本当だなあ!こりゃあ堪らん。」

「殿方は今頃、大いにはしゃいでいるのでしょうね。」
「それは一部の人だけでしょうね。
　他のお客の迷惑にならなきゃあいいんだけど…。」
アニスとアリエッタは、お湯の掛け合いっこなぞをしていた。
「大丈夫だ。皆、行儀よく入っているよ。」
「あらそう、それはよかっ…うん?」
「…総長。」
「うむ、素晴らしい…!最高の光景だとは思わんかね?」

「下の方で川が流れてるよ。すごーい!」
「フローリアン。あまり身を乗り出すと危ないですよ。」
「あれ?ヴァン総長が流されてるよ。」
「師匠が?何言ってんだよ、そんなわけ…本当だ。」
何やら下の方で大騒ぎになっていた。殺人事件だなんだという声が聞こえてきた。

「お湯から上がった後の女っていうのは、それで武器になるよねえ♪」
「まあ、武器ですの?湯上りの女というのは危ないものなのですわね。」
「そういう意味じゃないと思うわ…。」
風呂から上がった女性たちは、宿持ちの浴衣なぞを着て、男達が上がるのを待っていた。
「これで男共を悩殺してやる…!
　むお、やっと上がって…。」
「いやあ、いいお湯でしたよ。アニス達はどうでしたか?」
―なんだか艶めかしい…。イオン様ってば、男だよね?
「ルーク達はどうでしたか?」
「あ、ああ…。良かったと思うぜ。」
「うお!…ああ、俺も同じく。」
―２人(特にガイ)も女と間違うほどだもんなあ…。
「む。他の者たちは?足りないぞ。(総長は下にいるし…。)」
「ああ。シンクとアッシュとディストは、のぼせちまってな。」
「あいつらはそんなになるまで入っていたのか?」
「まあ、アッシュとシンクは強情張って、長居しちまったんだが、
　ディストは…何でか分かるよな?」
「…なるほど。それならしょうがないな。」
ディストは今、頭から水風呂に浸かっていた。

「宿の浴衣を着たまま、町を見て回れるなんて、面白いですね。」
「これじゃあ歩きにくいよ。この下駄ってやつもさ…。」
「愚痴ばっかりねえ。いいじゃあない。」
「シンク…髪おろして、イオン様みたいです。」
「うぐぅ…。やっぱり整えてくれば良かったよ。」
「君たち、可愛いねえ。何処から来たの?」
「…。」

「神社と寺の違いって、何なんだ?」
「神か仏かの違いでしょう?(多分)」
「お守りとかがあるわね。いろんな種類があるわ。」
「出産や恋愛に関するお守りがありますよ、お２人さん♪」
「な…なんで俺たちに言うんだ!?(////)」
「か…からかうのはおやめくださいませ!(////)」
「すいませんねえ。(ニヤニヤ)
　じゃあガイ、あなたにはこれを。」
「じゃあってなんだよ!…お、これは女災除けのお守り。(どうしようかな…)」
「買いですよぉ、これは。」
「…。」

「危うく、八百万の音素の１つになるところだったぞ。」
「閣下の自業自得でしょう。」
「う〜む…この先の旅の安寧を願うか。」
「またやるつもりか!?」
「やらん!純粋に我々の安寧を願うだけだ。」
「…。」
ちゃりーん…。ガランガラン…。

「昨日はどうだった?イオン達の方は。」
「男の人たちに何度も声をかけられました…。」
「やっぱり…?」
「…え?」

「ここなんか面白そうですね。入ってみませんか?」
「なんだい、ここ?」
「博物館みたい。」
「いらっしゃいませ。本日は女性が５名以上いますと、割引となっておりますので、
　お１人様…」
（また間違えられてしまいました…。）
（ラッキー!安上がり♪）
「音機関の博物館みたいですね。(ガイ辺りが喜びそうかも)」
「ん?なんだろう、これ?」
「どうしたんですか、フローリアン?」
ポロン♪ポロロ〜ン♪
「オルゴールみたいですね。」
「〜♪」
「お土産に丁度いいかもしれませんね。」
「ガイにも何か買ってやろうっと♪」

「イオン達はここに入ったのか。」
「俺たちもここにしないか?(wktk)」
「私は向こうの集落などに行ってみたいですわ。」
「よし。ならばそこに行くぞ。」
「あら?ちょっと待ってよ、２人とも…。」
「…俺たちも行くか。」
「ああ…。(見たかったのに…グスン)」

「あの上からなら、この町を一望できるな。あそこに行くか。」
「はい閣下。」
「群衆を見下ろせるとは、楽しそうですね♪」
（何故この男がここに…?）
「ジェイド!私のことが恋しかったので、こっちにいるのですね?分かります!」
「あちらには崖がありますね…。
　ディスト。私たちはあちらに行きましょうか。」
「う、うわーっ!!」

「みんな、揃っているな?では、出発するぞ。」
「なんだか、あっという間でしたね。」
「ああ。この国に来たのは、ついこの間だっていうのにな。」
「ルーク。どんなものを見てきたのか、船で教えてください。」
「イオンの方も、教えてくれよな。」
「イオン!俺にも、あそこがどんな所だったか、是非教えてくれ!」
「は…はい。」

「お、ガイ。アニスに貰った、そのオルゴール、よっぽど気に入ったのか?」
「ああ。装飾もいいし、何より音がいい。耳を綺麗に通り抜けて行くんだよ。」
「いつかお礼しなきゃな。倍返しで♪」
「もちろんさ。これのお礼なら、なんだってしてやるさ♪」

「ナタリア。その服、和服だったかな、なかなか似合っているぞ。」
「アッシュが選んでくださったのですもの、なんでも似合いますわ♪」
「そうだな。礼を言うぞ、アッシュ。」
「貴様に礼を言われる筋合いはないぜ、ラルゴ。」

「イオン様〜。」
「ん?おや。よく似合ってますよ、２人とも。」
「どれどれ。ほんとだ、馬子にも衣装だね♪ほんとよく似合ってるよ。」
「なんですって〜!?」
「ひどいです…シンク。」
「あははは。」

「危うく殺されるところでした…。おのれジェイドめ!この恨み必ず…!!」
「こっちに戻ってきても、危ないのは変わらないのでは?」
「何をするだーっ!?貴様ぁ!!
　う…うあっー!」

「メシュティアリカ、リグレット。これを。お守りだ。」
「私にですか?ありがとうございます、閣下!」
「ありがとう、兄さん。」
「これから先の、お前達の無病息災を祈っている。」
「はっ!!(しかし、あの時、なぜ閣下は女湯に入ったりしたのだろう…?)」

「導師様たちは、旅行に行っていたらしい。」
「導師様は全くと言っていいほど、休んでいないんだ。
　それくらいのことをしたっていいだろうよ。」
「ああ。しかし、俺も休みを取りたいな…。」
「確かにな。おや、なんだか心地いい音が…。」
「本当だ。オルゴールみたいだな。」

ポロン♪ポロロ〜ン♪
「〜♪」

これで終わり。
今度こそ、書き込みを控えたい。
(やっぱり長々と書くのは慣れないなぁ…)

↑すまん。長すぎで読む気無し。

しかし懐かしいとこ見つけた…


6スレ目辺りまで台詞改造ネタSSを書いてたっけな〜

過去スレでも読みあさって見るか。

長文は過去スレでたくさん書いたから、なんとも言えんが（最高は10レスぐらいだったっけな）
台詞ばかりで、どんな状況かわからない所があるのが残念。
だが、書きなれていく部分があるだろうから、今後に期待。
基本的にsageる、メモ帳などで書き溜め、投下、をやるようにすればもっと良いと思うよ。



……活性化させるために、また何か書くか。
ネタはないが。

>>368
お前ここは初めてか？力抜けよ

>>369-371
申し訳ないね…とんでもな長編駄作を書いてしまい、
恥ずかしくなって、気を紛らわすために(というか>>361な理由かな)
書いたんだけど、早々に立ち去りたくて、台詞だけで済ましてしまった。
一応、読書が好きなんで、物書きは下手の横好きなんだ。
精進するか…。
お世話になったよ、特に>>371の兄貴…アッー。

作中で六神将の仲良い所、もうちょっと見たかったなぁ。





あと仮面つけたまま開けてるシンク。

hosyu

またネタを投下させてもらいます。
内容はギャグマンガ日和をベースに作りました。

―仕事が忙しくて忘れていたのだが、導師たちに頼んで、
　我々六神将専用の宿舎を建ててもらう約束をしていたのだった。
　…もう出来上がっている頃だろうか。
そんなことを考えながら、ヴァンはブウサギに乗ってダアト近くの空き地に向かっていた。

「な…なんにもない!?いや、材木がポツンと置かれているが…。それだけだ…。」
作業員らしき男が目の前を通り過ぎようとしていた。
「あ、すまないが…これはどういうことだ?
　支柱はおろか土台すら出来てないようだが…。」
「なんかダアトの方がお金をけちったんで、作業員が集まらないんですよ。」
―導師…!いや。他の誰かだろう。ちくしょー!!
「それで来たのが、僕１人だけです。」
「ええ、それは困る!もうリグレットに手紙を書いて送ってしまったんだぞ!」
―いや、リグレットのことだ。私の所には１人で来るはずだ。
　私と２人っきりのシチュエーションを望んでいるだろうしな…。

リグレットの許へ件の手紙がやってきていた。
「む!?閣下からの手紙だ!なになに…。
　『六神将専用宿舎ができましたー。どうだすごいだろー?すごいだろー?
　　祝賀会を執り行うから、いいものを持ってこい。卵とか、肉とか、卵とか、魚とか、卵とか。
　　P.S.
　　　牛乳と卵を混ぜ合わせた風呂に入ると、すごくおいしい。とってもお薦めー。
　　ヴァンより』
「(正直むかつく。)宿舎か、そういやそんなことを言っていたな。
　うむ。最高の品を持って行って、閣下を祝おう!」
ちょうど部屋を出た時に、シンクと立ち会った。
「うん?何処かに行くのかい。」
「ああ、ちょっと閣下の許へな。例の宿舎が出来上がったので、祝賀会を開こうとのことだ。」
「ああ、僕たち専用のね。じゃあ他の連中も連れて行こうか?」
「…うむ、そうだな。(１人で行きたかったなぁ…。閣下と２人っきり…。)」

「とにかく急いで作れ!どんな形でもいいから!」
「ええ!?でも計画書には構造や形が書かれてありましたよ?
　その通りにしなくてもよいのですか?」
「大丈夫だ!あいつらにはそこまでのことは知らないはずだ!(多分)
　だから適当なものを造れ!」

「どういう風な宿舎になるんだ?」
「２階建てで、冷暖房完備。２階には個室がある。全員分あるぞ。
　バスとトイレも独立している。１階はLDKになっている。
　場所はダアトから徒歩５分の距離にある。」
「そいつは凄いな!で、なんでお前さんがそんなことを知っているんだ?」
「導師が計画書のコピーをくださったのだ。内緒でな。」
「嬉しいです、イオン様。どうせならイオン様も呼べばよかったなあ…。」
「この私も協力しましたからね!さぞ素晴らしい宿舎が出来上がっていることでしょう!」
「あまり期待はできないね。」

彼らは今、件の宿舎に向かっていた。
「リグレット。そういやお前、ずいぶん抱え込んでるな。ライガにまで持たせているし。」
「これか?閣下の祝賀会で鍋でもしようかと思ってな、つい買い込んでしまったのだ。」
「閣下の、じゃあないだろ。どれ。卵、肉、魚、卵、野菜、卵、卵、…」
「…アリエッタは果物と、なにか飾り付けに使えそうなのを持ってきました。」
「俺は…とりあえず鍋やらコンロ一式。ラルゴは何を持ってきたんだ?」
「たま…え?ああ。俺は、酒だ。まあ、お前らお子様にはジュースだがな。」アッシュ、シンク、アリエッタはつまらなそうな顔をする。
「私はテーブルなどの家具一式です。全て我がカイザーディストに運ばせているのでご心配なく!」
「うむ、ご苦労だ。で、シンクは?」
（いっけね。何も持ってきてねえや。…そこら辺の奇妙な形の石でも持っていくか。）
そう考えながら黙々と石を拾い始めていた。
「なんだシンク。まさかそのへんてこな石を閣下に渡すつもりか?」そう言いながら、シンクに向かって銃を構えた。
「リグレット!そ、そろそろ着く頃ではないか?ほら。それらしいものが見えてきた…ぞ…おぁ。」
ラルゴの言葉につられて、皆も視線を向けた。

―あれじゃないよな、絶対違うよな、そうであってくれよな…。
皆、同じ心持だった。彼らが見たものは、思い描いていた宿舎とは違う、みすぼらしいあばら屋だった。
「ヴァンは何処だ!あいつに聞けば分かる!」
「アッシュ。話をしようというなら剣を収めろ。」
何処からか譜歌が聞こえてくる。そして辺りを見回したところ、ヴァンが材木に座って歌っていた。
―いた。ってかなんか動揺してないか?
「おお、やっと来たか。来なくていいのに。ご苦労だった、もう今日は帰っていいぞ。」
「おい!呼んだのはそっちだろうが!なんだこれは豚小屋か?」
「失礼なブウサギ小屋だ。ほら、あんなに気持ち良さそうそうに…。」
見ると４匹のブウサギがぐっすりと眠っていた。

「…いや、その、上の連中がさ…支払いを渋ったらしいんだよ。
　それでこの有様ってことでさ…。」
ヴァンは険しい表情を浮かべた６人に囲まれて、すっかり怯んでしまっていた。微かにだが、痣や切り傷がついている。
まさに"蛇に睨まれた蛙"状態だ。
「よし。では上層部に乗り込むぞ!直談判してやる!」
６人が威勢よく声を上げ、それにヴァンものると、きっと睨まれ、また萎縮してしまった。
そこへさっきの作業員が口をはさむ。
「では僕は帰らせてもらいますよ?支払はダアト銀行にお願いします。
　ええと、六神将の方々ですよね?」
―どういうことだ?自分たちが支払うのか??
もう一度ヴァンを睨みつけた。
「え…?ダアトが支払うんじゃあないのか?」
「いえ。六神将って書いてありますよ。ほら。」
「本当だ…。」
「ということで、お願いしますよ?」
そう言って作業員はそそくさと帰って行った。

もう一度計画書を見て、真実を確かめた。
「…確かに書いてある。債務者の欄に"六神将"と…。」
「ふふ。閣下もおっちょこちょいな人なんですね。少し意外でした。」そう言って、ヴァンに銃口を向ける。
「待て、リグレット!ヴァン、一体どんな話をしたんだ?」
―話…。ああ、思い出した!私があれこれ望みを言って、向こうは怪訝な顔をしていたが、
　導師の鶴の一声で、皆賛成してくれたのだった。
　そして私は契約書にサインを…。
「お前がしたのか?契約書にサインを…。」
「そうだ!確かに私だった。ダアト側で負担するというから、私は…!」
「僕たちもダアト側の人間だよね?」
―え…?…あ。
「『こちらが負担しますから、あなたがサインしてください。』…だって????」
６人の心が、絆が、今嘗てないほどの結束を見せていた…!

一仕事を終えた６人は、野原に寝そべり、黄昏ていた。
「俺は諦めないぞ。…絶対に宿舎を造ってやる!」
「でも予算は?じり貧なのに、あの作業員に全部持ってかれちゃったよ。」
「予算がなければ、開発もできない…。」
「なにか仕事でもするか?」
「いや、もっと手っ取り早い方法があるぞ。」
「どんなのですか?」
得意気な顔のリグレットに、５人は視線を集中している。
「それはだな…。」

「最近、六神将のやつらをよく見かけるんだよ。なあ、ガイ?」
「ああ。闘技場やフィールドでな。なんか倒した敵から必死で何かを集めてたなぁ…。
　確か、シンクとリグレットとラルゴだったかな。」
「きょ、教官が?どうして…?」
「私も私も。カジノでなんだけど、いかさまぎりぎりのやり方でやってて、結局つまみ出せれてたなあ。
　あれは傑作だったね〜♪ディストもいたからさあ、大佐にも見せたかったよ。」
「おや、それは大変惜しかったですね〜。」
「そういえばアッシュもいたよお。『屑が!屑が!』って叫んでたから、よく分かったよ。」
「まあ、アッシュが!?お父様といい、どうしたのでしょうか…。」
「ミュウはアリエッタさんと会ったですの〜!どうすればいっぱいお金を稼げるのって言ってたですの〜！」
「根暗ッタが?あいつまでぇ!なんなのよ、も〜。」
「世知辛い世の中ですからね〜。仕事柄、いくら世間を渡っていても、鬼にしか会う機会がないのでしょう。」
「僕に相談してくれてもいいんですけどね…。彼らのプライドがそれを許さないのでしょうか?」
「イオンが思い詰めてもしょうがねえよ。そんなことより飯にしようぜ!」
「あら?イオン、アニス。そういえば、フローリアンはどうしましたの?」
「後で１人で来るそうです。」
「大丈夫だからって言って、聞かないのよお。なんだかしんぱ〜い。」
ルークたち一行は、闘技場での完勝祝いにと、祝賀会を開いていた。
場所は、ダアトから歩いて５分の所にある鍋料理屋。店名は『兎豚とん』。
「ねえ。この人、お店の前で倒れてたんだけど、どうするう?」
遅れてやってきたフローリアンは、骸同然のヴァンを引き摺って、入店してきた。

どうも長々と書いてしまったかもしれませんが、
これで終わりです。
ありがとうございました。

乙！！

とりあえず、大人数をセリフだけで進めるなら
「」の前に頭文字とかでいいから名前つけた方がわかりやすいと思う

>>380
やはり分かりにくかったか…
いや申し訳ない。今度書く時はそうするよ。

>>381
地の文をしっかり書けば、多人数でもわかりやすいぞ。
あと、メモ張に書いてから、まとめて投下したほうがいいんじゃ。
後半勢いが衰えてきてるような。

>>382
一応、メモ帳に書きながらの投稿だったけど、
まとめてじゃなくて、区切りながら投稿したからなあ…。
(一段落書いたら投稿。また一段落書いたら投稿っていう風に。)
軽い手直しくらいしかしてないや。
地の文か…確かに物足りないなぁ。もっと詳細に書くべきか。

とにかく、ご指摘ありがとう。
個人的には前のより出来はいい方かなと思ってるけど、
まだまだだな。

メモ帳ってリアルなメモ帳ではなく、パソコンの機能についてるアクセサリーのメモの事じゃねか？

>>384
うん、そうだよ。
一区切り書いて、それをコピーして、ここに貼り付けてを繰り返しながら、
投稿した。

一区切りごとってことは、1レスごとか？
一話全部メモに書きためて、それから分割して投下の方が、
間に割り込まれる心配もないし、後から書き直す事もできて便利だぞ。

>>386
そうそう、まさしくその通り。
最初からそう言うべきだったな。(レスって言葉が頭になかったからなぁ。)

確かに一気に書いていった方がテンポが良くなるな…。
そうだな、そういうやり方がいいな。

>>380の人物名や>>382の地の文とも合わせて、今度からはそういうやり方でいくよ。

そろそろ保守

>>375を読んでうっかり作ってしまった。反省はしている。

アタック！六神将日和
ダアトのなかには　魔物が住むの
頼れる仲間は　みんな敵の身内
預言（スコア）にかけた青春　でも　イオンもう死んでる
アッシュとラルゴは　ともだちじゃないけど
ラルゴの娘と　アッシュはともだち？
だいたいそんなかんじ　六神将びより
（た　た　たまごどん）
厨房の中は　総長の世界
烈風のシンクは　どこか宙を見てる
皆は卵丼飽きた　でも　リグレットは食べる
アリエッタの根暗は　生まれつきだけど
ディストのそれは　ハタチすぎてから
だいたいそんなかんじ　六神将びより

イオン「中々素晴らしいネタですね。
　　　　感動しましたよ。」つ>>389｜｜＜ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ
ヴァン「ど、導師、木の中に捻じ込むのはやめてください!!」
イオン「ああ、すいません。でも本当にいい所ありますよ。」
ヴァン「(でも?)おお!例えばどこです!?」
イオン「文字の丁寧さとか」
ヴァン「それ褒めてないでしょう!?」
ﾋﾞﾘﾋﾞﾘﾋﾞﾘ…
ヴァン(あ…破かれた。もういいや)

>>389
しかし…なんとも的を射た歌詞に改変したものだ…。
驚嘆に値する。

ヴァン「…え?(た…たまごどん…だと!)」
リグレット「…ふむ。」
シンク「ふん。」
アリエッタ「ね…ねくら…。(…ｸﾞｽﾝ)」
ディスト「キーッ!!この私が根暗ぁ!?」
アッシュ・ラルゴ「オ…オホン!」

アタック！六神将日和に反応があったので
調子に乗って小話のようなものを書いてみた　日和は関係ないよ


　どんがらがっしゃん。
「うわっ」「あっ」「きゃ」「…っ」「おわっ！」「なっ！」「にっ」「ぬっ！？」
　棚から色々なものが落ちてきて、液体がかかって、互いが互いを見て、暫く黙り込んで――
「……それで、この状況はなんだい？」
　まだ十にもならないような子供の声で、シンクが言った。

　時間は三分ほど前、ディストが叫んだ瞬間まで遡る。
「どうして昼間っから全員で私の研究室に来るんですか！」
「主席総長の義務…もとい、視察だな」
「閣下の付き添いだ」
「ぬいぐるみ、直してくれるって……」
「新しい仮面を受け取りに」
「ナタリア人形を受け取りに」
「メリルの人形を作ってくれるといっただろう」
「この前見学に来ても良いって言いましたよね？」
　理由はてんでバラバラ。割とまともな理由を上げたヴァンでさえ、
「ここの本を読んでもいいか？」
「……ヴァン」
「ん？」
「素直にジェイド著の本を読みにきましたと言いなさい馬鹿が！！」
「ぐはあっ」
　連日の作業で苛立ちがつのり、とうとうキレたらしいディストにスパナで殴られて倒れた。
　それだけなら何もなかった。しかし、時と場所が悪すぎる。
　ヴァンが机にぶつかれば、机の上に山のように積んであった書類や工具が横に落ち、棚に当たって……
「うわっ」「あっ」「きゃ」「…っ」「おわっ！」「なっ！」「にっ」「ぬっ！？」
　そして、冒頭に至るというわけだ。

　シンクの質問に答えたのは、当然というべきか十代後半のディスト。
「まあ、要するに若返り薬を被って若返ったんですよ。ちなみに年齢は元の半分。
　……第七音素だけの存在にも効果があるとは、流石私たちの開発品ですねぇ」
「ちょっと待て、今『私たち』と言ったか？」
　聞き捨てならないとばかり二十代のラルゴが咎める。
「ええ、第二師団総出でストレス解消に――」
「んなこたどうでもいいんだよ、屑がっ！」
「アッシュ……あんまりこわくない、です」
「ふふっ、そうですね」
　イオンとアリエッタの回りだけ、雰囲気がやけにほのぼのとしたものになった。
「どうすれば元に戻る？」
「ちょ、銃を突きつけないでください！」
「小さいリグレットも可愛いな」
「か、閣下こそ凛々しいですっ！（閣下に可愛いって言われた閣下に可愛いって言われた閣下に）」
　ディストに銃を向けていたリグレットも、ヴァンに褒められた途端真っ赤になる。
　アニスと同い年になったリグレットとヴァン、そして年齢が十にも満たないアッシュとイオンとアリエッタ。
（俺が本格的に保護者だな）
　ラルゴが苦笑した。

「解毒薬はありません」
　殺気が部屋に充満したため、慌てて訂正。
「作る必要がなかったからです！　一日経てば元に戻りますよ！」
「本当だな？」
「っあーだからもう銃を突きつけないでくださいっ！」
「その辺で勘弁してやれ、リグレット」
「……はい」
　ヴァンに言われ、リグレットがしぶしぶ銃を下ろした。
　頃合を見計らったアッシュが議題を提示する。
「で、どうするんだ？　この状況で仕事はできねーだろ」
「今日、六神将と主席総長は、卵丼に当たって休みです」
「はあ？」
「じゃあ僕は今、調子が悪いから『誰も来るな』と命令して、部屋で寝込んでいます」
「えっ？」
　アッシュの意見にはしれっとディストが答え、イオンも一秒で賛同した。
　疑問符を出したアッシュとアリエッタは華麗に無視され、
「物分りがいいですね、導師。
　――ここは巡礼者も多いですし、見慣れないのが居ても怪しまれやしないでしょう。今日なら尚更」
「ちょっ、まさか……」
　ここにきて予想がついたらしいシンクもスルーされる。
「ラルゴはそのままでもばれませんね、髭無いし。
　ヴァン、リグレット。これでも付けてなさい。
　貴方達は、顔がばれるとまずいですね。これを」
　二つの帽子と四つのお面を手際よく配り、
「今日は祭ですよ。せいぜい楽しんできなさい」
　自分が引きずっていかれることも知らず、ディストはそう言い放った。

　祭の翌日、ラルゴがディストに尋ねたことが一つある。
「もしかして、あれはわざとだったのか？」
「………当然でしょうっ！」
　わかりやすく肩を強張らせ、裏返った声でそう答えたディストに対して、
「まあ、皆には黙っておこう」
　溜息をつきながらも、ラルゴは結局そう言ったのだった。


以上終了。わかるように書いたつもりではあるのだが、キャラがわかりにくかったらスマネ。
あといちいちサブタイかえてすまん。ちょっとやってみたかったんだ。

乙。ちびラルゴがどんな姿が全然想像がつかんな。

久しぶりに創作意欲を湧かせていただきました。
設定借りてちょっと短編かいてみようかな。

最近HELLSING読み始めたんだが、少佐とディストの笑い方そっくりでワロタｗ

ディストはヘルシング明らかに意識してると思うよ
秘奥義のカットインとかもろヘルシングだし

ってことで、
>>392-396の設定を借りて短編書いてみました。
ちびアリエッタとちびシンクとちびイオンのお話です。

「なんでこんな事に……」
　ぶつくさと文句をいいつつ、彼はただ足を進める。
　興奮気味のアリエッタに手を引かれながら。
「あれ、あれ!　あの白いのなに?　白い雲!」
「さあ?　でも皆さん美味しそうにそれをほおばっていますね」
　彼女のもう片方の手に引かれている彼……自分と同じはずのモノののんきさにイラつきを覚えながらも、
抵抗する気すら無いのか、ただついていく。
　白い雲……一般的にはワタアメと呼ばれている菓子を売っている屋台の前にくると、
それが作られていく工程に２人とも釘付けになってしまった。まるで本当の子供のように。
「雲食べれる…ですか?」
「さあ、でも雷が入っていたら大変ですよ」
「でも、美味しそうですっ!　雲を網で取ったみたいにふわふわそうですっ」
「そうですね。雨雲や雷雲ではなさそうですし……」
「……あれは砂糖を熱し、飴状になったものを固めただけだ。害は無い」
　あまりにも検討違いの会話に思わず口出しをしてしまい、後悔をするが、すでに遅し。
　輝いた瞳で二人は顔を見合わせると、一目散に店へとかけていく。
　……シンクを引きずる勢いで。
「おじさん、アレいただけますか?」
「3つ。おっきな雲。欲しいです」
「ちょっ、僕はいらな……」
「ははっ、わかった。大きなの作ってやるから待ってな。壌ちゃんたち」
　いつの間にか数に入れられている事に文句の声を上げるが、店の親父はそんな事気にせずに機嫌よくワタアメを作り始めた。
　白い雲が霧のように広がり、一本の棒に収集されていく。
　それはまるで本物の雲のようで。
「きらきら……です」
「空の雲がこんな近くで作られるなんて知りませんでした」
　『馬鹿だ……』喉まで出かけた言葉をため息にかえると、空を仰ぐ。
　今日は晴天。雲すら見えない青空。嫌いではない天気。
　不意に鼻をくすぐる甘い香り。横をむけば、にこやかにワタアメを差し出すもうひとりの自分。
　髪型も表情も違うはずなのだが、幼くなったせいできっと自分とそっくりに見えるだろう。
「はい、どうぞ。これシン……と、シン君のです」
　口に出しそうになった名前をどうにかごまかす。あまりに無茶なごまかし方だが。
「あ、ぼくはイオとでもよんでくださいね。今日はせっかくのお祭りだから」
　にこにことただ差し出し続けるイオン。彼がそれを取らなければずっとそのままだろう。

　子供の嗜好品には興味はないが、事態を収拾するためにそれを受け取った。
　手から離れたのを見届けると、イオンもワタアメをほおばる。
　……否、ほおばるというより、ワタアメの中に顔を突っ込んだというべきか。
　隣をみれば、アリエッタも顔中をべたべたにして、ワタアメを楽しんでいた。
　楽しそうにほおばる２人。
　自分の手にも白いワタアメ。このまま放っておいても無駄にしてしまうだけだろう。
　仕方なしに一口ほおばる。２人とは違い、顔が汚れないように。
　口の中に広がる砂糖の甘さ。ただそれだけのはずなのに、とても美味しく感じる。
　それは祭りのせいなのか。それとも何か他の原因があるのか。
　顔中をべたべたにし、微笑む２人。まるで年相応の子供のようにはしゃいでいる姿を見るのは深いではない。　
　いつもは大人びているイオンですら、子供みたいに笑いあっている。
　――まっ、いいか。
　胸の中に溢れる様々な感情をその一言で無かったことにし、イオンとアリエッタの顔を濡らした布でぬぐってやる。
「あーあ、ベトベトじゃないか。お面までべとべと。
本部に戻って、一旦顔を洗ったほうがいいんじゃない?」
「駄目です!　まだ見回ってませんですっ!　あ、あのきらきらと赤緑黄色、あれなんです!」
「綺麗ですね。行ってみましょうか。アリエ……アリエちゃん」
　今度はカキ氷の屋台に目をつけたのか、イオンの手をとり駆け出すアリエッタ。
　一人人ごみに残されるが、いつもならば胸にあふれ出す不快の感情が今日は無い。
　それどころかどこかほほえましくて。
　いつも子供なアリエッタに、今日だけ……今だけ子供なイオン。
　同じはずなのに、自分より子供っぽく笑うイオン。
「早く早くですっ、早くシン……もくるですっ!」
「遅いですよ。シン君。早く」
　手招きをし、彼を待ち構える２人の姿に、自然と顔が緩む。
　不思議な感覚に一瞬だけ戸惑うか、軽く笑い飛ばすと、まっすぐに前を向く。
「たまには……いいか。仕方ない」
　苦笑を浮かべ、２人の元へと足早に歩みだす。

　導師と元導師守護役と劣化レプリカと。
　ありえないはずの３人組み。
　だけと今日だけ。
　今日だけは……普通の子供として。
　六神将も何も関係ない、ただの子供として祭りを楽しもう。
　そうシンクは胸に決め、青いカキ氷を口いっぱいにほお張る。
「くっ!」
　頭にキーんとくる感覚。それすらも今日は楽しくて。
「馬鹿馬鹿しいけど……嫌いじゃないね」

なごんだ
ＧＪ！

なごみますなあ
シンクとアリエッタ好きな私には目の保養でした

ちび３人組は、ティアが見たらもだえまくるくらい可愛いだろうね・・

もうすぐ父の日だね

アッシュの場合
ラルゴ「父の日、か…」
アシュ「義父上この野郎、ぼーっとしてねえで早く仕事しやがれ！」
ラルゴ「さりげなく父と呼ぶなー！」

シンクの場合
髭「シンク、私をパパと呼んでみなさい」
シ「…なんで」
髭「お前を生み出したのは私だ」
シ「僕は生まれたくなんてなかった！」
髭「厨二病ｋｔｋｒ」

アリエッタの場合
髭「アリエッタ、私をパパと呼んでみなさい」
ア「…総長、アリエッタのパパ、なの？」
髭「お前をここまで育てたのは私だろう。立派な家族だよ」
ア「じゃあ、総長はママと夫婦だったの？」
髭「ライガのことかー！」

教官とＤは何も思いつかなかった
ていうか六神将って皆家族いないな…

ディストはいるんじゃないか？
確か孤児じゃなかったよな

　黄色い薔薇が風に揺れる。
　今日の日の為だけに育てた薔薇。
　薔薇を一束にまとめると、オラクルを出て行く。今日だけは徒歩で。

「……ディスト?」
　最初に気がついたのはアリエッタだった。いつもと違うディストの姿に興味を引かれたのか、こっそりと後をつけ始める。
　その途中で追跡するアリエッタに気がついた他の六神将が、やはり興味をもったのか、後に続く。
　総勢六名。大所帯となった追跡部隊だが、標的のディストは気がつく様子はない。
　ゆっくりとした歩調で足を進める。時おり、遠くを寂しそうに見つめて。
　――歩き始めてどれくらいたったのだろうか。
　視界が透き通った青に染まる。
　そう、海が見える崖へとついたのだ。見た所、船は無いので、きっとここが目的地なのだろう。
　ディストは寂しげな微笑を浮かべると、地平線の彼方を眺める。
「……貴方がいなくなって、何年でしょうね。
　親不孝者がやっと来ましたよ」
　花束から数本抜き出すと、海へと放り投げる。
　黄色い薔薇が風にのり、踊っているかのように宙を漂ってから、青い蒼い海へと落ちていく。
　澄んだ青に優しい黄色の薔薇。それはまるで絵画のように美しく、でもどこか寂しげで。
「貴方が無くなったのを知ったのは数年前でした。
　その頃は貴方の事よりも研究に夢中で。そもそも……」
　自嘲の笑みを浮かべ、薔薇をもう一輪海へと投げる。
「親なんてどうでもいいと思っていましたからね。なんていう親不孝者でしょう」
　再び一輪。波に流された薔薇が、一筋の黄色い絨毯を作り出していた。
「ま、今も一緒ですね。貴方の命日でもなく、こんな日に、お墓の前ではなく、仕事場の近くからで」
　さらに一輪。花びらが舞い散る。
「許してくれだなんていいませんよ。むしろ祟ってくれてもいい。貴方と貴方の大事な人を置き去りにしたのだから。ただ……」
　少しだけ優しげな笑みを浮かべ、薔薇を軽く抱きしめると一輪を風に流す。
「今が少しだけ楽しくなってきたので、お説教はもう少し先で聞くことになりそうですよ。
　だから……今日はこれで我慢していてくださいね」
　手に数本の薔薇だけ残すと、残りを海へと流す。
　無数の蒼と黄色。そして、枯れの寂しそうな笑顔。
　そんな姿を見てしまった罪悪感からか、ついてきたものたちは無言でその場を離れようとした。
「……ただ見なんて美しくありませんね」
　振り向きもせず、つぶやいた言葉に一同は方を震わせる。
　すでに見つかっていた事に動揺を隠せずにいると、数本の薔薇を手にしたまま、ディストが振り返った。
　――いつもの嫌味な笑顔を浮かべて。
「尾行ならばもう少しうまくすることですよ。ま、私に気づかれないと思っていたことがお笑いですが」
「……すまない」
　反射的に口から出てくるのは謝罪の言葉のみ。
　見てはいけないものを見てしまった罪悪感で、黙っているだけ。
　いつもは相性の悪いシンクですら、何も言えずにいた。
　重い沈黙の時。それを崩したのはディストだった。
　一人ひとりに手にしていた黄色い薔薇を押し付ける。
　あっけにとられている一同に、ディストは嘲笑を浮かべた。
「辛気臭い貴方たちには、薔薇でもくれてやりますよ。
　……今はいない者に捧げた所で、薔薇を誉めてくれる人はいませんしね」　
「だが、これは……お前の父親に……」
「何を聞いていたんですか。そんな言葉より、薔薇を誉めてくれた方が何百倍もいいですよ」
　戸惑いを見せるリグレットの言葉をさえぎり、最後の一本だった薔薇の香りを嗅ぐと、満足気な表情を見せた。
「やっぱり私の腕はさすがです。見目はもちろん、香りですら最高です。では帰りますか」
　照れ隠しなのか、それとも寂しげな顔を見られたくないからなのか、一同を置いて足早にその場を後にした。
　その場に残されたものたちは戸惑いを隠せなかったが、不意に鼻をくすぐる薔薇の香りに頬を緩める。
「……父……か……」
　黄色い薔薇を手にし、それぞれは父という存在のことを考える。
　黄色い薔薇。そして父という存在。
　世間から切り離してしまった己。だが、今ひと時だけ物思いにふけるのも良いのかもしれない。
　薔薇の優しい香りにつつまれて……

というわけで、発作的に父の日ネタ投下。
最後の方が適当だし、ディストしか出てこなかったが……

ディストの父親は生きていれば６０歳ぐらいになるのか?

ああ、駄目だねこれは。だって…

ディストがなんだかクールなんだもん…。
いつもの薔薇が、いつもより美しい!

GJ！
ディスト好きな私にはたまらん…珍しくかっこいいディストをありがとう！

ＧＪ！
なんという格好いいディスト

良いもんみせてもらった、ありがとう！
そしてＧＪ！！

アビス本当にアニメ化されるみたいね…。
期待しよう!

アニメ…
ぶっちゃけ六神将(特にディスト)以外どうでもいいやｗ

アビス完全版も出る？らしいが…
六神将イベント追加してくれ〜

ディストはギャグキャラとして、出演増えそうだね。

とりあえず、イオン・シンク・フローリアンの3ショタに
大いに期待する。
勿論、六神将の活躍も。

で、アニメ化の情報を調べてると、制作はI.Gじゃあなくてサンライズみたい。

アニメ化してどこまでやれるかが謎だ。
六神将の出番は増やしてくれ。

シンフォニア確かシルヴァラント編だけだったよな
アビスも髪切るまで、とか一回目ヴァン戦まで、とかになるんじゃね？
まあフローリアンは多分・・・

髪を切るところまでだったら、ルークイヤな奴で終わるな。

それよりも、『六神将の日々』を放映して欲しい。

アニメは原作の焼き直しじゃなくて
エターニアのような外伝作品にして欲しいな。
もちろん六神将の出番に期待ｗ

アビス完全版が出るならＳｉｄｅ六神将も入れてほしいと思う一般兵であります。
ディスティニーみたいにしてくれてもいいじゃねーか。

だが黒歴史にされる可能性があるなら…

レプ神将戦で気付けば一人
がんばって逃げるも教官に撃たれダウン
起きた瞬間アブソでのけぞり。
申し合わせたようにブラッディ→エクレール→フレアと喰らいＨＰ１４０でピヨりつつ落下
下にいたシンクに疾風もらってエンド。
どの道助からなかったが、何でシンクあんなに物攻高いんだろう…
オリジの９９９とかもうね

確かシンクって玉子丼より物攻高いよね
レブリカの方はどうだったか覚えてないけども
何となく六神将+玉子丼って年齢低い順に厄介な（≒強い）気がする
勿論アッシュは例外

ところでシンクの疾風雷閃舞の時の掛け声？が未だに
「電撃いくよ！」
「連撃いくよ！」
のどっちなのか分からないんだが

×レブリカ
○レプリカ
ごめんｗｗ

>>426
「連撃」だよ。
電撃だったらピカチュウだなｗ

まあそれはそれでネタ的においしい

>>428
ありがとう
疾風「雷」閃舞だから
「電撃」って言うのも頷けるな、と思ってはいたんだが…
しかしそれだと確かにピカチュウだｗｗ
素早いだけという共通点を見つけてしまったｗ

　くうはばくえんだん　（8/15）…いどうそくどがあがる
　タービュランス　（9/20）………あのこのスカートをめくる
→しっぷうらいせんぶ　（0/1）……ふくがやぶれる
　アカシック・トーメント（1/1）…カットインがうつる

わざポイントがない！

六神将好きだったな

過疎ってるなー
ってことであげ

http://www.tv-toa.jp/

ヴァン「ふふ…ふふふ…。ふーはっはっはっは!」
リグレット「やりましたね、総長!」
ヴァン「ああ、久々の劇薬だ!!おい、たまご丼で祝いをするぞ!!
　　　　しかし、ただのたまご丼ではない…烏骨鶏の卵を使っているぞ!」
リグレット「素晴らしい!!」
ディスト「いつもより薔薇を多めに咲かせてみせましょう!」
アリエッタ「出れる…かな?私たちも。」
ラルゴ「大丈夫。みんな一緒に出れるさ。」
アッシュ「無用な心配だな。(少なくとも俺とヴァンは…)」
アリエッタ「…!い、一緒にがんばろう!…シンク!」
シンク「え!?…う…うん!(僕も出れるの?本当に…?)」(ドキドキ)
ヴァン「みんな!おめでとう!!」

フローリアン「僕は出れるかなぁ…?ねぇ。で・れ・る・か・な?」
イオン「でれますよ。(きっと)」

劇薬
ttp://imepita.jp/20080709/582490
ttp://imepita.jp/20080709/582990

アニメ？

>>434
一枚目、教団のマークが書いてある壁から顔だけだしているヴァンにしか見えんかった。
何まじめな顔して、となんだか笑いがこみ上げてきた。

>>436
お前のせいだぞｗｗｗｗ

>>435
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1215421894/

ほしゅ

ho

>>436
お前のせいだwww

アニメ版は作画的にがっかりアニメになりそうだｗ
声優はゲームと同じみたいだけど、譜歌ちゃんと使ってくれるかな

EDではヴァンが高らかに譜歌を歌います

本当にそうなったらどうしてくれる

アーカードがヤンの兄貴にしたように
ヴァンがジェイドをフルボッコしてくれたらなあ

>>444
…いや、あのタマゴドンデスデルカだぞ？
たまご丼と劇薬とメシュティアリカたんフィギュアを人質?にとられたら、呆気なく窮地に追い込まれる気も…

シンクはちゃんと大谷さんなのか？

イオンはちゃんと大谷さんなのか？

かえうた第二段ﾃﾞｷﾀﾖー

オアフ！六神将日和
白い殻と飛び散る中身（スコーア！）
うかぶうかぶ　タルタロス（ダアート！）
わすれられない　思い出
お醤油の香り　卵丼
六神将日和
ダアトなんて　こりごりだ（うんざり）
肌は焼けるし　物価は高い（エクスプロォォゥド！）
教団の服も　似合わない
嘘嘘ホントはこりてない　超楽しい
（ダアト大好き）
六神将日和
（バカかあんた！）


おまけのマテリアル・パズルパロ　略してマテパロ
配役　シンク→ミカゼ（お面）　アリエッタ→リュシカ（なんとなく）　アッシュ→ティトォ（炎）　イオン→グリン（お偉いさん）

アッシュ「なあ、ちょっとお前らそれより……シンクが……」
シンク（体育座り）「なんか僕ここ最近ぜーんぜん役に立ってないや　今回なんて空っぽになってただけだし
　もう僕の出番なんてないんじゃないかなー…いらない子なんじゃないかなー……」
アッシュ「…頼む！アリエッタ」
イオン「そうですね、ここは女の子の方が……」
アリエッタ「シンク、元気出してください…です」
シンク「いいんだよ…月並みなはげましなんて……どうせ僕なんか……」
アリエッタ「そんなことないです……シンクはアリエッタ達にとってなくてはならない人…です
　いつもツッコミを入れてくれるシンクがいなくなると皆安心してボケられないです…」
アッシュ・イオン『馬鹿ー！！』
「大変だシンクが　シンクが沈んで行くぞ！　精神的にも物質的にも！！」

本当はディスト（ネクバーパ船長）とシンクでお面を何とかするのにしたかったが
三巻が無かったのであきらめた

>>444
ルークと言わないのは被るからか？

>>449
そうだ

卵丼が先か鶏が先か　　―ヴァンの人生の命題

アニメ化で、また人が戻ってくるといいな。

アニメ公式サイトに劇薬とアッシュの説明がでたな
劇薬がクールとか書かれてて吹いたぜwwww 玉子丼はクールなんだな

>>453
マジかよｗｗ
このスレ的には玉子丼はただのシスコン兼ネタキャラだから
なんか違和感があるなｗ

アッシュはスルーなのなＷＷＷ

絵はとりあえず
アッシュのキャラ説明が嘘八百すぐる件ＷＷ誰だこいつ

卵丼涙目（歓喜・感激的な意味で）

>>453-455
気になったから見てきたぜ
それにしてもパーティーメンバーもアッシュも玉子丼も、もうみんな悪役面だなｗ
つーかアッシュの説明明らかにおかしいだろｗｗ
ゲームとは全く違うキャラになりそうな予感
それはそれで面白そうだけどさ（ネタ的な意味で）

>>456
気になって今見て来たけどあのキャラデザはちょっと…
目が小さい細いてか目付きが悪過ぎる。
作画的に残念になるのは必至なのか、それでも観るけどorz
アッシュの説明は確かに別人過ぎだｗｗ

アッシュはやっぱり本編の松竹徳幸画の顔が一番いいな・・・・
ＯＶＡなんかと違って、サンライズの監督は本編忠実なシナリオにすると言ってたから安心してたのに
アニメのアッシュだけ別人格扱いされそうで不安になって来た・・・

シンクの声も違うみたい



オワタ

アッシュの説明、ルークに当てはめるとすっきりするな。

うーん、大分引っ掛かるところはあるが
アッシュよりは合うかな

まあアッシュが合わなすぎなのが前提なわけだが

あれをもう少しソフトにしたら合うんじゃね？

俺様度としてはアッシュ＞＞親善大使だろうし

アニメだけど他の六神将のキャラデザがどうなってるか気になるな
特にディストがアップグレードされるのか改悪されるのか…

>>462
PVを見る限りラルゴとリグレットはゲームより男前でなかなかカッコイィなｗ
ディストは…まぁサンライズだからカイザーディストRXとか譜業系はかっこよく描かれると思うぜｗ
つかメシュティアリカたんの作画が崩壊したら玉子丼が怒りと悲しみで涙目になりそうだなｗｗ

>>463
リグレットと黒獅子は格好いいですと！それは嬉しい。
でもディストは譜業は格好よく描かれても本人は…ということでしょうかorz　ｻﾝﾗｲｽﾞならメカに期待…
メシュティアリカは多分大丈夫じゃないかな、雑誌で見た限りではきちんと描かれてると思う。
多分玉子丼が圧力をかけて…あれ？こんな時間に誰か来ましたよ

オラクルアニメ緊急会議
ヴァン『アニメという劇薬が始まるまで１ヶ月を切ったが我らがメシュティアリカたんの作画を崩壊させないために何をすべきか、おまいらならどうする?』
リグレット『サンライズと毎日放送を買収するのがよろしいかと』
シンク『総長の妹の作画にこだわってるのはリグレットと総長だけでしょ。僕はどうせ2クール目に入らないと素顔描かれないわけだし作画には興味ないね。』
アリエッタ『アリエッタは六神将とライガちゃんたちががちゃんと描かれるか心配…です』
シンク『うっ…まぁ総長はゲーム以上に27歳に見えないとか肌黒すぎとか言われまくってるけど六神将は大丈夫なんじゃない?』
リグレット『シンク!貴様!!閣下を侮辱するとは何事だ!閣下はダアトの海水浴場の視察のさい日焼け止めを塗り忘れた故にこんな色黒になってしまわれたのだ。断じて作画の問題ではない!!』
ヴァン『リグレット、問題なのは私ではなくメシュテ…』
ラルゴ『そんなことよりメリルの作画は大丈夫なのか?!』
アッシュ『大丈夫じゃなかったらヤバイだろうが！!ナタリアの出る巻だけDVD買う予定の俺にとって致命的じゃねぇか!!屑が!』
ラルゴ『アッシュ…ナタリアが出ない巻なんてないと思うぞ。というか貴様になぞメリルのDVDはやらんわ。この黒獅子ラルゴ全力でお前のナタリアグッズ購入を阻止する!』
ヴァン『だからメシュ…』
ディスト『ジェイドがさりげ格好良く描かれていることには誰もツッコまないのですか?!…ネビリム先生を美しく描かなかったらただじゃおきませんよ』
ヴァン『聞けよｗｗ』

公式サイトのキャラ欄にやっと六神将がでたね
リグレットがクール、プライド高い、カッコイイ人でラルゴが切り込み隊長で剛胆とかいわれてて何故かニヤニヤしてしまった。このスレだと黒獅子は切り込み隊長っていうかツッコミ隊長な希ガスｗｗ
魔乳のプライドって高かったっけか?あんまりゲーム中ではそんな気がしなかったんだけど

教官はあんまりそういう感じはしなかったけどな

多分特務のアッシュ入れればこいつが１番プライド高い


ディストとかは高そうに見えて意外と低い希ガス

「命には変えられませんからねっ！｀皿´」
というディストが物凄く簡単に想像できる

下がりすぎあげ
公式サイト見たがディストの目がイっててワロタｗ

教官は閣下しか見えてない閣下のために!って
感じだったような

アリエッタってアニスと同期だったんだ

>>463それより俺のアリエッタはどうなんだ！アリエッタは！

アニメのアリエッタはぽにょっとしててかなりカワイイじゃないか!!
俺のリグレットは正面から見るとゲームより雌狐っぽくみえるけどそこもまた良いよ。
あの冷めた眼がたまらん。
なんかアニメだとゲームと比較して女の子がかなりムッチリめに描かれてるね

でも教官はおにゃのこって歳じゃ…

教官はアニメーションでなかったからな
ポリゴンしか浮かばなかったがアニメ楽しみだ

アリエッタスレ落ちたのか？ロリ好きとして辛い

ありえんかった

>>475乙
よし傷心気味の俺達の代わりにライガに喰われてこい

アッシュ「誰もいないのか…とりあえずｱｹﾞとくか」

>>477
ハーハッハッハッハ！！そんな貴方のために私が華麗に参上してあげましたよ！


…アニメが始まって六神将が出たらきっと人がくるよ。
OPに六神将がでることを期待してwktkしながら待ってる。

あげる……です


ところでアリエッたんが16歳って本当なのか。公式攻略本にそう載ってて激しくショック

>>479
ハーハッハッハッハ！優しい私が詳〜しく解説して差し上げますよ！
ND2002のホド戦争時（ホド消滅）にフェレス島が洪水に飲み込まれ
この時アリエッタがライガに助けられており
当時ガイがまだ5歳（現在21歳）なので少なくともアリエッタは16歳以上です。
ちなみに、生年だけが後に補足され（ND2002年生まれ・月日不明）とされ
ゲームの舞台は2018年なので、16歳でｹﾃｰｲとなったのです。
どうですか！分かりましたか！？では次は私の華麗なる歴史をry


暇だったから攻略本&記憶を頼りに書いてみた。そろそろ自重する。
長々とすまんかった

>>480おやおや、あんまり張り切るとまた鼻水が出ますよ　

早速のレスありがとう　
確かに16歳以上じゃなきゃ辻褄合わないんだな　
アリエッタ…9歳くらいだけど分別のつかない痛い子だと思ってたのにまさかの16歳
orz

一途で健気な子だから許す

>>481
オリジナルイオンに出会う前まではライガとして育ってたわけだし、実年齢より精神年齢が低いのは仕方ない。

六神将OP出場記念あげ

おしゃれ六神将リグandアリー

参☆上

>>485
男たち出番無しかよｗ

おしゃれ六神将リグandアリーはエプロンドレスにロリポップが標準装備です

その後にはバイザーから動物の骨を仮面にしたレプリカ導師が助っ人キャラに、終盤成長して秘奥義の時は「僕は過去を断ち切る」と言う

アニメ、アリエッタがますます可愛くなったけど、やっぱりアニスとスタッフに殺されるのかな

１：何かと理由をつけて生存
２：生死をぼかす
３：雪山で遭難オチ

４：あまりのたまご丼のうまさに六神将全員復活

ふと人形をトクナガ式に背負ってたまご丼食べるアリエッタが浮かんで萌え死んだ

>>492
可愛い、可愛すぎるよアリエッタ
口の周りにたくさんご飯粒ついちゃってシンクが鼻で笑うけど、リグレットが拭いてくれるんだな
それでシンクはライガの夜食に。

アリエッタをテレビでも殺したら許さないんだからああああああああ
ビックバン！！！！！！！

>>489
「スタッフ」ってとこがミソだな

ヴァヴァヴァヴァーーーン

>>496 閣下!?いかがなされたのですかｗｗｗ

>>497
なに、気にすることはない…オルガンでクラシックしてたら言いたくなっただけだ…

>>498 eggっておまっｗｗ
玉子丼食べたい

そーいや、六神将の死体の行方が気になるなあ…

ディストは最後まで生き残ったし（その消息が気になる…）、シンクは腹黒イオンのレプリカなため完全消滅したからこの２人は解るけど…

アニメディストのキチガイぶりに期待
「マッドサイエンティスト」って書かれるくらいだからもっと狂っててもよかったと思うんだ
あのままでも好きだけどね

ディストだけは死なないよ。ｻﾌﾞｲﾍﾞちゃんとやりなさい

リグレット教官に近距離でシアリングソロウ放たれて焼き殺されたい。

>>503 なんというドＭｗｗ
教官には譜術より体術で仕掛けられたい。

六神将「六神合体ゴッドマーズ！！」

>>505 シンク・アリエッタ・アッシュ「懐かしっていうか古っ!!僕たち平成生まれは六神合体見て育った世代じゃないんでね。」

アッシュてめーはどう見ても平成生まれに見えねえ

年齢的にラルゴとディストは80年代のアニメはもう大人になっててみてないだろう。
リグレットとヴァンが六神合体世代ｗｗｗｗ

なんか六神将の歳の差を感じるなｗｗ

ジェネレーション・ギャップッッ！！

アリエッタはヤンデレの類に入りますか

感じ方は人による
俺から見たらアリエッタはデレツンかな

リグレット
アッシュ
シンク
はツンデレ

ディストは完全なヤンデレ

ヴァン
ラルゴ
はクーデレというイメージ

ラルゴとヴァンが(ﾅﾀﾘｱとﾒｼｭﾃｨｱﾘｶﾀｿ以外の前で)デレることなんてあるのか？

見上げれば、青く澄んだ空が一面に広がっている。
この高さのせいか、吹き抜ける風は地上で聞くよりも激しく、唸りを上げているように思える。
――…一緒に笑い合える仲間が恋しいと、そう感じたのはこれで何度目だろう。
できる事なら、戻りたいと思う。でも、それは無理な願いで。
戻るべきではないのだと、必死に自分に言い聞かせた。戻っては、すべてを否定することになるのだと。
…そう。奴らと出会ったのも、この場所に立つ為だ。この場所に立って、憎むべきモノを排除する。
預言と言う狂った台本を破り捨てる、僕らの共通の願いの為――。

視界の端に、何かがちらつく。
白を基調としたこの場所の中に、鮮やかに燃える＜赤＞。
燃え盛る紅の色は、つい数時間前に見た不器用な青年を思い出させる。からかうと面白いくらいに反応した、あの青年に。
だが、違う。眩し過ぎるくらいの陽光の中、こちらへと歩みを進めて来るのは、あの落ち着いた赤とは明らかに違う明るい赤。
…馬鹿だね。ボクらを裏切ったくせに、結局負けるなんてさ。…でも、それがアンタの選んだ道なんだろ？
きっと嘗て笑い合った仲間も、あの赤に染められてしまったのだろう。…たぶん、ボクももうすぐ奴らと同じように染められる。
…後悔なんて、するもんか。ボクが選んで、ボクが決めた道だ。


…先に逝った奴らに、見せつけてやるんだ。
そして、笑ってやる。‘こんな奴らにやられたのかい？‘…ってね。

…アンタは、馬鹿にするなと銃を向けるのかな。
…アンタは、髭の生えた顎を撫でて、困った様に笑うのかな。
…アンタは、大きな人形を抱きしめて、泣きそうな顔で俯くのかな。
…アンタは、顔を真っ赤にさせて剣を向けて来るのかな。
…アンタは、歯軋りしながら、これは自分の実力じゃない！とか言うのかな。

それで、ボクはそんなアンタ達を見ながら笑うんだ。…今度は皮肉めいた笑みじゃなくて、本当の笑顔で。

だから、その時の為に…アンタ達の元に逝くまでは、ボクは烈風の名に恥じない様、精一杯あいつを守る。
少しでもあいつがやり易くなるように、…あいつが自分のやるべき事を果たすまで地獄まで追いかけて来れないように。
だって、煩いじゃない？任務も全うしてないくせにわーわー騒がれちゃ、さ。
全てを片付けてから来てくれないと、ボクらも困る。
…だから、ボクも最後まで…

―――――ああ、もう時間みたいだ。
鬱陶しいくらいの赤が、罠にハマった様だからね。

………また、地獄で会おうよ。
そしてまた、あいつの作った玉子丼を、皆で食べよう。
2年と言う短い生涯の中で、ボクが素直に美味しいと思えた料理は…あれだけなんだから。

……さよなら、‘またね‘。

シンク視点、最終決戦前のエルドラントにて。

アニメの六神将を見た+アビスを久しぶりにプレイして我慢できず書いてしまった
空気読めてなかったらごめんね、ごめんね。
母さんSS投下するの初めてだから、うんこだったらごめんね、ごめんね。

イイヨーイイヨー
俺ちょっと涙目になっちゃったよ

>>513
号泣した私ですが何か？←

アリエッタもお願いしたい(´・ω・｀)

>>513 GJ!全俺が泣いた!

>>513 GJGJGJ!!!　良いもの読ませてもらったよ　…たまには来てみる門棚このスレ

>>513
ううう…すごくいいよこれ

>>515-519
六神将（と言うかシンク？）への愛が伝わったなら嬉しい、サンクス！
需要あるなら六神将全員書いてみたいなーとか思ってる
アリエッタも頑張ってみるんだぜ

>>520
是非とも お ね が い し ま す。

保守…です

アニメではやはり神将最強はアッシュなのだろうか…
おもえばアッシュって対六神将一勝も挙げてないんだよな…　
相手がヴァンだと大体転がってるし

懐かしい草花の香りが鼻腔をつき、心地良い風が己の髪を揺らす。
既に慣れてしまった真新しい礼服は、広がる深緑の中で確りと己の存在を示してくれていた。
両腕に抱いた人形の感触は、今も昔も変わる事無い。少し重い、柔らかな感触。
思えばこの人形は、ずっと自分の姿を見ていてくれたように思う。泣いた時も、笑った時も、怒った時も。
すぐ傍で、同じ視点で全てを見てきた、たった一つの人形。ずっとそばに寄り添った、大切なアリエッタのお人形。

――もしかしたらその役目も、もうすぐ終わってしまうのかもしれない。
この場で、呆気なく終わるのかもしれない。自分も、この人形の役目も。

それでも構わないと思えるのは、自分の命に代えても守りたかった存在があったから。
それでも構わないと感じるのは、守りたかった存在を守れなかったから。
それでも構わないと思わせるのは、新たに増えた守りたい存在があるから。

大丈夫だよ、総長。
アリエッタ、ちゃんと頑張るから。此処で終わっちゃうとしても、イオン様の為に、…皆の為に頑張るから。
‘私‘自身のケジメをつける為に、頑張るから…だから。

もしもアリエッタが無事に帰れたら、その時はまた…――

「来たようだぞ」

不意に、聞き慣れた声が耳に届く。
それが傍らに立つ、立会人であるラルゴの声だという事は、顔を上げずともわかった。
ついにその時が来たのだと、人形を抱く両腕に強く力を込める。
‘行って来い`。小さく添えられた穏やかな言葉と共に、軽く背中が押される。
ほんの一瞬、背中に伝わった暖かな温もりは、どんな言葉よりも心強かった。

土を踏みしめ、一歩、前へと踏み出す。
ついに決戦か、と言う緊張。張りつめた空気の中で、不意に昨夜の事が脳裏に過る。

自分の決戦前夜、と言う事で、任務を放り出してまで集まってくれた仲間達。
任務を放り出した、なんて自分からは決して言わなかったけど、ずっと一緒に居るからわかる。
皆がわざわざ遠い場所から戻って来てくれた事も。こっそり、赤毛の青年が様子を見に来てくれていた事も。

…そう言えば‘アレ‘は、ちゃんと誰かが見つけてくれるだろうか？
昨夜、皆で騒いだ後に書いた思いの全て。
ちゃんと、受取人の所へと届いてくれるだろうか？

…届かないかもしれない。それでも残したのは、遺したかったから。
大事な存在へ向けて何かを遺したかった。ほんの小さな、けれど偽りのない自分の思いを。
届けば、良い。

「来てあげたよ、根暗エッタ！！」
穏やかな思考を阻むように、憎き敵の声が響く。
最後まで根暗呼ばわりなんて。燻っていた怒りが、また溢れ出す。

大丈夫。皆が付いてる。怖くなんて、ない。
振り返ると、立会人であるラルゴが力強く頷いてきた。
こちらも頷きを返し、憎むべき敵を真っ直ぐ睨みつける。

一歩、また一歩と歩み出す。
土を踏みしめる音が、分つ運命を示すように大きく響いた。

――ばいばい。行ってきます。

第三師団師団長・アリエッタがチーグルの森でその幼い命を散らした、ｿﾉ翌日。
厳重に封がされた一通の手紙が、数少ない彼女の遺品の中から見つかった。
宛名は、彼女の同僚である六神将宛。内容は、下記の通りである。


「総長と、六神将のみんなへ。

　アリエッタ、お手紙なんて初めてだけど…がんばって書きました。　
　きっと、この手紙が読まれてるって事は、アリエッタは負けちゃったって事…だと思う、です。
　悲しいけど、それでも多分、アリエッタは精一杯戦った筈。…ごめんね、勝てなくて…
　この手紙を書いたのは、みんなにありがとうの気持ちが伝えたかったから。
　きょうは、伝えられなかったから。
　一人ずつ、みんなにメッセージを書きました。アリエッタのさいごの言葉、聞いてください。

　リグレット。
　いつもアリエッタの事気遣ってくれてありがとう。リグレットはお姉ちゃんみたいで、嬉しかった。
　憧れでもありました。…格好良いリグレットみたいになりたいって、ずっと思ってた。…いつも、ありがとう。
　アリエッタの事、忘れないでね。

　ラルゴ。
　ラルゴはお父さんみたいで、一緒にいると安心できたよ。
　嫌な役目させちゃってゴメンね？でも、ラルゴだったからこそアリエッタは頑張れたと思う。
　…ありがとう。アリエッタの事、忘れないで…

　シンク。
　結局、さいごまで仮面の中…見せてくれなかったね。それでもシンクは、アリエッタのお友達。
　仮面の中なんて、如何でも良いの。シンクがシンクである事が、一番大切。…ずっとお友達でいてね？

　ディスト。
　ちょっと不器用な、でも凄く優しいディスト。アリエッタ、そんなディストが大好きだった。
　時々、アリエッタの為に面白いロボット…作ってくれたよね？始めはコワくて泣いちゃったけど…
　でも、ディストと同じくらいに、ロボットも優しかったよ。…ありがとう。

　アッシュ。
　アッシュには、このメッセージ、届くのかな？届く事を祈って、書くね。アッシュも、大事なお友達だから。
　いつも不器用だったアッシュ。色々と冷たい事も言っちゃったけど、アッシュが居たから六神将は六神将になれた。
　戻ってきてくれるとうれしい。…でも、アッシュにはアッシュの信念がある。…それを、ちゃんと貫いてね。

　総長。
　総長、ありがとう。何も恩返しができなくて、ゴメンなさい。
　総長のおかげで、アリエッタは今までアリエッタとして生きて来れた…。
　アリエッタね、総長の玉子丼が一番の大好物だったの。…もう一度、食べたかった。
　アリエッタの事、忘れないでね。…総長の望む世界を、きっと作ってね。
　祈ってる。皆が成功するのを、心から願ってる。

　みんなへ。
　…さようなら、また会おうね。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　アリエッタより。」

アリエッタ視点、決戦前後。
リグレットも手紙書いてたけど、アリエッタは六神将の皆に手紙残しそうだと思うんだ。
誤字とかいろいろごめんね、ごめんね…

ＧＪ・・・アリエッタ・・・

うぅ…アリエッタ（´；ω；`）ﾌﾞﾜｯ

>>508
なんとなく、ラルゴはジブリとかは大人になっても見てそう。

神が…泣かすなよ…アリエッタ、この話のように
少しの間だけでも幸せだったらいいな
アリエッタの手紙を読んだ六神将の反応も見たい

…神が降臨されたのか…シンクの話もアリエッタの話もGJすぎる　

保守あげ

>>529
６神将全員でジブリ見てるのを妄想しますた

アッシュ　「ラピュタが定番だろ屑が！」
シンク　　「ラピュタなんてお子様だね、オトナは紅の豚だよ」
リグレット「戦う女性が美しいナウシカだろう」
アリエッタ「もののけ姫・・・アリエッタと同じ、です・・・」
ラルゴ　　「家族でトトロを見たいものだな・・・」
ディスト　「あの城、是非とも分解してみたいものです」
ヴァン　　「キキたん(*´Д`)ﾊｧﾊｧ」

まで妄想した

ライガ「ｶﾞｳｶﾞｳｷﾞﾆﾞｬｰ(おまえにアリエッタが救えるか?)(=｀・ω・´=)」
ヴァン「(何て言ってるかわからん)」

>>534-535
なんという和み集団ｗ
ゲームもこういうサブイベントがあれば面白かったのに
やっぱ開発者からしたら蛇足になっちゃうのかな

お前ら勿論人気投票は六神将に入れたよな？

俺は教官と迷ってシンクきゅんに余裕でしたハァハァ

>>537
俺はリグレットとコングマンで迷って教官にいれましたｗｗ

16才になっても、ぜんぜん化粧気のないアリエッタに
リグレットが色々化粧指南したり
いつもと違うアリエッタの様子に、妙にどきどきしてしまう
思春期＋反抗期のシンクとか
父の心境のラルゴとか、全自動エナメル塗り器を作って見せましょう！
とか間違いの方向にテレが走るディストとか、
父を通り越して祖父の心境のヴァン(28）とかそういう話を書いてみたいが
文才がないな！うん、妄想だけで飯を食ってくる！
なあに、いつもの事だ

今すぐ執筆作業に移るんだ

ところで改めてみると六神将も声優陣が豪華だな
ヴァン（ギロロ）
アッシュ（神尾アキラ）
リグレット（人造人間18号）
アリエッタ（園崎魅音）
ディスト（ジャンゴ）
シンク（光彦）
ラルゴ（アーノルド・シュワルツェネッガー）

>>539
執筆心が動いてしまったのでとりあえず、急遽書き上げてみた。
ディストが限りなくかげ薄くなってしまったが……

「やぁっ!　リグレットいやっ!　あっ……」
「アリエッタ、動くと痛いぞ……ほら……」
　荒い息遣い。激しい物音。そして少女の悲鳴に近い声。
　密室で繰り広がれている出来事に、聞き耳を立てる思春期の男が２人。
「もう少しだ……ふふっ、悪い子だ。もうこんなに」
「やだよぉ……ふぁ……んんっ」
「ほら、これでいい……唇を……なぁ」
「ふぇ……べとべといや……変な味……」
　外で聞かれているとは露知らず、繰り広げられる饗宴。
　同時に脳内で繰り広げられる桃色の妄想。
　青少年、いや、性少年たちは生唾を飲み込むと、ただ黙ってドアに耳をつけ……
「できたぞ!」
　開いたドアに勢いよく弾き飛ばされる男２人。
　そんな２人を不思議そうに眺めるリグレット。無論、着衣の乱れなどはない。
「何やっているんだ?」
「なんでもない!　それこそリグレットこそ何を」
　シンクは平静を保とうとするが、顔にくっきりついたドアの痕のせいで様にならない。
　アッシュの方はダメージが大きかったのか、まだ頭を抑えている。
　不可思議な行動をしている２人を交互に眺めるが、ふと我に返り、部屋の中に戻る。
　一言二言何やらやり取りがあり、リグレットに背中を押されて出てきたのは、もう一つの声の持ち主アリエッタだった。
　大きな瞳に涙を浮かべ、恥ずかしそうにリグレットの後ろに隠れようとするが、リグレットはそれを許さない。
「いや……恥ずかしい……です…」
「ほら、顔をあげろ。可愛くできただろ」
　リグレットの言葉に誰の返事も無い。返事すらできないほど、アリエッタに皆見とれてしまっているのだ。
　ほんのり染まった頬、うっすらひかれているアイシャドウと、長いまつげが大きな瞳を引き立たせる。
　ぷるんとした唇には赤い紅が引かれていた。
「ほぉ、化粧をしたのか」
　後ろで静観していたラルゴが、感嘆の声をあげる。
　やっときた返事に満足そうに頷くと、
「ああ、１６歳だというのに、化粧をしたことが無いというのでな。
　暴れたせいで少々崩れてしまったが、それでも更に可愛らしくなっただろ」
「まあまあですね。野生児をベースにしたのですから及第点です」
　やはり静観していたディスとも感想を述べる。相変わらずひねた感想だが、彼が誉めるぐらいなのだから中々のものだったのだろう。
「そこ、伸びている二人の感想は?」
　ちょっとだけ期待したように二人の顔を見るアリエッタ。だが、２人が素直な感想を言えるはずも無く、
「知らん!」
「どうでもいいね」
　ぶっきらぼうに言い放つアッシュとシンク。その言葉にアリエッタが悲しそうな顔をする。
　溢れそうになっていた涙がついに一筋。堰を切ったかのように次々と流れ出し、地面をぬらしていく。
「やっぱり……アリエッタには似合わない……ですっ、落としてくるですっ!」
　涙で崩れてしまった顔を見せたくないのか、手で隠しながら、皆の前から走り去っていくアリエッタ。
　――そして、残されたのは気まずそうなアッシュとシンク。呆れ顔のラルゴとディスト。それと……
「……アッシュ、シンク……」
　２人の肩にリグレットの手が置かれる。怒りを込めた手を。
　笑顔だが、凍りつくような氷点下の微笑。何を言いたいかはわからない方が不思議だ。
「……謝ってこい……」
『はいっ!!』
　静かな声に、逃げ出すかのように走り出す２人。

「お子様は素直じゃないですねぇ」
「お前に言われたくないと思うぞ」
　あきれ顔の大人２人。怒り心頭の一人。
　そして、それを見つめる者も一人。

「ちっ、なんで僕が……」
　シンクは走り去ったアリエッタを探すため、街中を歩き回っていた。
　もうどれくらい歩いたのだろうか。アリエッタの影もない。
　炎天下の中を歩き回っていると、ネガティブな事ばかり頭に浮かぶ。
　――なんで自分がアリエッタを探さないといけないのか。あんな奴、どうでもいいのに――
　同じ考えばかり頭に浮かんでは消える。そろそろ限界なのだろう。
　あきらめて帰ろうとした時だった。
　出店の片隅。ほんのりピンクの口紅を見つけたのは。
　その色で思い出した。アリエッタの化粧姿を見たとき、一瞬感じた違和感。
「この色の方が似合うのに……」
　ぽそっと呟くと、無意識にその商品に手を伸ばし……
「あ?」
　商品に触れる前に誰かの手に触れた。横を見れば、やはり汗だくのアッシュがいた。
　彼も同じ違和感を感じたのか、同じ商品に手を伸ばしたのだろう。
「ななな、なんで貴様がっ!」
「それはこっちの台詞だよ!　ちっ、僕はとっとと帰るよ」
「屑が!　俺だって!」
　伸ばしていた手を戻し、背を向けて不機嫌そうに去っていく二人。
　そんな２人を見守っていたものがいた。
　何も買わない二人に、不機嫌そうに商品の手入れに戻ろうとする店主に、穏やかな声をかける。
「すまないな。騒がしてしまって。これ、もらうぞ」
　ラルゴは、先ほど２人が手を伸ばそうとしていたピンクの口紅を手に取ると、代金を支払う。少々色をつけて。
　さらに商品を見渡すと、可愛らしいカードを手にし、代金を支払う。
「これももらうぞ。……すまないがこれに一筆書いてくれないか。そうだな……『…………』と」
　その言葉を聴くと、店主は柔和な笑みを浮かべ、カードに筆を走らせる。
　途中、『若いのねぇ』という一人事を呟きながら……

　結局、アリエッタを探し出せずに夜が明けてしまった。
　もやもやした気持ちを寝不足のせいだと言い聞かせ、彼は部屋を出る。
　途中、やはりもやもやした顔をしたアッシュが出てくるが、二人とも何も話そうとしない。昨日のことがまだ残っているのだろう。
　重い足を引きずって、並んで食堂へと向かい……
　扉を開けた途端、走る衝撃。何かがはりついている。一瞬何が起こったか理解できなかったが……
　良く見ると満面の笑みを浮かべたアリエッタだった。いつもの笑顔。いや、いつもと違うものか一つ。
「嬉しいです!　アリエッタ、嬉しいですっ!　アッシュ、シンクありがとうですっ!!」
　唇には柔らかい色をしたピンクの口紅。自然な色なのに、アリエッタの魅力を倍増させる色。
「え、昨日の……僕はそんなもの」
　隣を見れば、アッシュも目をぱちくりしている。アッシュがプレゼントしたわけでもなさそうだ。
　しかし、これを見ていたというのは自分かアッシュしかいない。すると誰が……
　混乱する二人。嬉しそうに口紅をぎゅっと抱きしめるアリエッタ。
　アリエッタの腕からひらりと何かが落ちた。小さなカードだ。
　それを完全に傍観者となっていたヴァンか拾い上げる。
　カードに書かれていた文章。
　六神将の誰とも思えない文字。しかし、こういう見た目に似合わない事をしそうな奴が一人。
　全てのパーツが一つになった。自然に浮かぶ小さな笑み。
　カードを折りたたむと、そっとアリエッタの席に置くと、にぎやかな場を後にする。
「相変わらず……仲が良い……」


　――カードに記されていた言葉。それは――

『アリエッタには、桜色の方が似合うよ。シンク・アッシュ』

思わずにやにやしてしまった
ＧＪ！！

ませてるアリエッタとツンデレなシンクに萌えたよ、GJ！
リグレットとディストとラルゴもさりげなく良い人
アッシュは本命のナタリア王女にも口紅をプレゼントしたりするんだろうか

シンアリは萌だ
にやけまくってしまった ＧＪ

今度はピクニックにアリエッタがお弁当の作り方をリグレットに習って作ってチーグルの森にでもいってくれ

仲良しな六神将好きだーGJ！

>>546
ナタリアに口紅送ろうとするアッシュをからかう六神将見たいｗ
その場合ラルゴはやっぱり邪魔するのかな

六神将
何人いようと
六神将
たとえ一人か
七人だろが

アッシュ「この口紅をナタリアに渡せばあいつも喜ぶだろう・・・」
ラルゴ「メリルは渡さん！渡さんぞおおおぉぉぉ！豪火にのまれろ！！紅蓮旋衝嵐！！！」
アッシュ「ぬわーーっっ！！」
ヴァン「楽しそうだな。私も混ぜろ！エンシェント・レクイエム！！！」
リグレット「さすがは閣下。では私も！プリズムバレット！！！」
アリエッタ「アリエッタもする。イービルライト！！！」
シンク「暇だし付き合ってやるか。疾風雷閃舞！！！」
ディスト「どうして私だけ秘奥義がないんですか！！！」
アッシュ「レプリカ！！聞こえるかレプリカーーーっ！！！」
ルーク「なんだよ今ティアと良いとこだったのに、邪魔すんなよ」
アッシュ「俺の命が危ないってのに女と遊んでんじゃヌェーー！！！」
ルーク「で、何の用事？」
アッシュ「今すぐ俺を助け」

回線が切られました

アッシュ「あの野郎おおぉぉぉ！！！！」

アッシュフルボッコかよw w

おいルークｗ

ルークひでぇｗ

俺は悪くヌェー

鮮血の保ッシュ

教官「インリィ保守ターン!!
閣下!劇薬が不足してます」

わかった

おきのどくですが たまごどんの つくりかたを わすれてしまいました

ヴァン「導師イオンに、玉子丼を作りたいのでたまごを分けてくださいと
　　　　いったら、ダチョウの卵を渡されたでござる。」
アッシュ「そいつは気の毒だったな。」
ヴァン「だがこれなら食い応えがあるぞ!早速調理だっ!!」
ラルゴ「どんなものになるか、楽しみではあるな。」
シンク「あのでかい卵を調理するのか。ま、精々頑張ればいいさ。」
アリエッタ「…ゴクリ。」

ヴァン「どういうわけか目玉焼きになってしまったでござる。」
リグレット「さ、流石です!あの巨大な卵を…!!」
ラルゴ「…。(まぁ、これはこれで美味そうだ。)」
アッシュ「…。(確かに悪くはなさそうだな…あ!誰だ、醤油以外のもんをかけた奴は!?)」
シンク「…。(うん、巧く半熟で焼けてるな。あ、なにするんだアッシュ。僕はソース派だぞ!)」
アリエッタ「(美味しそうです。これをなにもかけないで食べるです。)」
ディスト「私は塩と胡椒で味付けを…って、私を睨まないでください!!」
ヴァン「意外に好評だな…。これは導師に礼を言わねば。」
-『ダチョウの卵の目玉焼き』のレシピを手に入れた。-

アッシュ「おい、レプリカ。
　　　　　昨日、ダチョウの卵の目玉焼きを食ったが、中々美味かったぞ。」
ルーク「そうなのか?
　　　　そういえば今日からダアトで、ダチョウの卵の温泉卵を売り出してて、
　　　　大人気みたいだぜ。」
アッシュ「ほう。…ん!?」
ルーク「どんな味か分からなかったけど、美味いんなら食ってみるか!」
アッシュ「…。」

ござる？

>>560
うむ。ござるに深い意味はないでござる。

>>561が…かわいい////

きっと時代劇とか見た後だったんだよ

>>563
　　／￣￣＼　
　∠ /￣￣￣丶
　 |｜ (･)o(･)
　 |｜＠＿＿_ゝ
　 丶＼＿＿_ノ
実は憧れのハットリくん先生に師事していたのでした。

アニメにﾒｼｭﾃｨｱﾘｶﾀｿとﾘｸﾞﾚｯﾄのサービスシーンはないのか

>>565 期待して待て

ヴァン「シリアスな話だからこそちょっとエッチなサービスシーンという劇薬が必要なのだ！」

ヴァンって鬚のせいで老けているんだと思ったけど、鬚とっても20代には見えなかった。
気苦労多くて老けたのか？

リグレット「アホらしくて撃つ気にもなんねぇ。まったく閣下はとんでもない老け顔玉子丼馬鹿だ!」
ヴァン「ありがとう。最高の誉め言葉だ」

>>569
リグレット「リグレット、目標を狙い撃つ！」
ヴァン「俺が、俺達が劇薬だ！！」

―その再生を破壊する―
フォニム戦士ヴァンダム００(ダブルタマゴ)




リント少佐「ムキーッこの華麗なる私がなぜ洟垂れなのでs…へぅあっ」

私設武装組織オラクル騎士団の劇薬マイスターがキムラスカとマルクトの戦いに武力介入を開始する！

教官萌えだったのに最近、ディストやシンクが可愛く見えて仕方ないんだ。

これって恋かな。

ディストの可愛さは後からジワジワ来るよ…

シンクは可愛いって言うよりカッコいいと思ってたけど
六神将スレでツンデレカワイイシンクを発見したな

最初キモイと思ってたけどキモカワイイに変化した。
キモさも魅力になることがあるんだな。

シンクってダアト式譜術のカースロット使えるのに導師には使えなかったのか。
封印といたり惑星預言読んだりは出来ないのか？

六神将みんな好きだが、シンクだけは好きになれない・・・

六神将は皆好きだがヴァンだけは大嫌い
あの髭はもっと苦しむべきだ

たまご丼って上手くいかないもんなんだな…

嫌いじゃなく好きを語ったらいいじゃない
お前さんが嫌いでも好きな人はおるんじゃよ？

いつもリグレットとアリエッタで悩むんだよな。
何がって？六神将の一番だよ！！

間を取ってカンタビレな

六神将の一番と聞いて
六神将にとっての一番が先に思い浮かんだ

ﾅﾀﾘｱ･閣下･ｲｵﾝ様･ﾈﾋﾞﾘﾑしぇんしぇい…ﾒｼｭﾃｨｱﾘｶと劇薬玉子丼
一番なんて決められそうにないな

ヴァン「劇薬！」
リグレット「閣下！」
アリエッタ「イオン様！」
シンク「仮面！」
ラルゴ「バナナ！」
ディスト「ネビリム先生！」

アッシュ「ナタリアーーっ！！！」

ちょｗラルゴはゴリラじゃねぇｗ

せめてメリルかシルヴィアにｗｗ

シンクは仮面かよw

シンク「アリエッt…」
アリエッタ「イオン様！」
シンク「………っ、仮面!!」

シンアリ好きでごめんなさい

リグレット「閣下の劇薬になりたい…」

>>587
これは良いシンアリｗ

自分、六神将ではシンアリとアシュナタが好きなんだが。
シンアリはゲーム中さわりもなかったのは勿体無かったと密かに思っている。
ｳﾏｰな設定なのにな。アニメで絡んでくれないだろうか

シンクとアリエッタが絡むと言うと
シンクの仮面が取れる
↓
アリエッタ「イオン様・・・！」
↓
シンク「アッー！」

という展開しか思い付かない

>>589
同士様発見ｗ

わかるよ、わかるよ
アニメで絡んで欲しいな。
アニメの最後に 〜六神将劇場〜 てきなやつを5分でいいからほしかった


>>590
そこで
アリエッタ「イオン様…？」
シンク「僕を導師と重ねるn…」
アリエッタ「シンク、イオン様の兄弟…？じゃあ…アリエッタがイオン様と結婚したら、シンクはお兄ちゃんだね…(にぱ)」
シンク「………っ、レプリカなんて…！」
……的なギャグ展開が待ち受けるのです

総長・・・たまご丼が食べたいです・・・

抜粋　アリエッタの日記


「シンク…ご飯の時間、です…。」

そう言ってアリエッタ、扉…開けてみたの。…そうしたら、ね……シンクが居なくて…代わりにイオン様が眠ってたの…。
アリエッタ、嬉しくて…嬉しくて……やっとイオン様が帰って来てくれたんだ…って、思って…思いきり抱きついた…です。

―ぎゅむうぅ―

「Σ…なっ、何だよ!?」
「イオン様…お帰りなさい、…アリエッタ…ずっと待ってたんだよ…？」
「何言っt……チッ、…すみません…アリエッタ、僕は今から任m……書類整理をしなきゃいけないんです。」
「アリエッタもお手伝いしm「ダメ。」


…その瞬間、アリエッタいきなり身体中…サンダーブレード受けたみたいにビリビリして……気がついたら、シンクと医務室に居たの。
アリエッタはベッドで寝てて、シンクは椅子で寝てて…アリエッタの手とシンクの手、ギュッてなってた……なんか…アリエッタ、イオン様に対してじゃない…でも、シンクのことを大事に思う気持ちが…沸いてきた…です。


おやすみなさい、みんな。

―終了―


小説書けないから、読みづらいアリエッタ口調で書いてみた…orz←撃沈

>>593
アッシュ「俺だってまだナタリアと手を繋いだことが無いのに、こいつらと来たら……く、屑がぁぁぁ！」
ヴァン「アッシュよ。たまご丼を食べるがいい」
リグレット「なんでもかんでもたまご丼で解決させようとするのは良くないと思います。閣下」

あらアッシュ、私は何時でもあなたと手を繋ぎたいと思ってますわよ？
………(ミシミシミシ)

ルーク「俺なんて告白すらまともに・・・」

ヴァンの話でよく出てくるたまご丼って何だっけ？

>>597
ヴァン「説明しよう！　私はメシュティアリカの為に究極の劇薬を日夜研究し、辿り着いた先はたまご丼という劇薬だった。たまご丼の魅力に惹かれた私はメシュティアリカにこれを（ry」
シンク「ベルケンドのヴァンの部屋にあるレシピだってさ」
リグレット「ティアへの愛とその他諸々が詰まった思い出のレシピでもある。…とも仰っている」
アリエッタ「ねえ、愛はわかるけど…その他諸々って何…？」
シンク「そりゃやっぱりヴァンの異常なまでのせいへk…」
ラルゴ「ぬんっ！」
シンク「ひでぶっ！」
ラルゴ「アリエッタに変な事を教えるな」
シンク「ﾊｲ」

ヴァン「メシュティアリカの玉子丼になりたい」

>>599
ヴァン師匠…発言といいIDといいなんて卑猥なんだ

>>599 ID吹いたww

>>599
リグレット「閣下のIDが視姦…だと…？
閣下…少しは良いところもあると思っていたのに…
貴方、最低です」
ディスト「こんなサイテーな奴ry」
アッシュ「確かに俺はエロい。でも…」
ラルゴ「あんまり俺を幻滅させないでくれ…」
シンク「変わってしまったんだね…昔の総長とはまるで別人だよ(ぶっちゃけ2年より前は知らないけど)」
アリエッタ「ブリッジに戻る…です。ここにいると馬鹿な発言に苛々させられる…」

ヴァン「わ、私のせいだというのか？！IDは勝手に出たんだ！
私は悪くない！私は悪くない！私は…うぅっﾎﾟﾛﾎﾟﾛ（´；ω；`）」

一同「(あ、泣いちゃった…ちょっと言い過ぎたか)」

シンク「僕らもちょっと言い過ぎたよ。だから、大の大人が泣くなよ恥ずかしい。」
リグレット「閣下…泣かないでください…(しかし閣下の泣き顔可愛い///)」
アリエッタ「総長…ごめんなさい…です」
ラルゴ「うむ…」

ヴァン「お前ら…………大好きだ」

>602
ディスト「キィィーーーッ！！何故この華麗な私の発言が「ｒｙ」されるのです！？
　　　　　復讐日記につけておきますからね！！」
アッシュ（…あのノートは伝説のナントカ暗殺帳……！！一体どこからあんなものを…。）

ヴァン師匠！！間違えてコンソメでたまご丼を作ってしまいましたごめんなさい

>>604
ヴァン「これは…、コンソメは新な劇薬かもしれない」

http://hisazin-up.dyndns.org/up/src/84743.png
アリちゃんが･･･好きです///

…そう

>>607
吹いたｗｗｗｗ
でも、あのアリエッタなら言いそうだな

何か４日間過疎ってて少し寂しい
六神将はどんなクリスマスを過ごしたんだろう、と妄想してみる
悲しいかな、自分には才能がない
誰か代わりに六神将のクリスマスのスキットを書いてくれたら嬉しいんだが…

>>608
俺がパッと思い浮かんだ六神将のクリスマスは
ラルゴ「これは…一体何事なんだ？」
テーブルにはケーキやチキンなどの料理が並んでいる。
アリエッタ「私たちが…作ったの…」
リグレット「今日はクリスマスだからな。日頃の労いの意味も込めて作ってみたんだ。」
シンク「バカらしい。こんなこと僕には関係ないね、帰らせてもらうよ。」
アッシュ「同感だな。パーティなんざ屑のやることだ。」
アリエッタ「帰っちゃう…の…？」涙目のアリエッタ。
シンク・アッシュ「ぐ…そ、そんな目をするな！」
ディスト「正直じゃありませんねぇ。ほんとは食べたいく・せ・に。」
シンク・アッシュ「うるさい！バカは黙ってろ！」
ディスト「あ゛ーっ！この私に向かって(ry」
揉める3人。
ラルゴ「ふむ…なかなかいけるな。美味いぞ。」
アリエッタ「良かった…」
リグレット「喜んでもらえて何よりだ。しかし、閣下もお呼びしてたんだがお姿が見当たらないな…どうされたのだ？」

その頃ヴァン
ヴァン「くっ…どうすればメシュティアリカの栄光を掴める玉子丼が作れるのだ…！
メシュティアリカ！メシュティアリカーーっ！！」

ありきたりすぎる展開ですまん。才能無いんだ…。゜(´□｀。)°。

>>609
乙！和んだｗ

>>610
乙。シンク＆アッシュの照れ加減とディストとの絡み、ラルゴの良いお父さんぶり、
微笑ましいね。それにしてもヴァンｗｗｗｗｗ　ﾃﾗﾜﾛﾀ

>609
グッジョブ！！笑わせてもらったよ。
ヴァン最高ｗｗｗｗ

今年は六神将とこのスレに随分楽しませてもらいました。来年もよろしく！
とりあえず、ほしゅ。と

ヴァン「メシュティアリカーッ！正月くらいティアに会いたいっ！！会いたい！」
リグレット「閣下…(さっきまでティアと年越し蕎麦食べてたなんて言えない…)」


来年は劇薬ｲﾔｰになるといいな

あけましておめでとうございます

あけおめ！

あけましておめでとうございます。
今年も六神将のファンです。

アッシュの時給なかなかだな

……六神将は時給制なのか？

アリエッタ「シンクとラルゴと一緒に初詣に行って来たよ

>>920
ディスト「(私は誘われてない……)」

>>620-621
ムキー！！　私を置いて初詣に行ってきたなんてっ！！
私だって誰かと一緒に行ってやりますよ！

え〜と、リグレットは……ヴァンと一緒ですか、そうですか……
……そういえば、アッシュがいましたね！　
アッシュ〜〜！！

見つけましたよ〜、アッシュ〜。
あなた、初詣にはまだ行ってませんよね？
この薔薇のディスト様が一緒に行ってあげないこともないですよ？

俺はナタリアと一緒に行く。
お前はモースでも誘って行って来い、死神ディストｗ

あ〜〜？
ナタリアなら今、俺と一緒に初詣行く途中だけど
ティアやアニスも一緒だ、ノエルもいるぜ w

屑が！よく見ろ、それはナタルゴだ

シンク「ディスト…可哀相だから、ボクがもう1回一緒に行ってやるよ(今度こそ大吉引いてやる)。」

ヴァン「うぷっ…飲み過ぎた」
ラルゴ「まぁ正月や年末によくあることだな。(しかし酒のつまみも玉子丼とは…)」
ヴァン「もう充分飲んだ。この一升瓶は片付け…」
リグレット「ヴァンッ！まだ一本ひか開へてらいのに！持ってっちゃらめっ」
ラルゴ・ヴァン「ﾞらめっﾞなのはお前だこの酔っぱらいがwww」

ディスト「あのリグレットが"らめっ"とはねぇ…
まぁ私はネビリム先生foreverですからどうでもいいんですけど。」
アリエッタ「リグレット…私のポジション取っちゃだめ…(ゴゴゴゴゴ)」
シンク「リ、リグレット…////」
アッシュ「屑が！萌えるぜ！！」

リグレット「ヴァン…もう一杯らけ」
ヴァン「リグレット…もう酒は駄目だ。そんな物欲しげな目で見ても駄目なものは駄目だ。あといい加減私の膝の上から降りろ動けん」
リグレット「…(´・ω・`)ｼｮﾎﾞｰﾝ」
ヴァン「う…後で玉子丼作ってやる。だからそんながっかりした顔をするな」
リグレット「…うん」


アリエッタ「ラルゴ、シンク…そろそろ目隠しやめて欲しい…です」
シンク「ア、アリエッタ！僕たちは向こうの部屋に行こうよ」
ラルゴ「そうだな(まったく教育上よろしくない主席総長だ)」

>>627カシャッカシャッ
カンタビレ｢……w｣

ｺｿｰﾘ
モース｢リグレットたんﾊｧﾊｧ｣

│д・)つhttp://powerfulmedicine.web.fc2.com/index.html
今更にもほどがありますが、>78-79を参考に8スレまでまとめました。
ちょっとは見やすくなってるかもなってないかも。
今後の更新は期待しないで下さるとありがたいです。迅速な対応は
保障できませんがミス指摘などは掲示板が生きてますのでそちらに。

│д・)　アッシュ、マイソロ参戦おめでとう！

│彡 ｻｯ

>>631
乙です！

>>631
いつか来てくれると信じてた、乙

>>631
うおー、久しぶりの更新乙！

3年を経て尚、六神将を愛し続けるお前らが好きだ

と、まとめサイトを見直して思った
でも一番好きなのはやっぱり、教官のろけっとおっぱうわ何をするやめｒ

何かできたので投下するよー
・長い　　・趣味に偏っているのでキャラ崩壊注意
・六神将は名前のみ　　・と言いたいところだが名前すら出ない
・以上の注意事項をご確認のご覧ください

お元気ですか？　俺は久しぶりの休みがもらえたため、久しぶりに筆をとっています。
信託の盾騎士団に入ってだいぶ過ぎましたが、ダアトはそれなりに平和です。

先日も参謀総長の誕生日ということで、盛大にお祝いしました。
俺の所属している第二師団では、団長の指示でケーキをつくることになり、
買出し・果物を切る・スポンジ・生クリームの泡立て・飾り付けに分かれて、
全員で大量のケーキを製作しました。デコレーションは団長がかなり気合を入れて
綺麗な薔薇の飴細工を作っていて、うちの部隊はそういう精密作業の類が
好きな連中が集まっているということもあり、すごくはかどりました。
本人曰く「はーっはっはっは、この私が薔薇に関することで（略）」とのことです。
全部は覚えていません。本人が何を言っているかに関わらず、出来栄えはよかったです。

余談ですがケーキを焼く際、オーブンのスイッチがうまく入らず困っていたところ
「特務師団長にエクスプロードしてもらえばいいんじゃないか？」と誰かが言い出し、
「俺の譜術の威力をなめんじゃねえ屑が！！」と怒った特務師団長のエクスプロードが
ケーキのスポンジにぶちあたり、うまいこと焼けました。
正直あれは俺のより威力が弱かったです。

追い出された参謀総長と（準備がばれてはいけないからです。いじめではありません。
ちなみに外に出した理由は『近くの森で夕方まで時間を潰せ』という『任務』でした）
付き添いで行った第三師団長の帰りが遅いということで
俺はこっそり抜けて見に行ったのですが、第三師団長が花を摘んでいました。
参謀総長がそれに苛々していて、ばれないように遠くから見ていると
口喧嘩にまで発展して、俺が『若いっていいなあ』などと思っていたら
何故だか第一師団長がやってきました。きっと面倒見のいいこの人のことだから
遅くなった二人のことが心配になったのでしょう。
第三師団長が参謀総長に花を渡すまで見届けてから、隠れつつ素早く帰るときに
「デバガメはいかんぞ」と言われましたが、それはあの人には言われたくないです。

二人が帰ってきてからは、ほぼいつも通りの風景が繰り広げられました。
「メリル」「ナタリア」「ネビリム先生」と、どこからか涙声が聞こえてきたり、
照れた参謀総長を皆（主に第五師団の連中）がニヤニヤ見守ったり、
そのためさらに照れた参謀総長に必殺技をくらったり、
第四師団長が早撃ちを披露したり、主席総長が居ないことに気付いて
「閣下はどこだ？」と言ってみたり、それに対するうちの団長の答えは
「ケーキの中にいたはずですが」だったりしました。
そのケーキが既に食われていることに気付いたとたん団長の顔が
白を通り越して青くなりました。
この空気に酔ってしまったのか、みんなが騒いでいるとき一人でこっそり部屋の隅にいた
今日の主役が「仮にもダアトを守る騎士団がこんなんでいいのか…？」と
呟きましたが、「こんなんだからいいんだよ」と言っておきました。
敬語を忘れたことに気付いて、一芸大会にかこつけてすぐさま逃げ出しましたが、
なんだかんだ楽しんでいる様子だったので安心しました。

ちなみに総長は、後日ゴミ箱の中から発見されました。
犯人は不明ですが、総長の入っていたケーキは、第三師団長のお友達が
みんなでむしゃむしゃ食べていたということです。

とりあえずは以上です。何かあったらまた報告します。
またと言っても、この手紙はどこかに飛ばしてしまうので
今これを読んでいるあなたに届く確立は低いのですが……
もしももう一度届いたなら、読んでくれるとうれしいです。
それではお元気で。

面白かったよ！ＧＪ！！

>>636-640
　 　∩
(　ﾟ∀ﾟ)彡　GJ!GJ!
　⊂彡
乙でした！

>>636-640
GJGJ！！　
面白いです！　視点も新鮮だし

エクスプロードで焼いたケーキってww

ゴミ箱に食われかけの髭の生えたパイナップルwwwﾜﾗﾀwwwGJ！


テイルズマガジンの対談でヴァンの中の人がリグレットと絡みたいと言ってて一瞬性的な意味かとおもた

もう駄目だシェリダンにしゃしゃり出てくる

>>644
安心しる
同じ事思った人間がここにもいる

…いや、俺もシェリダンに行くべきなのか？

GJすぐる
＞むしゃむしゃ食べていた
ｗｗｗ

ラルゴ「六神将の中で何で俺だけ単独のファンスレがないんだ？」

たとえファンスレがなくとも同志が見当たらなくとも私はラルゴ様が一番好きですよ
でも本当キャラもいい親父してて設定も悲劇のパパでなかなか美味しいというのになんで人気ないのか本当に不思議だ……

ラルゴ大好き。
おんぶとか肩車とかして欲しい。あと手料理食べたい。

ラルゴは派手な人気はなくても嫌いって人は滅多にいないイメージがあるな。

自分の中でラルゴは好感度高いよ
大方のアビスファンの中でも好感度高いと勝手に思ってるよ
ラルゴ嫌い発言見たことないし（話題に上らないだけとか言うなよ…
いぶし銀キャラだから派手な人気は望めないけど地味に好かれてるだろ（たぶん

ラルゴは暑さに強そうな気がする　砂漠で傭兵だったからかな
暑さでへばったディスト一人くらいなら担げるかな？
とか考えてたら思いついた↓

ラルゴ「よっこらせ」
ディスト「へぁ？　――ぅあつっ！　暑いじゃなく熱いっ、鎧がハンパじゃなく熱い！
　降ろしなさいラルゴ！　マントだけじゃなくてこの『妙に分厚い布』を鎧にかけなさい！」
ラルゴ「？」
ディスト「これさえあれば日光で熱くなった鎧もなんのそのです！！
　大体なんで私を担ぎますか！！
　運ぶならアリエッタとかシンクとかのお子様にしてくださいよ！！」
シンク「僕らはあんたみたいにへばってないからね」
ディスト「ムキー復讐日記に（ｒｙ」
アリエッタ「……ラルゴ、おんぶしてくれる、の……？」
ラルゴ「ああ、いいぞ。……よっと」
アリエッタ「へへー……」
シンク「……アリエッタ、なんで自慢げにこっちを見てるのさ」
ラルゴ「シンク、お前もどうだ。あと一人くらいならいけるぞ」
シンク「べっ別に僕はどうせからっぽだし（ｒｙ」
ラルゴ「まあそう言うな」
シンク「うわっ」
ディスト「……こうして見ていると、まるで父子ですよ、あなた方」

ラルゴは称号『おとうさん』を手に入れた！

自分もラルゴ好きだよ（一番はアッシュだがｗ）

程よいところで他のみんなの馬鹿を見てるけど結局おさめに入って
苦労人ポジションになってるって感じがする
つかそんなラルゴが好きだ

>>652
GJ！萌えたよ！
ラルゴ癒し系じゃんw
こんな感じの六神将サイド出ないかなぁ…

以前どっかで
「六神将はみんなルークのことをレプリカとか人形扱いしてるけど
　ラルゴだけ一貫して"小僧"って呼んで一人の人間扱いしてる」
って書き込み見てからより好感度があがったな。

>>631
今更だけど久々の乙。

ついでに暇つぶし程度に過去スレ見つけてみた。
なんか広告がうざいが。
ttp://mimizun.com/log/2ch/gamechara/game11.2ch.net/gamechara/kako/1161/11613/1161354270.dat

来週は六神将が沢山出そうで嬉しいな

来週残りのほとんどの六神将を投入する→再来週ひとりぼっちになる→寂しさのあまりオルガンを弾きだすヴァン総長！

>>658
総長切ねぇww
一人で食べる玉子丼は味気ないだろうな･･･

>>658-659
寂しさの余り地核に身を投げて、シンクと再会するんですねわかります
そしてすぐに他の六神将とも再会し、めでたしめでた…し…


（´；ω；｀）ﾌﾞﾜｯ

さっきテレビでアリエッタって名前のイタリア料理店を紹介しててついビックリしてしまった

>>661
なんか生肉出てきそうだなww

生ハムが出ます。

ヴァン料理長「生ハムメロン…メロン…メシュティアリカーッ！！」

アッシュ「メロンとまな板の、挟み撃ち攻撃…だと…!?」

リグレット・ヴァン「ならば私がティアの生ハムになる！！」

人は彼のことを「童貞のヴァン」と呼ぶ

ってスレに行き着いた
ヴァン師匠のことかと思ったorz

ヴァン「俺は童貞だ！」
プレセア「わ、私だって……」
ヴァン「言うな、はしたない」
そんなアニメですよあれは

ここの六神将は仲がよいな

オルガンは弾いたが劇薬発言がないとはどういうことだ！

師匠……

いや…ヴァン！！

……好き

あああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！

アニキャラ板の六神将スレが落ちてるうううぅぅぅぅぅ

ヴァン「元気ですかーーーーっ！！」
リグレット「いーち！」
アリエッタ「にーい！」
シンク「さーん！」

ヴァン、アッシュ、リグレット、アリエッタ、ディスト、シンク、ラルゴ「神託（オラクル）神託（オラクル）！」

ローレライ、ユリア「元気があればなんでもできる」

鮮血のﾎｯｼｭ華麗に参上！！

アッシュ「腹がへったな・・・食堂に卵丼でも食いに行くか」

−男性立ち入り厳禁−
アッシュ「なんだこの張り紙。屑が！俺は関係ぬぇごはっ！！」
アリエッタ「あ・・・アッシュ、男の人は、食堂に入っちゃだめ・・・です」
アッシュ「（ほのかに匂うチョコの香り・・・）ああ、バレンタインか」
アリエッタ「あ・・・・う・・・・」
リグレット「おいアッシュ、ここで何をしている。この張り紙が見えんか」
アッシュ「リグレットまで・・・なんだ、ヴァンにでもやるつもりか？」
リグレット「な、わ、悪いか！！」
アッシュ「いや別に悪くないけど・・・アリエッタは・・・」
アリエッタ「六神将のみんなと、イオン様にあげる・・・です」
アッシュ「（シンクの喜→哀の表情が目に浮かぶな・・・）」
リグレット「分かったらさっさと出てけ。邪魔だ」
アッシュ「分かったよ・・・じゃあな」

アッシュ「ナタリア・・・チョコをくれるだろうか・・・」
アッシュ「・・・・・・・・・・・・いや、貰わないほうが身のためかもしれん・・・」
14日は便利連絡網を使わないと決めたアッシュであった

数時間後、そこにはルークから便利連絡網を受信し、泥色のチョコを頬張る元気なアッシュの姿が！

ラルゴにも同じチョコが送られているはず

ラルゴ「お…お前などにこのチョコは…完食できまい
（メリル…パパはちゃんと食べてるぞ）」
アッシュ「屑が！ナタリアの気持ちは…げふっ！俺がちゃんと…受け取…
（あれ？カルマが聞こえてきた…）」

二人してHP１の所を発見されるんだよ

ヴァン「今年もティアからチョコ貰えなかった（´；ω；`）」
シンク「あれ、でも昨日来てなかった？リグレットが昨日総長の妹とチョコ交かn…もがっ何をするやめっ」
リグレット「シンク…知らない方が良いことも世の中にはある！」

ディスト「ハーッハッハッハッハ！食堂のメニューで1個もらえましたよ！･････もらえ･･･ましたよ･･･グスッ」

ディストが泣いたぞー
誰かあげろよー。

やーいやーい鼻垂れディストー

>>681
つ【麦チョコ一粒】

>>681
誰があげたのか激しく気になります

サフィール可愛いな

何気にディストのお返し又は逆チョコは、凄く手が込んでそうだｗ本物そっくりの薔薇形チョコとか

チョコが欲しいからって六神将みんなに配ってそう

ジェイドの元には等身大チョコが

速攻魔法で粉々にされそうｗ
報われないサフィール憐れｗｗ

「あ、あのね…シンク。その……こ…これ、作ってみたの…」
「(…これはちょ、っ…ちょっこれいとじゃないか！アリエッタのやつ、まさか…ぼぼぼっ…僕にいぃ!?)……何その不味そうな黒い固まり」
「……えっ(しゅん)」
「(ああああああああ何してるんだよこの劣化レプリカああああ！この屑屑！アリエッタがせっかく僕のために…ちょっ、ちょっこれいとをぉおぉ！)………」
「アリエッタ…それでも、し…シンクに…食べて欲しくて…っ！」
「(ktkr(・∀・)++++)」
「イオン様にあげる前に、試食してほしいのっ…」
「・・・あ、そう、イオンにねぇ。はは…そうだよね、アリエッタはイオンコンプレックスだもんね。知ってたさ…知ってたさ、あははははは…ははっ、あはははは！」


という夢を見た。

>689
不覚にもﾜﾛﾀｗｗｗ
アリエッタは全員に（リグレット含め）配りそうだな。

総長のスレが立ってるぞ

TOAのヴァン師匠はパイナヒゲダルマ
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1235013212/

なん…だと…？

さっそく冷やかして来たｗ
…つーかスレタイｗｗ

このスレ読んで玉子丼が食べたくなってカンで作ったらとんでもないGEKIYAKU、ではなくTUYUDAKUな玉子丼ができた
玉子丼っぽい味はしてるがご飯との割合がおかしいから味が濃いorz
ヴァン師匠、玉子丼の正しい作り方教えて下さい

同じく食べたくなって昨日作ったらスクランブルエッグ丼になった

…このスレにはナタリアが多すぎるｗ

今は食べられれば良いんだ、食べられれば

今日、妹も玉子丼が食べたくなって作ったらしい
ヴァン師匠、玉子丼の電波が漏れてます

　玉子丼レシピ（予想）
１．具材を切る。（卵だけだと味気ないという人のみでおｋ）
　たまねぎや薄切りのにんじんなど
２．鍋でつゆをつくる。
　簡単なところだと粉末調味料（ほ○だしとか）で出汁をとり、
　砂糖、しょう油など、好みの味をつける。
３．２に１を入れ、よく火が通ったら卵を投入。
　この時予め割っておき、下味をつけておくとグッド。
　少々片栗粉を入れるとふんわりとした卵になります。
４．卵に火が通ったら熱々ご飯にかけて召し上がれ。

こんな感じだろうか。

昔々あるところにおじさんとおねえさんが住んでいました。

おじさんは山へ芝刈りに(?)

おねえさんは川へ洗濯(?)へ行きました。

おねえさんが洗濯をしていると、川上から大きなバラのつぼみが流れてきました。


リグレット「…何かしら…不気味だわ、でも持って帰らなきゃいけない気がするのは何故かしら…」


おねえさんはバラのつぼみを家に持って帰りました。


ヴァン「ただいまー…って何だこの怪物は!?」


リグレット「川上から流れてきた物です、持って帰ってきた理由は私にも解りません」


その時


バラのつぼみがまばゆい光を発して咲いていきました。


ヴァン「な…何事だコレは!!」


そして美しく咲いたバラの花の中には、眼鏡をかけた銀髪の男が体育座りしていました。


ヴァン「…お前、何者だ…？」


バラ太郎「バラ太郎ですが何か?」


リグレット「化け物にしては弱そうだな」


バラ太郎「化け物じゃありません!薔薇のバラ太郎ですよ!!」


ヴァン「まぁ待てリグレット…私たちは子宝にも恵まれなかったのだ、だからコイツを我が子と思って育てようではないか」


リグレット「!!…何を血迷った事を言うのです!?私こ

リグレット「私こんなドギツイ奴育てたくありません!!」


バラ太郎「ドギツイ…」


ヴァン「ならこうしよう、バラ太郎が鬼ヶ島の鬼を退治してきたら育てよう、失敗したら川に流す」


リグレット「…異議はありません」


バラ太郎「ありまくりですよ!」


リグレット「バラ野郎、このたまご丼を持って行きなさい、冥土の土産よ」


バラ野郎「いや、太郎です、つか冥土行きませんよ、生きて帰ってきますよ!」


かくして、バラ太郎の冒険が始まったのです。

携帯書き辛い…

後、無断で書き始めてごめんなさい

まだ続かせます

バラ太郎が道を歩いていると

ガサガサッ

アッシュ「う…うぅっ…」

草むらから人が飛び出てきました

バラ太郎「苦しそうですが…どうされたのですか?」

アッシュ「は…腹が減って動けん…」

バラ太郎「たまご丼ならありますが…よろしかったらどうぞ」

アッシュ「か…かたじけない…!ガツガツ…」

アッシュ「助かったぜ…もう3日何も食べてなかったんだ…」

バラ太郎「それは良かった、じゃ、急ぎますので」

アッシュ「待て、借りを返したい、アンタ…鬼退治に行くんだろ?俺にも手伝わせてくれ」

バラ太郎「まぁ…かまいませんが」

アッシュ「あぁ、よろしくな、バラ太郎」

バラ太郎「…なんで知ってるんだろう…」

アッシュが仲間になった

アッシュをお供に連れてバラ太郎は先を急ぐ

シンク「待ちな!」

突然空から人が降ってきました

アッシュ「シンク!どうしたんだ」

バラ太郎「知り合いですか?」

シンク「ただ腐れ縁さ…それより、アンタら鬼退治に行くみたいだね」

バラ太郎「なんで知ってんですか?」

シンク「僕も連れていってよ、暇してんだからさ」

アッシュ「うーん…バラ太郎、コイツも連れていってくれ、強さは保証するからよ」

バラ太郎「仕方ありませんね、好きになさってください、戦力は多い方が良いですし」

シンク「決まりだね、フフッ…腕がなるね…」

バラ太郎「…大丈夫なんですか…、なんか怖いですね」

アッシュ「まぁな…悪い奴じゃないんだがな」

シンク「鬼か…さぞしばき甲斐があるだろうね…フフフ…」

バラ太郎「…やっぱ怖いです」

シンクが仲間になった

バラ太郎達は歩き続ける

ラルゴ「アッシュ、シンク、久しぶりだな」

アッシュ「おぉ、ラルゴじゃないか」

シンク「なんでここにいるんだよ」

ラルゴ「私も鬼退治に協力したいのだ、ディス……バラ太郎よ、私も仲間に入れてくれないか?」

バラ太郎「いや、構いませんが…何で知ってるんですか?私の事」

ラルゴ「簡単な事だ」

アッシュ「行数節約のためだ」

シンク「だらだら書いてたら疲れるからね」

バラ太郎「そんな理由ですか!?」

ラルゴ「うむ、作者もだんだん疲れてきたのだ」

シンク「今コレ書いてるの深夜だから、眠くてダルいみたいだね」

アッシュ「だから御託抜きで話を進めるんだ、多少強引でも」

バラ太郎「…そうですか…仕方ありませんね…って納得いきませんよ!」

ラルゴ「まぁ落ち着け、ディス…バラ太郎」

なんだかんだでラルゴが仲間になった

>バラ太郎「バラ太郎ですが何か?」
紅茶吹いた

続き期待

長旅の末に、バラ太郎は鬼ヶ島へ到着しました

バラ太郎「この門の先に鬼がいるはずです…しかし、物音一つ聞こえませんね…」

シンク「開けてみりゃ解るだろう」ガチャリ

バラ太郎「…誰も来ませんね」

ラルゴ「誰もいないみたいだ…もぬけのからだ」

アッシュ「待て、何かいる!」

一同の視線の先には、小さな女の子が寝息をたてて眠っていました。

シンク「…ガキか」

アッシュ「起こすぞ…おい、起きろ」

アリエッタ「…ん…?誰?あなた達…」

バラ太郎「鬼退治に来たバラ太郎です」

アリエッタ「…皆はもういないよ…鬼はアリエッタだけだよ…」

バラ太郎「そうですか、じゃあ退治しましょう」

ラルゴ「駄目だ!」

バラ太郎「何故ですか?」

ラルゴ「こんな小さな娘を叩きのめす事など出来ぬ!!」

アッシュ「同感だ、子供を斬る趣味は無い」

シンク「…ガキは泣くとうるさいからね…」

ラルゴ「……決めた、この娘は連れ帰る」

バラ太郎「ハァッ!?正気ですか!?この子は鬼ですよ!」

ラルゴ「だが放って置けぬ!可哀想に…一人で寂しかったろう…」

シンク「出た、仏のラルゴ…」

アリエッタ「…うん、とても寂しかったの…おじちゃん…」

ラルゴ「もう大丈夫だ…これからはおじさんと暮らそう…な?」

バラ太郎「…駄目ですね、こりゃ」

アッシュ「あきらめろ、バラ太郎」

アリエッタ「アリエッタ…うれしい…です」

バラ太郎「それにしても、鬼の正体はこの子供ですか…拍子抜けですよ」

アッシュ「あぁ、そうだな」

こうして、バラ太郎一行は鬼の娘を連れ帰る事にしたのです。

バラ太郎達は鬼の娘をヴァンの家に連れて帰ったのですが…

ラルゴ「この娘は俺が育てる!!」

リグレット「いえ!この娘は私たちが育てます!!」

二人は、アリエッタの親権を巡って争っていました

バラ太郎「…私は眼中に無いんですね…」

ヴァン「ま…まぁまぁ…リグレット、少し落ち着け…」

リグレット「だって考えてみてください!ラルゴ一人で育てるよりも、私達二人で育てる方が将来のためですよ!」

ヴァン「むう…それはそうだが…」

リグレット「アリエッタだって、私達と暮らしたいわよね?」

アリエッタ「…アリエッタは…7人一緒に暮らしたい…です」

リグレット「まあ…」

ラルゴ「ほう…」

ヴァン「…それは名案…だな!」

アッシュ「皆で暮らすのか…まぁ、いいんじゃないか?」

リグレット「…異議はありません」

バラ太郎「…決まりですね」

こうして、バラ太郎達は皆で仲良く暮らしました、めでたしめでたし

アリエッタ「おしまい…です♪」