【SP】旋光の輪舞萌えスレ16【Rev.X】

ファビアン「グレフの新作が発表になったな。『まもるクンは呪われてしまった！』だってよ」
カレル「ほう？それをどこで知った」
ファビアン「アルカディア買ったんだよ」
カレル「詳しく聞かせてみろ。」

という訳で新作『まもった！』（めんどくせえので略称）情報が公開された。
グレフに名を連ねるガルチという会社は、雷電を開発していたセイブ開発のスタッフや、雷電に関わったプログラマーが
声を掛け合って集った会社らしい。グレフは今回はお手伝いというスタンスなのだそうだ。

ファビアン「んー、今回は和風テイストの世界観のもとで、人間の自機が戦う縦画面フリースクロールＳＴＧらしいな」
カレル「フリー？つまり奇々怪界やワルキューレの冒険みたいなものか？」
ファビアン「・・・いや、一概にそうとも言えないようだぜ。」
カレル「どういうことだ？」
ファビアン「画面写真見る限り、自機はいつも画面下にいるんだよ。」
カレル「・・・ほう？」
ファビアン「それに自機が横や下を向いている絵がない。そう考えると、自機は前方向で固定なんじゃないかな。」
カレル「つまり自分でスクロール調整のできるぐわんげみたいなものか」
ファビアン「あくまで予想だぜ？」
カレル「なるほど。」
ファビアン「なにやらこのゲームに特有のフィーチャーとして、『のろいシステム』というのがあるらしい。
　　　　　　　自機は溜めると『のろい弾』を放てるそうだ。それを敵に当てると、溜めの時間に応じて敵にのろいがかかるんだとよ。
　　　　　　　呪われた敵にはダメージが蓄積すると同時に、発狂して強力な攻撃をしかけてくるそうだ。
　　　　　　　しかも敵を呪われている間に倒すと、敵弾が得点アイテムに変換される・・・ってことだぜ」
カレル「TITANIONの発狂ビームみたいなものか」
ファビアン「むしろ１９ＸＸのマーカーミサイルを当てた敵が発狂する、って感じじゃねーか？」
カレル「なるほどな。」
ファビアン「ん？記事によると、のろいを『溜めずに』発動することで、自機を呪うことが出来るそうだ。」
カレル「ほう！？」
ファビアン「そーすると自機の攻撃力が一定時間パワーアップするが、その代わり自機の動きが遅くなったり、
　　　　　　　のろい終了と共にショットパワーが下がったりする・・・ってことらしい。」
カレル「・・・ということは、自機はショットボタンのほかに呪いボタンもあるのか？」
ファビアン「・・・考えてみればそうだな。いや、まだ完全に出来上がったシステムじゃないって言ってるからどうなるかはわからんぜ？」
カレル「・・・自機呪いシステムは、なくなるな。」
いきなり断言するカレル。
ファビアン「何でだよ！」
カレル「　　複　　雑　　だ　　か　　ら　　だ　　ッ　！！！　（リバーブ）」
収録室を轟音が包み、ファビアンのヘアバンドが吹っ飛んだ。
カレル「そもそもグレフは各種の行動に安易にリスクをつけるから、ゲームがいちいち煩雑になるんだ」
ファビアン「・・・」
カレル「お前ならどうだ？自機のパワーが弱くなると知って、自機にのろいをかけたくなるか？」
ファビアン「・・・うーん、確かに躊躇うな・・・でも、だったらパワーダウンが大した影響ないように調整すればいいじゃねえか」
カレル「だったらそもそもパワーダウンする必要自体ないだろう」
ファビアン「ぐむぅ・・・」
カレル「あくまで想像だが、のろい最大溜めによって呪い弾が自爆、自機のろい状態になる、っていうならありかもしれない。
　　　　そして自機は強化されるのだが、一発被弾することによってその状態は解除されてしまう、と。ただしライフは減らない。
　　　　これなら、撃ちまくりを継続する緊張感が維持されつつ、リスクもない。」
ファビアン「ほ〜？だったら別枠のボムストックになりそうだな。あ、言い忘れてたが呪いはストック制のようだぜ。４ストックある。」
カレル「・・・どういうことだ？何故そんな制限がある？」
ファビアン「知らねーよ。自機のろいをずっとやられると迷惑だからじゃねーか？」
カレル「・・・呪いストック制も、なくなるな。」
また断言するカレル。
ファビアン「何でだよ！」
カレル「　　複　　雑　　だ　　か　　ら　　だ　　ッ　！！！　（リバーブ）」
ファビアンのタンクトップが吹っ飛んだ。

カレル「そもそも溜め撃ちというリスク行動に対して、何で更に制限をつけねばならないんだ。
　　　　溜め時間があり、しかも溜め時間に応じて敵の呪い状態の時間が決定されるなら、４ストックなんて制限がなくとも
　　　　画面内の敵の呪われ数なんて限りがあるだろうが。こういうのを無為なシステムと言うのだッ！！
　　　　ストック制にするなら溜める必要なんぞない！溜め撃ちするならストック制なんぞ必要ないッ！！」
口角泡を飛ばし熱弁を振るうカレル。その目は血走って真っ赤だ。
ファビアン「だがボタンが二つなら、溜めてる間も自機はショット撃ち放題なんじゃないか？だからそもそも溜めにリスクがない可能性があるぜ」
カレル「・・・だったら溜め操作は敵の呪い時間を配分するためだけにすることになる訳だな？」
ファビアン「長く溜めるだけ、敵へのダメージ量が増えるから、でかい敵に優先的に長い呪いを・・・」
カレル「そうだとしたらでかい敵が長い時間発狂するから自機の危険が増すだけじゃないか」
ファビアン「・・・そう言われればそうだな・・・」
カレル「・・・溜め時間と呪い継続時間の比例関係も、ダメージ累積も、なくなるな。」
ファビアン「また断言かよ！」
と、耳を塞ぐファビアン。
カレル「　　複　　雑　　だ　　か　　ら　　だ　　ッ　！！！　（リバーブ）」
ファビアンのズボン越しにブリーフが吹っ飛んだ。
ファビアン「どわー！」
カレル「そもそも溜めという操作は面倒臭いものなのだ！古今東西、Ｂボタンに溜めがありしかも溜め時間を調整するゲームなんぞどこにある！！」
ファビアン「・・・」
カレル「私の勘だが、呪い弾を当てた敵の呪いはいつまでも持続するだろう。その代わり、呪われた敵は柔らかくなって
　　　　周囲の通常敵に比べて早く倒せる、なんてことにはなるかもしれないな。いや、無論、持続時間が一律ということでもいいかもしれないが。　
　　　　また、ボスは・・・」
隣のファビアンはハサミを手に取ると、アルカデに載っている『まもった』主人公、まもる君のピンナップを切り抜いた。
そしてその切抜きをカレルの目の前にちらつかせる。
カレル「・・・ンム！？」
喋るのを止めるカレル。
ファビアン「こいつが今回の主人公のイラストだ。半ズボンにへそ出しのショタだな。腕が鎖につながれてるよーだぜ。」
カレル「・・・ンムム・・・フオオ・・・」
鼻息を荒げるカレルの目はピンナップに釘付けだ。ファビアンはそのピンナップを放り投げた。風に乗って飛んでいくピンナップ。
カレル「ま、まってくれ〜！」
カレルは兎の如くに飛び出すと、収録室の壁面に頭から突っ込み壁を突き抜けた。
なおも舞うピンナップ。カレルはそのままビルの窓ガラスをブチ破って大空を舞った。カレルは鳥となった。
ファビアン「ちなみにフリースクロールとはいっても面に時間制限がついてて、時間によってステージ分岐があるらしいぜ。
　　　　　　　タイムアタックランキングが設けられそうな感じだな。
　　　　　　　つー訳で、『まもるクンは呪われてしまった！』、期待して待たせてもらうぜ！じゃあな！」
という訳でみなさんデスノを買いましょう。

システム論的にはそんなに間違った事は云ってないんだが、なんでお前はそんなに必死なんだｗｗｗｗｗｗｗ

>>785-786
乙ゥァァァァアアアアアアアア！！！！アルカデ買うぜ〜〜〜〜！！！！
なんか複雑そうだが楽しそうじゃねえか！
公式更新も来たし！！
ttp://grev.co.jp/mamonoro/index.html

>>785-786
地味に「まものろ」ネット上の最新情報あろがとう。
任意スクロールといっても後退は出来なさそうだね。
メタスラみたいな感じか

のろい弾のストックはそう潤沢でない、まさにボムくらいの扱いなのではないだろうか。
したがって連発するようなものじゃない、という。

のろい弾が、敵一機しかマークできないものなのか、
それとも一発で複数の敵をまとめて呪わせられるものなのか・・・想像は広がるね。
もし一機だけなんだとしたら、ザコだらけのところではうまみが無くて自機呪いしか使わないだろうな。

だから呪いシステムは、ガルーダの錬金システムとは全く違って
完璧なる決め撃ち行動かもしれないよ。ボダンのブレイクレーザー稼ぎと同じ感覚で。
もし呪い弾をいくらでも撃てるなら、スクロールをチマチマ進めてザコ小出しにしながら
そいつらをいちいち呪い弾で錬金するってことが出来てしまうから、それはナシだろう。

トゥエルブスタッグやカラスのようなフィールド型＋19XXの的に命中型
コレだね。

呪われた敵にでかい魔方陣みたいのが描かれてるのが興味をそそるね。
もしかしてそこに触れた敵は全部のろい効果を持ったりして。

魔女っ子シューティング

>>790-791
なるほど・・・

包帯姿のカレルがマイクの前で神妙な顔をしている。隣のファビアンはそんなカレルを頬杖して横目で見ている。
カレル「・・・先刻は興奮した上に醜態を晒して済まなかった。呪い弾のことは事実誤認だ。」
ファビアン「事実っつったってまだお披露目すらされてねーじゃねーか。」
カレル「錬金と聞いて考え違いをしていたのだ。この通りだ。容赦してくれ。」
ファビアン「・・・じゃあ罪滅ぼしに何か情報をよこしてくれよ」
カレル「アルカデをくれ。・・・フム。・・・ウムム。」
すっかりしょぼくれてしまったカレルがデスノを読みつつあれこれ思案している。
カレル「フム・・・まず自機の仕様だが、少なくとも主人公のまもる・・・クンにはオプションがついているな」
ファビアン「・・・え？マジか？」
カレル「ちっこい人魂のようなものが四つ、自機を台形型に囲みつつサブショットを放っている。」
ファビアン「ホムラじゃねーか」
カレル「別のスクリーンショットではその台形を保ったまま画面上部に独立して存在して射撃をしているようだな。ハンターか・・・
　　　　もしかするとこのＳＴＧの中身は彩京系のオプション配置の概念を引き継いでいるのかもしれない。」
ファビアン「ほー！」
カレル「あくまで予想だが、自機呪いによってオプションのフォーメーションが変わるのかもしれない。
　　　　呪われている状態ではオプションはハンターフォーメーションをとり、しかもその時には自機の連射速度が倍に上がるようだ・・・
　　　　ワイドフォーメーションの時とで、画面内の自機の弾量が違う」
ファビアン「それ聞く限り、古き良き、って感じじゃないか？案外王道なんだな」
カレル「あくまで推測だ。この弾量差はパワーアップによるものかもしれない。もしくは、自機呪いによるパワーダウンペナルティは、
　　　　この人魂オプションが一つ減る、といったものかもしれない。
ファビアン「ホムラじゃねーか！」
カレル「ま、想像して楽しむ段階だな。
　　　　ライフは三つ。呪いゲージはセンコロのチャージゲージと同じ容量で４枠がある。呪いゲージと人魂との相関はないようだ。
　　　　文字に隠れて見づらいが、ゲージが途中まで溜まっている、という状況があるのを鑑みるに、ボムほど厳密な回数限定はないように思えるな。
　　　　敵破壊や時間経過によって漸次回復しつつ、ときたま回復アイテムが出る、といった具合じゃあないだろうか。」
ファビアン「ボーダーダウンじゃねえか」
カレル「画面上部には四本のろうそくが灯っている。これは時間制限を表わすらしい。」
ファビアン「そのローソク、ボスっぽい大型敵が移ってるスクショには載ってないぞ？」
カレル「それは開発段階が古いスクショだからだろう。フォントが違うだろ」
ファビアン「ホントだ。新しいスクショ二枚は両方とも自機が紫色だな。」
カレル「だから判断しづらいんだよ。大型敵のスクショに載っている紫色の光弾の存在も気になる。」
ファビアン「結局あんまよく判らないわけだ」
カレル「ああ。」
ファビアン「という訳で、あとのことは自分の目で確かめた方が話が早そうだぜ。というよりロケテを待つほうが早いんだろーがな。じゃあな！」

>>790-793
という訳で、言われて諭されたよ。ごめんね本当。

>>795
いや、そんな謝る事はないだろ。むしろ情報をくれて感謝したいくらいだ。

ここのところ毎日毎日乙だよ。
しかしアルカデ、フラゲできたのか。

ネタ投下

グレンラガンの黒ニアたんとリリの暴走は似てるものがあるってｵﾓﾀ
「グラフライド！俺を誰だと思っている！」ってファビアンが言ってるの想像してギガドリル(*´∀｀*)

デスノ読んだぞ。
>>785-786,795で大体出尽くしているが、既出でない情報として
自機は四種類。今回出てきたマモルと冬服の他に二人いるらしい。
のろい弾は１９ＸＸの溜めボムに近いが違う、って感じのようだ。

しかしカレルじゃないが記事を読んでいると不安になるな。
グレフは本当、システムのためにゲームを作るきらいがあるから・・・

生き残りたい人→ゲージは全部自機強化に使用→移動速度低下のリスク+自機パワーダウンのリスク
稼ぎたい人→ゲージは呪い弾の計画使用

・・・こういう配分に本当になるんだか・・・。
自機移動速度が遅くなると、弾を細かく避けなきゃいけなくなるわけかね。

来週のハート(を)フル(ボッコ)アニメはミカ隊長が死ぬ回ですよ

>>796-797
ありがと・・・

まぁとりあえず、期待して待っていよう、新作。

ここは私立センコロ学園･･･の臨海学校。
学校のみんなで勉強合宿という名目でやってきています。
チャンポ「きゃッほ〜！！う〜み〜！！」
ペルナ‘ｓ「ほほーい♪」
ツィー「ねぇさん待ってよ〜！！」
櫻子「こら、あなたたち。海に入る前にちゃんと準備運動しなさい。
　　　それと、遊ぶのもいいけどちゃんと勉強もしなさいよ。
　　　そのために来てるんだから」
チャ・ツィ・ペ「はーい」
いち早く海に向かったチャンポ、ツィーラン、ペルナたちは櫻子にそういわれると海に入りたくてうずうずしながらも準備運動を始めた。
名目は勉強でもやはり海に来たからにはみんな遊びたいのだ。
引率でついてきた櫻子先生とてそれは同じ、ということはすでに片手にもたれたシロップたっぷりのかき氷を見れば一目瞭然である。
？「･･･仕事をしろ、櫻子」
櫻子「きゃ！？か、カレル先生、どこから出てきてるんですか！！」
不意に声をかけられた櫻子が振り返ると、そこには地中に埋まり、顔だけ出したカレルがいた。
いや、埋められている、のか？
状況は良く分からないが、とりあえずカレルはウサギの気ぐるみを着ていた。
櫻子「あなたこそ遊んでいるじゃない。･･･というか、暑くないの？」
カレル「ふ、甘いな。これは遊んでいるのではない。
　　　　ルキノ君を日夜見守るためのカモフラージュとしてウサギになりきっているのだ。」
海岸にウサギって居るのかしら、と櫻子は思ったがとりあえずそこはスルーした。
櫻子「･･･それで？ルキノ君は向こう干潟で潮干狩りしてるけど、あなたは行かないの？」
そういって櫻子が指差した先ではルキノが蜆を取っていた。
カレル「･･･より完璧を目指し、巣穴を掘ったまでは良かったのだがな。
　　　　そこでペルナたちに見つかって埋められ、出られないというのが現状だ。
　　　　そしてそろそろ、体力の限界、だ。
　　　　すまないが助けてくれ」
櫻子「･･･はぁっ」
ひとつため息をつくと櫻子は世話の焼ける同僚を熱中症から救うため掘り起こした。
櫻子「そういえばアンセル校長は？どうせ同じようなことしてるんでしょ？」
櫻子は辺りを見回し、アンセルを探した。
カレル「校長ならばあそこだ。」
カレルがさしたほうを見ると、アンセルが遠くの岩場からスコープを使ってルキノをじっと見ていた。
どう見ても不審者だったので通報する櫻子であった。

カレル「そういえば」
いつの間にか復活していたカレルが不意に櫻子に話しかける。
カレル「ツィーランは今回普通の男性用水着なんだな。
　　　　てっきりおまえのことだから女性物を渡すかと思ったんだが･･･」
そういってカレルはツィーランを見た。
普通のトランクスタイプの水着をはいている。
櫻子「あ〜･･･一回着せたんだけどね。さすがに犯罪っぽかったからこういう場ではちょっと、ねぇ」
カレル「ふむ、自重したというわけか」
一切自重していない格好のあなたには言われたくないと思ったが、実はその一回着せたときにこっそり隠し撮りをしている手前、あまり強くはいえない櫻子であった。

櫻子「そういえば、ミカ君たちをさっきから見ないわね」
カレル「他のやつらならばあそこに向かったぞ」
そういってカレルがさした先には一軒の海の家があった。
ファビ「あいよ！！次、3番テーブル焼きそばといちご氷だぜ！！」
櫻子「･･･あなた、なにしてるの？」
海の家にいってみると、そこではファビアンが店員としてはたらいていた。
ファビ「うるせぇな、こっちだって好きでやってるんじゃねぇよ。
ったく、トランプで負けた罰ゲームとはいえ、なんでせっかくの海だってのに俺がこんな･･･」
ミカ「ファビアン、カキ氷はまだかい？」
ファビ「あいよ、ちょっと待ってな」
文句を言いながらも生き生き働いているあたり、そうつまらなくもないのだろうと判断して、櫻子はファビアンに関してはほうっておくことにした。
櫻子「それで、あなたたちはなにをしてるのかしら、ミカ君、アーネチカちゃん」
櫻子は一枚のプリントを囲んで話しあいをしているミカとアーネチカにたずねた。
ミカ「なんだか近くで水着コンテストがあるらしくて」
アネ「そうなんですよ♪」
櫻子「ああ、アーネチカちゃんそういうの好きそうだものね。出場するの、アーネチカちゃん？」
アネ「いいえ、ミカが出場するんです♪」
櫻子「え？」
アーネチカが参加するとばかり思っていた櫻子はその予想外の返答に少し面食らった。
ミカ「？･･･ああ、違いますよ。男性水着のコンテストです」
櫻子「あ、ああなるほどね」
一瞬ミカが女性物の水着を着ているところを想像し、それもありかと思った櫻子はがっかりするやら恥ずかしいやら。
アネ「せっかくミカの水着を自作してきたんだから見てもらわないと♪ねぇミカ？」
ミカ「ああ、うん、そう、なのかな？」
そんな感じで楽しそうにしている二人をあとに、櫻子は最後の一人、リリの様子を見に行くことにした。

リリ「ミカ君の水着･･･ウフフフフ。最前列はだれにも渡しませんわ」
そういって薄笑いを浮かべながらリリは件の水着コンテストのチケットを握り締めて会場に向かっていた。
と、
チャンポ「ぎゃ〜！！ちょっとどいてどいて〜！！」
リリ「え？きゃあぁぁ！！」
リリは後ろから猛然と走ってきたチャンポに轢かれてしまった。
ツィー「うわ〜ん、まってよ〜！！･･･あ、リリちゃん、大丈夫？」
リリ「イタタ･･･あ、チケットが･･･！？」
あとから走ってきたツィーランに助け起こされながら、リリはたいせつなチケットを探した。
が、転んだ拍子に落としたチケットは、そのまま海に落ち、流されていってしまっていた。
リリ「･･･」
ツィー「り、リリちゃんも早くにげたほうがいいよ。
　　　　今ペルナちゃんたちがタコとかなまことか気持ち悪いものばっか持って追いかけて･･･リリちゃん？」
リリ「フ、フフフフフフフフフフフフフフフ！！
ニガシマセンワヨ、チャンポさん！！」
そういうが早いかリリは猛然とチャンポを追いかけていってしまった。
･･･数分後
櫻子がリリの下にたどりついたときにはリリは啜り泣き、チャンポはいわゆる犬○家状態で海に突き刺さっていた。
せっかくの海なのに全然ゆっくりできないわ
櫻子はとけきった手元のカキ氷を見ながらため息をつくのであった。

ずっと人多すぎでこれなかったけど、
久しぶりに入ってみたら職人さんもいてびっくり。
ちょうど手元に出来上がったのあったので投下しましたが･･･覚えてる人、いますか？

お久しぶりね

>>802ｰ803
乙。わらかしてもらった。ファビは放置が似合うな。

つまらんSS書き込むな

>>807
つまんないレスだなお前にはがっかりだ

みんななかよくしようYO

何故カレルは毎回こうもおいしい役なのか！

ツィーラン妊娠させたい

萌えスレならば、ここは本来の姿に回帰すべきなのではないだろうか。

萌えとは何か。櫻子とリリの謎コンビがホワイトボードを前に議論している。
櫻子「・・・うーん・・・私はこんなものを求めているわけじゃないのよ」
リリ「新しいニーズを提示する能力が落ちてきているとしか思えませんわ」
ホワイトボードには『まものろ』のキャラクター達が貼り付けられている。
キャラ達を前にしての二人の顔は全く深刻だ。
櫻子「うーん・・・ここをこうして・・・切り離して・・・」
リリ「触手を・・・」
櫻子「もっとあそこが大きい方が・・・」
彼女らは思うがままに、ホワイトボードにキーワードを書き込んでいく。
リリ「鎖と食い込みにはロマンがありますよね・・・」
櫻子「あら！気が合うじゃないの。でも、似たようなものでも抱きつき系はね・・・」
リリ「それには流石にトラウマがありますわね・・・」
櫻子「侵食系はまた萌えるんだけどねぇ〜」
リリ「私含めてそうですわね」
櫻子「人体実験とか生体ユニットなんて、そそるわよね」
リリ「アンドロイドなんてのも萌えですわね」
櫻子「赤黒く光るおぞましい肉塊の先っちょからほとばしる・・・」
リリ「二つの巨大な玉を目の前でブラブラさせて・・・」
櫻子「上下左右に自在にフリフリして・・・」
リリ「あと、やっぱり大きく」
櫻子「大きさは譲れないわよねぇ」
リリ「柔らかくとも大きさですわ。」
櫻子「短くたって早くったって大きさよね。」
リリ「ウネるとなお良しですわ」
櫻子「ビッチビチうねってのたうちまわって欲しいわね」
リリ「うねると言えば、また別の意味で太くてうねるイイものがありますわよね」
櫻子「のたくっちゃうわよね」
リリ「たまりませんわね」
櫻子「こっちは消耗激しいんだけどね。ドキドキしすぎてヒィハァ言っちゃう」
リリ「エクスジールはどうですの？」
櫻子「あれはメカ分が少ないからあんまり・・・」

メモの内容・・・
フォース　テンタクルフォース　ビット　アンカーフォース　
ハグランチャー（×がつけられている）　ナイトレイド（×がみっつに「おにぎり」「左上」などと書かれている）　
バイド　Ｒ　レイフォース　グラディウス　グリッドシーカー　
ボス　ダライアス　ＧダラＧダラＧダラ　ファイアーフォシル　ＢＴ（書かれた上で塗りつぶされている）
プラズマレーザー　プロトンレーザー改　レバガチャ　エクス（また×がついている）

・・・別室ではカレルとアンセルの謎コンビが、やはりホワイトボードを前にして話をしている。
アンセル「ぼかぁ先日、まもるｷｭﾝの写真をコピーして壁中に貼り付けましたよ。これで四方八方まもるｷｭﾝです」
カレル「ぼかぁ画像ファイルをコピーしまくって一フォルダ全部まもるｷｭﾝ画像で埋めましたよ」
こいつらは無為でありしかし自然だった。無為自然の体現者である。

アホや

連カキすまんが、こうしてみるとボダンは欲望に忠実だったんだな

ビーストフォースやセクシーフォースやフレキシブルフォースもいい感じにエロい

フリントロックやエックスマルチプライを忘れるな

×∞MULTIPLIES

>>812乙
ＢＴの回る芋虫には涙が出た・・・

>>812
テラカオスｗｗｗｗｗｗｗｗ

>>813-819ダーンケ！

ファビアン「よぉ、今日のセンコラジオは放送時間がちょっといつもより短めだ。よろしくな。」
いつの間にかセンコラジオという番組名になってしまったラジオ番組。今回のゲストはリリちゃんである。
リリ「えーと・・・ヨ、ヨロシクお願いします・・・」
ファビアン「ようリリ。まぁくつろいでいってくれよ。」
くつろげと言われてまったりしていては番組にならないのがラジオである。早速話を振るファビアン。
ファビアン「えーと、リスナーのお便りからリリへの質問だ。Ｒ．Ｎ．『むっちりボディーがタマラナイ』さんより。
　　　　　　『最近のリリ様のマイブームはナンでしょうか？』・・・だってよ。」
リリ「・・・ま、まいぶうむ？」
ファビアン「んーと、近頃特にやり始めた趣味とか、気づいたらそのことばかり考えてるようなこととか、そういうのだよ。」
リリ「え・・・///」
ファビアン「いや、恋愛以外でな。」
リリ「あ、なんだそうですか」
内心で涙を流すファビアン。しかし世間の逆風になんか負けてられないぜ！
リリ「えーと、そういうことでしたら、私、最近『占い』を好んでいます・・・わ？」
ファビアン「ほう、占いか！なんだ女の子らしーじゃねーか。タロットか？トランプか？」
リリ「お寿司占いなんてありましたね」
ファビアン「そっちかよ。」
リリ「・・・」
ファビアン「・・・（ハッ、話題が途切れちまった）えーと、リリはそれで、そのお寿司占いでは何になったんだ？」
リリ「えー、じゃあ部屋にある端末で調べてみましょうか？・・・カタカタ（人差し指タイピング）・・・えーと、私は・・・『いくら』ですね」
アーネチカ「ジュルリ」（←いきなり出てきた）
ファビアン「おっ、いくら、いくらか・・・いいんじゃねぇか？いくら・・・高級ネタだしな。うん。で、ミカ辺りはどうだ？」
リリ「ミカ隊長ですか？・・・えーと・・・出ました。『えんがわ』ですね。」
ファビアン「フン、アイツらしいじゃねーか。」
リリ「・・・」
ファビアン「・・・（え？ここで話題が途切れるのか？）・・・でよ、オ、オレはどうなんだよ」
リリ「ファビアン先輩で調べるんですか？（←この辺りに、ファビに対するリリの無関心さが現われている）・・・えーと、出ました。」
ファビアン「おっ、何だ？」
ワクワクするファビアン。
リリ「『レジスター』です」
ファビアン「レジかよ！」
アンセル「私は何だね？」
ファビアン「どっから出てきたんだよ！」
リリ「『のれん』です」
アンセル「店の外かよ！」
ファビアン「これは当たってるな」
泣いて帰るアンセル。湧き出すアーネチカ。
アーネチカ「ちなみに私はカズノコよ。これもある意味当たって・・・」
ファビアン「うるせーよ！」
櫻子「私はマン■プリンよ！」
ファビアン「下品だぞ！」
櫻子「これもある意味当たって・・・」
ファビアン「うるせー！」
櫻子「ちなみにチャンポはアボカドね。これもある意味・・・」
アーネチカ「それもある意味・・・」
リリ「臭いの話ですの？」
ファビアン「リアルな話はよせよ！」
耳をふさいで絶叫するファビアン。この面々で一番ナーバスなのはファビアン君なんですよ。

きたねえｗｗ

リアルな話はよせよ！

ワラタｗｗｗ
エロスはほどほどに、なっ！

レジで鼻水噴いたｗｗｗ

そうか

寿司占いでレジが出たら泣くな。

リリはむしろマグｒ・・・

>>820
エロくなりませんでした…
ttp://akm.cx/2d2/src/1188703096930.gif

リリはむしろマグｒ…

>>828
あ・・・あんたってヒトは・・・なんちゅうモンを見させてくれるんや・・・

可愛いのでOKです

>>828
一瞬何かが…

リリ「わ、わかんねエエエｴｴｴｪｪｪ！！」

萌え死んだ、つか絵師の絵みるの久々すぐる

センコロスレってここしかないの？

ツィーＡずっと使ってる俺は昨日もいつもみたいにファビアンにふるぼっこにされていた。
思い立ってカートリッジをＢにしてみたら新世界だった。これからはＢもがんばろう。

なにやら和む流れに(´¬`)

>>818
あああ〜〜絵師さん・・・あなたに絵を描いてもらうことは夢じゃったよ・・・ありがとう・・・
>>834
本スレはロボットゲー板にあるよ

>>818
おいしくいただきました

ファビアン「よぉ。この前レイフォースのＥＤ見てウルッと来ちまったぜ。今晩はちょっとマニアックな話をするからな。ゲストはこいつらだ。」
アーネチカ「今晩は。ＳＳＳの清少納言こと、アーネチカ・アルフェロフです。よろしくね♪」
カレル「青少年の枕の友、カレル・ヴェルフェルだ。よろしくな。」
また接点のないゲストどもを迎えて、ファビアンの心労も積もる昨今である。

ファビアン「まずは番組に寄せられたなかなか凄い手紙だ。巻き物で届いてきたぞ。Ｒ．Ｎ．は・・・ないな。やたら達筆だ。えー・・・
　　　　　　『前略、小生とある隠れ里にて技師を務める天内と申す者也。貴下の番組をば毎晩拝聴している次第、改めて感謝致し申す。
　　　　　　時に、其処の汎用飛行戦術戦闘機の技術には尊敬の念を禁じ得ざり候。重力圏内外問わぬ機体制御機構に興味深々の次第、
　　　　　　重要な軍事情報とは察せども、願わくばご教授願いたく候・・・草々』・・・一体なんなんだこりゃ」
アーネチカ「こっちの手紙も凄いわよ？Ｒ．Ｎ．『仙波隆アミ』さんのお便りですね。えーと・・・『重力下と無重力状況で同じ機体が
　　　　　　同じ運動性能を発揮しているとは、「旋光の輪舞」は科学的にどういう設定なのでしょうか。例えばブラックフライは重力下では
　　　　　　ビーム兵器は使用出来ないという設定でした。従って大気圏脱出時やブラックホール面でホーミング・・・』つらつら、ですって。」
カレル「ほう・・・ＳＦ的観点の需要もあるものなのか・・・」
ファビアン「じゃあセンコロの科学設定をそれなりに説明させてもらうとだな・・・一千とウン百年前の宇宙開拓草創期には、
　　　　　　宇宙空間の座標位置表示に統一性が取れなくって、割と不便したり事故ったりしたらしいんだ。
　　　　　　それで、ランダーの前身である宇宙飛空挺は、高速で移動する惑星や衛星を座標基準とする代わりに、
　　　　　　極端に限定的な規模の座標表示系をそれぞれで持つようになったそうだぜ。それが今で言うリングの始まりだな。
　　　　　　リングは座標固定と同時に機体運動の基準にもなっててな、ランダーの移動は座標、動力共にリングに準拠している・・・」
アーネチカ「というよりリングの規格に合わせて現行のランダーは作られているの。規格はランダー法で国際的統一基準を定められているわ。」
ファビアン「道交法に合わせて車が作られてるのと同じだな。そのリングを基準に機体制御をすることで、重力無重力の条件差を
　　　　　　随分縮めることが出来たらしい。」
アーネチカ「とはいっても、勿論大気圏内と真空状態である程度は差があるし、水中みたいな極端な状況下では全然運行出来ないんだけどね。」
ファビアン「このリングのせいで、ランダー戦は一対一の勝負の形式が一般的になったんだとさ。
　　　　　　そういう戦いは騎士道的だってことでお偉方の中であっさり認可されたそうだ。
　　　　　　ちなみに、リングにも色々な規格があってな、一番でかいもので月から地球まで到達するチャンネルもあるんだぜ。」
アーネチカ「よっぽどの緊急事態でない限りそのチャンネルは解放されないんだけどね。」
ファビアン「・・・ってなこった。判ってくれたか？」
カレル「言ってしまえば、荒海にタライを浮かべてその中で泳ぐようなものだな・・・」
ファビアン「・・・上手いこと言うじゃねーか」
カレル「しり」
ファビアン「・・・？・・・まぁいいや。続いてのお手紙。Ｒ．Ｎ．『超曽我部』さんからだ。『センコロには魅力的なキャラが沢山いますね。
　　　　　　もし新キャラが出るとしたら、どんなキャラが欲しいですか？』だってさ。いい質問じゃねーか。アーネチカはどうだ？」

アーネチカ「私？私は・・・うーん・・・今のままで不満はないわよ？ミカやリリちゃんがいるし。うん。」
ファビアン「チェ、のろけやがって。カレルのおっさんはどうだ？」
カレル「私も、若さえいれば何の文句も無い。当然だ。」
ファビアン「何のこっちゃ」
あきれ顔のファビアン。と、そこに乱入してきたのはチャンポだ。
チャンポ「ハイハイ！時代のトレンドならワタシにまかせて頂戴ッ！！！きょうびの三大萌えキャラ要素といえば、ツンデレ、ショタ、ヤンデレよ！」
仁王立ちして自信満々に宣言するチャンポ。その得意げな顔はまぶしく輝き収録室を光に包んだッ！！！
ファビアン「・・・全員いるぞ」
チャンポ「・・・えっ？」
よく考えたら既に三つともいたのでチャンポはすごすごと帰った。
ファビアン「・・・ッたく、さっきから聞いてりゃどいつもこいつも発想が貧相だぞ！！なーにがきょうびのトレンド、だ。何が萌え要素、だ。
　　　　　　記号化した人物像にすがりついてりゃ満足ならよ、永遠に頭の中でシコシコやってろってんだ、全く。」
憤激するファビアンの口から飛び出た正論に、アーネチカもカレルもびっくりだ！
ファビアン「そもそも前から考えてたんだけどよ、センコロのキャラクターは、オールドミスの櫻子大先生も、チャンポのアホも、リリもペルナも、
　　　　　　　全員肉付きがよすぎなんだよ」
いきなり吐露するファビアン。
アーネチカ「え、えと・・・リリちゃんやペルナはそんなでもないと思うけど・・・？」
ファビアン「胸の話だけじゃねー、太腿とか腰とかさ。ペルナなんか良く見りゃ案外むちむちだしよ」
アーネチカ「・・・まぁそういえば確かに・・・」
ファビアン「逆に、全員肉付きがいい必要があるのか、ってことさ」
アーネチカ「・・・むちむちしてた方が可愛いじゃない？ボンレスハムだってお中元の定番だし・・・」
ファビアン「だからよ、逆に、痩せぎすの子ってのはツボなんじゃねーか、ってことさ！」
アーネチカ「・・・！」
痩せぎす！今まで考えたこともないことを言われてアーネチカの顔が変わった。
ファビアン「脚にも腕にも肉がついてなくて、突いたら折れちまいそうにヒョロヒョロでよ、アピールもねぇからどんな男からも見向きされねえでよ」
アーネチカ「・・・ｺﾞｸﾘ・・・」
ファビアン「でも健気に自分の役割をつとめててよ、そういう根性の良さが、気付く人間にだけ気付かれる、ってな感じでよ」
アーネチカ「・・・」
ファビアン「な？痩せぎす系。俺はこれが次に来ると思うんだよ・・・」
アーネチカ「・・・ファビアン・・・」

アーネチカ「ファビアンって案外オタクなのね」
カレル「オタクだな」
チャンポ「とんだ妄想系じゃないの。キモッ！」

それから数日間、ファビアンの脳裏を一つの言葉が去来し続けた。「言うんじゃなかった・・・！！！」

技師長！！

>>836
ロボットゲー板なんてあったのか　サンクス

お便り、各界から届いてるな…
「しり」って何だよw

ファビアンｶﾜｲｿｽ
で、この設定ってマジ？

その痩せたキャラはお前だファビ…

>記号化した人物像にすがりついてりゃ満足ならよ、永遠に頭の中でシコシコやってろってんだ、全く
ファビアン・・・恐ろしい子・・・！

しかし仙波隆綱って・・・

ダイエッターが痩せぎすって……

>>843
いや、きっと適当に書いてると思うよ。

オールドミス言うな

天内技師長はツンデレ

>>843
うん、ごめん、テキトーに書いてる・・・
というか、推測して書いてる。
センコロの対戦画面を見てると、こいつらは宇宙空間に巨大なテニスラケットを一旦置いて、
ランダーはその縦横に張り巡らされたラケットの弦を伝って移動しているから、一平面上を動くし重力とか関係なく動くのではないか、と。
だからランダー技術そのものよりリングの技術の方が要なのではないか、と。

そういうルールを国際ルールで取り決められるようなことがあるとしたら、
よほど巨大な国家が軍事力をちらつかせてかなり強引に主導したのではないか、と。
恐らくそれはアーリア連邦なのだろう、と。
そう考えるとアーリア連邦へのアンセルの一人一揆はなかなか快哉モノだったのではないか・・・などと
想像は無限に膨らむね。

ほう…

>>850
ガンダムファイトが思い浮かんだのは俺だけですか？
言わばアンセルは東方不敗。NO-NAMEはデビルガンダム

>>852
なつかしーねＧガンダム・・・花からガンダムが出てくるんだったけか

>>852
それでいくとゾンビ兵相当がペルナか。
ということはノーネーム細胞に感染するとペルナになるということか。
是非とも感染させてくれ。

ファビアン「よっ、俺だ。残り放送もあと３回、ゲストも考えて呼ばなきゃいけねーな。今回のゲストは大物だ。」
ルキノ「鳴神ルキノだ。よろしくな、視聴者のみんな。」
純真ながら決して丁寧語を使わない鳴神ルキノ少年をゲストに迎えたラジオ放送。開幕いきなりルキノ君からの質問である。
ルキノ「ところで前から一つ気になっていることがあったのだが・・・」
ファビアン「おう、何だ？」
ルキノ「世に言う『ツンデレ』とはどういうものだ？」
ファビアン「えっ？・・・」
オタクトークは避けたいファビアンだが、ゲストの要求に対して真面目なのもファビアンだ。
ファビアン「んーと・・・例えばだな、『誰かのことを考えてそいつの為に行動しているが、その相手に好意を悟られたくはないから
　　　　　　そいつには辛く当たっちまう』、みたいなそういう心理・・・、って言えばわかるか？」
ルキノ「・・・つまり好意を表わすのが不器用な人物のことを言うのか？」
ファビアン「まぁ、ツンデレとか括られる人物はおしなべて不器用かもしれないな。」
なかなか丁寧なファビアン。
ファビアン「そーいやツンデレってことだが、丁度俺の手元にツンデレブラックボックスなんてゆーモンがある。」
ルキノ「何だそれは」
ファビアン「俺に聞くなよ。アンセルのおっさんが持ってきたんだからよ。何でも、名前を入力するとツンデレ風の文章が出力される
　　　　　　プログラムなんだそーだぜ。例えばこんな風に入力するとこうなる。えーと・・・」
ファビアンはキーボードでおもむろに名前を入力した。エンターキーを叩くと、モニターに文章が現われた。
【天内技師長「フンッ！お、おぬしの為にこの飛鉄塊を作ったわけじゃないんじゃからな！ま、只、その何だ・・・」】
ルキノ「おお、これは判り易いものだな！」
目を輝かせるルキノ！
ファビアン「そーかぁ？まぁ、お前が喜んでくれるならいいんだけどな。もう一丁。カタカタっと。」
【チャンポ「ちょ、優男！別にアンタの為に戦ってるわけじゃないのよ！私は只、その・・・」】
ルキノ「これも判り易い。こういうことなんだな、ツンデレというものは！」
ルキノにも勝手が飲み込めて来たようで、表情が徐々に明るくなってゆく。次いで出力された文章。

【櫻子「私はアーリア連邦の為に戦っている訳じゃないわ。只、これ以上の犠牲を出したくないだけ・・・」】
ルキノ「・・・こういう場合、櫻子はアーリア連邦が好きなのか？」
ファビアン「いや、これは違うな。これはむしろ本心だろう。なんだこのプログラム、結構怪しいぞ？」
プログラムが案外チャさいことを予感するファビアン。君の予感は正しいぞ。
【カレル「お前に協力することなど出来ん！・・・俺は只戦うだけだ・・・この国の、未来の為に・・・！」】
ファビアン「これはむしろツンデレだな。」
ルキノ「え、何故だ？」
ファビアン「このオッサンはよ、オメー一人守る為だったら国の一つや二つ喜んで潰しに行くよーな奴だろ」
ルキノ「・・・むむ・・・」
ファビアン「間違いなく照れ隠しで言ってるな。うん。」
なかなか人を見る目があるファビアンである。
【ツィーラン「でもボク、このゼリー要らないから！ねーさんが食べてよ！ボクは只・・・ねーさんも櫻子さんも仲良くして欲しいの・・・」】
【リリ「こちらの人参は曲がっているので要りませんわ。・・・え？只ですの？それなら・・・」】
ファビアン「どっちもツンデレと関係ねーじゃねーか！」
アンセル謹製のプログラムではどうやら『何かを拒絶する』＆『只』の文字が入っていれば何でもツンデレにカウントするようだ。
【アンセル「か、勘違いするなよっ！ペルナ！そこは基地の自爆スイッチだ！」】
ファビアン「だからツンデレじゃねーよ！」
【デフ美「べ、別に帝国の為に戦ってるわけじゃないんだから・・・！」】
ファビアン「お国の為に戦えよ！」
【ミカ「俺はアンセルの為に戦ってるんじゃぁない！！」】
ファビアン「敵じゃねーか！！」
【ミカ「別に俺はファビアンの為に戦ってる訳じゃないよ」】
【リリ「私は別にファビアン先輩の為に戦ってるのではありませんわ」】
【チャンポ「え？アンタの為に戦うって程アンタに思い入れのある奴なんているわけ？」】
チャンポ「これは全部本当ね」
櫻子「完璧に本当ね」
ファビアン「ぐおぉおおおお！！！！！！！」
【ファビアン「べ、別に！・・・別に俺ぁ、お前を助けに来た訳じゃねーよ、ミカ・・・た、只よ！只・・・」】
【ファビアン「おう、リリ！大丈夫か！？・・・いや、たまたま間に合ったんでよ、助けに来たまでだぜ？・・・いや、ホラ、後輩じゃねーか・・・」】
【ファビアン「おうチャンポ、威勢のいいこと言っときながらこのザマか？ったく、俺が助けに来てやらなかったらどうなってたことか・・・」】
チャンポ「あら、こっちは全部、見事なまでにツンデレね」
櫻子「完璧にツンデレね」
ルキノ「ファビアン・・・お前、報われないのだな・・・」
ルキノの視線は余りにも曇りがなく余りにも哀れみに満ちていた。
チャンポ「そういったところで笑点お開き、次回をお楽しみに！」
どうするファビアン！番組までのっとられてしまったぞ！

ﾋﾃﾞｪ・・・・・・

相変わらずハイクオリティなんだが、よくこれだけ連作出来るな。
つかびれねえ？

>【ミカ「別に俺はファビアンの為に戦ってる訳じゃないよ」】
>【リリ「私は別にファビアン先輩の為に戦ってるのではありませんわ」】
考えてみれば当然なのに、改めて言われるとグサリと来るものが…

ファビアンの素晴らしい片思いっぷりに泣いた
大丈夫だよファビ、君にはぺルナがいる

ペルナは人間じゃねーし

え？ペルナは人間じゃないん？
ロボか何か？

>>858
ありがとう。実際くたびれきっているよ・・・
よくラジオＣＤとかでキャラがノコノコ喋っているが、そういうの考えるのって凄い労力なのね。
ペルナか・・・こいつ会話になんねーから嫌なんだよな

アンドロイドを嫁にするのはＳＦじゃ割とありがち
老いないし

ちーくんとペルナは互換品とかそういう設定はあったっけか

人工無能ペルナちゃんほほーい
たしかにペルナ同士以外で会話絡ませにくい…

>>862
ペルナちゃんは群体アンドロイド。
個体間でおみやげをよろしくされあったり
応援したりほほーいしたりする癒し系ロストテクノロジーマシン。
最近では両手のウサギが時速160kmで飛んだとの報告アリ。

ttp://sakuratan.ddo.jp/imgboard/img-box/img20070904230715.jpg
トイレで見かけたリリを貼る

>>856
デフ美(*´д｀)

ファビアン「よっ・・・なんだな、まもるクンの反響は大きいんだか小さいんだかわからねーな。今日のゲストは・・・面倒なこいつらだ」
ペルナ「ほほーい♪」
ペルナ「きゃっほーー♪」
ペルナ「イェーイ♪」
三種三様のペルナがくんずほぐれつし、さながら幼稚園の様子を見せている収録室。一分もせずに室内の諸々の機材は、西が東に、上が下にされてしまった。
ファビアン「・・・」
辟易したように頬づえをついてその様子を眺めているファビアン。ふとファビアンはものぐさそうにティーカップにミルクティーを注ぎ、
角砂糖を三個ずつ放り込んでテーブルに配膳した。ペルナはきれいに並んだ。
ファビアン「今夜は、リスナーから最も多かった質問をぶつけてみるぜ。Ｒ．Ｎ．『ツィーきゅんのほっぺ』さんより。・・・
　　　　　　　『ツィーきゅんはなんであんなにも可愛いのですか？研究所の人達はきゃわいい子を作る研究でもしてたんですか？
　　　　　　　僕にその秘訣とツィーきゅんの秘ケツを教えて下さ・・・』・・・ラジオだからって自粛しろよ。他にもあるぜ。Ｒ．Ｎ．『匿名の勇士』さんより。
　　　　　　　『ペルナの容姿と性格を鑑みるに彼女らにはアンセルの趣味が反映されていると私は睨んでいる。君はどのようにお考えか。
　　　　　　　幼女趣向の上司を持った部下は凡そ不幸である』・・・なんつーか・・・つまりだな、ペルナ。一体お前ら何者なんだ？」
ペルナ「え〜？」
ペルナ「わかりませ〜ん！」
ペルナ「自分が何者かだなんて答えられる人はいませ〜ん！」
再び辟易顔のファビアン。
ファビアン「ほーか。ほーだよな。という訳で緊急ゲストのアンセルだ。おいペルナ、おめーらは廊下で遊んでろ。ほれ。」
ペルナ「「「はーい♪」」」
テケテケと部屋を出ていくペルナたち。代わりにアンセルがコートを羽織ってやってきた。
アンセル「ごきげんよう諸君。今晩のお相手はお口の恋人、アンセルだ。」
ファビアン「何だそりゃ。それより本題に答えてくれ。」
辟易ファビ介の隣ではアンセルが腕組みしつつ随分得意げにしている。
アンセル「フム・・・これは皆が長い事思い違いしていることでもあるからな・・・一度啓蒙しておくのもいいかもしれないな。結論から言うとだな、」
ファビアン「おう」
アンセル「ペルナたちやツィーラン君は、幼いから可愛いのだ。」
ファビアン「・・・あん？」
アンセル「・・・俺は真面目に言っているんだよ」
ファビアン「・・・つまり何が言いたいんだよ」
アンセル「つまりだな、ひとは彼女らのことを、可愛くて幼いと思っている。しかし真実は、彼女らは幼いが故に可愛いのだ。」
ファビアン「んーと・・・つまり、可愛いってことはたまたまだってことか？」
アンセル「その通り。」
それでも要領を得ないファビアン。
ファビアン「えーと確か設定ではツィーランは１６歳、ペルナは１５歳ってことだったよな？世間で言えばハイスクールに通ってる頃だ。」
アンセル「身体年齢はもっと若い。」
ファビアン「そうなのか？」（←結構驚いた）
アンセル「そもそも１６歳はゴディヴァの入社条件の最低年齢、１５歳はランダー搭乗条件の最低年齢というだけだ。あいつらは肉体、精神共に、もっと若い。」
わりとあっさりと設定上の重要案件をバラしたアンセル。
ファビアン「なんでそんな奴らが、その、なんだ・・・人造人間・・・なんだよ？」
アンセル「一つ聞こう。人間の脳機能が最も高い時期というのは、何歳頃だと思うね？」
唐突の質問返しに戸惑うファビアン。
ファビアン「・・・んーと・・・１８過ぎ、くらいか？」
アンセル「そのころは既に人間の脳機能はピークを過ぎている。脳機能のピークは、大体１２〜１４歳辺りだ。」
ファビアン「・・・！？」
ファビアンの顔つきが変わった。

アンセル「・・・察しがいいな。あの人造人間の研究は、脳機能の高い人間を開発する研究なのだ。
　　　　　　いや正確に言うなら、脳機能を高いまま維持できている生体知能ユニットを量産する研究、と言うべきかな。
　　　　　　あの子たちはそういうニーズの元に作られた。」
ファビアン「・・・ニーズだと？」
アンセル「ランダーはあれでも単体で軍事作戦用の一拠点となり得る端末だ。優秀な操縦者はいくらでもあっていい。
　　　　　　凡人が乗ればランダーは戦闘兵器以上ではないが、搭乗者の脳能力によってはランダーの意義は倍掛けで増してゆく。
　　　　　　その端末の為の高性能生体パーツと考えてみろ。誰だって欲しがる。」
ファビアン「・・・」
ファビアンは先ほどから、机の前の何も無い空間を睨みながらしきりに顎の先を掻いている。これはファビアンの癖だ。
ファビアン「つまりお前らはそういう目的の為にペルナ達を生み出した・・・って訳か？」
アンセル「違うな」
ファビアン「何がだよ」
アンセル「あの研究をしていたのはお前らがお守りしているアーリア連邦だぞ。」
ファビアン「・・・！！！」
アンセル「櫻子らが研究所を暴いたお陰で、おおっぴらな研究も商売も出来なくなったんだがな。恐らくだが、あの櫻子の突入は独断だ。
　　　　　　世論がついていったからたまたまお咎めが無かっただけだと俺は判断している。」
ファビアン「・・・」
アンセル「ペルナ達は言ってしまえばあぶれていた。アーリアはとっとと売り裁いてしまいたかったのさ。俺はそれを買い取っただけだ。」
世の真相を知ったファビアン。
アンセル「ちなみにあいつらの身体年齢は１２，３歳といったところだが、誕生からの年齢は、輪をかけて若い。」
ファビアン「・・・ど、どのくらいなんだよ」
アンセル「生産の回転効率がいい、ってくらいの時間・・・としか言えないがな。アーリア連邦は、かなり本腰で生体ユニット産業に関わっていたわけさ。」
ファビアン「アンセルのおっさんよ」
アンセル「何だ」
ファビアン「あんたはそれで納得してるのかよ」
アンセル「してると思うか？」
ファビアン「・・・」
アンセル「なんだかんだ言ってもペルナ達はそこらの人間と大差無い。飯も食うし趣味も持つ。泣きも笑いもする。
　　　　　　俺に出来ることは、限られた時間でもあいつらの好きなようにさせることだけだ。」
ファビアン「お前はペルナを使い捨ての駒にしたんじゃねーのかよ」
アンセル「あの状況では俺を含めて、使い捨てでない人間なんて存在しない。その点はお前らと同じだ。」
ファビアン「・・・」
と、ふと収録室に入ってきた人物がいた。
ファビアン「！・・・お前！・・・ツィーラン！」
ツィーラン「あの・・・今、『限られた時間』って言いました？」
ファビアン「！」
アンセル「・・・言ったよ」

ツィーラン「どういうことです？」
ツィーランは今にも泣きそうな顔をしている。
アンセル「・・・ペルナを買い受けた側として説明を受けただけだがな、生体ユニットには耐久年齢が存在する。
　　　　　生命保持の限界なのか、十分な脳機能の限界というだけなのか、そこは知らん。
　　　　　作られた生命は無理をした生命だ。１２歳で身体年齢が固定された人間が、常人と同じように歳を取るとは俺には思えん。
　　　　　・・・あくまで俺の推測だ。なんといっても先例がどこにも無いのだからな。」
ツィーラン「そんな・・・」
ファビアン「・・・」
アンセル「もう一度言うが、先例がないのだ。脳機能のピークが保持できなくなったとして、一気に脳機能が停止するとも考えづらい。
　　　　　　普通に歳を取るという可能性は無くもない。君がいつまで生きるかは誰にも判らない。その点では君は他の人間と変わらない」
ツィーラン「気休めはよして下さい」
ファビアン「・・・！」
目の前のツィーランの泣き方を見たとき、ファビアンはそれを形容できる気がしなかった。
ツィーランは糸の切れた操り人形のように力なく崩れていた。嗚咽が部屋に響く。アンセルは無言である。
無限に続くように思える時間。その静寂を突き破ったのは・・・
ファビアン「バッキャロ、泣いてんじゃねぇ！」
ツィーラン「〜〜〜〜ッッ！？！？」
ファビアン「お前よぉ、そんなに自分が特別だと思ってんのか！？」
ツィーラン「！！？」
ファビアン「そもそもオメーの姉貴や母親を見てみろ！あいつらハチャメチャだぞ！」
ツィーラン「！！・・・！？！？」
ファビアン「大体、人間なんていつ死ぬかわかりゃしねーんだ。櫻子の姉御なんかはそうゆう修羅場をくぐり抜けてたんだぜ。」
ツィーラン「・・・」
ファビアン「おめーには頼れる先人がいるって訳さ」
ツィーラン「・・・ハイ・・・」
ファビアン「安心したか？」
ツィーラン「・・・す、少しだけ・・・」
ゆっくりと、飲み込むように答えるツィーラン。
ファビアン「あいつらをお前が守れるか？」
ツィーラン「・・・ハイ・・・」
ファビアン「あいつらのこと好きか？」
ツィーラン「・・・ハ、ハイッ！」
ファビアン「良かったな。いい家族に遭えてよ」
ツィーラン「・・・ヘ・・・・・・ｸﾞｽﾞｯ・・・」
ツィーランはグショグショの顔を両手で擦っていた。その手の陰の笑顔を確認すると、ファビアンはゆっくりと、頬杖に戻った。
アンセル「・・・それに、研究所のデータを解析すれば、君達の延命策が見つかるかもしれない。まぁ櫻子のことだ、とっくに探しているんだろうがな。」
ファビアン「やることは沢山ある、って訳か。おいツィーランよ、おめーはもう、休んでな。」
ツィーラン「は、はいっ・・・！」
ツィーランは収録室を出ると、すぐそこにいたチャンポに抱きすくめられるのであった。
アンセルがファビアンを見て言う。
アンセル「・・・お前、なかなか優しい奴だな」
ファビアン「別に・・・俺は子供が泣いてるのには勘弁ならねーってだけだぜ」
アンセル「そかそか。んだら、あばよ」
口調が変になったアンセルは静かに部屋を出て行った。代わりに入ってきたのはペルナたちだ。
ペルナ「はーい！ペルナちゃんは、おもちゃで遊んできましたー！」
ファビアン「ほーか。何で遊んだんだ？」
ペルナ「ぽーん！」
ペルナ達は何かの部品を放り投げて遊んでいた。何やら赤い板金。それがグラフライドの成れの果てであることにファビアンはまだ気付いていない。

>>867
おお、メッチャリリじゃん。
>>866
ペルナしかり、あのアンドロイドシリーズは外部からの命令で統制することがとても容易なんだろうと思うわけよ。
だから趣味が変でもかまわない、みたいなね。

レジャラン

…センコロの鉱脈は全然尽きてないな。
驚いた。
こんな裏があったとは…

しかしあいも変わらずネタが尽きないね作者GJ
んであいも変わらずファビアンｶﾜｲｿｽ

>>868-870
これは名作だぞ？ＧＪとしか言いようが無い。
最初は笑わせ、ギャク展開かと思わせておいて途中から本気になり、感動系かと思いきや最後もまた笑わせる。
櫻子、アンセルのキャラもすごく良く立っている。

しかしこの一連のラジオシリーズで一番立ったのはアンセルだな。

最近、もはやここが本スレだと思う俺

センコロ本スレは過疎の上にツンケンしてるし、
グレフスレもひどいし・・・

ところで>>868-870は公式設定？

>>867
ﾌﾞﾘｯﾂｱﾛｰ吹いたｗｗｗｗｗｗ

ミカ「今晩は。この番組は今回で最後になるけど、今回は僕（←普段のミカの一人称は「俺」だが対外的には一人称は「僕」になる）が
　　　パーソナリティーを務めさせて貰うことになったんだ。よろしく。こういうことをするのは初めてだから、上手く役割を果たせるか、心配だよ。
　　　という訳で、『旋光のオールナイトロンド』最終回、始まります。」
ヘーーェーーーー（ェーェー）ヘーーェーーーー（ェーェー）（BGM:assembleの間奏）

ミカ「リスナーのみんなに事情を少し説明しなくちゃいけないかな。本当は今日は僕がゲストとして呼ばれることになっていたんだけれどね。
　　だが、まだこの番組でゲストとして呼ばれていない人が残っていることに気付いたんだ・・・。
　　だから最終回の今日は僕がパーソナリティーになって、その人物を最後のゲストに迎えて、ゲストとして、話を聞きたいと思った。」
何というミカの思いやりだろう。聞いてる僕らは涙を流さずにはおれない。

ミカ「というわけで今夜のゲストに来てもらいました。アデーレ・フリードリッヒさんです。」
アデーレ「今晩は！はじめましてッ！ア、アデーレ・フリードリヒですっ・・・！」
ミカ「今晩は、アデーレさん。多分僕のほうが年上、ってことになるのかな？」
アデーレ「えーと、ミカ・・・さんはお歳は？」
ミカ「１９だよ」
アデーレ「じゃぁそうですね、ミカさんの方が少しだけ年上ですね・・・！よ、よろしくお願いします！」
ミカ「アハハ、そんな緊張しないでいいよ。アデーレさんの活躍は僕の耳にも届いているよ。数々の戦いをくぐり抜けた
　　勇士だと聞いたけど、実際こうして会って見ると、想像以上にきゃしゃだし、随分可愛い子だね。」
アデーレ「そんな、お、おだてないで下さい！」
ミカ「いや、本当、可愛いよ。」
アデーレ「・・・そんなこと言われたの初めてですよ・・・」
ミカ「ご謙遜を。」
アデーレ「ちょっと緊張してたんですけど、き、今日は楽しく話せそうです・・・！」
さすが優男のミカ君。天然のくせに早速女の子の心を開いてしまった。
ミカ「さて、アデーレさんにまずはリスナーを代表して僕から話を聞くね。えーと、そもそも、なんで君や、
　　ヴィルヘルミーネさん、でよかったかな？・・・が、ヘリに乗って戦っているの？どういう経緯なのか、聞かせて欲しいな。」
アデーレ「はい・・・えーと、その前に質問を質問で返すみたいで悪いんですけど、それってそんな不思議なことでしょうか？」
ミカ「僕の同僚にも、１６歳の女の子でパイロットをしている子はいるよ。その子にはその子の理由があるんだけれどね。
　　　・・・あ、聞いちゃいけなかったかな？答えられる範囲まででいいんだ。」
アデーレ「いえ！そんな大した理由はないんです！えーと、私も先輩（←デフ美のことね）も、士官学校を出てパイロットになったんですけれど、
　　　　　まずは体重が軽いって意味で女子の方が的確だったことと・・・ホラ、うちの国の男はみんなガッチリしてるんですよ・・・芋とバターばかり食べてるから」
ミカ「へえ？」
アデーレ「あとは単純に人員の少なさなんです。優秀な男子パイロットはみんな、既に死んでしまっていて。戦局も最後の最後だったんですよ。」
ミカ「なるほど。そういう理由だったんだね。ごめんね、聞かせてくれてありがとう。一旦、歌に入らせてもらうね？
　　今日の曲は、ペク・チャンポ、ツィーラン、三条櫻子さんの三人による『恋はぐるぐる★ラブリーエンジェル』です。」

収録室とは別の録音室では、チャンポ・ツィー・櫻子の三人組がマイクの前に立っている。
チャンポ「よーし、今回は生歌よ！気合入れて行くわよ、ツィー！それに櫻子さん！」
櫻子「んもう・・・生歌なんて、恥ずかしいわ〜・・・」
チャンポ「ちょ、櫻子さん、そんなこと言ってるアナタのその服装！どこの魔女ッ子アイドルですか！？
　　　　　　ラジオ放送なのにフリフリのミニスカなんか履いちゃって！裾からのぞくフトモモがリアルすぎで引きますよっ！」
櫻子「ば、バカ！気分を盛り上げる為よ！そんなこと言うチャンポは何よその服！ヨー○ドーの５００円均一じゃないの！」
チャンポ「ファッションセンターし○むらですよっ！」
ツィーラン「二人ともケンカしないでよー！あ、ホラ、前奏が始まっちゃった！」
チャンポ「わわっ！」

チャンチャンチャン、どゅわーやぱーやぱーｽﾞﾝﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺﾄﾞｺｽﾞﾝﾄﾞｺ・・・・
チャンポ「（エヘン！・・・）恋はミラクルばれんたいん♪あなたのハートは大・混・戦！キミもアイツもやきもき〜、アタシの周りをぐる〜ぐる〜〜！」
ツィーラン「蓮っ葉なんていわないでー、アタシのココロはガラスだまー、爪を立てちゃあいやなのーっ、いつもキミを見てるのにーっ♪」
櫻子「よぉ〜〜るぅの〜しじ〜〜まにぃ〜〜ぃんぐ、のゎみだがキラ・・・」
ミカ「曲の途中ですが緊急ニュースが入ってきたよ。第三放送ビル・・・このビルだね、のすぐ隣のビルで立て篭もり事件が発生したらしい。
　　　立て篭もり犯は未成年の男・・・？で、なにやら要求をがなりたててるらしい。要求の内容は？えーと、『俺を出せ』・・・だって。」
アデーレ「『オレオ出せ』ですか？お菓子が好きな犯人なんでしょうかね？」
ミカ「そうみたいだね。僕の親友には、飴の好きな奴がいるけどね」
アデーレ「全く、迷惑な話ですね。立て篭もりなんて。コンビニにでも行けばいいのに。それともお金がないのかしら・・・」
ミカ「そうかもしれないね。」
アデーレ「・・・まぁ、でもそういうことが出来る世の中を守るためにも、私たち軍人は戦っているんですよね。だから文句を言っちゃいけなかったかな・・・」
ミカ「・・・本当だね。・・・アデーレさんっていい考え方をするんだね。」
アデーレ「え、いや、そんな！・・・///」
ミカ「フフフ。じゃあここで、リスナーからのお便りを紹介するよ。Ｒ．Ｎ．『も〜も〜コロコロ』さんのお便り。お便りありがとう。
　　　『アン子さん今晩は！アン子さん大好きです！ところで質問ですがアン子さんは何故水着姿なんですか！？』」
アデーレ「ええ〜〜〜〜！！///・・・えへ、えーと、あの水着は・・・プライベートだから・・・あまり見ないで下さいっ！///」
ミカ「ハハ、アデーレさんを困らせちゃったね。」

＝＝
櫻子「・・・えっ！？今ので生歌演奏おしまい！？Ｂメロだってところで！？私のパートで！？」
チャンポ「櫻子さんッ！今の歌い方なんですか！一人だけ歌謡曲じゃないですか！」
櫻子「ここはＢメロだからそれでいいのよ！それよりチャンポ！アナタのその頭わるそーな歌い方、あれ何よっ！！」
チャンポ「あ、頭わるそう！？！？あ、アタシは頑張ってテンション上げてっただけなのにィ〜〜〜！！ムキー！！」
＝＝
ミカ「おっと、楽しい話にかまけているうちに、放送時間も残り短くなってしまったね。」
アデーレ「今日はとても楽しくおしゃべりできましたよ！ありがとうございますっ、ミカさん！」
ミカ「ううん、僕も今日は初めてのパーソナリティーで、緊張してたんだけれど、アデーレさんが話し易くて助かったよ。」
アデーレ「え？初めてのパーソナリティーだったんですか？ミカさん、話を受けるのも引き出すのも本当上手なのに〜？」
ミカ「おだてないでよ・・・」
アデーレ「おだててるんじゃなくて、本当のことですっ！ミカさんならラジオの番組をもっと続けられると思います！」
ミカ「・・・エヘヘ、ありがとう。番組の最終回に、嬉しい励ましを貰っちゃったね。・・・嬉しいよ。」
アデーレ「いえ〜・・・///」
遠くからの声「・・・ウォーーーーイ！」
ミカ「それじゃ、アデーレさん、ありがとう。」
アデーレ「さようなら〜！おやすみなさい！」
遠くからの声「ウオオオオーーーイ！！！オレ！！オレをだせ〜〜〜！」
ミカ「リスナーのみんな、さようなら。そしていい夢を。」
遠くからの声「オオーイ！オオオーーーイッ！！！！！」
＝＝
チク、チク、チク、ポーン・・・
「２６時のニュースです。はじめに、立て篭もり事件の速報です。第三放送ビル向かい、文化ビル３階での立て篭もり事件、
犯人の男は窓から身を乗り出して意味不明のことを叫んでいましたが、つい先ほどビルから転落、
下で待機していた警官隊に確保、逮捕されました・・・」

>>873-877
本当ありがとう。楽しんでもらえれば光栄ですたい。

今回は文章分割間違えて３レス使ってしまった・・・２レスで済んだのに。

ミカがゲストで終わりかと思ったらなんでアン子なんだよ！！！ｗｗｗｗ

>裾からのぞくフトモモがリアルすぎで引きますよっ！
ひでぇ〜〜〜〜〜

ファビアンの扱いに全俺が泣いた

ミカはファビをどこまでいじめれば気が済むんだ。
しかしまぁミカの卒のないこと…

そして彼は鳥になった…

流れを読まずにカキコ

ついカッとなって描いた
今は後悔している

ttp://psychic.incoming.jp/senko_no_ronde/up-board/01-senkoro_uproad/221.jpg

すばらしいSSをありがとう
最終回と言わずまた書いてくれ！

>>887
マジGJ

>868-870無断借用すまんです。苦情きたら消しますんで。

>>879-881
櫻子の歌い方がアホ過ぎるぞ！
>>887
うんうん、ファビアンはいい兄貴だよな。グッジョバァ！

ここ数日、充実してるなこのスレ

>>887
ちー君を幸せにし隊!!
萌スレで見れるとは思わなかった!!

ファビアン・・・

ファビアンっていい奴すぎるだろ・・・

ファビはいい奴だよ。報われないことが多すぎるだけで。

>>889
苦情どころか！ありがとう！

一連のラジオシリーズは、エグゼリカのドラマＣＤ聴いて「これならセンコロキャラでやれば更にイカレられるのでは？」と思って
書いてみただけです。センコロドラマＣＤを出す予定なんてまぁとても絶対ないんだろうけど。また時たま書きますね。

>>892-894
ファビアンはいい奴だよ本当。うん。コイツほど動かし易い奴いないし。

>>889
同人誌に無断借用も糞もないだろ。
版権物にわざわざ無断転載禁止とか書いてる馬鹿は死んでほしい

>>896
面白いことを言ったつもりで得意そうなところすまんが

ﾂﾏﾝﾈｰ

オイラは礼儀と受け取ったよ。丁寧な人が多くてよかスレばい。
願わくば、太腿のむっちりした櫻子を誰か描いてくれれば・・・

本スレの>>207へ贈る・・・

プロジェクト・ロンド２としてグレフが秘密裏にセンコロ２の計画を練っている間、
とある青空専門学校では、土管の上のカレルが大演説をぶっている。聴衆はミカン箱に腰掛けたファビアン一人である。
聴講料はジュース一缶という良心的啓蒙機関。近代教育は原点に立ち戻るべきではないか、というメッセージが読み取れる。

カレル「対戦ゲームのセオリーを貴様に伝授してやるッ！」
ファビアン「・・・ふあ〜ぁ・・・」
カレル「さあ一緒に唱えろ！『対戦ＳＴＧのセオリーその１ッ！暴れ厨房　のち中堅』！！」
ファビアン「・・・あばれ厨房？のち中堅ん？」
カレル「そうだッ！初めてゲームに触る人間はテクニックなぞ知らないでダッシュをしまくり撃ちまくるものだ！
　　　　だから初心者用の機体として、ダッシュ攻撃が滅法強い機体を用意しろ！
　　　　とりあえずダッシュ攻撃していれば安牌、ＣＰＵは倒せる位の調整でいい！！」
ファビアン「・・・それ全然ダメなんじゃねーか？」
カレル「構わんッ！その代わり、ダッシュ攻撃後の硬直を長くとればいい。対人戦では同一戦法がのさばるということは無いからな。
　　　　上手い奴は、暴れの攻撃を冷静に回避して、硬直をとりに行くことを考える。
　　　　暴れている側はそこから反省し、自らの戦法を組み立てなおすなりキャラを変えて行く。駆け引きが生まれる。」
ファビアン「でもダッシュ攻撃はダダキャンで硬直なくせるぞ」
カレル「な　ら　ダ　ダ　キ　ャ　ン　な　ん　ぞ　な　く　せ　ッ　！！！！」
カレルの絶叫は空き地にこだました。近所を通りかかるおばさんが不審そうにこちらを睨む。
カレル「そもそも硬直時間が各機体で均一というのも怠惰な話なのだ、硬直時間にも差別をつけない理由がどこにあるッ！
　　　　そういうところからゲームというものは・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
ファビアン「・・・そういやよ、旧バージョンのオレのバーストボールなんかは暴れなんじゃないのか？安牌だったぜ？」
カレル「あれは暴れとは言わん。」
即座に反応するカレル。

カレル「そもそもなんだあの性能は。バースト小玉の回避に気をとられているうちにリロードが完了してまたバースト回避地獄、
　　　　バーストの小玉を一発食らえばダウンまで連続ヒット、大ダウンすればまた貴様のリロードに利する・・・
　　　　永遠に貴様のターンだったではないかッ！！あのバーストボールの性能なら、リロード時間は倍で良かった」
ファビアン「NEWver.ではマイルドになってたじゃねーか」
カレル「阿呆め、リロード時間を長くするなら兎も角、バーストボールの性能を落とすことで調整していたではないか。
　　　　ああいうのは角を削る調整の典型だ。角を取っていいことなど決してないわ。よく覚えておけ！」
ファビアン「へ〜〜い・・・」
カレル「少なくとも旧ver.のバーストには、ファビ厨（←本人を目の前にしてよく言うよね）への対策を練る為に各自が回避テクニック、バリアテクニックを
　　　　研鑽したという意味で、意義があったのだ。厨キャラがいるということはそういう点では決して悪いことではない。」
ファビアン「あ〜、だから『のち中堅』な訳か？」
カレル「その通りだ。最初は暴れ戦術がのさばり、暴れで楽しむ者と、暴れ対策で楽しむ者と、双方を楽しませる。やがて暴れへの対策が確立し、
　　　　暴れ戦術が収まると共に、なお暴れキャラは地方ロケでのプレイヤーレベルの牽引役を務める・・・」
ファビアン「・・・理想論だな」
カレル「（聞いてない）だからこそ、硬直と引き換えに強力な攻撃を振るうことの出来るダッシュ攻撃という概念は重要なのだッ。にもかかわらず
　　　　そもそも旋光の輪舞は各々の攻撃の挙動も弾速も遅いから硬直を取りに行くことが困難と来たものだ・・・全く。
　　　　第一、ダッシュ攻撃にも様々な性質のものがあってよかろう。敵に回頭することなく、ダッシュ方向に純粋に超高速弾を放つ狙撃キャラなどが
　　　　いてもバチは当たるまいっ。暴れダッシュ攻撃の硬直地点に目測でダッシュし狙撃するランダー・・・・フフ、そそるではないか。
　　　　そしてそのような優秀な狙撃手にはゴルゴなんて称号がついたりするのだ。ゴルゴカレル・・・カレル・ザ・ゴルゴ・・・フフン・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
ファビアン「・・・」
カレル「大体通常ショットにリロードがあるならもっと極端なリロードがあってもよかろう。時間に換算して実質二分の一程度の時間のみ弾を撃てるが
　　　　その弾が滅法強力なキャラなどがいたってバチは当たるまいにっ。それに引き換え私のショットの単発リロードは単純に不快だった・・・
　　　　まぁ、ダッシュによるリロードキャンセルというテクニックを覚えさせるという点では意味はあるにしてもな、それでも煩雑に過ぎる・・・
　　　　いや・・・そもそもメインショットにリロード付けたのもテキトーなんじゃないか？それでダッシュキャンセル入れればテクニックが増えるとでも
　　　　思っていたんじゃないか？全く、必然性！必然性をよく考えろッ！・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
ファビアン「ハーイ！せんせーいッ！」
カレル「なんだねェ−！？」
ファビアン「腹が減ったので帰りまーす！」
カレル「そうかーっ！きをつけろよーっ！」
ファビアン「あーばよーっ！センセも飯くえよーっ！」
カレル「さよーならーっ！
　　　　・・・」
ファビアンを見送るカレル。暮れ始めた空に、秋風が吹く。カレルに帰る家は無い。
カレル「・・・
　　　　『対戦ＳＴＧのセオリーその２ッ！弾消し兵器はやめておけ！』」
おお流石、根っからの教育者カレルに聴衆の有無など関係ないッ！！！

アホやで

もう少しこう・・・何というか・・・ＳＳのペースというか・・・

ペルナＢのダッシュＭダダキャンはやられるとかなり辛かった覚えあり

http://imepita.jp/20070907/017920

>>903
俺はそのけしからん股間を見逃さなかった

エロ漫画家デビューしてるよなその人
もっと描いてほしいわ

誰？名前はなんていう？

>>903
ちーくん、股間、股間！

>>899-900
カレルのゲーム評はいつも無駄にヒステリックで楽しいな。
対戦ＳＴＧはもっと欲しいのだが…

チ　ン　ブ　レ　2　待　望　論

センコロは昔やっててこれ何が楽しいんだ、と思ったことがしばしばあったなあ。
面倒なことや「ずっと相手のターン！」みたいなこと多くて。
壁櫻子とか。

>>901-902,908
ありがとん。
確かにペースがアレなのでちょいと控えよう。
ペルナのダッシュターンＭダダキャンは、隙間の狭い3WAYに遅れて到達するミサイルのコンボで既に攻撃が完成されてて
泣かせたね。ミサイルはこっちの弾消しちゃうし、かといってダッシュ後にはペルナのビームが待ってるし、と・・・。

かといって無理ゲーというわけでもなく、そういう戦術を攻略するのがまた楽しかった。

ＳＰ以来やってねーからどうか知らないけど。

青空専門学校専任講師カレルはこの日の朝、空き缶に溜まった百円玉数枚を手に、駅前の牛丼屋に来ていた。
久々の牛丼を腹に詰め込んだカレル。口の中のご飯粒を緑茶で流し込み、フゥと一息つく。隣ではファビアンが牛鮭定食を食べ終えたばかりだ。
カレル「なんだな、このビーフ・ライス・ボウルは人類の偉大な発明だな」
ファビアン「ほーかい」
カレル「文化的条件と好き嫌いはあれ、味覚刺激というのは一つの普遍なのだ。それを格安で提供できるシステムの広まった
　　　　社会というのは理想社会と見なしてよかろう。我々は既に理想社会の中にいるのだ。」
ファビアン「ズズ・・・（茶をすする）」
カレル「ＳＴＧもまたしかり、撃って破壊する楽しみには一つの普遍がある。・・・まぁ、その普遍も、匙加減一つで打ち砕き得るからこそ
　　　　問題なのではあるが・・・よし、たまには屋根の下で講義をするか。」
カレル大先生の講義が始まった。
カレル「復唱しろ！『対戦ＳＴＧのセオリーその３ッ！』」
ファビアン「チッチッ・・・（爪楊枝）」
カレル「『溜　ま　っ　た　ら　出　さ　せ　ろ　ッ　！』」
「ブホッ！！！」
ファビアン、向こうのテーブルにいた櫻子とチャンポ、カウンター奥で皿洗いするアンセルが同時に噴いた。吉野家は静まり返った。
ファビアン「何だそりゃ！」
カレル「溜まったら出す！これは味覚刺激、破壊欲求と共に、人類の普遍的衝動の一つなのだッ！大便しかり！小便しかり！精液しかりッ！」
カレルの大演説を耳にしたチャンポの口は咀嚼を止め、チャンポの半開きの口から卵の白身がダーとこぼれた。
ファビアン「そ・・・それがどうしたんだよッ・・・！！」
カレル「思うに、旋光の輪舞の醍醐味の一つは自他のゲージ管理にある。体力量、チャージゲージ量、相手のＳリロード、ラウンド数、ボスストック、
　　　　これらの配分を考え、リスクとリターン、理念値と期待値とを判断し、その上で各種の行動を取らねばならぬゲームなのだッ。
　　　　ボスモードも例外ではないッ。ゲージ管理がなっていなければ、ボスはあっさりと手玉に取られてしまうだろう。」
ファビアン「・・・それって、考えることが多くて奥深いゲーム、ってことなんじゃねーか？ボスだって只だしゃいいってもんじゃないだろ」
カレル「そ　こ　が　本　能　か　ら　の　離　反　な　の　だ　ッ　！！！」
轟音は吉野家を超えて駅前通りにまで到達し、朝の商店街の雀をくまなく追い散らした。

カレル「全てがシステムの為の計算！システムの為の調整ッ！！本能が念頭にないッ！遊びの理念が念頭にないのだッ！！！
　　　　そもそも絶対的火力を売り文句にしたボスが手玉に取られるとはどういうことだ。ボスを出した初心者は無力感に苛まれ、
　　　　かといってボスを出されれば理不尽に圧殺される。ボスモードは初心者を追い落とし実力差を広げるようにしか働いていない。」
ファビアン「・・・まぁよ・・・」
カレル「ボスというものは壊されないからボスなのだ！倒されないからボスなのだッ！！！
　　　　ボスを迎え撃つ側は、被弾しなければ奇跡、ダメージ２割ならしめたもの、という位の調整でよいのだっ！！
　　　　しかるにッ！只でさえボスの操作性が悪いのに、パーツ破壊によって行動を中断してしまうとは何たる調整だッ！！ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ・・・」
ファビアン「・・・んだがよ、ボスは破壊できないと、ＣＰＵ戦のスコアアタックが面白くなんなくねーか？」
カレル「ＣＰＵ戦のことを考えた対戦ツールなんぞ　ク　ソ　で　も　食　ら　っ　て　い　ろ　ッ　！！！」
轟音。櫻子はそれを聞いてピクッと動作を停止させるも、次いで、口の中にある牛肉の塊を再び静かに咀嚼し始めた。
カレル「よいか、旋光の輪舞のボスモードはボスに役割を担わせすぎなのだッ。体力回復、ボスパーツ破壊によるゲージ回復、
　　　　ファイナルボス、更にはＣＰＵ戦を踏まえてのボス破壊を可能にした調整・・・ボスの意義が過度に複雑化しているのは火を見るより明らかだ。
　　　　それ故に、システムに振り回された調整になるという弊害が起きる。システムを計算した行動がいつの間にか醍醐味になってしまう。・・・
　　　　ゲームの理念とはそこにあるのか？シューティングの理念は計算行動にあるのか！？」
ファビアン「えーと・・・」
カレル「違うはずだッ！！（ドンッと机を叩く！）ゲームとは人間の本能に訴えるからこそ普遍たり得る存在なのだッ！！！
　　　　折角溜めたゲージならば、何も考えずに放出させるのが筋なのだ！！超必殺の理念に回帰せよッ！！！
　　　　まかり間違ってもボスを手玉に取るような動作が出来てはならんっ！ボスこそ自在であるべきだ！
　　　　現状のボスはボスを出す側が天に祈っているではないかッ！ボスを迎え撃つ側こそ天に命乞いをすべきなのだッ！！
　　　　・・・そもそもボスの攻撃もイマイチ夢のないものが多いし操作してて楽しくないとは何たる・・・ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
ふとファビアンは気付いた。
普通、人間には腕は二本だけ生えていて、またその腕は両肩から生えているものである。
しかしながら傍らのカレル先生を見ると、驚くべきことに、二本の腕がカレルの首の後ろからニョッキと伸びだしたのだ。
その二本の腕はカレルの首にピタリと巻き付くと、一秒、二秒・・・やがてカレルの首はガクンと落ちた。
カレルの首の後ろから生えていた二本の腕はシルシルとひっこむ。そして崩れ落ちたカレルの後ろに櫻子が立っていた。
店中から、櫻子への賞賛の拍手が鳴り響いた。

さて、夢の中のカレルは。
カレル「『対戦ＳＴＧのセオリーその４ッ！厨キャラを　敢えて出しつつ　無償調整！』」
おお流石、根っからの教育者カレルは夢の中でも教育を忘れていないッ！！！

リアルな話はよせよっ！！

ボスも超必も考えずに溜まったら出せばおｋなゲームって、相当ゲーム性無さそうだよな

>>913-914
なんだな、オープニングトークがちゃんと伏線になってるのね。いつも思うが計算高ェぜ！
>>916
ゲージのやりくりがゲーム性ってどうなのよ、って話じゃないの？
グレフゲーは調整ありきなところが多いからな

>カレルの大演説を耳にしたチャンポの口は咀嚼を止め、チャンポの半開きの口から卵の白身がダーとこぼれた。
ﾜﾛﾀwwwww
>カレル「『対戦ＳＴＧのセオリーその４ッ！厨キャラを　敢えて出しつつ　無償調整！』」
それ何てアルカナハート？あれ無償じゃなかったか

センコロでツィーラン近接無限スープが判明したときもそれを擁護した奴いたし、
ゲーム性の有無とファンの評価とは別なんだよなあ。

無限スープじゃねぇループだ

ツィーランのスープがどうしたって？

唾液と書いてスープとルビをふる

えっちなのはよくないとおもいます＞＜
ちーくんのスープってなんですか？わかりません＞＜

>921
貴様っ！！そいつを寄こせェェェェェ！！！！

少佐自重しろ

チーくんのスープをナメナメしたい

藻前ら、無限ループ持ってるのがツィーランでよかったな。
もしカレルだったら今頃はカレルのスープをナメナメする羽目になってたんだぞ

結局無限じゃなかったからなあ
まあゲージはモリモリ取られた＆溜まったから、
強力だったのは確かだが
それにあのころのツィーが強かった理由はそれじゃないしな

あれ？近接ハメで相手ゲージを減らし切れたっけ？なんか増えたり減ったりだった気がしたが。
ていうかゲージ減るんなら鬼だな。ボス発動できないじゃない

>>855-856
エロくなりました。
ttp://akm.cx/2d2/src/1189221769329.jpg
曲がってる人参です。

SSのペースが凄すぎて自分の口からも卵白が出そう。

>>929
ちびリリの人GJ!!
貴方のちびキャラはやっぱええわ〜。

>>929
こんにゃろう！何度ＧＪと言わせれば気が済むんでぃ！！！

確かにＳＳのペースがキツいわ。一回のネタが濃いくせに毎日連投じゃないか！怪物めッ！いや乙だけど。
>>929
あまりにもエロス。あまりにも乙だ。
>>928
近接は最後の三打目がゲージ食うので、１・２連打ではあまり減らなかった覚えがあったようなないような。
というかレバガチャで抜けられることが判明して収束したんだっけな。そもそもぐるぐるチャンポほどロケで暴れなかった。

>>929
どわー！凄く嬉しいわ！ありがとう！！
うむ、というかＳＳのペース無視してすまなご。今日はお休みして、時たま書くでよ。
・・・昨日は控えるとか言っといて控えなかったけどね・・・。

>>919-925のせいでツィーランのスープというワードが渦巻いちまったじゃないか

ちーくんのスープ飲んだら身長が伸びました！！

「貰っちゃうよ？」
「え？ねーさん、何を・・・？」
「ツィーの近接スープ・・・ムチュ・・・」
「ッ！？」
「んむっ・・・ヌプッ・・・チュルチュル・・・ぷはぁ！」
とかそういうのが好きなんだ

>>916
なんというか、考えないでいい度はパワーストーンの超必殺くらいの配分が理想と思うの。
当てに行くのは容易いし、かといって避けることにも希望があるくらいのバランスが・・・

連続レスすまんが・・・
もっと行けるな。

「ツィーの唇・・・まじかで見るの久しぶりね」
「そんな・・・ね、ねーさん恥ずかしいよ・・・」
「ホラ、わかる？ツィーのぷるぷるの唇が、姉さんの唇とくっつきそうになってる・・・」
「えう・・・」
「ツィーの唇が姉さんの唇を求めて疼いてる。姉さんの唇の匂いを嗅いで、涎をどんどん分泌してる・・・」
「・・・う・・・ハァ・・・うっ・・」
「アハ・・・無限に流れてくる・・・ツィーのスープ・・・近接無限スープ・・・貰っちゃうね？」
「えっ！？え・・・」

もっと行けるッ！

「・・・うっ・・・う・・・」
「もっと近づいて・・・」
「・・・う・・・やめようよ・・・こんなの・・・」
「若の唇を目前に控え・・・私の唇からは無限近接スープがほとばしっていますッ！！！！」

・・・御免。行けなかった。

もっと行ける！ワロタ

俺の猛ったものの鎮め先をどうしてくれる
自慰時にカレルの顔が出てきたときの悲しみ

オチつけるなバッキャロー！ツィーのスープをよこせぇぇｘせぇえ！！！
>>939
ご愁傷様…

>>939
リアルな話はよせよ！

>>941
リリ
アーネチカ
ルキノ

三人の絡みをお楽しみ下さい

ルキノがいる限りあの彼が乱入してきます

ルキノはいらん。リリアネがいい。

>>943
リリ
アーネチカ
ルカ

これで問題は無いな

ルカはいらん。リリアネでいい。

>>945
当人じゃねーか！！

失敬な
乱入されると困ると言うから若の代わりに参加しようと言うのに

アーネチカ「うふふ、リリちゃんにルキノ君、いい格好じゃないの」
リリ「え・・・！？あ、アーネチカさん・・・こ、これっ・・・！！」
ルキノ「う、うわああっ・・・！」
アーネチカ「こうして二人を並べて見てみるのも面白いものね・・・ウフフ」
ルキノ「ほ、ほどけ！手足を解け！」
リリ「な、なんで全裸なんですの？・・・あ、ああ・・・」
アーネチカ「ふふ、よーく見てみるとリリちゃんのおなか、産毛が細やかできれい・・・」
リリ「ひ・・・ひぃ・・・」
アーネチカ「ルキノ君は・・・うふ、案外筋肉がついてるのね・・・男の子らしいぞ。でも肌はリリちゃんにも負けないくらい白いのね・・・」
ルキノ「う・・・こ、こんな辱めを・・・」
アーネチカ「そんなこと言いながら、ルキノ君、隣のリリちゃんの裸が気になってるんでしょ？ホラ、肩が触れ合っちゃってるぞ。
　　　　　　　かすかに触れる肩の感触から、リリちゃんのマシュマロみたいに白くて柔らかい裸を想像してるんじゃあないの？
　　　　　　　その証拠に・・・クスクスッ・・・」
ルキノ「うっ・・・！うう・・・あ、足でなぞるなっ・・・」
アーネチカ「あは？もっと大きくなっちゃた♪ルキノ君のプリップリの小龍包、おつゆを沢山溜め始めちゃったわね・・・」
＝＝
カレル「・・・う、わわわわわ！」
橋の下で朝を迎えたカレルはその日、日課の朝刊探しを終えて丁度帰ってきたところであった。
拾った新聞の小説欄は新連載を迎えていた。新連載を一読したカレルは、その戦慄きを土手の高架下に響かせた。
カレル「わわッ！わッ！たしのわッ！かがわッ！」（←つなげて読んでね）
＝＝
数日後。
カレルの高架下の住まいを訪ねる人影。
ファビアン「おーい、どーした？近頃街をうろついてないから、見にきてやったぞー。」
ビニールシートをめくるファビ介が見たものは、髭も剃らず眼鏡も洗っていないカレルのちぢこまった姿だった。
カレル「・・・あ・・・あああ・・・」
ファビアン「おい、どーかしたのかよ」
カレル「・・・まもるクンの話を・・・聞きたいのかね・・・？・・・まものろの残りのキャラ二人は誰か、だって？」
ファビアン「誰も聞いてねえよそんなこと」
カレル「・・・しゅじんこうの男の子キャラと・・・しとやかそうなお姉さんキャラ・・・さらにはきゃわいい系の女の子キャラ・・・
　　　　すでに布陣がかんしぇいしてしまっているからな・・・したがってわたしの勘では・・・残り二人の一方はにんげんではないキャラ・・・
　　　　例えばキツネとか・・・いや、たかやましがにんげん以外をデザインできるかはしらないが・・・いや・・・ならば
　　　　動物の着ぐるみをきた子なんていうのもありだな・・・もしくはおじぞうさんの使いという設定の若いおぼうさんキャラ・・・
　　　　そして残りの一人はからくりの鎧武者か甲冑ロボといったところかな・・・重量級でな・・・」

ファビアン「・・・おい」
カレルの目はファビアンを見ていなかった。カレルは居ない聴衆を前にして、望まれぬ講義をしているのだ。
カレル「ショットはＡ連打でショット、Ａ溜め押しで一定時間の溜めうち・・・Ｂの呪い弾は・・・これもわたしの勘だが・・・
　　　　各機体で大幅に仕様が違うと見た・・・遠くの大型機に正確に当てないといけないがリターンの多いキャラや・・・
　　　　当てただけ呪いをかけられる弾を八相弾（ぐわんげのね）のように打ち出すキャラ・・・
　　　　つまり呪い弾一発で死ぬザコは発狂しない代わりに錬金される・・・まもるくんの呪い弾は高速大型弾を一発・・・
　　　　しかし呪いをかけている間は自機からその呪い敵をめがけて左右に弧の軌道を描いて攻撃が出て・・・
　　　　ザコを巻き込めば大幅な得点を見込める・・・つまり呪い効果時間中は攻撃方法もかわるということだ・・・
　　　　呪い弾がマーキングの意味合いしかないというのであればいかにも惜しい・・・ザコへの対応も変わってよいだろう・・・」
ファビアン「おいホラ、ボヤボヤしてんじゃねぇよ。手土産持ってきてやったんだからよ」
カレル「しゅ、主人公達の名前の付け方は失敗だ・・・苗字も名前も共に三文字・・・しかも苗字は女性の名前にもよめるようにしてある・・・
　　　　ともか・まもる・・・みゆき・まゆの・・・これでは人物を特定する焦点がぼやけてしまう上に・・・
　　　　どっちも六文字で名前の印象に差がついていない・・・それではダメなのだ・・・」
ファビアン「ホラ、古新聞持ってきてやったぞ。濡らして丸めてから乾かせばいい燃料になるんだ。自販機の下も探っといてやったぞ。」
ファビアンは小銭をジャラジャラとコンクリの床に落とした。それでもカレルの目は小銭を追いかけない。
ファビアン「チェ、なんだよ、失恋でもしたかぁ？おう、一丁俺がよ、ゲンキの出る小説読んでやんよ。
　　　　　　連載一週間だがなっかなかエロくってな、ほら、この新聞だよこれ。えーと・・・」
しゃがみこんでニコニコと小説を読み聞かせ始めるファビアン。
＝＝
リリ「あ・・・あかッ・・・かッ・・・」
アーネチカ「あらやだリリちゃん、過呼吸を通り越して呼吸困難になっちゃって・・・そんなに気に入ってくれたの？」
ルキノ「・・・あっ・・・あ・・・あ・・・」
アーネチカ「ふふ、ルキノ君も、たっぷり開発されちゃった上にリリちゃんの体まで味わえて、満足？」
ルキノ「もっと・・・もっとぉ・・・」
＝＝
カレル「！！！？！！！！！わっ！！！わばっ！！！ばばばばっばばばっばっ！！！！」
カレルが再起動した！
ファビアン「おあっ！？」
カレル「こっ！んのくそアッ！！まがわっ！！わたしのわッ！！かをわッ！！」　　
ファビアン「おう、元気が出たか！？よーし、えー・・・『うふふ、もっと太くってもっとイボイボの猛った玩具がもっとルキノ君の恥骨をゴリゴリ・・・』」
カレル「話ばばっばばばばばばばばぁぁぁあああぁああ！！！ろろろろろろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
カレルｊは今、人を超えた！　　

最悪

わっふるわっふる

カレルよ、人を越えるな。

あれ、一瞬萌えスレに来たのかと思った

俺は何を言っているんだ･･･

ルキノ+リリ+アネチカ、出来そうじゃないか

>>955
モルダー、貴方は疲れているのよ

つか萌スレでエロネタはよそでお願いいたします。つか普通のギャグは駄目なのか。

ツィーきゅんのツィンコみるく

チーきゅんのちんちんみるくは僕だけのものだ^^
ゴクゴク…

さすがにそれはキモいわ･･･

翠藍B1のカットインのAAは無いんですか？

>>956
俺も、出来る気がする。

ほほーい


過疎っちゃやーよ

２日程ロムって無かったから埋まって落ちちゃったかなぁって思ったんだけど、まだ1000すら行って無かったのか…。

【まもるクン】萌えスレ【襲来】

まあここはマターリが通常営業だからな

まもるクンが出てしまったね。

・・・でも誰も何も言わないから萌えスレ的には脅威ではないといったところか

コミケ71で絵師が出していた同人誌の付属ＣＤ-Ｒ持ってる奴居る？
何が収録されていたか知りたいのだが

>968

今のところはまもるクンはツボにこないなー
もうちょっとこんなかわいい子が（ryみたいなのがいい

でもまもるくんとツィーランに並ばれたらどっちから手をつけていいか悩むな

ツィーランはグッときたがまもるにはクるものがないなぁ

まもるクンにはケツがないからだろ

というかな、みんな、言っておくが・・・
ツィーランもまもるもおとこのこですよ！！！！！

>>973
何を言っとるんだ君は
落ち着け

わかるぞ〜わかるぞ〜

次スレどうする？

【ちーのケツ】旋光の輪舞萌えスレ17【まもった】

まもるが男1女2なのはきっとセンコロキャラの誰かが隠しキャラなのだ。
セーラー服がいるから学ランが隠しでいるに違いない。



そこで若の出番というわけで御座いますな。

なんか残り二人のキャラは女っぽいけどなー。シルエット見ると。
キャラ配置でも失敗しそうな予感がするぜ＞まものろ

【SP・Rev.X】旋光の輪舞萌えスレ17【全身図だしてくれ】

　がいいなぁ

【チー坊は】旋光の輪舞萌えスレ17【呪われてしまった】

スレ立ては990くらいでよさそうね

ゴミ箱や道端の３０分無料券をかき集めたカレルは、ネット喫茶で高速インターネットを思うままに利用していた。
机には１０個の紙コップにそれぞれ違うジュースが全て入っている。ファビアンは傍らのソファーで悟空道を読んでいる。
ファビアン「ハハハ、ぶっちぎりか。こりゃねーぜ」
カレル「んむむ・・・これは」
ファビアン「どーした？エロいショタサイトでも見つけたか？」
カレル「ＡＭショーの動画だ」
ファビアン「ほう？」
カレル先生の文句がまた始まる。
カレル「このキャラ・・・公開されているのは二人、残り二人はシルエットだが・・・
　　　　一方は両手に何か大きいものをぶら下げて腰をかがめている女？・・・やけにちびっちゃいな。
　　　　頭の上についているものはオプションか何かか？四つ脚立ちのようにも見えるが・・・わからんな。
　　　　もう一方も体のラインからいって女キャラ・・・のようだな。ツインテールでハイヒールだ。
　　　　ボディコンネーチャン的にも映るがチャイナのウェイトレスのようにも思える」
ファビアン「アンタの予想、全然外れたな」
腕組みをしながら呻いているカレル。暫くウムウム言いつつ、やがて口を開いた。
カレル「・・・何だな・・・一つ言わせて貰うと・・・」
ファビアン「おう」
カレル「私は誰を選べばいいのだ」
ファビアン「・・・あん？」
カレル「誰を選べばいいのだ」
ファビアン「・・・いや、そりゃ、普通に本能の赴くままに、オトコノコキャラにしてりゃいいじゃねーか」
カレル「そうじゃない。つまり言いたいことはだな・・・人生に美意識を持っているタイプの男が選べるキャラがいるのか？」
なんか凄いことを言ったカレル。
ファビアン「え・・・」
カレル「初見で、オタク臭いキャラしか選べないというのはどうなのだ。プレイヤーにも恥じらいというものがある。
　　　　どうだお前はマリオンを選びたいけどバルナスを選んだりしなかったか？こよりじゃ恥ずかしいから天外を選ばなかったか？」
ファビアン「え〜と・・・」
カレル「イロモノキャラや濃い男キャラは、羞恥心あるプレイヤーにとってのヘイブン（避難所ね）の役割を果たしているのだよ」
ファビアン「・・・あ、あのよ、そうは言うけどよ・・・」
カレル「何だ」
ファビアン「今の時代、シューティングはオタクしかやらないもんなんじゃないか？」
カレル「・・・！」
ファビアン「このゲームが、リーマン相手に場末のロケに入るもんだとは思えないんだがな・・・」
カレル「うぬ・・・！！」
ファビアン「そもそも一般人にしてみりゃ、女キャラが入ってるシューティングはなんだろーとオタク臭く見えるもんだぜ？」
カレル「ぐむむ・・・！！！」
ファビアン「それに見てみろ、きょうびのシューティングのキャラはどこもかしこも女ばっかじゃねーか。
　　　　　　　エグゼリカを見てみろ。ガルーダ見てみろ。むちポ見てみろ。アンデフ見てみろ。」
カレル「むぐぐぐ！！！！」
ボイド「それに僕はインストにも載ったのに全然人気でませんでしたし」
カレル「ぬぐう！！！！！」
悠平「俺の場合は、キャラの外見よりも機体性能そのものがキャラクターセレクトの基準だったしな。」
カレル「むうううう・・・！！！！！！」
ユーマ「あと、男ばかりで揃えると、なんというかその、同性愛・・・っぽくなってしまうっていうか、かえってオタクくさくなる気がします」
カレル「ぬおおおお・・・！！！！！！！」
カレル、識者たちによる正論の応酬に四面楚歌！その呻き声に駆けつける漫画喫茶の店員の男！
店員「先ほどから、周りのお客様に迷惑なのだが」
カレル「・・・す、すまない・・・」
久々にしょげかえったカレル。その姿をじっと見ていた店員が、やがて呟く。
店員「後で私のオフィスまで来るように」

兄貴が来た！！

お久しぶりですね＞983

エヴァンズマン来るなよ！

今やＳＴＧやるのがオタクしかいないから、出すキャラは全員萌えで人気出るように配置してる、って感じだな。
>悠平
うわこいつ久々に見た

誰じゃい＜悠平
ネタが濃すぎてわからん

斑鳩なんか女性キャラは篝と鳳来天楼だけだが…

斑鳩？6年前のゲームをきょうびの範疇に入れるかどうかは問題だな

質問 　斑鳩って良ｹﾞｰなんですか？DCで持っているんだが2面で死んじまう。

ｽﾚ違いですんません

良ゲーです

スレ違い