女神異聞録ペルソナ〜異聞記ペルソナ〜第二話

少しだけ話を聞いてくれ。

前スレ
女神異聞録〜異聞記ペルソナ〜
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1154671838/

パムルナック ◆b7GGXBvmLYがプレイ日記を投下しているスレ主の鳥です

スレ立て乙パムの活躍に期待してるんだぜ

>>1
乙

>>1乙

愛してるぞｗｗ

>>1に乙するとね、何か不思議な力が働いて、パムが勃っちゃうんだよ！

ほんの手つけ金だ。 裏と表が逆の>>1乙をくれてやろう

＞…

〜ネメシスの塔・内部〜

ネメシスの塔内部に侵入した俺たちは慎重に歩を進める。
悪夢が脳裏をよぎる…正夢なんかにはさせない。
曲がり角を曲がるときはＭＧＳのスネークのように壁に張り付いて様子を窺う。
緊張で嫌な汗が額から滲み出てくる。
すると、曲がり角の先に悪魔の集団がいた。
一瞬心臓が止まった。
くそ…ここを通らなきゃ先に進めない…
しょうがない、戦うか…
俺たちは意を決して飛び出した！
俺がいの一番に悪魔に斬りかかろうとしたその瞬間！

悪魔「貴方との出会い…これは力になれという、神の思し召しなのでしょうか？」

悪魔が話しかけてきた。
なんだ、アイツ？見たことない悪魔だ…
鎧から翼が生えてやがる、口ぶりからすると天使の類か？
とりあえず俺はこの天使に話を合わせることにした。

俺「そうだと思う」

天使「では、この出会いを神に感謝しましょう！」

→歌う

OH MY GOD！(作詞:パムルナック)

神様お願い、明日のデート(wow wow)
神様お願い、お天気にして(wow wow)
あの人との、初めてのデート(wow wow)
失敗なんか、したくないの(ah ah)
(サビ)
ああ、服が決まらない
ねえ？キレイな方がいいの？
ああ、メイクが決まらない
ねえ？ナチュラルでいいでしょ？
お財布に、手鏡、ポケットティッシュ…
ハンカチ忘れてた！(OH MY GOD！)


神に感謝する歌って、こんなノリノリでいいのか？もっと讃美歌っぽくした方が…

天使「そのような歌で天使を懐柔しようとしても、神の秩序は乱れません！」

やっぱりダメだったか…orz

まあまあ、仲良くしようぜ？

→説得する

天使「お断りします！」

ヒェン！ひどい…
もう、俺じゃ無理だよ…アヤセ…お願い。

アヤセ「やっだあ、そんな怖い顔しないでえ……アヤセと、もっと仲良くしましょうよ。」

天使「私と語り合いたいのですね。大いなる神と人との愛について、お教えしましょうか？」

…めっちゃ食い付いてる！
くそ…天使と言えども女には弱いのか…このスケベ天使め！！

アヤセ「は〜い」

スケベ天使「愛の形は、いろいろありますが、偽りの愛というのも、あります。しかし、神の愛は全てを包み…………………………………………」
(説教は延々続いた。)

アヤセの顔もひきつっている。
きっと簡単に返事したことを後悔してるんだろう。
延々説教を続けたスケベ天使は満足気な顔をしている。

スケベ天使「貴方の話を聞くことが、神のご意思なのでしょう…さあ、お話しください。」

アヤセ「スペルカード！」

スケベ天使「これもあげましょう。」

そう言ってアヤセにガーネットをくれた、スケベ天使のくせに…

スケベ天使「では契約の印たる、スペルカードを授けましょう。いつも見ていますから、私のスペルカードを、悪いことに使わないように…」

そう言ってスペルカードをアヤセに手渡した。
スペルカードを渡す時にアヤセの手をガッチリ握っていたのは言うまでもない。
ちなみに、スケベ天使の名前は「アークエンジェル」だった。
スケベは足早に去っていった。

>>1乙
という訳で、まだまとめてるんで予告編(？)みたいな感じで…

前スレは埋めた方が良いのかな？

サイトか何か作ってまとめろよｗ

パムがいいなら俺作るよ
見やすいかどうかの保証はしないが

保守

パムのおかげでまたペルソナやり始めたよ。
先は長いけど頑張ろう。

>>16
漏れもだw
迷いの森でテディベアと戦いたい衝動に駆られつつも正規ルートを選択
それにしてもヴィゾフニルつぇぇぇぇぇぇ

>>14
パムがよければ、よろです

>>14
需要があるならお願いしたい。
俄然やる気出てくる。

あるあるｗｗｗ

パムからの許可も出たのでまとめ作ったよ。
なんとか形になった程度だけど、今夜中にでも残りのまとめに取り掛かればいいなあ。
http://ibunki.y7.net/

忘れてた。
パムが携帯からなんで一応どの環境でも見れるようにしたつもりだけど
動作確認してみたら携帯からだと改行が違って見えるんだな。
あんまり知識ないんだがそれで見難くなってたらスマソ。

>>21-22　乙！
言い出しといてなんだがホントに作ってもらえるとは思わなんだ
自分積みゲ終わったらサイト見ながらまたやるよ、�d！


パムも疲れない程度に頑張れー！応援そして続き楽しみにしてるぜ！

>>21
マハ乙ダイン！！

携帯でこれ打ったパムもすげえよなあ

下がりすぎているのでage
>>21 乙です。

雪の女王篇までうｐしていたのをネメシスの塔らへんまでうｐしました。
パムがんばれー

>>21乙
改めて見ると、我ながらすごい量だな…

ヌウ！　>>21-22　オレサマ　ココロ　ユサブル　ニクイヤツ！
俺も携帯でしか見れないけど、改行云々での見づらさは感じなかったよ。
一にも二にも乙です。

保守

保守あげ

干す干す。
アリスって出現率かなり低い？見たいのに悪魔の山と御影遺跡行ってるけど出会わない

忘れた頃に出る
いきょうのぐうぞう三つもいらねー

>>28見てドゥン萌えした自分が通りますよ。
ついでに保守あげ

ペルソナ３美鶴ｽﾚに南条くん、稲葉出張中！

完全に住み分けるが吉

下がるの早いな。
落ちないようにせんと。

またしばらく歩くと、通路の途中に無造作に便器が４つ置いてあった。
便器にはいい思い出がない…
ここはやりすごそう…
俺たちは壁に張り付いてソロリソロリと音を立てないように歩いた。その時…

カタン

メガネがコケそうになった。
その瞬間に便器のフタが一斉に開いた。
メガネのくせに…
俺たちはすぐさま戦闘態勢に入る。

便器「ちょっとでも変なことしたら、アタシ、すぐ帰るから……」

緑の便器と赤い便器があったが、赤い方の便器が話しかけてきた。
また見知らぬ悪魔か…
とりあえず、交渉を始めるか…

→歌う

BENKIでGENKI(作詞:パムルナック)

う・う・う・う・ウッウー
う・う・う・う・ウッウー
べ・べ・べ・べ・便器で
げ・げ・げ・げ・GE・N・KI☆
(セリフ)え？便器で何で元気になるかって？
そんな野暮なこと聞くなよ、わかってるんだろ？
あはは、君はおちゃめだなぁ〜…
ん？いやいやそんなことないって、違う違う！違うって！
ああもう！じゃあ言うよ！？言っちゃうよ！？
ニヤケんなよ、わかってるくせに！

う○こ♪う○こ♪う○こ♪
いっぱい出して健康さぁ〜♪


ちょっと狙いすぎたかな？

便器「エヘヘ、エヘヘ！もー、面白い人だなぁ。見てて飽きないよ！」

よし、つかみはオッケイだ！
行け、メガネ！さっきの汚名を返上してみろ！

メガネ「土地か？株か？欲しいものを言え。」

出た！得意の「物でつる」！

便器「エヘヘ、エヘヘ！もっと、貢いでー！もっとだよ！」

便器も負けじと更にねだる、何て意地汚い！
正に悪魔、飢えた鬼と書いて「餓鬼」と読む！
この便器の底にはどんな欲望が渦を巻いているのか、できれば巻いているのはトグロでないことを祈るばかりです！
申し遅れました、今回の実況を担当しますパムルナック斎藤です。

メガネ「ふざけるな」

おおおっと、ここでいきなりの拒絶！
ま・さ・に・青天の霹靂！！
これに対して便器はどのように返してくるのか、便器の性格によっては好転することも考えられるがぁ〜…

便器「くれないの？じゃ、もういい！あっち行って！」

やはり人生は甘くない！
山あり谷あり！楽あれば苦あり！！
貢ぎものがなくなった瞬間に掌を返したような豹変ぶり！
まるで意地汚いキャバクラ嬢のようだ！
もちろん私も貢ぎました！貢いだ末に残ったものは甘く切ないマイメモリー！！

メガネ「ほんの手付け金だ。表と裏が逆の１０円玉をくれてやろう。」

機転を利かせた作戦変更！
一見普通の１０円玉にも見えますが、実は表と裏が逆というマニア垂涎の逸品です！
ちなみに、私もギザギザのついた１０円玉を集めるのが好きです！
できれば、できればその１０円玉も手に入れたいところ！
さあ、便器は食い付くのか！？

便器「そんなことで、便器は裏切れないわ！アタシ、そんなバカに見える？」

やはり食い付かない！
しかし、便器からはみ出てくる女の子を見る限り、決してバカではないとは言い切れない！
あえて言うなら便器バカとでも言いましょうか！
好きなものはカッポン！嫌いなものは水に溶けないティッシュペーパーです！
ちなみにあのカッポン、正式名称はラバーカップです！(多分)

メガネ「今日も、お美しくて、いらっしゃる…」

メガネが技を変えてきた！
あの顏は明らかに「そんなこと微塵も思ってねえよ」とでも言いたげな顏です！
悪い！悪い顏だ！高校生でこれだけ悪い顏ができるのはこのメガネか、夜神月くらいのものです！
ここまであからさまに皮肉を言うと、最早嫌がらせでしかない！

便器「ちょっとは交渉術を勉強した方がいいよ…長生きしたかったらね！」

そしてすかさず反撃！
明らかに暴力を前提にした脅しであるのは間違いありません！
これは下手なことは言えませんが、メガネはどうでるのかぁ〜？

メガネ「そうするか…」

目が泳いでいます。
まるで太平洋の大海原を泳ぎ回るマグロのように右から左へ！ニシエヒガシエ！

便器「今度から、気を付けなよ！」

吐き捨てました、ものすごい勢いで吐き捨てました！
おっと、ここでメガネが制服の内ポケットに手を入れたぞ！？
拳銃か？拳銃なのかぁ〜！！？

メガネ「俺のサイン入りプロマイドをやろう」

プロマイドだぁ〜！！
また物でつる作戦だ！
交渉も終盤を迎えようとしている今になって作戦を戻してきました！
しかも、あれは３０種類あるプロマイドの中でもレアなプロマイド！
「黄昏時の圭くん」です！
ホログラム仕様です、光ってます！まるでビックリマンシールです！

便器「エヘへ、エヘへ！やったぁー！プレゼントだぁ☆」

受けとりました！
さすがの便器もこんなにレアなプロマイドを見せ付けられては心を動かさずにはいられなかったか！？

便器「もう、いいやー！アンタとの交渉あきちゃった。別の人間でも探そうっと。これあげるから、おとなしく、おうちに帰んなよ。」

持ち逃げです！
もらえるものはもらい、去る時は風のように！
おや、便器がお金を落としていったようですね…１４０１円です。
プロマイドの製作費用をひいたら明らかにマイナスなのはいなめないようですね。
では、本日の「メガネ対便器」いかがだったでしょうか？
実況はわたくし、パムルナックでお送りしました。では、また来週…

俺は「orz」のポーズで落ち込んでいるメガネの写真を撮った。
これ…プロマイドに使えるかもな。
よし、先に進むか！

あんまりスペルカードも集まらないなぁ〜…
悪魔の性格ごとにどんな交渉が有効か、ちゃんと研究してるんだけどなぁ…
という訳で、俺たちはネメシスの塔の二階まで上ってきた。
だんだん悪魔のレベルも高くなってきたが、倒せないレベルじゃない。
ただ、初めて見る悪魔が多すぎて弱点とかを見付けるのに苦労させられる。
…って、うわっ！！
エビだ！角生えたエビがおる！！
エビの抜け殻だ！！！
俺が油断しながら歩いていると、目の前にエビが二匹いた。
いきなり、エビの片方が俺に話しかけてきた。

エビ「実は俺、今、久しぶりに、ドキドキしてんだわ。ああ、思いっ切り暴れたいぜ！」

…って、こいつ悪魔か…ビックリした。
何かネメシスの塔の悪魔はゴキゲンなヤツが多いな…
んで？思い切り暴れたいだって？
そうだよなぁ…こんな世界あってもなくても、大して変わらんよなぁ…
だったら、いっそぶっ壊した方がいいんじゃないか？

俺「一緒に暴れよう！」

おっと、口が滑ってしまったぜ…
へっへっへ、悪い口だ。
みんなの刺さるような視線が痛いぜ…

エビ「おう、いいな！こんな世界、めちゃくちゃに壊して！…あれ…ダメ？」

俺以外はみんな反対らしいぜ？後ろから物凄いプレッシャーがきてるからな…
さて、交渉開始か！
早速一曲いかせてもらうぜ！

→歌う

やめられないぜ、CAN'T☆STOP(作詞:パムルナック)

この恋はやめられない！この愛は止められない！
いつでも飛込んできな、受けとめてやるぜ！
キツく抱き締めたら！エビ反りになるんだぜ！
いつでも飛込んできな、受けとめてやるぜ！

釣った魚に餌を与えないあなたでも
いつも漁夫の利を狙ってるあなたでも
一度私に溺れてしまえば、生きて帰れる訳もない！

や・め・ら・れ・ない！(やめられない)
と・ま・ら・ない！(とまらない)


…いやぁ、勢いだけでいった感が満載だ…
エビちゃんは気にいってくれ…

エビ「くっだらねぇことで、オレ様の、貴重な時間をつぶしやがってぇ！」

ひゃあ！くだらないって言われた！
エビはその体全体で怒りを表すように当たり散らしている。
最近俺の歌の評判がよろしくないんだぜ…
それにしたって、あんなにピチピチ跳ねながら怒らなくても…

エビ「ちぃと許せねぇなぁ！物で返してもらおうか！てめえが、生気をくれたら、俺も、もうちっと、元気に、なれるんだけどなあ！」

そんなに気に入らなかったのかい？
今日の俺は何だかブルーだぜ。
男の子の日なんだぜ。
まぁ、いいさ…俺のネガティブな生気でもすすってくれよ…

俺「あげる」

エビ「よしよし、いい子だねェ。痛くないようにしてやるからなあ！」

すると、エビは口から触手を伸ばし俺の首筋に刺した。

(プスッ)
…ん…ぁ、いやぁ…

(チューチュー)
そんな…に…すすっちゃ…らめぇぇぇえええ！！

(ギュイイイイン、キュッポン)
という訳で、たっぷりすすられました…
もう、俺…歌うのやめるよ…
こんな目にあうなら…(シクシク)
姉貴…後は頼んだよ…(グスン)

姉貴「そうだ、今夜の夕はん、いったい、何にするかな…」

無視された！(ガ〜ン)
姉貴…今日の夕飯は「パムルナック特製カルボナーラ」なんだぜ。
俺はパスタが得意なんだぜ…って、聞いてる？

エビ「てめぇは、今まで会った中で一番、気にくわねぇ奴だ！」

エビはそう言いながら、やたら楽しそうにピチピチ跳ねている。
コイツ…ツンデレか…？
姉貴はそんなエビの様子を鼻で笑った。
ちなみに、さりげなく俺の方もチラッと見た。
やめてくれ…見ないでくれ…
こんなネガティブな俺のこと、そんなさげすんだ目で見ないでくれ…

エビ「………つまり、てめえは何が、言いてぇんだ？」

ピチピチ跳ねるのをやめたエビはついに、その気になった。

姉貴「スペルカード！」

すると、エビはピタリと動きを止めた。
ん…？どうしたんだ？

エビ「ああ？てめぇが！？俺の、聞き違いだろぉ？力が違いすぎるもんなあ！いつか、俺が食ってやるからな。それまで、他の悪魔にやられちまったりすんなよ！」

そう言いながら、エビはピチピチ跳ねて去っていった。
レベル足りなかったのか…orz
はぁ…今日はとことんついてないぜ…
あぁ…みんなの刺さるような視線が痛い…
俺だけのせいじゃないのに…
先に進もうよ…そうすれば道は開けるって…

悪魔達をなぎ払いながら、俺たちはようやく三階に辿り着いた。
三階に上ってすぐのところに扉がある。
近付いてみると、中からは悲痛な叫び声が聞こえてくる。
…不気味だ。
だが、ここでウダウダやってても仕方がないので俺たちは中に入ることにした。
(ガチャッ…)

悪魔先生「おいっ、誰がこぼしていいと言ったザマすか？牛乳は身体にイイザマすよ！それを好きなだけ飲めるなんてアンタみたいに食い意地のはっていそうなブタちゃんなら大喜びのはずザマしょ！
ホおラホラホラホラホラァ！！飲んで飲んで飲みまくるザマす、オホホオホオホホホホォッ！
それからそっちの眼鏡！そのヘッピリ腰は何ザマすか？腕立てはアゴが地面に付くくらい上体を落とした時！初めて一回にカウントされるザマすよ！
しっかりやらないとまたノルマを増やすザマすよ！オホホオホオホホホホォッ！」

何か変な格好をしたヤツが鞭を振り回しながら怒声をあげている。
なんだ？ここはＳＭルームか？
美智子め…そんな趣味があったとは…

トロ「ヴッヴッヴッヴッ、ゴッゴッゴッゴッゴッ、ヴ！？ヴヴヴヴヴヴ！！ヴ！
ぇゲヘぇッ！
ぉホゲぇッ！！
ぅオエぇッ！！！
や、やめて！た、たすけて！！
ゆ、ゆるして！！ぼくは、ぼくは牛乳だけは！乳製品だけは！！
ダァメなんだァッーーー！！！」

聞き覚えのある声が助けを求めている。
あぁ、さっきの悲痛な叫び声はこれだ。
まったく…牛乳は飲まなきゃダメだぞ？
俺なんか給食に出た牛乳は女子たちからもらって毎日３本は飲んでたからな。
てか、あれはトロじゃね？
気付かなかった…あの巨根はこんなとこで何してんだ？
トロは、床に両手足を固定されて仰向けに寝かせられている。
そこに壁に取り付けられた牛の顔の像の口から、止めどなく出てくる牛乳を顔にぶっかけられている。
必死で抵抗してるみたいだが、かなりの量を飲んだらしく体が風船のようにパンパンだ。というか、アイツもうチン○使えないのか？

悪魔君「ゼっゼっゼっゼっ、ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ！ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅッ！
や、やっぱり、ダ、ダメなのらァー。ぼ、僕のように、ず、頭脳労働の似合う、て、天才の、う、腕は、腕立てをやるためには、で、できてはいないのだ！
プ、プシュウゥゥっ」

あっちは悪魔君だ。
床に生えた針の上で腕立てをやらされている。
日頃から鍛えないからそんな目に会うんだぞ？
ということは、ここは拷問部屋みたいなもんか？

姉貴「ト、トロ！？それに黒瓜！！なにやってんだ？！お前ら学校にいたんじゃ！？」

トロと悪魔君の様子を見た姉貴が一番に叫んだ。

トロ「や、やだ！もう、ヤメて！ヤメてよぅ！！ぉホゲぇッ！！
ぅオエぇッ！！！し、死ぬ、死んじゃう…う」

悪魔先生「コラ！子ブタちゃん！なにしろ目ムいてるザマす！？もっともっと飲むザマすよ！機械！そう！牛乳を飲むために生まれてきたマシーンになるザマす！！」

うぉ、まさかこんなところで「産む機械」発言が…あぁ、「飲む機械」か…
てか、姉貴の発言は無視なのな。
日頃から俺を無視するからこうなるんだぜ？
これに懲りたら、これからはもっと俺に構うべきだな。

悪魔君「プ、プシュウゥゥっ…もう…できないよほォォォ…あは、あは、あはは。あ…えッえへえへへえッええへ…」

悪魔先生「こぉら！このメガネザル！！勝手に壊れるんじゃないザマす！アンタ達を最後に壊すのは美智子様ザマすのヨ！その前に壊したりしたらアタクシが美智子様に壊されてしまうザマす！！」

あぁ、トロも悪魔君もそろそろ限界な感じだ…
てか、なんで誰も助けに行かないんだ？
姉貴も叫んだだけでそこから一歩も動こうとしないし。
俺？俺はあいにく男を助ける趣味はないのだよ。
女だったら光の速さで助けたね！
エイトマンもビックリだったと思うよ。

エリー「Oh！！あの二人！もう目がうつろになってますわ！早く何とかしないと！取り返しのつかないことになってしまいますわ！」
そう叫びつつエリーもその場から一歩も動こうとしない。
このお嬢様が…
お前もけっこう腹黒いじゃねえか。
もしかして、みんなは誰が一番に飛び出すか探りあってるのか？
…まさかな。

悪魔君「ア、アハハハ…アレェ？？？妖精さんだぁ！ウフフッフフ、ホントに見えたんだよう、お母さーん！！へへへっ」

お母さーん！！って言った！
あいつ…さてはジオンの兵士だな？
しかも、かなりの重労働でトリップしてるみたいだぜ。
妖精たんなんかいないよ。

トロ「ぇホゲぇッ！！けへッェッエッェ！あ、あれ？アアアア綾瀬さん！みなさん！！た、たたた、たたた助けて！たァすけてェえええ！」

あ、トロがこっちに気付いた。
(クス…)
あれ？今誰か笑わなかった？
あ、何？結局みんな食堂でのこと根に持ってるの？
だから、助けないの？
よく見ると、エリーとメガネがうっすらと笑みを浮かべている。

アヤセ「うーん…メンツがメンツだしィ…ていうかァ…パスって感じ？？にしてもォ、何で美智子って奴こんなことすんの？なんか意味あんの？」

アヤセが核心をついた。
うん、確かにその通りだ。
メンツがメンツなだけに、あいつらこのまま死んだ方がいいんじゃないか？とさえ思ってしまう。

そんなことを考えていたらどこからともなく美智子が現れた。
呼んでないよ、と言いたいところだがアヤセが話題に出していたので何とも言えない。
それにしても、相変わらずすごい顔だ…
俺の股間の女性センサーはピクリとも動かない。

美智子「オホホホホホホッ！それはね、彼らが醜いからよ！醜さはそれだけで罪ッ！罪なのッ！
そう、だからウツクシイこのワタクシが！「醜悪」という名の罪を今裁いているのよ！
おわかり？小犬ちゃん達？オホホホホホホホッ！」

おいおい、ホント一体どこからその自信が湧き出てくるのか聞いてみたい。
俺はただただ呆れるばかりだ。

メガネ「……………貴様が…いうか？まぁいい、そんな醜い奴等で悪いが彼らは学友だ、見殺しには…できん。さぁ、クサリの鍵、出してもらおう」

かっこいいぜ、メガネ…
でも、そういうことを一番に言い出すヤツは大体一番に殺されるから気を付けろ？
いわゆる「死亡フラグ」ってやつだ。

美智子「まぁー！なんて友達思いの人達なのかしら？？美しい友情？オホホホホホホホホッ、いいわ！素晴らしいわ！！は！！友情！！！
では、そのうるわしーい友情に免じて…この醜い男共をしばるクサリの鍵のありか…教えてさし上げますわ！
クサリの鍵は最上階に…そう！このワタクシが持っているんですのよ！！オホホホッ！
この醜い男共を助けたかったら急いでワタクシの所までくる事ですわね！オホホホッ！
そぉ…左にまっすぐ行けばワタクシのお部屋はすぐ…オホホホホホホホッ。でもね、あなたたちがノドから手が出るほど欲しがっている「鏡の破片」はワタクシの立っている「後ろの扉の向こう」にありましてよ…
「鏡の破片」は大きな宝箱に「ワタクシを倒すヒント」と一緒にしまってありますわ。
オーホホホホホホホホッ、この塔には時間制限がありませんからねぇ、ゆっくり取りに行けましてよ！
お友達にはちょっとの間ガマンしていただいて…ね、オーホホホホホホホホッ
どうするかはあなたたちの自由ですわ？では、ごきげんよう！
オーホホッホ！
オーホホホホホホッ！！」

そう言って美智子は消えていった。
あの高笑いを聞く度に俺の右眉がピクッと反応する。
まぁ、でも…美智子の魂胆はわかったぜ。
初めからこうやって俺達を試す気だったんだろ？
んで、ヒュプノスの塔の…あれ？名前なんだっけ？
妙子？久子だっけ？圭子か？いや、よし子…
もう、いいや運子で。
そう、運子みたいにトラウマを持ってるんじゃいのか？
で、運子みたいに俺達を試してる訳だ。
乗ってやろうじゃないの、その挑戦。

トロ「たすけてください！鍵を！すぐ鍵を！ゲブッゥ！！カ、鍵ををををッ」

うるせえ、ブタ！！

悪魔君「ププッブ、ブッシュウッーぼ、僕の心の鍵はどこぉ？ゼエッゼッ」

だまれ、オタク！！

悪魔先生「おらおら！もっとしっかりやるザマす！ひゃひゃひゃひゃひゃひゃっ！飲むザマすぅ！やるザマすぅ！」

しゃべんな、ウマヅラ！！
まったく、人が考えごとをしてる時に…

姉貴「ほっとけないけど「鏡の破片」も大事だね、どうしたらいいんだ？アタシ達？」

姉貴は困った顔でそう言うと、俺を見た。
うつ向いて考えながら俺を見上げるもんだから、自然と上目使いになる…
ああああああ姉貴、それは俺に決めろと言ってるのかい？
俺の答えはもう決まってるんだぜ？
「鏡の破片」は無視しよう！
美智子を倒すためのヒントも捨てがたいが、ここはガマンだ。
何を置いても、この塔を攻略することが一番先なんだ。
鏡の破片は…まぁ、トイレあたりの鏡をパクってくれば大丈夫じゃね？
という訳で、行く決意はできたか？俺はできてる…
俺は全員の顔を見渡した。
みんな俺の顔を見て答えを決めたことを感じとったらしく、目を合わせうなづいてきた。
よし、行くぞ！
俺達は悪魔先生の横をすり抜けて、左のドアの前に立った。
俺がドアノブに手をかける。
そして、もう一度みんなの顔を見渡した。
すると、みんなはまたうなづく。
俺は意を決してドアノブを回した。

(ガチャッ)

あ…今気付いた。
名前は「パムルナック」じゃなくて「主人公」だ…
まぁ、いいか。
いやぁ、長い間待たせてすまなかった。

待ってたよ！やっと帰ってきてくれた！

ヤバイｗｗｗ面白すぎるｗｗｗｗｗｗ

パムさん更新乙！
ますます面白くなって帰ってきたなwww

ＧＪ！！！！！

ちょｗメガネのプロマイドに時事ネタｗｗ
歌もパワーアップしてるしＧＪ！
しかも今ネメシス攻略中だからリアルタイムで楽しい

エビってヤトノカミの事か？
しゃべり方も一致してるし・・・。

悪魔の名前わかんなかったんだ…
便器のやつもわかんなかった。

便器はブキミちゃん、もしくははなこさんしかいないから後者だろな

>>39
夜神月ｗｗｗｗｗｗ

誘導されてこのスレ来たけど


うひゃひゃひゃひゃおもしれえなパム

保守

>>60

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、 ／::::−-､`ー=-
`){rｖ､::ヽ::`＜＿
/／ﾄ{::＼:ヽ::::＼
ﾘ:l|:＼::＼:＼:＼:＼
ヽl|:l､::::＼:＼:{⌒
｜＼|＿＼:ﾄ_､_､ヽl
ﾉ∧:|､ﾟﾉヽiヽﾟハＮー
/ i;{、 __　　//ﾊj　　　　夜神君…
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　｜ヽ＼＿／　／/
＼ ＼ ＼＿＿／／／￣
　ヽ `￣￣￣￣


どうでもいい事だが、Ｌの髪形って主人公に似てるなｗｗｗ

異聞の人たちは全員もっとヌメヌメした髪だったよ

正直あれはスルーって言うよりボケだよな

すまん誤爆

保守

保守

保守

sageで保守するなよ・・・

アオーン！　オレサマ　スレ　アゲル！

保守

さて、最上階を目指して直進だ！
拷問部屋を出てすぐに上へと続く階段があったので、俺たちは迷わずに上った。
と、階段を上りきったところで悪魔が待ち伏せしていた。
あ、あいつは！！
まさか…キョンシーだ…昔映画で見てトラウマになったキョンシーがいる…
キョンシーは不敵な笑みで笑うと、俺に話しかけてきた。

キョンシー「ほう…誰かと思えば、愚族の人間ではないか。もろい体のくせに、この辺りをうろつくとは…誠、おかしな種族よ」

ぎゃあああぁぁあああぁぁぁ！！！
話しかけないでくれ！怖い！怖い！
ひええええええ…
俺はものすごい勢いでメガネの背後に回った。
怖いよぉ〜、メガネまかせた！！
怖くて歌えないよ…ガタガタブルブル…

メガネ「愚鈍なる大衆は、一部のエリートに支配されてこそ幸福を、つかめるものだ！」
キョンシー「この私の貴重な時間を割いて聞いてやったのだから、謝礼は当然であろうな。
……ほほう！貴様、オニキスを持っているではないか！なるほど、この私への貢ぎ物というわけだな…よしよし、受け取ってやるぞ。」

このいやしんぼめ！！メガネの後ろから俺は目で訴えた。
(ギロリ)
ひゃぁ〜！！ガタガタブルブル…
俺はキョンシーに睨まれたので、すかさずまたメガネの後ろに隠れた。
メガネ助けてぇ〜…

メガネ「やらん」

メガネは胸をはり、鼻息を荒くして突き放した。

キョンシー「下等生物の貴様なんぞに宝石の価値がわかるか！！身の程を教えてやるわ！！」

ぎゃわわわわわぁ〜ん！！
暴力反対暴力反対！悪霊退散悪霊退散！！

メガネ「今の境遇に満足しているか？行動せねば、その境遇、一生変わらんぞ！」

もうやめて、キョンシーさんをまくしたてないで！！
ひええええええ！！

キョンシー「もう、よいわ！貴様のようなつまらぬ愚人と、この私が関係を持つとは…なんと不愉快な話であろう！
これ以上の無駄話は不要である。さっさと用件を申せ！」

そうだそうだ！
さっさと交渉終らせようぜ！

メガネ「スペルカード！」

いやいや、待てよ。
俺たちのレベル考えろって…

キョンシー「ふはははははは！私がスペルカードを渡すとでも思ったか？
覚えておくがよい！トケビは強き者にしか従わん！
では、さらばだ！虚弱貧弱無知無能な、人の子よ！」

あ、名前はトケビっていうんだ…
結局キョンシーには変わりないんだろ？
ふぅ…やっと帰ってくれた…
あぁ〜怖かった…
さて、先を急ぐか…
あれ？なんでみんなそんな冷たい目で僕を見てるの？
いやいや、あれはないよ。
さすがにさすがの俺でもあれはないよ。
いやいや、マジで。
あれはないって、だから許してよ…
みんな怖いだろ？そうでもない？
俺は照れながら咳払いをして、先頭を切って歩き出した。

キョンシーを追い払ってまっすぐに進むと、トリッシュの泉があったので回復してもらった。
そして、道なりに進むと、行き止まり…？
いや、道「らしき」ものがある。
黒いもやみたいなものがかかって先が見えない…
でも、この先に進まなければいけないんだもんな…
俺たちは武器を構え、ゆっくりと手探りで歩を進めた。

(ここからは音声のみでお楽しみください)

コツコツ…
ガツン！痛っ
コツコツ…
どん！あ、すいません…
ズバッ！ギャース！
ボウン！ギャース！
コツコツ…
ガツン！痛っ！
ガツン！痛っ！
ブンブンブン！
ズバッズババッ！キャー！
ダッダッダッ…
ドゴン！うえっ！
ダダダ…あっ出口？

おぉ！出た！
…っと、何だメガネそんなにボロボロになって？
何か鋭い刃物のようなものに切り刻まれたみたいになってるじゃないか？
暗闇で悪魔にでも襲われたか？ハッハッハ…

それよりも、目の前に扉があるんだぜ？
そろそろ美智子のおでましか？

(ガチャッ)

おお！これはウ○コという名の宝箱！
へっへっへ、早速中身を拝見…
そこへアヤセが割って入ってきた。
どうやら、一番に宝箱を開けたいらしい。
おいおい、アヤセ！そんながっつくな！
一番は俺が見るって決まってんだよ！
(ガサゴソ…)

キィィィィイイイン…

へ？

ドゴォォォオオオオン！！

ヌオオオオォォォ！！

俺とアヤセは壁際まで吹っ飛んだ。
いてててて…何だトラップか…
ちくしょう、あの美智子とかいうブサイクめ…よくも俺様をコケにしやがったな…
よし、行け！メガネ！！
残りの宝箱を全部開けろ！
俺は部屋の隅にしゃがみこんで耳を塞ぎながら、メガネが宝箱を開けるのを見ていた。
へっへっへ…せいぜい爆発に巻き込まれるがいいさ…

(テロリン)

メガネが宝箱を開けて中身を取り出した。
どうやら槍らしい。
メガネはこっちを見てニヤッと笑った。
生意気な！どうせ槍なんて使うヤツいないんだ！そんなものを見つけたお前も役立たずだ！
それにまだ三個も宝箱は残ってるんだぜ？
残りは全部爆弾かもな…へっへっへ…

(テロリン)
(テロリン)
(テロリン)

ちくしょう…っ！orz
結局ハズレを引いたのは俺だけじゃないか！
おい、メガネ！その良さそうな脇差は俺によこせ！
けっ、いけすかねぇヤローだぜ…
おら、さっさと次行くぞ！

(ガチャッ)

はぁ、どうやらまたこの暗闇を通らなきゃダメなのか…
普通に悪魔いるから嫌なんだよなぁ〜…
まぁ、しょうがないか…行こう。

(再び音声のみでお楽しみください)

タッタッタッ…ククク…
ガツン、ガツン！あいてっ…
ブンブンブン！！
ズバン！ズババン！！ギャース…
モミモミ…Oh No！
？「え、何？悪魔？」
ズババン！ぐふっ…
バタン…ズルズル…
タッタッタッ…ズルズル…
ガツン！あうち！
「変わり身の術(ボソッ)」
ズルズル…
あ、出口じゃね？
タッタッタッ…


あぁ、やっと出た。
ん？どうしたエリー？
メガネなんか引きずって。
何！？メガネがエリーの乳をもんだって！？
そりゃいかん、最低だメガネ…
あいててて…いやぁ、悪魔に切り刻まれちゃったなぁ〜。
服がボロボロだぁ〜…へっへっへ。
あ…階段だ…まだ上があるのか、億劫だな…

階段を上がって少し歩くと、また部屋があった。
…また拷問部屋みたいなのか？
(ガチャッ)

部屋に入ると、そこには何もなく。
ただ、先へ続く扉があるだけだった。
それにしても、この扉…やたら変な模様をしている。
ヒュプノスの部屋の扉に似てる…かな？

姉貴「おおげさな扉だね、これ見よがしな感じが美智子ッぽくて胸クソが悪くなるよ！」
うむ、まったくだ…

アヤセ「あの美智子ってヤツも「雪の女王」やったことあるのかなー」

メガネ「フン！あの女のように不愉快な扉だ！上っ面ばかりハデで中身がなさそうだ！」

エリー「Umm…Trap用の扉にしてはミエミエですわね」

もしかして、ここがゴールか？
この奥に美智子がいるのか？
やけに簡単な作りの塔だな。
まぁ、入ってみるか…

(ガチャッ)

扉を開けると、そこにはこの世のものとは思えない光景が広がっていた。
壁一面には人の顔、どれも苦痛の表情を浮かべている。

…気味が悪い…

だが、ここがゴールのようだ。
俺達が一斉に駆け込むと、姉貴が叫んだ。

姉貴「さぁ！お望み通り！来てやったよ！！松平美智子！！トロと黒瓜をしばる「クサリの鍵」をよこしな！何なら力ずくでもイイんだよ！
ま、アタシはハナっからそのつもりだけどね。アンタの性格じゃ黙って渡すつもりはないんだろ？」

そう叫ぶと、部屋の奥に美智子が現れた。

美智子「ウソ！？アンタ達？こんなに早くココに来たの？か、「鏡の破片」は？まさか取りに行かなかったの？おぉ！おぉ！？なんてこと！？
これでは！これでは！！ワタクシの力の源たる人間の感情の持つ「負」の力！「憎しみ」と「怒り」の力が！足りない！足りなすぎてよ！！
いいえ、それどころか……何だって言うの？？このワタクシの中に入ってくるこの不愉快な感じは？な…何？「感謝」？「友情」？ま、まさか奴等あの拷問を受けながらこんな感情を抱いているの？
ばっ、バカな！？この塔の仕組みがバレていたというの？アンタ達に？？いいえ、そんなことはないハズですわ！ワタクシの計画は完璧だったはず！
すべての人間が持つ「自分さえよければ他の者はどうなってもいい」という感情…いいえ！感情などという高等な物ではありませんわ！
本能！そう、アンタ達人間の本能を利用した作戦だったのに！！なぜ？なぜ？？アンタ達は何の見返りもなく他人を助けようとするコトができるんですの？
美智子理解できませんわ！これじゃ！このままじゃ！！力が足りなすぎるッ、どうすればいいんですの？」

…何か一人でペラペラ喋り出すと、一人で何か慌て始めた。

メガネ「ま、いつもの俺ならばあんな奴等はほおっておいて「鏡の破片」を取りに行っているところだがな。
フン！貴様がない知恵をしぼり何を企んでいたかは知らんが貴様は一つだけミスを犯した。
それはこの俺を南条圭を本気で怒らせたことだ。まさか貴様俺をあそこまでコケにしておきながらタダですむなどと考えていたのではあるまいな？
天下の南条圭様を愛玩動物呼ばわりした罪！貴様の死をもって償わせてくれる、覚悟するがいい！！」

おぉ、こっちも気合い入ってるなぁ〜。
そんなズタボロの制服で何を言ってるんだ…

アヤセ「ヘヘーン！それにねェ、べっつに「鏡の破片」は１２枚なくたって８枚くらいあれば全然ヘーキだしィ！アヤセぇ、トロと黒瓜はどうなってもかまわないんだけどォ
アンタみたいなヤーな女がァでかいツラしてんのだけはやっぱぁＭＭＣッて感じなわけェ、わかるぅ？」

みんなして地味にひどいな…
本人聞いたら泣くぞ？
それから…「ＭＭＣ」ってなんだ？

Ｍ…マジむかつく、ち○こ
Ｍ…めっちゃむかつく、ち○こ
Ｃ…ち○こ

ってことか？

美智子「キイイイイッ！うるさいッ！うるさいッ！！うるさいですわッ！お黙り！！つまり何？アンタ達はワタクシがあの醜い二人よりも劣っているというの？？
この美しいワタクシが？？なんてこと？？おォ！！おおォッ！！やはりアンタ達のような犬コロ風情にワタクシのたてた素晴らしい作戦はハイブラウすぎましたのね！
おォォお！おゥッ！！やはりこの塔に入った時点で皆殺しにしておくべきでしたわ、おおおおゥッ！！」

いや、それよりも

Ｍ…ま○こ
Ｍ…めっちゃ
Ｃ…ち○こ

か？

エリー「ギャーギャー」

おっと！！
ずっとＭＭＣの意味を考えててエリーのセリフを聞くの忘れてたぜ。
だが、これで答えがわかったぜ？

Ｍ…ま
Ｍ…も
Ｃ…ちゃん

つまり、セーラー○ーン！！
月に変わっておしおきよ！ってことを言いたかったんだな！
さすがアヤセ…なかなか難しいパズルだったぜ…(ゴクリ)

美智子「キイイ！私は絶対に認めませんわよ！人間の持つ「やさしさ」など！「友情」など！「信頼」など！そんなもの！そんなもの！！
この世の中には絶対ありはしないと言うことを！アンタ達の敗北をもって証明してさし上げますわ！！
「ネメシス様」…アイツらを滅ぼす剣となれ！来れ！「ネメシス」！ワタクシの元に！
「ネメシスパワー！ビルドォアァップ！」」
な、なにぃいい！！？
あ、あの掛け声は…セー○ームーン！？
こいつら…セーラームーンヲタクだったのか！！

姉貴「いっちょまえにペルソナを呼ぶつもりかい？みんな！いっくよォッ！トロと黒瓜のお礼参りだァッ！」

うむ、やはり姉貴はセーラームーンを知らないのか…
ちなみに、俺はセーラーサターンが好きだったんだぜ？
…聞いてない？
それと「お礼参り」は物騒だよ…
あと、「いっくよぉ」はちょっと萌えた。

俺がそんなことをボ〜ッと考えてる間に美智子はメイクアップ(ビルドアップ)完了していた。
そう、変身シーンでは絶対に手を出してはいけないのがルール！
それにしても…あの姿は…
美智子はネメシスになり、すっかり別人に変わってしまった。
何がどう変わったかはうまく説明できないが、何かキモい…

ネメシス「オーホホホホホホッ！こーれがワタクシの本当の姿よ！ビューゥティホォーッ！！アァーンドォエェレェガァーントォッ！！」

UZEEEEEEEEEEEEEEEEEEE！！
確かに強そうだが、ヒュプノス程でかくもない。
まぁ、ベースは美智子らしいから当然か。

姉貴「………冗談は顔だけにしな！！美化しすぎだろ！！あきれてモノが言えないよ」

「冗談は顔だけにしな」…俺も小さいころはよく母さんに言われたなぁ〜…
カアチャン…(ポロリ)

アヤセ「ちょっとォ、アンタ鏡見たコトあんのォ？ぜんッぜん違うじゃーん！」

おっと、感傷に浸ってる場合じゃなかった！
そうだそうだ！キモいぞ美智子！！
や〜い、お前のカアチャン出べそぉ〜！

ネメシス「キイイいイイ！おダマり！おダマり！おダマり！アンタ達のそのこまっしゃくれた顔ォッそぎ落としてくれましてよッ！」

美智子がキレた。
やばい、今の挑発に反応するとは…
…まさか美智子は魔人ブウの生まれ変わり！？

そんなことをボ〜ッと考えてる間に美智子が襲ってきた。

(ブン)
ギャ〜ス！
美智子が剣で切りつけてきたが、なんとかかわした。
その隙をついて逆に全員で襲いかかった。
まず、メガネが剣を振りアヤセがペルソナを呼び出した。
続いて姉貴とエリーが攻撃に入る。
よし、俺も行くぞ！

俺「ペルソナ！」

行け！リリム！
…って、あれ？リリムじゃなくね？
お前…セイメンコンゴウじゃね？
なんで？

Σ(゜□゜)ハッ

ペルソナチェンジするの忘れてたのか！！
もういい！この役立たずめ！！
引っ込め！自分で行く！

おおおおおおお！！(ダッダッダッダッ)
俺は剣を振り上げ美智子に向かって飛込んだ。

ネメシス「マハジオダイン！」

ピシャァァァアアアアン！！

ギャ〜ス！！
俺の振り上げた剣が避雷針になって、雷が全部俺に落ちた。
ちくしょう…狙いやがったな…
後ろでメガネがクスクス笑っている。
このやろう…こんな時にまで！

(中略)

という訳で、いろいろあったが俺達は無事に世界を救うことができた。

(巻き戻し)

ガクッ

美智子が膝から崩れ落ちた。
俺の最後の一撃が効いたみたいだ。

(更に巻き戻し)

ズバッ！
俺の剣が美智子の肩にヒットした。
すると、攻撃がヒットしたところにヒビが入った。
よし、みんな！この鎧壊れるみたいだ！

それがわかると、全員で鎧を壊しにかかった。
気付くと美智子は頭だけネメシスのままで、体はセーラー服という奇妙な格好になっていた。
そんなに美智子の顔が見たくないのか。いや、俺もだがな。
という訳で、俺はとどめとして美智子の腹に蹴りを入れた。

ガクッ

美智子が膝から崩れ落ちた。
俺の最後の一撃が効いたみたいだ。

姉貴「ふん！アタシ達の…勝ちだ！まだ…やるかい？」

あの…とどめさしたのは俺…まぁ、いいか…

美智子「わ、ワタクシが、ま、負けるなんて！そんな！…そんなことが！！それも！よりによってこんな人間風情に…
おぉ！？どうしてなんですの？おぉ！おおォおゥ！！」

美智子は「orz」のポーズでギャンギャン騒いでいる。
ネメシスの顔の部分はまだ残っているので、正直気味が悪い。

メガネ「やかましい女だ、貴様が負け俺達が勝ったのは曲げようのない現実。貴様の見苦しい顔をさらに醜くして騒いだところでこの現実は変わらんのだ。
敗者は敗者らしくさっさと俺達の前から消えるがいい。
…いや、消えてくれ。頼むから」

お前は何もしてないだろうが！
人の後ろでクスクス笑ってただけのくせに！

アヤセ「ウンウン、そのとぉりッていうかぁー！アンタみたいにどーしよーもない超バカ女の顔ぉアヤセももう見たくないって感じ？
…て言うかぁーいいからさっさといなくなっちゃって！」

そうだそうだ、ＭＭＣだ！

美智子「キイイイイイイ！キイイイイイイイイイイ！！なんて！なんて！！なぁんて！！！自分勝手でヒドイ人間どもなの！！アンタ達は？？
五人がかりでよってたかって何もしていないワタクシをいぢめて勝ち誇るなんて！！そう！人間なんていつもそうなんですわ！！
アンタ達も！ワタクシの部屋の壁にその醜い顔をさらしている、昔理由もなくワタクシをいぢめたヤツらもね！
アンタ達に理解できる？ありあまるお金にモノをいわせて「雪の女王」の座を手に入れたり！
あこがれの演劇部の先輩の横で彼女ヅラしてるヤな女を退学にしてやったり！
教師を買収してワタクシの成績に少々イロをつけてもらったりしただけなのよ、ワタクシは！！
なのにクラスの馬鹿どもはか弱いワタクシを罵りカゲ口をたたき、ツマはじにきしたわ…
そんなワタクシにやさしく手を差し伸べてくれたのは「雪の女王の仮面」だけでしたわ！
ワタクシの悲しみを！不幸をわかってくれたのは「雪の女王の仮面」だけだったでしたのよ！
ねぇ？何の権利があって人間達はこのかわいそうなワタクシをいぢめるの？？美智子…まったく理解できませんわ！」

エリー「What？それは全面的にあなたが悪いんですわ！！本当にあなた…そんな理由で現実での生活を捨てて「雪の女王」の部下になったのですか？
Unbelievable…やっぱりあなたかなりおかしいですわ…」

うん…何ていうか…
同情の余地はないな。
エリーの言う通り…

アンビリーバブルや！！(彦一風に)

美智子「キイイイイッ！！！この涙なしでは語れないこのワタクシの悲しい過去を聞いてもまだワタクシをバカにできるの？
美智子信じられませんわ！もうよろしくってよ！！しょせんアンタ達のような心の貧しい者にハイソなワタクシの悲しみを理解しろというほうが無理な相談だったようですわね！
フン！もういいですわ！！今回だけはアンタ達の勝ちということにしておいてあげましてよ！！ただ覚悟しておくことですわ…
ワタクシの心に渦巻くアンタ達への復讐の念が今再び時をへて満ちた時！ワタクシはアンタ達にまた地獄を見せてさし上げますことよ！！
おぉーぼえてらっしゃい！！
ワタクシは何度でも何度でもアンタ達の前に現れましてよ！その時を楽しみにしておくことね！！
ではごきげんよう！オーホホホホホッ！オォーホホホホホホホホホッ！」

そう言い残すと、美智子は消えていった。
最後まで騒がしいヤツだった。

…おっと？
美智子が消えた場所に鏡の破片と…
何だこれ？小瓶？
エリー曰く、これは「アンブロシア」らしい。
「アンブロシア」とは、永遠の命を得られる神々の飲み物…らしい。
が、何でエリーはそんなこと知ってるんだろうな？

姉貴「松平美智子…できればもう二度と会いたくない相手だね、そうだ！トロと黒瓜…大丈夫かな？
美智子の奴！結局鍵なんて渡さなかったからね！！学校に戻ったらあの二人の様子を見に行ってやろう。さ、帰ろう！」

姉貴がそう言うと、俺たちの体は何かに吸い寄せられるようにワープを始めた。

俺は密かに「ルーラ」と呟いた。

毎度遅くなってすまない。
急いで書いたから手抜き感が出てるかも知れないが、それもまたクオリティーってことで許してくれ。

と、一つ報告だ。
みんな気付いてるとは思うが、さすがにリアルが忙しくてな、今回の報告で終わりにしようと思ってる。
正直、プレステの電源を入れる時間も惜しいのだ。
ただ、何も報告なしにいきなり終わるのもアレだから一昨日たまたま時間があったので一気に進めた。

まとめまで作ってもらったのにすまない。
ここに来て読んでくれるみんなには正直申し訳ないと思ってる。
始まりは、俺が言い出して始めたものなのにな。

このスレは、もう必要ないのなら落としてもらって構わない。
もし誰かが俺の続きを引き継いでくれるのならとてもありがたいが、そこまでは期待してない。

何にしろ、俺の物語はここで終わりです。
ご愛読ありがとうございました。

お疲れ様。
毎回楽しく読ませてもらってたよ。
結構長期連載だったなｗ

パム、長いことありがとう。楽しませてもらったよ。
お疲れ様でした。

ﾓﾂｶﾚｰ

最後に「俺たちの冒険はこれからだ！」
をやってくれ。

　　　　　　　　　|!　 |　/i|　 　 |i＼!　/　　|　　　　 ,.ｲ
　　　　　　　　　||　 i|/ ｌ|　　 / 　/　|　　/| 　　 ／/
　　 ＼.　　　　|＼　/　l !＿.,1　/ |/i'　 //　 ／　/
　　　 `＼.　　|＼ ＼　| |::::/ ! /_,/ i|　//､,ｲ´ 　/
　　　　ヽ ＼_ |! , ＼ ＼l::/　|/_,/　 |　/／ !　,.ｲ
　　　　　ヽ＼￣!＼ ＼,!|'　 /　,|　　|／´　|／/
　　　　 　 ヽ, ヽ| 　 ＼l |　/／ |/|!/´　 ／丶|
　　　　　　 人 _,＼　,ｲ,!' ｛ー‐/　l| 　 /ー==i|
　 　 　 　 /:::::｝ーｯ`ｰ| 　 l_／ 　 ,._／￣　／､
　 　 　 ／:;i::/_,r'＼￣|｀＼_　 ／＿＼ ,.-〈､::::ヽ　 　 　中庭からもおつかれさまと
　　 _／／::{::＼,＼r'i二＞､|　l／ー‐／／ﾞ|ヽ:::::＼　 　楽しい読み物に感謝を送るわ
´￣,／ /,イ::::ﾘ｛　i|＿___　 i__;.　　／ ＿　/::::ヽ:::ヾ＼
　 //／'ﾞ /::::/:::i|　　,.イ　　 　 　 ￣´／|'ﾞ::::::::::ヽ:::l `ヾ、
ｰｲi'´　／:／:::::ｌ| ／ / 　 ,.--- ､　／_,.ｲ:::::::::::::::::l:::| 　 ヾ
　 |!　/:／ﾉ::::::::ヾ、 i|　　　 ￣　　 ￣／::::::::::::::::::::!::|　　 |!
　ﾉ' //　/::::::::::::::::｀ﾞ＼　　　　　　 ／::::::::::::::::::::::::::i;::|　　 |
ノ　〃　i ,:::::::::::::::::::::::::i`ー――‐'´|､::::::::::::,ｲ:::::::::::|!:}
　　|!　 l| |::::;:::::::::::::::::/|　　　　 /　/ ヽ:::::://::::,i::::/|:|

泣いた

ネメシスの塔から帰った俺達は、保険室に向かい小休憩をとった。
最後はタナトスの塔か…
正直、不安で仕方ない。
何度も悪夢を見たからな。
…だが、決して誰も死なせはしない！
俺には姉貴(とその他大勢)がいるからな！
必ず冴子先生を助けだし、学校も守ってみせる。

俺「よし、行くぞ！」

(ザッ)
そうだ、俺たちの戦いはまだ始まったばかりだ！！


━ご愛読ありがとうございました。パムルナックの次回作にご期待ください━

　　　　　　　　　ありがとうパム、君の事は忘れないよ。3日ぐらいは

　　　　　 　 　 │　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＿_
　　　∞ ￣ ヽ │　　　　　　　　 ( §⌒i⌒§ )　　　　　　　　　　　/ 尚ヽ　　　　 r=＝=`､
　　 /ｌ ｿ)ｿﾝﾘ）┼　　）））））))　　 ) ） ⌒⌒ （ (　　 （〇=ﾉノ))　　　|ﾆﾆﾆ@　　　 〈(从从)〉 ｌ　
　　 | |(l|ﾟ ｰﾟﾉi∩　　 （-O__O）　　((d､・∀・ﾉb))　　∩(・∀・,,）　　 (´∀｀=）　　　 ﾘﾟヮ ﾟ|l)从　
　　 |.⊂li<v>iノ　　　（　ﾉ1>0）　　　（ <V>0）　　　　ヽ　▽0 ）　　（.〈l-l〉0 ）G)　⊂i<v>0ｌつ　
　　 |__|</_ｌ_〉　　　　｜ ｜ ｜　　　<_/_ｌ_ヽ_>　　　　｜ ｜ ｜　　.｜ ｜ ｜　　　 .〈_ｌ_ヾ>
　　　　 .ヒﾋ!　　　　 （＿_）＿）　　　（＿_）＿）　　　 .（＿（＿_）　　（＿（＿_）　　　　 ﾋヒ!

そか…終わるのかorz
ペルソナはそれでなくても時間を食うしな、

>>94
マジでやってくれて感激だ。
よし、俺のケツをファックしていいぞ！

ﾊﾟﾑお疲れ。

せっかくまとめサイトもできたのに何か惜しい気がする
誰かﾊﾟﾑ調に続きを書く気がある猛者はいないもんかね…
俺は現国2だったから自信無い

パムのクオリティーを継げる者がいるのかどうかが問題だな

どうせなら心機一転して誰かセベク編を…

なんと！久々に来たら終わっとる！
パムたん乙彼、長いこと楽しませていただいたよ

セベク編読みてえな

パムさん乙です！今まで楽しいひと時をありがとう
終わるのは寂しいけど、リアルのほうが大事だもんな
どうかビッグなアーティストになってくだちい
50年後くらいに暇になったら再開されることを夢見てるよ

乙！

パムありがとう。
有名になって、うたばんとかのトークで、
ここのことなど語ってくれるといいなあって思うよ。
体には気をつけてな。

パム氏お疲れ様。無理せず頑張れ！

そろそろ雪の女王篇クリアしないとなぁ

スレが伸びてると思ったら終わりなのか…
パムの成功を祈ってるよ
本当乙でした！

なんじゃ、もう終わりかい。
楽しませてもらったよ

また会えると信じてるぜ。

俺のﾃﾞｰﾀはブラウンとエリーだから、中途ﾃﾞｰﾀから始めても違和感あるなぁ　
だれか引き継いでくれーorz

デヴァ・ユガ３階園村麻希の病室にて

理想の園村が混沌の鏡の前へ移動して叫ぶ！
　「お願い　わたしを…心の中へ帰して！」
理想の園村は自分の心の世界に引篭もるつもりだ。
俺は、まるで死んでいるように眠る本物の園村に近づき
胸を揉んでみる。
ムニュムニュ…
予想通り、小さい胸だった。
　「お前、こんな時に何やってるんだよ！」
マークがめざとく見つける。
さすがストーカー。
だがその目は、『ちくしょ〜俺もやりてぇ〜みんながいなけりゃ…』と語っている。
メガネは軽蔑した目でこちらを見ているが、股間がカルボッキしているんを
俺は見逃さなかった。
こいつも絶対よからぬ妄想をしている、ムッツリめ。
　「最低ですわ！」
エリーだ！
チッ！色々期待してパーティに加えていたが、今は鬱陶しい。
だが俺は気にせず、園村の服を脱がしにかかる。
　「何するのよ！」
理想の園村が俺に近づいてくる、この時を待っていた！
俺は、理想の園村の手を掴み、逃げられないようにする。

軽蔑の目から、感心の目に変わるのに時間はかからなかった。
　「フッ、そうか、園村を捕まえる為にか。」
メガネが何か言っているが、俺は理想の園村の胸を揉む
モニュモニュ…
さすが理想だ、本物より３割増胸が大きい。
本物の園村もペチャパイを気にしていたって事か。
感心の目から、軽蔑の目へと一気に変わる。
　「何するのよ！離して！」
理想の園村が暴れる、こいつ意外に力が強い。
そうか、メギド付のヤタガラスで鍛えたので、レベルは一番上なんだった。
このままでは逃げられる！
　「マーク、手を貸せ！あの事ばらすぞ！」
もちろん『あの事』なんて何も知らない。
しかし、マークは見に覚えがあったらしく、オロオロしている。
そういえば、学校で園村の体操服とブルマが無くなった事があったな。
先生はイジメイクナイと言っていたが、どうやら犯人はコイツか。
もっとも、目的がイジメでない事は明白だが。
　「いいかげんにしろ！」
メガネが叫びこちらに近づく。

だが俺はひるまず、叫び返す！
　「理想の園村の胸は、本物の３割増しだ！なら、あそこがどうなっているのか知りたい！
　　これは知的好奇心だ！」
メガネが怯む、こいつは知的好奇心とか理屈っぽい台詞に弱い。
　「メガネ、エリーを押さえとけ！」
メガネはエリーを見つめる、その目は少し怪しく輝いている。
エリーを狙ってるのか？だが理性が邪魔して何も出来ない事を俺は知っている。
こっちが片付いたら、次はエリーを…フフフ。
邪魔者が無くなったので、俺は理想の園村の制服に手をかける。
誤解のないように言っておくが、あくまでも目的は知的好奇心を満足させる為だ。
　「いやぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」
理想の園村が叫ぶ、だがもう遅いわ！
　「いいかげんにするです！」
この声は！
突如鏡から、小さい園村（通称白まい）が現れた。
　「やはりあなたたちは、最低ですぅ。ノモラカ・タノママ！」
そして世界は滅びた…
ああそうか…今わかった
園村の理想の世界に、なぜ俺達がいなかったのか…
俺達は、本物の園村にとことん嫌われていたんだ…
気付くのが少し遅すぎたようだ…

BAD＿END＿13　欲望の果てに…

だめ、パムのようには逝かないや

・モップで武装した学生なら大丈夫だろうと思っていたら同じような学生の斧による攻撃に襲われた
・学校から徒歩１分の路上でちんぴらが頭から血を流して倒れていた
・足元がぐにゃりとしたのでござをめくってみると刑事が転がっていた
・刀をもったやくざが襲撃され、目が覚めたら手首が切り落とされていた
・天使で学生達にオートで３時間放置された、というかペルソナを育てた後から荷物とかを強奪する
・企業のビルが学生に襲撃され、悪魔も「社員も」全員銃撃された
・神社から学校までの10mの間にレベル上げに襲われた。
・くちさけ６体なら安全だろうと思ったら、速攻のテトラジャが全員呪殺無効だった
・女性悪魔の1/3が生気を吸う経験者。しかも魔法吸収で体力を回復するという安心から「リリム憑きほど危ない」
・「そんな危険なわけがない」といって出て行った悪魔が５分後血まみれで戻ってきた
・「何も持たなければ襲われるわけがない」と手ぶらで出て行ったインキュバスが金と股間のあれを盗まれ全裸で戻ってきた
・最近流行っている悪魔狩りは「メタルカード強盗」　メタルカード９９枚を手に持って悪魔に殴りかかるから
・階段の踊り場から半径200mは学生にあう確率が150%。一度SP回復してまた教われる確率が50％の意味
・御影町における学生による死亡悪魔は１日平均120体、うち約20体が歌いすぎてコンタクト失敗。

御影町
「病院普及率世界一の街。とにかく病院の多い街である。極めて多いと断言できる。」

あああ、しまったミス発見
教われる→襲われる

>>112
ペルソナの世界に2ｃｈがあったら　っぽいなｗ
だがＧＪ

>>113
え〜おもしろかったよ。
イジメイクナイのあたりとか。
時間のある時また書いてよ。

保守あげした方がいい？