【6割が】TOAのアッシュはツンデレカワイイ6【ナタリア話】

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629名無したんはエロカワイイ
 統合失調症の発症に関与しているとみられる遺伝子「DISC1」は、脳内の情報伝達にかかわる
タンパク質の「適正配置」に重要な役割を果たしていることを、名古屋大医学系研究科の貝淵弘三
教授と田谷真一郎助手らのグループが世界で初めて解明した。新しい治療薬の開発に道を開く
成果として期待される。
3日付(現地時間)の米神経科学学会誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に掲載される。

 DISC1は、イギリスの統合失調症が多発している家系の遺伝的解析から、発症に密接に関与
していることが報告されていたが、具体的な働きは分かっていなかった。

 生物の神経細胞は木の枝のように分かれた複数の樹状突起(じゅじょうとっき)と1本の軸索
(じくさく)を持っている。樹状突起が他の細胞から信号を受け取ると、軸索が別の細胞の樹状突起
の方に伸びて神経回路を形成し、信号を伝える。軸索の伸びは、複数のタンパク質が軸索内の
決められた場所に適正に配置されることによりコントロールされている。

 軸策が伸びる際、複数のタンパク質は「キネシン1」と呼ぶ貨車役のタンパク質に乗って軸索内を
運ばれる。貝淵教授らは、ラットの脳の神経細胞を使い、DISC1がどのように働いているのかを
分子レベルで調べ、DISC1は「積み荷」である複数のタンパク質を貨車に載せる「コンテナ」の
役割を果たしていることを突き止めた。

 DISC1の機能が壊れると、軸索の伸びが抑制されて神経回路の形成に支障が起こり、発症すると
考えられるという。貝淵教授は「現在の治療薬は、陽性症状には比較的有効だが、陰性症状には
ほとんど効果がない。この研究を進めれば、陰性症状に対する新薬の開発につなげられる可能性
が高い」と話した。

中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20070104/mng_____sya_____010.shtml