草薙　京　参式

無かったので久しぶりに立てた。反省はしていない。

これが２ゲットというやつか？

わーい

過去スレ

草　薙　京
http://makimo.to/2ch/game6_arc/1065/1065245847.html

草薙　京　弐式
http://makimo.to/2ch/game9_arc/1085/1085054455.html

正直、XIの神塵の方が好きなのは俺だけ？どこでも評判悪いけど

単に折角復活した無式をまた引っ込めた煽りだろ。
今回はドリキャンに組み込めたり割り込みいけたりかなり使える

稼働日はドリキャンの減らなさ具合に絶句した

単発でも威力低いほうだがな

人、いねー

京って元主人公なのに最近やたらと性能面で虐げられて、
XIで強キャラに復活したと思ったら今度は印象が薄くなったような気が・・・・
やっぱ噛ませにされた所為だろうか

SNKの主人公で30代40代を経験しているのはリョウ、テリー、覇王丸、(ラルフはハナからか？)だが京はどうなんだろ。

30代でも高校ダブり中だったりして

落第阻止

三神器総合スレのがよかったかね？

イレブン稼動中だし、アニメ4話も配信されるし、
MI2も発売間近なのでまったりいきましょう。
あと、携帯ギャルゲーもあったか

保守

MI2やった人の感想ｷﾎﾞﾝ

世間一般では庵人気の方が高そうだけど、
断然京の方が好き

あげ

MI2の新コスは今は見慣れた
公式の開発者ブログでのみんな笑うというコスが気になる

2Pコスどんなんやろ

ボディが

甘い！

やっとｱﾆﾒ4話配信か
待ちくたびれたよ

ボディが

甘ぇぜ！

ボビーが

お留守だぜ！

初めて拝見した時は
波動昇竜キャラじゃない声の地味な主人公だなぁ
と感じましたが今となっては一番好きでつ。低音がたまらぬ

ビリーが

さすが京スレ過疎杉るぜ

これからなんだろ？

白ジャケの時がカッコ良いと思った。

学ランは白一択

TESP

個人的に99〜02の服装がいい
MI2は･･･

MI2にも過去衣装はあるでしょ
１にあったんだし

>>36
あ、そういやそうか。
でも新衣装はいかがなものか･･･

バンダナなくしたら随分雰囲気変わったな。

MI2のは酷いと思ったが見慣れた
03以降のは好きだがグラフィックが微妙にｺﾋﾟﾍﾟ臭い

燃えたろ

腐女子

キャー京サマー♥ฺ

95の日本ステージより

守ってやる人はいるのか？

俺の乳首

緊急回避のボイスがすきだぁ

裏声もいいな

赤く燃〜やし〜尽く〜せ〜♪ｱｩｯ!

京のポエム?

へなちょこきしょいち。
大好きだよこんちくしょう。

ためらいを焼き尽くせ を知ってる奴はあんまいないのか

このスレ住民はKOF京やったことあるの？

あれってﾌﾙﾎﾞｲｽ？てか中古売ってねぇな

>>50
俺知ってるけど、正直PIECESの方が聴けると思う

>>53
ライブ版じゃなくてスタジオ版はどれで聞ける？

11のカラーが糞すぎる
まあ京に限った事ではないが

髪型が時代遅れだよな。94年からだから仕方ないだろうけど。

燃えれｪ!!

＊「れきし　が　ちがうぜ」

MI2公式ｻｲﾄの嬉/野ﾌﾞﾛｸﾞに97で消える予定だったと
書いてあって驚いた
消えてたら伝説のｷｬﾗwになってただろうか

そこで消えてればK'も目立てたかもね。

02で182式がないのは何故？
大蛇薙だけで淋しい･･･

>>61
確かにそうなんだが02は全体的に技削られてるからしょうがないさ
表社だってMAX2除けばファイナルインパクトしかないし

02でもうひとつ言わせてもらえば攻撃力低い事だな
他キャラの倍殴らなあかん･･･通常技も貧弱だし

あげ

友人いわく「ｽﾗﾀﾞﾝの高校入学当初のミッチーみたいだ」

萌えろぉ！！！

PS2のKOFオロチ編は3/30発売決定かね
買う人いる？

本スレではまた延期だって祭りになってたぜ。４月の後半だってさ

ほす

オロチ編延期になってたのか
楽しみにしてる変わり者もいるので頼むよ、ホント

話題ねー

スレ住人がお留守だぜ！

>65
俺は当時デビューしたてのTOKIO長瀬みたいだなと思った。

家庭用ｲﾚﾌﾞﾝ、性能違いのﾊﾞﾄｺﾛ京追加だそうで

>>74
白ジャケのほう？
ノーマル京と同時に使えたらうれしいかも

99の大蛇薙もタメで発生早まる？
出るまでが異常な気が･･･

早まらない。大人しく百八拾二式使っとけ

ぉぉぉおおおおお!!喰らいやがう゛あぁぁぁぁぁぁ･･･

なぜ99京はあんな激弱だったんだ？

ただの京もいいが02の裏京のがガラ悪くて好きだ
真っ赤に燃えろぉぉおおお！！

>>79
99そんな弱かったか？

俺の記憶では
94
95→最強の一角
96
97→つおい
98→5強
99→割と強かった気が
00→つおい
01→毒咬みが･･･
02→もうだめぽ
03→多少マシになった？

97とか辺りって、バージョン違いの京もいなかったっけ？

ボディが　臭いぜ。

97では94版、98では95版が使えた。けど闇払いってぶっちゃけゴミだし

97の時EX２P(白い学ラン)使う奴が腐女子に多かった。

99は弱くないぞ

97→94京
98→95京
99→クローン京
02,03,NW→KUSANAGI

京の性能違いって結構いろんな作品で出てるね
炎のでない性能違いもあるしw

クローン京というシケた設定も性能違い京を出すためのネタに過ぎなかったわけか

> 炎のでない性能違い

ｼﾝｺﾞﾉｺﾄｶｰ

>90
他に誰がいると。
別の性能違いならハナタレ小僧の小倅(from95柴舟の台詞より)がいるが。

神塵をみる度、悪人面の京が嬉しそうに見える

第一印象最悪だったMI2京の服、見慣れるとなかなか悪くないな。
黒ベースに白と赤のアクセントがいい感じ。

>87
よく考えたら大蛇薙と、強轢鉄以外は使えた。大蛇薙の弱体化がひどかったのがかなしかった…

白学ランは生徒会長っぽい。
真吾は黒(草薙カラー)の方が好き

今日

>>91
そういえばハナタレ小僧の子倅のスレないね

PS2オロチ編やっと発売あげ

公式でMI2のCM見たけど、
最後の京はかなり微妙だったorz

11はｴﾌｪｸﾄもｶﾗｰｴﾃﾞｨｯﾄできるらしいな
炎のｴﾌｪｸﾄを紫に〜とかベタな事しないで爽やかな水色とかにしてみたい

おぅりゃっ!!
百式鬼焼きで100GET(゜д゜)

フッ　燃えたろ？
がサムいはずなのにカッコよすぎる

おっと･･･

最初の赤靴下に白靴は誰が考えたのだろう……。

>>103
ｱﾚは霧島翔の名残り

ためらいを焼き尽くせのCDに収録されてる
一人芝居聞いてたんだが中の人、磯部勉に声似てるな。かこいい

キャラクターＣＤか？
つか今の中の人の見た目は考えたくない。まだ昔のが良い

ttp://www.p-guide.com/exb_html/exb_s_kof.htm
京サマと新しい声のユキが紹介しているよ。
なんか動画の終盤で香澄がバイク乗っているけどｗ

なかの人ならぬ野中の人はモンスターさんのblogで最近の写真見て渋カッコイイと思ったけどね。

受けろ、こぉのブロぉぉぉぉぉ〜〜〜！！
コレがかっこよかった　パクリだけど
でもｋ’とマキシマが未だに幅をきかせてるんだから
また出してもいい気がする

MI2の新技の神威と623Kの技がｶｺ(・∀・)ｲｲ!!

この轟火で・・・

ぶっちゃけ京CLASSICの無式カッコよくね？

02の京の攻撃力の低さは異常。
近立ちC→轟斧→毒→罪で全然減ってねぇ。
真吾の毒咬みと京の毒咬み。どっちが本家だよ

02の京の攻撃力の低さは異常。
近立ちC→轟斧→毒→罪で全然減ってねぇ。
真吾の毒咬みと京の毒咬み。どっちが本家だよ

百拾四式荒咬みで114GET！！１１

百拾五式毒咬みで115GET

何でシャツ入れてんの？

戦うときにめくれて邪魔だから。

ロックのハラチラとはえらい違いだな。

格闘家ですから！

琴月復活しねえのだろうか･･･

>>120
63214+Kの技ってXIではなくなってるしね

百弐拾弐式 保守

ボディーが
ボディーが
あめーｚ
おぅりｙ
キュピー
これで-決めるぜ
ジュワーン
ぼこぼこｂこぼｋ
ﾎｾｲﾂﾗｽ

そろそろ中間テストです。
草薙くん、補習(保守)を受けましょう。

PS2版イレブンのEX京のイラストの表情とポーズが京っぽくてｶｺ(・∀・)ｲｲ!!
家庭用が久々に楽しみだったりする

>>124
何度目の中間テストなんでしょうかね
慎吾に勉強教えてもらえ

ここの日記マジうけるｗｗ
15日の日記とか馬鹿すぎるから見てみてｗｗ
http://an.to/?ktkr

>>116
あーいうスタイルならタックインしてるのは変じゃないと思うぞ

どうでもいいが大蛇薙の発生を
昔くらいに戻してくれ

MI2の学ラン京はどんな感じなのかな？

新鮮さが欲しいな。ドット打ち直しキボン

ｷﾝｸﾞｵﾌﾞﾌｧｲﾀｰｽﾞ94か･･･
あの頃は･･･そう、本当に、ただ燃えたいだけだった･･･
強ぇ奴、喧嘩して面白ぇ奴
そんな連中とぶちあたる事で自分がどんどん強くなってく気がしてた

03以降の革ジャンはワイルドで良い
99からの服もクールでかっこよかった

MI2のコスの数々はどうよ?
柴舟コスはorz

ﾕｳｷｺｽは仕様ですか？
個人的には99〜02･NWの服が好きだ。
でも学ランも好きだ。

MI関係以外のコスは全部好き
一番好きなのは学ランかな。

過疎ってるな
ネスツん時の服は改めて見るとダサいと思うぞ

MI2の京のアナザーはそんなに悪くないと思う
髪センターじゃなかったし

セービングシフトの時、空中ふっとばしのモーションで突っ込んでくる京が好きだｗ

>>137
しかし服がアレだった

クラシック京の技の数々に感動…(T∀T)

くらい…ビビんなよ

>>141
それMI2関連？もしくはセス勝利台詞のパロ？

>>142
MI2では大蛇薙フェイントができる。

挑発で「遊んでんのかオイ？」とか言いながらパワー溜めポーズ取るクラシック京ｺｴｰ(;^ω^)

服より髪センターなんとかしろよ。
顔が良いだけにもったいない。

いや、今年センターパートくるよコレ

とNANAカッコいいなと今更ながらの俺がいる

ネオジオ博士が京のコスプレしていたことに今気づいた
なかなか面白いと思うが

つーか誰だよ、苦情入れたのはw

ttp://game.snkplaymore.co.jp/official/kof-xi/hakase/index.html

63214BorDでアッシュ編の新技ｷﾎﾞﾝﾇ

炎をまとったゴメンねちょっぷ

555式…

神威

この轟火で…

ビビんなよ

真っ赤に

燃えろぉ!!

ネタがないな

KOFが完結する時は庵との決着はちゃんと着くんだろうか。
「俺たちの戦いはこれからだ！」で終わりそうな気するけど。

「俺達に切り拓けない道はないんだ！」とかで終わりそうな気もする

まあ終わるとしたら2000か97みたいになるんじゃない？

THE ENDｫｫｯ!!よっしゃぁぁぁ!!!

EX京どこキャンモードは無いらしいな

のぞむところだ

XIで庵、アッシュらとの掛け合い見た事ない。
自由交代制になった弊害が･･･

掛け合いもそうだけど、専用挑発も見たことなかったな
PS2版でじっくり見るとするか

焼き魚…

アイスホッケー…

詩・・・

個人的には学ランバンダナやめてから好きです。

次作は空中闇払い追加、REDｷｯｸを多段ヒットに

>>167
同意。あれはなんか野暮ったく感じる。

え、学ラン京好きだけど…
白ジャケも好きだけど…革ジャンも好きだけど…

02のジャケットは背面の日輪さえなかったら超絶カッコ良かった。
94〜98の学ラン+日輪はまぁ昔のセンスだし…で納得いったが。

ただ日輪入ってないと、庵の背中が空しく見えるんだよな

別にいいんだけどさ

KOFのイメージを保つ為には京は必要だと思う。
学ランは…「若かったなぁ」って感じ。

>>172
同感

>>171
いや、02のは日輪ないだろ

>>175
あれ、そうだったっけ？03から？＞ジャケット背面に日輪

つか02のイラスト自体がカッコイイ

>>176
03だね、ライダースに日輪。微妙･･･

>>177
少数派!!

2000の公式イラストのかっこよさは神

俺も>177には同意。
あれはﾉﾅの中でも数少ない「格好良く」…そうみえるものなんじゃないかと。
01はﾃﾞﾋﾞﾙﾏﾝの人のｲﾒｰｼﾞなんたらとか描かれてたし没案は凶悪顔だし(名残が神塵の顔っぽいが…)

あとは個人的に98のＰＳジャケットはやられた。
レアだという目を閉じてるバージョンを未だに探してるがない……。

裏尺八式･男蛇薙

俺はカプエス２のカプコン側での京の絵が好きだな。

>180
あれは、いまだに印象が強いな>PS版98
当時は遺影のようだと思ってしまったが

>>182
それって森気楼じゃ？

くくくくくくらえぇっ!!

>>182
森気楼氏の絵はどのキャラ描いてもマジカコイイと思う。
そんな私は９７の京が１番絵的に好き。

俺182なんだけど、森気楼のほうじゃないほう。
京が体は正面向きで横を睨んでるような絵のやつ。
森気楼のほうの絵ももちろん好きだけどカプエス２では
カプコンの人が描いた絵のほうがすきなんだ。

インパクトある庵と違って京ってどういう性格なのかイマイチ分かんない。
基本的にはやっぱDQNなのかな。

SNKのころはDQNではなかった印象だけどカプエスやプレイモアになってからは
DQN一直線。
俺の中での京の性格は常に余裕を見せてクールな振る舞いだけど強い相手と対峙
すると本来の熱い性格が出てくるってイメージ。
他人には厳しいけれど、庵みたく死ねだのゴミだのボロクソには言わない印象。

しかしシェンをゴミ呼ばわりしてたのは凹んだ

あれは俺も凹んだ
そこまで言うキャラじゃないと思ってただけに

シェンも態度でかいからキニシナイ

今も高校生なんだっけ？学校に友達いるんだろうか。なんか浮いてそう

>>185
KOFに↓ACでﾌｪｲﾝﾄがあったらそんな感じかねw

>>193
さすがに行ってるとは思えない。
が、家にずっといるっても想像つかない･･･

こないだシェン使いに何回も乱入された
何回「世間のゴミ」よばわりしただろうか･･･(゜∀゜)ふはは

きしょいちくんと庵子さん保守

おっとおっとおっとおry

京のカッコつけた喋り方が好きだ

XIのボイスって03と同じ？
02までしかやってないんだが微妙に違和感が･･･

とりあえず緊急回避は02>>>>>>XI

どっかのサイトで見たんだが心の底では大門と組むのを
田舎臭く見られるだかで嫌がってるらしい。
うろ覚えだけど吹いたw

芋大門

京、紅丸、大門がちゃんとチーム組んでるとなんか安心するんだが。

あるあるｗｗ
次のドリームマッチはそれで行ってくれないかなぁ。

正直、大門は動かすの苦手なのでいらん･･･

大蛇薙の発生ひどい
せめて02くらいに戻してよ

ちゃんと溜めてから出せば今までになく早い。
むしろ百八拾弐式の発生、弱攻撃から繋がるようにしてくれってかんじ。

いや、むしろあのファルコンパンチに名前あげてくれ。
いつまでも〜式って呼ばれるのは気の毒だ。

ファルコンパンチ？

ワロスｗｗｗそのままファルコンパンチでいいよｗｗｗｗｗ



※スマブラに出てくるファルコンというキャラの炎のパンチ必殺技

京のセンスで技に名前付けたら、R.E.D.KicKみたいになる悪寒

>>209
何かと思えば、スマブラが元ネタだったのか
すっきりした、ありがとう

スマブラ全然知らないから、全く違うものが思い浮かんでしまったよorz

鎌倉

490 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします New! 2006/07/05(水) 23:33:03.40 ID:vbp0ukRp0
需要は無いだろうけど作ったのでうｐ
ロゴマークを入れる前に力つきた
ネオポケのKOF R-2verの八神庵
http://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi42820.png.html

>>210
たしかKickの最後のKが大文字なんだよなＷ

そしてミスを見つけたので>>490の八神庵をあげなおしてみる
http://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/ichi42832.png.html

見せてやる！草薙のぉ歴史が違うんだよ

カプエスでも言うんだよな、「歴史が違うんだよ」って

XIのカラエディではMI2のコス再現は無理ぽそうだ

補習

今年は出そうにないけど、KOF12で京はどうなるんだろう
炎出なくなって、普通のダブリ高校生になってしまうんだろうか

もはやダブリでもなんでもない気がするな
武者修行とかしてるし。

親父もだして、真吾と一緒に草薙流チームとか出たらいいのにとか思わないでもない。

炎でないってアッシュに力とられんの決定ですかそうですか

XIのカラーエディット、炎の色が悩む･･･なんか面白い感じのないかな？
綺麗な青、出血のような赤単色、墨かよって感じの黒はもうやったから他のね(･∀･)

個人的に、ダブリ高校生ってのは好きな設定だ

キャラの年齢ストップさせんでもよかったんじゃねえのと思う
三十路んなってやや落ち着きが出てきた京とかヤバそーなんだがなあ

三十路の京も見てみたいが、女の子キャラが別の意味でヤバそーな気が

平均年齢がものっそいあがる
ｻｲｺﾁｰﾑのじじいとか死ぬな

拳崇タン！

京がユキと家庭を築いている姿が想像できん

同い年の庵の職業は高校生じゃなくてミュージシャンだっけ？

京も庵もブサメン
拳崇タンのかわいさにはかないません！

>>221
アッシュ風緑色

>>221
難しいな、ネタに走るしか道はない。
そのネタも思い付かんが

弐百参拾壱式　保守

なぜ足から炎出せぬの？

無式とか全身燃えてるし、やろうと思えば出来るんじゃね？
まあ今更足技使われてもアッシュと被るだけだが。

ネオコロの台詞も酷いな


一山いくらの雑魚風情が！いちいち相手させんじゃねぇ！

無式って最初の火柱の火を全身に纏ってボカスカ殴る技・・・だと思う。

MAX大蛇薙とか全身炎だよ

KOF95の勝利台詞が好きだった。
うろ覚えだが確かこんなんだったよな？
「オレの炎で燃え尽きちまいな　弱い奴に用はねえ」

竜虎とかアテナのキャラが若いまま出てる時点でもうドリームマッチだと思うが
年齢止めてあげて！

KOFは95で年齢止まったんじゃなかった？

>>236
俺はかち上げた火柱を拳に乗せて撃ち込んでるものと解釈してたよ

今年の夏は真ん中わけで決まり

今思ったけど京ってあまりチームに変化ないよな。
そして男ばっか。庵なんかは変わってもマチュア・バイスや華守純・黒崎壬羽とか大体両手に華なのに。
この差はなんだ。

人望じゃね？

つユキに怒られる

GBAのEXシリーズではチームに女の子がいた
あと三種の神器チームもあるけど…
それくらいか？

>>243
庵に人望www

>>246
京→連絡が取りにくい上に面倒くさがりのいやな奴
庵→京を殺せるとさえ言えばついてきてくれるいい奴

>>246
人望っつーかカリスマはあるんだろ？
マキシマムインパクト１のストーリーみたいな感じの

どんな私生活送ってるのか知りたい。アイスホッケーとポエムが
趣味らしいが

>>248
カリスマなんて言葉似合わない、決して

アイスホッケーが得意スポーツなんて本人も忘れてそうだ

食らえ、草薙の拳を！！！！！

おおっと草薙選手、コートを溶かしてしまいました！！！これは退場ですね

俺焼きそばパンな

11の75式改のディレイすげぇやりずらい
02は楽だったんだけどなぁ

今更だけど京って嫌いなものが努力だったんだね。
努力家なイメージあるからちょっと意外だった。

98ドラマCDでの紅丸の弁によると
「カッコつけるのが好きだからなあいつは。努力なんか嫌いだぜ〜って顔してるだけだよ」
だそうです

>>256
そうだったのか・・・。
正直高校や96の時修行に出たり勝利セリフにも｢鍛え方が足りない｣みたいなセリフが多いから全くそんなイメージなかったから。
でもやっぱ目立たないとこで努力してる方が主人公らしくて格好いいな。

んーどっかで見たけど（ネオフリの開発者のコメントだっけ？）
京は強くなるための努力を努力と思ってないんじゃないかって意見があったよーな。

ところで前々から疑問だったんだが、四百二拾七式って、京は轢鉄で、親父さんは神懸じゃん。
何で？

そこに着目しているのは、どうやら君だけのようだ。

>>257
どっちかが間違って覚えている
間違ってるのはもちろん…

レス番間違った
258だったorz

hopsyu

京の方？

まあR.E.D.Kic「K」だしなあ。

念の為書いておくけど、どちらかが間違って覚えているっていうのは
もちろんネタだよ。

かっこつけてるようで、どこか頭がお留守なところが
京の憎めないところだと思う

こｆ99で神懸を京がアレンジして生まれた技が轢鉄と勝手に妄想

ＭＩ2だと神懸つかってるけどね

京って性格いいのか悪いのか分かんない

熱血なのかクールなのかも分からんしな

素直クール

響け〜！！

なんで｢響けー｣なんだろ
いまだに意味わからん

特別カッコ悪いとかじゃないから別にいいよ、響けでも

やアーッ！がみー！

ギョ゛ーー！

「さん」をつけろよデコ助野郎！

個人的に蒸し器の火柱はXIより03の方が好きだ

そろそろ新超必技欲しい
使えるやつを…

ＭＩ2の神威は駄目かね？

そういえば神威があったね
パワーゲイザーのモーション使い回しっぽいけど

そういや毎年超必は似たような感じだね
庵はしょっちゅう新技開発してんのに

11は結構強いし、公式大会で京使う人多いかな？
配信される動画楽しみ

EX京多いだろうね

EXの方が声落ち着いてる感じで好きだね

オリジナルは開幕の「行くぜー！」とか無駄に
気合い入りすぎだよね。あれはあれで良いけど

02のtearsはすげー気に入ってる
EX京はこの曲で来て欲しかった

ESAKA?は最近ではクローン用になってるな

Tearsも好きだがGood Bye ESAKAもいいな
いつかどこかで復活して欲しい

もうGood Bye は嫌だけどね。

ESAKA FOREVER が一番好きだな。一番対戦したのは97だったし。
FUNKY ESAKA もお気に入り。

一発…喰らいなぁっ!!!

このブロォォォォォォォ！！！！

髪サラサラで羨ましい

京の髪型って95の時は真ん中分けだったのに年を経るにつれて段々
髪の分け目が左側に移動していってるね。
まぁ今どき真ん中分けのワンレンなんざダサイにも程があるが…。
（しかも黒髪）

設定資料では、最初から真ん中分けワンレンでは
なかった…はず

MI2の流した感じのは中々よかった。
が、服がイマイチだった

茶髪のほうが似合いそう

>>294
確か前髪だけ分けてて後はオールバックだったんだよね。
何かの雑誌に載ってたんだけど忘れちゃった。

>>293
95か94の資料集では、開発に当てたメッセージかどうか知らんが
「真ん中分けはNG」と２枚の絵を使って強調してたぞ。
OKのほうの絵の分け目は七三っぽかった

イラストレーターによっても微妙に違ったりするしなあ＞髪形

でもゲーム中では常に真ん中分けになってるよ

ｵｰﾙﾊﾞｯｸ!

□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
只今、格闘ゲーム板の看板を募集しています。
興味の有る方や看板を製作してみようという方がいましたら、奮って御参加下さい。

詳細は↓のスレッドへ。
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamefight/1155427248/
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

おろちなぎのグラを描き直せば新鮮味が!!

八神「どうした？このスレもここまでか？」

てめえの都合で生きちゃいねえよ！

13:00までに書き込みがなかったら卒業決定

なんだと

草薙くんは、留年決定したようです

卒業証書、授与！

担任「という夢をみました」

THE KING OF FIGHTERS'98 ULTIMATE MATCH
というタイトルで、KOF98のリメイク版が出るらしい（公式より）
東京ゲームショウにも映像が出展予定だってさ

京がKOF主人公だった最後の作品…

発売はいつになるのやら･･･

アッシュ編でも微妙に主人公っぽいけどな

正直ネスツ編もK'喰って主人公ぽく見えた

マキシマムインパクトではストーリーには関わってないな
やってないからわからんが

よし、MI2の神威は2Dでもコピペで簡単にできるな

抱き枕は勘弁してほしい

俺は欲しい

おれおれも

八稚女の練習台にでも使うのか？抱き枕。

むしろ屑風

爪櫛もいけるな

ホモばっただなｗ

バックステップのグラが簡素すぎ

11のエンティングで弟子より先にのびてた
努力が足りないな

その弟子の顔に吹いたｗ

あれは弟子を庇って倒れたんだよ！

まじかw

意外と京は撃たれ弱いのかも知れん

(・З・)京ちゃーん

そういやチャンは11不参加か

今起きたんだが面白い夢をみた

カプエスの新作で京の荒咬みがタメ可になってたり
飛び道具でｻﾞｸﾏｼﾝｶﾞﾝが追加されててﾜﾛﾀｗ

チャンもそうだが94から出場してるキャラはすっかり減ったね
いつかは京も…いや、なんでもない

やはり庵とは別チームがいい。そのほうがしっくりくるし。
2001の日本チーム再結成は燃えた

個人的に2001の良かった所はそこしかないw＞日本チーム再結成

京は次のKOFで誰と組むんだろう？
EX2から十種神宝でも引っ張って来るわけ…ないか。

紫舟と真吾とで草薙流チームとかどうだろう。
父親加入に激しく嫌がりそうだがw

意気投合する柴舟と真吾の間で疎外感を感じる京

琴月復活キボンヌ

【北朝鮮を彷彿とさせる創価学会のマスゲーム】 　動画有り

説明: 北朝鮮を彷彿とさせる創価学会のマスゲーム。最後の方は皆、泣き出す始末。
ここまで熱狂的だと正直、寒気を感じます。
恐ろしすぎますね。

実際、池田大作は帰化した在日朝鮮人である事がわかっていますし、韓国の創価学会
組織、韓国SGIは池田大作を先頭に反日運動を起こしています。

この知性も品性のかけらもない北朝鮮系カルト思想集団が日本の政権与党のキャステ
ィングボートを握っているのです。

ttp://hokkech.ddo.jp/modules/mymovie/movieview.php?lid=18

>>331
タメ可の荒がみって182式？

>>340
スルーしてくれていいのにｗ

いや、普通に必殺技の荒咬み。
リュウに至っては足払いにGPがついてる謎仕様だったｗまさにドリームマッチ

>>335
EXシリーズは黒歴史っぽいからな
まあシェンとかぶる人もいるし

いおり｢マエカラキニナッテイマシタ。チョットツキアッテクダサイ。｣

挑戦状の常套句だな

京「今時桃戦状とはてめえも古臭い人間だな、八神よ。」

伊織「ニャー」

姉さんそれ違っ…

95京「にゃー」

言われてから聴いてみると、本当にそう聞こえてくるから不思議だ

http://asame.web.infoseek.co.jp/tedukas.html

ttp://www.youtube.com/watch?v=LtS335tYIio

↑八神が面白すぎる。特に40秒から50秒までが。

何が見れるの？

3DCGでの京vs庵だった。
おそらく中国人がつくった同人ムビ。
CGのクオリティは高いほうかな。少なくともKOFMI2のよりは美麗。
でも何故かBGMはロンドンマーチ。分かってないな。

ま、危ないサイトとかじゃあなかった。

>>353
さんくす
後で見てみるとするか

youtubeしらんのか

アッシュをボコにしてくれ

祝！KOF12発売決定！
（発売は相当先だろうが）
京はアッシュに勝てるだろうか

トップ闇払い
ダブル闇払い
ファントム闇払い

アッシュを倒して欲しいよね、やっぱり。

ストーリー的にも活躍して欲しいが、とにかく新規ドットの新技が欲しい。

技のマイナーチェンジも飽きたし、灼焉みたいな絵の使いまわし技も勘弁・・・

>>360
12で書き直すなんて話も出てるが、どうなんだろうか

酷かったな、灼焉

バスケがしたいです･･･!!

>>359
ガチンコ勝負では負けないと思ってるが
頭脳勝負では激しく不安…かも

ゲームショウで京役の野中さんに握手してもらったよ！
むちゃくちゃいい人やったわぁ
……京はこれからも活躍してほしいなぁ

やっぱりKOF'01の京チームが好きだな。

>>365
俺も去年握手してもらったよ。
その日は感激して眠れなかったよ。

野中氏の低音は(・∀・)いい
俺も声低いが質が違うというか

てか12は完全新規描き起こしらしいじゃないか
過去のより劣化しないよう祈るよ

腹に響く感じだよな
明らかに他の声優とは違う、迫力がある

だけどそんなに演技はうまくｎうわなにするやめいおりー！

白ジャケの京かっこいい

ライダースのが格好いい。ドットはあれだが

学ランが一番しっくりくるのは俺だけ？

まあ学ランが一般的に支持率高いんだろうな

京の私服のセンスについて↓

かっこいい奴は何着てもかっこいいもんだぜ

正論だよね。

新しいコス思いつかんな。
趣味がアレだからアイスホッケーの防具とか

ブライアンみたいな恰好の京はちょっと…

ゲームショウといえば、SNK物販ブースで自分の3人くらい前の兄ちゃんが
いろはフィギュアには目もくれず、京Tシャツのみ買っていったのを
思い出すなあ（結構な時間並んだのに）
兄ちゃんアンタ漢だぜ

服は学ランがしっくりくるけど
バンダナは無いほうがカッコいいと思う。
99で外したのは新鮮だった

バンダナ燃やして登場はよかったな

K´もグローブを燃やして…　無理か。

ジョーはパンツを燃やして･･･ダメ？

ｵｯｼｬｰ

99主人公チームのBGMかっこいい

ばっかおめスレち(ry

京はふつうの学ランも持っているのだろうか
そして学ランの「ラン」って何のこと？

>>387
なぜググらない。学ランの由来など一番上に出てくるぞ。

>>387
調べたぞ！

学ランの「ラン」は、江戸時代の隠語で洋服を意味する「ランダ」が略された語。
学生が着るランダという意味から「学ラン」となった。
ランダが洋服をさす由来は、鎖国時代の日本で「西洋」は「オランダ」のことを言ったためで、一般的には「蘭服（らんぷく）」と呼ばれた。

ttp://gogen-allguide.com/ka/gakuran.html

そういえば京の学ランって今どこにあるのだろうか？
確かオロチと戦って、ネスツにさらわれて、その時に脱がされて…。


捨てられちゃったの？

庵が拾って部屋に飾って含み笑いしながら「京殺ス」とか言いながら眺めてるんだよ

変態だな

じゃああの白ジャケとかってネスツから
パクったのか？

だとしたら俺も単身でネスツに乗り込むかな

クローン京も学ラン(短ラン)を着ているところをみると
案外資料として大事に保管されているのかもしれん

学ランマニアな秘密結社なんてイヤダ

意表ついて自作はブレザー

次作ね

スーツで

>>297
マイボスヒーr

俺のレスじゃんｗ
ついでに罪詠みゲット！！

罰詠みゲット！
早く書き直された京を見たい

ハイレゾになるの？
枚数増やしてほしい

ところで京の絵描くのってムズくね？
ガクラン着てセンター分けしてればそれだけでそれっぽくなるんだが
逆に言うとそれくらいしか特徴無いというか

京の絵描く時は学ランにするな。

確かに庵やK'やアッシュに比べると
ふつうの外見と服のセンスかもしれない

というか、伝承の血筋であるという事以外一般人だからな。

>>404
このスレで何回か話題になってるが、本当はセンター分けじゃないんだがな。

京の髪型最初ダサいと思ったけど絵の角度とかに
よってはメチャ格好良く見える時がある

今年の夏はワンレンセンターわけで決めてみましたが
周りからはNANAを意識してるのだと思われてたようです

これからなんだろ？

>>411
そういや挑発のポーズはいつも同じなのに、９６以降、台詞はいつも変わってる
気がする。

これからなんだろ と 遊んでんのかオイ が好きだ

なーに燻ってんだ？

ﾁﾁﾁﾁﾁ…

12の掛け合い予想
京「ファイトーーーーー！！！」
庵「いっっぱぁーーーーーーーっっつ！！！」

それはむしろラルフとクラークのほうがいいのではw

そろそろ補習が必要？

中卒主人公

クラスではかなり浮いてそう。
本人は全然気にしなそうだけど

クラスに友達いるのか？

そもそも学校いってるのか？

もうやめちゃえばいいのに

えっ、京って中卒なのか？
つか、ほんと、学校通ってるのか？

幼馴染美少女「朝だよ〜、おきて学校行くよ〜〜」

京「ぅう〜〜ん、朝の●●●●●してくれたらおきるよ〜ﾑﾆｬﾑﾆｬ・・」

幼馴染美少女「ぇえ〜〜、そんなことできないんだよ〜」

ちょっと待った！京には歴とした彼女がいるじゃないか！

高校行っても授業中は寝てるだけってイメージがある

マジメに授業を聞いてる京にドン引きｗｗｗ

京（そうか！ナチス政権誕生の原因はＳＰＤやその他の政党の無能さにあったのか！）

京（あっ、蛍光ペン忘れちゃったぜ！くそ〜〜、ここは是非ともラインしときたかったのに！）

京（今日の授業の様子じゃ、明日はここからだな・・。予習してからファイトしにいったほうがいいな・・）

草薙の剣
八尺瓊の勾玉
八又の鏡

おわかりかな？

オロチ破滅

>>428>>429
一体どうした( ﾟдﾟ )

やっと来ましたたか

>>427
ﾜﾗﾀ
つーかファイトしにいくって何だよw

例のDOMに出る事になってしまったわけだが

>>433
今度は高校５年生あたりの設定なんだろうか。
流石にまた先生役は無いだろうし。

個人的に京よりユキがどうなるのか気になったりする
健気に待ち続ける彼女を捨てて、他の女を選びますかそうですか

DOMって何？

つスカートつき

ごめん。
Days of Memories(スペル合ってる？)
ケータイ用のゲームでなんかトキメモみたいなやつ
今話してんのは女性向けだからアンジェリークって言った方がいいんかな

14 俺より強い名無しに会いにいく 2006/10/30(月) 19:01:35 ID:mlXoE0L6
(・∀・)ﾔﾀｰ大蛇薙のＡＡできたよー

方　　　←右向き
尢　　　←左向き

ﾌﾞｰﾝにしか見えねえｗ

想像力の限界を試されたw

使い方がイマイチわからんw

方 >>1
ﾊｱｧ〜!!

こんな感じ？

早く書き直された京を見たい
ストーリーも気になる

きっとアンヘルやデュオロンみたく滑らかに･･･
そしてバックステップも今の地味なのから動きのあるものに

口の中真っ黒が直ってますように

草薙　京　（くさなぎ　きょう）
19才。清嶺大学2回生。
主人公の近所のお兄さん。幼い頃から「京お兄ちゃん」と呼び慕っている。
兄妹のように親しい仲だが、機嫌の悪いときはかまってくれない。
よく家に遊びに来たり、「高校を卒業した記憶がない」などといって雷門学園に現れる。しかし、ある時期を境に態度が急変。あまり姿を見せなくなる。

>>445
大学生になっていることに驚愕した。

Only You〜世紀末のジュリエットたち〜をプレイした後に初めて
京を見た俺は・・・・

DOMやってる人いるのか？
京のストーリー良さそうならやってみようかな
ポイントも余りまくってるしな

女性向けゲー板に、スレがあるよ。
参考になれば
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1109155925/

でも、京の情報はあんまり出てないかも……。
自分はおもしろかった。
街中ところかまわず庵と戦ってましたｗ

>>449
さんくす
話題になってないって事は無難な感じのストーリーなのかな
頑張って攻略してみるか

11は強いが強すぎで嫌われるという位置にいるわけでもなく
なかなかの良調整だったね

次作もこの位の位置づけでおながいしたい

確かに11京はやれる事多いし良調整だよな

次回が最終
　　_, ,_ 　しょおー
（ ◎д◎）
なら無式復活するだろうけど出来れば神塵は残して欲しいな

大蛇薙の性能アップしてくれ
一応昔オロチを倒した技って事なんだからさ

発生遅いのも直らないしな
未だに稀にミスるわ･･･かっこわりいったらねー

タメの使い道が飛び道具避けるためというのも何かアホくさいし。
タメ段階に応じてヒット数変化ぐらいやってほしいな。

溜め薙は一応対空に使えんこともないよ
かなりシビアだが当たると楽しい

単純にダメージアップすれば今のままでもいいよ、俺は

2001、2002ではジャンプCDカウンター確認から溜めオロチでダメージ稼げるのが
なかなかおもしろい。まあ、そのジャンプCDの性能がちょっとな・・・

11での闇払い復活ってアレでしょ？
裏百八式があるのに何で表百八式が無いんだっていう一部のユーザーの声にこたえて…

とか適当抜かしてみる

庵は表百八式があるのに裏百八式がない

一応八酒杯か＞裏百八式

てか八神流と草薙流って
互換性があるってわけでも無いのな

多少はあるけど、葵花と名前の思い出せないあれとじゃ違いすぎるしな。
八神流でも「最終決戦奥義・無式」って言うんだろうか。

95の頃は八神流は草薙流が元って設定だったね

クルダ流交殺法の影技と陰流みたいなもん？

Red kicK
改めてダセーと思ったｗ

京のネーミングセンスに期待などするなw

黙って七百七式・独楽屠りって言った方が
ずっとかっこいいのになｗ

技モーションは普通にカコイイ

詩人の血がさわぐのか？

DOMでもキモかったなｗ

実はイロモノ担当だった京


…orz

>>462
俺もKOF始める前は京と庵は見た感じリュウとケンみたいなもん
かと思ってたな。友達もこいつら炎の色が違うだけだよとか
言ってた。いざ両方使ったら全然違うし

全660スレ中585番目だった。草薙さんの成績のようだ
つーわけで1回あげてみる

ばっか、そこを成績でたとえるなら一番下まで下げろよ

頭は良いらしいよ、開発陣によると。
ガッコ行かないのが問題なんだと。

あ、テスト出ないと0点か・・・。

由緒ある家柄のボンボンなら、金を使って卒業するとか

補習

するとか

サボるとか

サボんなよｗもうボンボン関係ねー

大阪出身てホント？

小説では山口県だった希ガス

KOF京(ゲームの方)では大阪だった。

どないや

大阪弁似合わねーw

七十五式改･天国の階段

京が技に名前付けるとこんな感じになるのか？

>>487
ジャスティス学園かｗ

流れ切るけど、99'の京の勝利セリフがかっこ良かった気がする
『オレには動きが止まって見えるぜ！(ｳﾛ)』みたいな

99京はかっこよかったな。
登場とか轢鉄の動きとか。2000で変わってがっかりしたが。

99の轢鉄は堕落天使からチョロまかしたもんだけどな

聞けよ！この苦労！

>>491
弱で出した時の軽やかステップ最高だろが

99は登場でバンダナ燃やすのかっこよかったな。

俺の拳は1800年の歴史がある！そう簡単に破れねえよ！

千八百年の歴史だと？
骨董品ならケースに入れて飾っとけよ！

>>491
俺は99のも2000のもｶｺｲｲと思うが、99は轢鉄と182式のモーションが
使いまわしなのが嫌だったな。

一発くらいな！

これで決めるぜ！

現役高校生の草薙さんは、1800年前が何時代かわかってるよね

京「や、やおい時代？」

現役高校生ｗｗｗｗ

KOF最終作の京チームのエンティングは卒業式になると妄想

卒業式→敵の追っ手または八神が！→俺たちの戦いは終わらないぜ！

敵の追っ手または八神 に何故か笑った
ていうかなにその打ち切り漫画の最終回みたいな終わり方ｗ

2000のED思い出した

燃えろォ!!スレ住民ｯｯ

「クールに行こうぜ…慎吾…」
何年か前にあのセリフを聞いた日から、京の魅力に取り付かれた

京かっこいいよ京

えーと。
それ真吾の台詞って分かってる・・・よな？

草薙さんごめんなさーい！

永遠の20歳ｵﾒｱｹﾞ

なんだかんだいってこの日を誕生日って思い出すのは
覚えやすい日だからかな
来年の今頃は12出てるといいな

おめでとうございます

庵とは同い年なんだよな
そうは見えないけど

年齢は違和感なくね
グローブつけたクローンの方はサバ読みもいいとこだが

DSのカードファイターズ買った人いる？
京のカードはどうだった？

また俺に祓われたいのか？

補習

なんだこの過疎り具合は
これでもＫＯＦの（元）主人公か？

　　ﾉ
(´ω`)
京が優勝してから、以降開催されてない全日本異種格闘技大会の件

>>520
まぁ前のスレも大半のレスが保守だったし

>>521
火事を起こして開催禁止になったと予想

このスレが埋まったら(落ちたら？)三神器スレにしないかと提案してみる

そうすれば少しは人来るかな…と…

ＭＩシリーズの髪型（真ん中わけツーブロック）はいつになったら修正されるんだろうな・・・
９４からずっとファンでその辺気になって仕方ない。

>>525詳しく

京ﾀﾝかっこいいよ京ﾀﾝ
思えば格ゲーというものを知ったのも、貴方がいたからでした
「やおい」という単語の意味を知ったのも、貴方がいたからでしたｗ
そんなわけで、お持ち帰りします

ｗｗ

　　　　　　 A
　　　　 ○ノ　　　くらいーやがれー
　　　　｡ノ）
　　　　　（ヽ

(・∀・)ﾔﾀｰ！大蛇薙のAAﾃﾞｷﾀﾖｰ

GJ!!
しかし最初見た時、鬼焼きかと思ったのは内緒だ

髪形は気になったな
もっとこだわって欲しかった

髪がた、
真ん中わけでもツーブロックでもないし、
センターから放射線状に前髪が流れるんだよ、
後ろ髪は結構長い。耳も出る事の方が多い。

>>532
かなり年期の入った京ファンとおみうけした

94時からですが、何か？

ってか、自分も歳をとるわけだorz
毎年高校生の京が羨ましい

自分も９４からだよ・・・

実際のトコ、京は年取ってもいいと思うんだけどな。
武力のリョウみたいに熟年になって渋みの増した京とか見てみたい。

すれ違いだが
京と庵は熟年になってもいがみ合ってる気がする
（庵が一方的にだが）

・・・京はともかく中年の庵なんて想像つかんorz

赤靴下京を知っててこそ真の古参

むしろ庵は今30歳くらいに見えてしまう

赤靴下ｗｗ懐かしいな
今となっては黒歴史だな

ケンスウ、キムと一緒にキノコ−ズとか言われてたしな

長男　キム！
次男　京！
三男　ケンスウ！　　
我らキノコカットブラザーズ！
あっ、ホンフゥさん、四男の席が空いてますけど、どっすか？

なんて４コマあったの思い出した。

話変わるが、98の勝利ポーズで
「無言で背中向けて、手の炎を消す」
ってのあったじゃない？
それまで京といえばニャアニャア小煩い主人公だと思ってたんだけど、
アレ見て「おおッ」と思った。背中で語る姿もまたかっこいいじゃないか。
それ以来京好きになったなー。

KOF主人公で一番平凡な髪形だな
そして服装は一番ダ（r

うぉーりゃぁぁぁあ

もんごー！

おめあけ！
12で書き直された京を早く見たい

今年も京が活躍できますよーに(´人｀)

今年も京が留年しませんよーに(´人｀)

>>544
>>545
ワロタ。ずっと高校生やってれば毎年お年玉もらえるなw

今年一年、スレ住人に善いことがありますように。今年もKOFが楽しめますように

あんたじゃ燃えねぇな

俺の…勝ちだ！

………ﾎﾞｯ

へへ…燃えたろ?

ビビってんのかァ？！
アァん？！

京「炎が、お前を呼んでるぜ！」
庵「なら燃え尽きろ･･･潔くな！」

多分９８の戦闘前デモ。かっこよすぎ。

会話噛み合ってないけどな。

会話が噛み合ってないのはいつものこと。
ちゃんと会話として成立してたのって、96の
京「どうしてもやるのか？」
庵「今更命乞いか」
ぐらいかと…

庵「くたばりぞこなったか…」
京「テメェの都合で生きちゃいねぇよ」
とか。(うろ覚え)
これの妙に嬉しそうな庵が好きだ

台詞は無いけど、ネオコロの庵との対戦前の火花散らすヤツが気にいってる

京は庵なしでは成り立たないし
庵も京なしでは生きていけないｗｗｗ
二人は永遠おっおｗｗ

個人的にカプエスの京が好き

失せろ…お風呂ぉー！

2ちゃんねる閉鎖は嫌だ・・・
せっかくこんな萌えスレ見つけたのに・・・

なんとかしてくれ京ﾀｿ!!

京が2ちゃん買収したら
京 ち ゃ ん ね る

…すいません、なんでもないッス

なぁーにやってんだか。

草薙さん相手でも今年は負けないっス（うろ覚え）

はやくやきそばパン買ってこいよ(ｏ￣∇￣)＝◯)`ν゜)･；'ｱﾎﾞ

あげろぉぉ!!

かんぴょうベルト

ボディがっ！がら空きボディがっ！ボディがっ！ボディがっ！甘ボディがっ！ボディがっ！
ボディがっ！ボディがっ！甘ボディがっ！ボディがっ！ボビィがっ！ボディがっ！
ボディがっ！ボディがっ！がら空きボディがっ！ボディがっ！ボディがっ！ボディがっ！ぶっとべっ！！
おぉりゃっ！おぉりゃっ！おぉりゃっ！
おおぉぉぉ・・・くーらーいーやーがーうわああぁぁぁぁ！！！

そこまで怒涛の攻撃しといて最後は負けるのかよ

ﾊﾞﾛｽwwww

というか全部潰されてないか

さすが京スレ、話のネタがないぜ

それは言わない約束

話のネタがない訳でもないだろうが、もの凄いマターリ進行だな
もうすぐでスレ1周年なのに600いかないからな

京で話のネタがないと言ったら他のキャラに失礼w

>>565
あのベルトの構造はどうなってるんだろ

京きめぇｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

どうしてもやるのか？

今更命乞いか

12では服装も変わんのかな？
今の服イマイチかっこよくない

そのまま萌えっ

今の革ジャンのは歴代コスで一番地味だと思う

旧SNKまでしかやってないんで、そんなコスがあるのも今知った。
'96からの演出（特に女キャら）が耐えられずに卒業した口。

>>581
ユキのこと？誰かいたっけ？？
京子ってまだ出てないよな・・・うろおぼえだ

ＫＯＦ出場者のボディが甘い件について

>>582
あー違う違う。キャラがみんなピーチクパーチクしゃべり過ぎる
ようになったのが生理的に耐えられなかったんだ。

>>583
お留守な件とガラ空きな件は？

ＪＣ＞＞Ｃ＞＞２３６Ｄ・Ｄ（ＲＥＤＫＩＣＫ二段）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）
＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）
＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）
＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）
＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）
＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）６＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！
）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）＞＞２３６Ａ（ボディがッ！！）

（画面端限定）

懐かしいな、95の無限かｗｗ

ネタだったんだが！！
98以降しかプレイしてないから知らんかったｶﾞﾊｯ！

>>584
今はもっとすごいぞ。いろいろと
某シリーズはシナリオ担当の先生曰く「（2Dと比べて）よくしゃべる」
「試合前の掛け合いをじっくり堪能してくれ」
と自信もって公言してる

>>588
すまん、正確に言えば
95では京の七拾五式　改で相手を浮かせて無限・・・というのがあったんだ

庵の葵花でも確か出来た

あー、蹴り上げて蹴り上げて蹴り上げてのアレかw

>>589
まじか。KOFには復帰できそうにないじゃないか。

>>591
いやそれ3Dのやつだから。
2Dはあんまりしゃべらない・・・こともないな。
よくしゃべってる。

しゃべりまくったっていいじゃない。

炎がおまえを呼んでるぜ！

今日のポエム
髪は長い友達

マターリ進行でスレ1周年

格ゲ板のネタスレの方が盛り上げっている辺り泣けるな

何を言っても今更感が否めないくらい古いキャラだからな。
俺にはあえて語ることがない。

まあ次回作での予想とか要望くらいかな。
荒咬み派生八拾八式一段目にキャンセルがかかる、なんて調整は勘弁。

京サマ

600

とりあえず無式復活希望

これが…臭薙の便だ！！

バンダナは無いほうがいい

判定の強い横長の斜めJ通常技 無式とカムクラの新ﾓｰｼｮﾝ(使い回しじゃん
MAXオロチ薙待機の判定UPと炎をもっとグワッと派手に

新モーションやエフェクトは書き直しに期待
…してもいいですか、芋屋さん

住人がお留守だせ！

へへっ・・・嘘だろ？
こ、この過疎スレが未来の俺のスレ・・・冗談だろ？

当時の人気っぷりからすれば冗談みたいだよなー
でも隠れファンとか潜在的なファンとかはかなり多い気がするんだ

’99以降やってない俺に京さん及びその周囲の近況を教えてくれエロイ人

高校生活１５年突破。
今現在はなんと庵と真吾がチームメイト。

すごい板挟みになってる真吾を幻視した

もはや京も庵も、過疎の人か

ゲーム史の教科書には、間違いなく名前が載るであろう偉人たちだが

個人的には現役バリバリだけどな〜！
格ゲーやKOFが全盛の頃と比べてはいけない気がする

アルカディアの人気投票も順位低かったからな、今年
まぁロクに出てないから当たり前なんだが

だいたい95〜98年が黄金期かね
あの頃は、ゲーメストワールドとかいう雑誌でえらく人気者だったんだぜ

…知ってる？　ゲーワーって

知ってる、イラスト描きの人はプロ、セミプロの人が描いててキャプションが凄く同人風だった。

同人風っていうかもう、書店に少量だけ置かれた同人誌みたいな

ときめきんぐおぶふぁいたーず…

あったな、そんなの
あの当時にしては、書店がカテゴライズに困るカオスな内容の雑誌だった

ただ、ゲーメスト本誌とは姉妹誌と呼ぶには、なんか距離があったような

古本屋でも、さすがにゲーワーは見かけないね
あの頃の『京サマ、いおりん』の人気者ぶりを証明できる貴重な資料だけど
雑誌系だから、ふつうは買取拒否かな

それ何冊か持ってて、たぶんまだ家にある人間が通りますよ
もう10年前の話だよな…

創刊号〜最終号までコンプリートしている人間がカキコします。
正直処分に困ってたりする。

ばかやろう　ゲーマーにすらネットも２ちゃんねるも、今ほど浸透してなかった時代の
ゲームオタク文化を考える上での歴史的文献を『処分に困る』たぁ、なんてぇいい草だ

コスプレが同級生にバレていじめられてる子の問題を考える、とか毎号やってた
イタいがアツい、そんな雑誌でした

>622 子供ができて、年頃になったら読ませなさい　サブカルチャーの勉強に

親子でKOFプレイヤー
キャラの好みが似てたらゾッとしそう

>>622
Vol.2だけ持ってなかったおれから、全冊持ってるあなたに質問です
創刊号でブチ上げられた企画、読者でストーリーを創るとかいうファンタジー系
漫画の連載はどうなったのですか？Vol.3では一言も触れられていなかったが…

約十年にもわたる疑問です　主人公の名前は不破刃子が良いと思います

凄い漢女だ

なんだかんだで京が出てる間はKOFやってしまいそうな自分
SVCやネオコロのソフトも買ったんだよな…

ゲーメストワールドにネオジオフリークのプッシュ、ネオジオランド建設にネオポケ発売
そして、京サマ・いおりんの大ブレイク
SNKにとって此の世の春だろうなあ、と思っていたが、実情はそんなに甘くなかったみたい

BOFって今どうしてんだろ…

東京湾に埋立ゴミとして眠ってると妄想
写真しか見たことないがかなり微妙な出来だった覚えが…

ナコルルあたりは、マニアが入手してそうな気が
一応、等身大モデルだしね

京サマは、…微妙だな

個人的には親父さんの方が好きだな
まあ、京が年を重ねる→柴舟の生き写し、かもしれんが

……KOFがサザエさんワールドで本当に良かったと思う

でも、京は高校を卒業できたと言う矛盾

いや、まだ卒業してないよ。

マジで？

KOF完全読本にはそう書いてあったけど。

そういやそろそろ卒業シーズンだね
今年も在校生の席に座る草薙さん

クローン京たちもダブってんだろうか

通信簿やら出席日数までクローン化は可能なんだろうかｗ

４月でついに京と同じ学年になる。
初めて京を知った時は小学生だったのに凄くあっという間だ。

>>640
進級おめ

>>640
誰かさんのようにダブらないようにな！

>>641>>642
ありがとう。誰かさんのようにならないように頑張るわｗ

もうすぐ桜の季節だね。あげとく

なんで京クローンは色黒なんだ？

俺も初めてＫＯＦやったのが小４の時ぐらいだったのに
こないだ高校卒業しちゃったよｗｗ

まさか京より先に卒業することになるとは･･･

俺も成人した時は、これで京と同い年かとおもうと変な気分だった
思えばKOFと一緒に年を重ねた半生だったな

KOFも13年目だからな
そんな人も少なくないかもな

なんだかしんみりする流れだなw
まだまだ思い出話をするのは早いぞ〜
今年も98UMにネスツ編にMIAに出場予定だしな
そして間に合うのか12も

絵を総入れ替えするらしいが、京はどうなるのかねえ

…アゴヒゲ？

いきなり親父のようになってたらちょっと^^;;
変更するとしても京だとわかる程度にしておいて欲しい

とりあえず、髪型は変わらんだろうし
やっぱり、服装か

『お父さんのおさがり』　決定

>>625氏
Vol3の投稿ネタに「ときめキング・オブファイターズ」という当時流行った恋愛シュミレーションゲームのパロディネタが載りまして、
（投稿者は「きさらぎ上総」と言う方だった）それに便乗したネタが増え、オリジナルネタは自然消滅してました。
その後音沙汰一切無し。

せめてハタチの若者っぽい服装を…

>>653殿
レスありがとうございました
しかし、投稿者に企画潰されたら(故意ではないが)、漫画描く予定だった人の心境やいかに
などと要らぬことに思い巡らしてしまいますな

ホントに展開の読めん雑誌だった　…早すぎた？

いろいろ濃い時代があったんだな。なんだか羨ましい
KOFや京を知るのが遅すぎだったなorz

KOFを始めるに遅いも早いもないさぁ
ていうか、その言い方だと京サマｵﾜﾀみたいに聞こえますよ？

でも正直、最盛期の熱気を肌で感じてみたかったよー

ゲーメストワールドに限らず、「あれ、こんな雑誌でも京サマいおりん特集かい」と
いうような現象がよく見受けられた
格ゲーと格ゲーキャラが広く認知されることに、一役買ったのは間違いない

こういう話題で当時を語ると歳がばれるのう　ふぇふぇふぇ

>>657
すまん。そんなつもりではなかったんだ
京好きとしては今も楽しんでるし、12は凄く楽しみにしてる
元祖主人公の意地を見せてくれー

でも>656みたいに思う人が出るほど、息の長いキャラだという見方もできるわけさ
そろそろ、大胆なイメチェンも必要じゃないかとは思うが

>>1
頑張れ

今まではイメチェンっても服装が変わるくらいしかなかったな
とりあえずプロフィールの変化の無さは異常

イメチェンは全くいらないと思うが、今の私服京から入った人間なら
そう思うのも止むなしか。

'94の京が一番好きなんで、後のDQN化や、それに類するDQNキャラ
量産状態になったのは忘れたい。
とにかく'94のあの江坂ステージは素晴らしかった。
4万2千いくらかのネオジオCDを即で買う気になれた。
龍虎2も良かったな……。

イメチェンしたら京サマじゃないやい！
とか思ってる'97から入った学ラン京好きが通りますよ…

'99の白ジャケットにようやく慣れてきた、最近

そもそも、今の私服版の京でも未だ納得してない人が多そうだしね

だれかハイレベルな漫画家が漫画描いてくれないかな・・・
そしたらKOFはもっと人気出るでしょ。

KOF京ダメ？
ハイレベルかどうかは不明だが柴田ヨクサルにKOF描いて欲しい
ある意味エアマスはそのまんまだったとは思うが。

エアマスのあいつはバンダナに字書いてある時点でアウトでしょう

そうか、アウトか。
この漫画はKOFのキャラ造形を斜め上に昇華してて楽しかったなあ
で、皆さんは誰にKOF再コミカライズして欲しいの？

>670
バーチャもおったな

コミック化はゆでたまご先生で採決

漫画化は原哲夫希望

そろっとMIA稼働？
今年の出場第一弾はポリゴン京か？でも、その前にネスツ編かな

コミカライズは車田正美でOK

>672
秘密裏に開発された実写取り込み版KOFかも

保守。あげ

>>667
日本外では結構出てる罠。
アメコミ風ＫＯＦなかなかです。

「コックリさんが通る」の奥瀬サキの描くKOFなら見てみたいぜ
多分扉絵とかがエロエロだが。

それか「影技」の岡田芽武
多分出血とかがハンパ無いが。

「るろうに剣心」の和月伸宏でも可。
こいつなら格ゲーわかってそうな気がする。

和月は致命的にアクションシーン下手だからなあ…
サムスピなら相性いいと思うけど

>>676
奥瀬サキを持ってくるとは…やるな、あんた
おれはFlowersのほうが印象深いが

あと、実際にSNK漫画描いていて、評価も高い天獅子悦也を押したいが、
舞とかアテナは間違いなく出番なしだろうしねえ

天獅子氏の名前が出たならあえて
Leo　Adverと言ってみる

>>679
餓狼のマンガに出てたオリキャラの女の子が可愛かった
名前が出て来ないが

>>673
ストリートファイターの悪夢再び

>>681
…あったの？

ヴァンダム＝ガイル役で主役だったアレ知らんの？
ラウル・ジュリアはあれが遺作になってしまって気の毒すぎる一作。

間違ってハリウッドでKOFが映画化されたら
京は詐欺師役（だったよね？よく覚えてない）になるんだろうか？

ちなみにな、当時のペーパーバックによると、その詐欺師（リュウ）は
とっ捕まって身元を改められると、日本の某企業のボンボンで大卒とわかり、
「いい所育ちの鬼っ子ってか？」とガイルとキャミィがブツブツ言う
場面がある。

詐欺師になる代わりに、高校どころか大学も卒業できるぞw

>>685
詳しい情報サンクス！
携帯ゲーでは大学生だったり、教師だったりする京もいるしなw

化○品被害↓


とりあえず「化粧品やけ」でググってくれ

国語教師はありえない

数学よりはあると思うぞ



趣味ポエムだしｗ

で、教員免許は？って話になるが。

授業で自作の詩を生徒に披露する草薙先生

へっ、萌えたろ？

ヒマな余りにキャラCDのドラマ文字したので燃料代わりに投下。
なんというか……さすがR.E.D.KicKの名付け親。


１．
「ふぅ……さぁて、試合の準備も出来たし、あとは……そうだな。日本に手紙でも書くか」

『――ユキ。
俺がキング・オブ・ファイターズ９７の為にここに来ちまってから随分経つけど、元気か？
今、こっちは真夜中の二時。だけど、不思議と眠くならない。
それは多分、六時間後に迫った大会のせいだろう。
別に緊張なんかしてるわけじゃないぜ。むしろ、ワクワクしてるんだ。
身体の奥から湧き上がってくる炎を抑え切れない！　って、そんな感じかな。
世界中から集まってくる連中は、去年よりもきっと強くなってるだろう。
俺の知らない、とんでもないやつも居るかもしれない。
だからさ。もっともっと、熱く燃え上がれると思うんだ。』

〈……ふっ。「熱く燃える」、か……。
そういや……三年前も、ここで、こんな手紙を書いてたような気がするな――。〉

２．
〈キング・オブ・ファイターズ９４か――あの頃は……そう。本当に、ただ燃えたいだけだった。
強いやつ。喧嘩して面白ぇやつ。そんな連中とぶち当たる事で、自分がどんどん強くなっていくような気がしてた。
ふふっ、だから、「腕試し」なんて簡単な気持ちで、紅丸や大門と一緒に試合会場の門を潜ったんだっけな……。
でも――いつからだろう。この俺に、妙な運命とやらが絡み付いてきやがったのは……！
あれは……ルガールっていう黒幕が姿を現した時からか。
空母ブラック・ノアに、行方知れずだった親父が居て、そして……ルガールと一緒に、爆発に巻き込まれて――。〉

『――ユキ。
その瞬間から、俺の運命の歯車は、回り始めたのかもしれない。

一年後のキング・オブ・ファイターズ９５で、死んだと思っていた親父と闘う事になって……しかも、ルガールが、あの禍々しい力を手に入れて帰ってきやがったんだ。
そうさ。あの力が本当の始まりだったんだ。
あの力こそが、俺に……宿命の道を――』

「……ふっ。ユキに何怖ろしい事書いてんだ、俺……」

便箋を破り捨てる音。

〈……『あの力』、か……もしそれがなかったら……やつとも出会わなかっただろうな。
……八神……庵――。〉

３．
〈『運命』……俺と八神が出会う事……俺と八神が闘う事……そして……八神が、俺を殺そうとする事……。
これは、きっと、運命ってやつなんだろうな。
俺達が持って生まれた、血の宿命。
オロチの力ってやつを巡る、長い、永い宿命――。〉

「――でもな、八神。悪いけど俺は、そんなモンに付き合う気はないんだぜ？　……『運命』？　『血の宿命』？　知ったこっちゃないね。
そんなモンで、てめぇがてめぇでなくなっちまうなら、勝手にすりゃあいいさ。……いいか？　俺は、『八神庵』としてのお前と闘いたいんだ。
オロチの力に呑み込まれちまうような男には、用はねぇんだよ！　っ――分かってんのか、八神ぃ！」

４．
〈――ユキ。
俺はこれからどこへ行こうとしてるんだろう。
……もちろん、この大会が終われば、また日本で今まで通りの生活に戻るに決まってる。お前だって、いつも傍に居てくれる事だろう。

――でも、時々思う事がある。いつか、この日々に終わりがくるんじゃないか、ってさ。
もちろん、それを怖れたりする俺じゃない。むしろ、この心を熱くしてくれるんなら、全てを捨てても構わないさ。
……こんな事を言うと、ユキ……お前は怒るかもしれないけどな……〉

「――全てを捨てる時、か……っふ、今夜の俺はどうかしてやがる。運命とか、宿命とか、そんなモン知らねぇって言いながら、まるで、その時を楽しみにしてるみてぇな言い方だよな。
……ふふっ……大会の前で、やっぱ熱くなり過ぎてるみたいだぜ、ユキ」

〈そう呟きながら……しかし俺は、もうユキの事は考えていなかった。
俺の頭の中にあったのは、たった一つ。――そう。
恐らく俺に、『その時』を、告げるであろう……一人の男の事だけだった――。〉





ハナタレ小僧の小倅（by柴舟）の分も文字起こししたが、ふと我に返った瞬間「……何やってるんだろう」と（ｒｙ
……orz

>>693
文字起こし、買ったとき自分もやったわソレ…なつかしい
久々にCD出して聞いてみようかな。

>>693-694
乙です
これ聴いた事無かったんでありがたい
なんていうか若いっていうか、こっちが照れてしまうな

>>696の3行目は京の語りについての事です

ハナタレ小僧の小倅の分も是非読んでみたい
しかし京は生粋のポエマーだな…

ほんの一瞬でいいから真吾の事を思い出して欲しがったッス

>>699
このキャラCD、97の稼動直前（十日くらい前）に発売されたやつだからな。
なんでこんな中途半端な時期に出したのか理解に苦しむが
（ドラマのほかにテーマ曲（オリジナルとアレンジ）が収録されてるんだが、
もちろん94〜96までしか入ってないし、夕陽と月すら入ってないし）……。

98のあとに発売されたハナタレ小僧の小倅に比べると曲数が……
95〜98のテーマ曲とソロ曲が三曲の上に夕陽と月まで入ってるから、あっちは。

あの頃のKOFは文字通りお祭り扱いだったから、それへの便乗だったんじゃ
ないかと書きかけて思い当たった。

97だったらさ、三種の神器ED＝当時はあの三人死亡かと取られて一部ファンが
絶叫したアレがアーケードに既に入ってなかったか。コンシューマに行ってから
だったら大変申し訳ないが。（自分は'96がどうしても合わなくて、
以降の作品をやりこまなくなっていたのでこの辺の記憶が曖昧。）
キャラ死亡情報の後にその手のグッヅを出しても、あいつらがSNKに殺されたと
ゲーセンのノートで泣きわめいていた当時の連中だったら買わなかっただろう。

>>693,694は初めて読んだが、何やら死亡フラグ臭い文にも見える。
当時のSNKの、神器EDサプライズへの仕込みだったんじゃないか。

>>694もだが97プライズの京＆ユキも聞いてて恥ずかしかったな。
八神のも持ってたが、話も歌も……。orz

確か97ＥＤ後は…
草薙→生死不明
八神→消息不明(？忘れた)
神楽→行方不明
だったかから、それを暗示させる内容だったんだろうな。

97以降 ユキはどうなったの？

ユキは2000でネスツに狙われた所を庵に助けられたりしてたな

>>702
プライズでは取らなかったが、その後出た全員分入ったCD買ったよ。懐かしいな

>>703
2001の京チームのストーリーでも名前は出てきた
ネスツ編終わった後再会したのかね

実はハナタレ小僧の小倅のキャラCDだけじゃなくて、
96と97激闘編のドラマCDの起こしも既に
完成していたりする（ただいま97宿命編を作成中）。
公開の予定もないのに。

…………ひょっとして自分はMか？　Mでやってるのか？orz

いったんやりはじめると、トコトンまで行っちゃう人っているよね。

まあ俺もそうなんだが。
誰か止めるかツっこんでくれれば引っ込みもつくんだけど。
つーわけで、>706




















　ヤ　れ

ドラマCDって結構長くないか？スゴいな！
時々でいいので、気が向いた時にでも燃料投下してくれるとうれしいかな
聴いた事ない人もいるかもしれんし

ドラマCDで覚えている京さん名場面
「レッドキーック！！」

案外好意的に受け入れてくれた人もいるようなので公開を考えてみるが、
例えば96だけ投下するにしても結構な量になるから、テキスト圧縮してどっかのろだにうｐした方がいいか？

あと、あの戦闘シーンだけはどうしても、どうしてもそのまま書くのは無理だったorz
ので、律儀に技名叫んでる部分はゲーム中の台詞に変えてある。
あと、96は設定固まりきってなかったのかどうしても違和感感じるところがあるので
（庵の二人称が「貴様」じゃなくて「お前」だったり、大門の一人称が「俺」だったり……）
そこも変更してるから、忠実に文字起こしてるわけでもない事を了承してほしい。

>>709
やりやすい方でいいんじゃないか
ぶっちゃけ過疎スレだし、あんまり気を使う必要は無いんじゃないかと
（そのかわりどんなに手間暇かけても反応は薄いと思う…）

楽しみにまってるよ。でも無理すんなよ

じゃあ、とりあえず先にキャラCDのハナタレ小僧の小倅の分を投下しとく。
次スレから三神器スレにするって話はどうなってるっけ？



八神庵という名の獣

１．１９９５　ひとけのない都会の朝に
〈――夜が明ける…………眠りに就いていた街が動き出す……。
くだらない世界のくだらない一日が始まり……そして、俺がさっきまで生きていた暗い褥は、光と共に消えていく……。
俺と同じように闇を呼吸して生きている連中は、ステージの上の俺に熱狂し……
その心に届くのは、暗い階律を奏でる俺のベースと……フッ、この世の終焉を謳い上げる歌詞と。
そして……まるで全てを破壊するかのようなノイズの塊だけ……。
だが、やつらは喝采し、まるで自分達のリーダーのように、俺を祀り上げる。
……フンッ、救いようのないやつらだな……。〉

『――フッ……フッフッフッフッ……』
「……ん？」
『……果たしてそうかな？　……我が主よ』
「……何……？」
『お前は、それを満更でもないと感じている』
「フン！　そんな事はない」
『ッフッフッフッ……我にまで嘘をつかなくてもよいではないか……』
「嘘だと……？」
『そうだ。……全てを覆い尽くす享楽の中、色とりどりの光と歓声がお前を包み、その中に居る時……お前は一瞬だけ、生きた目をする。
……群れをなす愚か者達の声を受けるのは心地良い。それを認めないとは……お前らしい言い訳だな、主よ……』
「消えろ、貴様……！」
『言われなくても、太陽の光が痛いゆえ今は退散する。だが、夜になれば……我はまた戻ってこよう。
お前の求めに応じていつでもな。……ッフッフッフッ……ッフッフッフッ……』

２．１９９６　コンドミニアムの部屋で聞こえしもの
微かに聞こえている、ラジオの音。ノイズに掻き消され、内容はほとんど聞こえない。
「……なぜ俺に関わる。……なぜ俺に付き纏う……！」
『……お前という存在に興味があるからだ。それでは駄目か？　主よ……』
「興味……？」
『我が、八神庵という男を選んだ理由。今尚、お前を宿主としている理由。……それはお前が、弱い人間だからだ』
「フン！　『弱い』？」
『弱く儚く、吹けばすぐにも消えてしまいそうだ』
「何を馬鹿な……」
『他人を傷付け、自分を傷付け……お前はまるで立ち止まるのを怖れるかのように前に進み続ける。
立ち止まれば、そこで自分の存在に疑問を持ってしまうからだ。……それこそ、弱い人間の証ではないか？』
「黙れ……」
『闘う事でしか自分を見出せない。自分の存在を誇示出来ない。ただひらすらに強くなり……いつしかお前は止まれなくなった』
「黙れ……！」
『己の信念をあくまでも貫き、人と馴れ合わず……自分の力のみで前に進み続ける。ここにお前の強さがある……ように見える。
……しかし、見方を変えてしまえばそれは、自分と違う考えを怖れ、他人との接触を怖れ、誰かを信じる事を恐れるという――お前の弱さに他ならない』
「黙れぇっ！」
庵の叫びに呼応するように、完全にノイズに塗り潰されるラジオの音声。

『お前が我を受け入れた時に、勝負は既に決していたのだ。……お前は我に負けた。お前は――負け犬だ』

３．１９９７　路地裏に雨の落ちるが如く
雨が降っている。
『……様々な事があった。お前の周りで……そして、お前は変わってきた』
「そんな事はない」
『いいや。……くだらない事を考えるようになった。自分の生き様を顧みるようになった。……なぜだ？　全てを断ち切ったのではないのか？
……これまで一人で歩いてきた。ずっと一人で生きてきた。疑問など微塵も感じなかったし、感じる必要もなかった。
……だが今……なぜだ？　なぜお前は変わっていく？　――あの男。あの、紅い炎を纏った男のせいか？』
「違う！」
『我は、お前が変わる事に対しての怖れはない。だが……お前が変わっていく原因が、あの男なのが気に入らん。……それは――』
「それ以上言うと、殺すぞっ！」
『出来るものなら、やってみるがよい。今のお前に、我は殺せない。……心の奥に潜むものを、決してお前に殺せはしない』

４．１９ＸＸ　獣の心の奥底で……
〈我は「我」を知らぬ。いつからの存在かを知らぬ。
……我の宿主の名を、八神庵という。
この男の血の中に、我は生まれた。
――我はこの宿主を、侮蔑と嘲笑を込めて、「主」と呼ぶ。
この男は、刃より鋭い瞳を持ち、氷より冷たい魂を持ち、闇より昏い炎を放つ。
いついかなる時も、己が力のみを頼りとし、その結果、全てと隔絶していく。
主が初めから今のような者であったのかどうか……それは知らぬ。だが、我は、次第にこの脆弱な魂の中に、自分の居場所を作っていった。
……乗っ取ったのではない。
これは、あくまでも主自身が望んだ事。
だから我は、主に、血の色を覚えさせた。それは、人間が孤独の中で生きていく為の大切な儀式だからだ。
その甲斐あって、主は、血を見る為だけに、進んで闘いの場に赴くようになったのだ。
それは見ていて、実に心地良い光景だった。

――だが。
ある時、主はあの男と出会ってしまった。
我が主と同じく炎を使う。
だが、決して運命には侵されない、健やかな魂。
沢山の友を持ち、理解者を持ち、優しき隣人を持つ彼の者を、主は常に憎み続けた。
その憎しみは……今や、我が畏怖する程に強くなり、我はそれに呑み込まれて……しま……い……そう……なのだ。
――我はいずれ、主を消さなければならないかもしれぬ。……いや、その逆に、主が我に牙を剥くかもしれぬ。
最後にどちらか残るのか……それは我にも見えぬ事。
ッフッフッフッ……だが、それもまた一興だ。
……そうだな？　我が主よ……。〉

>>710-711
乙です
京とはまた違う雰囲気のようですな


最近KOF関連のスレ荒れ気味で(´･ω･｀)

庵はすでにスレあるから京のままでいいんじゃね？
もしくは草薙流で弟子・キョーヤジとかも入れるとか

このペースだったら次スレは当分先の話かな

そしてCDドラマの人サンクス

>>711-712
乙です、ホント京とは趣が全然違うね。

次スレは三種の神器スレがいいなあ。
庵スレも悲しいかな寂れてるし統合してみたらどうだろう。

両者のファンが仲良くやっていけるんだろうか？
と思ってしまう自分はＫＯＦ初心者

96のドラマCD投下。かなり長いので、まず第一話（A・Bパート共通）から。

〈キング・オブ・ファイターズ。一年に一度、世界各地の格闘家達が、己の技と力とプライドを懸けてぶつかり合い、世界一を決定する大会である。
だが、その闘いの裏側には、数多くの怒り、憎しみ、そして、哀しみが秘められている。
ある者は見果てぬ野望の為に。ある者は、己を縛る、宿命の為に。またある者は、消え去らぬ復讐の炎に燃えて。
そうして死闘を繰り広げた格闘家のうちのたった一人が、やがて、勝利の栄冠を掴む事になるのだ。
そしてその勝者は、尊敬と畏怖の念を以って、こう呼ばれる。Ｔｈｅ Ｋｉｎｇ Ｏｆ Ｆｉｇｈｔｅｒｓ――と。〉

ＲＯＵＮＤ１　草薙京　敗北す！

〈――物語は、キング・オブ・ファイターズ９６開催の二週間前。昨年度優勝者・草薙京が、舞台となるアメリカのとある街に入った事から始まる。
キング・オブ・ファイターズは、三人一組でチームになって闘う為、彼は日本格闘界の良きライバル、大門五郎と二階堂紅丸を伴ってやってきていた。〉
ぱしんと拳を打ち合わせ、不適に笑う京。
「へへっ……今年もついにきやがったか、この大会がよ」
「血が騒ぐか……京らしいな」
「思いっ切り燃えるぜ。なぁ、紅丸！　……あれ？　紅丸？」
ふと京が辺りを見回すと、早速女性に声を掛けている紅丸の姿。
「やぁこれは美しいお嬢さん！　君に出会えた幸運を、神に感謝するよ。俺は、二階堂紅丸。どう？　まずはこの奇跡のような出会いを祝って、お茶でも……」
「おいおい……こら、紅丸！」
「ん？」
「お前なぁ、着いた途端にナンパなんかしてんじゃねぇよ！」
「いいじゃねぇかうるせぇな……あ、こいつ草薙京、俺のダチ。
一応、去年のキング・オブ・ファイターズのチャンピオンなんだけどさ、ま、それは俺様が付いてたおかげってとこかな？」
「な、何ぃ？」
「俺ってダチ思いだからさぁ、どの大会でもついこいつに華持たせちまうんだよなぁ」
「嘘言ってんじゃねぇよこの野郎！」
二人の喧嘩に呆れた様子の大門。
「やれやれ、また始まった……付き合いきれん。……ん！？　……おい、京、紅丸！」
「あぁ。……喧嘩はしばらくお預けのようだ」
「ちっ！　……というわけでお嬢さん。残念だけど、お別れの時間になっちまった。――早く逃げな」
「来る……強い……力だ……！」
大門の呟きと同時に嵐のような風は唐突に止み、こつこつと、近付いてくる足音が響き始める。
「――お初にお目に掛かります。ザ・キング・オブ・ファイターズの、草薙京君……ですね？」
「あぁ。あんたは？」
「ゲーニッツ。牧師です」
「牧師？　血の匂いがぷんぷんしてる牧師なんて、初めて見たぜ」
「ふふふ……最近の迷える子羊達は、口で言っても分からないのでね。つい……」
皮肉めいた紅丸の言葉にも動じないゲーニッツ。
「けっ！」
「あなた達はどうでしょうね？　私の言葉を聞いてくださいますか？」
「さぁて……話次第だな」
「なるほど……」
「……言ってみな」
「二週間後の、キング・オブ・ファイターズ９６――出場を、やめて頂きたい」
「「「何ぃ？」」」
「せっかくここまで来たのに申し訳ないが、わけは聞かずに、日本に帰って貰いましょう。私の話は、それだけです」
「……嫌だと言ったら？」
「力尽くでも……」
「面白ぇ……受けて立つぜ、イカサマ牧師！」
「ふぅ……やはり口で言っても駄目ですか」
二人のやり取りを見ていた紅丸が、口を挟む。
「当たり前だね。それだけは、どんな美人に頼まれたって、ＹＥＳとは言えねぇ。まして、あんたみたいな、オッサンの言う事じゃな！」
「仕方がないですねぇ。手荒な事は性に合わないのですが……」
「へっ！　よぉし、一つ派手にいくか！」
「待てよ、紅丸！　相手は一人だ……俺がサシでやる！」
「いいえ、いいんですよ、ふふ……三人纏めて可愛がってあげますからね……」
「っ、ナメんじゃねぇぞこの野郎！　……ボディが、がら空きだぜ！」
凄まじい衝撃音が響く。
「……何！？」

「ほっほっほっ……去年の優勝者の拳(けん)が、この程度とは……」
それを見ていた紅丸と大門も、初見で京の八錆を止めたゲーニッツという男の力に驚愕する。
「き、京の拳を止めた……だと……？」
「そんな……！」
「正直言って……かなり、失望しました」
「ちっ……ボディが、お留守だぜっ！」
すぐさま繰り出した九傷と七瀬は、全てゲーニッツに受け流されてしまう。
「ふふふ……ふふふふふ！　それで終わりですか？　チャンピオン」
「てめぇ……！」
「悔しいですか？　ならば、使うがいいでしょう……あなたの秘奥義を！　さぁ、やってごらんなさい」
「言われなくてもやってやらぁ！　……はぁぁぁぁぁ……！」
「……いかん！　よせ、京！」
「食らいやがれぇぇぇ！」
「ぐぅっ！　……ふふふっ、いい炎だ……でも、これはそのまま、お返ししましょう」
「なんだと……！？」
「遊びは終わりです、草薙京……！　かぁぁぁ！」
「っ！　いけねぇ、避けろ！」
「うわぁぁぁぁぁ……っ！」
「「京っ！」」
「……ち、ちきしょ……」
「ふふふふふふ……どうです？　頼みの綱の大蛇薙に、自分が焼かれた気分は。悔しいでしょう？　……でもそれは、あなたが弱いからですよ」
「くっ……」
「帰りなさい日本へ！　キング・オブ・ファイターズは、強くなければ出る資格はない」
そのまま踵を返すゲーニッツだが、ふと振り返る。
「……一つ、忠告しておきます。今後キング・オブ・ファイターズには関わらないでください。もし、つまらない考えを起こしたら、その時は今度こそ、狩りますよ？
……他のお二人もですよ？　いいですね。……では、ごきげんよう。ふっふっふっふっふっ……」

「……完全に、やられちまったな」
溜息混じりに、それでもか笑みを含んだ声で呟く紅丸。
「あぁ」
「京はどうした？」
「『一人にしてくれ』と、どこかへ……」
「そうか……あの馬鹿、もっと凄ぇ技を、意地でも作るつもりだな。『適当』とか『いい加減』て言葉知らねぇからよ」
「……お前は、諦めたのか？」
「ん？」
「キング・オブ・ファイターズ出場だよ」
「そうだな……あのゲーニッツって野郎、かなりヤバそうだしな。……でもよ、あんなやつの言いなりになるのは、腹の虫が収まらねぇ」
「……あぁ」
「あいつがどうして俺達をキング・オブ・ファイターズに出したくないのか。それも知りてぇしな」
「あぁ」
「この大会、嫌ぁな匂いがするぜ」
「……と、言いつつ、嬉しそうじゃないか」
「っふふふふ……お前もな！」
「あとは……京次第か」
「奥義の大蛇薙。それを越えられなきゃ、多分負けるぜ。……ゲーニッツに、じゃない。叩きのめされて自信を失くしちまった、京自身にだ」
「あぁ。……あいつ、今頃どこで苦しんでるんだろうな」

「……何？　草薙京が、敗れただと？」
「えぇ。これであの男は、キング・オブ・ファイターズから逃げ出したはず。長年のライバルが消えて、あなたの優勝は確実ね……八神庵」
「……っふふふふふふ……」
「何よ？」
「逃げやしないさ」
「え？」
「多分京は、もっと強くなる。――おい女！　……マチュアとかいったな。誰の差し金で俺の傍に付いているかは知らんが、そいつに言っておけ。
草薙京には手出し無用、やつを倒すのはこの俺……八神庵だとな。………………ふふふふふ、ははははは、はぁーっはっはっはっ！」

wktkしながら待ってます

懐かしいものが投下されてるね！投下者さん感謝！
96は大門も出てたんだよな

二話からAパートとBパートに別れるので、まずはAパートの二話から。
ちなみに、ここで出てくる兵士を演じてるのは毛走りの中の人（このときは改名前なので別名義）だったりする。

ＲＯＵＮＤ２‐Ａ　レオナ　戦う理由

『去年の優勝者の拳(けん)が、この程度とは……。正直言って……かなり、失望しました。――あなたは……弱い』

「ちっくしょぉ……！　……はぁぁぁ……食らいやがれぇぇぇ！　――はぁ、はぁ、はぁ……っ、駄目だ……駄目だぜ、この程度じゃまだ……俺の欲しい大蛇薙じゃねぇ……！」

『……一つ、忠告しておきます。今後キング・オブ・ファイターズには関わらないでください。今度こそ、狩りますよ？　ふふふふふ……ふっふっふっふっふっ……』

「あの男……一体何者だ……？　どうして俺をキング・オブ・ファイターズから遠ざけようとする……………………あぁぁぁもう分かんねぇっ！」
不意に、数発の銃声。
「何？」
なんとなく気になり、音のした方へと駆けていく京。
「今の音……確か、この辺りで……」
不意に近くから聞こえてきた水音。
「なんだ？」
その音を聞き、川縁に歩み寄る京。
「誰だ？　誰か、そこに居るのか……？」
答えはない。
「安心しろ、別に俺は怪しいもんじゃねぇ。……この辺で銃声がしたんで来ただけだ。あんたも聞かなかったか？　……おい、なんか言えよ」
水から上がった誰かが、草を掻き分け歩み寄ってくる。
「ん？」
「……さっきの音、ハンターの銃よ」
「ハンター？　――うおわぁぁぁ！　……おっ、お前……は、は、はだ、か……」
「川で訓練の汗を流していたから」
「そっ、そうか、すまねぇ、知らなかったんだ！　いや、決して、見るつもりじゃ！　……悪かった……じゃ、じゃあな！　俺、行くから……」
「……服」
「へっ？」
「あなたの傍の木に掛けてあるの。取って」
「ぁ……あぁ、こ、これか？」
すぐ傍の木に掛けられていた服を取って、少女に投げてやる京。
「そ、それじゃ！」
「……草薙京！」
「え？」
「去年のキング・オブ・ファイターズの優勝者ね」
「どうして、それを…………あんたは……？」
「……レオナ。ハイデルン隊長の部下」
「ハイデルン、って……じゃあ、あんたも軍人か？」

〈――ハイデルン。某国秘密部隊の隊長。
キング・オブ・ファイターズの裏に隠された、様々な陰謀を阻止する為、毎年部下と共に大会にエントリーしている男である。〉

「へぇ……あんたがキング・オブ・ファイターズに出場……驚いたなぁ。隊長さん、今年は優勝は狙わないのかねぇ？
……いや、悪口で言ってるんじゃねぇよ。毎年、女だけでエントリーするチームもあるけどよ、この過酷な闘いに、付いてこれるわけがねぇんだ。…………なんだよ」
「……こんな大会、過酷でもなんでもない……」
「あ？」
「甘いのね……あなた。だから敗北するんだわ」
「なっ……どうして知ってやがる！」
「……」
「……そうか、情報部があるんだったな。……でも聞き捨てならねぇ……俺が甘いだと？」
「あなたは本当の戦いを知らない。……戦いは……地獄よ……！」

「……ぁ……ぅ……レオナ……俺はもう、駄目らしい…………任務は……お前だけで遂行してくれ……」
「……っ……了解……！」
「……れと……これを……この指輪を……俺の妻に…………すまないと伝えてくれないか……ぐっ！　……頼む……止めを……っ！」
「……分かった……！」
「……ありがとう……でも、死ぬっていうのは…………寂しいな…………それに……酷く、寒い…………さよならだ…………レオナ」
「…………あぁ……！」

「……敵。味方。……沢山の人間を殺した。……さっきの銃声も、《ハンター》である私がスパイを狩った音よ……」
「ふん、くだらねぇな……俺にとっちゃ、命のやり取りだってゲームだぜ」
「……でも、《ゲーム》ではゲーニッツには勝てない……」
「お前っ……ゲーニッツって野郎の事何か知ってるのか！？」
「……」
「言えよ！　一体やつはなんなんだ？」
「……この子の……戦う理由」
「……何？」
「この子は……レオナは子供の頃、家族を皆殺しにされた。そしてゲーニッツは、その事件の鍵を握っている」
レオナの声に、別の女の声が重なる。
『だからやつを追い求めて戦っているのです。……草薙京。レオナがこの呪われた復讐劇から解放されるには、あなたの力が必要です。
……ゲーニッツを倒さなくては、この子は永遠に、殺人マシンとして苦しみ続けるでしょう』
「『この子』って、なんだ……？　何言ってんだ、お前……？」
『私はレオナではありません。私は……神楽ちづる。今は遠くから、レオナの身体を借りて話しています』
「神楽……ちづる……？」
『今回のキング・オブ・ファイターズの、主催者です』
「何……！？」
『いずれ、直にお会いする事になるでしょう。私はあなたの力を借りる為に、この大会を開くのですから』
「どういう事だ」
『キング・オブ・ファイターズには、多くの人達の運命が懸かっています。そして、あなたと、もう一人の男だけが、その運命の環を断ち切る事が出来る』
「運命の環……もう一人……？」
『あなたはよく知っているでしょう？　その男の名を……』
「……八神……庵か……？　…………八神なんだな……！」
『日本の格闘界で、常にあなたと死闘を続けてきた、八神庵……ゲーニッツは彼の力を手にする気です。……そうなったら、もう……』
「……八神の野郎が、誰かに利用されるようなタマかよ！」
『《利用》などという生易しいものではありません。眠っている血を、暴走させようとしています』
「『眠っている血』……？　なんだよそりゃ」
『いずれ分かる時がくるでしょう。でも、とにかく今は、あなた達がキング・オブ・ファイターズに出場する事が、先決です。
ゲーニッツはあなたが大会に出場して、八神の力を封じてしまう事を恐れています。その為に、刺客を送り込みました』
「え……？」
『早く、紅丸、大門と合流しなさい。二人が狙われています』
「なっ……なんだとぉ！？」

乙です
K'の声優さん参加してたのか

KOF12のラスボスは京だってさ

俺はアッシュって聞いたけど

聞いたこと無かったけど、ドラマＣＤの京は少年漫画の熱血主人公みたいな感じがするな
（実際はぜんぜん違ってたらすいません）
ブック○フで探してみるか

96ドラマCD、Aパートの第三話。96って事は、アテナはもちろん……

ＲＯＵＮＤ３‐Ａ　アテナ　行っきま〜す

「――おっ、いい女！　……ちょっと、そこのお嬢さん。どうだい、俺とバーでも行かないか？　ちょっとした店知ってんだ。――え、駄目？　あ、そう。あとで後悔しても知らないぜ？
……おっ、あっちの子もいいじゃん！　……やぁ君、可愛いね。どう、これから一緒に食事でも――何？　そっちのそれ、彼氏なの？　……トホホ、ツイてねぇなぁ……」
「――おい、紅丸」
「ねぇねぇそこの彼女！　あのさ、今から――」
「こら聞いてんのかよ、紅丸！」
「うるせぇな！　いきなり戻ってきて、俺の楽しみを邪魔すんなよ！」
「邪魔ってなんだよ！　人がせっかく心配して飛んできてみりゃ、結局女とイチャついてやがって……」
「悪いか？」
「悪い！　今ゲーニッツの刺客に襲われたら――！」
「おいおい、そんなもんに、この俺様がやられるわけないでしょうが。……心配なら大門の方に行ってやれって。あいつ、結構トロいからさ」
「うぅ……」
「ん？　分かった？」
「ちっ……分かったよ！　お前なんかもう知らねぇや！」
「はいはいはいはい。さ、消えた消えた」
「……っ！」

「――ちぇっ、今夜はツイてねぇや。可愛い子は全然捕まんねぇしよ……大体、この紅丸様の誘いを断るたぁ、どの女も見る目がねぇぜ、ったく……」
「……あの……」
「ん？」
「さっきから、女の子に声を掛けてますけど……私で、良ければ……」
「おぉ、そうこなくっちゃ！　この俺を選ぶとは、お嬢さん、なかなか――」
「……どうしました？」
「なんだ、ガキかよ……」
「……む……」
「いやぁ、悪いね。流石に、俺小学生は相手に出来ねぇからさ。早くお家に帰んねぇと、ママが心配するぜ？　じゃあな！」
「……サイコボールッ！」
「ごわぁっ！　いってぇ……！　なな、何しやがんだこいつぅ！」
「あたし、小学生じゃありませんっ！」
「え？」
「十八歳です！」
「じゅ、十八ぃ？」
「そうです！　……謝ってください……！」
「はぁ……しかし……こりゃまた随分……」
「なんですか、じろじろ……」
「あっちこっち……育ってねぇなぁ」
「サイコボールッ！」
堪え切れない笑みを含んだ紅丸の声に、少女は再び気弾を放つ。
「ぐえ――！」
「あなたは失礼です！　人に声を掛けておいて……！」
「そっちが掛けてきたんだろうが！」
「お詫びに、どこかへ連れてってください！」
「あぁのぉなぁ！　い、いい加減にしねぇと……」
（く……いや待て待て。この紅丸様とあろうものが、こんなガキに振り回されちゃいけねぇ。ここは一つ、こう適当に、あしらってだな……）
「なんですか、その、『適当に』っていうのは！」
「そりゃあお前――えぇっ！？」
（おい……なんで俺の考えてる事が分かったんだ、このガキ……！？）
「だからその『ガキ』っていうのはやめてくださいってば！」
（うわっ！　……こ、こいつ、バケモンか！？）
「何よ失礼ねっ！」
「は……はは……はははははっ！　さよならっ！」
「あ、待って！　……サイコボール！」
「ぐわぁっ！　……お前はさっきっから、その、サイコなんとかってのはよせ！　頭がハゲたらどうす――ん？　サイコ、サイ……絹の糸あれは蚕、サイコ……サ……あぁぁぁぁぁ！」

「はい？」
「お前、思い出したぞ！　去年のキング・オブ・ファイターズに出てた、サイコソルジャーチームの、えーっと……あっと……名前は忘れたけど、超能力女！」
「あら、やっと分かってくれました？　麻宮アテナでーす！」
「くそぉ、さてはキング・オブ・ファイターズの前に、俺を痛め付けとこうって腹だなぁ！？　あいてててて……」
「違う違う！」
「え？」
「本当に遊びに連れてって欲しいんですってば。なんせずっと山奥暮らしなもんで、こういうとこ珍しいんです」
「はぁ……？」
「さ、どこ行きます？　ディスコなんて、行った事ないんですよねぇ」
「――っちょっと、おい、おい！　こら、いい加減にしろ！」
「ちょ……どうして駄目なんですか？」
「俺はね、ガキのお守りはごめんなの！　分かる？　そんなに遊びたかったら、同じサイコソルジャーチームのカ・レ・シに、頼みゃいいだろぉ？」
「彼氏って……そんなんじゃありません！　……あんなやつ……」
「そぉかぁ？　だって、去年はあんなに仲良かったじゃ――は……ははぁん」
「な、なんです？」
「お前さん、さては……」
「え？」
「……ふぅん。分かったぜ、お嬢ちゃん。じゃ、今夜は最後まで付き合って貰おうかな。一晩だけの恋人って事でよ」
「え？　……えぇ」
「いいんだろ？　それで」
「はい……」
「じゃ、遊びに行こうか。……どこに行く？　夜は長いからねぇ」
アテナの肩を抱き寄せ囁く紅丸。
「……ちょ、や……やめてください……」
「……どうして？」
「……だ、だって……」
「今夜は、俺の恋人なんだろ？」
「そ、それは……」
「それとも、何か？　俺が本気で、こんな事するとは、思ってなかったのかな……？」
「え……」
「喧嘩したボーイフレンドに、俺と遊んでるのを見せ付けてやろうってのは、可愛いけどな……ちょっと、危険な火遊びだぜ？」
「あ……！」
「ふぅ、図星か……ナメられたもんだな」
「どうして……」
「超能力なんてなくても分かるさ。さっきから、あのビルの陰に立ってるのは、お譲ちゃんのボーイフレンドじゃねぇのか？」
「えっ……拳崇……？」
「行ってやりなよ。このままじゃ、あいつにキング・オブ・ファイターズで殺されちまうぜ、俺」
「でも……」
「ほら、早く。……ほら」
「ん……えぇ」
走り出すアテナ。
「あの……」
「いいから。行けって」
「……ごめんなさい、紅丸さん！」
「…………ふぅ。やれやれだぜ……この俺が、子供の恋愛ごっこのキューピッドとはね。
ヤキが回ったもんだぜ……今日はホントに日が悪ぃや。……一人で飲める店でも探すか。
……でもなぁ、いい店があるかな。……ま、ちょっと洒落た雰囲気でよ。
綺麗な子が、一人か二人は居てくれるようなのが、いいんだけどな。
……それに、お気に入りのカクテルを美味く作れるバーテンが欲しいな。
……酒の不味いのは、どうにも我慢出来ねぇ。……あとは……あれだな。
……俺の楽しい時間を邪魔する、無粋な野郎が居なけりゃ、最高ってところかな！　……えぇ？　おい！」
「……そいつはすまなかったな」
「ちっ……でやぁぁぁ！　真空片手駒ぁ！」
「どうしたぁ！」
「反動三段蹴りっ！」
「ほっ、ふっ、はぁぁぁっ！」
「はぁぁぁ、紅丸コレダーッ！」
「掛かったな、馬鹿め！　おぉぉぉぁぁぁ！」
「しまっ――ぐあぁぁぁぁぁ！」

パトカーのサイレンをバックに、慌てて走る下駄の音。
「――大門……？　大門か？」
「誰だっ！」
「……良かったぁ、無事だったんだな、大門！」
「京！　お前こそ、大丈夫だったのか？」
「あぁ」
「刺客に襲われた……多分、ゲーニッツの差し金だろう」
「分かってる。そうか……お前が先に襲われたのか。――って事は、次は紅丸だ！　ヤバいぜ、早く合流しねぇと……」
「――その手間は省いてやろう、京！」
「「何っ！？」」
「二階堂ならここだ。……ほら、返してやる」
「うっ……！」
「「紅丸っ！」」
「てめぇ……」
「フッフッフッ……久しいな、京」
「八神……庵……！」
「錆付いた技は、少しは磨き直せたのか？　ん？」
「どうしてここに……！」
「ふっ、貴様の惨めな姿を笑いに来たんだよ」
「紅丸をこんなにしたのはてめぇか……！」
「貴様の居場所を聞こうとしたら、いきなり打ってきたんでな。……弱い癖に馬鹿な男だ。当然の結果だな。フフフフフ、ハハハハハ……」
「この野郎……」
「ハァーッハッハッハッ！」
「この野郎……笑うんじゃねぇぇぇ！」
殴り掛かった京の拳を軽々と受け止める庵。
「フンッ、甘いな！　……どうした、貴様の拳(けん)はこの程度だったのか？　痛くも痒くもないぞ！」
「ちっくしょお……」
「フフフ……いいぞ、その目だ……そうでなければ、殺してやる価値もない」
「八神、てめぇ……長年の決着、ここで付けてやるぜ！」

ずいぶんいい所で区切りますなぁ…

96当時から長年の決着か…
決着がつくのはいつになることやら
（つかないほうがいいけど）
あと、何気に紅丸・大門活躍してる？!

ＦＩＮＡＬ ＲＯＵＮＤ‐Ａ　八神　呪われた血の暴走

「おぉりゃあ！　燃えろぉ！」
「それは貴様の方だ！」
「おうりゃあ！」
「おぉぉぉぁぁぁ！」
「ちっ……」
「ぐっ……」
「ちぃっ、燃えろぉ！」
「ごおぉぉぉ、死ねぇ！」
「ボディが、甘ぇぜっ！」
「馬鹿め！　――遊びは終わりだ！」
「しまっ――」
「泣け！　叫べっ！　そして、死ねぇぇぇ！」
「ぐあぁぁぁぁぁ！」
「――京！」
「逃げろ！」

「やつめ、どこに――ん？　あれは……！」
「どうしたの、マチュア」
「八神、庵……」
「え？　ど、どうしてこんなとこに……まずいわ」
「草薙と闘っている……これじゃ、なんの為にゲーニッツが……」
「急いで報告を！　ここままじゃ、草薙をキング・オブ・ファイターズから遠ざけた意味がなくなるわ！」

「フンッ！　やはり弱いな……京。俺の敵ではない」
「くっ……っ……待てよ……まだ、勝負は着いてねぇぜ……！」
「よせ！　やめろ、京！」
大門の制止の声を無視し、息を切らしながら再び構える京。なぜか、笑っているようだ。
「……へへっ……これが駄目なら、俺は……終わりだ……。……行くぜっ、八神！　はぁぁぁぁぁ……！」
「「京！」」
「食らいやがれぇぇぇ！　――はぁ、はぁ、はぁ……どうだ……八神…………くっ！」

「――フン……だから言っただろう。『俺の敵ではない』と」
ただ見ている事しか出来ない紅丸達も、大蛇薙すら通用しない事に驚く。
「そ、そんな……！」
「大蛇薙が、やっぱり通用しねぇ……！」
「失望したぞ、京……大蛇薙が駄目なら、終わりだと言ったな？　だったらその言葉通り、殺してやる。……フフフフフ……さらばだ、草薙京……！」
「くっ……」
「はぁぁぁぁぁ……！」
「「京っ！」」
「……ぐっ！　……なんだ、これは……身体が……動かん……！」
『――そこまでになさい。……八神庵』
「な、ん……だと……！？」
「その、声……神楽、ちづる……？」
『八神、気付いていないのですか？　あなたの血が、全ての人々を惑わせている事に――』
その声がふと途切れ、それと同時に足音が近付いてくる。
「気付いているのですね……？　オロチの子よ……」
「だったら……どうした……！」
「あなたの身体には、遥か昔に封じられた、オロチの血が眠っている。そして、それを巡って、人は争い、戦う……。
去年の大会で自滅したルガール……そして、今度はゲーニッツという男が現れた。……こんな事はもう終わりにしなくてはなりません」
「くっ……偉そうな口を……！　……そういえば聞いた事がある、オロチの封印が破られぬよう見張るやつが居ると……それが、貴様か……っ！」
「そうです。……でも、私には見張る事しか出来ません。オロチを本当に倒せるのは、草薙と、そして……八神の力。……草薙京。前にも言いましたね？
今回のキング・オブ・ファイターズは、あなたの為に開いたと。大会であなた本来の力を目覚めさせ、いずれ暴走するオロチの力を、八神の中に永久に封じて貰おうと……」
「な、舐めるなよ、女……！　八神一族は、決して草薙一族などに与(くみ)せん！」
「まだそんな事を！　一度はオロチを封じておきながら、その力に目が眩んで、人間を裏切った者達が！」
「――言うなぁぁぁぁぁ！」

「なっ、何……！？」
「これは……！」
二人の後ろに居る紅丸と大門も、その異変を目撃し驚愕の声を漏らす。
「八神の身体が……」
「輝いてやがる……！」
「言うな、言うなっ、言うなぁぁぁ！　穢らわしい人間如きがァァァァァ！」
「お、おい、八神っ！」
「いけない！　封印が……破られる！」
「――オォォォォォ！」
「これが……血の、暴走……！」
「オォォォォォァァァ！」
「早く逃げなさい、三人共！　こうなってはもう……」
「これが、オロチなのか……？」
「何をしているのです、早く！　今のあなたの力では、まだ勝てません！」
「――うるせぇっ！」
「草薙！」
「なんだよ……なんなんだよぉ！　オロチだかなんだか知らねぇが……そんなもの俺達には関係なかった！
気に入らねぇから……燃えてぇから喧嘩する！　……っ……それが……それが俺と八神のやり方だったはずだ！」
「あなた、何を……？」
「……ふざけんな！　――ふざけんじゃねぇぞ八神ぃぃぃっ！」
「やめなさい草薙っ！」
「うおぉぉぉぉぉっ、食らいやがれぇぇぇぇぇっ！」
「ウオォォォァァァ！」

「――おい……京……」
「…………あん……？」
「……生きてるか……？」
「…………あぁ……」
「……紅丸は……死んだな」
「生きてるわ……アホ……」
「八神は……行ってしまったわ」
「……そうか……」
「まだオロチにはなり切っていなかったのでしょう。あなたの大蛇薙を受けて、力を使い果たしてしまったようです。でも……」
「……また……来るか？」
「力を蓄えて……」
「そうか……」
「私も行きます。キング・オブ・ファイターズの準備がありますから」
「キング・オブ・ファイターズ……」
「えぇ。あなたは……まだ参加する気がありますか？　あのオロチの力に対抗出来る、本当の《草薙の拳》を持ち、参加して……くださいますか？」
「…………八神が……」
「え？」
「八神が……待ってるんだよな……？」
（所詮は堕ちた炎かよ、八神……ならよ、この俺が、本物の炎で燃やしてやるぜ……！　くだらねぇ運命やらも一緒にな！　……待ってやがれよ、八神庵！）

〈キング・オブ・ファイターズ。
一年に一度、世界各地の格闘家達が、己の技と力とプライドを懸けてぶつかり合い、世界一を決定する大会である。
だが、その闘いの裏側には、数多くの怒り、憎しみ、そして、哀しみが秘められている。
ある者は見果てぬ野望の為に。ある者は、己を縛る、宿命の為に。
またある者は、消え去らぬ復讐の炎に燃えて。
そうして死闘を繰り広げた格闘家のうちのたった一人が、やがて、勝利の栄冠を掴む事になるのだ。
そしてその勝者は、尊敬と畏怖の念を以って、こう呼ばれる。
Ｔｈｅ Ｋｉｎｇ Ｏｆ Ｆｉｇｈｔｅｒｓ――と。〉

いつも乙です
文章にするとやはりかなり長いですね
入力ご苦労様です

ＤＯＭがＤＳに移植されると聞いた
男版(？)は入ってなかったけど（なんで入れなかったんだろ）
京が教師のやつは入るみたい

乙！本当に乙でした

京も庵も反骨精神むき出しのキャラってのを再確認したなあ
くだらねえ運命燃やすって言葉は京らしくて凄く良い

乙です。
庵強いなw

乙です！96はCD持ってないからありがたい

Aパートが終わったので、>>718から分岐するBパート投下。

ＲＯＵＮＤ２‐Ｂ　チョイ・ボンゲの憂鬱

「はぁ、はぁ、はぁ…………あぁぁぁぁぁ……食らいやがれぇぇぇ！ ――はぁ……駄目だ……新しい大蛇薙なんて、そう簡単に出来るかよ……！
……あ〜あ、なんか、どうでもよくなってきちまったな……」
ごろりと横になる京。
「……日本に帰るか。……ユキを乗せて、単車転がしてよ。湾岸線ぶっ飛ばしてた方がいいもんな。……大体、なんで俺がこんなとこで一週間もよぉ……」

『帰りなさい日本へ！　キング・オブ・ファイターズは、強くなければ出る資格はない』

「……くっそぉっ！　はぁぁぁぁぁ……食らいやがれぇぇぇ！　……ふぅ…………あ〜あ、駄目だ駄目だ。やっぱ俺には、こんな努力は似合わねぇや。冗談キツいぜ、全くよぉ」
修行を切り上げ、近くにある温泉へと向かう京。
「……温泉入って寝ちまうか…………ん？　誰か、入ってやがる……一体誰だ？　……まさかこのパターンは、漫画とかにありがちな、
《主人公がヒロインの入浴シーンを覗いちゃって大ピ〜ンチ！》ってやつじゃ！　……いや、待てよ？　でも俺はそんなキャラクターじゃねぇはずだし……えっと」
「誰ですっ！？」
「うぉぉぁ！　す、すまねぇ、別に覗こうとか考えてたわけじゃないんだ。……本当だ！
「は、はぁ……？」
「俺は日本に恋人だって居るし、あんたをどうにかしようなんて、これっぽっちも――」
「何気色悪い事言ってるんでヤンスか？　あんたは！」
「えっ？　……うぉぉぉ！　男じゃねぇか、馬鹿野郎っ！」
「ぎょえぇぇぇ！」
京に思い切り殴られ、湯船に叩き落とされる男。
「ふぅ、ふぅ、ふぅ……あぁ気持ち悪ぃ、モロに見ちまった……」
「あ、あんたっ！　勝手に勘違いしといて、何も、何も殴る事はないでしょうがっ！」
「気持ち悪ぃのがいけねぇんだよっ！　……う、うぇぇ！」
「ふざけるなでヤンスっ！　あっしにこんな事して、タダで済むと思ってるでヤンスか！？」
「凄むのもいいけど、っ早くなんか着ろよ！」
「えぇい、やかましいでヤンスっ！　……斬るでヤンス！」
「何っ！？　うあっ！」
「ほぉう、よく避けたでヤンスね。流石は草薙京」
「あっ、て、てめぇは……」
「へっへっへっへっ！　あっしの事、覚えててくれたんでヤンスか？」
「キング・オブ・ファイターズ、韓国チームの……」
「いかにも」
「キム・カッファンって野郎の横に居た、ちっこい方！」
「たこにも」
「名前は確か……」
「ふむふむ」
「……超大ボケ！」
「チョイ・ボンゲだ、アホッ！」

〈――チョイ・ボンゲ。
以前凶悪な犯罪者であった彼は、韓国テコンドー界の英雄、キム・カッファンの手で、正しい人間を目指すよう教育されている最中であった。
その中でも特に、キング・オブ・ファイターズ出場は、健全な肉体に健全な精神を宿そうという、キムの教育の一環であった。
だが、元々不健全な肉体に不健全な精神しか宿っていないチョイにとっては、余り、意味を成していないのであった。〉

「ナレーション、うるさいでヤンスッ！」
「でも、ホントの事じゃねぇの？」
「そんな事ないってのに！」
「ならどうして今頃こんな温泉で寛いでんだよ。……逃げてきたんじゃねぇの？　おめぇ」
「……ま、マズいでヤンス！　一年三百六十五日、トレーニングだ精進だと鍛える事しか能のないキムの旦那のところから、
百十五日もの綿密な計画の末に、よぉやくと脱走してきたっていうのに、こんな、燃やしてばっかの単細胞男にバレでもしたら、
あっしの……あっしの人生ははらほろひれぇ……」
「おい、誰が単細胞なんだよ」
「うおぉぉぉ！　あんたエスパーでヤンスか！？」
「それだけデカい声で独り言言ってりゃ、嫌でも聞こえる！」
「うぬぬぬぬ……あっしの秘密、知ってしまいやしたねぇ？」
「キムの野郎に伝えときゃいいんだろ？　お前さんがここに居るって」
「ウキー！　生かしておけないでヤンスっ！　――きりきりまいまぁいっ！」
「うおわぁ！」
「ウキキキキ！　どうでヤンス、あっしの技は！　……ウッキー！」
「どわぁぁぁ！」
「怖ろしくてよける事しか出来ないようでヤンスね！　イッヒッヒッヒッ！」
「裸の男が飛んでくりゃ、誰だってよけるに決まってんだろぉ！」
「言い訳は見苦しいでヤンス！」
「燃やすぞコラァ！」
「やれるもんならやってみろ！　　行くでヤンスー！」
「ボディが、お留守だぜっ！」
「うぎゃあちちちちち！」
「へへっ、燃えたろ？」
「ちちちち、ニューハーフになっちゃうでヤンス！」
「――って変なとこ燃やさせんなっ！」
「うげぇぇぇ！」
京の蹴りで再び叩き落とされるチョイ。

「……ふぅ、なんだったんだよあの野郎は……すっかり疲れちまったじゃねぇか。
……大蛇薙を超える技はなかなか上手くいかねぇし、なんだか……どうでもよくなってきちまったなぁ。
…………俺……なんでキング・オブ・ファイターズに、命張ってるんだろ……どうしてだろうな……」

焚き火のそばで、うとうとし始める京。

『――フンッ！　いいか、草薙京は俺の獲物だ！　貴様達が何を考えているのかは知らんが、余計な手出しはやめて貰おうか！』

「あ、あれは……八神、庵……？　……俺の宿敵……」

『……でも、われわれはあなたと協力する用意がある』
『俺はな、誰とも組まない！　覚えておけっ！』
『くっ……あとで後悔するよっ！　ゲーニッツ様の力は偉大なのだから！』

「ゲーニッツ……？　……ゲーニッツだと……！　じゃあ、ゲーニッツは八神を！　……いや、夢だ。……これは、夢だから……」
『――夢ではありませんよ、草薙京』
「何っ！？」
『これは私があなたに見せている、真実の映像です』
「誰だお前は……どこに居る！」
『私は神楽ちづる。今は遠くから、あなたの心に話し掛けています』
「神楽……ちづる……？」
『今回のキング・オブ・ファイターズの、主催者です』
「何……！？」
『いずれ、直にお会いする事になるでしょう。私はあなたの力を借りる為に、この大会を開くのですから』
「どういう事だ」
『キング・オブ・ファイターズには、多くの人達の運命が懸かっています。そして、あなたと、もう一人の男だけが、その運命の環を断ち切る事が出来る』
「運命の環……もう一人……？」
『あなたはよく知っているでしょう？　その男の名を……』
「……八神……庵か……？　…………八神なんだな……！」
『日本の格闘界で、常にあなたと死闘を続けてきた、八神庵……ゲーニッツは彼の力を手にする気です。……そうなったら、もう……』
「……八神の野郎が、誰かに利用されるようなタマかよ！」
『《利用》などという生易しいものではありません。眠っている血を、暴走させようとしています』
「『眠っている血』……？　なんだよそりゃ」
『いずれ分かる時がくるでしょう。でも、とにかく今は、あなた達がキング・オブ・ファイターズに出場する事が、先決です。
ゲーニッツはあなたが大会に出場して、八神の力を封じてしまう事を恐れています。その為に、刺客を送り込みました』
「え……？」
『早く、紅丸、大門と合流しなさい。二人が狙われています』
「なっ……なんだとぉ！？」

ＲＯＵＮＤ３‐Ｂ　バー・イリュージョンの死闘
ついでにBパートの三話も投下。
……こんなに饒舌な大門は最初で最後かもしれないw


特徴的な、下駄の足音。
「京のやつ……あれからもう一週間か。連絡一つないが、どうしているんだろうな。
……それにしても紅丸め、こんな時に遊びに出掛けてしまうとは……相変わらず、なんたる不謹慎！」
背後にただならぬ気配を感じ、訝しげな表情になる大門。
「――ん？　……後を尾けられている。このただならぬ力……何者だ……？　……この間のやつだとすれば、
撒いてしまった方が無難か……人の多いところに入ってしまえば、まさか襲ってはこまい。……よし！」
駆け出す大門。
「ちっ……感付かれたか！　鋭いぞ、あの男！」
「本当……殺すのが惜しいくらい」
「はぁん、ああいうのが好みとは知らなかったな、マチュア」
「んふふふふ……冗談」
「追うぞ。失敗は許されん！」
「えぇ」

〈ここは、バー・イリュージョン。
キング・オブ・ファイターズに、女性チームを率いて出場する格闘家、キングが経営する店である。〉

ドアのベルが鳴る音。
「いらっしゃいませ。……なんだ、香澄か」
「キングさんこんばんは。相変わらず混んでいますね、お店」
「おかげさまでね。……で、今夜はなんだい？　大会の打ち合わせなら、明日だろう？
……ははぁ、それとも血が騒いで眠れなくなったのかなぁ？　……あとで手合わせしてやろうか！」
「そんなぁ、違いますよ！」
「あっはははは！」
「私ずっとキングさんにお世話になりっ放しで、今回の急な出場だってキングさんのおかげだし、たまにはお店のお手伝いでもしようかと思い立ったんです！」
「『手伝い』って、ここはバーだよ？　あんたみたいな大和撫子に出来るわけ――」
「大丈夫です！　私こう見えても、書物で作法を学んできましたから。……更衣室お借りしまーす！」
「お、おい、ちょっと？　……ふぅ、やれやれ。あの性格どうも分からん。……キング・オブ・ファイターズのパートナーに選んだのは間違いだったかな……」
再び、ドアのベルが鳴る。
「いらっしゃ――」
「頼もー！」
「あ……」
「……何か一献、飲ませて頂きたい」
「え……えぇ、どうぞ。――今日はやけに変なのが来るな……」
「……良い店だ。これが、《かふぇばー》とか、いうものなのだな……？」
「はは、あぁ、どうも……で、ご注文は……？」
「そうだな…………えぇと……熱い、番茶を！」
「――いらっしゃいませぇ」

「むぅ……！」
「なっ……！？」
目の前に現れた香澄の姿に、思わず絶句する大門とキング。
「ようこそ、バー・イリュージョンへ」
「おぉ……！」
「お客さん、こういうところ初めてですか？」
「は、は、初めてだっ！」
「ふふふ、可愛い」
「ちょちょ、ちょっと、香澄！　あんたなんてカッコしてんだよ！」
「知らないんですか？　これはバニーさんといって――」
「そんな事は知ってる！　ウチはそういう店じゃないの！」
「え？　でも私が読んだ書物には――」
「どんな本参考にしたんだあんた……とっとと着替えてこい！」
「そんなぁ！　私せっかくキングさんの為にぃ……」
「泣くなぁ！」
「まぁまぁまぁ！　……聞けば、彼女もあんたの事を思ってした事、そう怒らんでもいいではないか。
わしは……うぅむ……このままでも、構わんぞ？　――なんだ、その目は」
「…………むっつりスケベ」
「なっ、なんだとぉ！？」
「あぁ喧嘩はやめてくださいぃ！」
「誰のせいだと思ってんだい！」
「――おやおや、賑やかでいいねぇ」
「ほんとほんと！」

「何……？」
「お、お前達……！」
「一体いつの間に、どこから！？」
「あら、お客に対して酷い台詞ねぇ……ねぇ、バイス？」
「あぁ。注文も聞いてくれないのかい？　マスター」
「……あんた達が普通の客だったら歓迎するとこだけどねぇ……で、何がお望みなの？　出来るものなら作るわ」
「そうねぇ、その男の――首が欲しいんだけど！」
「やっぱり……わしを付け回してたのはお前らか！」
「そうよ。このマチュアがね、あんたに惚れたんだって！　ふふふふふ……」
「やぁねぇ、これから死んで貰おうと思ってるのに。んふふふふ……」
「…………モテるんだな、あんた」
「すまない。人の大勢居るところなら襲ってこないと思って、ここに入ったんだが、巻き込んでしまったようだな」
「いいさ。こんな事はしょっちゅうだよ」
「やつらの狙いはわしだ。ここで闘って、店を壊すわけにはいかんからな。なんとか外へ逃げてみる」
「そうしてくれるとありがたいね。……向こう側に裏口がある」
「ちょっとお二人さん？　いい雰囲気じゃないの。……妬けちゃうから離れてちょうだいな！　――ふふ、殺してあげるっ！」
「ぐあぁっ！」
「……そこだっ！」
「おのれっ！　……ふんっ！」
バイスの技をかわし、天地返しで投げ飛ばす大門。
「うおっ！」
「ベノムストライクッ！」
「重ね当てっ！」
「あぁぁぁぁぁ！」
「今だ、早く外へ！」
「すまない、恩に着る！　この借りはいずれ！」
「高くつくよ？　……さぁ早く！」
「あぁ！」

パトカーのサイレンをバックに、慌てて走る下駄の音。
「――大門……？　大門か？」
「誰だっ！」
「……良かったぁ、無事だったんだな、大門！」
「京！」
「お前こそ、大丈夫だったのか？」
「あぁ」
「刺客に襲われた……多分、ゲーニッツの差し金だろう」
「分かってる。そうか……お前が先に襲われたのか。――って事は、次は紅丸だ！　ヤバいぜ、早く合流しねぇと……」
「――その手間は省いてやろう、京！」
「「何っ！？」」
「二階堂ならはここだ。……ほら、返してやる」
「うっ……！」
「「紅丸っ！」」
「てめぇ……」
「フッフッフッ……久しいな、京」
「八神……庵……！」
「錆付いた技は、少しは磨き直せたのか？　ん？」
「どうしてここに……！」
「ふっ、貴様の惨めな姿を笑いに来たんだよ」
「紅丸をこんなにしたのはてめぇか……！」
「貴様の居場所を聞こうとしたら、いきなり打ってきたんでな。……弱い癖に馬鹿な男だ。当然の結果だな。フフフフフ、ハハハハハ……」
「この野郎……」
「ハァーッハッハッハッ！」
「この野郎……笑うんじゃねぇぇぇ！」
殴りかかった京の拳を軽々と受け止める庵。
「フンッ、甘いな！　……どうした、貴様の拳(けん)はこの程度だったのか？　痛くも痒くもないぞ！」
「ちっくしょお……」
「ふふふ……いいぞ、その目だ……そうでなければ、殺してやる価値もない」
「八神、てめぇ……長年の決着、ここで付けてやるぜ！」

大門はゲーム中では「うおおお！」とかいうくらいで台詞らしいものが無いからな
また、日本チームwith真吾で組む日は来るといいなあ

あ、今気付いたんだが三話の後半で台詞がずれてるわ……

「京！」
「お前こそ、大丈夫だったのか？」
「あぁ」

↓

「京！　お前こそ、大丈夫だったのか？」
「あぁ」

に脳内変換してくれorz

そういえば、ちづるの声って変わってしまったんだよな
そして、ドラマCDは98が一番好きだ

ＦＩＮＡＬ ＲＯＵＮＤ‐Ｂ　出るか？　草薙最後の神拳！

「おぉりゃあ！　燃えろぉ！」
「小賢しいっ！　ほっ、ふっ、はぁぁぁ！」
「ボディが、甘ぇぜっ！」
「ぐっ……！　えぇい、どうしたぁ！　……くたばれ、京っ！」
「まだまだぁ！　ちぃっ、燃えろぉ！」
「ごおぉぉぉ、死ねぇ！」
「ぐわっ……！」
「くっ……」
お互いの技によって吹き飛ばされる二人。
「今だ、京！」
「食らいやがれ、これが俺の……草薙の神拳だっ！」
「ちぃっ……！」
「うおぉぉぉぉぉ！　――はぁ、はぁ、はぁ……どうだ……八神……っ！　……くっ！」
「フフフ……ハッハッハッハッハッ！」
ダメージを受けた様子のない庵の姿に、大門達は驚愕の声を漏らす。
「そ、そんな……」
「新しい技が、効いてねぇ……！」
「ハッハッハッハッハッ！　これが貴様の真の拳(けん)か。ハハハハハ！」
「くっ……！」
「がっかりさせられるな。……もう、お前には用はない。……終わりだ。フフフ、終わりだ、京！　遊びは終わりだ！　泣け！　叫べっ！　そして、死ねぇぇぇ！」
「ぐあぁぁぁ！」
「京！　……おのれっ、おぉりゃあ！」
「ぐっ！？」
「駄目だ、大門っ……お前までやられる……！　紅丸を連れて、早く――」
「何を言ってる、そんな事出来るかっ！」
「……その通りだ。京以外の雑魚は見逃してやろうと思っていたが……俺の背中を地に着けたやつは、許しておかん……！」
「雑魚だと……貴様……！」
「フフフフフ……まずは、貴様からあの世に送ってやる……！」
「なんのっ、返り討ちにしてやる！」
「やめろ、駄目だ、大門っ！」
「おぉりゃあ！」
「そんな投げ技など効かんわ、愚か者っ！」
「何っ！　わしの投げを、止めただと……！？」
「ふんっ、馬鹿が！　攻撃とはこうするものだ！　……はぁっ！」
「くっ……！？」
「ほっ、ふっ、はぁぁぁ！」
「ぐあぁぁぁぁぁ！」
「大門っ！」
「……おい、京！　そっちの金髪といい、このデカブツといい、貴様は弱いやつらと組んでいるな！　フフフフ……」
「よせっ……大門を……どうするつもりだ……！」
「どうする？　決まってるだろう、こうするのさ！　ふっ！」
「ぐっ……」
「かぁっ！」
「ごっ……！」
「やめろ……！　やめろぉ！」
「ふふふ……その憎しみの目……悪くない気分だ」
「八神……てめぇ……！」
「ふふふふふ……この男を殺したら……もっといい目をするか？　京……」
「ふざけるな……！　てめぇの相手は俺だ、殺るなら俺を――」
「慌てるな、すぐにあとを追わせてやる。……だが、こいつが先だ。派手に血の華を咲かせてやろう……ハハハハハ……ハッハッハッ！」
「八神……！」
「遊びは終わりだ！」
「――やめろぉぉぉぉぉっ！」

「……な、何……？」
「……これは……なんだ？　俺の身体から、炎が……？　なんなんだ、この熱さは……いつもより……熱い」
「ま、まさか……！」
「すげぇ熱さだ……燃える……燃える！」
「まさか、これが京の……」
「うおぉぉぉ！」
「草薙の、真の拳か！」
「おぉぉぉぉぉ！　食らえ、八神ぃぃぃ！」
「うぐっ……ごあぁぁぁ！」
「あぁぁぁ……！」
「くっ！　京……これだ……！　これを待っていたのだ！」
「なんだとぉ？」
「草薙の真の力、確かに見せて貰った！　今日は負けを認めよう！　だが、この力を出した貴様を倒す事が、俺の悦び……！」
「負け惜しみを……！」
「今の力、たまたまではなく、いつでも操れるようにしておけ！　……その時こそ、本気で殺してやる……！　さらばだ、キング・オブ・ファイターズで待っているぞ！」
「待ちやがれ……八神ぃっ！」

鐘の音が鳴っている。
「――草薙が、目覚めましたか」
「申し訳ありません、ゲーニッツ様」
「何の為に私が、あの男をキング・オブ・ファイターズから遠ざけたと思っているんです？」
「「はっ……！」」
「八神の中に眠るオロチの力。……神楽ちづるの思い通り、《草薙の拳》で封じられてしまっては……困るのですがねぇ」
「「は……」」
「……まぁ、いいでしょう。草薙の方は、この私が出ます。……お前達は、引き続き八神を監視しなさい」
「「はっ！」」
「草薙と、八神……絶対に、キング・オブ・ファイターズでは闘わせません。その前に草薙を、殺してしまいましょうねぇ……ふふふふふ……ふふふふふ……！」

微かに船の汽笛。
「京」
「……ん？」
紅丸の声に応えながらも、心ここにあらずといった様子の京。
「どうするよ、キング・オブ・ファイターズ」
「……あぁ」
「なんか、色々とめんどくせぇ事がありそうじゃねぇか。なぁ大門」
「あぁ」
「……思い切って、辞めるか！」
「……そうだな……」
「けっ！　そんなつもりねぇ癖によ」
「ふふっ……分かるか？」
「顔に書いてあらぁ」
「ふん……闘う宿命(さだめ)か……それもまた、良かろう」
「ま、死なない程度にやるさ。……俺がくたばっちまったら、泣く子が沢山居るからな」
「生きてたって、随分と沢山の子を泣かせているのではないか？」
「なんだとぉ？　……っふふ、お前にしちゃ、気の利いた事言うじゃねぇか」
「「はっはっはっはっはっ！」」
「…………八神……！」
（所詮は堕ちた炎だぜ、お前は……ならよ、この俺が本当の炎で燃やしてやる……！　俺とお前の、くだらねぇ運命やらも一緒にな！　……待ってやがれよ、八神庵！）

〈キング・オブ・ファイターズ。
一年に一度、世界各地の格闘家達が、己の技と力とプライドを懸けてぶつかり合い、世界一を決定する大会である。
だが、その闘いの裏側には、数多くの怒り、憎しみ、そして、哀しみが秘められている。
ある者は見果てぬ野望の為に。ある者は、己を縛る、宿命の為に。
またある者は、消え去らぬ復讐の炎に燃えて。
そうして死闘を繰り広げた格闘家のうちのたった一人が、やがて、勝利の栄冠を掴む事になるのだ。
そしてその勝者は、尊敬と畏怖の念を以って、こう呼ばれる。
Ｔｈｅ Ｋｉｎｇ Ｏｆ Ｆｉｇｈｔｅｒｓ――と。〉

>>750乙！
そしてありがとう！

乙です！

>草薙の真の力、確かに見せて貰った！　今日は負けを認めよう！
…マジですか

べジータのような庵だ

じゃあ京は悟空……ではないな、うん

↓ちょっとウケた
今の力、たまたまではなく、いつでも操れるようにしておけ！
さらばだ、キング・オブ・ファイターズで待っているぞ！

いちおう補習

今年もKOF出るんで欠席します

ということは、今年もやっぱり高校生なんだね(´･ω･｀)

まだ宿命編はAパート（京編）しかできてないが、とりあえず激突編を。



Ｔｈｅ Ｋｉｎｇ Ｏｆ Ｆｉｇｈｔｅｒｓ　９７・激突編

電車の走り抜けていく音。
「――この写真の男だ。こいつは必ず、街のどこかに潜んでいる。燻り出して捕らえて欲しい。……殺さなければ、何をしても構わないそうだ。
……あと、こっちの二人だが……こいつらは消して貰いた――ぐっ！」
「おいっ！　……俺をナメるなよ……？　どんな依頼かと思えば、こんなガキや女、相手に出来るかよ！」
「ぐっ……！」
「馬鹿が！　他のチンピラにでも頼むんだな！」
「……『こいつらは、あんたを退屈させないはずだ』！」
「…………なんだと？」
「く、クライアントからだよ。金と一緒に、この言葉を渡してやれと……」
「その、クライアントってのは誰だ……？」
「今は言えない。だが、かなりの大物だと思って貰っていい。……この仕事が終わったら、あんたに会いたいそうだ」
「……ふんっ、光栄な事だなぁ。……いいだろう、引き受けてやる。大物とやらが狙ってる獲物だ、さぞかしゾクゾクさせてくれるだろうよ、っふふふふふ……はははははっ！
……じゃあな！　帰ってクライアントさんに伝えとけ！　『もしくだらねぇ仕事だったら、おめぇの方を狩りに行く』ってな！　ヒヒヒヒヒ……ヒャハハハハハハハ！」
「…………山崎竜二か……危険な男だな、やはり……」

ＲＯＵＮＤ１　暗黒街から来た男

終業のチャイムが鳴り、放課後。
「でやぁ！　とぉっ！　はぁぁぁぁ……燃えろぉぉぉ！　……はぁ、はぁ……こ、こんなもんでどうですか、草薙さん！」
「ん？　……あぁ、いいんじゃねぇの？　上手い上手い」
「あそうっすか！　よぉし、あとは炎が出るように特訓するだけだ！」
「そうだな……ま、頑張れよ。……さてと、真吾。俺はもう帰るぜ？」
「えぇ？　ちょ、待ってくださいよ草薙さん！　あとっちょっと！　ちょっとだけ！」
「もうお前に教えてやるような事は何もねぇよ」
「そんなぁ！　明日の昼こそ、コロッケパン買ってきますから！　だから、《荒咬み》、教えてください！　《荒咬み》！」
「……コロッケパンと《荒咬み》を一緒にすんなよ……」
「――京！　ちょっと！　京！」
「ん？」
「……あぁ、ユキさん！」
「どうしたんだ？　ユキ。おっかない顔して」
「『どうした』じゃないわよ……人を散々待たしといて、こんなとこで何やってんの」
「え？」
「約束。……忘れてるでしょ」
「……約束？」
「そうよ！　放課後は、あたしの買い物に付き合うって、言わなかったっけ！　……あぁ、やっぱり忘れてる！　もう、いっつもこれなんだから！」
「何言ってんだよ、ちゃんと覚えてたよ！」
「嘘ばっかり」
「ホントだって！　……なぁ、ユキ。俺がお前との大事な約束を、忘れるわけないだろ？」
「う……うん」
「俺を信じろ。……な？」
「……おぉぉぉ、流石草薙さん！　メモっとこ。『ヤバいと思った時は、信じろと言って肩を抱けばＯＫ』！」
「燃やすぞコラ。……ん？」
近付いてくるバイクの音。
「どうしたの？　京」
「草薙さん……？」
「ちっ……また来やがった。しつこいやつだ……」
「「え？」」
「神楽……ちづる……！」

「――これはまた、随分と嫌われましたね、私は……」
「あ……！」
「どうしたの？　真吾君」
「え、あ……いや……あの」
「あれ！　もしかして……ああいうお姉様がタイプなんだ！」
「そそ、そんなんじゃありません！　ただ、その……」
「……草薙。私が何か、気に障るような事をしました？」
「『何か』だと？　しょっちゅう現れてはオロチの封印がどうのこうのと……そんな話俺には関係ないって言ってるんだ！
……大体、どんなわけがあろうと、あの八神と協力なんか出来るかっ！」
「オロチ……？　『八神』って、あの八神庵ですか？　草薙さんのライバルの」
「お前は黙ってろ」
「あ、すいません……」
「とにかく帰りな、神楽。封印ってのはお前の役目なんだろ？　だったら自分でやれよ……！」
「草薙……」
「ふん……行くぜ、ユキ！」
「う、うん……」
「あ、ちょちょ、待ってくださいよ」
「なんだ！」
「いいんですか？　彼女、困ってるみたいですよ……？」
「だからお前は黙ってろって！」
「でも、でもですね――」
「『でも』も何もないっ！　……ほら、行くぞ！」
「ちょ、ちょっと草薙さん！」
「――今この瞬間にも、八神に、危機が迫りつつあります……！」
「…………何？」
「八神に危機が迫っているのです！　去年、あなたも見たでしょう？　オロチの力が、暴走した姿を……彼は、自分を抑え切れなくなっています！」
「『俺には関係ない』……そう言ったはずだ」
「このままでは、八神は人間ですらなくなってしまいます！」
「俺には関係ない！」
「しかも……暴走する八神の力を、狙っている者達が居ます。……彼を守れるのは、私達しか居ません」
「『守る』だと？　……この俺が！　八神を！　……ヘッ、馬鹿な事を……！　……大体やつは、誰かに守って貰う程ヤワな男じゃねぇだろうがっ！」
「――違うっ！　……違うのです……あれはもう……昔の八神ではない！　嘘だと思うなら私と来なさい、そして見るのです……八神の、変わり果てた姿を……！」
「……何……？」

「……くっ……貴様ら…………消えてしまえぇ……！　俺は負けん……俺は……ごふっ、ぐあっ……ぐあぁ！」
ベッドから跳ね起き、肩で息をする庵。
「はぁ……はぁ……ゆ、め……くそっ、またあの夢か！　……ぐぅっ、ごはっ！　……フッ、この血か……この血が、俺を得体の知れない化け物に変えていくというのか……
……フ、フフフフフ……だが待て、まだ待てオロチよ。俺はやつと……京と決着を着けていない……それが終わるまでは、まだ……！」
近付いてくる、誰かの靴音。
「ん？　……殺気を消していないとは、この俺も舐められたものだ……！　ぐ、うぅ……えぇい、これしきでふら付いてどうする……！　おぉぉぉ……どうしたぁぁぁ！」
爆音。
「はぁ、はぁ、はぁ……フ……跡形もなく吹き飛んだか……」
「――ク……クックックックッ……」
「……何……？」
「ッフフ、なるほど……八神庵……なかなかの力だなぁ。確かに退屈しないで済みそうだ」
「貴様、俺の闇払いを……！」
「だがよぉ、所詮はアマチュアなんだよな……食らうか？　俺の匕首をよぉ……！」
「くっ……おぉぉぉぁぁぁ！」
「甘ぇんだよぉぉぉっ！」

草薙さん家って神月さん家と親交あるんだな。意外だ。
公式かどうか微妙な所だけど。

↑誤爆？

投下者さんお疲れさんです
97はドラマCD2枚出てたんだっけ？
今となっては夢のような話だな…

・オロチ編最後だから
・脚本まとめきれなかった
・子安の力(ﾗｼﾞｵﾄﾞﾗﾏの番組司会はこの人だし)

こうですか、わかりませｎ




とりあえず必ずしもドラマＣＤ設定＝公式ではないらしい。


ドラマＣＤで思い出したけど草薙家の一族懐かしいよ。

>>762
誤爆じゃない。
最近、再刊されたストリートファイターの漫画「さくらがんばる」に
収録されてる特別編に京が（ついでに真吾も）出てる。

>>764
そうなの？知らなかったよ。情報ありがとう
機会があったら読んでみよう

ＲＯＵＮＤ２‐Ａ　迷う心の先に……

（俺が……八神を守る……？）
「っ……悪いな神楽、やっぱ駄目だ」
「え？」
「俺はさ、ただ強いやつと闘って……燃えたいだけなんだ。運命とか宿命なんてガラじゃねぇし、そんなもんの為に、八神と手を組むなんて……！　っ……考える事も出来ねぇ……」
「そんな……」
「やつは敵だ。この拳はやつに向かう時は炎を上げるけどよ……助ける為になんか、燃えねぇんだよ……！」
「それは違う！」
「違わねぇさ！　だから俺は――」
「く、草薙さん！」
「あぁ？」
「お、俺、思うんスけど……その、八神ってのは、草薙さんのライバルなわけで……えぇっと、例え敵でも、それを、助けるのが《漢》なんじゃないですか？」
「なんだと！？」
「俺……草薙さんを見損ないました！　俺の尊敬する草薙さんは、もっと――」
「うるせぇっ！」
「え……」
「……お前に何が分かる……！　…………おい、ユキ。単車出すからよぉ、横浜辺りまで行かねぇか？」
「え？　あ……うん……」
「今日はとことん付き合ってやるからよ」
「あ……待って、草薙！」
「草薙さん！」

騒音に包まれた、パチンコ店の店内。
「あ……あの、ちづるさん？」
「……なんです？」
「あの、パチンコなんて、おやりになるんですね」
「やりません」
「え？　いや、でも……」
「ある人と、ここで会う事になっているからです」
「はぁ……そうスか……」
「それよりあなた……矢吹君、でしたっけ。どうして付いてきたんです？　何か用ですか？」
「おっ、俺、草薙さんの一番弟子ッスから！　だからちづるさんを――じゃなかった、八神庵を守ります！」
「……結構です。……お帰りなさい」
「あ、いや、でも……」
「――あらま、いいですねちづるさん、随分と若い恋人が居て」
「え？　あ……随分と遅かったじゃないですか。……おかげで、こんなに儲かってしまいました」
「ごめんなさい。結構大変なんですよ？　この街で人一人捜すっていうのは」
「……で……？」
「えぇ。ようやく、宿だけは見つけました。でも、残念ながら一足違い。どうも、誰かと闘ったみたいですね」
「闘った……？」
「部屋中メチャメチャ。襲撃者が誰で、どちらが勝ったのかは分かりませんけど、良くないですね……」
「そう、ですか……」
「……私、もう少し探ってみますから。……何か分かり次第連絡します」
「えぇ、お願いします、舞さん」
「それじゃあ……若い恋人さんも、またね？」
「は、はぁ。……誰ですか？」
「私のパートナー。一緒に八神の居所を捜して貰っています」
「はぁ……」
「…………八神が……襲撃された……？　オロチの四天王か……それとも、別の誰かの差し金か。……とにかく急がなくては……！」
「あっ、ちょ、ちづるさん！」
「なんです？」
「この玉、景品に換えないと！」
「あなたにあげます！　勝手にどうぞ！」
「あ、いや、そんなわけにはいきませんよ、ねぇちょっと待ってくださいよ！」

打って変わって、穏やかな曲の流れるバーの片隅。
「……はぁ……」
「ん？　どうしたユキ……つまんねぇのか？」
「ううん、そんな事ないよ。……つまんなそうなのは、京の方じゃない」
「え？」
「さっきからずーっとぼんやりしちゃってさ。何を話しても上の空。……全然別の事、考えてるでしょ」
「そんな事ねぇよ！　俺は、その……窓の外の夜景が綺麗だって、思ってたんだ。ほら、詩の一つでも書けるかなってさぁ」
「……ふぅん……」
「……なんだよ」
「なんでもない。……あ、見て！　船が港から出てく。どこ行くのかなぁ、あれ」
「……さぁ」
「いいなぁ、一回でいいから、ああいう船でナイトクルージングしてみたいのよね。素敵だと思わない？」
「……そうだな」
「……でも、あたしじゃ似合わないかもね、ああいうの。ほら、お嬢様じゃないとさぁ」
「……そうだな」
「え」
「えっあっ、いや！　そんな事ねぇさ！　……どうした？」
「……やっぱり」
「え？」
「他の事……考えてる」
「ユキ……」
「やっぱり気になってるのね？　夕方の……」
「違う」
「嘘。……京の気持ちって、すぐに伝わってきちゃうんだよ？　……あたしね、本当は、余り危険な事して欲しくないの。分かる？
……でも、そうやって無理してる京を見るのも、嫌なのよね……どうしたらいいのかしら……」
「何言ってんだよ、俺は無理なんかしてねぇよ。……八神がどうなろうと、知ったこっちゃねぇしよ……」
「……そう」
「そうだよ！　……ほら、もう行くぜ！　湾岸道、少し飛ばそう。……ユキ？」
「……今夜は……いいわ、もう」
「え？」
「あたし、帰るね。……あ、送ってくれなくてもいいよ。電車で帰るから……」
「な、なんでだよ！」
「八神なんて人の事は、あたし知らないわ。でも、真吾君が、さっきの女の人にくっ付いてったような気がするの」
「まっさか！」
「どうして？　彼の性格なら、絶対よ！　……大事な後輩が危ない目に遭う前に、止めてあげなくっちゃ。それなら出来るでしょ？　……さ、早く」
「……ユキ、俺は――」
「は・や・く！」
「……分かったよ……！　……行ってくる」
「…………はぁ……馬鹿だなぁ、あたしって。――ホントに馬鹿だ……」

「――ねぇ、この時間、この辺りは危ないですよ、ちづるさん」
「そう思うんだったら、あなたは帰りなさい」
「お、俺は男です！　こんな場所に女の人を一人で置いていけますか！」
「……あのねぇ矢吹君」
「はいっなんでしょう！」
「こう見えても、私、武術の心得があります。恐らく、あなたより強いと思います。いざとなったら、一人の方が闘いやすいんですけれど――」
「そんな事はありません！　守ってみせます！」
「はぁ……だから――っ！」
「……どうしたんです？」
「しっ！　静かに……！　これは……何？　なんて、禍々しい気配……！」
「は？」
「矢吹君、後ろに下がってなさい」
「いや、気配って俺は何も……」
「早く！」
「あ、はい……」
「来る……右……左…………いや……上っ！」
「――ヒャーッハッハッハ！」
「はぁぁぁぁぁっ！　打つっ！」
繰り出した攻撃は相打ちになり、吹き飛ばされる二人。
「うあっ……！」
「くうっ！　……ちぃっ、砂を食らいな！」
「あぅっ！」
「うらぁぁぁ！」
「！　――危ない、ちづるさん！」
「来ちゃ駄目っ！」
何かを切り裂く、鈍い音。
「ぐあぁぁぁぁぁっ！」
「矢吹君っ！」

97のドラマCDはキャラたくさん出てるね
懐かしい

そして今日はネスツ編発売だった。まだ買ってないけど

ＲＯＵＮＤ３‐Ａ　ブルーマリー・ブルース

「う……ぐあっ……！」
「矢吹君！　しっかりして、矢吹君！」
「っははははは、へっへっへっ……その坊やと一緒に……あの世へ逝きなぁ！」
「――燃えろぉぉぉっ！」
「何っ？　……ぐあぁぁぁっ！」
「――真吾っ！」
「草薙……！」
「くっ……草薙さん……」
「ぐ……今のは、効いたぜぇ……なるほど、貴様が草薙京か……確かに、ただのガキじゃねぇや、っははははは！　面白ぇ……！」
「てめぇ……！　よくも真吾を！」
サイレンの音。
「ん？　ちっ、誰か通報しやがったか……おい！　次は邪魔の入らねぇとこで狩ってやるからよ、楽しみに待ってろぉ！」
「まっ、待ちやがれ！　――神楽、真吾を頼む！」
「えぇ！　……さぁ、私に掴まって」
「く……」
「しっかりして！　今、病院に連れていってあげるから」
「す……すいません……ちづるさん……うっ……！」

ちづる達と入れ替わるように歩いてくる、微かな足音。
「……ふぅん……八神庵の次は、神楽ちづる。そして、キング・オブ・ファイターズのチャンピオン、草薙京、か。……山崎……一体何を狙っているの……？　これはよく調べてみないといけないわね……」
その場を去り、宿泊先のホテルへと戻るマリー。
「……はぁ。分からない事だらけだわ。やはり、キング・オブ・ファイターズに関係があるのかしら。……いざとなったら、私も大会に出場してみるしかないわね。……！　鍵が……開いている……！」
静かに扉を開く。
「ふっ！　スピンフォールッ！」
「きゃあぁぁぁ！　マリーさん、ストップ、ストップ！」
「えっ？　あ、あなた……！」
「いきなり打ってくるなんて、客に対して随分なもてなしねぇ！」
「不知火舞ぃ？」
「いつもこうなのかしら？　マリーさんは」
「はぁ……ホテルの部屋に無断で入るようなやつは、客じゃないわね」
「それについては謝るわ、ごめんなさい。……あなたにどうしてもお願いしたい事があったから……」
「ハァン？」
「山崎竜二っていう男を追い駆けてるわよね？」
「……さぁ」
「隠しても無駄よ。私が八神庵を捜し始めてからすぐに、山崎の存在が浮かんでね。その糸を手繰っていったら、マリーさんに行き着いたんだもの。……単刀直入に言うわ。あなたの持っている情報が欲しいの」
「え……？」
「八神庵の、居場所が知りたい。山崎に連れ去られた可能性があるの」
「……知らないわ」
「そんなはずは……」

「例え知っていたとしても、私が喋る事はあり得ない」
「なぜ？」
「私はプロのエージェントだから、仕事に関わる事は一切口外しないの」
「……人の命に関わる事でも？」
「もちろん！　それが仕事だもの」
「っ……八神庵の居場所を教えて、お願い！」
「ノーコメント」
「力尽くでなんて訊きたくないの！」
「んふふ……面白いわね。私の方が強かったら、どうするのかしら？」
「……かもしれない。でも、ここで引くわけにはいかないのよ……！」
「どうして？　……もしかして、八神というのは、あなたの大切な人？」
「そういうわけじゃ、ないけど……」
「じゃあなぜ？」
「それは……八神の身体には、ある危険な力が封印されているんですって」
「力……？」
「そう。そしてね、その封印を命懸けで守ろうとしている人達が居るの、だから……！」
「……たった、それだけ？」
「え？」
「ふふふ、だって、その封印とやらはあなたには全く関係がない事なんでしょう？」
「え？　あ……そうか……そういえば、そうよね……」
「それなのに、なんであなたはそこまで？　分からないわ」
「ホントに、そうね……でも」
「でも？」
「自分の知っている人達が不幸になるのは、見たくないじゃない？　……みんな、幸せになって欲しいもの。……違うかしら……」
「……甘いわね、あなた……」
「えっ？」
「甘いわ…………どんなに、どんなに幸せを願ったって、必ずそうなるとは限らない。――昔ね、小さな幸せを願った女の子が居たわ。
その子は恋をして、その恋人と、温かい家庭が持てれば、それだけで……それだけでよかった。
……でも……その願いは、叶わなかった。大切な人を奪った銃弾を見ながら、彼女は知ったわ。築き上げた幸せもその願いも、全ては壊される為にあるんだ、って……」
「……マリーさん……」
「……もう、帰ってくれないかしら……あなたとは違うの、私は……！」
「……ごめんなさい……でも、私、何回でも来るわ！」
「え……？」
「さっき言ったでしょう？　私の知っている人達には、みんな、幸せになって欲しいって。その気持ちはずっと変わらないから！　……もちろん、マリーさんもその一人よ。それじゃ――」
「……待ちなさい！　……悪いんだけどね、これを、捨てておいてくれないかしら」
「……『八神庵に関する調査報告書』……？　これって！」
「必ず捨てておいてね。頼むわよ」
「っ……ありがとう、マリーさん！」

微かな音を立て、扉が開く。
「神楽！　……真吾は？」
「大丈夫。命に別状はないそうです」
「……はぁ……」
「すみません、私のせいで…………それで、あの男は……」
「駄目だった……途中で見失っちまったよ……！」
「そうですか……あの男、恐らく八神の行方にも関係しているはず……私が油断さえしていなければ……！」
椅子の軋む音。
「あとは……彼女だけが頼り」
「『彼女』？」
「えぇ。ある信用出来る人物に、八神の行方を探って貰っているのです。彼女ならきっと……」
「――その期待に、なんとか応えられそうですよ、私！」
「えっ？」
「舞さん……」
「『舞』って――不知火舞か！」
「お久しぶりね、京！　去年のキング・オブ・ファイターズ以来かしら？」
「あ、あぁ……」
「舞さん、八神の居所が、分かったんですね？」
「えぇ。でも、あんまり喜んではいられませんよ」
「え……？」
「東京湾の、第三埠頭に停泊中のタンカー、その船底に閉じ込められているようなんです。恐らく数日中には、日本から連れ出されてしまうでしょう」
「なんだとぉ！？」
「草薙！　私は舞さんと、すぐに救出に向かいます。もし、その目で八神を見る勇気があるのなら、一緒に来なさい！」
「っ……えぇい、ちくしょおっ！」

乙です
何気にちづると真吾は絡む(？)機会が多いなあ
KOF11のチームストーリでもあったし

97のドラマCDってこんな感じのストーリーだったんだ
リアルで聞いていたはずだが、全くといっていいほど忘れてたよ
懐かしいというより、なんだか新鮮だ

聞けよ！！この苦労！！！

ずっとKOF出ないから、ネスツ編買ってしまったよ。
パッケージのクローン京(複数)ワラタ
新情報はまだですか？

>>693
遅くなったけど乙です。
そういえば私も当時買ったなーと懐かしかったよ。
今あのCD群はどこに行ったんだろう…

思い出して、いろいろ設定資料集とか掘り出してみた。
「オロチ完結編」っていう神器＆オロチオンリーの設定集らしきものが出てきて、
当時の人気過熱ぶりを改めて実感した。

ＦＩＮＡＬ ＲＯＵＮＤ‐Ａ　獣の名は……八神庵

船の汽笛。
埠頭に到着し、止まる二台のバイク。
「ここですね？　舞さん」
「えぇ。見て、この埠頭の先に泊まっている、黒い船があるでしょ」
「石油タンカーじゃねぇのか？」
「偽装よ。中には密輸品が沢山詰まれているらしいわ。八神も多分、あそこに……」
「行きましょう。一刻も早く、八神を助けるのです。そうしないと――」
出港を告げる船の汽笛。
「えっ？」
「船が出ていくぞ！」
「しまった、遅かったわ！　――えぇい、行かせるものですか！　船までロープを張ります、それを伝ってタンカーへ！」
「えぇ！」
「あぁ！」
「――おい！」
「っ！」
近付いてくる、足音。
「密航なんかされちゃ困っちまうぜ？　ここを見つけたのは褒めてやるよ。だが、船に行かせるわけにはいかねぇなぁ」
「て、てめぇ……！」
「あの八神ってやつを、向こうの国へ送り届けるのが、クライアントからの依頼なんでね。ッハハハハハハ！」
「『向こうの国』……『クライアント』？」
「なんか大変な秘密があるらしいじゃねぇか。……まぁそれがなんだろうと、俺には関係ねぇが？　おかげで儲けさせて貰ったよ」
「……じゃあ、あなたは、お金の為に八神を？　それが、どんな怖ろしい事を引き起こすか、知りもしないで！」
「金だけじゃねぇさ……この匕首に、思う存分血を吸わせてやれそうだったんでなぁ……ッヒヒヒ……おかげで、楽しかったぜぇ……ッハハハハハハ……！」
「『楽しかった』だとぉっ！？」
「待って。……この男の相手は、私がします。二人共、早く船へ！」
「え？」
「……八神を、頼みましたよ。……草薙。……はぁぁぁぁぁ！」
「させるかよっ！」
「――穿つっ！」
「神楽っ！」
「何してるの京！　ちづるさんの気持ちを無駄にしちゃいけない！」
「っ……分かった！」

銃声。
「敵だっ！　そっちに回れ！　生かして帰すな！」
「撃て、撃てぇ！　逃がすな！」
「おらっ、燃えろぉっ！」
「ぐあっ！」
「とぉっ！」
「ボディが、がら空きだ、ぜっ！」
「ごあぁぁぁ！」
「とぉぉぉ！」
「食らえぇぇぇ！」
「ぐわぁぁぁぁぁ！」
「……はぁ、はぁ……武装した連中が、こんなに居るなんて！」
「っ、ただの密輸船じゃねぇぜ、この船！」
「長居は無用ね、急いで八神を捜しましょう！」
「……ォォォォォ……」
「！」
「ウオォォォォォ！」
「何……この声……？」
「この壁の……向こうだ……！」
「ウオォォォァァァ！」
「はぁぁぁぁぁ……おらぁ！」
炎を叩きつけて壁を壊す京。
「……入るぞ」
「気を付けて、京」
「あぁ」
「……！　……何、これ……！」
「野獣の……におい……？」
鎖を引き摺るような音。
「誰？　誰か居るの？」
「……ゥゥゥ…………く……来るな……」
「！　この、声……！」
「っ！　八神……八神か！」
「――何？　な……なぜだッ！　なぜ貴様がここに居るッ！」
「八神なんだな！」
「来るなァ！」
「何言ってるの、あなたを助けに来たのよ！」
「助け！？　助けだと！？　京が、この俺を！　――この俺をッ！　ぐ……ゥゥゥ……ウオォォォァァァ！」
「八神っ！」
「許さんぞ、許さん……許さん！」
「ちょっと八神、あなた何を！？」
「京が、俺を助けるなど……俺がッ、京に助けられるなどォォォ！」
鎖が、弾け飛ぶ音。
「許せるものかァァァァァッ！」
「！　下がってろ、舞！」
「ウオォォォ！」
「うらぁぁぁ！」
「オォォォォォ！　……ゥゥゥ……ォォォ……」
「！　こ、こいつは……！」
「これがあの、八神庵なの！？　嘘、嘘よっ！　これじゃまるで――」
「ウオァァァァァ！」
「まるで……獣じゃないのっ！」
「ガァァァァァ！　殺シテヤルッ、草薙京ォォォ！　我ヲ闇ヘト封ジントスル、愚カナ人間ノ末裔ヨォォォ！」

「うらっ！　……シャアァァァァァ！」
「きゃあぁぁぁっ！　……うっ……く……」
「ッハハハハハハ！　これで終わりだぁ……ヘヒャヒャヒャヒャ！　あの世へ逝きなぁ……うらぁぁぁぁぁ！」
「っ！」
次の瞬間、不意に起こった爆発音に、山崎はちづるに斬り掛かろうとした手を止める。
「なんだありゃっ！？　……タンカーから火が……いや、違う……っ、なんなんだ、ありゃあ！？」
「……オロチ……！」

「ウオォォォォォ！　泣ケッ、叫ベ！　ソシテ死ネェッ！」
「うあぁぁぁぁぁ！」
「京っ！」
「っ……駄目だ、逃げろっ！」
「でもっ！」
「こいつは俺がやる！　はぁぁぁぁぁ……食らいやがれぇぇぇ！」
「ウゥゥゥ……コンナ炎ガ通用スルモノカァ！　小賢シイィィィ！」
「うわあぁぁぁぁぁ！」
「ハッハッハッハッハッ、ハッハッハッハッハッハッ、ウアーッハッハッハッハッハッハッハッ――！」

――宿命編に続く。



でもその前ににBパート。

毎度お疲れさんです
凄いところで続くんですな

あと、アッシュスレにＭＩＡのメインストーリーがあったのでおいときます
こちらはそろそろ稼動みたいですね
http://game11.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1159460127/404-408

12のキャラ選択は「大丈夫？」って面子らしいけど
流石に京はいるよね…、ちょっと不安

ttp://game.snkplaymore.co.jp/event/kof_dottar/index.html

オロチ関係のストーリーなのに京様居なくてどーすんのさ
大丈夫だよ、きっと

でもへんな役回りになってたら嫌だな
出来ればアッシュ差し置いて元主人公らしい立ち回りを見せて欲しいけど
ていうかアッシュ編とか言いながらストーリーだけ見ると京が主人公だよね

アッシュは狂言回しっぽい役回りだからなー
どうしても京がメインに見えてしまう作りになっちゃうのかも

すでにネスツ編から普通に主役してたように見えるけど

最近はストーリーまとめる為の損な役回り。
でも俺はお前を使う！

出れるだけありがたいと思えと言われそうだが
ファンとしては活躍して欲しいな

ＲＯＵＮＤ２‐B　チョイ・ボンゲの逆襲

「ここなのか？　本当に、こんな場所に八神が……？」
「えぇ」
「きったない宿ですねぇ……本当に居るんですか？」
「間違いないと思います。信用出来る人からの、情報ですから」
「ふぅん……」
「……よし。入ってみるか」
扉を開く音。
「……変だな……人の気配が、ねぇぞ……？」
「そんなはずはありません。確かに、ここに……」
「ぁ、でも、フロントも、無人だったし……」
異様な光景に、声を潜めて言葉を交わす三人。
「……まさか……！」
「どうします？」
「私、二階を調べてきます。あなた達は一階を」
「分かった」
「それじゃ、俺達も行きましょう。草薙さん」
微かに水の跳ねる音。
「なっ、なんだぁ？」
「風呂場に……誰か居る……！」
「きっと八神ッスよ！　見つけたぞっ、八神庵ぃぃぃ！」
「おい、迂闊に近付くな！　危険だぞ！　……おいっ！」

その頃、宿の風呂場では、のんびりと湯船に浸かる一人の男の姿。
「フフンフフンダラタッタフンダラッタ〜♪　ふぅ、気持ちいいでヤンス。キムの旦那の下を離れて早半月。
あの地獄のような特訓の日々を思うと、ここはまるで天国でヤンスねぇ！　う〜ん、極楽極楽！　あとは、風呂上がりにコーヒー牛乳をグイーっと――ん？」
バタバタと、近付いてくる足音が聞こえ出す。
「うえぇ！？　な、なんでヤンスかあの足音！　まさか、キムの、旦那……？」
「――真吾キィィィック！」
「うぎゃあぁぁぁ！」
あろう事かドアのガラスを蹴り破って突入した真吾に蹴り飛ばされ、湯船に落ちる男。
「さぁ、出てこい八神庵っ！　隠れたって無駄だぁ！」
「――こらっ、真吾ぉぉぉ！　いきなり蹴り入れてどうするんだよ！」
「あ、そっか！　あすいません、つい！」
「ったく……で？　誰が居たんだ？　ここに」
「あ、それが、誰も……」
「ぶわぁ、ぶふっ！」
「「え？」」
「いきなり、いきなり何するんでヤンスかあんた達もうっ！」
「「う……うえぇぇぇ……」」
「キャッ、恥ずかしい！　――ってそうじゃないでヤンスもう！　あっしにこんな事して、ただで済むと思ってるんでヤンスかっ！？」
「凄むのもいいけど、っ早くなんか着ろよ！」
「えぇい、やかましいでヤンスっ！　……斬るでヤンス！」
いつの間にか両手に鋭い爪を付けて突進してきた男を、慌ててかわす二人。
「「うわぁぁぁ！」」　
「ウッキー！」
「「あわわわわ！」」
「怖ろしくてよける事しか出来ないようでヤンスね！」
「裸の男が飛んでくりゃ、誰だってよけるに決まっ――あれ？　なんか懐かしいなこの台詞……あぁぁぁ！　て、てめぇは……」
「へっへっへっへっ！　思い出したでヤンスか？　あっしの事を」
「あっ！　俺も知ってます！　キング・オブ・ファイターズ、韓国チームの……」
「いかにも」
「キム・カッファンってやつの横に居た、ちっこい方！」
「たこにも」
「名前は確か……」
「ふむふむ」
「……ちょっと大ボケ！」
「そうずーっとぼーっと――って違うぅ！」
「そうだぞ真吾！　こいつはなぁ……」
なぜか不自然な間。もしかしてアドリブ考え中？
「……提灯ブルマっていうんだ」
「うん結構似合うの――チョイ・ボンゲだ、アホォォォッ！　……はぁ、はぁ、はぁ……だからお前、学習能力がないんでヤンスか！？」
「なんだとぉ！？　……ふふっ、てめぇこそこんなとこで何やってんだよ。またキムから逃げてきたんじゃねぇのか？」
「ドキッ！　……そんな事ないでヤンス！　あっしは、あっしは、え、えぇと、えぇと……そ、そう！　偵察でヤンス！　今年の大会の為に、他のチームの情報を！」
「ほう……？」
「なんでヤンスかその目は。……うぬぬぬぬ、一度ならず二度までも！　もう怒ったでヤンス！」
「ふんっ！　やるか？」
「待ってください、草薙さん！」
「ん？」
「ここは一つ、弟子の俺にやらせてください！」
「えっ……おい、大丈夫か？　やめといた方が……」
「何言ってるんですか！　こんなやつ、草薙さんが出るまでもないです！」
「そ、そうか？　じゃあ……」
「ようし、行くぜチョイ！　草薙さんの一番弟子、矢吹真吾が相手だぁっ！　てやぁぁぁぁっ、必殺、真吾パーン――ちぃぃぃぃぃ！？」

床に落ちていた石鹸を思い切り踏んでしまい、凄まじい音を立てて壁に激突する真吾。
「……はえ？　……あ、あのぉ……もしもし？」
「ぐ、はぁ、はぁ、……足元に石鹸を転がす技とは……なかなかやるな、チョイ！」
「いやあのぅ、あの、あ、あっしは別に……」
「なら、これはどうだ！　真吾キィィッ――くぁぁぁぁぁ！？」
ガラスの割れる派手な音が響く。
「あ……わわ？」
「…………アッタマ痛ぇ……」
弟子の醜態に思わずぼやく京。
「っ……見直したぞチョイ！　これからは、俺のライバルと呼んでやるぜ！」
「呼んで欲しくないでヤンス。……おい草薙。よくこんなのを弟子にしてるでヤンスね」
「う、あ……言い返せないのが……悔しい……！」
「……まとにかく、弟子に勝ったという事は、草薙京に勝ったも同然という事でヤンスね！」
「な、何ぃ！？」
「これで去年の借りは返したでヤンスよ！　ウーッキッキッキッ！　それでは、ぁさらばさらばでヤンス」
「あ、待て！　っ……燃やすぞコラァ！」
逃げようとするチョイの背中に、京は手加減なしの炎を叩き付ける。
「うぎゃぁぁぁ！　あちゃちゃあちゃちゃ焦げた焦げたちょっとあぁぁぁ！」
「へへっ、燃えたろ？」
「あちちあちち、もう本当に、ニューハーフになっちゃうでヤンスっ！」
「――だから変なとこ燃やさせんなっ！」
「うぎゃあぁぁぁぁぁ！」
京の蹴りで、去年と同じく再び湯船に叩き落とされるチョイ。

「……ねぇ、この時間、この辺りは危ないですよ、ちづるさん。やっぱり、草薙さんと一緒の方が……」
「そんな事は言っていられません。手分けして捜さないと……結局、チョイという男は、何も知らなかったのでしょう？」
「はい。宿に泊まってたわけじゃなくて、誰も居ないのをいい事に、風呂に入ってただけらしいッス」
「あの宿から、八神は姿を消していた……しかも部屋はメチャメチャで……宿の人達も、全員行方不明。これは、間違いなく襲撃された跡です」
「だったら尚更、草薙さんと別行動で捜すなんて危険です！」
「そう思うんだったら、あなたは帰りなさい」
「お、俺は男です！　こんな場所に、女の人を置いていけますか！」
「……あのねぇ矢吹君」
「はいっなんでしょう！」
「こう見えても、私、武術の心得があります。恐らく、あなたより強いと思います。いざとなったら、一人の方が闘いやすいんですけれど――」
「そんな事はありません！　守ってみせます！」
「はぁ……だから――っ！」
「……どうしたんです？」
「しっ！　静かに……！」
「え？」
「これは……何？　なんて、禍々しい気配……！」
「は？」
「矢吹君、後ろに下がってなさい」
「いや、気配って俺は何も……」
「早く！」
「あ、はい……」
「来る……右……左…………いや……上っ！」
「――ヒャーッハッハッハ！」
「はぁぁぁぁぁっ！　打つっ！」
繰り出した攻撃は相打ちになり、吹き飛ばされる二人。
「うあっ……！」
「くうっ！　……ちぃっ、砂を食らいな！」
「あぅっ！」
「うらぁぁぁ！」
「！　――危ない、ちづるさん！」
「来ちゃ駄目っ！」
何かを切り裂く、鈍い音。
「ぐあぁぁぁぁぁっ！」
「矢吹君っ！」


Bパート投下開始。台詞の共通部分が多いんで楽っちゃ楽だったけど……
聞き所は提灯ブルマで京（の中の人）が素で含み笑いしてるとこ。

Test

【真性ニート】CAPCOM VS SNK【留年DQN】

リュウがニートってのはわかるけど、草薙ってDQNなのか？
留年はしてるけど頭は悪くないって聞いたことあるんだけど
ホントはどうなんだ？
通ってる高校自体が偏差値低いとかそういう事？

ユキが頭良さそうだから悪くても中の下くらいの学校なんじゃないか

単に出席日数が足りないとかかもしれんけど

やっぱ京は学ランが一番だよな

卒業しても学ラン着て戦って欲しい
周りからは「またダブったの？」とか言われそうだが・・・

京と真吾って同じ高校なはずなのに学ランの色は違うんだな。

入学年度によって違うんじゃないの

さくらがんばるって漫画でさくらと同等の雑魚扱いなのが嫌だった

でもあの漫画の京はコミカライズされた
中では一番かっこよく見えた
こういうノリでKOFアニメ観たかったなあ
なんて叶わぬ夢を見てしまったよ…

真吾にも少しは活躍してほしい。11でアレだったから次こそは。
てか京から独り立ちとかしないんかな。
01EDでお前も本当の仲間を作れよとか言われてるし

>>798
京に認められた後の真吾が雑魚扱いなら酷いな
自分の中では強くなる前の真吾だと解釈してる

>>796,797
当時連載していたKOF京で学校内の描写があったと思うけど、
京のあれは改造学ランであって、学校の制服がああではなかったような記憶が。
真吾はそれをさらにコピーしているので色違いなんじゃないかと。
（コピー怪人は色違いが御約束w）

>>798
さくらは雑魚じゃないだろ。

>>798
京より真吾の扱いが目に余った
自分を未熟者と自覚してるからこそ、あんな風に相手を軽んじるような発言はしない筈
まぁさくらが主役だからさくらマンセーなのはしょうがないけど

さくらがんばるだと、さくらって最後は体育教師になるんだっけ？
京がさくらの授業を受けてる姿を想像してしまったぜ・・・

ＲＯＵＮＤ３‐Ｂ　不知火舞、参上！

「う……ぐあっ……！」
「矢吹君！　しっかりして、矢吹君！」
「っははははは、へっへっへっ……おやおや、くだらねぇもんも斬っちまったなぁ……」
「……！」
「ほう……その目、いいねぇ……それでこそ消し甲斐があるってもんだよ。……その坊やと一緒に……あの世へ逝きなぁ！」
「――燃えろぉぉぉっ！」
「何っ？　ぐあぁぁぁっ！」
「真吾ぉぉぉ！」
「草薙……！」
「くっ……草薙さん……」
「おい！　……大丈夫か、真吾！」
「っ……俺……ちづるさんを、守りましたよ……へ、へへっ……ぁ、うっ……」
「真吾！」
「矢吹君！」
「くっ……今のは、効いたぜぇ……なるほど、貴様が草薙京か……確かに、ただのガキじゃねぇや、っははははは！　面白ぇ……！」
「てめぇ……！　よくも……！」
サイレンの音。
「ん？　ちっ、誰か通報しやがったか……おい！　次は邪魔の入らねぇとこで狩ってやるからよ、楽しみに待ってろぉ！」
「ぁ、てっ、てめぇ！」
「待って草薙！　矢吹君が！」
「何っ？」
「出血が酷いわ、このままだと……！」
「なっ、なんだって！？」
「救急車を、急いで！」
「分かった！」
ちづるの言葉に頷き、走っていく京。

路地を歩く女性が一人。
「ひっく、おりゃあ！　おとこが、なんだぁ、おりゃあ！　あたしをふるなんて、ゆるせないぞぉっ！　ひひひひひひ、ふ、ぅぅぅ……」
「あ？　……はぁ、酔っ払いか……」
「よぅし！　けいきづけにぃもういっけん、いってみよぉ！　だぁぁぁ！」
「っと、おい！　こら！」
「あぁ？　なによぉ、ちょっとこわそうなおにいさん！　そこを、どきなさい！　わたしは、このみせに、はいるのだ！」
「っ、駄目だ駄目だ！　ここは会員制の高級なクラブなんだよ。お前みたいなのがふらふらと入れる場所じゃない」
「なんだとぉ？　それがきゃくにむかっていうことばかぁ！　ぶちのめしてやるぅ！　っふふふふふふ、なんちゃってぇ……うえぇ、きもちわるぅ……」
「うわぁ！　っとっとっと、こっち向くな！　汚ねぇなもう……ったくも……ほら、さっさと行っちまえ！　痛い目に遭わすぞコラ！」
「っふふ、いたいめにあうのはぁ、おまえのほうだぞぉ！　ふっふふふ――花蝶扇！」
「ぐわぁっ！」
「――ね？　だから言ったでしょ？」
先程までの酩酊していたはずの女はすっかり素面に戻り、男を目立たない場所へと引き摺る。
「っしょと、どっこいしょと……うい、しょ！　……ふぅ、これでよしと！　……この前、山崎竜二が出入りしていたのは、この店の地下だったわよね。一つ、不知火流潜入術といきますか！」

「ふぅん……どこが『高級なクラブ』なんだか。怪しい匂いがぷんぷんするわ。大体地下室があるっていうのが変――ん？　ドアか……いかにもこの向こうに何か隠してます、って言わんばかりよね……」
目の前のドアを開き、舞は部屋の中に入る。
「さぁて……一体何が出てくるのかしら？　……あぁ！　これは……幻の逸品、『女子大生の秘密ドッキリ・無修正版』！　――ってぶざけんなぁ！」
手にしたビデオを放り投げる舞。
「ビデオの隠し倉庫じゃないのよ、これぇ！　ったくもう！　もう、ちょっと山崎って一体何者なのよホントに…………ん？　こっちにもドアか……よぅし、今度こそ……」
ドアノブを捻る音。
「あぁん、鍵が掛かってる……でもこんなもの、舞には朝飯前なのよね。このヘアピン一本で、と……ここをこうやって、ここが……こうと！　ほら開いた」
再びドアノブを捻る舞。しかし、ドアは開かない。
「あれ？　よいしょ！　あれ？　おかしいな……っと、これがこうなって、でこの部分をこうやって、でそうするとこっちがこうなって、と……ほぉら開いた！」
舞は三度ドアノブを捻るが、尚も開かないドア。
「あれぇ？　っとだから、これをこうやって、こっちをこうして、でこの出っ張りにこのピンの先をこう引っ掛けて、と、でこっちがこうやってっと！　ぬぅぅぅっ、ちょっともう、開きなさいよ！　この、この、このぉっ！」
ピシッ、と嫌な音が響く。
「……折れちゃっ、た……」
今度はけたたましい非常ベルの音が響く。
「あ、あぁ！」
『――なんだ！』
『地下室の方だぞ！』
「ま、マズい……えーっと、えっと、隠れる場所、隠れる場所！　……あそこ！」
三人の男がバタバタと駆け付けてくる。
男A「――おい！　誰か居るか？」
男B「居るか？」
男C「いや、誰も」
男A「そんなはずはねぇ！　よく探せ！　……ん？　おい、あんなところに」
男B「そんなところに」
男A「……ゴミバケツなんて、あったか？」
男B「あったか？」
どうやらこの三人組、ボケ役が一人居るようである。
男C「何言ってんだよ、あれなら前から置いてあるじゃねぇか」
男B「置いてあるじゃねぇか」
男A「でも、なんか……バケツが逆さまになってるぞ！」
男B「なってるな」
男C「そ、そういえば……」
男B「総入れ歯……」
男A・C「「誰がっ！」」
律儀にツッコミを入れる二人。
男A「お前ら黙ってろよ！　話がややこしくなるから！」
男C「いや、しかし……」
男B「かかし……」
男A「っ……この馬鹿ぁ！　しかし……」
「「「あ、怪しい！」」」
『……にゃあ……』
男A「あぁ、なんだ……」
男B「亀か……」
男C「――って、」

三人「「そんなわけあるかぁ！」」
「きゃあ！　っ、えぇい！　龍炎舞っ！」
「うわぁぁぁ！」
「花蝶扇！」
「ぐあぁぁぁ！」
「とぉぉぉぉぉ！」
「ぬあぁぁぁ！」
「必殺、忍蜂ぃ！」
「ぎゃあぁぁぁ！」
「はぁ、はぁ……どうだっ！　さぁ！　これ以上痛い思いしたくなかったら、大人しく質問に答えなさい！　いいわねっ！」
「「は、はいっ！」」
「……やだ」
「てめぇ！」
ツッコミ役がばちんと頬を叩く音。
「ぅ……はい！」
「よろしい！　――って何よ、わざわざ忍び込んだのに……初めっからこうすれば良かったじゃないの。とほほぉ……」

「はぁ……」
微かな音を立て、扉が開く。
「あ……」
「神楽！　……真吾は？」
「大丈夫。命に別状はないそうです」
「……はぁ、そうか……」
「すみません、私のせいです。八神の力を復活させようとしている者ならば、当然、私達を消しに掛かると、予想するべきでした……。
……あの男……恐らく、消えた八神の行方にも関係しているはず……私が油断さえしていなければ……！」
椅子の軋む音。
「あとは……彼女だけが頼り」
「『彼女』？」
「えぇ。ある信用出来る人物に、八神の行方を探って貰っているのです。彼女ならきっと……」
「――その期待に、なんとか応えられそうですよ、私！」
「えっ？」
「舞さん……」
「『舞』って――不知火舞か！」
「お久しぶりね、京！　去年のキング・オブ・ファイターズ以来かしら？」
「あ、あぁ……」
「舞さん、八神の居所が、分かったんですね？」
「えぇ。でも、あんまり喜んではいられませんよ」
「え……？」
「東京湾の、第三埠頭に停泊中のタンカー、その船底に閉じ込められているようなんです。恐らく数日中には、日本から連れ出されてしまうでしょう」
「なんだとぉ！？」
「草薙！　私は舞さんと、すぐに救出に向かいます。もし、その目で八神を見る勇気があるのなら、一緒に来なさい！」
「っ……えぇい、ちくしょおっ！」
ちづるの後を追い、駆け出す京。

最近、深夜番組でよく京ボイスやってる人のナレーター聞くが、
あんまりナレーターに向いてない気がするなぁ。
ちょこっとだけ粘着性がある声なので、某パチンコ番組みたいに
高い声でおどけられると、鳥肌が立つくらい気持ち悪い。

>>809
mjdsk
深夜番組っつーとこっちの地域でやってない可能性あるなぁ…
でも調べてみるかな

>>810
ほい、ウィキより丸写し

　ナレーション
今夜もえみぃ〜GO！（毎日放送）
四季の釣り（サンテレビ）
TAKARAZUKA　美の旅人たち（KBS京都）
P-1ゴールドラッシュ（テレビ大阪）
メッセ弾（テレビ大阪）

その他
京都パープルサンガスタジアムDJ

あとCMでも聞いたことあるような気もするが、関西限定なキモス燃え次郎

野中政宏
プロフィール　ttp://vozator.com/profile/nonaka.htm
（京の女性ファンが引き付けを起こしそうなワイルドなご尊顔有）

サンプルボイス
ＣＭ　ttp://vozator.com/amostra/cm/cm_nonaka.mp3
ＶＰ　ttp://vozator.com/amostra/vp/vp_nonaka.mp3
番組　ttp://vozator.com/amostra/program/program_nonaka.mp3

でも野中さん、痩せてた頃は素直にカッコええなあと思ったよ
いやふっくらした今もカッコええんだけども

声優ネタつながりで、KOF12のデモムービーはこれまでと一味も二味も違うらしいが
CGかアニメでしゃべったりするのかな
京の演技に期待していいですか

船の汽笛。
埠頭に到着し、止まる二台のバイク。
「ここですね？　舞さん」
「えぇ。見て、この埠頭の先に泊まっている、黒い船があるでしょ」
「石油タンカーじゃねぇのか？」
「偽装よ。中には密輸品が沢山詰まれているらしいわ。八神も多分、あそこに……」
「行きましょう。一刻も早く、八神を助けるのです。そうしないと――」
出港を告げる船の汽笛。
「えっ？」
「船が出ていくぞ！」
「しまった、遅かったわ！　――えぇい、行かせるものですか！　船までロープを張ります、それを伝ってタンカーへ！」
「えぇ！」
「あぁ！」
「――おい！」
「っ！」
近付いてくる、足音。
「密航なんかされちゃ困っちまうぜ？　ここを見つけたのは褒めてやるよ。だが、船に行かせるわけにはいかねぇなぁ」
「て、てめぇ……！」
「あの八神ってやつを、向こうの国へ送り届けるのが、クライアントからの依頼なんでね。ッハハハハハハ！」
「『向こうの国』……『クライアント』？」
「なんか大変な秘密があるらしいじゃねぇか。……まぁそれがなんだろうと、俺には関係ねぇが？　おかげで儲けさせて貰ったよ」
「……じゃあ、あなたは、お金の為に八神を？　それが、どんな怖ろしい事を引き起こすか、知りもしないで！」
「金だけじゃねぇさ……この匕首に、思う存分血を吸わせてやれそうだったんでなぁ……ッヒヒヒ……おかげで、楽しかったぜぇ……ッハハハハハハ……！　……あのガキは死んだか？」
「なんだとぉっ！？」
「待ちなさい！　今は八神を――」
「いや！　俺はこいつを許せねぇ！　真吾を傷付けたこいつは、絶対に許せねぇっ！　先に決着付けてやるぜ！」
「でも！」
「二人共、タンカーの方は頼む。すぐにあとを追う！」
「それでは駄目です！　私達では、オロチを倒す事が出来ない！　もし八神が既に手遅れになっていたら――」
「そんなにヤワなやつじゃねぇって言っただろうっ！　さっさとしろ！」
「そうはいくかよっ！」
「うるせぇっ！」
「シャアァァァァァ！」
「燃えろぉぉぉ！」
「うあぁぁぁぁ……！」
「はぁぁぁぁぁ……！」

「草薙っ！」
「京！」
「行けぇっ！　八神の野郎を……取り返すんだろうがぁ！」
「っ……行きましょう、ちづるさん！　急がないと船が！」
「えぇっ！」
「くっ、くそ……このガキィ……！」
「ふん！　燃やしてやるぜ、この野郎！」
「ド素人がぁ！　うらあぁぁぁぁぁ！」
「うわっ！」
「しゃらくせぇ！　このアマチュアがぁぁぁぁぁ！」
「うわあぁぁぁぁぁ！　……うっ……！」
「ドリルをくれてやるっ！」
「くっ、させるかっ！」
「ぐあっ！」
「食らえぇぇぇ！」
「ごあぁぁぁぁぁ！」
「はぁ……はぁ……はぁ……どうだ……！」
「フハハハハハ……フハハハハハ……」
「っ！」
「……ヒャヒャヒャ、血の味だぁ……そうこなくっちゃなぁ……フハハハハハハ……」
「こ、こいつ……！」
「ん？　どうしたぁ？　怖気付いたかよ……？　……・ッヒャヒャヒャ！　格闘チャンプだかなんだか知らねぇが、そんなもんは所詮アマチュアのお遊びなんだよぉ！　『喧嘩』ってのは、こういうのを言うのさ、ヒャヒャヒャヒャッ！」
「くっ……」
「ガキの頃から命のやり取りを続けてきた本当の拳ってやつを、じっくり味合わせてやるよ……ヒャハハハハハハッ、おりゃあぁぁぁ！」
「ぐっ！」
「どうした、手が出せねぇか！　出せねぇか！　出せねぇのか！　おらぁぁぁ！」
「うあっ！」
凄まじい拳の連打にガードを破られ、京はまともに攻撃を受けてしまう。
「ヒャーッハッハッハッハッハッ！」
「ぐあぁぁぁぁぁ！」
「他愛もねぇ……さぁ、そろそろ死のうぜぇ……？　ッヒャヒャヒャヒャ！」
「く……ち、畜生……！」
誰かの足音。
「！　こ、これは……この、靴音は……！」

「――こんなところに居たのか、京。捜したぞ」
「や、八神……！？」
「何ぃ！？　貴様どうして！」
「……おい。京を殺すのはこの俺だ。勝手な事をしないで貰おう」
「なんだと……？」
「俺が京を殺す。それを邪魔をするやつは……容赦せん」
「ふざけるなぁぁぁ！」
「ふんっ！」
「ぐあぁぁぁぁぁ！」
殴り掛かった山崎を、庵はたったの一撃で叩き伏せる。
「ぐっ、そんな……馬鹿な……一体……こいつは……！？」
「フフ、フハハハハハハハ……！」
「八神……？」
「フハハハハハハハハッ……待っていたぞ、草薙の血族よ！　呪われた血潮よ！　幾千年の恨みの業火に焼かれ、悶え、苦しむがいい！
我は今その時を得たり！　我は今その力を得たり！　我は今、その理を得たりィィィィィ！」
「お、お前……何を言って……！？」
「――逃げて！　京、逃げて！」
「舞！」
「そいつは違う！　あなたの知ってる八神じゃない！　オロチに支配された、ただの化け物よ！」
「何ぃ！？」
「ちづるさんも歯が立たなかった！　逃げてっ！」
「――ウオォォォァァァ！　キョオォォォォォ！　キョオォォォォォッ！」
「うあぁぁぁぁぁ！」
「きゃあぁぁぁ！」
倒れていた山崎も、目の前の光景に驚愕する。
「こっちに来る……なんなんだぁ！？」
「逃げるのよ、京っ！」
「うるせぇっ！　そんな事……そんな事、出来るかよっ！　……はぁぁぁぁぁ……食らいやがれぇぇぇ！」
「ウゥゥゥ……コンナ炎ガ通用スルモノカァ！　小賢シイィィィ！」
「うわあぁぁぁぁぁ！」
「ハッハッハッハッハッ、ハッハッハッハッハッハッ、ウアーッハッハッハッハッハッハッハッ――！」

――宿命編に続く

顔はともかく声が劣化しなきゃいいです。

京の声を当てて14年目？長いな
ドラマCDの人もいつも乙です
読んでると、アッシュ編のドラマCDがちょっと聞いてみたいと思ってみたり

とりあえず宿命編Aパート投下。
Bパートはモチベーションの低下が著しくてまだできてませんが……
しかし、ドラマCDはやたらと紅丸の出番が多い。

「――ハッハッハッハッハッハッ、ウアーッハッハッハッハッハッハッハッ！」
「うぅっ……くっそ……こんなところで……こんなところでっ……死ぬかよぉぉぉっ！」

ＲＯＵＮＤ１　運命への旅立ち

ビリヤードに興じているらしい軽い音。
「ふぅ……なかなかいい感じになったじゃないか。なぁクリス？」
「えっ？　そうかなぁ……この玉の位置じゃ、社の腕でもポケットインさせるのは難しいと思うけど？」
「違うよ。一ヶ月前の日本の話。やつらの事さ」
「あぁ。……ふふっ、山崎が出てきた時には、八神庵を奪われちゃうと思ったけど、却って面白くなってきたね」
「フフフフフ……フッ！」
再び手玉を突く社。
「――で、シェルミーから連絡はあったのか？」
「うん。草薙はね、爆発で吹き飛ばされたあと海に落ちて――でも、あの不知火舞っていう女が助け上げて、生き延びたそうだよ」
「……フッ、しぶといやつだ。……神楽ちづるはどうした？」
「闘いの最中に、ちょっと怪我をしただけ……かな？　こっちも無事だってさ」
「そうか……」
「でもシェルミーは、赤い髪の色男だけは、無事ゲットしたよ。今こっちに向かって、デート中」
「あの騒ぎの中よくやったもんだ。流石、男を横取りするのは上手い」
「フフフ、フフフッ……」
「これで、こっちの駒は揃ったな……」
「うん」
「もうすぐ……もうすぐ混乱の時代と俺達の歴史が始まる。薄汚い人間共に思い知らせてやるさ。この地上が、誰のものなのかを――な！」
三度手玉を突く社。

空港のざわめきと、鈴の音。
「――ユキ、なんだよこれ！」
「『なんだ』って、何よ。お守りじゃないの」
「お、お守りって、お前なぁ！　こんなド派手なピンクで、しかも鈴まで付いて――っ、『ＬＯＶＥ』とか刺繍すんなよ恥ずかしいっ！」
「っ、いいでしょ別に！　せっかく徹夜して作ったのに……要らないんならあげない」
「どぁちょ、ちょ！　分かったよ！　持ってきゃいいんだろ？　持ってきゃ……なんで俺がこんな事――さてと。……そろそろ時間だ。出発するか」
「……あの――」
「真吾のところに、時々見舞いに行ってやってくれ。病院で退屈してるだろうからな」
「……うん」
「それじゃ、またな！」
「……ぁ、待って！」
「ん？」
「ぁ……ぁの、その……無事に……帰ってきてね」
「当たり前じゃないか！　今までのキング・オブ・ファイターズだって、ちゃーんと戻ってきたろ？　優勝を掻っ攫ってさ」
「う、うん。でも……」
「ふふっ、何心配してんだよ。――お前は、俺を信じてればいい。……な？」
「……約束だよ？　……待ってるからね……京」
「あぁ。……じゃ、行ってくる！」
「…………ふぅ……」

「ごめんなさい、ちづるさん。結局、八神庵の消息は、ぷっつり途絶えてしまいました。あの闘いの混乱で、何者かに……」
「山崎竜二、ではないのですか？」
「分かりません。……あの男は、手を引いた可能性もあります。何か危険なものを感じたんでしょう。アメリカに着いたら、すぐに当たってみますけれど」
「そうですか。……こうなってはもう、キング・オブ・ファイターズを待つしか、ないんでしょうね。……必ず何かが起こるはずです。その時こそ……」
「――待たせたな、二人共」
「ぁ……もう、いいのですか？」
「あぁ。……別れは済ませてきた」
「そんな、二度と会えないような言い方は……やめてください」
「ふんっ、何言ってんだ！　お前だろ？　俺をこんな修羅場に叩き込んだのは……！」
「……」
「……嘘だよ。恨んじゃいねぇさ。……やつとの事は、どの道ケリを付けるつもりだったからな」
「……そうですか」
「ただしな、神楽。その決着が、お前の望むようなものじゃなくっても、絶対に手は出すな。もし、やつがあのまま――」
「草薙。……私は迷いを捨てました。やはり、オロチは滅ぼさなくてはいけません」
「え……？」
「行きましょう、八神の元へ。そして……もし、彼が人に戻れないと分かったら……私が八神を……殺します……！」
「っ！」
「神楽……」
「私が、この手で……八神を……！」

「――ぅ……ぐ……み、ず……水……！」
「……ほら、飲める？」
「……ごふっ、ごほっごほっ！」
「ふふっ、そんなに慌てるから……」
「ごほっ！　……ここは……どこだ……」
「船の中。もうすぐアメリカに着くわ」
「……アメリカ？」
「驚いた？　随分と長い間、眠ってたのよ？　……怖いわねぇ！　フフフ……せっかく、抑えてあげようと思ってるのに」
ここで急に声がオロチバージョンに。
「――あなたの、血の暴走」
「……何？」
「ねぇ、八神。私と取引しない？　その昔、あなたの祖先がそうしたように……」
「貴様っ、何者だ！」
「シェルミー。四天王の一人よ」
再び声がオロチバージョンに変わる。
「――オロチのね」
「なん、だと……？」

そういや紅丸は皆勤賞だったかな
大門は96しか出てないのに

やっぱキャラはオロチ編のほうが魅力あるな〜

Aパート第二話。
……もはやAパートの主役は紅丸といってもいいんじゃないかと思う。

ＲＯＵＮＤ２　プライドと屈辱と誘惑と・・・

ざわめく空港。
「ふぅ、またこの街に来ちまったな……去年の大会以来か。こうして目を閉じれば、去年のあの事件の事が、まるで昨日の事のようじゃねぇか。なぁ、京。
…………っておいっ！　『迎えに来る』とか強引に言い張った挙句、何時間待たせるんだあんの野郎はよぉっ！　いい加減にしねぇと――」
「――はぁい！　紅丸さん！」
「ん？」
「ふふっ……こっちですよ、二階堂」
「！　不知火舞……それに、神楽ちづるじゃねぇか！」
「相変わらず、お元気そうね！」
「お前らこそ、一段と綺麗になって……うんうん、俺が見込んだ通りだぜ」
「ふふふっ……そういうところも、相変わらずですね。煽ててもなんにも出ませんよ」
「何言ってるんだ。その笑顔が、俺にとって最高のプレゼントさ。――という事で、どこかお茶でも行こうか」
「うふふふっ、駄目ですよ！　もうすぐ、草薙が来るんですから」
「……いぃぃぃ！？　お前ら、あいつと一緒ぉ！？」
「えぇ、まぁね」
「畜生、俺に内緒で上手い事やりやがって！　日本のユキちゃんに言い付けてやらねぇと、気が済まねぇや！」
「――誰に何をどうするって？」
「うわぁぁぁぁぁっ！　ビ、ビ、ビ、ビックリしたぁ！」
「遅くなって悪かったな」
「馬鹿野郎、ちっとも悪そうに聞こえねぇんだ――あ？　どうしたんだよおい、そんなボロボロのカッコで」
「草薙は、ここに来る直前まで、特訓をしていたのですよ」
「『特訓』だぁ？」
「余計な事言うんじゃねぇ、神楽！」
「ちょっと、京！」
「……すまん」
「どうしたんだよ？　なんか、お前……変だな？　……何か……あったのか？」
「別に」
「『別に』って、練習嫌いのお前が特訓なんてよ……まるで、去年ゲーニッツに負けた時みたいじゃ……ま、まさかお前……誰かに負け――」
「馬鹿野郎っ！　俺は負けちゃいねぇ！」
「……京？」
「俺は……っ！」
「――草薙。もう、ホテルへ戻りましょう。あなたも、一緒に」
「あ、あぁ」
「それじゃあ、私は引き続き、山崎とそのクライアントを探ってみますから」
「はい」
「紅丸さん、また今度ね？　じゃあねっ！」
「お、おう！　またな」
「……すまなかったな」
「え？」
「つい、カッとなっちまった……」
「いや、別に――おい一体何があったんだよ」
声を潜め、ちづるに尋ねる紅丸。
「えぇ……実は……」

「――おい、もう少しゆっくり歩いてやれよ。神楽のやつ、追い付くのに必死だぞ？」
女性蔑視と取られかねない言葉だからか、そこで声のトーンを落とす紅丸。
「強いっていったって、一応女性なんだからさ」
「ん？　……あぁ」
「わけは聞いたよ。……苛付くのは分かるけどさ、もう少し――」
「何が分かったんだよ」
「『草薙の神拳』……だろ？　確か、まだ使いこなせないんだったな」
「ちっ……」
「……安心しな。この紅丸様が、練習台になってやるからよ。そうすりゃ、八神だろうと、オロチだろうと――」
「……お前じゃ」
「あん？」
「オロチを倒す練習台には……ならねぇよ」
「……何？　どういう事だよ京、俺じゃ相手にならないだって？　上等じゃねぇか、試してみるか！？」
「ちょっと、草薙！」
「本当の事を言っただけだ。……紅丸は確かに強ぇが、あくまでも普通の人間だろうが」
「てめぇ……！」
「草薙！　やめなさい！」
「ちっ……分かったよ、草薙の末裔さん。……俺はもう、お前の邪魔はしねぇさ。せいぜい派手に、ドンパチやってくれ。……じゃ、あばよ！」
「あっ……二階堂、待って！　――草薙！　分かっていないのは、あなたです」
「何？」
「分かっていないのは、あなたの方だと言ったのです！　『草薙の神拳』に必要なものが、何かという事を……」
「必要なもの……？」

「――二階堂……紅丸さん？　紅丸さん……でしょ？」
「あ……あぁ」
「っふ、そんなに警戒しなくても大丈夫だよ。僕は、あなたと戦いたいわけじゃないから。……それにしても、草薙も酷い事言うよねぇ。ふふっ、『お前じゃ練習にもならない』、なんてさ！」
「っ、どうしてそれを！」
「だって、僕たち見てたんだ。ね、社」
「あぁ」
「ん？」
（こいつら、一体何者だ……？）
「俺の名は七枷社、そしてこっちはクリス。あんたにちょっとしたプレゼントをやろうと思ってなぁ」
「見ず知らずのやつに、そんな事をして貰う理由はないね」
「まぁ、まずは話だけでも聞け。その後どうするかはお前に任せるからさ」
「ふふふふっ、そうそう。聞いといた方が、得だよ！」
「はっきり言って、今のままじゃあお前は絶対に草薙には敵わない――だろ？」
「なんだと！」
「ッハハ！　どうやら自分でも分かってるようだな。でも、それは才能とか努力などといった陳腐なものでは絶対に覆せない。……フッ、だってそうじゃないか。草薙や八神は要するに普通の人間じゃないわけだよなぁ」
「……だから……だからなんだっていうんだ……！」
「――八神と同じ力が欲しくないか？　二階堂」
「なんだって……？」
「やつと同じオロチの力があれば、草薙に後れを取る事はない」
「……お前ら一体……」
「もう分かってんだろ？　オロチの一族さ……」
「オロチ……」
「以前ルガールという男が居ただろう。あの男は喜んでこの力を受け取ったよ。フフッ……ま、愚かなやつだったから最後に自滅しちまったがな。でも……かなり手ごわかったはずだ」
「……あぁ」
「お前にとって何が得か、よぉく考えろ。力を欲するも、拒絶するも自由だし、それを手にしたあと、ルガールのように自滅するかどうかも、心次第……」
「……交換条件は？」
「ん？」
「お前らが欲しいものだよ。ボランティアで、こんな物騒な力を配ってるんじゃねぇんだろ？」
「フハハハハハハ！　話の分かるやつは好きだぜ」
「僕達の欲しいのはね……ふふっ！　草薙の……命だよ」
「…………ほぉ？　……そんな条件……チームメイトの俺が飲むとでも……？」
「飲むさ。だってお前、このままじゃいつまで経っても『草薙チームのナンバーツー』じゃねぇか」
「く……！」
「またまた図星みたいだねぇ、ふふふふっ！」
「どうする？　二階堂紅丸……」
「…………少し……考えさせてくれ」

すまん、ageてしまったorz

ファミ通から出てた攻略本、各章の区切りに崩れた文字が書かれたページがあるが、
よく見てみると面白いな（……は文字が崩れて読み取れないところ）

青いわねぇ　あたしの裸見たいのかしら　いっしょに入ればいいのに
剛田死んじゃったかな　ふたりになれたのはうれしいけど　この娘まさかあたしを妬んで！？
あいつ、絶対美月ちゃんと付き合ってるよなーまさか部長は狙ってないよねこいつ、ほんとにだまされやすいなー言うんじゃなかった
ああもう寝よ寝ようるせ……りばなにいま、あいつ出てった？　これから美月……………きずり込む……
……作ってるうしろ姿っていいよね
しめしめ打ち合わせ通りだ
ちゃんとマットひいといてくれるかな二村

おせえよ佐久間……



……ちょっと待て、誰だどさくさに紛れて酷い事考えてたの！

ごめん、誤爆したorz
とりあえず見ないフリしてくれ

野中は痩せてる時の写真がよくネオフリに載ってたが、誰でもそうだけど別人だな。
ピザ化(京の髪型)→ピザ(京の髪型、髭生やし)→？？？今は知らん
ピザ京髪型髭生やしがワイルドでカッコいい

オロチ薙はモーションカッコイイが長杉
おぉぉぉぉー！　の次のモーションは無しにしてくれ
おぉぉぉぉー！ の後は闇払いと同じモーションでオk
後、炎のエフェクトが小さ杉る、あれでオロチは焼けないぞ

待機中の炎の判定は無くていいから、薙ぎ払い部分を今までのMAX版みたいに、3HITするようにしてくれたらいい
それか柴舟並みの飛距離をくれ

Aパート３話投下。
……ネオプリﾅﾂｶｼｽw

ＲＯＵＮＤ３‐Ａ　アテナ　行っきま〜す！ ９７！

「――あら？　ねぇ、そこの、お・に・い・さ・ん！」
「……ん？　俺か……？」
「あなた素敵ねぇ、私とどっか行かない？　そうだ、いいお店知ってるんだけど！」
「あー……悪いな、今日はそんな気分じゃねぇんだ……とっとと消えてくれ」
「へぇ……ちぇっ！　このドケチッ！　……ねぇお兄さん今――」
「……ふぅ……いけねぇな……俺の柄じゃねぇよ、こんなのはよ。くそっ……！」
「あのぉ……すいません」
「あぁ？」
「お一人……ですか？　もし良かったら、どこかへ連れていっていただけません？」
「ちっ、またかよ……俺は今、そんな気分じゃ――なんだよ、しかも小学生じゃねぇか！」
「――サイコボール！」
「うわぁぁぁ！　いきなり何すんだよ、危ねぇなぁ！」
「むぅ……！」
「……あれ？　あれ、お前どこかで……それに、今のサイコなんとかって、確か……」
「もう、相っ変わらず失礼なんだから紅丸さんは！　私これでも十八なんですよ！？　……ふふっ……去年も言いましたっけ、こんな事」
「あぁ！　サイコソルジャーチームの、えーっと……なんつったけ……」
「麻宮アテナです。ふふ、また同じ場所でお会いしましたね、紅丸さん」
「え？　……あ、そうか。そういえば、去年もこの辺りで……」
「はい」
「ふぅん……どうだ、あの時の彼とは、上手くいってるのかい？　また、喧嘩してきたんじゃねぇだろうな」
「うふふ、違いますよ！　今日は、大切なお友達にプレゼントを買いにきたんです」
「『プレゼント』ねぇ？　……だけどさ、女の子が一人でぶらぶらしててもいい時刻は、とっくに過ぎてるぜ？」
「え？　あぁ！　やだ私ったら！　こういう賑やかなとこに来ると、嬉しくなっちゃって、つい……」
「ふ……早く帰りなよ。例の彼氏が心配してるぜ？　きっと」
「はぁ……でも、あとちょっと。……あっ、そうだ！」
「ん？」
「紅丸さん！　今年こそ、どこか行きませんか？　一緒に！」
「え？　いや、あの……俺はその、今……」
「連れていって欲しいところがあるんです！　でも、一人じゃドキドキしちゃって……ね！？　いいでしょ！？　ね、ね！」
「お、おいおい、待っててば！　ちょっと、ちょっと待、おい、おいっ！」

騒がしいゲームセンターの中。
「……ゲーセン……」
「そうなんですよ！　ふふふっ！」
「なぁんだ、『ドキドキする』って言うからどこに行くのかと思ったらもうったく――可愛らしいもんだな、全く……」
「うぅん……あ、あった！　あれあれ！」
「……うわっ！　ネ、ネオプリだぁぁぁ！　あぁ駄目駄目駄目っ！　そ、そんないや、俺のプライドが許さねぇって！　いや、ちょ――」
「いいからいいから！　こっち来てくださいよ！　ふふふっ！」
「お、おいおいおいおいちょっと、そう引っ張るなって！」

『はい！　ここに立って！』
「……うぅ……このあとどうしたらいいのかしら……」
「なんだよ、一回もやった事ないのか？」
「だって……私が修行してる山奥には、ないんですもの。こういうの」
「いいか？　これはな、ここにまずコインを入れて、でこうやって、こここうしてフレームを選択してだな――」
「紅丸さん、詳しいじゃないですか。結構撮ってますね？」
「うるせぇっ！」
『笑って笑って！』
「あ、写りますよ写ります！」
「あ、おいおい腕なんか組むなよちょっと！　こんな姿他のやつに見られたら――」
『ハイチーズ！』
シャッター音。
「あぁっ！」
「うっふふふ、これで良しっと！」
「……たくぅ！　何がいいんだか、もう……」
「嬉しいなぁ！　みんなに配ろうっと！」
「うぅわっ、ちょっと！　それだけは、勘弁してくれよぉ！」
「駄っ目でーす！　もう撮っちゃったんだもん！　観念しましょ？」
「た、頼む！　なんでもするからさ、人に見せるのだけはお願いだからやめてくれよ、な？　なっ？　なっ！？」
「……ふふふふっ、はははははっ！」
「……何がおかしいんだよ？」
「そういう顔の方が……紅丸さんらしいですよ」
「え？」
「……実はね。さっき街で会ったのって、偶然じゃないんです」
「なんだって？」
「買い物をしてたのは、本当ですよ？　でも……突然、私の知っている誰かの声が……苦しんでいる声が、テレパシーで聞こえてきたんです。とっても怖くて……哀しい思念でした。あの紅丸さんが、どうしてこんなに……そう思ったんです」
「怖くて、哀しい……そう感じたんだったら、その通りなんだろうさ。確かに、去年までの俺じゃないからな……もう」
「何があったのか……それは聞きません。でも――」
「さぁ、もう帰りな。送ってってやろうか？」
「……いえ、大丈夫。泊まってるホテルはすぐそこですから」
「そっか。……それじゃ」
「紅丸さん……！」

プールサイドで、一人特訓を続ける京。雨が降っている。
「はぁぁぁぁぁ！　おらぁっ！」
轟音。
「でやぁっ！」
轟音と共に、水が跳ねる派手な音。
「はぁ、はぁ、はぁ……っ……くそぉ、駄目だ……！　これじゃあ、あの八神には勝てねぇ……！――この前の闘いでも、確かに草薙の神拳は出た。でもなぜだ！　どうして今は自由に操れないっ！」　
再び構えを取り、炎を放つ京。
「あぁぁぁ……燃えろぉぉぉっ！　……はぁ、はぁ……畜生っ！」
息を切らしながら、苛立ち紛れに炎を叩き付ける京。
「なぜだ……なぜ……！」
「――それは……草薙の神拳が、今のあなたを認めていないからでしょうね」
「！　ふん……覗きとは趣味が悪いな」
「あなたが心配で見に来たのに、酷い事を……」
「……それでなんだって？　神拳が俺を気に入らねぇから、上手くいかねぇってのか」
「そう。……あれはただの技ではない。オロチを封じた、草薙の剣に、宿っていた力なのですよ？　……草薙の剣は、自分を持つ者を、選んだといいます。それと同じ事でしょう」
「ふっ……だからって、てめぇの技のご機嫌を伺うようになったら、お仕舞いだな」
「草薙……」
「……悪いな、神楽。俺は、自分が嫌な事をしてるってのは分かってる。紅丸にもすまないと思う。けど……こうやって自分の力で突き進む事しか、知らねぇんだよ……！
前に八神に言った事がある。『燃えてぇから喧嘩する。気に入らねぇからぶちのめす』……それが、俺のやり方だってな。それは、今でも変わらねぇ」
「……本当に……そう、思う？」
「あぁ」
「あなたは、本当に……それだけで、闘い抜いてこられたと……そう思ってる？」
「……もちろんだ！」
「だとしたら……草薙の神拳は、永久にあなたの思い通りには、ならないでしょうね……」
「そんな事はない！　俺は……俺は必ず――」
「――そうか。まだ神拳とやらは、出来上がってねぇんだ」
「え？」
「紅丸！　……どうしたんだ？　なんか用か」
「……いや、お前の特訓に、付き合ってやろうかと思ってよ」
「必要ないって、言ったろ？」
「それは……俺が弱いからか。じゃあ、もし強かったら……付き合ってくれるのかな？　ッフフフフフフ……！」
「ちっ……俺はもう行くぜ！」
「待って草薙！　……これは……この、気配は……っ、まさか、そんな……！」
「ッフフフフフ……ハハハハハ……！」
「オロチだわ！」
「っ、何ぃ！？」
「でやぁぁぁ！　反動三段蹴りぃっ！」
「ぐあぁぁぁぁぁ！」

ネオプリといえば昔…

京＋庵
アンディ＋舞
ナコ＋リム
楓＋守矢

のフレームがあったな。顔だけ写す小さなやつ。
京をどっちがやるかで友人ともめた挙句98で勝った方が京で写すとかやってたのは良い青春の思い出。

過去レスでそんな話題があったが、マジで実写化らしい
京は出てくるかな

【ゲーム】「THE KING OF FIGHTERS」 2008年実写映画化
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/moeplus/1179811158/

Aパートラスト。
暴走庵ばりの京の叫びが聞けるのは（たぶん）ここだけ！w

ＦＩＮＡＬ ＲＯＵＮＤ‐Ａ　目覚めるときは今

「ッフッフッフッフッフッ……ハッハッハッハッハッ、ハッハッハッハッハッ！」
「ぐあっ！」
笑い声を上げながら、倒れた京に蹴りを入れる紅丸。
「消えちまいなぁっ！　でやぁっ！」
「させません！　……く！　うっ……！」
「邪魔なんだよぉ！」
「く……二階堂……あなた、自分が何をしているのか……分かっているのですか……！？」
「当然じゃねぇか。……イイ気持ちだぜぇ……身体中に力が漲って、どうしようもないくらいだ。……オロチってのは、たいしたもんだなぁ……」
「あなた……！」
「どいてろっ、貴様っ！」
「きゃあぁぁぁ！」
「クッフッフッフッ……さぁて……行くぜぇ、京……」
「っ、紅丸……てめぇ……！」
「……そうだ……それでいい。……さぁ……ケリを付けようぜ。俺とお前、どっちがナンバーワンかを決めないとなぁ……」
「そんな事で……そんな事でやつらに魂を売ったのかよ！？　オロチの腐りきった力で勝ったって、意味ねぇだろうが！」
「黙れぇ！」
「ぐあっ！」
「消えろぉっ！　紅丸コレダー！」
「うあぁぁぁっ！」
「真空……片手駒ぁっ！」
「！　ボディがっ！」
「ぐおっ！」
「がら空きだ、ぜっ！」
「ぐあぁぁぁぁぁっ！」
紅丸がプールに落ちたらしい、派手な水音。
「はぁ、はぁ、はぁ……」
「ッハッハッハッハッ……どうした……全然ダメージがねぇぞぉ？　神拳は出さねぇのか？」
パチパチと火花の散る音が響く。
「くそ……！」
「……駄目だぜ、京……俺が相手だからって、手加減してる場合かよ……。
…………神拳も碌に使えねぇお前じゃな……例え全力で向かってきたって、確実に殺せる。……フッハハハハハ！」
「や、やめろ紅丸！　俺は、お前とは……」
「甘いなぁ！　そういうやつは、死ねよ！　でやあぁぁぁ！」
「やめろぉぉぉぉぉ！」

「うっ、ぐっ……ぐはぁっ！」
「京……て、てめぇ……！」
「……う……ぐぁ……！」
「どうした……なぜ反撃しない……！」
「言っただろう……お前とは……闘えない……っ」
「ふざけるなっ！」
「うあっ！　ごほっ、ぐ……！」
「京ぉぉぉぉっ！　――っ！？　うおっ、う、ぐっ……！」
「べ、紅丸……？」
「い、いけねぇ……オロチの……オロチの力が暴走し始めてやがる……くっ、くっそぉ……！」
「……お、お前……？　……なんだ……紅丸の身体から、影が……？」
『フッフッフッフッフッ……なかなか興味深い見世物であったな？　二階堂。神拳を会得させる為に、自分の命を使うとは』
「なんだって……！？」
『だがな、当然我には読めていたよ、その全てが。……残念だったな？　二階堂』
「く、くっそぉ……オロチめ……うぐっ、うわあぁぁぁぁぁぁ！」
「べ、紅丸っ！」
『ほぉ……まだ立ち上がれるのか……草薙の末裔め』
「てめぇ……紅丸を、放せ……！　紅丸から、出て行きやがれぇ！」
『フッ……これを招いたのはお前だぞ？　我はただ、人間の心の隙間に楔を打ち込むのみ。それでお前達は脆くも崩れ去る。……簡単なものだ』
「黙れぇっ！」
『！？』
「黙れ！　黙れっ！　黙れぇっ！」
『これは……この力は……』
「！　……そういう事か……紅丸……！　やっと分かったよ……神拳を使いこなせなかったわけがな。
……やっと思い出したよ！　俺の心を熱くするものが、なんだったかをなぁ……！」
『む……？』
「そうだ……俺は負けられねぇ……！　もう、誰の為にも負けるわけにはいかねぇ！　俺は……絶対に……絶対に負けねぇぇぇ！」

「うあぁぁぁぁぁぁぁ！　燃えろ！　もっとだ……もっと熱く！」
『これは……どういう事だ？　この死に損ないのどこにこんな力が……？』
「俺の命をくれてやるっ！　だから……だからもっと、燃えろぉぉぉぉぉぉっ！」
『そんなはずはない。我の力が押されるなどという事は、あるはずがないのだ！』
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！　燃えろぉぉぉォォォォォ！」
『……おのれぇ……またお前か……！　我の行く手を阻むのは、またしてもお前なのかぁ！』
「これが――」
『草薙ぃぃぃぃぃっ！』
「草薙の拳だぁぁぁァァァァァ！」
『うっ……ぐあぁぁぁぁぁ！　おのれ、滅びぬぞ……我は、決して滅びぬ……！　草薙の剣めぇぇぇ！』

ピチャン、と水の落ちる音
「……フフフフフ……そうか、残念だったな。オロチは復活し損なったか」
「えぇ。結構上手くやったつもりだったんだけどねぇ……二階堂の中から消滅してしまったわ」
「フフフフフフ……だから言っただろう。京を倒せるのは俺だけだと」
「えぇ」
「分かったらこんなところからさっさと出すがいい。血の契約でもなんでも結んでやる、だから」
「もちろん、そのつもりよ。八神庵……」
「……さぁて、京。楽しみに待っているがいい。必ず殺してやるからな……フフフフフ……ハハハハハ……ハァーッハッハッハッ！」
ギィ、と錆付いた扉が軋む音。

『日本の皆さん！　お聞きください、この歓声を！　――そう、格闘技界の祭典、キング・オブ・ファイターズが、いよいよ開幕の時を迎えたのです！
果たして今回は、誰が栄冠を手にするのでしょうか。その有力候補はもちろんこの人！　日本から出場の、草薙京です！』
電気屋の店頭に展示されたテレビに映る、ＫＯＦの開会式の映像。
「ねぇねぇユキ！」
「え？　何？」
「あれってさぁ、ユキのクラスメイトが出場してるんじゃなかったっけ」
「……うん」
「へぇ、やっぱそうかぁ。……もしかして、カレシィ？」
「ん……ま、まぁ……一応」
「どれどれ、どの人？　えぇ？　あの学ランの？　嘘、結構いいじゃん！」
「そ……そうかな……」
「あ……どうしたの……？」
「えっ？　……うん……あのね。なんだか……その……彼がもう、帰ってこないような気がしてて……！」
「えぇ？　やだぁ、何言ってんのよったく、惚気てくれるわよねぇ、全くもう、熱い熱い」
「……ごめん」
「ほらユキ！　あなたの彼氏が出たわよ？　応援してあげなさいってば、ねぇ！」
「……うん……」

（……ねぇ……京。約束したよね……？　必ず帰ってくるって。……ずっと、待ってるからね？　あたし。……だから……絶対に――）

一応、Aパートは以上。
……Bパートは気が向いたら……orz
しかし好き勝手やってるなぁ、このCD（主に設定面で）

死亡フラグが立ちまくってせんか、これ。
当時はやっぱり完全に終らせる気だったのかな…

>>842
お疲れ様でした
きっちり全話投下してくれて、ありがたかったです
設定は確かに、あれ？と思うものもありましたなw

こいつ知恵遅れなんだろ

「俺がキモイのか？」

警察がお前を呼んでるぜ！

書き込みがガラ空きだぜ！

99の京が何もかもカッコ良く見えた。
試合前のバンダナ燃やし
渋いBGM
ボディがあまいッ！
こんブロ〜!!
俺の……勝ちだ…(炎を握り潰す)
K'との対戦前の演出
裏ボス
そして私服(ネスツからパクったものだけど)
2000になって服装だけで、なんか元通りになってちょっとガッカリ…

京をサンドバックにして死ぬまで殴りたい
京の顔面がボコボコに変形してもファンの人はファンを続けられるかなｗ

>ファンの人はファンを続けられるかな

顔がどんなになってもファンに決まってんだろ、馬鹿かお前？

庵に負けて顔面大火傷した京

残念、むしろ極めて古典的な萌えネタですﾊｧﾊｧ

京の生首でサッカーする庵

バカ系ホラーでよくあるツマランネタですね☆

アニメではちゃんと普通に演技できてたのに、どうしてゲームだと
ああもドスの効き過ぎた声になるんだろう、野中さん。
ファイナルダウン時の声がそろそろネタみたいになってきたのを
なんとかしてﾎｽｨ…

そういえば去年のゲームショーでの挨拶もかなりドス利いてたな
まあそういうのはファンレターにでもついでに書いて出せば反映されるかもよ
ファンレターの宛先とか知らんけど

初期の「燃えたろ？」が気持ち悪いんですが

顔もきもい

>>857
'94のが一番好きだが。むしろあれが高評価だったと記憶している。

>>859
あれで火がついたんだよな、確か

俺は96のが好きだ

ttp://2sen.dip.jp:81/cgi-bin/upgun/up1/source/up5711.jpg

９６のサントラで歌声聞いたけど、微妙な声だったw
まぁバンドマン八神も微妙だったけど

>>860
墓標じゃないが、94年当時、明瞭な日本語で話してしかもさわやかな声質、
というのが殆どいなかったから、とんでもなく目立ったんだよな。
いい声というのならロバートがいたが。

そしてロバートは96年に超劣化……orz

>>863
>>860じゃないが、そうだったんだ。
95で京と庵人気が確立されてからKOFをやるようになって、
94年当時のことは知らなかったから勉強になった。

京はブサイク

がんがれ草薙

>>865
マジレスするのも何だが、あそこまで細かく、どういうタイプの美形であるか
デザイン指定のしてあるキャラはそういないと思う。
同じくらいうるさく指定が入っているのはキャミィと春麗くらいしか
見たことがないw

>>867
あの細かい設定自体、最近のファンは知らないんじゃね？
芋でも最近守られてないよな…
MIAのパッケージの京はどう見てもツーブロック頭だ

どう見ても不細工
こいつがかっこいいとかありえないだろ
セリフも基地外できもい
ライバルの庵の方が全然かっこいいしな

>>869
んー、とりあえずスレ違い。
あとなるべくsageてね。

>>867のレスみてオロチ編の原画集引っぱり出してきたんだが、ホントに指示が細かいな
でも庵もその辺は負けてないような気がするぜ

ところで長年の疑問なんだが京のグローブに使われてる発炎性繊維って何だ？実在するのかね？
軽くググったら防炎性繊維は見つかったんだが発炎性ってのはなぁ
まあ在ったところで使い道が思い浮かばんわけだが

京ってグローブなしでも炎出せるんじゃないの？

出せるんじゃね？
ただ94年頃といったら「○○の謎」本等で「○○が炎を出せるのは何故？」と
大真面目にやっていた時代なので、何かしら適当な理由付けが必要だったんだろう。

>>849
超亀レスだが、99の京は良かったな
あの時はクローンいるから差別化するため渋めにしたのかもしれないけど
なんか初めて京が主役っぽく見えた

99のヒキガネと182式がカッコよくて好きだった

レインボーなんたらキックのネーミングセンスはガチ

霧島翔のDNAがそんな所に…

D･N･A!! D･N･A!!

94のドラマCDが存在するらしいが本当？

>>879
声優がゲームとは違うやつがあった

政宏以外認めない＞＜

ダブルライダース着たグラの京いなかったか？男臭くてよかった。
ストライカーだっけ？

ダブルとな？

京なんてダブリどころかイヤなんでもないですよ？

「今日(京？)のポエム
髪は長い友達さんからのお便りです(ry
こんなもんアート○イチャーにでも行けよバカヤロー(エコー付き)、、、ｵﾎﾝ、失礼しました」

>>882
99だな。隠しストライカーか何かでいたぜ。

>>884
バロスｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

KOF98UMのイラスト、京はスーツだ
https://www11.kddi-mmbb.jp/00008000/btm/KOF98UM.png

やっぱ森気楼じゃないのか
ヒロアキ京はなんか違う気がして仕方がない
まあ嫌いって程でもないし、全体的にいい感じかな
この絵の完全版とかもちゃんとギャラリーに収録してくれるといいんだけど

スーツ着てると社会人みたいだなぁ
あるいは就活ですか？みたいな

ていうかやっぱりセンター分けなんだね
バンダナ取ったらこうなる設定なのかもしれないとか最近思いはじめた

21の就活･･･

ドリキャス版99で京4人チーム出来た記憶が

京＋京1＋京2＋

そしてストライカー専用の京だな

そこはむしろストライカー真吾＋オリジナル京＋京１＋京２で

偽京って何かやたらマイナーな食べ物が好物なんだっけ

あれは魚の名前らしい
ttp://www.ntv.co.jp/FERC/research/19980920/f1457.html
よくよく調べれば、クローンも魚が好きだとわかるというネタだったんじゃないか

>>894
「魚の中のDHAが充分に体内にあると、ストレスがかかっても攻撃性が上昇しない。」

京は魚好きだけどあんまり食べる機会がなかったから血の気が多いのかね
お母さん焼き魚食べさせてあげてよ

当時の4コマでは何か無気味な物だと思われていたような記憶が。>ホキメロ

ホットケーキとメロンの略というネタを見た記憶がある

くるしいよｗ

MIAに溝口参戦だそうだが

アテナ、京、誠で留年生チーム作れるな

真吾を忘れないでください

だって真吾はMIAに居ないもん

上手く理由を言えないけど真吾って3D映えしないキャラだと思う

草薙さん相手でも今年は負けないッス

慎吾のクセに火力高いのが鼻につく

ゲーメストのKOF攻略で毎年真吾の技にケチ付けて無くしたり弱体化させる京が面白かったｗ

真吾のくせに生意気だぞ〜

でも真吾はかなりタフな奴だとXIのED見て思った
顔面ボコボコでも一応立っていた
京はおもいっきりノビてたね…

きっと背後からキョォォォォッ！とやられたんだよ。
当たりどころが悪かったんだ。

京が真吾守ったから生きてんだよ

おかしいな、京は好きなのにその選択肢が全然頭になかったw

９８の公式ギャグ小説でも
京も庵も社も瓦礫に埋もれてダウンしてるのに
真吾だけＨＰ満タンで、ＨＰが残り数ドット残ったルガール撃破してたな

京とユキっていつＳＥＸすんの？

いや、単に彼女として何年過ごしてるんだと
倦怠期とかいうレベルをはるかに超えてると思うのだが

…本音言っちまえば子供ＫＯＦに参戦しねぇかなと

じゃあ大門の子供も参戦で

タン先生みたいに超必で巨大化して、大門サイズになりそうだ

MIA買った人どう？京の性能。今回もクラシックと二種あると聞いたが。

まだ発売してないよ、今月の26日発売
アーケードでは稼動したけどね

性能はまだなんとも言えないかな
でもノーマル京よりクラシック（闇払い使えるほう）の方がが人気は高いみたい

MIの京は服が･･･
素直にｲﾚﾌﾞｿのを3Dにしてくれ

ＫＯＦの家庭用の発売日も妙に良心的になったもんだね。
96〜2002くらいまではアーケード稼働から半年以上たたないと出なかったし。

まあ今回限りだと思うがね

開発が家庭用と同時進行ってーか、PS2で動くことを前提に作ってたらしいからな

MI京のアナザーは好きだな

アッシュ編でまた背中に日輪付きコスになったのは
いつまでも背中に月付きコスの庵に気を使ったのか

住人がお留守だぜ！

消える心配もなく厚遇当たり前のでずっぱりキャラですからのう
こまめに保守るだけの危機感もなくなるという。

溝口との特殊デモも発売前に公開されてしまったし。

02だけは酷かった･･･

まあね、でもアレはあれで良かったよ
それでも俺は絶対勝ちたい！って思えたし
あれほど真剣に研究＆練習したのは初めてだった

神塵の新ボイス”エリアだぜ・・・！”ってのが（・∀・）ｲｲ!!

02京はなんで最弱仕様？
あれは辛かった(´･ω･｀)

>>927
京がどうこうより周りの連中がおかしかったからな
02は使ってて楽しかったけど

>>926
「エリアだぜ」が何を言いたいのかわからんとです
暇な奴教えて下さるのです！

投げの範囲内だぜって言いたんじゃないか
もしくは俺の間合いだぜーとか