TOLのカッシェルたんはへたれムラサキ曹長カコイイ

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197名無したんはエロカワイイ
ジェイ「正面に、次の階層の入り口がありますね。 封印されているようです。」
ノーマ「はい、みんな集合。扉に手当てて〜。」
カッシェル「そんなことをしてもムダだ。」
ーボワンー
カッシェル「そこの扉を開けられるのは、俺が持っているこのカードだけだ。
       何が言いたいか、わかるな?」
モーゼス「ワレを倒しゃあ、万事解決っちゅうことじゃろが。」
カッシェル「貴様らに行き場はないと言うことだ。
       森にいたチンピラどもと、同じ目に遭わせてやる。」
モーゼス「こんのォ……!」
セネル「モーゼス、落ち着け。カッシェルはお前を挑発してるんだ。」
カッシェル「奴らが無様に命乞いする姿を、見せてやりたかったぞ。くっくっく。」
モーゼス「ググ……!」
ウィル「待つんだ、モーゼス!」
モーゼス「グラアアアアアッ!   なーんての。
       大丈夫じゃ。帰らずの森ん時と、今のワイは違う。」
セネル・ウィル「おお!」
カッシェル(…)
モーゼス「怒りで沸騰しそうなんは確かじゃが、闇雲に吠えても仕方ないんじゃ。
       確実にこいつを仕留めるにゃどうするか、そいつを考えんとのう!」
ウィル「その通りだ、モーゼス!」
クロエ「これでわかっただろう。今の私達を、前と同じだと思うな!」
カッシェル「フン。ならば俺も、少し本気を出すとするか。」
ードロンー
198名無したんはエロカワイイ:2006/02/04(土) 14:58:25 ID:AH3aAQQm
カッシェル「俺の通り名は「幽幻」。何者も、俺の姿をとらえることはできん。」
クロエ「まやかしをっ!」
カッシェル「くっくっく……。迷うがいい。惑うがいい。恐怖に震え、死ぬがいい!」
モーゼス「どうすりゃええんじゃ……!」
ジェイ「皆さん、ぼくに任せてください。」
カッシェル「任せろだと。貴様のようなガキに、何ができる!」
ジェイ(電球)「そこ!」バチーン
カッシェル「何っ!?」
セネル「分身が消えた?」
ノーマ「ジェージェー、すっご〜い!」
ジェイ「ぼくも身のこなしには自信あるんですよ。
     自分と他人の得意なことが重なるのって、気になりますよね。」
カッシェル「ほう……。」
ジェイ「どちらの実力が上なのか、確かめずにいられない。そうじゃありませんか?」
カッシェル「……面白い。ならば貴様の力、見せてもらおう!」シャッ
モーゼス「逃げんなコラァ!」
ジェイ「後を追いましょう!カードを手に入れないと!」

ジェイ「はっ!」
カッシェル「……なかなかやるな。」

ジェイ「皆さん、止まって!  せやっ!」
カッシェル「グオッ! バ、バカな……。」
ジェイ「こんなものですか?「幽幻」だか何だか知りませんけど、
     案外大したことないですね。」
カッシェル「おのれ……!」
199名無したんはエロカワイイ:2006/02/04(土) 14:58:59 ID:AH3aAQQm
ジェイ「いい加減、あきらめはつきましたか?」
シュッ
ジェイ「また分身ですか。どうやらネタ切れのようですね。」ズドン
カッシェル「ウッ!」
ジェイ「さて。時間もないことですし、かくれんぼは終わりにしましょうか。」
タッ(カッシェル逃げる)
ジェイ「やれやれ……。」

ジェイ「一周しちゃいましたね。」
モーゼス「もう逃がさんぞ。」
カッシェル「……ウオオオオッ!」

カッシェル(とどめ時)「なぜだ…この俺が…こんな負け方っ…」

カッシェル「ウ……ウ……。」
モーゼス「これであいつらも、少しは浮かばれるじゃろ。 ジェー坊。」
ジェイ「はい?」
モーゼス「ワレはクソ生意気で腹立つ奴じゃが、
       敵を討てたんは、ワレのお陰じゃ。
       ワレがおらにゃあ、分身攻撃を見破れんかったろうしの。」
ジェイ「何です、この手。」
モーゼス「ワレの仲間入り、認めちゃる。改めて、よろしく頼むわ。」
ノーマ「おお……ふたりの男が、戦いを経て、互いを……。」
ジェイ「何でぼくがあなたなんかと、握手しなくちゃいけないんです?」
ノーマ「……理解し合わなかったと。」
モーゼス「こんの、クソガキ!せっかくワイが感謝の意を示しとるっちゅうに!」
セネル・ウィル・クロエ・ノーマ「はあー……」
ノーマ「ウィルっち、やったんさい。」
ウィル「うむ。」
ポカ ポカ
『カードキーを手に入れた!』