FEシリーズ総合 オリジナル支援会話

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337名無したんはエロカワイイ
ターナ&ラーチェル支援C
[ターナ]
こんにちは、あなたがラーチェルね。
[ラーチェル]
あら、あなたはわたくしのことをご存知ですのね?
ロストンの麗しき聖王女、ラーチェルのことを。
[ターナ]
ええ、もちろんよ。
だって、みんながあなたのことを噂してるもの。
[ラーチェル]
まあ、どんな噂ですの?
『正義の美少女、魔物を退治するために颯爽と現る!!』…とか?
[ターナ]
うーん、ちょっと違うけど…。
でも、あなたの活躍はたくさん聞いてるわ。
戦場のどこへでも駆けつけて、みんなを助けてくれるって。
[ラーチェル]
そうですの!地道な活動がしっかり実を結んでいますわね。
……ところで、あなたはどなたですの?
[ターナ]
あ、ごめんなさい。自己紹介するのを忘れてたわ。
わたしはフレリアの王女、ターナよ。
[ラーチェル]
あなたがターナですのね!
確かにあなたからも、わたくしと同じ高貴なにおいを感じますわ。
[ターナ]
そ、そうかしら?
そんなこと言ったの、ラーチェルが初めてだわ。
[ラーチェル]
ターナ。同じ高貴な者同士、よろしくお願い致しますわね。
[ターナ]
ええ、こちらこそ。
よろしくね、ラーチェル!
338名無したんはエロカワイイ:2005/11/12(土) 00:43:52 ID:qNddFy7w
ターナ&ラーチェル支援B
[ターナ]
ねえ、ラーチェルは今まで
大陸中を旅してきたんでしょう?
[ラーチェル]
ええ、世界各地の邪悪を成敗し、正義を示すのは
神より与えられた大切な使命ですわ。
[ターナ]
そうなんだ…。
いいなあ、ラーチェルは。
わたしも、あちこち旅してみたいなあ。
[ラーチェル]
なら、すればいいじゃありませんの。
あなたの天馬をもってすれば、容易なことでしょう?
[ターナ]
そんな簡単にはいかないわ。
この戦いについてくるのだって、お父さまの目を盗むのがやっとだったし。
[ラーチェル]
まあ、ターナ!あなた、お父様に
フレリア軍への同行を許されてはいませんでしたの?
[ターナ]
…だって、きっと
お父さまは反対なさったに違いないもの。
[ラーチェル]
いけませんわ、ターナ!
ご家族に内緒で外へ出るなんて!
[ターナ]
だって…、だって
わたしはエイリークやエフラムが
心配だったんだもの。
大事な友だちが危険を冒して頑張っているのに、
黙っていられなかったんだもの…。
[ラーチェル]
それなら、残されたお父様が
どれほど心配なさるかもわかるでしょう?
[ターナ]
……ラーチェルなら、きっと
わたしの気持ちをわかってくれると信じてたのに!!
ラーチェルの意地悪、もう知らないわ!
(ターナ消える)
[ラーチェル]
あ、お待ちなさい、ターナ!
…… ……
ふう、困ったものですわね…。
339名無したんはエロカワイイ:2005/11/12(土) 00:44:35 ID:qNddFy7w
ターナ&ラーチェル支援A
[ラーチェル]
ターナ。
[ターナ](ラーチェルに背を向ける)
………
[ラーチェル]
そのままで結構ですから、
聞いてください、ターナ。
[ターナ]
………
[ラーチェル]
わたくしも、以前はあなたと同じように
旅に出ることを夢見ていましたのよ。
[ターナ](ラーチェルの方へ振り向く)
……ラーチェルも?
[ラーチェル]
ええ。わたくしは、幼い頃から両親のことを聞かされながら育ちました。
わたくしの両親は、人々を守るために
闇の樹海からさまよい出る魔物を成敗していたそうですわ。
[ターナ]
……
[ラーチェル]
わたくしも、早くお父様やお母様のようになりたい、
ロストンだけでなく、大陸中を巡って
邪悪に悩まされている人々を助けたい…。
幼い頃から、ずっとそう願っておりましたの。
けれど、叔父様や従者のドズラは
わたくしが旅に出ることを決して許しては下さらなかった。
…ですから、わたくし一計を案じたのですわ。
[ターナ]

[ラーチェル]
王宮に出入りする行商の積荷に紛れて
こっそり城出したのですわ。
[ターナ]
し、城出!?
[ラーチェル]
ええ。王宮の外になら、わたくしを求める者が…
救いを求める善良な民がきっといるに違いないと思っていましたの。
けれど、邪悪を成敗するどころか、逆にわたくしが
邪悪な者に囚われてしまったのです。
[ターナ]
え、えええ?
[ラーチェル]
わたくしが紛れ込んだ隊商は、カルチノのものでした。
彼らはわたくしがロストンの聖王女だと知り、
王宮から身代金を取ろうと企てたのですわ。
[ターナ]
そんな…。
340名無したんはエロカワイイ:2005/11/12(土) 00:45:24 ID:qNddFy7w
[ラーチェル]
交渉は順調に進みました。
いよいよ金品とわたくしを引き渡すというその時、
取引場所に現れたのは…ドズラでした。
ドズラは屈強の戦士ですから、
きっと、わたくしの命を盾に取る邪悪な輩を
その場で成敗してくれるものだと思っていました。
…けれど、ドズラは何もしませんでした。
ただ、身代金とわたくしを交換しただけ。
[ターナ]
どうして? どうしてドズラさんは
誘拐犯をやっつけなかったの?
[ラーチェル]
わたくしはドズラを責めました。
『何故、邪悪を成敗しなかったのか、何故、彼らを見逃したのか』と。
しかし、ドズラはこう答えたのです。
『ラーチェル様、邪悪を成敗するよりも、もっと大切なことがあります。
それは、ラーチェル様の御身の安全です』
[ターナ]
……!
[ラーチェル]
そして、それは叔父様の判断だとも教えてくれました。
叔父様は、わたくしを守るために邪悪を見逃したのです。
[ターナ]
そんなことが…あったんだ…。
[ラーチェル]
それから、わたくしは悔い改めたのですわ。
決して、叔父様やドズラを心配させることがあってはならないと。
[ターナ]
で、でもラーチェルは
わたしたちに会う前からずっと旅をしてたんでしょう?
それじゃあ、やっぱり心配させてしまうんじゃないの?
[ラーチェル]
ええ、旅に出ることはわたくしの夢でした。
決して諦めることなどできませんわ。
ですから、努力したのです。
[ターナ]
努力…?
[ラーチェル]
そう。叔父様から旅の許しを得るために必死に努力をしたのです。
わたくしが王宮の外に出ても、大丈夫だと。
危険を退けられるだけの力がわたくしに備わっているのだと
信じていただけるように。
そして、やっと叔父様にその努力と実力を認められて
ドズラを伴うならと、条件付きで許していただいたのですわ。
341名無したんはエロカワイイ:2005/11/12(土) 00:45:55 ID:qNddFy7w
[ターナ]
……… そう…だったんだ…。
わたし、お父さまに認められようと頑張ってなかった。
天馬にだって乗れるし、槍だって扱えるのに
どうしてわたしだけ、って思ってばっかりだった。
でも、そうじゃなかった。
わたしがみんなを心配させるようなことをしちゃうから、
だから、許して下さらなかったのね…。
[ラーチェル]
ターナ。フレリアに帰ったら、お父様にご自分の成長を見ていただきなさい。
きっと、国を出る前のあなたとは別人のようだとお思いになりますわ。
危険を退けられるだけの力があなたにも備わっているのだと。
そうしたら、きっと旅に出ることも許してくださいますわ。
[ターナ]
…そうかしら?
[ラーチェル]
ええ、わたくしから見ても、あなたは
この軍の中でも1、2を争うほど成長したと確信していますわ。
まして、大切な娘の大きな成長を、父親が見逃すはずはありませんわよ!
[ターナ]
なんだか、ラーチェルがそう言ってくれると、
本当にそんな気がしてくるわ。
[ラーチェル]
もちろん、その通りになるに決まってますわ。
そして、旅立ちを認められた折には、一緒に成敗の旅に出ませんこと?
[ターナ]
えっ、ラーチェルと?
[ラーチェル]
ええ、わたくしと、ターナと…。エイリークを誘ってもいいですわね。
わたくしがついているんですもの、きっと素晴らしい旅になりますわ!
[ターナ]
うん、絶対に楽しいわ!
ラーチェル、約束よ。きっと一緒に旅をしましょうね!
[ラーチェル]
ええ、お約束いたしますわ、ターナ!