【うほっ】FE紋章のビラクはホモカッコイイ【いい男】

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783アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜
私にとってハーディンは初恋の相手だった…ずっと好きだった…
なのにハーディンはビラクとかいういい男にのめり込んでしまった
確かにビラクはいい男だ、けど私というものがありながら〜〜〜(涙)
いや、それよりもハーディンをアソコまで苦しめたのはニーナだ
アカネイアの王女だからというわけでとりあえず優しくしたが付け上がりよってハーディンに色目を使うとは…
おかげでハーディンの人生が滅茶苦茶だ…

峠の戦いではビラク達狼騎士団は見逃してやった…皆ハーディンが大好きだから戦おうとしてたのにすまない
私はハーディンを倒さなければ…私というものがありながらビラクと…ううっ

そしてパレスにて…ハーディンは目が充血してたせいか、それとも私が仮面をしてたせいか私の正体には気が付かずグラディウスを向けてきた…
しかし私ももう引くわけには行かない…私もまたメリクルソードを彼に向け…突撃した!
ハーディンがグラディウスで突いてくる…しかし私も負けない、メリクルで彼に切りかかり
そして最後…私はハーディンのうしろに回り込みメリクルをつきたてた…

シリウス「発射…するよ…」
ハーディン「アッ-!」
784アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜:2006/09/16(土) 23:50:20 ID:clunRZvw
彼は最後…ビラクと…そして私の名を呼び…愛してると言い残し息を引き取った…
私は泣いた…好きだったのに自分が彼を手にかけてしまったことを…

でもまだ、悲しんでいるときではない…全ての悲劇の元凶である悪魔…
そう、ニーナを倒すまでは…

そして竜の祭壇にて衝撃の事実を知ることになる…
ニーナは…実はメディウスの美人局だったという衝撃の事実を…

お前のためにどれだけの人間が苦しんだか…

許さない…ぶっ殺してやる!!

私はひたすら切りつけようと突撃した…しかし彼女のトロンの魔法は強力だった
まともに近づけばやられる…だが、それを承知の上で私は彼女に向かって切りかかった
そして、トロンの電撃が私に直撃した…
もうここまでなのか…
私にはまだまだ遣り残したことがあるのに…

でも…これは報いなのか…

すまないハーディン…君の元へ行ったらいっぱい謝らなきゃな…

私は死を覚悟した…いや、一度死んだ身とはいえ今度こそ終わりだと思うと辛い…
785アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜:2006/09/16(土) 23:51:19 ID:clunRZvw
その時だった…


うしろから無数の矢が放たれそのうち数本がニーナに命中した
ニーナ「あっ…あなたたちは…」


ザガロ「貴様…なぜハーディン様を苦しめた?野心にとりつかれたか!」
ロシェ「オレルアン騎兵隊のロシェだ 戦いたくはないがあなたはハーディン様の仇 許してくれ…」
ウルフ「オレルアン騎兵隊長のウルフだそのくびもらった!」
ビラク「我らがいるかぎりシリウスには指一本触れさせない!」

シリウス「おまえたち…なぜ…?私はハーディンを…」
ロシェ「あなたはニーナに全てを狂わせられた」
ザガロ「あなたも我々同様あの女の被害者だ」
ウルフ「お前もハーディン様のことを愛していた、それだけで十分だ」
ビラク「ふたを開けてみればなんのことはない あなたも俺達の大事な仲間だ!!」

シリウス「みんな…」
786アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜:2006/09/16(土) 23:51:55 ID:clunRZvw
そうだ…私は一人じゃない!!

いくぞ!!

ウルフとザガロがニーナに矢を放ち重傷を与えた…そしてとどめは我々の…


シリウス「いくぞ、ロシェ、ビラク」
ロシェ「うん!」
ビラク「おう!」
一同「トライアングルーーー!!アタァーーーーーーーーーック!!!!!!」

ニーナ「グワッ・・・・!
ナゼダ・・・・・
ナゼ・・ワタシガ・・・
コウモ・・カンタンニ・・
コレガ・・ ビラクノ・・
・・グラディウスノ
チカラダト・・イウノカ・・・
ダガ・・ホモタチヨ
オボエテオケ・・・
オマエタチニ ソノイヤシイ
ココロガ アルカギリ・・・
グラディウスハ フタタビ ウシナワレ
ワタシハ チノソコカラ
ヨミガエッテ クルダロウ・・・
ソノコト・・・・
ワ・ス・レ・ル・ナ・・・ 」
787アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜:2006/09/16(土) 23:54:32 ID:clunRZvw

戦いは終わった…そして私の初恋も…

いや、奇跡は起こった…

エリス「皆さん…このオームの杖なら失ってしまった大事な人を生き返らせることが出来ます…」

もちろん答えは決まっていた
そして私たちは一番愛している人の名を一斉に叫んだ…




こうして、後に英雄戦争とよば
れた永く悲惨な戦いは、ようや
く終末の時を迎えた。
788アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜:2006/09/16(土) 23:55:29 ID:clunRZvw
それから数ヵ月後…

ハーディン「どうしても行ってしまうのか?」
シリウス「ああ」
ロシェ「バレンシア大陸…」
ザガロ「そこにいる女性の元へ行っちまうのか…」
シリウス「…そうだ、世話になった礼もロクに返せてなかったからな」
ウルフ「また会うときにノンケになってたら俺は泣くぜ」
シリウス「それなら問題ない、記憶を失っていた時もホモは相変わらずだったしな」
ハーディン「ビラクは…結局来なかったか…」
シリウス「仕方ないさ、私は一生許してはもらえないかもしれないな」
ハーディン「そんなことはないと思うがな…」
ロシェ「シリ…いやカミュ将軍…お元気で」
ザガロ「また会おう」
ウルフ「ご武運を!!」
ハーディン「カミュ将軍に…一同、敬礼!!!!!!」
789アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜:2006/09/16(土) 23:56:44 ID:clunRZvw
そして私はバレンシアのソフィア行きの船へ乗ろうとしたとき…
???「待ってくれ!」
シリウス「…!?お、お前は…」
ビラク「よかった…間に合ったか!!」
シリウス「どうして…」
ビラク「これを渡したくってな!」
シリウス「これは…グラディウス!!」
ビラク「そうだ、これを渡したくってな…」
シリウス「いいのか…?」
ビラク「あとで勝手に持ち出したことを叱られちまうかもしれないが
一番ふさわしい男に使って持ったほうがこいつも喜ぶってモンだ!」
シリウス「…ありがとう、ビラク」
ビラク「いつか帰ってきたら、また暗黒戦争の頃みたいに手合わせしてくれよ!」
シリウス「ああ、約束する
全てを終えたら必ず、またここに帰って来る来る」
ビラク「元気でな…また会おう!」
790アカネイア英雄戦記〜もう一つの結末〜:2006/09/16(土) 23:57:51 ID:clunRZvw
この戦争に参加した英雄達の
物語は、後の世の多くの人々に
感動を与え、涙を誘った。

アカネイア英雄戦記・・・・

これは、大陸の運命をかけて
戦った若き戦士達の、愛と
勇気の物語である・・・・。


〜Fin〜