フリーゲーム紹介依頼スレ Part33

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949名無しさん@お腹いっぱい。
私がらんダンの信者だって?それはとんでもない誤解だ。
アンチというのも的外れ。なぜなら私は合理的なものを愛しているだけだからだ。
だから当然、らんダンに山ほどある小さな欠点についても認識している。
しかし細部の欠点など気にならないくらい、らんダンには太い背骨が一本通っているからな。
そこが何より重要であり、みみずやくらげのようにのた打ち回っている他の数多のゲームとの決定的な違いだ。

わからないなら例え話をしてあげよう。
ダンジョンの中で道が3つに分かれていたとする(見た目は全て同じ)。
1の道には武器と盾、2の道にはボス、3の道には回復&セーブポイントがあるとする。
さて、この分かれ道の存在は合理的だろうか?
プレイヤーはどこに何があるのか予想できないのだから、
結果的に全ての道を確認することになるだろう。つまり分かれ道は無意味ということになる。
情報が足りなくて「迷う」だけでなくさらに「間違える」ことまで
プレイヤーに押し付けてしまうゲームの罪は重いのだ。
このような不要な「迷い」と「間違い」は、ダンジョンの構造だけでなく
ありとあらゆる場面で発生する。

ゲーム開始早々、こんな質問をされたことはないだろうか?
「主人公の職業と武器を選んでください」。
選べるはずがない。それぞれの職業や武器が、実際的に
どの敵、どの場面でどう有効なのかわからないのだから。
更に、ある職業や武器だけが圧倒的に強かったり、弱かったりしたらどうだろう?
逆に、どの職業や武器を選んでも全く同程度の強さだとしたら?
結局のところ、そのような選択は「無意味」だという結論になるのだ。

らんダンは上記のような、愚かで、しかし非常にありがちな構造的欠陥
(「迷い」と「間違い」の押し付け)を徹底的に排除することで、
フリゲ界で最も偉大なRPGとまで言われるようになった。
ゲームに携わるものなら誰もが最大級の賛辞を送るべきだろう。