中学生が小学生向けに作った作品という印象です。
【ストーリー】
・テキストがかなり稚拙
・展開に必然性やバックボーンが乏しく無理がある
【グラフィック】
・随所に一枚絵が挿入されます。が画力に乏しく雰囲気を出すに至ってない
・マップなども見慣れたフリー素材なので特筆する点はない
【サウンド】
・選曲に統一感がなくセンスが感じられない
・個々の曲に関してもシーンに合った曲をもっと選べるはず
・ゲーム自体の容量の80%がMP3音源。曲数を突っ込むよりも場面に合った曲を用いる方が遙かに重要。もっとどうにかならなかったのか
【システム】
・エンカウント率が高く快適とは思わない
・無意味な英語のコマンドはどうなのか
・ツールの特性上だが、全画面起動が煩わしい
【オリジナリティ】
・ほとんどツールのデフォルトのまま
【総評】
特に引き込まれる要素はない。
ストーリーとテキストの構築に難があり、とてもあり得ない会話や展開が多すぎる。
ストーリー重視というならもっと練り込むべき。
【その他】
他のレビューの大多数が明らかに過剰に持ち上げているが、レビュアーは作者の事を考えているのか。
ほかにもっともっと工夫が凝らされた名作が星の数ほどある。
こんな適当なレビューばかりでは間違いなく作者の為にはならない。
異常なまでに絶賛するレビューが多数あるので、期待を持ってプレイしてみました。
まず良いと思った所ですが、移動速度が速いのはゲームとして良いと思います。他にもオートバトルがある。これも良い所だと思います。
他にもクオリティ低めではありますが、顔グラフィックや一枚絵があり全てオリジナルです。
制作ツールがツクール2000なので解像度が低く迫力に欠けますが、オープニングは凝った作りなので見応えがあるかも知れません。
次にちょっと引っかかった所です。
開始早々から稚拙なテキストと無理のある展開が私を引き込む事なく進んだのち、
最序盤からいきなり広めのダンジョンに投げ出されました。
道中はエンカウント率が高く、戦闘音楽・効果音の選曲センスのなさ、戦闘アニメの悪さもあり、お世辞にも快適とは思えませんでした。
何より敵キャラの回避率設定がおかしい。全体攻撃なのに半数の敵キャラが回避するような現象が頻繁に起こります。
で、メニューを開くとなぜかコマンドが英語。
少々辛口かも知れませんが、とても続けてプレイしようという気は起きず、30分程度が限界でした。
連載中の今作ですが、作者様にある程度の才能は感じるので、次回作に期待したいと思います。
制作頑張って下さいね。