【ﾛｰｸﾞ?】Elonaｽﾚ　その181【ﾙﾅﾄﾞﾝ?】

少女と、妹は、ひょろひょろと身体を起して、プレイヤーの前に進み出たのでした。
お互いにぐったりとした身体を、背中で凭れ合って、戦闘を始めたのです。
戦闘をすれば、昔のように、キュラリアがもらえると思ったのです。
少女も、妹も、よろけながら一生懸命です。
けれども、少女も、妹も、ついに動けなくなってしまいました。
じっと身体を横にしたまま、パルミアの空に流れる雲を見つめているのがやっとでした。
その頭の上を、またもエヘカトルが、ごうごうとパルミアに攻め寄せてきました。
「うみみゃあをやめろ」「うみみゃあをやめてくれえ。やめてくれえ」　
その少女と妹も、今は、このすくつの下に、静かに眠っているのです。

ロミアスは、ニヤリと笑いながら、私にこの話をしてくれました。