面白いフリーソフト レビュー&攻略質問スレPart173

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159名無しさん@お腹いっぱい。
フランスはカトリックの国である。ワスプとイングリッシュはカトリックを毛嫌いする。しかし、同じカトリック教徒
であっても、フランス人だけは別格扱いだ。アイリッシュやポーランド系やイタリア系やラテン・アメリカ系の
低学歴で子沢山で貧乏な下層白人に対しては差別感を持っているがフランス人には持てないのである。
もちろん、アメリカにも上層イギリス人も移民している。植民地時代にド・フォレスト家やラ・フォーレット家のような
フランス系のイギリス貴族出自の者が、ボストンあたりに名家として存在し、今も威張っている。彼ら、アメリカの
WASP上流階級(当然、非ユダヤ系)は、イギリスの植民地時代からの名家である。真偽のほどはわからないが、
「自分たちは、下層白人を管理するために派遣されてきた総督の家系だ」と主張している。イングリッシュ系でも
スミス家やカーライル家のなどの名家が存在する。このような経緯で、アメリカ人のフランス人へのコンプレックス
には相当激しいものがある。例えばアメリカの有名大学町や、ニューヨークの財界人のパーティーでは上流階級の
奥様方はわざとフランス語で会話する。そこまでフランスに対するアメリカ人の劣等感は激しい。私たちは日本人は
この事実を「アメリカ白人の弱点」として知っておくべきである。
副島隆彦「ハリウッド映画で読む世界覇権国アメリカ(上)」P314〜317