〜戦人亡霊説〜
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探偵視点以外には嘘が混じる可能性がある、
戦人が黒い布を親方様と間違えたとかなんとか。
この物語は…探偵によって確認されればその存在が証明される…。
でも、探偵自身が、自分を証明するのはどうやったらいいんだ?
我思う故に我ありなんていうけど
精神的な、観念的なソースとなる何かは、物語中にあるんだろうさ。
だけど、それは亡霊であってもかまわないよね。
いわゆる観念だけの存在で。
客観的に、自分は肉体を持った、生身の人間であるということを証明するためには
自分の目で自分の体を見る行為、つまり「鏡」がいるんじゃないかとおもう。
そんな理由があって、ベアトリーチェがEP2で鏡を割らせたんじゃないかと思う。
EP5で、ヱリカが戦人にさんざん話しかけた気がするけど、その会話の全てが戦人視点のものだとしたら、
たとえば書庫でのヱリカとのいちゃつきとかも戦人から見た幻想とか、
18人を一堂に集めて自己紹介するところとかも、同じく戦人から見た幻想だとしたらどうか。