魔女絵羽抜粋
魔女絵羽
・“懐かしき故郷”は、私たちの想像をきっと裏切らない。お父様が唯一懐かしむ過去は少年時代だけ
・“鮎の川”は水の流れる川かどうか、わからない。鮎という言葉がややこしいなら忘れて。川で考える。
・“家系図”という連想は悪くない。その要領で川から連想するものを、他にも考えて
絵羽
・川じゃなかったら鮎は泳げない。鮎が泳げるってことは海まで繋がってる
・川魚だけど、海に出る。海まで。…いえ…でも…え…?
魔女絵羽
・気付いた?でもうろ覚え。書庫で調べれば確認できる
絵羽
・それが“鮎の川”なら。鍵は6文字の単語かもしれないなら。
・鍵が本当にその川に眠ってるというの?地図帳を調べなければ。
・“何から”6文字を間引くか?
魔女絵羽
・碑文の謎なんて大層に考えないで。子どものなぞなぞだと思って
・下らなくて低脳ななぞなぞ遊びだと思って。
絵羽
・…え、…ぁ。…あれは確か、…何だっけ、書庫で調べればすぐにわかる。
魔女絵羽
・後はそれが正しいか(書庫で)調べるだけ。
魔女絵羽
・蔵臼と留弗夫は気付かない
・霧江はわからない。楼座もわからない。
絵羽
・ばらばらとページを捲る「…う…これ…“鮎の川”…?」なるほど…。鮎の川とはそういう意味なのね。
・川を下ればやがて里あり…。…里って何?里ってどういう意味?!この“川”を下ると里なんてあるの……?!
・…ぁ…ぁあぁぁぁ…!!
魔女絵羽
・その里にて、二人が口にし岸を探れ。“岸”
絵羽
・岸…岸…!これは全然6文字に満たない
魔女絵羽
・それを6文字で読める方法を考えなさい。思いつかないなら調べなさい
絵羽
・…1、2、3、4、5、6…。見つけた。これが黄金郷への鍵!!
・その鍵を挿す鍵穴は、あそこしかない。
・生贄に捧げるのは、きっと、あれ。