ラヌアルピニ
をプレイしているものの、これまた何とも…。
前作のケランジェロ洋服店がこの上無い程のクソゲーだった為、かなり窺った姿勢でプレイを開始。
しかし、そこまでは悪いものではなかった。
アトリエ系をやろうとしている事はすぐに理解できたし、インターフェイスも悪くない。
しかし…そのままプレイを続けていると、とにかく「おもしろくない」ゲームだという感覚がわき上がってきた。
「つまらない」のではなくて、とにかく「おもしくろくない」(クソゲーに対するような怒りは湧いてこない)。
物を売って資金を稼ぐのだが、この資金の使い道は借金返済のみ。ただひたすらに取られるだけ。
稼いだ資金で有利になるアイテムを買ったりという楽しみが全く無い。
服を作る際の成功率はセーブロードをする回数が増減するだけの枷でしかない。
(プレイすれば分かるが、作者側がセーブロードを推奨しているような節がある)
材料を取りに行く → 服を作る → 売る → 借金返済で全部持って行かれる
この単純作業にどれだけ耐えられるかといったゲーム。
原点とも言えるマリーのアトリエ系は、各所に飽きさせない様に工夫がしてあるが、
このゲームには全くそれが見られない。とにかく同じ作業を繰り返すだけなのだから困ってしまう。
インターフェイスがそれなりに良くても、ゲーム設計が駄目だとプレイヤーは全く楽しめないという一例かもしれない。