サーモスタットとヒーターの使い方を覚える
私の世代では当然、旧式のバイメタル式サーモスタットが主流だった時代。
ヒーターは空気中では絶対に通電をしてはいけません。
また、本体はガラス製のため、取り扱いには注意しましょう。
水の温度の設定は、摂氏18度を下回ると、シーマンは凍え死んでしまうので、
おおむね22度から24度を保つとよいでしょう。
バイメタル式サーモスタットの調節は上にあるつまみを回して行うが、
適切な温度になるように調節するのは難しく、水温計を頼りにして、
どの温度でサーモが切れるかを何度か試行錯誤する必要がある。
シーマン 5400
ある日、シーマンが死んでぷかぷか浮いていると思ったら、
水の温度が異常に高い!よく見ると、室温は18度なのに、
水温は42度(水温計の針は右側に振り切れていた)!
実は、サーモスタットの故障で、サーモが入りっぱなしになっており、
茹でシーマンにしてしまったと。
サーモスタットの故障はいつまでたってもサーモが切れない状態で、
ヒーターはぐんぐん過熱状態となり、水槽の水温が高くなりすぎるというトラブルも。
こうなると、熱帯魚は茹で上がりの状態となり死んでしまいます。
バイメタル式サーモスタットの故障
経年劣化、何らかの原因でバイメタルが
くっついたまま離れなくなると、いつまでたっても
ヒーターが切れないまま、ぐんぐん加熱してしまうため、
その結果、水温が異常に高くなり、熱帯魚が
人間で言うと熱中症の状態となって死んでしまう。