【元祖】ふぁるこむ14代目(^-^)/

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100名無しさんの野望
>>97
当時のPCにはグラフィックの描画に必要なハードはなにも搭載されていなかった。
スプライトやスクロールもなかったわけ。
回転縮小も全部無い。
それで実際はその機能をソフトで実現していた。
当時はそれは凄いことだったのだ。
イース2ではアニメーションさえも行っていたのだ。
背景の2重スクロールとかな。
今みたいにMPEGとか一切存在しない時代にだぞ。
PCでアクションゲームを作るという点で既に他から抜きんでていた。
技術力でも一級だった。
ただしそれは本質ではない。だからイースは評価していない。
システム面があまりにも単純で考え抜かれた上で成り立ってはいなかった。
ザナドゥでは、出現するモンスター全てに攻撃力や出現アイテムなど設定しており。
同じモンスターが存在しないほど練り込まれ、バランスが取れていた。
あの仕事は二度と出来ないだろうと思うほどだ。
現在のRPGにも勝とも劣らない程、
アイテムやモンスターの設定は奥深く本格的だ。
D&Dや指輪物語とかウィーザードリィなども十分研究している。
レベル表示の変わりに称号を用いた点も雰囲気を大事にしている証拠でもある。
また、RPGで在りながら何度もプレイできた。
そのたびに新しい発見があったものだ。
あれはドラゴンスレーヤーシリーズと銘打たれていたが、
後のソーサリアンとならんで名作であることは間違いない。
当時にしては音楽も優れていた点も見逃せない。
弱点が存在しなかった。
唯一弱点なのは、その難解さだろう。
当時は難しい程良いゲームであったから、そのように調整されていたのだろう。
しかしあの難しさは心地よかった。
理不尽にエンカウントを多くしてとかそう云う安易さではなかったから。
全て計算されて配置されていたのだから、パズルを解くように解決できるようになっていたのだ。
今はああいった間口の狭いゲームは受け入れられないだろうが。
コアなファンなら今でも作って欲しいと思うゲームだ。
硬派という言葉がピタリと当てはまる。