AoCについて語ろう 第15幕

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340名無しさんの野望
操作量について
操作量っていうのは高校あたりの数学によく似てます。
・画面を見る
・何をするか考える
・操作する
っていうプロセスを、
・問題を読む
・どう解くか考える
・答案を書く
って考えてみましょう。

 何かが起きて 何をすればよいか考える時、それが数学の問題で、類題を解いたことがあれば同じパターンですぐに対処できますよね。あるいは公式を知っていれば途中の処理を猛烈に短縮できますよね。AoCでもそこが非常に良く似ていて、似たような状況を以前に経験している場合、そこでその現象に対してどうしたら良いのかを考えるのに必要な時間が極端に短くなります。というよりも「考えないで」対処できると言った方が正確かもしれません。当然、上記「操作のプロセス」は早く回転して、操作量は多くなりますよね。逆に、全く経験の無い事が起きた場合それは、公式を何も知らずに数学の問題に取り組むのに良く似ていて、ものすごく長い時間考えなければ正しい答えを出す事が出来ません。そしてゲームは待ってくれませんからやけくその回答を出す事になり、無情にもそれは間違っている場合がほとんどです。
 記憶の倉庫から、適当な公式を引っ張り出すのにかかる時間とか、一つの公式を記憶に定着させるまでに何回くらい練習が必要か、こんなところでほんの少し、才能とでもいうべきものが影響します。でも、微々たるものですよね。操作量の差を先天的な才能の差と思ってへこまないでください。相手のほうが操作量が多いのなら、99%それはプレイキャリアの差です。より幅広い公式のレパートリーを増やすためにもぜひ実力相応、ちょっと厳しいかなくらいのゲームに入りましょう。掛け算九九だけ極めても、数学はなかなかツラいですよ。