ローグ系のRPG パート3

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>>582
うーむ、では続きを。

歌姫・沙柳ちゃんは自称吟遊詩人の冒険者。最近はオークの洞窟の
15階付近で宝探しをしています。今日はたまたま見つけた防衛者の
バスタードソードを試してみようと考えていました。今まではジョーンズ博士の
ムチを使っていたのでこんな大剣は初めてです。細腕の彼女にはギリギリです。
「さて、行きますよっ。えぇぇ…」
「ポイズンブレース!」 シュゴォォォ!
「ファイアーブレス!」 ブォァァァ!
「……」
ペットのおろち君とすぺくとる君が大活躍です。でもこれでは修行になりません。
「とほほ…これじゃあいつまでも下のほうに行けませんよ〜」
そのときです。通路をたくさんの「%」が覆っているではありませんか!
「すぺくとるちゃん、ちょっとつついてみて!」
「なんで僕が…」
しぶしぶすぺくとる君が小突いてみると、電撃攻撃と麻痺攻撃をやってくることが
石英の壁だとわかりました。しかもそうしてる間にもにょきにょきと増えています。
「この剣なら麻痺も電撃も怖くないから、いけるかも知れませんねっ」
言うや歌姫・沙柳ちゃんはすぺくとる君を押しのけて石英の壁に切りかかりました。
「えぇぇぇぇい! てやーっ! どりゃーっ!」

「や、やりました〜。疲れた〜。」
1時間以上をかけ、ようやく石英の壁を全滅させました。
これによって歌姫・沙柳ちゃんのバスタードソードは初心者から!熟練者に
なったのでした。めでたしめでたし。